JP7290822B2 - 抽出バッグ用シート製造方法および製造装置 - Google Patents

抽出バッグ用シート製造方法および製造装置 Download PDF

Info

Publication number
JP7290822B2
JP7290822B2 JP2019050312A JP2019050312A JP7290822B2 JP 7290822 B2 JP7290822 B2 JP 7290822B2 JP 2019050312 A JP2019050312 A JP 2019050312A JP 2019050312 A JP2019050312 A JP 2019050312A JP 7290822 B2 JP7290822 B2 JP 7290822B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tag
thread
sheet
attaching
attachment
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019050312A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020152389A (ja
Inventor
範央 今岡
雅弘 砂田
Original Assignee
シブヤパッケージングシステム株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by シブヤパッケージングシステム株式会社 filed Critical シブヤパッケージングシステム株式会社
Priority to JP2019050312A priority Critical patent/JP7290822B2/ja
Publication of JP2020152389A publication Critical patent/JP2020152389A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7290822B2 publication Critical patent/JP7290822B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Making Paper Articles (AREA)

Description

本発明は、抽出バッグ用シート製造方法および抽出バッグ用シート製造装置に関する。
タグ付きの糸が取り付けられた通水ろ過性シートから形成されたバッグに、お茶やハーブなどの茶葉を封入したものが知られている。抽出バッグの製造では、先に通水ろ過性シートの原反にタグ付きの糸が取り付けられ、その後、同原反から抽出バッグが成形される。タグ付きの糸を原反に取り付ける際には、タグに取り付けられた糸を糸掛装置により複数のピンに掛け回して糸の回旋パターンを形成し、これをタグとシートの間に挟んだ状態で接着している(特許文献1参照)。
特許第5397381号公報
しかし、特許文献1等の構成では、糸掛装置の構成が複雑で大型化するためコスト高となる。
本発明は、簡素かつコンパクトな構成で抽出バッグ用シートを製造する方法および装置を提供することを課題としている。
本発明の第1の発明である抽出バッグ用シート製造方法は、糸をタグに取り付けた後に、糸が取り付けられたタグと糸とをシートに取り付ける抽出バッグ用シート製造方法であって、タグを保持するためのタグ保持部を周囲に等間隔で配置した回転体と、前記タグ保持部をタグ供給位置、糸取付位置、タグ/糸取付位置で停止させつつ前記回転体を間欠回転させる駆動手段とを備え、前記タグ供給位置において、タグ保持部にタグを供給する工程と、前記糸取付位置において、前記タグ保持部に保持されるタグに前記回転体の回転方向の上流側に配置された糸供給部から引き出される糸を取り付ける糸取付工程と、取り付けられた糸の取付部の下流側を切断する糸切断工程と、前記タグ/糸取付位置において、タグと糸をシートに取り付ける工程と、前記糸取付位置から前記タグ/糸取付位置へ移動するまでの間に、前記タグ保持部を回転させて前記タグ保持部で切断された糸を巻き取る糸巻取り工程とを有し、前記タグ保持部が前記糸取付位置から下流側へ移動される際、タグに取り付けられた糸により前記糸供給部から糸が引き出されることを特徴としている。
本発明の第2の発明である抽出バッグ用シート製造装置は、シートにタグと糸とを取り付ける抽出バッグ用シート製造装置であって、タグを保持するためのタグ保持部を周囲に等間隔で配置した回転体と、前記タグ保持部をタグ供給位置、糸取付位置、タグ/糸取付位置で停止させつつ前記回転体を間欠回転させる駆動手段と、前記タグ供給位置において、前記タグ保持部にタグを供給するタグ供給手段と、前記糸取付位置において、前記タグ保持部に保持されるタグに前記回転体の回転方向の上流側に配置された引き出し部から糸を引き出す糸引出手段と、前記糸取付位置において、タグに糸を取り付ける第1取付手段と、タグに取り付けられた糸の取付部の下流側を切断する切断手段と、タグ/糸取付位置において、シートを供給するシート供給手段と、タグ/糸取付位置において、糸が取り付けられたタグと糸を供給されたシートに取り付ける第2取付手段と、前記タグ保持部を回転させるタグ保持部回転手段とを備え、前記タグ保持部が前記糸取付位置から下流側へ移動される際、タグに取り付けられた糸により前記引き出し部から糸が引き出されることを特徴としている。
本発明の第3の発明である抽出バッグ用シート製造装置は、第2の発明において、前記タグ保持部の前記糸取付位置から前記タグ/糸取付位置への移動中に、前記タグ保持部回転手段が前記タグ保持部を回転させてタグ保持部に糸を巻き取ることを特徴としている。
本発明によれば、簡素かつコンパクトな構成で抽出バッグ用シートを製造する方法および装置を提供することができる。
本発明の第1実施形態の抽出バッグ用シート製造装置の一部正面図である。 図1の抽出バッグ用シート製造装置を左方向から見た側面図である。 回転体の縦断面図である。 糸付きタグが取り付けられたシートの平面図である。 第2実施形態の抽出バッグ用シート製造装置の一部正面図である。 図5の抽出バッグ用シート製造装置を左方向から見た縦断面図である。 第1停止位置におけるピンと欠歯歯車との係合関係を示す図である。 第2停止位置におけるピンと欠歯歯車との係合関係を示す図である。 第3停止位置におけるピンと欠歯歯車との係合関係を示す図である。 第4停止位置におけるピンと欠歯歯車との係合関係を示す図である。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。図1は、本発明の第1実施形態である抽出バッグ用シート製造装置の一部の構成を示す正面図であり、図2は、図1の抽出バッグ用シート製造装置を左方向から見た側面図である。
第1実施形態の抽出バッグ用シート製造装置10では、タグTに糸Sを取り付けた後、糸Sを巻き取り、巻き取られた糸SとタグTを抽出バッグのシートFに取り付ける。抽出バッグ用シート製造装置10は、水平な回転軸R周りに一方向(図1においては反時計回り)に回転する回転体12を備える。回転体12は、例えば多角柱(特に正多角柱)形状を呈し、その中心軸に沿って回転軸Rが設けられる。
回転体12の複数の側面は、各々独立した作業台Wとして利用され、作業台Wとして利用される面には各々、回転体12の下流側にタグ保持部14、上流側に糸ガイド部16が設けられる。本実施形態において、回転体は正四角柱であり、4つ全ての面が作業台Wとして利用され、各側面にタグ保持部14および糸ガイド部16が設けられる。
回転体12は、作業台Wの回転軸Rは、装置本体10Aの側面に取り付けられ、装置本体10A内に設けられた駆動機構(駆動手段)により作業台Wが所定の位置で順次停止するように間欠的に回転される。本実施形態では、回転体12は90度ずつ回転され、各作業台Wは、例えば上下左右を向く4つの位置で所定時間停止される。
本実施形態では、作業工程は作業台Wが図1の左側のタグ供給位置(第1停止位置)に停止しているときに開始され、タグ供給位置では、タグ保持部14にタグTが供給される。図2に示されるように、タグTは、タグ供給部18からテープTPとして供給され、タグ供給位置にある作業台Wのタグ保持部14に向けて進退可能な吸着ヘッド20Aにより、テープTPの先端が吸着保持される。吸着ヘッド20Aに保持されたテープTPの先端は、カッタ20BによりタグTの大きさに切断される。
切断されたタグTは、吸着ヘッド20Aの移動によりタグ保持部14に向けて移動され、タグ保持部14に受け渡される。タグ保持部14に受け渡されたタグTは、タグ保持部14により吸着保持される。タグ保持部14には、保持されるタグTの相対する2辺に各々係合するピン14Aが設けられる。ピン14Aは、タグ保持部14から直立し、本実施形態では、それぞれの辺において2本ずつ、合計4本のピン14Aが設けられる。タグ供給位置(第1停止位置)において、ピン14Aは、回転方向に沿ったタグTの相対する2辺に当接し、各辺において2本のピン14Aは、辺の中央部付近に近接して配置される。なお、図1には、各停止位置におけるタグ保持部14、糸ガイド部16、糸Sの配置を示す平面図が、各停止位置の作業台Wの上下左右に描かれている。
タグ供給位置において、タグ保持部14にタグTが供給されると、回転体12は反時計回りに90度回転され、下側の糸取付位置(第2停止位置)に停止する。糸取付位置においては、まずタグ保持部14に保持されるタグTに糸Sが取り付けられる。糸SのタグTへの取り付けは、糸取付位置においてタグ保持部14の下方に位置するホーン(第1取付手段)22によって行われる。
ホーン22は、下流側のヘッド22Aと上流側のヘッド22Bを備えるとともに、昇降機構23により昇降自在に構成される。通常は下方に退避されており、作業台Wが糸取付位置(第2停止位置)に停止すると上昇され、タグTを横切る糸SのタグTの両端において、糸SをタグTに押し当ててタグTに溶着する。図1には、ヘッド22A、22Bによる溶着位置が斜線部SA、SBとして示される。
なお、糸取付位置において、タグTの上に掛け渡される糸Sは、ローラ24を通して作業台Wと平行になる方向に向けられ、糸ガイド部16を介してタグ保持部14の上を掛け渡される。糸ガイド部16は、上流側から糸Sの上下方向のずれを規制する横ガイド16Aと、横方向のずれを両側から規制するとともに糸Sを軽く溝内に保持する縦ガイド16Bと、後述する糸SのシートFへの取り付けに用いられるアンビル16Cと、糸Sの横一方向へのずれを規制するピン16Dとを備える
糸取付位置において糸SのタグTへの取り付けが完了すると、タグ保持部14上において、糸SがタグTのすぐ下流側の位置でカッタ(切断手段)17により切断され、回転体12は、反時計回りに90度回転され、糸取付位置にあった作業台Wは、図1において回転体12の右側の第3停止位置に移動する。このとき、糸Sが取り付けられたタグTが回転体12の周りに回転されることにより、回転体12の外周に沿って糸Sが糸供給部25から引き出される。
第3停止位置のタグ保持部14に保持されるタグTの糸Sがカッタ17により第2停止位置のタグ保持部Wにおいて切断されると、回転体12は更に反時計回りに90度回転され、第3停止位置にあった作業台Wは、回転体12の上側のタグ/糸取付位置(第4停止位置)に移動される。
図3の回転体12の縦断面図に示されるように、各タグ保持部14は、各作業台Wに垂直に軸支される回転軸14Bにより支持され、回転軸14Bは、回転体12内に配置されるサーボモータ(タグ保持部回転手段)14Cにより各々回転駆動可能である。すなわち、タグ保持部14はサーボモータ14Cを駆動することにより作業台Wの上で自転可能であり、タグ保持部14の自転により、糸SがタグTの両側辺に位置する4本のピン14Aに巻き付けられる。
本実施形態では、回転体12の回転により、タグ保持部14が糸取付位置(第2停止位置)からタグ/糸取付位置(第4停止位置)へ移動する間に、タグ保持部14が自転される。例えば、第2停止位置から第3停止位置へ移動する過程では、回転体12の回転およびタグ保持部14の自転により、糸Sが引っ張られて糸供給部25から繰出される。糸Sは、その後、当該タグ保持部14が第3停止位置に到達すると、第2停止位置に配置されたタグ保持部14においてカッタ17により切断される。なお、タグ保持部14の自転は、例えば第3停止位置からタグ/糸取付位置(第4停止位置)へ移動するまでの間も継続される。
タグ保持部14の自転により、カッタ17により切断された糸Sの端部は、糸Sを摺動自在に保持する縦ガイド16Bに向けて引き寄せられ、例えばタグ/糸取付位置(第4停止位置)に到達するタイミングで、糸Sの端部近傍が縦ガイド16Bによって保持される。図1に示される例では、タグ保持部14は、時計回りに自転され、これにより糸Sはピン14Aの周りに巻き取られる。なお、このとき糸Sは、ピン14Aにより巻き取られる方向にあるピン16Dと係合し、糸Sが巻き取られる方向へその向きが変更される。
糸の巻き取りは、タグ保持部14がタグ/糸取付位置(第4停止位置)に停止するまでの間に完了し、タグ保持部14、すなわち作業台Wがタグ/糸取付位置(第4停止位置)に停止すると、タグTとタグTに取り付けられた糸Sの端部をシートSに取り付ける工程が開始される。なお、本実施形態において、タグ/糸取付位置(第4停止位置)におけるタグ保持部14の回転位置は、タグ供給位置(第1停止位置)における初期位置に対して90度位相がずれており、タグTとタグTに取り付けられた糸Sの端部がシートSに取り付けれると、タグ保持部14がタグ/糸取付位置(第4停止位置)からタグ供給位置(第1停止位置)まで移動する間に90度自転される。
すなわち、本実施形態のタグ保持部14は、例えば糸取付位置(第2停止位置)から第3停止位置まで移動する間に315度、第3停止位置からタグ/糸取付位置(第4停止位置)まで移動する間に315度、タグ/糸取付位置(第4停止位置)からタグ供給位置(第1停止位置)まで移動する間に90度自転される。
タグ/糸取付位置(第4停止位置)において、タグ保持部14の上方には、下流側のヘッド26Aと上流側のヘッド26Bを備える昇降可能なホーン(第2取付手段)26が配置され、アンビル16Cの上方には、昇降可能なホーン(第2取付手段)28が配置される。ホーン26およびホーン28は、昇降機構27(図2)により昇降され、通常は上方に退避されており、作業台Wがタグ/糸取付位置(第4停止位置)に停止すると下降される。
タグ/糸取付位置(第4停止位置)に停止した作業台Wとホーン26、28の間には、シート供給部(シート供給手段)30(図2参照)から繰り出されるシートFが水平に走行する。図1において、シートFは、紙面奥行方向に所定ピッチで間欠的に繰り出され、シートFの走行が停止されている間に、下降されるホーン26およびホーン28がシートFの上から、タグ保持部14、アンビル16Cの各々に押し当てられる。これにより、タグ/糸取付位置(第4停止位置)に位置するタグ保持部14に保持されるタグTは、図4のシートFの平面図に示されるように、ホーン26のヘッド26A、26Bに対応する2ヶ所TA、TBでシートFに溶着され、糸Sの端部は、ホーン28に対応する個所TCでシートFに溶着される。なお、タグTのシートFへの溶着はピン14Aで巻き取られた糸SがタグTとシートFの間で保持される配置で行われる。
シートFは、回転体12が90度回転されるごとに所定ピッチで送り出され、タグTと糸Sがホーン26、28により溶着される。所定ピッチで糸付きタグが取り付けられたシートFは下流側へと搬送され、袋状にされて茶葉等の充填物を投入後、個別のティーバッグに裁断される。
以上のように、第1実施形態の抽出バッグ用シート製造装置によれば、複雑な糸掛装置などを設けることなく、簡素かつコンパクトな構成で抽出バッグ用シートを製造することができる。
次に、図5~図10を参照して第2実施形態の抽出バッグ用シート製造装置について説明する。第1実施形態の抽出バッグ用シート製造装置10では、タグ保持部14がサーボモータ14Cによって自転されたが、第2実施形態では欠歯ピン歯車機構を用いて各タグ保持部14が自転される。なお、その他の構成や各停止位置での動作は、第1実施形態と同様であり、同様の構成に関しては同一参照符号を用い、その説明を省略する。
図5は、第2実施形態の抽出バッグ用シート製造装置40の一部正面図であり、図6は図5の抽出バッグ用シート製造装置40を左方向から見た縦断面図である。第2実施形態の回転体42は、その中心がシャフト(回転軸Rに対応)42Aにより保持され、シャフト42Aは装置本体10Aの固定部10Bにベアリング10Cを介して回転自在に保持される。回転体42は、第1実施形態の回転体12と同様に、装置本体10A内に設けられた駆動機構によるシャフト42Aの回転により90度ずつ間欠的に回転され、各作業台Wを第1~第4停止位置に順次停止する。
各タグ保持部14の回転軸14Bには、傘車14Dが設けられ、各々回転軸14Bと直行する回転軸44に設けられた傘車44Aと係合する。回転軸44は、シャフト42Aに平行で、装置本体10A内へと延出しており、回転体42に対してはべリング42Bを介して回転自在に保持される。装置本体10A内において、各回転軸44の先端には、ピンローラ46が取り付けられる。ピンローラ46の周囲に回転軸44の軸方向の前方(回転体12の方向)に突出するピン46Aと、後方(回転体12とは反対の方向)に突出するピン46Bは、所定のピッチで交互に設けられる。なお、図示例では前方ピン46Aが4本、後方ピン46Bが4本の合計8本設けられる。
前方ピン46Aと後方ピン46Bは、シャフト42Aを中心として固定部10Bに取り付けられた円環上の欠歯歯車48Aと欠歯歯車48Bに各々係合される。図7~図10は、第1~第4停止位置におけるピン46A、46Bと欠歯歯車48Aの係合関係を示す図である。図7~図10には、前方ピン46Aと係合する欠歯歯車48Aが実線で、後方ピン46Bと係合する欠歯歯車48Bが2点鎖線で示される。欠歯歯車48A、48Bは、図6に示されるように、シャフト(回転軸R)42Aを中心として、固定部10Bに取り付けられ、各ピン46A、46Bに対応するように、シャフト42Aの軸方向に相互にずれた位置に配置される。なお、図7~図10では、便宜的に1つのピンローラ46のみが描かれているが、本実施形態では、各タグ保持部14に対応する4つのピンローラ46が設けられている。
欠歯歯車48A、48Bは、本実施形態において、約200度の区間に亘り歯部50A、50Bが設けられ、詳細には図7~図10に示すように、歯部50A、50Bは、回転軸Rの真下に位置する第2停止位置から回転軸Rの右に位置する第3停止位置、回転軸Rの真上に位置する第4停止位置を超えて反時計回りに約200度の範囲に亘り設けられる。また、欠歯歯車48A、48Bは、歯部50Aの歯と歯部50Bの歯が互いに半ピッチずつずれて配置される。
欠歯歯車48A、48Bにおいて歯が設けられていない歯無し部52A、52Bは、ピン46A、46Bがともに歯無し部52A、52Bと当接するように歯部50A、50Bの歯底半径よりも若干大きい半径を有する円弧形状とされる。したがって、歯無し部52A、52Bでは、ピン46A、46Bがともに同一径の歯無し部52A、52Bに当接し、回転体42がシャフト42A周りに回転すると、ピンローラ46は回転体42とともに一体的に回転する。すなわち、図7に示されるように、歯無し部52A、52Bが設けられた第1停止位置から第2停止位置の区間では、回転軸44が回転体42に対して回転されることはなく、タグ保持部14は自転されない。
一方、回転体42の回転によりピンローラ46が第2停止位置を過ぎると、歯無し部52Aに摺接していた前方ピン46Aが歯部50Aの歯に係合し、ピンローラ46が反時計回りに回転される。この後、回転体42が回転されると、前方ピン46A、後方ピン46Bが交互に各々歯部50A、50Bの歯に係合してピンローラ46が、歯部50A、50Bが終了するまで回転され、タグ保持部14が自転される。すなわち、本実施形態では、回転体42が回転されると、第2停止位置から第4停止位置を30度第1停止位置側へ過ぎた位置までタグ保持部14が自転される。なお、各区間でのタグ保持部14の自転量は、例えば第1実施形態と同様である。
以上のように、第2実施形態においても、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
なお、第1実施形態では、各タグ保持部をサーボモータで任意のタイミング、任意の回転量自転させることができるので、各区間でのタグ保持部の自転は任意設定できる。また、本実施形態では、回転体が四角柱であったが、角柱の面の数は作業工程等に応じて変更可能である。また、第2実施形態では傘歯車と欠歯歯車を用いた構成としたが、その他の各種歯車機構やベルト伝動機構を用いてもよい。
10、40 抽出バッグ用シート製造装置
10A 装置本体
10B 固定部
12、42 回転体
14 タグ保持部
14A ピン
14C サーボモータ(タグ保持部回転手段)
14D、44A 傘歯車
17 カッタ(切断手段)
22 ホーン(第1取付手段)
25 糸供給部
26、28 ホーン(第2取付手段)
30 シート供給部(シート供給手段)
42A シャフト
44 回転軸
46 ピンローラ
46A ピン
48A、48B 欠歯歯車
50A、50B 歯部
52A、52B 歯無し部
F シート
S 糸
T タグ

Claims (3)

  1. 糸をタグに取り付けた後に、糸が取り付けられたタグと糸とをシートに取り付ける抽出バッグ用シート製造方法であって、
    タグを保持するためのタグ保持部を周囲に等間隔で配置した回転体と、
    前記タグ保持部をタグ供給位置、糸取付位置、タグ/糸取付位置で停止させつつ前記回転体を間欠回転させる駆動手段とを備え、
    前記タグ供給位置において、タグ保持部にタグを供給する工程と、
    前記糸取付位置において、前記タグ保持部に保持されるタグに前記回転体の回転方向の上流側に配置された糸供給部から引き出される糸を取り付ける糸取付工程と、
    取り付けられた糸の取付部の下流側を切断する糸切断工程と、
    前記タグ/糸取付位置において、タグと糸をシートに取り付ける工程と、
    前記糸取付位置から前記タグ/糸取付位置へ移動するまでの間に、前記タグ保持部を回転させて前記タグ保持部で切断された糸を巻き取る糸巻取り工程とを有し、
    前記タグ保持部が前記糸取付位置から下流側へ移動される際、タグに取り付けられた糸により前記糸供給部から糸が引き出される
    ことを特徴とする抽出バッグ用シート製造方法。
  2. シートにタグと糸とを取り付ける抽出バッグ用シート製造装置であって、
    タグを保持するためのタグ保持部を周囲に等間隔で配置した回転体と、
    前記タグ保持部をタグ供給位置、糸取付位置、タグ/糸取付位置で停止させつつ前記回転体を間欠回転させる駆動手段と、
    前記タグ供給位置において、前記タグ保持部にタグを供給するタグ供給手段と、
    前記糸取付位置において、前記タグ保持部に保持されるタグに前記回転体の回転方向の上流側に配置された糸供給部から糸を引き出す糸引出手段と、
    前記糸取付位置において、タグに糸を取り付ける第1取付手段と、
    タグに取り付けられた糸の取付部の下流側を切断する切断手段と、
    タグ/糸取付位置において、シートを供給するシート供給手段と、
    タグ/糸取付位置において、糸が取り付けられたタグと糸を供給されたシートに取り付ける第2取付手段と、
    前記タグ保持部を回転させるタグ保持部回転手段とを備え、
    前記タグ保持部が前記糸取付位置から下流側へ移動される際、タグに取り付けられた糸により前記糸供給部から糸が引き出される
    ことを特徴とする抽出バッグ用シート製造装置。
  3. 前記タグ保持部の前記糸取付位置から前記タグ/糸取付位置への移動中に、前記タグ保持部回転手段が前記タグ保持部を回転させてタグ保持部に糸を巻き取ることを特徴とする請求項2に記載の抽出バッグ用シート製造装置。
JP2019050312A 2019-03-18 2019-03-18 抽出バッグ用シート製造方法および製造装置 Active JP7290822B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019050312A JP7290822B2 (ja) 2019-03-18 2019-03-18 抽出バッグ用シート製造方法および製造装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019050312A JP7290822B2 (ja) 2019-03-18 2019-03-18 抽出バッグ用シート製造方法および製造装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020152389A JP2020152389A (ja) 2020-09-24
JP7290822B2 true JP7290822B2 (ja) 2023-06-14

Family

ID=72557557

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019050312A Active JP7290822B2 (ja) 2019-03-18 2019-03-18 抽出バッグ用シート製造方法および製造装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7290822B2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010064769A (ja) 2008-09-10 2010-03-25 Daiki Shoji Kk 抽出バッグ用シートの製造方法
JP2013018508A (ja) 2011-07-08 2013-01-31 Ito En Ltd 抽出バッグ

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010064769A (ja) 2008-09-10 2010-03-25 Daiki Shoji Kk 抽出バッグ用シートの製造方法
JP2013018508A (ja) 2011-07-08 2013-01-31 Ito En Ltd 抽出バッグ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2020152389A (ja) 2020-09-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN106229142B (zh) 自动绕线设备及其方法
TWI384727B (zh) Winding method and winding device
JPS5864992A (ja) スリ−ブ材製造装置
JP6859526B2 (ja) 紙管を自動的に送り込める粘着テープの紙管切断機
US20160121566A1 (en) Rubber v-belt yarn blank coating and cutting device
JP2015126166A (ja) 巻線装置及び巻線方法
CN103966831A (zh) 布匹裁切机
CN104553006A (zh) 一种轮胎钢圈包布装置及方法
JP7290822B2 (ja) 抽出バッグ用シート製造方法および製造装置
JP6211467B2 (ja) 巻線装置及び巻線方法
JP7006898B2 (ja) ラップマシーン
CN210436274U (zh) 一种金葱粉制造机
JP2010135710A (ja) 多連巻きコイル巻線方法及び装置
EP0456576A1 (fr) Méthode de stockage d'un tricot sortant d'un métier circulaire à tricoter et métier pour la mise en oeuvre de la méthode
CN109019101B (zh) 一种高速卷筒机的卷筒机构
JPH0688172B2 (ja) 円管走行切断装置
US3108922A (en) Automatic taping apparatus for applying adhesive tape strips about a wire coil
DE877592C (de) Verfahren und Vorrichtung zur Herstellung von Garnpackungen
CN116424617A (zh) 自动缠膜机
CN208099350U (zh) 一种首饰饰带车花机
US2785867A (en) Method of and means for winding
US1967202A (en) Perforating machine
US3145523A (en) Method of and apparatus for making and mating coils of filamentary material
JP6371079B2 (ja) 長尺物巻き取り装置
US4718592A (en) Apparatus for soldering an ornamental chain with loops having two intertwined strands

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220112

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20221118

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20221129

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230502

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230515

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7290822

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150