JP2005304967A - ジューサー - Google Patents
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Abstract
【課題】 受け部材や蓋体に食材の残余の大きな塊が衝突しないようにすることができるジューサーを提供すること。
【解決手段】 蓋体5に形成された筒状投入口34から投入されて押し棒35で下ろし刃体16に押し付けられる食材を、本体2に内蔵された電動機9によって回転させられる回転子13に取り付けられる前記下ろし刃体16及び濾過体17ですり下ろし、遠心分離してジュースを得るジューサー1において、前記筒状投入口34の下端外周の外側となる前記下ろし刃体16の外周位置に、破砕突起20を環状に複数配列して設けたことで、食材のすり下ろされなかった残余が前記投入口34の下端と前記下ろし刃体16の隙間から遠心力によって飛び出す際に、前記破砕突起20と衝突することで細かく破砕されるので、これらの残余が前記受け部材4や蓋体5と衝突しても余り大きな衝突音が生じず、使用者に不快感を与えないようにすることができる。
【選択図】図1
【解決手段】 蓋体5に形成された筒状投入口34から投入されて押し棒35で下ろし刃体16に押し付けられる食材を、本体2に内蔵された電動機9によって回転させられる回転子13に取り付けられる前記下ろし刃体16及び濾過体17ですり下ろし、遠心分離してジュースを得るジューサー1において、前記筒状投入口34の下端外周の外側となる前記下ろし刃体16の外周位置に、破砕突起20を環状に複数配列して設けたことで、食材のすり下ろされなかった残余が前記投入口34の下端と前記下ろし刃体16の隙間から遠心力によって飛び出す際に、前記破砕突起20と衝突することで細かく破砕されるので、これらの残余が前記受け部材4や蓋体5と衝突しても余り大きな衝突音が生じず、使用者に不快感を与えないようにすることができる。
【選択図】図1
Description
本発明はジューサーに関し、特に、野菜をすり下ろして野菜ジュースを作ることができるジューサーに関するものである。
従来、この種のジューサーとしては、例えば、電動機を回転させることでカッター(本発明における下ろし刃体に該当する)を回転させ、蓋(本発明における蓋体に相当する)に形成された筒状の投入口からジュース材料を投入して押し込み棒(本発明における押し棒に該当する)で押すことで、前記カッターでジュース材料をすり下ろし、このすり下ろされたジュース材料を遠心分離かご(本発明における濾過体に該当する)で濾すことでジュースを得ることができるジューサーが知られている(例えば、特許文献1参照。)。そして、これらのジューサーでは、前記カッターがジュース材料のみをすり下ろし、前記投入口及び押し込み棒を削ってしまわないようにするために、前記カッターの上端と前記投入口及び押し込み棒の下端との間に若干の間隙が生ずるように構成されている。このため、このようなジューサーでジュース材料をすり下ろすと、前記間隙の寸法と略同じ厚さの下ろし残された残余が必然的に生ずることになる。
特開平10−5120号公報
このようなジューサーでは、前記ジュース材料のすり下ろし作業の末期において、前記残余の大きな塊が前記投入口とカッターとの間から遠心力によって飛び出し、容器や蓋に衝突するという問題があった。そして、このように前記残余の大きな塊が前記容器や蓋に衝突してしまうと、大きな衝突音が発生して不快であるという問題があった。
本発明は以上の問題点を解決し、受け部材や蓋体に食材の残余の大きな塊が衝突しないようにすることができるジューサーを提供することを目的とする。
本発明の請求項1に記載のジューサーは、電動機が内蔵された本体と、前記電動機によって回転させられると共に前記本体の上部に露出する回転子と、前記本体の上部に対して着脱自在に取り付けられる受け部材と、前記回転子に対して着脱自在に取り付けられると共に前記受け部材内に露出する濾過体と、この濾過体の下部中央に固定された下ろし刃体と、前記受け部材に対して着脱自在に取り付けられると共に前記濾過体及び下ろし刃体を覆う蓋体と、前記下ろし刃体に対向して前記蓋体に設けられた筒状投入口と、この筒状投入口に対して軸方向に挿入される押し棒とを有するジューサーにおいて、前記下ろし刃体の外周に破砕突起を環状に複数配列して設けると共に、この破砕突起が、前記受け部材に前記蓋体を取り付けた状態における前記筒状投入口の下端外周の外側に位置するものである。
また、本発明の請求項2に記載のジューサーは、請求項1において、前記破砕突起の高さが、前記受け部材に前記蓋体を取り付けた状態における前記下ろし刃体から前記筒状投入口の下端までの高さよりも高くなるように形成したものである。
また、本発明の請求項3に記載のジューサーは、請求項1乃至2において、前記破砕突起の内面から前記筒状投入口の外面までの距離を、前記下ろし刃体から前記押し棒の下端までの距離よりも小さく形成したものである。
更に、本発明の請求項4に記載のジューサーは、請求項1乃至3において、前記破砕突起を前記下ろし刃体と一体に形成したものである。
本発明の請求項1に記載のジューサーは、以上のように構成することにより、前記本体上部に受け部材を取り付けた後、前記回転子に濾過体及び下ろし刃体を取り付け、前記受け部材蓋体を取り付け、前記蓋体を前記電動機を駆動することで前記回転子及びこの回転子に取り付けられた下ろし刃体を回転させ、前記筒状投入口から食材を投入して前記押し棒で前記食材を前記下ろし刃体に押し付けることで前記食材が前記下ろし刃体によってすり下ろされ、このすり下ろされた食材が濾過体によってジュースと滓に分離される。そして、前記食材の下ろし作業末期において、前記食材のすり下ろされなかった残余が生じ、この残余が前記投入口の下端と前記下ろし刃体の隙間から遠心力によって飛び出す際に、前記下ろし刃体の外周に設けられた破砕突起によって前記残余の大きな塊が破砕されることで細かい塊となる。このため、このような残余の細かい塊が前記受け部材や蓋体に衝突したとしても、余り大きな衝突音が生じないので、使用者に不快感を与えないようにすることができる。
また、本発明の請求項2に記載のジューサーは、以上のように構成することにより、前記残余の大きな塊が屈曲してしまうことで前記破砕突起を乗り越えて飛び出すことを防止することができる。
また、本発明の請求項3に記載のジューサーは、以上のように構成することにより、前記下ろし刃体の上端から前記押し棒の下端までの距離が前記残余の厚さと略等しい値となることから、前記残余の塊がどれだけ大きく屈曲したとしても、前記破砕突起を乗り越えて飛び出すことを確実に防止することができる。
更に、本発明の請求項4に記載のジューサーは、以上のように構成することにより、一般的に硬くて強度の高い金属やセラミックス等で形成された下ろし刃体と同じ材質で一体的に前記破砕突起が形成されることで、前記残余を確実に破砕することができる。
以下、本発明の実施形態について、図1乃至図5に基づいて説明する。1はジューサーである。このジューサー1は、本体2と、この本体2の後述する回転子13に対して着脱自在に取り付けられる下ろし体3と、前記本体2の上部に対して着脱自在に取り付けられる受け部材4と、この受け部材4の上部に対して着脱自在に取り付けられる蓋体5から構成されている。
前記本体2を構成するケーシング6の上部には膨出部7が形成されていると共に、この膨出部7の略中央に貫通孔8が形成されている。そして、前記ケーシング6内部における前記膨出部7の下方には、電動機9が吊り下げ状態で固定されていると共に、この電動機9のシャフト10が前記貫通孔8から前記ケーシング6外に突出している。なお、前記電動機9のシャフト10の下端には、ファン11が取り付けられていると共に、このファン11と対向して、前記ケーシング6の下部に通気孔12が形成されている。また、前記電動機9のシャフト10の上端には、回転子13が固定されている。そして、この回転子13には、前記下ろし体3が着脱自在に取り付けられている。なお、14は図示しない安全スイッチを作動させるための操作子である。
前記下ろし体3は、基部15と、この基部15の上面に固定された下ろし刃体16と、前記基部15の上部に設けられた略漏斗形状の濾過体17とで構成されている。そして、前記基部15は、前記回転子13に対して係合する内側リブ18と、この内側リブ18の外側に間隔を有して形成された外側リブ19とを有している。また、前記下ろし刃体16は、円盤状の鋼板の表面に多数の下ろし刃を形成したものであり、前記下ろし体3を前記回転子13に取り付けた状態において、この回転子13、ひいては前記電動機9のシャフト10と略同軸となるように前記基部15に対して固定されている。更に、前記下ろし刃体16の周囲には、この下ろし刃体16と一体に、複数の破砕破砕突起20が等角度間隔で略環状に配列して形成されている。なお、これらの破砕破砕突起20の配列は、前記下ろし刃体16と同心である。そして、前記破砕突起20の上端は、前記受け部材4に蓋体5を取り付けた状態における後述する筒状投入口34の下端の高さよりも高くなるように形成されている。また、前記受け部材4に蓋体5を取り付けた状態における筒状投入口34の外面から前記破砕突起20の内面までの距離が、前記受け部材4に蓋体5を取り付けた状態における後述する押し棒35の下端から前記下ろし刃体16までの距離よりも短くなるように、前記破砕突起20は前記下ろし刃体16に対して一体に形成されている。また、前記濾過体17は、前記取付部15と一体に形成された枠部21と、多数の小孔が形成された鋼板から成る濾過板22とから構成されている。更に、前記枠部21の上部には、下方に延びる略環状のリブ23が一体に形成されている。
前記受け部材4は、全体として上方が開放した略器状に形成されている。また、前記受け部材4は、前記本体2の上部に取り付けられた状態において、前記回転子13が露出する貫通孔24が形成された底壁25と、前記貫通孔24の縁から上方に延びると共に前記回転子13の周囲を覆うように前記底壁25と一体に形成された略円筒状のリブ26と、前記回転子13に前記下ろし体3が取り付けられた状態において、この下ろし体3の周囲を覆うように、前記底壁25と一体に形成された略円筒状の側壁27が設けられている。なお、前記下ろし体3を前記回転子13に取り付けた状態において、前記リブ26は、前記基部15の内側リブ18の外側で且つ前記外側リブ19の内側に位置すると共に、前記基部15に対して衝突しない程度の高さに形成されている。また、前記側壁27は、その高さが、前記回転子13に前記下ろし体3が取り付けられた状態における前記リブ23の下端よりも高く、且つ前記下ろし体3の上端よりも低くなるように形成されている。そして、前記底壁25及び側壁27によって囲まれた空間が集液室28となると共に、後述する遠心分離されたジュースを前記集液室28からジュース容器Sに注出させる注出路29が形成されている。また、前記外壁27の外周には、後述する遠心分離された食材の滓を溜める貯滓部30が形成されている。なお、31は筒状部であり、この筒状部31内に前記操作子14を押圧するための操作杆32が上下方向に移動可能に設けられている。また、33は前記蓋体5を前記受け部材4に取り付けるためのフックである。
前記蓋体5には、この蓋体5を前記受け部材4に取り付けた状態において、前記下ろし刃体16と略同軸となるように、略円筒状の筒状投入口34が一体に形成されていると共に、この筒状投入口34に挿入されて上下に移動可能な略円筒状の押し棒35が設けられている。前記筒状投入口34の下端は、前記蓋体5を前記受け部材4に取り付けた状態において、前記下ろし刃体16との間に所定の間隔を有している。そして、前述したように、前記受け部材4に蓋体5を取り付けた状態において、前記筒状投入口34の下端の高さは、前記下ろし刃体16の上端の高さよりも低くなるように形成されている。また、前記受け部材4に蓋体5を取り付けた状態における筒状投入口34の外面から前記破砕突起20の内面までの距離が、前記筒状投入口34の下端から前記下ろし刃体16までの距離よりも短くなるように、前記筒状投入口34は形成されている。また、前記蓋体5を前記受け部材4に取り付けた状態において、前記筒状投入口34の下端開口を前記下ろし刃体16に投影すると、その範囲は、前記下ろし刃体16の前記下ろし刃が形成された部位と略一致するように(図5においては、前記下ろし刃が形成された部位よりも極僅かに狭くなるように)形成されている。なお、前記下ろし刃が形成された部位とは、前記下ろし刃体16の中心と、この中心から最も離れた位置にある下ろし刃との距離を半径とした、前記下ろし刃体16と略同心円となる範囲である。即ち、前記下ろし刃体16の下ろし刃が前記筒状投入口34の下端開口に略全て露出した状態となる。また、前記筒状投入口34の内面には、その軸方向と略平行に延びた突条36が形成されている。また、前記押し棒35の外側面には、前記筒状投入口34に形成された突条36に対応して、前記押し棒35の軸方向と略平行に延びた凹溝37が形成されている。更に、前記押し棒35の底部には、複数のスパイク部38が一体に形成されている。なお、このスパイク部38の下端が前記押し棒35の下端であり、この押し棒35を前記筒状投入口34に最大限押し込んだ状態における前記押し棒35の下端と前記筒状投入口34の下端が略面一となるように、前記筒状投入口34及び押し棒35は形成されている。なお、39は、前記蓋体5を前記受け部材4に取り付けた状態において、前記操作杆32によって押圧される押圧突起である。また、40は前記フック33と係合する掛け部である。
次に、本発明の作用について説明する。まず、使用者は、前記本体2に対して前記受け部材4を取り付け、この受け部材4の貫通孔24から露出した回転子13に下ろし体3を取り付け、更にこの下ろし体3を覆うように前記受け部材4に前記蓋体5を取り付ける。この状態でスイッチSWを操作すると、前記電動機9が作動することで、この電動機9のシャフト10に取り付けられた回転子13、ひいてはこの回転子13に取り付けられた下ろし体3が回転する。なお、前記電動機9は、この電動機9のシャフト10の下端に取り付けられたファン11が回転することで前記通気孔12から導入された空気によって冷却される。そして、このように前記下ろし体3が回転している状態において、前記筒状投入口34から食材を投入し、前記押し棒35で押すことによって、この筒状投入口34から投入された食材が前記下ろし刃体16によってすり下ろされる。なお、前述したように、前記筒状投入口34が略円筒状に形成されていることで開口面積が最大限に確保できるので、この筒状投入口34に棒状の食材として代表的なものである人参を投入する場合、中型のものであれば丸ごと投入することが可能である。また、前述したように、前記筒状投入口34が前記下ろし刃体16と略同軸状であると共に、前記筒状投入口34の下端開口を前記下ろし刃体16に投影した範囲が、前記下ろし刃体16の前記下ろし刃が形成された部位と略一致するように形成されていることから、前記筒状投入口34から投入された食材を前記下ろし刃体16に対して同軸状に押し付けることが可能となり、前記下ろし刃体16に偏った応力が加わらないようにできると共に、前記下ろし刃体16の下ろし刃全体を使って食材をすり下ろすことが可能となるので、食材を効率よくすり下ろすことができる。なお、前記押し棒35は、前記筒状投入口34に対する軸回り方向の回転が前記突条36と凹溝37によって防止されるので、前記下ろし体3の回転に連れて、食材を介して前記押し棒35が回転してしまうことが防止されるので、この押し棒35によって押される食材が確実にすり下ろされる。また、前記押し棒35で押される食材は、前記押し棒35の底面に形成された前記スパイク部38が突き刺さることで、前記下ろし刃体16と連れ回ることが防止され、確実にすり下ろされる。
そして、前記下ろし刃体16によってすり下ろされた食材は、前記下ろし体3の回転による遠心力によって前記濾過体17まで移動し、この濾過体17の濾過板22上でジュースと滓に分離され、ジュースのみ前記濾過板22の小孔を通過する。そして、この小孔を通過したジュースは、遠心力によって前記側壁27に衝突した後、重力によって前記底壁25に流下し、更に前記注出路29からジュース容器Sに注出される。なお、前述したように、前記下ろし体3の枠部21に略環状のリブ23が下方に延びて形成されており、このリブ23の下端が前記側壁27の上端よりも低くなるように形成されているため、前記濾過板22の小孔を通過したジュースは、前記リブ23よりも下方において前記側壁27に衝突することになるので、濾過されたジュースが前記側壁27を乗り越えることが防止される。また、前記濾過板22上に残った滓は、それ自体に遠心力が加わると共に、すり下ろされて前記濾過体17に移動してくる食材によって順次押されることで、前記貯滓部30に押し出される。
そして、前述したように、前記押し棒35を前記筒状投入口34に最大限押し込んだ状態において、前記押し棒35の下端と前記下ろし刃体16との間に間隙が形成されているので、この間隙の寸法と略等しい厚さの略板状に下ろし残された食材の残余が生ずることになる。そして、この残余の大きな塊は遠心力によって前記下ろし体3の外方に飛び出すが、この残余の大きな塊は前記下ろし刃体16の周囲に一体形成された破砕突起20と衝突することによって、数mm程度に細かく破砕される。このため、この細かく破砕された残余が遠心力によって前記受け部材4或いは蓋体5と衝突したとしても、大きな衝突音が発生しない。なお、前述したように、前記破砕突起20の上端が前記筒状投入口34の下端よりも高く形成されているので、板状の残余が屈曲して前記破砕突起20を乗り越えることを防止することができる。更に、前記筒状投入口34及び押し棒35の下端から前記下ろし刃体16の上端までの間隙の寸法、即ちこれによって決まる残余の厚さよりも、前記筒状投入口34の下端部外面と前記破砕突起20の内面との間隙の寸法が小さく形成されているので、前記残余が板状のままでは物理的に通り得ず、これによって、前記板状の残余が破砕されない状態で前記破砕突起20を乗り越えることが確実に防止される。なお、前述したように、前記破砕突起20が鋼製の前記下ろし刃体16と一体に形成されていることで、前記破砕突起20が前記残余と衝突する衝撃に十分耐えることができる。
以上のように本発明は、本体2と受け部材4と蓋体5を有し、前記蓋体5に形成された筒状投入口34から投入されて押し棒35で下ろし刃体16に押し付けられる食材を、前記本体2に内蔵された電動機9によって回転させられる回転子13に取り付けられる前記下ろし刃体16及び濾過体17ですり下ろし、ジュースと滓を遠心分離してジュースを得るジューサー1において、前記筒状投入口34の下端外周の外側となる前記下ろし刃体16の外周位置に、破砕突起20を環状に複数配列して設けたことで、食材のすり下ろされなかった残余が前記投入口34の下端と前記下ろし刃体16の隙間から遠心力によって飛び出す際に、前記破砕突起20と衝突することで細かく破砕されるので、これらの残余が前記受け部材4や蓋体5と衝突しても余り大きな衝突音が生じず、使用者に不快感を与えないようにすることができるものである。
また本発明は、前記破砕突起20の高さを、前記下ろし刃体16から前記筒状投入口34の下端までの高さよりも高く形成したことで、前記残余が破砕されない状態で屈曲して前記破砕突起20を乗り越えて飛び出すことを防止することができるものである。
また本発明は、前記破砕突起20の内面から前記筒状投入口34の外面までの距離を、前記下ろし刃体16から前記押し棒35の下端までの距離よりも小さく形成したことで、前記残余の塊が前記破砕突起20を乗り越えて飛び出すことを確実に防止することができるものである。
更に本発明は、前記破砕突起を、硬くて強度の高い金属やセラミックス等で形成された前記下ろし刃体と一体に形成したことで、前記残余を確実に破砕することができるものである。
なお、本発明は以上の実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨の範囲内で種々の変形が可能である。例えば、上記実施形態では、前記破砕突起を鋼製の前記下ろし刃体と一体に形成したが、前記破砕突起を前記下ろし刃体と別部品で構成してもよい。また、前記破砕突起の材質も鋼に限らず、他の金属(例えばチタン等)やセラミックス、強度の高いエンジニアリングプラスチック等であってもよい。
1 ジューサー
2 本体
4 受け部材
5 蓋体
9 電動機
13 回転子
16 下ろし刃体
17 濾過体
20 破砕突起
34 筒状投入口
35 押し棒
2 本体
4 受け部材
5 蓋体
9 電動機
13 回転子
16 下ろし刃体
17 濾過体
20 破砕突起
34 筒状投入口
35 押し棒
Claims (4)
- 電動機が内蔵された本体と、前記電動機によって回転させられると共に前記本体の上部に露出する回転子と、前記本体の上部に対して着脱自在に取り付けられる受け部材と、前記回転子に対して着脱自在に取り付けられると共に前記受け部材内に露出する濾過体と、この濾過体の下部中央に固定された下ろし刃体と、前記受け部材に対して着脱自在に取り付けられると共に前記濾過体及び下ろし刃体を覆う蓋体と、前記下ろし刃体に対向して前記蓋体に設けられた筒状投入口と、この筒状投入口に対して軸方向に挿入される押し棒とを有するジューサーにおいて、前記下ろし刃体の外周に破砕突起を環状に複数配列して設けると共に、この破砕突起が、前記受け部材に前記蓋体を取り付けた状態における前記筒状投入口の下端外周の外側に位置することを特徴とするジューサー。
- 前記破砕突起の高さが、前記受け部材に前記蓋体を取り付けた状態における前記下ろし刃体から前記筒状投入口の下端までの高さよりも高くなるように形成したことを特徴とする請求項1記載のジューサー。
- 前記破砕突起の内面から前記筒状投入口の外面までの距離を、前記下ろし刃体から前記押し棒の下端までの距離よりも小さく形成したことを特徴とする請求項1乃至2記載のジューサー。
- 前記破砕突起を前記下ろし刃体と一体に形成したことを特徴とする請求項1乃至3記載のジューサー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004128909A JP2005304967A (ja) | 2004-04-23 | 2004-04-23 | ジューサー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004128909A JP2005304967A (ja) | 2004-04-23 | 2004-04-23 | ジューサー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005304967A true JP2005304967A (ja) | 2005-11-04 |
JP2005304967A5 JP2005304967A5 (ja) | 2006-05-18 |
Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004128909A Pending JP2005304967A (ja) | 2004-04-23 | 2004-04-23 | ジューサー |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2005304967A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104000469A (zh) * | 2014-06-22 | 2014-08-27 | 钱志湘 | 三角转子榨汁机 |
CN112386087A (zh) * | 2019-08-13 | 2021-02-23 | 九阳股份有限公司 | 一种可避免儿童伤害的食品加工机 |
WO2024031503A1 (zh) * | 2022-08-08 | 2024-02-15 | 宁波凯普电子有限公司 | 大口径进料管的榨汁机组件 |
-
2004
- 2004-04-23 JP JP2004128909A patent/JP2005304967A/ja active Pending
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WO2024031503A1 (zh) * | 2022-08-08 | 2024-02-15 | 宁波凯普电子有限公司 | 大口径进料管的榨汁机组件 |
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