JP7290069B2 - 錠剤カセット - Google Patents

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本発明は、錠剤カセットに関する。
本願出願人は、特許文献1において、錠剤の大きさ、形状、種類に応じてロータの錠剤案内路の幅、深さ、錠剤案内路の下部に設けた錠剤支持台から仕切部材までの高さを変更できる錠剤カセットのロータを提案している。特許文献1のロータには、深さ調整機構、高さ調整機構、幅調整機構の各操作部が上面に設けられ、これらの操作部を覆うカバーが着脱可能に取り付けられている。カバーは、ロータとともに回転して錠剤カセットに収納される錠剤を撹拌するものであるが、深さ調整機構、高さ調整機構、幅調整機構の各操作部を調整する際には取り外す必要がある。
ロータのカバーを取り外す場合、カバーに摘み等を設ければ取り外しが容易である。しかし、カバーやキャップには、錠剤を支持し撹拌する機能を阻害するような無用の突起物を取り付けることはできない。そこで、キャップをプッシュするだけでカバーをキャップとともに取り外すことができる機構を設けることが考えられる。
しかし、このようなプッシュ式の取り外し機構は、錠剤カセットに錠剤を満杯状態で収容して蓋を無理に閉じた場合、キャップが錠剤に押されてカバーの係合が外れ、ロータの回転に支障を来すという問題があった。
特許第6222414号公報明細書
本発明は前記従来の問題点に鑑みてなされたもので、錠剤に押されてカバーが外れるといった不都合を回避できるカバー着脱構造を備えた錠剤カセットを提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明は、
多数の錠剤を収納するカセット本体と、前記カセット本体に回転可能に収容されたロータ本体と、前記ロータ本体の上面に着脱可能に設けられたカバーと、前記ロータ本体と前記カバーを係合する係合部とを備えた錠剤カセットにおいて、
前記ロータ本体と前記カバーとの前記係合部の係合を前記カバーに形成された孔に工具を通して解除可能に構成されている。
本発明では、カバーに形成された孔に工具を通して係合部の係合が解除される。錠剤カセットに錠剤カセットが満杯状態に収容され、蓋が閉じられた場合、カバーが錠剤に押されることがあっても、ロータ本体とカバーとの係合部の係合が解除されることはない。
前記係合部は、
前記ロータ本体と前記カバーのいずれか一方に設けられた弾性片と、
前記弾性片の端部に設けられた第1係合部と、
前記ロータ本体と前記カバーのいずれか他方に設けられ、前記第1係合部に係合する第2係合部とからなり、
前記弾性片の端部に前記弾性片の弾性に抗して押圧可能な解除部が形成されている。
本発明では、弾性片の端部に形成された解除部を押圧することで、弾性片が撓み、弾性片の第1係合部が第2係合部から外れ、ロータ本体とカバーとの係合部の係合が解除される。
前記カバーの前記孔は、前記解除部により前記カバーの内側から塞がれている。
本発明では、カバーの孔が解除部によりカバーの内側から塞がれているので、錠剤カセット内の錠剤の粉がカバーの孔を通ってロータの内部に進入することがなくなる。
前記カバーの中央に形成された取付孔にキャップが嵌合され、前記孔は前記キャップに形成されている。
本発明では、キャップの孔を通して係合部を解除してもカバーが外れなかった場合、キャップをカバーから取り外すことで、ロータ本体とカバーとの係合部の係合を解除することができる。
前記係合部は、前記ロータに周方向等配位置に複数設けられている。
本発明では、複数の係合部を同時に解除すると、カバーを取り外すことができる。このため、1つの係合部が誤って解除されても、他の係合部が解除されず、カバーを取り外すことができないため、安全である。
本発明によれば、錠剤カセットに錠剤カセットが満杯状態に収容され、蓋が閉じられた場合、カバーが錠剤に押されることがあっても、カバーに形成された孔に工具を通して解除しない限り、ロータ本体とカバーとの係合部の係合が解除されることはないため、錠剤に押されてカバーが外れるといった不都合を回避することができる。
モーターベースに装着される錠剤カセットの斜視図。 錠剤カセットの斜め下方から見た斜視図。 専用工具によりローターカバーを取り外す状況を示す斜視図。 カバー本体とキャップを取り外した状態を示す錠剤カセットの斜視図。 キャップの斜め下方から見た斜視図。 カバー本体の斜め下方から見た斜視図。 ローターカバーを取り外す状況を順に示す断面図。 ロータの斜め上方から見た斜視図。 ロータの斜め下方から見た斜視図。 ロータの錠剤案内溝の深さを調整する状況を示す断面図。 ロータの深さ調整機構を示す斜視図。 ロータの高さ調整機構を示す斜視図。 ロータの幅調整機構を示す斜視図。 カセット本体の底部に形成された凹部を示す斜視図。 カセット本体の底部に形成された凹部を示す断面図。 セット本体の内面に形成された撹拌用突部及びその延長部を示す斜視図。 セット本体の内面に形成された延長部の作用を示す断面図。 錠剤カセットの仕切ブロックの取付状況を示す斜視図。 仕切ブロックの正面図。 仕切ブロックの平面図。
以下、本発明の実施形態を添付図面に従って説明する。
図1は、錠剤収納払出装置に固定されるモータベース1と、該モータベース1に着脱可能に装着される本発明の実施形態に係る錠剤カセット2と示す。
モーターベース1には、錠剤カセット2をスライドして着脱するための装着ガイド1aが設けられるとともに、錠剤カセット2の錠剤出口9に連通する錠剤排出路1bが形成されている。モータベース1の内部に、図示しないモータが内蔵され、該モータのモータギア3が上面に露出している。錠剤カセット2を装着すると、図2に示すように、錠剤カセット2のロータ8の回転軸10aに取り付けられた中間ギア10bがモータギア3に噛み合って、錠剤カセット2のロータ8を駆動するようになっている。また、モータベース1の上面には、金属板4が設けられ、該金属板4は錠剤収納取出装置のフレーム等を介して接地されている。これにより、錠剤カセット2を装着した際に、錠剤カセット2のロータ8の回転軸10aの下端が当該金属板4に接触して、ロータ8の除電がなされるようになっている。
錠剤カセット2は、カセット本体5と、該カセット本体5の上方開口を開閉かつ着脱可能に覆う蓋6と、カセット本体5の下部に設けられたスカート部7と、図3に示すようにカセット本体5に収容されたロータ8とからなっている。
カセット本体5は、図10に示すように、上方に開口する矩形の上部5aと、逆円錐状の傾斜部5bと、円筒筒状部5cと、底部5dとから構成されている。底部5dから傾斜部5bまでの内部空間には、ロータ8が収容されるとともに、ロータ8より上方に多数の錠剤Tが収容可能になっている。傾斜部5bの下部から底部5dにかけて錠剤出口9が形成されている。錠剤出口9は、図1に示すモーターベース1に形成された錠剤排出路1bに連通している。カセット本体5の外側には、図18に示すように、仕切部材21を有する仕切ブロック22が取り付けられ、該仕切部材21の先端は傾斜部5bの外側から錠剤出口9の上方に形成された図14に示すスリット9aを介して内側に差し込まれている。底部5dの中央には、図14に示すロータ駆動部10が収容されるロータ軸孔11が形成されている。ロータ駆動部10は、回転軸10aと、該回転軸に固着された図示しない駆動ギアと、該駆動ギアに噛合する中間ギア10bとを有している。
ロータ8は、図8,9に示すように、概略、上面が円錐形、側面が逆円錐形、底面が平坦な形状を有している。ロータ8の側面上部には、周方向に錠剤ポケット8aが設けられ、該錠剤ポケット8aから下方に延びる複数の錠剤案内路8bが周方向に等間隔に設けられている。
錠剤ポケット8aは、ロータ本体12の外周面と、第1可動部材13の水平突片13aと第2可動部材14の水平突片14aとで形成され、カセット本体5の傾斜部5bに囲まれて、カセット本体5内に収容された錠剤Tを受け入れて周方向に整列させる。
錠剤案内路8bは、ロータ本体12の傾斜外面12aと、第1可動部材13の垂直突片13b、第2可動部材14の垂直突片13bと、筒状部材15に螺合する環状昇降部材16の錠剤支持台16aとで溝状に形成され、カセット本体5の傾斜部5bに覆われて、錠剤ポケット8aに整列している錠剤Tを受け入れて下方に案内する。
錠剤案内路8bは、錠剤カセットに収容される錠剤の形状又は大きさに応じて、溝の深さ、高さ、幅を調整し、錠剤が円滑に錠剤案内路8bを通過し、図10に示す錠剤出口9から排出されるようにする必要がある。
ここで、錠剤案内路8bの溝の「深さ」は、錠剤案内路8bを通る錠剤の厚さ方向の寸法であって、カセット本体5の傾斜部5bとロータ本体12の傾斜外面12aとの間の寸法Dである。溝の「高さ」は、錠剤案内路8bを通る錠剤の高さ方向の寸法であって、仕切部材21とロータ8の環状昇降部材16の錠剤支持台16aとの間の寸法Hである。溝の「幅」は、錠剤案内路8bを通る錠剤の幅方向の寸法であって、第1可動部材13の垂直突片13bと第2可動部材14の垂直突片14bとの間の寸法Wである。
ロータ8は、錠剤案内路8bの溝形状を調整するために、図11に示す深さ調整機構M1、図12に示す高さ調整機構M2、図13に示す幅調整機構M3を有している。これらの機構については、特許文献1に詳述され、公知であるので、説明を省略する。
図4に示すように、ロータ本体12の上面には、深さ調整機構M1の深さ調整部材17a、高さ調整機構M2の高さ調整部材17b、幅調整機構M3の幅調整部材17cが設けられ、これらの調整部材17a、17b、17cはローターカバー18で覆われている。
ローターカバー18は、ロータ8のロータ本体12に着脱可能に取り付けられている。このために、ロータ本体12には、図11に示すように、上面をU字形の繰り抜くことで、上下方向に弾性変形可能な2つの弾性片12bが形成されている。弾性片12bはロータ本体12の半径方向に中央に向かって延び、図7に示すように、先端で上方に立ち上がる端部12cが形成されている。弾性片12bの端部12cの外面の上端には、爪状の第1係合部12dが形成されている。弾性片12bの端部12cの上面には、円形突状の解除部12eが形成されている。
ローターカバー18は、図4に示すように、カバー本体19とキャップ20とから構成されている。
カバー本体19は、円錐状で、表面には錠剤を撹拌するための半径方向に延びる段部19aが形成されている。カバー本体19の中央にはキャップ19を取り付けるための取付孔19bが形成されている。図6に示すように、取付孔19bの内周の対向する位置に下方に延びる弧状の突出部19cが形成され、該突出部19cの内面の下端には爪状の第2係合部19dが形成されている。また、弧状の突出部19cの間に直線状の縁部19eが形成されている。
キャップ20は、図5に示すように、カバー本体19の取付孔19bに嵌合する円錐状で、外周縁の対向する位置にはカバー本体19の縁部19eに係合する2つの弾性係合片20aが形成されている。また、キャップ20の2つの弾性係合片20aから周方向に90°離れた位置には2つの孔20bが形成されている。キャップ20の2つの孔20bは、ロータ本体12の2つの解除部12eと対向する位置にあり、解除部12eにより内側から塞がれている。
ロータ8の各調整部材17a、17b、17cを操作するためにローターカバー18を外す場合、図2に示すように、2つの押圧ピンP1,P2を有する専用工具Sを用いる。図7(a)に示すように、専用工具Sの押圧ピンP1,P2をキャップ20の孔20bに挿入し、ロータ本体12の解除部12eを弾性片12bの弾性に抗して下方に押圧する。これにより、図7(b)に示すように、ロータ本体12の弾性片12bが撓むとともに、端部12cが内側に若干撓んで、第1係合部12dが第2係合部19dの表面を摺動し、第1係合部12dと第2係合部19dとの係合が外れる。さらに、図7(c)に示すように、解除部12が押圧ピンP1,P2により押圧されることで、第1係合部12dが第2係合部19dの下方に移動し、端部12cが自らの弾性により外側に復帰し、第2係合部19dの下方に移動する。ここで、押圧ピンP1,P2を引き抜くことにより、ロータ本体12の弾性片12bの付勢力により、第1係合部12eが第2係合部19dを介してカバー本体19を上方に押し上げる。これにより、図7(d)に示すように、カバー本体19とキャップ20からなるローターカバー18をロータ本体12から取り外すことができる。
また、ローターカバー18を取り付けるには、キャップ20をカバー本体19の取付孔19bに取り付けた状態でローターカバー18をロータ本体12に押し付け、ロータ本体の第1係合部12dにカバー本体の第2係合部19dを係合させる。
前記実施形態では、キャップ20の孔20bは、解除部12eによりローターカバー18の内側から塞がれている。このため、錠剤カセット2内の錠剤の粉が孔20bを通ってロータ本体12の内部に進入することがなくなる。
また、カバー本体19の中央に形成された取付孔19bにキャップ20が嵌合され、キャップ20に孔20bが形成されている。このため、キャップ20の孔20bを通して係合部を解除してもローターカバー18が外れなかった場合、キャップ20をカバー本体19から取り外すことで、ロータ本体12とローターカバー18との係合を解除することができる。
さらに、第1係合部12dと第2係合部19dの係合部は、周方向等配位置に2つ設けられている。このため、2つの係合部を同時に解除すると、ローターカバー18を取り外すことができるが、1つの係合部が誤って解除されても、他の係合部が解除されず、ローターカバー18を取り外すことができないため、安全である。
図10に示すように、前記ロータ8の深さ調整機構M1によりロータ本体12を上昇させ、錠剤案内溝8bの深さを深くすると、ロータ本体12と水平突片13a,14aとの間の隙間が大きくなり、この隙間に錠剤ポケット8aに位置する錠剤Tが挟まる恐れがある。そこで、本実施形態では、図13に示すように、第1可動部材13の水平突片13aと第2可動部材14の水平突片14aの基部に、それぞれ上方に立ち上がる側壁13c,14cが形成されている。このため、ロータ本体12を上昇させ、錠剤案内溝8bの深さを深くしたときでも、ロータ本体12と水平突片13a,14aとの間の隙間が側壁13c,14cで塞がれるので、錠剤ポケット8aの錠剤Tが挟まることが防止される。
錠剤カセット2に収納された錠剤Tは、ロータ8の回転に伴って、ローターカバー12の段部19aやカセット本体5のダイヤ状の突起5eにより撹拌される。ロータ8やカセット本体5の内面と錠剤Tとの接触により静電気が発生し、錠剤Tがロータ8やカセット本体5の内面に付着して錠剤カセット2から排出されないことがある。本発明の実施形態では、図1に示すように、ロータ8の回転軸10aの下端がモーターベース1の金属板4に接触しているので、ロータ8やカセット本体5に生じる静電気が除電されるので、錠剤Tがロータ8やカセット本体5の内面に付着するのが防止される。
ロータ8が倒れたまま回転し、揺れてカセット本体5の内面と長時間接触すると、樹脂紛が発生する。この樹脂紛は錠剤出口9から錠剤Tとともに排出されて包装され、薬を服用した患者の体内に樹脂紛が飲み込まれ、健康を害する恐れがある。そこで、本実施形態では、図14に示すように、カセット本体5の底部5d内面に環状の凹部5fが形成されている。このため、図15に示すように、ロータ8とカセット本体5との接触により発生する樹脂紛は凹部5fに溜まり、錠剤出口9から排出されることがなくなる。この結果、樹脂紛が薬とともに服用されることが防止される。また、ロータ8の傾きを防止するために、ロータ8の下面に周方向に複数のリブ8cが凹部5f内に位置するように設けられている。このリブ8cが凹部5fの底面と接触して樹脂紛が発生しても、この樹脂紛が錠剤出口9から排出されることはない。凹部5fに蓄積した樹脂紛は、錠剤カセット2のメンテナンス時や錠剤の充填、補充時に清掃することで除去することができる。
錠剤ポケット8aに入った錠剤、特にカプセル等のように細長い錠剤は、錠剤案内溝8bに入ることなく、錠剤ポケット8aに入ったまま寝た姿勢で周方向に移動し続けることがある。本実施形態では、図16,17に示すように、カセット本体5の内面に形成された錠剤撹拌用のダイヤ状の突起5eに錠剤ポケット8aに向かって傾斜部5bまで延びる延長部5e´を形成している。このため、錠剤ポケット8aに入った細長い錠剤Tは、先端が突起5eの延長部5e´に当たって起き上がり、錠剤案内溝8bに入り、錠剤出口9から排出される。
図18に示すように、仕切部材21が取り付けられた仕切ブロック22は、カセット本体5の外面に取付けねじ23で取り付けられる。仕切部材21のメンテナンスや交換の際に、仕切ブロック22はカセット本体5から取り外されるが、取付けねじ23が落下してモーターベース1の錠剤排出路1bに入り込み、気が付かずに錠剤Tととともに包装されてしまい、患者が誤飲する恐れがある。そこで、本実施形態では、図19,20に示すように、仕切ブロック22の取付けねじ23のねじ穴の近傍に、180°離れた位置に突部22aを設け、該突部22aの先端に、取付けねじ23の取り外し時に取付けねじ23の頭部が引っ掛かる引掛け部22bが形成されている。これにより、取付けねじ23が緩んでカセット本体5のねじ穴から外れたときに、取付けねじ23の頭部が引掛け部22bに引っ掛かって落下するのが防止される。
なお、仕切ブロック22の取り付けにあたっては、2つの突部22aの間から取付けねじ23のねじ穴に向かって、取付けねじ23を斜めに挿入することができる。
または、取付ねじ23を仕切ブロック22のねじ穴に向かって押し込むと、取付ねじ23の頭部が引掛け部22bに当たり、引掛け部22bが弾性変形して、取付ねじ23の頭部が引掛け部22bを通過して、取付ねじ23をねじ穴に挿入することができる。
本発明は、前記実施形態に限るものではなく、発明の要旨を逸脱することなく、修正や変更を行うことができる。
例えば、前記実施形態では、ロータ本体12に弾性片12bを設けたが、ローターカバー18側に弾性片を設けてもよい。
また、前記実施形態では、押圧ピンP1,P2により解除部12eを押圧するように構成されているが、第1係合部12dと第2係合部19dの係合部を直接解除するようにしてもよい。
1…錠剤カセット
5…カセット本体
8…ロータ
12…ロータ本体
12b…弾性片
12c…端部
12d…第1係合部
18…ローターカバー
19…カバー本体
19d…第2係合部
20…キャップ
20d…第2係合部
20…キャップ
20b…孔

Claims (5)

  1. 多数の錠剤を収納するカセット本体と、前記カセット本体に回転可能に収容されたロータ本体と、前記ロータ本体の上面に着脱可能に設けられたカバーと、前記ロータ本体と前記カバーを係合する係合部とを備えた錠剤カセットにおいて、
    前記ロータ本体と前記カバーとの前記係合部の係合を前記カバーに形成された孔に工具を通して解除可能に構成されていることを特徴とする錠剤カセット。
  2. 前記係合部は、
    前記ロータ本体と前記カバーのいずれか一方に設けられた弾性片と、
    前記弾性片の端部に設けられた第1係合部と、
    前記ロータ本体と前記カバーのいずれか他方に設けられ、前記第1係合部に係合する第2係合部とからなり、
    前記弾性片の端部に前記弾性片の弾性に抗して押圧可能な解除部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の錠剤カセット。
  3. 前記カバーの前記孔は、前記解除部により前記カバーの内側から塞がれていることを特徴とする請求項2に記載の錠剤剤カセット。
  4. 前記カバーの中央に形成された取付孔にキャップが嵌合され、前記孔は前記キャップに形成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の錠剤カセット。
  5. 前記係合部は、前記ロータに周方向等配位置に複数設けられていることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の錠剤カセット。
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