JP7291070B2 - 米処理支援システム - Google Patents
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Description
そこで、本発明は上記問題点に鑑み、米処理機毎に、所定期間における実績米処理を簡単に把握することができる米処理支援システムを提供することを目的とする。
米処理支援システムは、米に対して処理を行う米処理機と、前記米処理機が処理した処理時間及び米処理量を含む米処理実績を前記米処理機から取得する実績取得部と、所定期間を受付ける期間受付部と、前記実績取得部が取得した米処理実績を処理時間に基づいて、前記所定期間における実績米処理量を演算する期間実績演算部と、前記所定期間における実績米処理量を表示する表示装置と、を備えており、前記米処理機は、米を洗米する洗米装置を含み、前記米処理機は、前記米処理量として前記洗米装置で洗米した洗米量を出力し、前記期間実績演算部は、前記所定期間における洗米量を前記実績米処理量として演算し、前記表示装置は、前記所定期間における洗米量を表示する。
米処理支援システムは、前記米処理機で処理を行う米処理計画を作成する米処理計画部を有する支援装置を備え、前記表示装置は、前記米処理計画で作成された米処理計画を表示する。
図1は、米処理支援システムの全体図を示している。米処理支援システムは、米に対して処理(米処理)を行う米処理機1に対して様々な支援を行うシステムである。米処理機1は、例えば、飲食店、企業の食堂、給食センター等の炊飯した米を提供する場所(提供場所)H1に設置されている。米処理支援システムは、提供場所H1とは異なる場所H2に設置された外部機器2を備えている。提供場所H1に設置された米処理機1と、外部機器2とは、ネットワークを介して通信が行なえるようになっている。外部機器2は、固定型のパーソナルコンピュータ、サーバ等であり、この実施形態では、米処理機1の支援を行う支援装置である。以下、説明の便宜上、外部機器2のことを「支援装置2」として説明する。
米処理機1は、提供場所H1である複数の店舗、例えば、店舗A、店舗B、店舗Cのそれぞれに設置されている。複数の店舗(店舗A、店舗B、店舗C)のそれぞれには、通信装置(第3通信装置)3が設置されている。第3通信装置3は、米処理機1と支援装置2との接続を中継する通信装置であって、第3通信装置3を介して、米処理機1と支援装置2との間でデータ(情報)の送受信を行うことが可能である。具体的には、第3通信装置3は、携帯電話通信網又はデータ通信網を介して支援装置2に接続する。また、第3通信装置3は、例えば、通信規格であるIEEE802.11シリーズのWi-Fi(Wireless Fidelity、登録商標)、BLE(Bluetooth(登録商標)Low Energy)、LPWA(Low Power, Wide Area)、LPWAN(Low-Power Wide-Area Network)等、又は、有線により米処理機1と接続する。複数の店舗のそれぞれには、1又は複数の米処理機1が設置され、1又は複数の米処理機1と、店舗毎に設置された第3通信装置3とが通信を行う。
図3は、米処理機1を示している。図3に示す米処理機1は、米の貯米、米の洗米、米の炊飯が行うことができる装置である。米処理機1は、米を貯米する貯米庫12と、洗米装置13と、洗米装置13で洗米された米を炊飯する炊飯機14と、これら炊飯機14、貯米庫12、洗米装置13を支持する装置フレーム15、給排水装置16とを備えている。
洗米装置13は、米を洗米する装置であって、米を洗米する洗米槽22を備えている。洗米槽22は、米が投入される洗米タンク22aと、この洗米タンク22a内の米を攪拌する攪拌部材22bとを備えている。洗米タンク22aは、貯米庫12(ケース12a)の下部側に設けられたフック部材21を操作するとによって着脱可能となっている。装着状態において、計量器19の筒体を回転させると、貯米庫12内に設けられた計量器19により計量された米が、洗米タンク22aの上部から洗米タンク22a内に投入される。洗米タンク22aの下端には開口部22cが形成されている。
排水ジャケット23は、洗米槽22の下部、即ち、開口部22cを覆うように洗米タンク22aの下部に着脱自在に設けられて、洗米タンク22aからの排水等を受けるものとなっている。即ち、この排水ジャケット23は、洗米タンク22aの下部に設けられたフック部材39において当該排水ジャケット23への係止を解除することにより洗米タンク22aから取り外しができるようになっている。
図4に示すように、排水ジャケット23は、筒状に形成された外周壁23aと、外周壁23aの下部から径内方向に突出する底壁23bとを備えている。底壁23bには、洗米タンク22aの開口部22cからの米等を炊飯機14へと通す排米口27が設けられている。この排米口27に円錐状の排米弁28が挿入されている。この排米弁28は、垂直方向に延びる上下軸29の下端に昇降自在に設けられ、上下軸29の昇降により排米口27を開閉するようになっている。排米口27が開放状態(排米弁開位置)であるか、排米口27が閉鎖状態(排米弁閉位置)であるかはセンサにより検知することが可能である。
排水ボックス24は、箱型に形成されたもので、例えば、排水ボックス24の前面側は着脱自在な蓋37となっており、この蓋37を取り外すことにより、排水ボックス24内の洗浄(掃除)が行えるようになっている。排水ボックス24には、排水ジャケット23の排水口32と対向する側に入水口33が形成されている。そして、入水口33にパイプ(配管)34の一端が接続されて、排水ジャケット23の排水口32にパイプ34の他端が接続されることにより、排水ボックス24と排水ジャケット23とは連通している。
図6Aに示すように、初期画面M1は、様々な工程を表示する。例えば、初期画面M1では、米を計量器19により計量中である計量工程S1、米を洗米装置13内で洗米中である洗米工程S2、洗米装置13内で洗米後に米のザル上げを行うザル上げ工程S3、所定の水を計算して洗米装置13内に水加減水を給水する水加減工程S4、洗米装置13内の米及び水加減水を炊飯機14に投入する排米工程S5、炊飯機14内でお米を浸している浸し工程S6、炊飯機14にて炊飯を行っている炊飯工程S7、お米を炊飯機14内で蒸らすむらし工程S8、米の炊きあがりを示す炊きあがり工程S9を表示する。初期画面M1においては、各工程(計量工程S1、洗米工程S2、ザル上げ工程S3、水加減工程S4、排米工程S5、浸し工程S6、炊飯工程S7、むらし工程S8、炊きあがり工程S9)を示す文字等を他の工程を示す文字と反転したり、或いは、工程を示す文字の色を他の文字と変えたり、各工程を示す文字又は図形を他の工程と異ならせることによって、現在の工程が視認できるようになっている。
メニューセット画面M2には、複数の設定項目61が表示される。複数の設定項目61は、炊飯量の設定を示す炊飯項目61a、水加減水量の設定を示す水加減項目61b、洗米の仕方の設定を示す洗い方項目61c、炊き方(炊飯方法)及び炊飯回数の設定を示すモード項目61d、浸し時間の設定を示す浸し項目60e、むらし時間の設定を示すむらし項目61fを含んでいる。
例えば、炊飯項目61aにカーソル63を合わした後、変更スイッチの操作を行うと、炊飯量を増減させることができる。水加減項目61bにカーソル63を合わした後、変更スイッチの操作を行うと、水加減水量62bを増減することができる。なお、図6Bの水加減項目61bには、水加減水量62bに対応する値をレベルゲージ64で示し、レベルゲージ64の中心に示された基準値Q1よりも一方側が少ないことを示す「少」が示され、水加減水が予め定められた基準値Q1よりも他方側が多いことを示す「多」が示され、レベルゲージ64に対して指し示したカーソル63の位置によって水加減水量62bが設定できるようになっている。例えば、レベルゲージ64に対してカーソル63を多い側に位置させると、水加減水量を8段階(H1~H8)で基準値Q1から増量することができ、レベルゲージ64に対してカーソル63を少ないに位置させると、水加減水量を8段階(L1~L8)で減量させることができる。なお、上述した実施形態では、水加減水量62bを段階的に増減させているが、炊飯量62aと同様に、水加減水量62bを数値で入力できるようにしてもよい。
図2に示すように、米処理機1は、制御装置70を備えている。制御装置70は、CPU、電気電子回路、CPU等に格納されたプログラムから構成されている。制御装置70は、設定情報に基づいて米処理機1の制御が可能である。制御装置70には、計量駆動部71aと、洗米駆動部71bと、排出駆動部71cと、シャッタ駆動部71dと、排水駆動部71eが接続されている。計量駆動部71aは、例えば、計量器19の筒体を回転させるモータを含んでいる。洗米駆動部71bは、例えば、攪拌部材22bを回転させるモータを含んでいる。排出駆動部71cは、回転を垂直方向の移動に変換する変換機構と、変換機構に回転動力を伝達することで上下軸29を昇降させるモータを含んでいる。シャッタ駆動部71dは、シャッタ17dを揺動させるモータを含んでいる。排水駆動部71eは、回転を垂直方向の移動に変換する変換機構と、変換機構に回転動力を伝達することで連動部材41を昇降させるモータを含んでいる。
なお、上述した各工程(計量工程S1、洗米工程S2、ザル上げ工程S3、水加減工程S4、排米工程S5、浸し工程S6、炊飯工程S7、むらし工程S8、炊きあがり工程S9)における制御装置70等の米処理機1の動作は一例であり限定されない。
図2に示すように、支援装置2は、制御装置80と、表示装置(第2表示装置)81と、記憶装置82と、第2通信装置83とを備えている。制御装置80は、CPU、電気電子回路、当該CPU等に格納されたプログラムから構成されている。制御装置80は、支援装置2の様々な処理を行う。表示装置(第2制御装置)81は、液晶パネル、モニタなどのから構成され、様々な情報を表示する。記憶装置82は、不揮発性のメモリ等から構成され、様々な情報を記憶する。第2通信装置83は、ネットワークに接続する通信装置であって、上述した第3通信装置3又は第1通信装置72と同様の構成であり、複数の店舗の様々な情報を取得可能である。第2通信装置83は、第3通信装置3を介して米処理機1の第1通信装置72に接続する間接通信を行う装置であっても、第3通信装置3を介さずに直接、米処理機1の第1通信装置72に接続する直接通信を行う装置であっても限定されない。
期間入力部90には、月、日、時刻などの所定期間(実績期間)を入力する部分である。個別実績表示部91は、米処理機1の名称等の識別情報を表示する識別表示部91aと、時刻を表示する時刻表示部91bと、識別情報に対応する米処理機1の処理時間及び米処理量を表示する処理表示部91cとを含んでいる。第2表示装置81は、店舗毎に識別表示部91aを表示する。第2表示装置81は、処理表示部91cにおいて、時刻表示部91bに対応する処理時間(処理開始時間、処理終了時間)の位置に、処理時間を示すバーと実績米処理量(kg)とを表示する。
期間実績演算部80Cは、実績取得部80Aが取得した米処理実績と、期間受付部80Bが取得した実績期間における実績米処理量を演算する。図7Aに示すように、例えば、実績取得部80Aが2019年5月20日から2019年5月26日までの米処理実績を取得した状況下の中で、期間受付部80Bが2019年5月26日を実績期間として取得した場合、期間実績演算部80Cは、記憶装置82を参照し、図7Bに示すように、2019年5月20日から2019年5月26日までの米処理実績の中から、期間受付部80Bが取得した2019年5月26日の米処理実績を抽出する。そして、図7Bに示すように、期間実績演算部80Cは、店舗(店舗A、店舗B、店舗C)の米処理実績のうち、店舗(店舗A、店舗B、店舗C)に設置された複数台の米処理機1が、実績期間である2019年5月26日に炊飯した米処理量を、実績米処理量として演算する。詳しくは、期間実績演算部80Cは、店舗A1号機、店舗A2号機、店舗A3号機、店舗B1号機、店舗B2号機、店舗C1号機のそれぞれが、2019年5月26日に炊飯した炊飯量の総合計を、米処理量として演算する。
図1に示すように、制御装置80は、米処理計画部80Dを備えていてもよい。米処理計画部80Dは、米処理機1で処理を行う米処理計画を作成する。
支援装置2の第2通信装置83は、店舗(店舗A、店舗B、店舗C)の第3通信装置3に、米処理計画を送信する。店舗(店舗A、店舗B、店舗C)に設置された管理コンピュータ(パーソナルコンピュータ)4は、計画画面M5と同じような米処理機1毎の米処理計画を表示する。
米処理機1は、処理時間及び米処理量の予約を受け付ける予約受付部70Aを備えている。これによれば、米処理機1において、事前に処理時間(処理開始時間、処理終了時間)及び米処理量を簡単に予約することができ、米処理作業の効率化を図ることができます。
支援装置2は、炊飯設定作成部80Fによって、第2炊飯設定値の作成を行うと、第2通信装置83及び第3通信装置3を介して、店舗(店舗A、店舗B、店舗C)の米処理機1の第1通信装置72に第2炊飯設定値を送信する。店舗(店舗A、店舗B、店舗C)の米処理機1は、支援装置2から送信された第2炊飯設定値を受信する。
表示装置(第1表示装置)50は、第1炊飯設定値と第2炊飯設定値とのいずれかを選択する選択部120を有し、制御装置70は、選択部120で選択された第1炊飯設定値と第2炊飯設定値とのいずれかに基づいて炊飯の制御を行う。これによれば、外部からの炊飯の設定の指示(第2炊飯設定値)が行われた場合であっても、米処理機1側の表示装置50で設定した第1炊飯設定値で炊飯を行うか否かをスタッフ(店長、社員、アルバイト)等が判断し、どちらの設定でも炊飯を行うことができます。
表示装置(第1表示装置)50は、第1炊飯設定値として水加減水量を入力可能であり、通信装置(第1通信装置)72は、第2炊飯設定値として水加減水量を受信可能である。これによれば、外部から指示された水加減水量に応じて炊飯を行うことができます。例えば、米処理機1が飲食店、企業の食堂、給食センター等の提供場所H1に設置されている場合において、提供場所H1に納入される米の銘柄、新米、古米などの米の種類が変わる場合、水加減水量を同じにしていると米の硬さ、味などの食感が変化することがあり、このように米の種類が変わる場合には、外部から指示された水加減水量で炊飯することにより、提供場所H1で行った炊飯の米の硬さ、味などの食感を大幅に変えることなく品質を一定にすることができます。
外部機器(支援装置)2は、第2炊飯設定値を送信した理由を送信する。これによれば、提供場所H1側において第2炊飯設定値を送信した理由を把握することができ、当該理由に基づいて、第2炊飯設定値で炊飯を行うか、第1炊飯設定値で炊飯を行うかを判断することができます。
洗米タンク内(洗米タンク22a、攪拌部材22b)は、米を洗米した場合に米ぬかなどが付着するために定期的に清掃が必要な個所であり、清掃指示画面M9のA1に示すように、洗米タンク内(洗米タンク22a、攪拌部材22b)を清掃する画面が表示される。洗米タンク22a及び攪拌部材22bを清掃するには、フック部材21の係止を解除することにより、洗米タンク22aを取り外し、攪拌部材22bを取り付けている締結具(ボルト、ナット)などを取り外して、洗米タンク22a及び攪拌部材22bを手洗いなどで洗浄を行う。
ストレーナ(給水コシ網)25fには給水時の微細なゴミなどが付着することがあることから清掃が必要な個所であり、清掃指示画面M9のA4に示すように、ストレーナ(給水コシ網)25fを清掃する画面が表示される。ストレーナ(給水コシ網)25fを清掃するには、第2開閉弁25eとストレーナ(給水コシ網)25fとを接続している配管などを、第2開閉弁25eとストレーナ(給水コシ網)25fとから取り外し、ストレーナ(給水コシ網)を手洗いなどで洗浄を行う。
所定時間後(例えば、1週間や10日後)に、当該店舗舗A1号機の第1通信装置72(清掃指示情報を確認ことを支援装置2に送信した米処理機1)に清掃情報を要求し、店舗舗A1号機の第1通信装置72は、現在の清掃情報を支援装置2に送信する。
第1通信装置72は、外部機器(支援装置)2から清掃に関するメッセージを受信する。これによれば、統括管理場所(本社等)などに設置された外部機器(支援装置)2によって清掃状態が把握された場合など、統括管理場所からの清掃状態に対してのメッセージを、米処理機1側で確認することが簡単にできます。
米処理支援システムは、米を洗米する洗米タンク22aと、洗米タンク22aに設けられた攪拌部材22bと、洗米タンク22aに給排水する給排水装置16と、洗米タンク22a、攪拌部材22b及び給排水装置16のいずれかの清掃状態を送信する第1通信装置72と、を備えた米処理機1と、第1通信装置72から清掃状態を受信する第2通信装置83と、第2通信装置83が受信した清掃状態を表示する第2表示装置81とを有する外部機器(支援装置)2と、を備えている。これによれば、米処理機1を設置した以外の場所であっても米処理機1の清掃状態(洗米タンク22a、攪拌部材22b及び給排水装置16のいずれかの清掃状態)を把握することができます。
第2表示装置81は、清掃状態として清掃時間、清掃のタイミング(清掃タイミング)、清掃を行った箇所(清掃箇所)のいずれかを表示する。これによれば、米処理機1で行った清掃時間、清掃のタイミング(清掃タイミング)、清掃を行った箇所(清掃箇所)が適正であったか否かを判断することができます。
図20Aに示すように、稼働情報取得部80Hは、例えば、洗米タンク22aによって洗米した回数(洗米回数)、総洗米量、総洗米時間を、洗米タンク22a及び攪拌部材22bの稼働情報として取得する。洗米回数は、例えば、1回毎の洗米工程(1回毎の洗米開始から洗米終了までの回数)S2の総回数で求めてもよいし、排出駆動部71cを駆動させることより排米弁28を開閉した総開閉回数で求めてもよいし、シャッタ駆動部71dを駆動させることよりシャッタ17dを開閉した総開閉回数で求めてもよいし、その他の方法で求めてもよい。総洗米量は、計量駆動部71aを駆動して計量器19で計量した総計量重量で求めてもよいし、その他の方法で求めてもよい。総洗米時間は、1回毎の洗米工程S2の時間を累積して求めてもよい。また、洗米駆動部71bを駆動したときのモータの総回転数(攪拌部材22bの総攪拌回数)を攪拌部材22bの稼働情報としてもよい。
稼働情報取得部80Hは、図20Bに示すように、定期的又は不定期に洗米タンク22a、攪拌部材22b、給排水装置16及び炊飯機14の稼働情報を記憶装置73に記憶させる。
支援装置2は、第2通信装置83が稼働情報及び識別情報を受信すると、記憶装置82に受信した稼働情報及び識別情報を記憶する。図21に示すように、第2表示装置81は、所定の操作を行うと、稼働情報画面M12を表示する。稼働情報画面M12は、米処理機1(店舗A1号機、店舗A2号機、店舗A3号機、店舗B1号機、店舗B2号機、店舗C1号機)から送信された稼働情報を店舗毎に表示する。稼働情報画面M12は、店舗表示部89と、識別表示部91aと、個別稼働表示部140とを含んでいる。
支援装置2は、稼働情報によって部品の交換が必要な場合、交換が必要な部品を発注する。上述したように、店舗A1号機に部品Bを交換する必要が発生した場合、図1に示すように、部品Bを製造又は販売する会社の発注システム(販売受付けコンピュータ)160に自動的に部品Bの発注情報を送信することによって、部品Bを発注する。発注情報には、部品Bの識別情報(商品番号)と、店舗A1号機が設置されている提供場所H1とが含まれていて、部品Bが店舗Aに届くようになっている。なお、図23に示すように、店舗舗A1号機の表示装置50は、確認ボタン161を表示し、確認ボタン135を変更スイッチによって選択すると、交換メッセージを確認したことが支援装置2に通知され、当該支援装置2は、交換メッセージを確認したことを受信した場合に、発注システム(販売受付けコンピュータ)160に部品Bの発注を行い、交換メッセージを確認したことを受信しなかった場合に、部品Bを発注しないようにしてもよい。
第2表示装置81は、米処理機1の稼働情報を表示する。これによれば、米処理機1を設置した以外の場所であっても米処理機1の稼働状態を第2表示装置81を見ることにより視認することができます。
外部機器(支援装置)2は、稼働情報によって部品の交換が必要な場合に、交換が必要な部品を発注する。これによれば、出来るだけ早く、米処理機1の部品の交換を済ませることができ、交換が必要である状態のまま米処理機1を作動させ続けることを防止することができます。
上述した実施形態では、支援装置2(制御装置80)は、実績取得部80A、期間受付部80B、期間実績演算部80C、米処理計画部80D、歩留演算部80E、炊飯設定作成部80F、稼働情報取得部80H、交換判断部80Iを備えているが、全てを備えなくてもよく、1又は複数を組み合わせてもよく、上述した実施形態に限定されない。
2 :支援装置
13 :洗米装置
14 :炊飯機
50 :表示装置
62a :炊飯量
70A :予約受付部
80A :実績取得部
80B :期間受付部
80C :期間実績演算部
80D :米処理計画部
Claims (4)
- 米に対して処理を行う米処理機と、
前記米処理機が処理した処理時間及び米処理量を含む米処理実績を前記米処理機から取得する実績取得部と、
所定期間を受付ける期間受付部と、
前記実績取得部が取得した米処理実績を処理時間に基づいて、前記所定期間における実績米処理量を演算する期間実績演算部と、
前記所定期間における実績米処理量を表示する表示装置と、
を備えており、
前記米処理機は、米を洗米する洗米装置を含み、
前記米処理機は、前記米処理量として前記洗米装置で洗米した洗米量を出力し、
前記期間実績演算部は、前記所定期間における洗米量を前記実績米処理量として演算し、
前記表示装置は、前記所定期間における洗米量を表示する米処理支援システム。 - 前記実績取得部は、炊飯した米を提供する提供場所に配置された複数台の米処理機の米処理実績を取得し、
前記期間実績演算部は、前記複数台の米処理機の米処理量と前記所定期間とに基づいて、前記提供場所の前記所定期間における実績米処理量を演算し、
前記表示装置は、前記提供場所の前記所定期間における実績米処理量を表示する請求項1に記載の米処理支援システム。 - 前記米処理機で処理を行う米処理計画を作成する米処理計画部を有する支援装置を備え、
前記表示装置は、前記米処理計画で作成された米処理計画を表示する請求項1又は2に記載の米処理支援システム。 - 前記米処理機は、前記処理時間及び米処理量の予約を受け付ける予約受付部を備えている請求項1~3にいずれかに記載の米処理支援システム。
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