JP5690312B2 - 局所精密空調装置 - Google Patents

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Description

本発明は局所精密空調装置に関し、詳細には、内部の作業雰囲気を外部雰囲気から隔離した封じ込めを行う装置に関する。
医薬品、電子材料、半導体などの製造プロセスでは、特殊な環境条件が必要であり、しかも、危険物を取り扱うプロセスもある。
このようなプロセスでは、環境の維持および危険物の漏洩の防止のために封じ込めを行う必要があり、アイソレータやグローブボックスなどの、筐体の内外間で気密性の高い高気密装置を用いていた(特許文献1)。
特開2004−321111号公報
しかし、従来の高気密装置の筐体は、その高気密性を確保するために全溶接で形成され、窓等のガラス部には、漏洩防止用の特殊な配慮が必要であるため、製造コストが高い。
しかも、重量も重く、メンテナンス性や作業性が悪いという問題もある。
本発明は上記事情に鑑みなされたものであって、製造コストが安価で、しかも重量が軽く、メンテナンス性や作業性に優れた局所精密空調装置を提供することを目的とする。
本発明に係る局所精密空調装置は、筐体と樹脂製シートとの2重構造で作業空間を外部空間から仕切り、この2重構造の仕切りによって作業空間と外部空間との間に形成された中間部分の雰囲気圧力を、作業空間の雰囲気圧力や外部空間の雰囲気圧力よりも低く調整することで、作業空間の内部の気体等を中間部分に流れ込ませたとしても、外部空間にまでは漏らさないようにしたものであり、これにより筐体を簡易な構造として、製造コストを安価で、しかも重量が軽く、メンテナンス性や作業性に優れたものとしたものである。
すなわち、本発明に係る局所精密空調装置は、枠状の骨格部材と樹脂製の板状部材とによって形成された、外部空間と閉じられた内部空間とを仕切る筐体と、前記内部空間に、前記内部空間よりも狭い作業空間を仕切る樹脂製シートと、外面が前記作業空間に露出し内面が前記外部空間に露出して前記作業空間と前記外部空間とを隔てるように、前記外部空間と前記作業空間との間を貫通して開口した作業孔に取り付けられた、前記内面の側から作業者が着用するハーフスーツと、前記作業孔と前記ハーフスーツとの間に、前記作業孔および前記ハーフスーツの全周に亘って密着して配置された中空環状の仕切り部材と、
前記仕切り部材の中空部分の雰囲気圧力をP5、前記外部空間における雰囲気圧力をP4、前記ハーフスーツの内面の側の雰囲気圧力をP1、前記作業空間の内部の雰囲気圧力をP2、前記外部空間と前記作業空間との間に形成された中間部分の雰囲気圧力をP3としたとき、これら各雰囲気圧力P1,P2,P3,P4,P5が下記式(1),(2),(3)を満たす大小関係となるように、雰囲気圧力P1,P2,P3,P5を調整する圧力調整装置と、を備えたことを特徴とする。
P1≧P4>P3 (1)
P1>P2>P3 (2)
P5>P1 (3)
本発明に係る局所精密空調装置によれば、低コストで、重量が軽く、良好なメンテナンス性や作業性を実現することができる。
本発明の一実施形態である局所精密空調装置示す模式図である。 仕切り部材と突起とをOリングで締め付けて、ハーフスーツを作業孔に取り付けた状態を示す要部断面図である。 2重構造のハーフスーツの例を示す要部断面図である。 仕切り部材を備えない構成でハーフスーツを作業孔に取り付けた状態を示す要部断面図であり、(a)は図1相当の1重構造のハーフスーツの場合、(b)は図3相当の2重構造のハーフスーツの場合、をそれぞれ示す。 ハーフスーツを作業孔に固定する他の構成の例を示す要部断面図であり、(a)は作業孔に突起が取り付けられているものの例、(b)は作業孔に突起が取り付けられていないものの例、をそれぞれ示す。
以下、本発明に係る局所精密空調装置の具体的な実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
本発明の一実施形態に係る局所精密空調装置100は、図1に示すように、枠状の骨格部材11と透明な板状部材12とによって形成された、外部空間R4と閉じられた内部空間Rin(後述する中間部分R3および作業空間R2)とを仕切る筐体10と、内部空間Rinに、内部空間Rinよりも狭い作業空間R2を簡易に仕切る樹脂製シート20と、外面31が作業空間R2に露出し内面32が外部空間R4に露出して作業空間R2と外部空間R4とを隔てるように、外部空間R4と作業空間R2との間を貫通して開口した作業孔18に取り付けられた、内面32の側から作業者が着用するハーフスーツ30と、作業孔18とハーフスーツ30との間に、作業孔18およびハーフスーツ30の下端縁33の全周に亘って密着して配置された略中空環状の仕切り部材40と、仕切り部材40の中空部分R5の雰囲気圧力をP5、外部空間R4における雰囲気圧力をP4、ハーフスーツ30の内面32の側の空間R1の雰囲気圧力をP1、作業空間R2の内部の雰囲気圧力をP2、外部空間R4と作業空間R2との間に形成された中間部分R3の雰囲気圧力をP3としたとき、これら各雰囲気圧力P1,P2,P3,P4,P5が下記式(1),(2),(3)を満たす大小関係となるように、雰囲気圧力P1,P2,P3,P5を調整する圧力調整装置50と、を備えている。
P1≧P4>P3 (1)
P1>P2>P3 (2)
P5>P1 (3)
ここで、骨格部材11は、外周輪郭の、主に辺に相当する部分に配置される骨組みとなる金属製の構造部材であり、それぞれは例えば断面の輪郭がL型形状や中空または中実の矩形形状の細長い部材であり、全体として枠(フレーム)状に形成されている。
この骨格部材11が枠状に形成されている状態では、個々の細長い部材同士が、比較的簡易な溶接やろう付けやボルトおよびナット等で接合されることにより組み立てられている。
なお、骨格部材11は、主に金属製であるが、例えば、アルミ合金などの軽量な素材で形成されている。
一方、板状部材12は、骨格部材11で縁取られた中空部分を塞ぐように形成された、例えばアクリル樹脂、塩化ビニル樹脂、ポリカーボネート樹脂等の樹脂製の透明な板状体である。
そして、骨格部材11と板状部材12とは、接着剤などの接着部材やボルトおよびナット、ビス等の締結部材によって接合されている。
これら骨格部材11と板状部材12とが接合されて、図示の上側部分においては、直方体箱状の筐体10を構成している。
筐体10によって仕切られた内部空間Rinには作業台15が配置されている。
また、板状部材12の一部には、外部空間R4の側に開放可能の開閉扉17が設けられていて、この開閉扉17を開けた状態で、板状部材12に形成された開口16を介して、外部空間R4と内部空間Rinとが連通し、一方、開閉扉17を閉じた状態で、開口16が開閉扉17によって塞がれて、内部空間Rinは外部空間R4から隔離される。
なお、開閉扉17は筐体10の本体から着脱可能に形成されていてもよい。
内部空間Rinに設置された樹脂製シート20は、例えば、塩化ビニル、フッ素樹脂(ポリテトラフルオロエチレン)などによって、例えば直方体状の空間(作業空間R2)を仕切るように形成されていて、筐体10によって吊されるように支持されていてもよいし、筐体10の骨格部材11と同様の部材を作業台15上に設定して、その部材によって支持されたものであってもよい。
樹脂製シート20の下端部21は、作業台15上に被さるような長さに形成されていて、これにより、作業台15と樹脂製シート20により仕切って囲まれた作業空間R2が形成されている。
なお、樹脂製シート20の下端部21の浮き上がりを防止するために、その下端部21にはおもり29(ウェート)が載せられていて、これにより、下端部21が作業台15上に押し付けられて、下端部21の浮き上がりが阻止されている。
樹脂製シート20の、筐体10に形成された開口16に対向する部分にも開口22が形成されていて、この開口22の周囲の樹脂製シート20の部分には磁石23が取り付けられている。
また、この開口22を作業空間R2の側から塞ぐ、周縁部に磁石23が取り付けられた扉24が備えられていて、この扉24の磁石23を開口22の周囲に設置された磁石23に、互いの磁力で付着させることで、開口22を扉24で塞ぐことができ、扉24で開口22を塞いだ状態で、作業空間R2は中間部分R3から隔離される。
一方、扉24の磁石23を開口22の周囲に設置された磁石23から、作業空間R2の側に引き剥がした状態で、開口22を介して、作業空間R2と中間部分R3とが連通する。
筐体10は、その作業台15も含めて、外部空間R4と作業空間R2とを通じさせる作業孔18が開口していて、この作業孔18には、作業孔18に内接して、作業空間R2と外部空間R4とにそれぞれ突出する円筒状の突起19(以下、円筒状突起19という。)が取り付けられている。
なお、円筒状突起19と作業台15および筐体10との間は高い気密性を有するように、溶接やシール材等によって接合されている。
仕切り部材40は、円筒状突起19のうち作業空間R2に突出した上側部分と、外部空間R4に突出した下側部分とにそれぞれ密着して、円筒状突起19の全周に亘って形成されており、円筒状突起19と仕切り部材40とによって、内部に環状の中空の空間R5(以下、中空部分R5という)が形成されている。
ここで、ハーフスーツ30の下端縁33の全周が、この仕切り部材40に溶着されることで、ハーフスーツ30と仕切り部材40とは一体化されている。
したがって、本実施形態においては、ハーフスーツ30は作業孔18に直接取り付けられているのではなく、仕切り部材40を介して、間接的に作業孔18に取り付けられていることになるが、仕切り部材40を備えない実施形態として、後述する図4(a),(b)に示すものを適用することもできる。
そして、ハーフスーツ30の下端縁33の全周が、この仕切り部材40に溶着していることで、作業孔18とハーフスーツ30との間に仕切り部材40が介在している状態となっており、ハーフスーツ30の外面31の側(作業空間R2)と内面32の側(外部空間R4)とが作業孔18を介して通じることはない。
なお、本実施形態の局所精密空調装置100には、図2に示すように、自然長が円筒状突起19の外周長よりも短く形成された環状の弾性部材であるOリング45(締付部材)が備えられていて、このOリング45が仕切り部材40の外側から装着されることで、伸ばされたOリング45が自然長に戻るときの弾性力により、Oリング45が仕切り部材40を締め付け、仕切り部材40は円筒状突起19の外周面に押圧されて円筒状突起19の外周面に密着されている。
仕切り部材40と円筒状突起19の下側部分との間も同様に、Oリング45により仕切り部材40は円筒状突起19の外周面に密着されている。
これにより、中空部分R5も外部空間R4や作業空間R2とは隔てられた状態となる。
また、作業孔18にハーフスーツ30を取り付ける構成としては、上述したOリング45によって外側から締め付けるものに限定されるものではなく、後述する図5に示すように、作業孔18にハーフスーツ30を通して、ハーフスーツ30の内面32の側の空間R1から外側に向かって拡がる荷重を発生させる拡径部材46を、作業孔18通過したハーフスーツ30の部分の内側に配置することで、ハーフスーツ30を作業孔18に押し付けて、ハーフスーツ30を作業孔18に直接取り付けるようにすることもできる。
この場合、図5(a)のように円筒状突起19を備えていた構成の方が、拡径部材46を配置する位置の自由度が高いため好ましいが、図5(b)のように円筒状突起19を備えていない構成を適用することもできる。
また、仕切り部材40の内周面には、ハーフスーツ30を内面32の側から着用した作業者の胴体に、全周に亘って密着するため、ハーフスーツ30の内面32の側の空間R1は、その仕切り部材40と作業者とが密着した部分より上方の範囲で閉じられた空間となり、この空間(以下、この空間を、ハーフスーツ30の内面32の側の空間R1とする。)も、中空部分R5から隔てられた状態となる。
なお、円筒状突起19の外周面には、全周に亘る溝19aを形成するのが好ましく、この溝19aを形成したものでは、Oリング45を、この溝19aの位置に対応して配置することで、Oリング45およびOリング45が接する仕切り部材40の部分が溝19aに嵌ってOリング45がその配置状態で安定し、Oリング45が図示の鉛直方向に容易に位置ずれするのを防止することができる。
圧力調整装置50は、作業空間R2での作業に適した気体Gを供給する送風機51(給気装置)と、送風機51で供給された気体Gの流量を開度で調整して作業空間R2に供給する流量調整弁54と、気体Gの流量を開度で調整して仕切り部材40の中空部分R5に供給する流量調整弁55と、中間部分R3から気体Gを排出する排気ファン52(排気装置)と、中間部分R3から排気ファン52で排出する気体Gの流量を開度で調整する流量調整弁56と、ハーフスーツ30の内面32の側の空間R1に新鮮な空気Aを供給する送風機53(給気装置)と、送風機53で供給された空気Aの流量を開度で調整してハーフスーツ30の内面32の側の空間R1に供給する流量調整弁57と、外部空間R4の雰囲気圧力P4と中間部分R3の雰囲気圧力P3との圧力差ΔP1(=P4−P3)を計測する差圧計58と、中間部分R3の雰囲気圧力P3と作業空間R2の雰囲気圧力P2との圧力差ΔP2(=P2−P3)を計測する差圧計59とを備えている。
なお、圧力調整装置50は、式(1),(2),(3)にしたがった、各流量調整弁54,55,56,57の開度による流量の調整によって、各空間R1,R2,R3,R5の雰囲気圧力P1,P2,P3,P5を調整している。
圧力調整装置50による各空間R1,R2,R3,R5の雰囲気圧力P1,P2,P3,P5の調整に際して、特に空間R2,R3の雰囲気圧力P2,P3の調整は、差圧計58,59によってそれぞれ検出された圧力差ΔP1,ΔP2に基づいて、式(1),(2)を満たすように行われている。
以上のように構成された実施形態の局所精密空調装置100によれば、外部空間R4と作業空間R2とは、筐体10および樹脂製シート20による2重構造で隔離されており、圧力調整装置50による式(2)の条件により、作業空間R2の雰囲気圧力P2は、その2重構造のうちの中間部分R3の雰囲気圧力P3よりも高く調整されているため、作業空間R2の気体G等は、作業空間R2を仕切る樹脂製シート20の下端部21と作業台15との間のわずかな隙間などから中間部分R3に流れ込むことはあっても、圧力調整装置50による式(1)の条件により、中間部分R3の雰囲気圧力P3よりも高い雰囲気圧力P4の外部空間R4に漏れることはない。
したがって、筐体10自体の気密性を、従来のように高度なものとする必要がない。
これにより、高度な気密性を確保するために筐体10を全溶接で形成したり、開口16と開閉扉17との間や、骨格部材11と板状部材12との間などを、気体Gの漏洩防止用に特別な配慮を行う必要がなく、簡易なもので形成することができる。
よって、筐体10の製造コストを安価なものとすることができるとともに、重量も軽くして、メンテナンス性や作業性にすぐれたものとすることができる。
なお、圧力調整装置50による式(1)の条件により、2重構造のうちの中間部分R3の雰囲気圧力P3は、外部空間R4の雰囲気圧力P4よりも低いため、外部空間R4の空気等が、仮に簡易な構造の筐体10の隙間等から中間部分R3に流れ込んだとしても、圧力調整装置50による式(2)の条件により、中間部分R3の雰囲気圧力P3よりも高い雰囲気圧力P2の作業空間R2に、その外部空間R4から侵入した空気等が侵入するのを防止することができ、作業空間R2の環境を適切に維持することができる。
また、作業空間R2の気体G等が中間部分R3に流れ込むことは予め想定されていて、中間部分R3への流入があっても問題はないため、作業空間R2を仕切る樹脂製シート20も、中間部分R3との間を高気密性を以て仕切るものである必要はなく、比較的簡易に仕切るものであれば足りる。
なお、骨格部材としてアルミニウム合金等を用いたものは、従来用いられていたSUS等の全溶接の筐体に比べて、素材でのコストも安価であり、素材での重量も軽量であり、好ましい。
したがって、2重構造の内側の仕切りに関しても、安価な樹脂製シート20で簡易に仕切るものであればよいため、この観点においても、製造コストの低減や重量の軽量化を図ることができる。
ただし、本実施形態の局所精密空調装置100にあっては、樹脂製シート20の下端部21が作業台15から離れないように、この下端部21の浮き上がりを阻止するおもり29が巻き込まれて作業台15上に固定されているため、作業空間R2の気体G等が中間部分R3に無制限に流れ込むのを防止している。
さらに、圧力調整装置50による式(2)の条件を満たすような圧力の調整により、作業空間R2に露出した外面31を有するハーフスーツ30の内面32の側の雰囲気圧力P1は、作業空間R2の雰囲気圧力P2よりも高く調整されているため、仮にハーフスーツ30の一部に破れなど不測の事態が生じたとしても、作業空間R2の内部の気体G等がハーフスーツ30の内面32の側に流れ込むことはなく、したがって、ハーフスーツ30を内面32の側から着用する作業者に、作業空間R2の気体G等が接触するのを防止することができる。
また、ハーフスーツ30の下端縁33と作業空間R2に形成された作業孔18(円筒状突起19)との間に、全周に亘って密着して設けられた中空環状の仕切り部材40の内部の雰囲気圧力P5は、圧力調整装置50による式(3)の条件により、ハーフスーツ30の内面32の側の雰囲気圧力P1および作業空間R2の雰囲気圧力P2よりもそれぞれ高く調整されているため、作業空間R2の気体G等がハーフスーツ30の下端縁33と作業孔18(円筒状突起19)との間からハーフスーツ30の内面32の側の空間R1および外部空間R4に漏れることがない。
しかも、本実施形態の局所精密空調装置100は、円筒状突起19と仕切り部材40との間に、全周に亘ってOリング45が設けられているため、円筒状突起19と仕切り部材40との間がOリング45で密着し、両者間の気密性を一層高めることができる。
なお、本実施形態の局所精密空調装置100は、仕切り部材40を円筒状突起19の外周面に密着させるように仕切り部材40の外周面の側から締め付ける締付部材として、環状の弾性部材であるOリング45を適用したものであるが、締付部材としては、上述したOリング45に限定されるものではなく、金属製や樹脂製のホースバンド(ネジで周長を短くして締め付けるタイプのものや弾性力で周長を短くして締め付けるワンタッチ式のものなど)等を適用することもできる。
本実施形態の局所精密空調装置100は、ハーフスーツ30の内面32の側の空間R1の雰囲気圧力P1を、圧力調整装置50による式(1),(2)の条件を満たす動作により、外部空間R4の雰囲気圧力P4よりも高く調整しているため、ハーフスーツ30の内面32の側の空間R1に外部空間R4の空気が侵入して内部で停滞することがなく、したがって、ハーフスーツ30の内面32の側の空間R1で必要とされる新鮮な空気A等を十分に供給し続けることができる。
また、本実施形態の局所精密空調装置100は、圧力調整装置50が、流量調整弁54,55,56,57の開度による流量の調整のみで、各空間R1,R2,R3,R5の雰囲気圧力P1,P2,P3,P5を調整するものであったが、本発明に係る局所精密空調装置はこの形態に限定されるものではなく、送風機51,53および排気ファン52の動作量を調整して雰囲気圧力P1,P2,P3,P5を調整するものであってもよいし、送風機51,53および排気ファン52の動作量の調整に加えて、各流量調整弁54,55,56,57の開度の調整を総合的に制御することで、雰囲気圧力P1,P2,P3,P5を調整するものであってもよい。
なお、上述した送風機51,53および排気ファン52の動作量の調整や、各流量調整弁54,55,56,57の開度の調整は、圧力調整装置50の構成部品として独立した、図示を略した制御装置による制御で行われるものであってもよい。
さらに、本実施形態の局所精密空調装置100は、樹脂製シート20の一部に開口22が形成され、この開口22を塞ぐ扉24が、樹脂製シート20に対して、磁石23により着脱自在に設けられていて、この開口22に対向する筐体10の部分にも開口16が形成され、この開口16は開閉扉17によって開閉されるため、外部空間R4から作業空間R2に、または作業空間R2から外部空間R4に、機器等を移動させるに際して、両扉17,24を交互に開閉することで、作業空間R2と外部空間R4とが連通するのを防止することができる。
すなわち、外部空間R4から作業空間R2に機器等を搬入するに際しては、外部空間R4の側から開閉扉17を開けて、外部空間R4から開口16を通して中間部分R3に機器等を搬入し、その後、開閉扉17を閉じて中間部分R3と外部空間R4とを隔離し、次いで、作業空間R2の側から扉24を開けて、中間部分R3から開口22を通して作業空間R2に機器等を搬入し、その後、扉24を閉じて中間部分R3と作業空間R2とを隔離する。
これにより、外部空間R4から作業空間R2に機器等を搬入するに際して、作業空間R2と外部空間R4とが連通するのを防止することができる。
同様に、作業空間R2から外部空間R4に機器等を搬出するに際しては、作業空間R2の側から扉24を開けて、作業空間R2から開口22を通して中間部分R3に機器等を搬出し、その後、扉24を閉じて中間部分R3と作業空間R2とを隔離し、次いで、外部空間R4の側から開閉扉17を開けて、中間部分R3から開口16を通して外部空間R4に機器等を搬出し、その後、開閉扉17を閉じて中間部分R3と外部空間R4とを隔離する。
これにより、作業空間R2から外部空間R4に機器等を搬出するに際して、作業空間R2と外部空間R4とが連通するのを防止することができる。
なお、作業空間R2と中間部分R3とを仕切る樹脂製シート20の開口22を開閉する扉24は、樹脂製シート20に対して完全に脱着するものでなくてもよく、例えば扉24の上縁部は開口22の上方の樹脂製シート20の部分に付着されていて、扉24は上縁部が支持された状態で自重により垂れ下がって開口22を塞ぎ、扉24の下縁部と開口の下方の樹脂製シート20の部分にそれぞれ磁石23,23を取り付けておくことで、自重で垂れ下がった扉24の下縁部の磁石23が、開口22の下方の樹脂製シート20の部分の磁石23に磁力で付着し、扉24が開口22を閉じた状態とすることができる。
一方、扉24の下縁部の磁石23を、開口22の下方の樹脂製シート20の部分の磁石23から引き剥がして下縁部を上方にめくり上げることで、扉24が開口22を開放させた状態とすることができる。
このように、扉24の上縁部を開口の上方の樹脂製シート20の部分に付着して支持させた構成によれば、扉24を開口22に対して着脱操作するよりも簡単に開閉操作することができる。
なお、本発明に係る局所精密空調装置としては、ハーフスーツ30を、図3に示すように、内面側の部材32aと外面側の部材31aとによって2重に形成して、内面側の部材32aと外面側の部材31aとの間に緩衝空間R6が形成されたものとし、この緩衝空間R6の内部の雰囲気圧力をP6としたとき、圧力調整装置50が、雰囲気圧力P6を、下記式(4)を満たす大小関係となるように調整するものとしてもよい。
P6>P1 (4)
ここで、緩衝空間R6を雰囲気圧力P6に調整する圧力調整装置50は、送風機53と、送風機53で供給された空気Aの流量を開度で調整して緩衝空間R6に供給する流量調整弁57′とにより構成され、送風機53は、ハーフスーツ30の内面32の側の空間(内面側の部材32aの内側の空間)R1に新鮮な空気Aを供給する送風機53が兼ねている。
この場合、内面側の部材32aに孔を形成して、緩衝空間R6からハーフスーツ30の内面側の部材32aの内側の空間R1に対して空気Aを流入させることにより、空間R1に空気Aを直接供給する空気供給系統(送風機53から流量調整弁57を通過する空気供給系統)を備えなくてもよい。
このように、ハーフスーツ30を2重に形成して、緩衝空間R6の雰囲気圧力P6を、ハーフスーツ30の内面32の側の空間R1の雰囲気圧力P1よりも高く設定することにより、ハーフスーツ30を着用した作業者の手先まで新鮮な空気Aが行き渡るため、ハーフスーツ30内での作業環境が向上する。
また、例えば、ハーフスーツ30が破損するような不測の事態が生じても、ハーフスーツ30が2重に形成されていることで、その2重のハーフスーツ30の双方が同時に破れにくくなり、作業空間R2における気体Gがハーフスーツ30の内側の空間R1に流入しにくくすることができる。
上述した実施形態の局所精密空調装置100は、ハーフスーツ30が仕切り部材部材40を介して円筒状突起19に取り付けられたものであるが、本発明に係る局所精密空調装置は、仕切り部材40を備えずに、ハーフスーツ30が作業孔18または円筒状突起19に直接取り付けられたものであってもよい。この場合、式(3)の条件は不要である。
すなわち、例えば、図4(a),(b)に示すように、ハーフスーツ30の下端縁33から少し上方の部分が、外側からOリング45を装着されることで、伸ばされたOリング45が自然長に戻るときの弾性力により、Oリング45がハーフスーツ30の下端縁33から少し上方の部分を締め付け、そのハーフスーツ30の下端縁33から少し上方の部分は円筒状突起19の外周面に押圧されて円筒状突起19の外周面に密着されて、ハーフスーツ30は円筒状突起19に直接取り付けられている。
そして、このように構成された局所精密空調装置によっても、上述した実施形態の局所精密空調装置100と同様の作用、効果(式(3)に関する効果を除く)を得ることができる。
なお、この構成の局所精密空調装置は、仕切り部材40が備えられていないことにより、圧力調整装置50も、仕切り部材40の内部の中空部分R5の雰囲気圧力P5を調整するための流量調整弁55を備えていない。
上述した各実施形態の局所精密空調装置100は、作業孔18に嵌め合わされた円筒状突起19に、ハーフスーツ30が、直接または仕切り部材40を介して間接的に、取り付けられた構成であるが、本発明に係る局所精密空調装置は、上述した実施形態のように、円筒状突起19にハーフスーツ30が取り付けられたものに限定されず、例えば図5に示すように、ハーフスーツ30が、円筒状突起19ではなく作業孔18に取り付けられた構成のものであってもよい。
すなわち、図5に示した実施形態は、作業孔18にハーフスーツ30を通して、ハーフスーツ30の内面32の側の空間R1から外側に向かって拡がる拡径部材46を、作業孔18通過したハーフスーツ30の部分の内側に配置したものである。
この構成の局所精密空調装置によれば、拡径部材46を拡げて周長を伸ばすことにより、拡径部材46の直径が大きくなり、拡径部材46の外側の面がハーフスーツ30を作業孔18に押し付けて、ハーフスーツ30を作業孔18に密着させて、作業孔18に直接取り付けることができる。
本実施形態においては、作業孔18の縁に断面輪郭が円形である円筒状突起19が設けられているが、この円筒状突起19に代えて、断面輪郭が楕円形となる楕円筒状の突起や断面輪郭が矩形となる角筒状の突起など各種の筒状の突起が設けられたものであってもよい。なお、筒状の突起は、その断面輪郭形状が作業孔18の縁の形状に合うものであることが好ましいが、作業孔18の縁の形状に合うものに限定されるものではない。
10 筐体
18 作業孔
20 樹脂製シート
30 ハーフスーツ
31 外面
32 内面
33 下端縁
40 仕切り部材
50 圧力調整装置
100 局所精密空調装置
A 空気
G 気体
P1,P2,P3,P4,P5 雰囲気圧力
R1 ハーフスーツの内面の側の空間
R2 作業空間
R3 中間部分
R4 外部空間
R5 中空部分

Claims (6)

  1. 枠状の骨格部材と樹脂製の板状部材とによって形成された、外部空間と閉じられた内部空間とを仕切る筐体と、
    前記内部空間に、前記内部空間よりも狭い作業空間を仕切る樹脂製シートと、
    外面が前記作業空間に露出し内面が前記外部空間に露出して前記作業空間と前記外部空間とを隔てるように、前記外部空間と前記作業空間との間を貫通して開口した作業孔に取り付けられた、前記内面の側から作業者が着用するハーフスーツと、
    前記作業孔と前記ハーフスーツとの間に、前記作業孔および前記ハーフスーツの全周に亘って密着して配置された中空環状の仕切り部材と、
    前記仕切り部材の中空部分の雰囲気圧力をP5、前記外部空間における雰囲気圧力をP4、前記ハーフスーツの内面の側の雰囲気圧力をP1、前記作業空間の内部の雰囲気圧力をP2、前記外部空間と前記作業空間との間に形成された中間部分の雰囲気圧力をP3としたとき、これら各雰囲気圧力P1,P2,P3,P4,P5が下記式(1),(2),(3)を満たす大小関係となるように、雰囲気圧力P1,P2,P3,P5を調整する圧力調整装置と、を備えたことを特徴とする局所精密空調装置。
    P1≧P4>P3 (1)
    P1>P2>P3 (2)
    P5>P1 (3)
  2. 前記作業孔には、少なくとも前記作業空間に突出する筒状の突起が形成され、
    前記仕切り部材を前記筒状の突起の外周面に密着させるように前記仕切り部材の外周面の側から締め付ける締付部材を備えたことを特徴とする請求項1に記載の局所精密空調装置。
  3. 前記圧力調整装置は、前記作業空間の内部と前記仕切り部材の中空部分と前記ハーフスーツの内面の側とにそれぞれ気体を供給する給気装置および流量調整弁と、前記中間部分から気体を排出する排気装置および流量調整弁とを備えたものであることを特徴とする請求項1または2に記載の局所精密空調装置。
  4. 前記ハーフスーツは内面側の部材と外面側の部材とによって2重に形成されたものであり、前記内面側の部材と前記外面側の部材との間には緩衝空間が形成され、
    前記緩衝空間の内部の雰囲気圧力をP6としたとき、前記圧力調整装置は、前記雰囲気圧力P6を、下記式(4)を満たす大小関係となるように調整するものであることを特徴とする請求項1からのうちいずれか1項に記載の局所精密空調装置。
    P6>P1 (4)
  5. 前記樹脂製シートの下端部に、前記下端部の浮き上がりを阻止するウェートが設けられていることを特徴とする請求項1からのうちいずれか1項に記載の局所精密空調装置。
  6. 前記樹脂製シートの一部に開口が形成され、前記開口を塞ぐ扉が、前記樹脂製シートに対して、磁石により着脱自在に設けられたことを特徴とする請求項1からのうちいずれか1項に記載の局所精密空調装置。
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