JP7291929B2 - 非水系皮膚保護化粧料 - Google Patents

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本発明は、皮膚を柔軟化し且つベタつかず、とろけるように肌になじみ、しかも水や洗剤等の接触や皮膚の乾燥などにより生ずる手荒れや肌荒れを効果的に防止できる非水系皮膚保護化粧料に関する。
従来、皮膚を柔軟化し且つ平滑化し、更に、界面活性剤の接触や皮膚の乾燥により生ずる手荒れや肌荒れを防止する目的で、ステロール変性シリコーン化合物(特許文献1)やステロール等の脂肪族多環式化合物変性シリコーン化合物のシロキサン主鎖を環状としたもの(特許文献2)を使用した皮膚保護化粧料が提案されている。しかしながら、ステロール変性シリコーン化合物は、皮膚に対する水分保持機能が十分でないという欠点を有する。また、ステロールなどの脂肪族多環式化合物変性シリコーン化合物のシロキサン主鎖を環状としたものは、肌なじみが十分ではないという欠点を有する。
特開平4-145097号公報 特開平7-238009号公報
本発明は、皮膚を柔軟化し且つベタつかず、とろけるように肌になじみ、しかも水や洗剤等の接触や皮膚の乾燥などにより生ずる手荒れや肌荒れを効果的に防止できる非水系皮膚保護化粧料を提供することを目的とする。
即ち、本発明は、次の成分(A)~(E)
(A)疎水化シリカ2.0~5.0重量%
(B)真球状多孔質シリカ20.0~30.0重量%
(C)炭素数12~24の脂肪酸とグリセリンからなるエステル3.0~7.0重量%
(D)25℃で液状のアルキル変性シリコーン
(E)25℃でペースト状の油剤
を含有することを特徴とする非水系皮膚保護化粧料を提供するものである。
また、本発明は、上記非水系皮膚保護化粧料がペースト状である非水系皮膚保護化粧料を提供するものである。
また、本発明は、成分(C)炭素数12~24の脂肪酸とグリセリンからなるエステルがグリセリンステアリン酸エステルである非水系皮膚保護化粧料を提供するものである。
また、本発明は、成分(D)25℃で液状のアルキル変性シリコーンがジフェニルシロキシフェニルトリメチコンである請求項1~3のいずれか一項記載の非水系皮膚保護化粧料を提供するものである。
また、本発明は、成分(E)25℃でペースト状の油剤中にワセリンを含有し、成分(D)+成分(E)の合計含有量に対してワセリンを40.0~60.0重量%含有することを特徴とする非水系皮膚保護化粧料を提供するものである。
本発明の非水系皮膚保護化粧料は、皮膚を柔軟化し且つベタつかず、とろけるように肌になじみ、しかも水や洗剤等の接触や皮膚の乾燥などにより生ずる手荒れや肌荒れを効果的に防止するのに優れている。
本発明における成分(A)疎水化シリカは、無水ケイ酸であるシリカ表面のシラノール基(水酸基)がジメチルシリコーンオイル処理、金属石鹸処理、オクチルシラン処理、ジメチルシリル化処理、トリメチルシリル化処理等により疎水化されたものである。非水系皮膚保護化粧料の撥水性の高さから、ジメチルシリル化処理されたものが好ましい。市販品としては、例えばAEROSIL R972、R974、R976、R976S(日本アエロジル株式会社製)等が好ましく利用できる。
(A)疎水化シリカの含有量は、非水系皮膚保護化粧料全量中、2.0~5.0重量%であり、好ましくは2.5~4.0重量%である。含有量が2.0重量%未満では、系全体としての油剤の量が多くなるためベースが硬くなり、容器から指でベースを取ろうとする時に指が上滑りし取れにくくなる。一方、5.0重量%を超えると疎水化シリカのきしみ感が生じ、肌のうるおい感が悪くなるため好ましくない。
本発明における成分(B)真球状多孔質シリカは、真球状で多孔質であればよく、平均粒径は特に限定されないが、塗布後の肌のなめらかさの点から平均粒径が10μm以下であるものが好ましい。このような真球状多孔質シリカとしては、例えばシリカマイクロビード P-1500(日揮触媒化成株式会社製、平均粒径5μm)、サンスフェア H-51(AGCエスアイテック株式会社製、平均粒径5μm)等が挙げられる。なお、本願発明における平均粒径の測定は、例えばレーザー回折法にて測定することができる。
(B)真球状多孔質シリカの含有量は、非水系皮膚保護化粧料全量中、20.0~30.0重量%であり、好ましくは23.0~27.0重量%である。含有量が20.0重量%未満では塗布後のベタつきを感じるようになり、一方、30.0重量%を超えると肌のうるおい感が悪くなるため好ましくない。
本発明における成分(C)炭素数12~24の脂肪酸とグリセリンからなるエステルの具体例としては、グリセリンミリスチン酸エステル、グリセリンパルミチン酸エステル、グリセリンステアリン酸エステル、グリセリンオレイン酸エステル、グリセリンベヘン酸エステル等が挙げられる。容器から指でベースを取ろうとする際のベースの取れやすさの点から、グリセリンステアリン酸エステルが好ましく用いられる。市販品としては、例えばNIKKOL MGS-AV(日光ケミカルズ株式会社製)等が好ましく利用できる。
(C)炭素数12~24の脂肪酸とグリセリンからなるエステルは、非水系皮膚保護化粧料全量中、3.0~7.0重量%であり、好ましくは4.0~6.0重量%である。含有量が3.0重量%未満では、皮膚との親和性が悪くなり皮膚保護効果が不十分となると共に、肌なじみが悪くなる。一方、7.0重量%を超えると水や洗剤等によって流れ落ちやすくなり皮膚保護効果が不十分となると共に、容器から指でベースを取ろうとする際に指が上滑りし取れにくくなるため好ましくない。
本発明における成分(D)25℃で液状のアルキル変性シリコーンは、具体的には、ジメチコン、ステアリルジメチコン、ベヘニルジメチコン、ラウリルジメチコン、シクロペンタシロキサン、ジフェニルジメチコン、ジフェニルシロキシフェニルトリメチコン、アルキル(C30-45)ジメチルシリルポリプロピルシルセスキオキサン等が挙げられ、これらを一種又は二種以上用いることができる。ベタつきのなさ、肌なじみのよさ等の点から、ジフェニルシロキシフェニルトリメチコンが好ましく用いられる。
本発明における成分(E)25℃でペースト状の油剤は、具体的には、カカオ脂、シア脂、硬化ヒマシ油、硬化ヤシ油、ラノリン、還元ラノリン、ラノリンアルコール、酢酸ラノリン、ラノリン脂肪酸イソプロピル、ワセリン、モノステアリン酸硬化ヒマシ油、モノヒドロキシステアリン酸硬化ヒマシ油、ペンタヒドロキシステアリン酸スクロース、ヒドロキシステアリン酸コレステリル、ジペンタエリトリット脂肪酸(12-ヒドロキシステアリン酸/ステアリン酸/ロジン)エステル、N-ラウロイル-L-グルタミン酸ジ(コレステリル/ベヘニル/オクチルドデシル)、N-ラウロイル-L-グルタミン酸ジ(フィトステリル/ベヘニル/2-オクチルドデシル)、N-ミリストイル-N-メチルβアラニン(フィトステリル/デシルテトラデシル)、マカデミアナッツ油脂肪酸フィトステリル、ダイマー酸ジエステル等が挙げられ、これらを一種又は二種以上用いることができる。なお、本発明のペースト状とは、25℃においてチキソトロピー性を有し、その状態を維持するものをいい、1cm×1cm×8cmの直方体容器に5gのベースを気泡なく充填して垂直に立てて1日静置後、強い衝撃を与えないように横に倒しても流れないものである。
ベースの取れやすさ、ベタつきのなさ、肌のなめらかさ等の点から、成分(E)25℃でペースト状の油剤中にワセリンを含有することが好ましい。また、成分(D)+成分(E)の合計含有量に対してワセリンを40.0~60.0重量%含有することが特に好ましい。
本発明における非水系とは、処方設計上水を含有していないという意味であり、完全に非水系であることは要求されず、実質的に非水系であればよい。
本発明の非水系皮膚保護化粧料の形態としては、ペースト状、固形状等の何れでも良いが、皮膚への塗布のしやすさからペースト状が好ましい。
本発明の非水系皮膚保護化粧料は、上記成分(A)~(E)の他に、通常の化粧料に用いられる成分として、例えば固形油剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、顔料、無機鉱物、香料、防腐剤、着色剤等を本発明の効果を損なわない範囲にて含有することができる。
以下に実施例を挙げて本発明を具体的に説明するが、本発明の技術的範囲がこれらに限定されるものではない。
下記の表1~5に挙げた組成を有する非水系皮膚保護化粧料を調製し、15名の専門パネルにより、各化粧料使用による「ベースの取れやすさ」、「ベタつきのなさ」、「肌なじみのよさ」、「肌のうるおい感」、「肌のなめらかさ」の項目に関して、良い、悪いの2段階で評価した。
(製造方法)
成分1~4を70℃で加温溶解し、均一混合した。そこへ成分5~8を加えて70℃で5分間撹拌した後、ホモミキサー2000rpmにて5分間分散した。その後、35℃まで冷却し、成分9を加えて15分間撹拌することにより非水系皮膚保護化粧料を得た。
(評価方法)
各評価項目について、15名の専門パネルが評価し、以下の基準にて示した。
◎:12名以上が良いと評価した。
○:8~11名が良いと評価した。
△:4~7名が良いと評価した。
×:良いと評価した人が3名以下。
Figure 0007291929000001

※1 クロラータム V(クローダジャパン株式会社製)
※2 KF-56A(信越化学工業株式会社製)
※3 NIKKOL MGS-AV(日光ケミカルズ株式会社製)
※4 シリカマイクロビード P-1500(日揮触媒化成株式会社製)
※5 AEROSIL R976(日本アエロジル株式会社製)
※6 AEROSIL RY200(日本アエロジル株式会社製)
表1の実施例1~5に示したように、疎水化シリカ(ジメチルシリル化シリカ、ジメチルシリコーンオイル処理シリカ)を2.0~5.0重量%含有した場合、評価した全ての項目において満足する結果が得られた。また、疎水化シリカを2.5~4.0重量%含有した場合、特に優れた結果が得られた。一方、比較例1、2に示したように、疎水化シリカの含有量が2.0重量%未満の場合、ベースの硬度が高くなるため、取れやすさにおいて満足する結果が得られなかった。また、比較例3に示したように、疎水化シリカを5.0重量%よりも多く含有した場合、肌のうるおい感において満足する結果が得られなかった。
Figure 0007291929000002

※7 サンスフェア H-51(AGCエスアイテック株式会社製)
※8 ゴッドボール E-90C(鈴木油脂工業株式会社製、平均粒径30μm)
表2の実施例6~11に示したように、真球状多孔質シリカを20.0~30.0重量%含有した場合、評価した全ての項目において満足する結果が得られた。また、真球状多孔質シリカを23.0~27.0重量%含有した場合、特に優れた結果が得られた。一方、比較例4、5に示したように真球状多孔質シリカの含有量が20.0重量%未満の場合、ベタつきのなさにおいて満足する結果が得られなかった。また、比較例6に示したように、真球状多孔質シリカを30.0重量%よりも多く含有した場合、肌のうるおい感において満足する結果が得られなかった。
Figure 0007291929000003

※9 NIKKOL MGM(日光ケミカルズ株式会社製)
※10 コンプリトール 888(ガテフォッセ社製)
表3の実施例12~17に示したように、炭素数12~24の脂肪酸とグリセリンからなるエステルを3.0~7.0重量%含有した場合、評価した全ての項目において満足する結果が得られた。また、グリセリンステアリン酸エステルを4.0~6.0重量%含有した場合、特に優れた結果が得られた。一方、比較例7、8に示したように、炭素数12~24の脂肪酸とグリセリンからなるエステルの含有量が3.0重量%未満の場合、肌なじみのよさにおいて満足する結果が得られなかった。
また、比較例9に示したように、炭素数12~24の脂肪酸とグリセリンからなるエステルを7.0重量%よりも多く含有した場合や、比較例10に示したように、グリセリン以外の親水基からなる脂肪酸エステルを含有した場合は、ベースの取れやすさにおいて満足する結果が得られなかった。
Figure 0007291929000004

※11 DOW CORNING TORAY SS-2804(東レ・ダウコーニング株式会社製)
※12 KF-53(信越化学工業株式会社製)
表4の実施例18~23に示したように、25℃で液状のアルキル変性シリコーンを含有した場合、評価した全ての項目において満足する結果が得られた。また、ジフェニルシロキシフェニルトリメチコンを含有した場合、特に優れた結果が得られた。一方、比較例11に示したように、25℃で液状のアルキル変性シリコーンを含有しない場合はベタつきのなさ、肌なじみのよさにおいて、満足する結果が得られなかった。
また、比較例12に示したように、25℃で液状のアルキル変性シリコーンの代わりに他のシリコーンを含有した場合は肌のうるおい感において、それぞれ満足する結果が得られなかった。
Figure 0007291929000005

※13 Plandool-H(日本精化株式会社製)
※14 シアバター RF(高級アルコール工業株式会社製)
表5の実施例24~29に示したように、25℃でペースト状の油剤を含有した場合、評価した全ての項目において満足する結果が得られた。また、25℃でペースト状の油剤としてワセリンを含有し、25℃で液状のシリコーン油と25℃でペースト状の油剤の合計含有量に対してワセリンを40.0~60.0重量%含有した場合、特に優れた結果が得られた。一方、比較例13、14に示したように、25℃でペースト状の油剤を含有しない場合、ベースの取れやすさ、ベタつきのなさ、肌のなめらかさにおいて満足する結果が得られなかった。
非水系皮膚保護化粧料を用いて、職業柄、日頃から手荒れに悩む美容師40人(10人×4グループ)を対象に1ヶ月間の使用試験を行った。毎晩、下記の表6に挙げた組成を有する非水系皮膚保護化粧料を使用してもらい、使用1ヶ月後の手荒れの状態をアンケートにより評価した。
(評価方法) 使用1ヶ月後の手荒れの状態を以下の基準にて評価し、表6に示した。 <点数> ・使用前より良好:2点 ・使用前と変化無し:1点 ・使用前より悪化:0点 <皮膚保護効果> ◎:10人の合計点が15点以上 〇:10人の合計点が10~14点 △:10人の合計点が5~9点 ×:10人の合計点が4点以下
Figure 0007291929000006
表6の実施例30、31に示したように、炭素数12~24の脂肪酸とグリセリンからなるエステルを規定量含有した場合、皮膚保護効果に優れていた。特に、グリセリンステアリン酸エステルを規定量含有した場合は、皮膚保護効果が非常に高かった。一方、比較例15、16に示したように、炭素数12~24の脂肪酸とグリセリンからなるエステルの含有量が3.0重量%未満の場合あるいは7.0重量%を超える場合、皮膚保護効果において満足する結果が得られなかった。
次に、本発明のその他の実施例を32~34に示す。いずれにおいても、全ての評価項目において優れた結果が得られた。
(実施例32:ペースト状非水系皮膚保護化粧料)
(成分) (重量%)
(1)ワセリン※1 20.0
(2)ジフェニルシロキシフェニルトリメチコン※2 25.0
(3)スクワラン 10.0
(4)グリセリンステアリン酸エステル※3 5.0
(5)真球状多孔質シリカ※4 25.0
(6)ジメチルシリル化シリカ※5 3.0
(7)タルク 適量
(8)酸化チタン 適量
(9)香料 適量
(実施例33:ペースト状非水系皮膚保護化粧料)
(成分) (重量%)
(1)ワセリン※1 25.0
(2)ジフェニルシロキシフェニルトリメチコン※2 25.0
(3)水添ポリイソブテン 10.0
(4)グリセリンステアリン酸エステル※3 5.0
(5)真球状多孔質シリカ※4 25.0
(6)ジメチルシリル化シリカ※5 5.0
(7)タルク 適量
(8)酸化チタン 適量
(9)香料 適量
(実施例34:固形状非水系皮膚保護化粧料)
(成分) (重量%)
(1)ダイマージリノール酸(フィトステリル/イソステアリル/ 30.0
セチル/ステアリル/ベヘニル)※13
(2)ジフェニルシロキシフェニルトリメチコン※2 20.0
(3)水添ポリイソブテン 5.0
(4)グリセリンステアリン酸エステル※3 7.0
(5)真球状多孔質シリカ※4 30.0
(6)ジメチルシリル化シリカ※5 3.0
(7)タルク 適量
(8)酸化チタン 適量
(9)香料 適量
本発明によれば、皮膚を柔軟化し且つベタつかず、とろけるように肌になじみ、しかも水や洗剤等の接触や皮膚の乾燥などにより生ずる手荒れや肌荒れを効果的に防止する非水系皮膚保護化粧料を提供することができる。


Claims (5)

  1. 次の成分(A)~(E)
    (A)疎水化シリカ2.0~5.0重量%
    (B)平均粒径0.5~30μmの真球状多孔質シリカ20.0~30.0重量%
    (C)グリセリンミリスチン酸エステル、グリセリンパルミチン酸エステル、グリセリンステアリン酸エステル、グリセリンオレイン酸エステル、及びグリセリンベヘン酸エステルからなる群より選択される1種又は2種以上のエステル3.0~7.0重量%
    (D)25℃で液状のアルキル変性シリコーン
    (E)25℃でペースト状の油剤
    を含有することを特徴とする非水系皮膚保護化粧料。
  2. 上記非水系皮膚保護化粧料がペースト状である請求項1記載の非水系皮膚保護化粧料。
  3. 成分(C)グリセリンミリスチン酸エステル、グリセリンパルミチン酸エステル、グリセリンステアリン酸エステル、グリセリンオレイン酸エステル、及びグリセリンベヘン酸エステルからなる群より選択される1種又は2種以上のエステルがグリセリンステアリン酸エステルである請求項1又は2記載の非水系皮膚保護化粧料。
  4. 成分(D)25℃で液状のアルキル変性シリコーンがジフェニルシロキシフェニルトリメチコンである請求項1~3のいずれか一項記載の非水系皮膚保護化粧料。
  5. 成分(E)25℃でペースト状の油剤中にワセリンを含有し、成分(D)+成分(E)の合計含有量に対してワセリンを40.0~60.0重量%含有することを特徴とする請求項1~4のいずれか一項記載の非水系皮膚保護化粧料。
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