JP7290433B2 - ライドシェア管理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ライドシェア管理装置に関する。
車両を運転する運転者(ドライバー)の目的地までのルートに、乗合者(ライダー)をマッチングし、道路上の車両を減らすことで、交通渋滞の削減や、COの排出の削減の社会課題に取り組むライドシェアと呼ばれる仕組みが広がっている。例えば、特許文献1には、仲介ホストと呼ばれるサーバにて、運転者と乗合者の希望に合致する待ち合わせ時刻及び場所を、運転者と乗合者の端末に送信する技術について記載されている。
特開2002-140399号公報
しかし、従来のライドシェア技術では、運転者に過度の負担が生じ、運転者が参加しにくいという課題があった。例えば、乗合者は希望に近い時間や場所での乗降が可能だが、運転者は任意の場所に車両を乗り捨てることはできない。そのため、通勤時等において、自宅から目的地に運転者としてライドシェアした場合、目的地から自宅まで運転者としてライドシェアする必要があった。運転者の参加が少なければ、1人の運転者に対して過剰な乗合者が集まることになり、需給バランスが崩れ、結果的にライドシェアの普及が進まない原因となる。
本発明は、運転者のライドシェア車両の乗り捨て時の利便性を向上させてライドシェアサービスの運転者として登録する動機付けを行うことができるライドシェア管理装置を提供することを目的とする。
(1) 本発明は、地図を示す情報が記憶される地図記憶部(例えば、後述する地図記憶部121)と、ライドシェアサービスに使用される複数のライドシェア車両の運行履歴と乗合者の乗車履歴とが記憶されるライドシェア履歴記憶部(例えば、後述するライドシェア履歴記憶部122)と、ライドシェアサービスに使用される前記ライドシェア車両の運転者情報として、出発地と、前記ライドシェア車両の目的地である第1目的地と、運転者の目的地である第2目的地と、を取得する運転者情報取得部(例えば、後述する運転者情報取得部111)と、前記ライドシェア車両の前記運転者に対して前記乗合者の候補と乗降地点の情報を提案する移動計画提案部(例えば、後述する移動計画提案部113)と、を備え、前記移動計画提案部は、前記運転者の前記第1目的地と前記第2目的地とが異なる場合、前記ライドシェア履歴記憶部の前記運行履歴及び前記乗車履歴の少なくとも1つに基づいて前記第1目的地から前記第2目的地まで乗合者として移動できる移動可能性を示す情報を作成するライドシェア管理装置(例えば、後述するライドシェア管理装置10)に関する。
上記(1)に記載のライドシェア管理装置によれば、運転者が途中(第1目的地)でライドシェア車両の乗り捨てを希望する場合でも、第2目的地までの乗合者としての移動可能性を確認できるので、乗り捨てを前提にライドシェアサービスを利用できる。利便性が向上するので運転者として登録する動機付けが生じ、ライドシェアサービスの運転者の確保も容易となる。
(2) (1)に記載のライドシェア管理装置において、前記運転者情報取得部は、前記ライドシェア車両の運転者の前記第1目的地からの第2出発時間を更に取得し、前記移動計画提案部は、前記第2出発時間を加味して前記移動可能性を示す情報を作成してもよい。
上記(2)に記載のライドシェア管理装置によれば、出発時間が移動可能性に反映されるので、精度の高い移動可能性を提示することができる。従って、運転者も安心して途中の乗り捨てを前提としたライドシェアの計画を検討することができる。
(3) (1)又は(2)に記載のライドシェア管理装置において、前記移動計画提案部は、前記出発地と前記第2目的地とが同一を示す情報を取得した場合、前記第1目的地から前記出発地までの乗合者として前記移動可能性を示す情報を作成してもよい。
上記(3)に記載のライドシェア管理装置によれば、乗り捨て地点である第1目的地の入力がなくても最終的な第2目的地までの移動可能性を提示でき、運転者の入力を省力でき、ライドシェアサービスの利便性をより向上させることができる。
(4) (1)から(3)の何れかに記載のライドシェア管理装置において、前記地図記憶部は、前記ライドシェア車両とは異なる交通機関の運行情報を記憶し、前記移動計画提案部は、前記乗合者として移動する第1移動可能性と、前記交通機関の前記運行情報に基づいて移動する第2移動可能性と、を組み合わせて移動可能性を示す情報を作成してもよい。
上記(4)に記載のライドシェア管理装置によれば、ライドシェア車両と別の交通機関を組み合わせて移動可能性を提示できるので、目的地までの選択肢が広がり、運転者の利便性をより向上させることができる。
本発明のライドシェア管理装置によれば、運転者のライドシェア車両の乗り捨て時の利便性を向上させてライドシェアサービスの運転者として登録する動機付けを行うことができる。
本発明の一実施形態に係るライドシェア管理装置を含むライドシェアシステムの構成例を示す図である。 本実施形態のライドシェア管理装置と運転者のユーザ端末の装置構成を示す機能ブロック図である。 本実施形態のライドシェア管理装置と乗合者のユーザ端末の装置構成を示す機能ブロック図である。 本実施形態のポイント設定部の構成例を示すブロック図である。 本実施形態の移動計画の内容例を示す図である。 本実施形態の移動計画作成処理を示すフローである。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るライドシェア管理装置10を含むライドシェアシステム1の構成例を示す図である。
ライドシェアシステム1は、所定の時間帯(例えば、通勤時間)に行われる特定の場所(例えば、勤務地)への移動に対する車両の乗合を支援するライドシェアサービスをユーザに提供する。本実施形態では、特定の団体(例えば、企業、役所)に所属する構成員をユーザ2とし、団体が所有する共用車又はユーザが乗合に使用することに同意した提供車をライドシェア車両3と例を説明する。
<ライドシェアシステムの全体構成>
ライドシェアシステム1では、複数のユーザ端末20と複数の車載端末30がライドシェア管理装置10にネットワーク5を介して接続される。ネットワーク5は、例えば、インターネット、携帯電話網、LAN(Local Area Network)又はこれらを組み合わせて実現されるものであり、その通信方式等に特に制限はない。
ライドシェア管理装置10は、ユーザ2の使用するユーザ端末20やライドシェア車両3に搭載される車載端末30と通信を行ってライドシェアに関する各種情報をユーザ端末20や車載端末30に送信する情報処理装置である。各種情報は、例えば、出発地、到着地、出発時間、及び到着時間等の各ユーザ2の希望する希望乗合条件に基づいて、乗合を行うユーザ2の最適な組み合わせ、最適な車両及び最適な走行経路(例えば、交通渋滞を最も緩和できる経路)等の情報である。
ユーザ端末20は、ライドシェアサービスの提供を受けるユーザ2が使用する情報処理装置である。ユーザ端末20は、例えば、スマートホン、タブレットPC、携帯電話、PDA等のコンピュータによって構成される。
車載端末30は、ライドシェア車両3に搭乗するユーザ2に各種の情報を提供する情報処理装置である。車載端末30は、例えば、カーナビゲーション装置、車両のダッシュボード等に設置されるPND(Portable Navigation Device)、タブレットPC等のコンピュータによって構成される。本実施形態では、ライドシェア車両3は、特定の団体が所有する車両や登録されるユーザ2の所有する車両等である。
ユーザ端末20及びライドシェア管理装置10の機能ブロックについて図2及び図3のブロック図を参照して説明する。以下の説明において、ユーザ2のうち、ライドシェア車両3を運転するものを運転者2aとし、運転せずに同乗するものを乗合者2bとする。なお、運転者2a又は乗合者2bは、その役割が固定されているわけではなく、そのときどきによって運転者2aや乗合者2bとしての利用がユーザによって選択される。ライドシェアサービスを運転者2aとして利用したユーザが乗合者2bとなる場合もあるし、その逆も成立する。
<ユーザ端末が備える機能ブロック>
図2及び図3に示すように、ユーザ端末20は、マイクロプロセッサ等の演算処理装置から構成される制御部21と、半導体メモリ等で構成される記憶部22と、タッチパネルディスプレイ等で構成される入力部及び表示部を有するインターフェース部23と、DSP等を有する通信部24と、を含んで構成される。ユーザ端末20には、ライドシェアサービスを利用するための専用アプリケーションソフトがインストールされており、通信部24を介してライドシェア管理装置10との通信を行う。
ライドシェアサービスの利用時に運転者2aによって操作されるユーザ端末20をユーザ端末20aとし、ライドシェアサービスの利用時に乗合者2bによって操作されるユーザ端末20をユーザ端末20bとする。ユーザが運転者2aとしてライドシェアサービスを利用する場合、ユーザ端末20aを使用して運転者情報200を送信する(図2参照)。また、ユーザが乗合者2bとしてライドシェアサービスを利用する場合、ユーザ端末20bを使用して乗合者情報210を送信する(図3参照)。なお、ユーザ端末20aとユーザ端末20bが異なる情報処理装置であるというわけではない。
<ライドシェア管理装置が備える機能ブロック>
ライドシェア管理装置10は、制御部11と、記憶部12と、通信部13と、を含んで構成される。
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random access memory)、ROM(Read Only Memory)、及びI/O(Input / output)等を有するマイクロプロセッサにより構成される。CPUは、ROM又は記憶部12から読み出した各プログラムを実行し、その実行の際にはRAM、ROM、及び記憶部12から情報を読み出し、RAM及び記憶部12に対して情報の書き込みを行い、通信部13等と信号の授受を行う。このようにして、ハードウェアとソフトウェア(プログラム)が協働することにより本実施形態における処理は実現される。なお、制御部11の詳細については後述する。
記憶部12は、半導体メモリ等で構成されており、ファームウェアやオペレーティングシステムと呼ばれる制御用のプログラム等の各種のプログラムや、ユーザ情報や車両情報等、種々の情報が記憶される。
ユーザ情報は、運転者2a又は乗合者2bとしてライドシェアサービスを利用するユーザ2を特定するユーザ識別番号、アカウント情報、ユーザ端末20等の情報である。車両情報は、ライドシェア車両3の車両識別番号等の情報である。なお、記憶部12の詳細については後述する。
通信部13は、DSP(Digital Signal Processor)等を有し、3G(3rd Generation)、LTE(Long Term Evolution)、4G(4th Generation)、Wi-Fi(登録商標)、5G(5th Generation)といった規格に準拠して、ネットワーク5を介して他の装置との間の通信を実現する。
次に、制御部11の詳細について説明する。本実施形態の制御部11は、運転者情報取得部111と、乗合者情報取得部112と、移動計画提案部113と、ポイント設定部114と、計画配信部115と、を含んで構成される。
運転者情報取得部111は、運転者2aのユーザ端末20aから送信される運転者情報200を取得する。運転者情報200には、ライドシェア車両3の運転を開始する出発地201、ライドシェア車両3の最終的な第1目的地202、出発地201を出発する出発時間203、第1目的地202に到着する到着時間204、第1目的地202を出発する第2出発時間206、第2目的地205に到着する第2到着時間207等が含まれる(図2参照)。
乗合者情報取得部112は、乗合者2bのユーザ端末20bから送信される乗合者情報210を取得する。乗合者情報210には、乗合者2bが乗車を希望する希望乗車地211、乗合者2bの目的地又は経由地である希望下車地212、希望乗車地211で乗車する希望乗車時間213及び希望下車地212に到着する希望下車時間214等が含まれる(図3参照)。
移動計画提案部113は、運転者2aのユーザ端末20aから受信した運転者情報200と、乗合者2bのユーザ端末20bから受信した乗合者情報210と、に基づいてマッチング処理等を行ってライドシェアに必要な情報を作成する処理を行う。なお、移動計画提案部113による処理については後述する。
計画配信部115は、移動計画300の対象となる運転者2aのユーザ端末20a及び乗合者2bのユーザ端末20bのそれぞれにライドシェアに関する情報を送信するように通信部13を制御する。
次に、記憶部12の詳細について説明する。本実施形態の記憶部12は、ライドシェア計画100の作成に使用する情報を記憶する領域として、地図記憶部121と、ライドシェア履歴記憶部122と、運転者候補記憶部123と、ポイント管理部124と、を含んで構成される。
地図記憶部121は、道路地図(地図)を示す地図情報等を記憶する領域である。本実施形態の地図記憶部121には、ライドシェア車両以外の移動手段として、電車、バス等の公共交通機関の交通機関運行情報140が更に記憶される。
ライドシェア履歴記憶部122は、ライドシェア車両3の過去の運行履歴126と乗合者2bのライドシェアサービス利用時の乗車履歴127とが記憶される領域である。例えば、A駅から商業ビルBまでの移動に対してライドシェアを利用するときの時間(時間帯)ごとのマッチング確率等が記憶される。
運転者候補記憶部123は、ライドシェア車両3を運転可能な複数の運転者の候補を記憶する領域である。
ポイント管理部124は、ポイント情報を記憶するデータベースである。ポイント情報を管理する構成例について図4を参照して説明する。図4に示すように、ポイント管理部124には、ユーザ2ごとにカーシェアポイント151及びライドシェアポイント152が記憶されている。
ポイント設定部114によるポイント付与について説明する。本実施形態のポイント設定部114は、カーシェアポイント計算部141と、ライドシェアポイント計算部142と、ポイント統合部143と、を含んで構成される。
カーシェアポイント計算部141は、洗車、給油、ライドシェア車両3の所定場所への移動等のユーザ2のメンテナンスに関する行動に基づいてポイントを算出する。カーシェアポイント151の付与対象である各行動には所定の計算式がそれぞれ設定されており、ユーザ2の行動の種類を示す情報に基づいてカーシェアポイントが計算される。ユーザ2の行動の種類を示す情報は、ユーザ端末20の操作やGPS情報等、適宜の方法によってライドシェア管理装置10に取得される。また、カーシェアポイント計算部141は、ポイント利用時の使用ポイントの計算も行う。
ライドシェアポイント計算部142は、ライドシェアサービスの運転者2aとしての参加、乗合者2bとしての参加、乗合者2bを迎えにいく迎車、同乗者の人数等のライドシェアに関する行動に基づいてポイントを付与する。ライドシェアポイント152の付与対象である各行動にも所定の計算式がそれぞれ設定されており、ユーザ2の行動の種類を示す情報に基づいてライドシェアポイント152が計算される。ユーザ2の行動の種類を示す情報は、ユーザ端末20の操作やGPS情報等、適宜の方法によってライドシェア管理装置10に取得される。また、ライドシェアポイント計算部142は、ポイント利用時の使用ポイントの計算も行う。
ポイント統合部143は、ユーザ2の予約情報、実績情報、ポイント変換希望情報等を受信し、受信した情報に基づいてカーシェアポイント計算部141及びライドシェアポイント計算部142を制御する処理を行う。本実施形態では、カーシェアポイント151をライドシェアサービス及びカーシェアサービスの両方に利用可能となっており、ライドシェアポイント152もライドシェアサービス及びカーシェアサービスの両方に利用可能となっている。
また、本実施形態のポイント統合部143は、予約情報等の環境によってポイントの算出方法を変更する機能を有する。例えば、ライドシェアポイント152をカーシェアサービスに使用する場合において、所定時間内のポイントの利用を高めるようにカーシェアポイント計算部141のポイント使用に関する計算式の変数を変更する。あるいは、ある時間帯の同一のエリアで車両が集中するような場合において、別のエリアに車両が分散されるように別エリアでの行動に対して付与されるポイントが絶対的又は相対的に高くなるようにカーシェアポイント計算部141、ライドシェアポイント計算部142又はその両方の計算式の変数を変更する処理を行ってもよい。
また、ポイント統合部143は、カーシェアポイント計算部141及びライドシェアポイント計算部142から取得した情報をユーザ2に通知する処理を行う。例えば、「通常1000ポイント1時間のところ、今なら1000ポイント10時間のカーシェアサービスの利用が可能です」といったメッセージを作成し、ユーザ端末20に適宜のタイミングで送信する処理を行う。
<移動計画に含まれる情報>
ここで、図5を参照して移動計画300に含まれる情報の種類について説明する。移動計画300には、乗合者候補301、乗降地点302、第1経路303、第2経路304、移動可能性305、代行運転者候補306、スケジュール307、ポイント情報310、等が含まれる。各情報の詳細について説明する。
乗合者候補301は、運転者2aのユーザ端末20aから受信した運転者情報200と、乗合者2bのユーザ端末20bから受信した乗合者情報210と、に基づいてマッチングされた乗合者2bを示す情報である。乗降地点302は、乗合者2bの乗降する場所を示す情報である。
第1経路303は、出発地201から第1目的地202までの経路を示す情報である。運転者2aは、この第1経路303に従って乗合者2bを同乗させ、ライドシェア車両3を第1目的地202まで移動させることになる。
第2経路304は、第1目的地202から第2目的地205までの経路を示す情報であり、第1目的地202と第2目的地205が一致しない場合に生成される。第2経路304は、ライドシェア車両3を運転者2aとして利用しないことを前提とした情報である。
移動可能性305は、第1目的地202までライドシェア車両3を運転し、第1目的地202で乗り捨てた後に、第2経路304を移動して第2目的地205まで到達できる確率や移動手段を示す情報である。
以下、乗合者2bとしてライドシェアサービスを利用する場合の移動可能性を第1移動可能性311とし、ライドシェアサービス以外の移動手段を利用する場合の移動可能性を第2移動可能性312として説明する。
第1移動可能性311は、ライドシェアサービスを乗合者2bとして利用して第1目的地202から第2目的地205に移動できる確率を示す情報である。第1移動可能性311は、第1目的地202の過去のライドシェアサービスの利用実績等に基づいて数字で算出又は段階的なレベルで表現される。また、本実施形態では、第1目的地202の出発時間である第2出発時間206も加味して第1移動可能性311を示す情報が作成される。
例えば、A駅から商業ビルBまでの移動に対してライドシェアを利用できるマッチング確率が朝、夕方、昼の順に高かったとする。ここでのマッチング確率は、希望する乗合者2bがライドシェアサービスを利用できたか否かに基づいて設定される。第1目的地202にA駅、第2目的地205に商業ビルBが設定された運転者情報200が取得された場合に作成される第1移動可能性311は、昼の時間帯に比べて朝の時間帯の方が高くなることを示す情報となる。例えば、朝の時間帯であればマッチング確率「80%」やマッチング可能性「高」等と表示され、昼の時間帯であればマッチング確率「30%」やマッチング可能性「低」等と表示される。なお、これらはあくまで例示であり、マッチングできる可能性を示す情報の表現は、適宜の方法を採用できる。
第2移動可能性312は、ライドシェアサービスのライドシェア車両3以外の移動手段を用いる場合の移動手段を示す情報である。第2移動可能性312では、電車、バス等の公共交通機関が表示される。なお、公共交通機関以外にも、シェアサイクル等、別の移動手段を設定することも可能である。
第2移動可能性312は、第1目的地202と第2目的地205の位置関係等に基づいて移動手段の候補として設定される。そのため、必ず第2移動可能性312が設定される必要はない。
代行運転者候補306は、第1目的地202から第2目的地205までライドシェア車両3を移動させる代行運転者を示す情報である。移動計画提案部113は、運転者候補記憶部123に記憶される運転者2aの候補から、ライドシェア車両3の乗り捨て後に第1目的地202から第2目的地205までの移動が可能なものを代行運転者候補306に設定する。
スケジュール307は、時間に関する情報である。具体的には、出発時間203、到着時間204、第2出発時間206、第2到着時間207等の情報である。
ポイント情報310は、付与ポイント314及び使用ポイント315に関する情報である。付与ポイント314は、運転者2aが付与されるポイントであり、上述のライドシェアポイント152である。この付与ポイント314は、出発地201から第1目的地202までの移動に対して新たに付与されるライドシェアポイント152を含んでいる。なお、新たに付与されるライドシェアポイント152には、区別してユーザ端末20に表示できるようになっている。
使用ポイント315は、上述の代行運転者候補306にライドシェア車両3の移動を依頼したときに消費されるポイントである。使用ポイント315は、移動距離、時間帯、他のエリアの混雑状況等を加味して算出される。
以上説明した移動計画300に含まれる情報がユーザ2のユーザ端末20に提供される情報となる。次に、運転者2aとしてライドシェアサービスを利用するユーザ2による入力処理について図6のフローを参照して説明する。なお、以下の例では、ユーザ端末20にインストールされるアプリケーションを起動させた状態でユーザ2の入力が行われるものとする。
ステップS11において、ユーザ2(運転者2a)は運転者情報200をユーザ端末20のインターフェース部23を操作して入力する。なお、この運転者情報200の入力処理において、出発地201と第2目的地205が同じ場合は、第2目的地205の入力を省略することが可能となっている。例えば、第2目的地205の入力がなかった場合、出発地201と第2目的地205が同じであると判定し、移動計画300を作成する処理が行われるようにしてもよい。ステップS11の後、ステップS12において、ユーザ2は第2目的地205への移動手段を確認する操作を行う。ステップS11及びステップS12により、ユーザ端末20から運転者情報200及び移動手段の確認情報を受信したライドシェア管理装置10は、移動計画300を含む情報をユーザ端末20に送信する。
ステップS13において、移動計画300に第2目的地205への移動手段を示す情報がある場合は、ユーザ端末20のインターフェース部23に移動手段に関する情報を含む選択画面を表示し、ステップS14の処理に進む。この選択画面には、図5の移動計画300に含まれる情報が表示され、第2目的地205に移動する乗合者2bとしてのライドシェア予約や運転代行者の設定等の操作が行うことができるようになっている。
ステップS14では、第2目的地205への移動手段の自動予約又はユーザ2による移動手段の選択が行われる。移動手段の自動予約は、例えば、第1目的地202から第2目的地205までの移動に乗合者2bとしてライドシェアサービスを利用する予約等である。ユーザ2による表示画面の選択処理又は確認処理が行われると、移動計画300の内容が確定する。
ユーザ2がライドシェア車両3を乗り捨てたい場合は、この選択画面で代行運転者候補306から実際にライドシェア車両3を移動させる代行運転者を選択する。代行運転者が選択された情報を受信したライドシェア管理装置10は、該当する代行運転者に代行運転を行うか否かを確認する処理を行う。確認の結果、代行運転を行うことが決定すれば、代行運転が確定した情報がユーザ端末20に送信される。
ステップS13において、移動計画300に第2目的地205への移動手段を示す情報がない場合には、ユーザ端末20のインターフェース部23に第2目的地205への移動手段が無いことを示すメッセージを表示するステップS15の処理に進む。ステップS15においてユーザ2の確認操作が行われると、移動計画300の内容が確定する。
ユーザ2の入力処理により、移動計画300に含まれるライドシェアに関する情報(移動計画300)が確定し、この確定したライドシェア情報が同じライドシェアグループとなった運転者2a及び乗合者2bに送信される。
以上説明したように、本実施形態のライドシェア管理装置10は、地図記憶部121と、ライドシェア履歴記憶部122と、運転者情報取得部111と、移動計画提案部113と、を備える。移動計画提案部113は、運転者2aの第1目的地202と第2目的地205が異なる場合、ライドシェア履歴記憶部122の運行履歴126及び乗車履歴127の少なくとも1つに基づいて第1目的地202から第2目的地205まで乗合者2bとして移動できる移動可能性305を示す情報を作成する。
これにより、運転者2aが途中(第1目的地202)でライドシェア車両3の乗り捨てを希望する場合でも、第2目的地205までの乗合者2bとしての移動可能性305を確認できるので、乗り捨てを前提にライドシェアサービスを利用できる。利便性が向上するので運転者2aとして登録する動機付けが生じ、ライドシェアサービスの運転者2aの確保も容易となる。
また、本実施形態では、運転者情報取得部111は、ライドシェア車両3の運転者2aの第1目的地202からの出発時間である第2出発時間206を更に取得し、移動計画提案部113は、第2出発時間206を加味して移動可能性305を示す情報を作成する。
これにより、第2出発時間206が反映された精度の高い移動可能性305を提示することができる。従って、運転者2aも安心して途中の乗り捨てを前提としたライドシェアの計画を検討することができる。
また、本実施形態では、移動計画提案部113は、出発地201と第2目的地205とが同一を示す情報を取得した場合、第1目的地202から出発地201までの乗合者2bとして移動可能性305を示す情報を作成する。
これにより、乗り捨て地点である第1目的地202の入力がなくても最終的な第2目的地205までの移動可能性305を提示でき、運転者の入力を省力でき、ライドシェアサービスの利便性をより向上させることができる。
また、本実施形態の地図記憶部121は、ライドシェア車両3とは異なる交通機関運行情報140を記憶し、移動計画提案部113は、乗合者2bとして移動する第1移動可能性311と、交通機関運行情報140に基づいて移動する第2移動可能性312と、を組み合わせて移動可能性305を示す情報を作成してもよい。
また、本実施形態では、移動計画提案部113は、運転者2aの第1目的地202と第2目的地205とが異なる場合、運転者候補記憶部123に記憶される運転者2aの候補に基づいて第1目的地202から第2目的地205までライドシェア車両3を運転可能な代行運転者候補306を決定する。
これにより、運転者2aが途中(第1目的地202)でライドシェア車両3の乗り捨てを希望する場合でも、ライドシェア車両3を第2目的地205に移動させる代行運転者を見つけることができるので乗り捨てを前提にライドシェアサービスを利用できる。利便性が向上するので運転者として登録する動機付けが生じ、ライドシェアサービスの運転者2aの確保も容易となる。
また、本実施形態では、移動計画提案部113は、乗合者候補301及び乗降地点302とともに運転者2aに付与されるライドシェアポイント152を通知するとともに、代行運転者候補306の利用に基づき消費される使用ポイント315を運転者2aに通知する処理を行う。
これにより、運転者2aに設定されるカーシェアポイント151やライドシェアポイント152をライドシェア車両3の乗り捨てに使用できるので、乗り捨てという選択肢が利用し易くなり、運転者2aにとってもライドシェアが利用し易くなる。
また、本実施形態のでは、移動計画提案部113は、運転者2aの第1目的地202と第2目的地205とが異なる場合、ライドシェア履歴記憶部122の運行履歴126及び乗車履歴127の少なくとも1つに基づいて第1目的地202から第2目的地205までの乗合者2bとして移動できる移動可能性305を示す情報を作成するとともに、乗合者2bとなる場合の使用ポイント315を計算する。
これにより、第2目的地205までの乗合者2bとしての移動可能性305を確認できるので、乗り捨てを前提にライドシェアサービスを利用できる。また、運転者2aのカーシェアポイント151やライドシェアポイント152を乗合者2bとしてライドシェアサービスに参加するときに使用できるので、利便性がより一層向上する。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、上述の実施形態に制限されるものではなく、適宜変更が可能である。
例えば、図1では、1個のサーバがライドシェア管理装置10として模式的に図示されているが、この構成に限定されるわけではない。例えば、上記実施形態のライドシェア管理装置10は、ユーザ2のマッチングを行う機能を有する構成であるが、当該構成を省略し、ライドシェア計画100を作成する機能に特化したライドシェア計画装置(予約管理装置)とし、マッチング処理を外部のマッチングサーバで行うとともに必要な情報は外部のデータベースに記憶させる構成としてもよい。
このように、ライドシェア管理装置10の各機能を、適宜複数のサーバ装置に分散する、分散処理システムとしてもよい。また、クラウド上で仮想サーバ機能等を利用して、ライドシェア管理装置10の各機能を実現してもよい。
10 ライドシェア管理装置
111 運転者情報取得部
113 移動計画提案部
121 地図記憶部
122 ライドシェア履歴記憶部
123 運転者候補記憶部

Claims (4)

  1. 地図を示す情報が記憶される地図記憶部と、
    ライドシェアサービスに使用される複数のライドシェア車両の運行履歴と乗合者の乗車履歴とが記憶されるライドシェア履歴記憶部と、
    前記ライドシェア車両を運転可能な複数の運転者候補が記憶される運転者候補記憶部と、
    ライドシェアサービスに使用される前記ライドシェア車両の運転者情報として、出発地と、前記ライドシェア車両の目的地である第1目的地と、運転者の目的地である第2目的地と、を取得する運転者情報取得部と、
    前記ライドシェア車両の前記運転者に対して前記乗合者の候補と乗降地点の情報を提案する移動計画提案部と、を備え、
    前記移動計画提案部は、前記運転者の前記第1目的地と前記第2目的地とが異なる場合、前記ライドシェア履歴記憶部の前記運行履歴及び前記乗車履歴の少なくとも1つに基づいて前記第1目的地から前記第2目的地まで乗合者として移動できるマッチング確率を示す情報を作成し、
    前記運転者候補記憶部の前記複数の運転者候補に基づいて、前記ライドシェア車両を前記第1目的地から前記第2目的地までの移動が可能な代行運転者候補を示す情報を作成するライドシェア管理装置。
  2. 前記運転者情報取得部は、前記ライドシェア車両の運転者の前記第1目的地からの第2出発時間を更に取得し、
    前記移動計画提案部は、前記第2出発時間を加味して前記マッチング確率を示す情報を作成する請求項1に記載のライドシェア管理装置。
  3. 前記移動計画提案部は、前記出発地と前記第2目的地とが同一を示す情報を取得した場合、前記第1目的地から前記出発地までの乗合者として前記マッチング確率を示す情報を作成する請求項1又は2に記載のライドシェア管理装置。
  4. 前記地図記憶部は、前記ライドシェア車両とは異なる交通機関の運行情報を記憶し、
    前記移動計画提案部は、前記乗合者として移動する第1移動可能性と、前記交通機関の前記運行情報に基づいて移動する第2移動可能性と、を組み合わせた情報を作成する請求項1から3の何れかに記載のライドシェア管理装置。
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