JP7289015B2 - 補正によるナノ秒パルサバイアス補償 - Google Patents

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Description

関連出願の相互参照
本出願は、参照によって完全な形で組み込まれている、2019年11月15日に出願された米国特許仮出願第62/936,288号、件名「補正によるナノ秒パルサバイアス補償(NANOSECOND PULSER BIAS COMPENSATION WITH CORRECTION)」の優先権を主張するものである。
本出願は、参照によって完全な形で組み込まれている、2019年11月18日に出願された米国特許仮出願第62/937,214号、件名「補正によるナノ秒パルサバイアス補償(NANOSECOND PULSER BIAS COMPENSATION WITH CORRECTION)」の優先権を主張するものである。
プラズマ蒸着システムでは、ウェーハは、処理チャンバ内でチャックに静電的に固定されることが多い。チャンバ内でプラズマが生成され、プラズマ内のイオンをウェーハ上に向けて加速する為に高電圧パルスが投入される。チャックとウェーハとの電位差が特定の電圧閾値(例えば、約±2kV)を超えると、ウェーハにかかる力が、ウェーハを損傷又は破損するほどの大きさになることがある。
本発明は、上記従来の技術における課題を解決するためになされたものである。
幾つかの実施形態は高電圧パルシング回路を含み、高電圧パルシング回路は、高電圧パルシング電源と、高電圧パルシング電源と電気的に結合された変圧器と、変圧器と電気的に結合されて、振幅が1kVより大きく、パルス繰り返し周波数が1kHzより高い高電圧パルスを出力するように構成された出力と、変圧器と電気的に結合されていて、一端が出力と電気的に結合されていて、他端が接地と電気的に結合されているバイアス補償回路であって、バイアス補償回路の浮遊インダクタンスは約1μHより小さい、バイアス補償回路と、を含む。
幾つかの実施形態では、バイアス補償回路は、バイアス補償ダイオードとDC電源とバイアス補償キャパシタとを含む。
幾つかの実施形態では、バイアス補償回路は、バイアス補償回路と高電圧パルシング電源との間に誘導素子及び浮遊インダクタンスを含む第1のインダクタンスと、バイアス補償回路と出力との間に誘導素子及び浮遊インダクタンスを含む第2のインダクタンスと、を含む。
幾つかの実施形態では、第2のインダクタンスは約1μHより小さい。
幾つかの実施形態では、第1のインダクタンスは第2のインダクタンスより大きい。幾つかの実施形態では、第2のインダクタンスは第1のインダクタンスの20%より小さい。
幾つかの実施形態では、バイアス補償回路は更に、バイアス補償ダイオードと、DC電源と、バイアス補償ダイオードと並列に配置された複数のスイッチと、を含む。幾つかの実施形態では、高電圧パルシング電源は複数の高電圧バーストを発生させ、各バーストは複数の高電圧パルスを含み、複数のスイッチは、複数の高電圧バーストの各バースト中は開いており、複数の高電圧バーストの各バースト間は閉じている。
幾つかの実施形態は高電圧パルシング回路を含み、高電圧パルシング回路は、高電圧パルシング電源と、高電圧パルシング電源と電気的に結合された変圧器と、変圧器と電気的に結合されて、振幅が1kVより大きく、パルス繰り返し周波数が1kHzより高い高電圧パルスを出力するように構成された出力と、変圧器と電気的に結合されていて、一端が出力と電気的に結合されていて、他端が接地と電気的に結合されているバイアス補償回路であって、バイアス補償回路と高電圧パルシング電源との間に誘導素子及び浮遊インダクタンスを含む第1のインダクタンスと、バイアス補償回路と出力との間に誘導素子及び浮遊インダクタンスを含む第2のインダクタンスと、を含むバイアス補償回路と、を含む。
幾つかの実施形態では、第2のインダクタンスは約1μHより小さい。幾つかの実施形態では、第1のインダクタンスは第2のインダクタンスより大きい。幾つかの実施形態では、第2のインダクタンスは第1のインダクタンスの20%より小さい。
幾つかの実施形態では、バイアス補償回路は更に、バイアス補償ダイオードと、DC電源と、バイアス補償ダイオードと並列に配置された複数のスイッチと、を含む。幾つかの実施形態では、高電圧パルシング電源は複数の高電圧バーストを発生させ、各バーストは複数の高電圧パルスを含み、複数のスイッチは、各バースト中は開いている。
幾つかの実施形態は高電圧パルシング回路を含み、高電圧パルシング回路は、高電圧パルシング電源と、高電圧パルシング電源と電気的に結合された変圧器と、変圧器と電気的に結合されて、振幅が1kVより大きく、パルス繰り返し周波数が1kHzより高い高電圧パルスを出力するように構成された出力と、変圧器と電気的に結合されていて、一端が出力と電気的に結合されていて、他端が接地と電気的に結合されているバイアス補償回路と、を含む。幾つかの実施形態では、バイアス補償回路は、約1μHより小さい浮遊インダクタンスと、バイアス補償ダイオードと、バイアス補償ダイオードと直列に配置されたDC電源と、バイアス補償ダイオード及びDC電源と直列に配置されたインダクタと、を含む。
幾つかの実施形態では、高電圧パルシング回路は、バイアス補償ダイオードの両端に配置されたバイアス補償抵抗を含んでよい。
幾つかの実施形態では、バイアス補償は、抵抗が約100kΩより小さい。
幾つかの実施形態では、高電圧パルシング回路は、バイアス補償ダイオードと、出力と変圧器との間の点と、の間に第1の浮遊インダクタンスを含んでよく、これは約1μHより小さい。
幾つかの実施形態では、高電圧パルシング回路は、バイアス補償ダイオードとキャパシタとの間に第2の浮遊インダクタンスを含んでよく、これは約1μHより小さい。
幾つかの実施形態では、高電圧パルシング回路は、キャパシタと接地との間に第1の浮遊インダクタンスを含んでよく、これは約1μHより小さい。
幾つかの実施形態では、キャパシタは、キャパシタンスが約1mFより小さい。
幾つかの実施形態では、バイアス補償回路は更に、バイアス補償ダイオードと、DC電源と、バイアス補償ダイオードと並列に配置された複数のスイッチと、を含む。幾つかの実施形態では、高電圧パルシング電源は複数の高電圧バーストを発生させ、各バーストは複数の高電圧パルスを含み、複数のスイッチは、各バースト中は開いている。
これらの例示的実施形態は、本開示を限定又は定義する為でなく、それらの理解を助ける実施例を提供する為に記載されている。「発明を実施するための形態」では更なる実施形態について論じており、そこではより詳細な説明を行っている。本明細書を精査することにより、或いは、提示されている1つ以上の実施形態を実施することにより、様々な実施形態のうちの1つ以上によって提供される利点がより深く理解されよう。
本開示のこれら及び他の特徴、態様、及び利点については、添付図面を参照しながら以下の「発明を実施するための形態」を読むことでよりよく理解される。
幾つかの実施形態による高電圧パルシング回路の回路図である。 幾つかの実施形態による高電圧パルシング回路が発生させる波形の例を示す。 幾つかの実施形態による高電圧パルシング回路の回路図である。 幾つかの実施形態による高電圧パルシング回路が発生させる波形の例を示す。 幾つかの実施形態による高電圧パルシング回路の回路図である。 幾つかの実施形態による高電圧パルシング回路が発生させる波形の例を示す。 幾つかの実施形態による高電圧パルシング回路の回路図である。 幾つかの実施形態による高電圧パルシング回路が発生させる波形の例を示す。 幾つかの実施形態による高電圧パルシング回路の回路図である。 幾つかの実施形態による高電圧パルシング回路からの波形の例を示す。 幾つかの実施形態による高電圧パルシング回路からの波形の例を示す。 幾つかの実施形態による高電圧パルシング回路からの波形の例を示す。 幾つかの実施形態による高電圧パルシング回路の回路図である。 幾つかの実施形態による高電圧パルシング回路の回路図である。スナバ及び電圧分割抵抗。 幾つかの実施形態による高電圧パルシング回路の回路図である。 幾つかの実施形態による、絶縁電源を有する高電圧スイッチのブロック図である。 幾つかの実施形態による高電圧パルシング回路からの波形の例を示す。 幾つかの実施形態による高電圧パルシング回路からの波形の例を示す。 幾つかの実施形態による高電圧パルシング回路からの波形の例を示す。 幾つかの実施形態による高電圧パルシング回路の回路図である。 幾つかの実施形態による高電圧パルシング回路の回路図である。 幾つかの実施形態による高電圧パルシング回路の回路図である。 幾つかの実施形態による高電圧パルシング回路の回路図である。
プラズマ蒸着システムでは、ウェーハは、蒸着処理チャンバ内でチャックに静電的に固定されることが多い。処理チャンバ内でプラズマが生成され、プラズマ内のイオンをウェーハ上に向けて加速する為に高電圧パルスが投入される。チャックとウェーハとの電位差が特定の電圧閾値(例えば、約±2kV)を超えると、ウェーハにかかる力が、ウェーハを損傷又は破損するほどの大きさになることがある。更に、トレンチをより深くすること、品質を向上させること、又はエッチング処理の時間を短縮することの為には、より高い電圧のパルスを処理チャンバに投入することが有益である可能性がある。高い電圧のパルス、及びより高い電圧のパルスを蒸着処理チャンバ内のプラズマ中に投入することは、チャックとウェーハとの電位差に影響を及ぼす可能性があり、場合によってはウェーハを損傷又は破損する可能性がある。
開示するシステム及び方法は、高電圧パルスが発生している期間、及び高電圧パルスが発生していない期間のウェーハとチャックとの間の電圧が閾値(例えば、約±2kV)近辺になるようにする又はその閾値を下回るようにする為のものである。これらのシステムは、例えば、高電圧無線周波数電源の使用時にウェーハの自己バイアスを制限してもよい。これらのシステム及び方法は、例えば、チャックとウェーハとの間の電圧が電圧閾値を超えないように電圧変化を補償してよい。
幾つかの実施形態では、高電圧パルシング回路が、プラズマ中に投入されるパルス電圧を約1kV、2kV、5kV、10kV、15kV、20kV、30kV、40kV等の振幅で発生させてよい。幾つかの実施形態では、高電圧パルシング回路が、最大約500kHzの周波数でスイッチングしてよい。幾つかの実施形態では、高電圧パルシング回路が、パルス幅が約50ナノ秒から約1ナノ秒にかけて変化する単発パルスを供給してよい。幾つかの実施形態では、高電圧パルシング回路が、約10kHzより高い周波数でスイッチングしてよい。幾つかの実施形態では、高電圧パルシング回路が、約20nsより短い立ち上がり時間で動作してよい。
この文書の全体を通して、「高電圧」という用語は、約1kV、10kV、20kV、50kV、100kV、1,000kV等より高い電圧を包含してよく、「高周波数」という用語は、約1kHz、10kHz、100kHz、200kHz、500kHz、1MHz等より高い周波数であってよく、「高繰り返しレート」という用語は、約1kHz、10kHz、100kHz、200kHz、500kHz、1MHz等より高いレートであってよく、「速い立ち上がり時間」という用語は、約1ns、10ns、50ns、100ns、250ns、500ns、1,000ns等より短い立ち上がり時間を包含してよく、「速い立ち下がり時間」という用語は、約1ns、10ns、50ns、100ns、250ns、500ns、1,000ns等より短い立ち下がり時間を包含してよく、「低キャパシタンス」という用語は、約1.0pF、10pF、100pF、1,000pF等より小さいキャパシタンスを包含してよく、「低インダクタンス」という用語は、約10nH、100nH、1,000nH、10,000nH等より小さいインダクタンスを包含してよく、「短いパルス幅」という用語は、約10,000ns、1,000ns、500ns、250ns、100ns、20ns等より小さいパルス幅を包含してよい。
図1は、幾つかの実施形態による高電圧パルシング回路100の回路図である。高電圧パルシング回路100は、6つの段階に集約されてよい(これらの段階は他の段数に分解されてよく又はより少ない段数に集約されてよく、或いは、図示された構成要素を含んでも含まなくてもよい)。高電圧パルシング回路100は、パルサ段101、抵抗出力段102、リード段103、DCバイアス回路104、第2リード段105、及びプラズマ負荷106を含む。パルサ段101、抵抗出力段102、及び/又はDCバイアス回路104が高電圧パルシング回路を構成してよい。リード段103又は第2リード段105も高電圧パルシング回路に含まれてよい。一方、プラズマ負荷106は、処理チャンバ内にプラズマ負荷を含んでよい。
幾つかの実施形態では、処理チャンバは、プラズマ負荷106に含まれてよく、処理チャンバボディを含んでよく、処理チャンバボディは、処理チャンバ蓋と、1つ以上の側壁と、処理チャンバベースとを含み、これらによって処理ボリュームが画定される。処理ボリュームと流体連通している処理ガス源から処理ボリュームに1つ以上の処理ガスを供給する為に、処理チャンバ蓋を貫通して配置されたガス入口が使用される。幾つかの実施形態では、プラズマ発生器が、処理ガスから処理プラズマを点火して維持するように構成されてよく、プラズマ発生器は、処理ボリュームの外側に、処理チャンバ蓋に近接して配置された1つ以上の誘導コイル又はアンテナを含む。この1つ以上の誘導コイルは、(例えば、RF整合回路を介して)RF電源に電気的に結合されてよい。プラズマ発生器は、処理プラズマを点火して維持する為に使用され、これには、処理ガスと、誘導コイル及びRF電源によって生成された電磁界とが使用される。処理ボリュームは、真空出口を介して1つ以上の専用真空ポンプと流体結合されてよく、それらの真空ポンプは、処理ボリュームを大気圧より低い状態に保ち、処理ボリュームから処理ガス及び/又は他のガスを排気してよい。処理ボリューム内に配置された基板支持アセンブリが、(例えば、処理チャンバベースを貫通して延びる)支持シャフトの上に配置されてよい。
幾つかの実施形態では、1つ以上の側壁のうちの1つにある開口部を通して処理ボリューム内に基板を装填したり、処理ボリュームから基板を取り出したりしてよく、開口部は、基板のプラズマ処理中はドア又は弁で封止される。幾つかの実施形態では、基板は、リフトピンシステムを使用してESC基板支持物の受容面に運び込まれたり、そこから運び出されたりしてよい。
幾つかの実施形態では、基板支持アセンブリは、支持ベース、及び/又は支持ベースに熱的に結合され、支持ベース上に配置されてよいESC基板支持物を含んでよい。幾つかの実施形態では、支持ベースは、基板処理中に、ESC基板支持物、及びESC基板支持物上に配置された基板の温度を調整することに使用されてよい。幾つかの実施形態では、支持ベースは、その中に配置された1つ以上の冷却チャネルを含み、これらの冷却チャネルは、冷却液源(例えば、電気抵抗が比較的高い冷媒源又は水源)と流体結合され、流体連通している。幾つかの実施形態では、ESC基板支持物は、加熱器(例えば、ESC基板支持物の誘電体材料に埋め込まれた抵抗素子)を含む。幾つかの実施形態では、支持ベースは、耐食性且つ熱伝導性の材料(例えば耐食性金属、例えば、アルミニウム、アルミニウム合金、又はステンレス綱)で形成されてよく、接着剤又は機械的手段により基板支持物と結合されている。幾つかの実施形態では、ESC基板支持物は、誘電体材料(例えばバルク焼結セラミック材料(例えば、耐食性の金属酸化物材料又は金属窒化物材料(例えば、酸化アルミニウム(Al)、窒化アルミニウム(AlN)、酸化チタン(TiO)窒化チタン(TiN)、酸化イットリウム(Y)、これらの混合物、又はこれらの組み合わせ)))で形成されている。幾つかの実施形態では、ESC基板支持物は更に、ESC基板支持物の誘電体材料に埋め込まれたバイアス電極を含む。幾つかの実施形態では、バイアス電極はチャックポールを含んでよく、チャックポールは、基板をESC基板支持物の支持面に固定(即ちチャック)すること、及び/又は、本文書に記載のパルス電圧バイアス方式で基板を処理プラズマに対してバイアスすることに使用されてよい。バイアス電極は、例えば、1つ以上の導電性部品、例えば、1つ以上の金属メッシュ、金属フォイル、金属板、又はこれらの組み合わせで形成されてよい。幾つかの実施形態では、バイアス電極はHVMに電気的に結合されてよく、HVMは、導体(例えば同軸伝送線(例えば同軸ケーブル))を使用して、バイアス電極にチャック電圧(例えば、約-5000~5000Vの静止DC電圧)を供給する。
幾つかの実施形態では、バイアス電極は、ESC基板支持物の基板受容面から間隔を空けて配置されてよく、従って、ESC基板支持物の誘電体材料の層の分だけ基板から間隔を空けて配置されてよい。この構成では、バイアス電極と誘電体材料層とによって平行板状構造が形成され、これは、約5~50nFの実効キャパシタンスを有しうる。典型的には、誘電体材料層は厚さが約0.1~1mm、例えば約0.1~0.5mm、例えば約0.3mmである。幾つかの実施形態では、バイアス電極は、伝送線等の外部導体を使用してパルサ段101と電気的に結合されてよい。幾つかの実施形態では、誘電体材料層のキャパシタンスCeが、例えば約5~50nF、例えば約7~10nFであるように誘電体材料及び層厚が選択されてよい。
幾つかの実施形態では、高電圧パルシング回路が負荷上にパルス電圧波形を確立してよく、負荷はバイアス電極を含んでよい。高電圧パルシング回路は、ナノ秒パルサ、バイアス補償回路、抵抗出力段、及び/又はエネルギ回収回路を含んでよい。ナノ秒パルサは、その内部スイッチの開閉を所定のレートで繰り返すことにより、周期的に再発する所定長さの時間間隔の間にその出力の両端に(即ち、接地に対して)所定の、ほぼ一定の正電圧を保持することが可能である。
伝送線によって、高電圧パルシング回路の出力がチャックポール(例えばバイアス電極)に電気的に接続されてよい。高電圧パルシング回路の出力は、プラズマ負荷106の開始場所であってよい。伝送線の導体は、結合アセンブリのバイアス電極に接続されてよく、且つ/又はバイアス電極に接続されてよく、(a)同軸伝送線(これは、インダクタンスLflexを有する可撓同軸ケーブルと、これに直列の、インダクタンスLrigidを有する剛体同軸伝送線とを含んでよい)、(b)絶縁された高電圧耐コロナ性フックアップ線、(c)裸線、(d)金属ロッド、(e)電気的コネクタ、又は(f)(a)~(e)の電気的素子の任意の組み合わせを含んでよい。なお、内部導体は、外部導体と同じ基本素子を含んでよい。
幾つかの実施形態では、バイアス電極は、静電チャックに埋め込まれていて、誘電体材料の薄い層の分だけプラズマから離されている金属板であってよい。幾つかの実施形態では、チャックポールは、静電チャック部分(例えば、ESC基板支持物)に埋め込まれたバイアス電極であってよい。外部導体(伝送線等)及びバイアス電極は、接地に対して幾らかの合成浮遊キャパシタンスCsを有する。
幾つかの実施形態では、高電圧パルシング回路100(即ちパルサ段101)は、電圧が1kV、10kV、20kV、50kV、100kV、1,000kV等より高く、立ち上がり時間が約1ns、10ns、50ns、100ns、250ns、500ns、1,000ns等より短く、立ち下がり時間が約1ns、10ns、50ns、100ns、250ns、500ns、1,000ns等より短く、周波数が約1kHz、10kHz、100kHz、200kHz、500kHz、1MHz等より高いパルスを負荷段に投入してよい。
幾つかの実施形態では、パルサ段101は、例えば、500V超であるか、ピーク電流が10アンペア超であるか、パルス幅が約10,000ns、1,000ns、100ns、10ns等より短いパルスを発生させることが可能な任意のデバイスを含んでよい。別の例として、パルサ段101は、振幅が1kV、5kV、10kV、50kV、200kV等より大きいパルスを発生させてよい。別の例として、パルサ段101は、立ち上がり時間又は立ち下がり時間が約5ns、50ns、又は300ns等より短いパルスを発生させてよい。
幾つかの実施形態では、パルサ段101は、複数の高電圧バーストを発生させてよい。各バーストは、例えば、立ち上がり時間が速く立ち下がり時間が速い複数の高電圧パルスを含んでよい。複数の高電圧バーストは、例えば、バースト繰り返し周波数が約10Hz~10kHzであってよい。より具体的には、例えば、複数の高電圧バーストのバースト繰り返し周波数が約10Hz、100Hz、250Hz、500Hz、1kHz、2.5kHz、5.0kHz、10kHz等であってよい。
複数の高電圧バーストの各バーストにおいては、高電圧パルスのパルス繰り返し周波数が約1kHz、10kHz、100kHz、200kHz、500kHz、1MHz等であってよい。
幾つかの実施形態では、バースト繰り返し周波数によって1つのバーストから次のバーストまでの時間が決まる。バイアス補償スイッチが動作する周波数。
幾つかの実施形態では、パルサ段101は、電圧源V2と結合された1つ以上のソリッドステートスイッチS1(例えば、IGBT、MOSFET、SiC MOSFET、SiC接合トランジスタ、FET、SiCスイッチ、GaNスイッチ、光導電性スイッチ等のようなソリッドステートスイッチ)を含んでよい。幾つかの実施形態では、パルサ段101は、1つ以上の源スナバ抵抗R3、1つ以上の源スナバダイオードD4、1つ以上の源スナバキャパシタC5、又は1つ以上の源フリーホイールダイオードD2を含んでよい。1つ以上のスイッチ及び/又は回路が並列又は直列に配置されてよい。
幾つかの実施形態では、パルサ段101は、複数の高電圧パルスを、高い周波数、速い立ち上がり時間、速い立ち下がり時間、高い頻度等で発生させてよい。パルサ段101は、1つ以上のナノ秒パルサを含んでよい。
幾つかの実施形態では、パルサ段101は、高電圧パルシング電源を含んでよい。
パルサ段101は、例えば、あらゆる目的の為に完全な形で本開示に組み込まれている米国特許出願第14/542,487号、件名「高電圧ナノ秒パルサ(High Voltage Nanosecond Pulser)」に記載の任意のパルサを含んでよい。パルサ段101は、例えば、あらゆる目的の為に完全な形で本開示に組み込まれている米国特許第9,601,283号、件名「効率的なIGBTスイッチング(Efficient IGBT Switching)」に記載の任意のパルサを含んでよい。パルサ段101は、例えば、あらゆる目的の為に完全な形で本開示に組み込まれている米国特許出願第15/365,094号、件名「高電圧変圧器(High Voltage Transformer)」に記載の任意のパルサを含んでよい。
パルサ段101は、例えば、高電圧スイッチ(例えば、図3を参照)を含んでよい。例えば、パルサ段101は、図15に示した高電圧スイッチ1500を含んでよい。別の例として、パルサ段101は、例えば、あらゆる目的の為に完全な形で本開示に組み込まれている、2018年11月1日に出願された米国特許出願第16/178,565号、件名「絶縁電源を有する高電圧スイッチ(High Voltage Switch with Isolated Power)」に記載の任意のスイッチを含んでよい。
幾つかの実施形態では、パルサ段101は変圧器T2を含んでよい。変圧器T2は、変圧器コア(例えば、トロイドコア又は非トロイドコア)と、1回以下の巻数で変圧器コアに巻かれた少なくとも1つの一次巻線と、複数回の巻数で変圧器コアに巻かれた二次巻線と、を含んでよい。
幾つかの実施形態では、変圧器T2は、変圧器コアに巻かれた1回巻き一次巻線及び複数回巻き二次巻線を含んでよい。1回巻き一次巻線は、例えば、1回以下の巻数で変圧器コアに巻かれた1つ以上の電線を含んでよい。1回巻き一次巻線は、例えば、個別の1回巻き一次巻線を2個、10個、20個、50個、100個、250個、1200個等より多く含んでよい。幾つかの実施形態では、一次巻線は導電性シートを含んでよい。
複数回巻き二次巻線は、例えば、複数回の巻数で変圧器コアに巻かれた単線を含んでよい。複数回巻き二次巻線は、例えば、2回、10回、25回、50回、100回、250回、500回等より多い巻数で変圧器コアに巻かれてよい。幾つかの実施形態では、複数の複数回巻き二次巻線が変圧器コアに巻かれてよい。幾つかの実施形態では、二次巻線は導電性シートを含んでよい。
幾つかの実施形態では、高電圧変圧器は、1,000ボルトを超える電圧を、150ナノ秒未満又は50ナノ秒未満又は5ナノ秒未満の速い立ち上がり時間で出力するように使用されてよい。
幾つかの実施形態では、高電圧変圧器は、低インピーダンス及び/又は低キャパシタンスであってよい。例えば、高電圧変圧器は、一次側で測定される浮遊インダクタンスが100nH、50nH、30nH、20nH、10nH、2nH、100pHより小さく、且つ/又は、二次側で測定される浮遊キャパシタンスが100pF、30pF、10pF、1pFより小さい。
変圧器T2は、あらゆる目的の為に本文書に組み込まれている米国特許出願第15/365,094号、件名「高電圧変圧器(High Voltage Transformer)」に開示のような変圧器を含んでよい。
幾つかの実施形態では、複数のパルサが並列又は直列又はその両方で結合されてよい。幾つかの実施形態では、パルサ段101は、インダクタL1及び/又は抵抗R1の両端で抵抗出力段102と結合されてよい。幾つかの実施形態では、インダクタL1は、インダクタンスが約5~25μHであってよい。幾つかの実施形態では、抵抗R1は、抵抗が約50~250オームであってよい。複数のパルサ段101のそれぞれが、ブロッキングダイオードD4又はダイオードD6の一方又は両方をそれぞれに含んでもよい。幾つかの実施形態では、キャパシタC4は、ダイオードD6の浮遊キャパシタンスを表してよい。
幾つかの実施形態では、抵抗出力段102は、容量性負荷(例えば、ウェーハ及び/又はプラズマ)を放電してよい。
幾つかの実施形態では、抵抗出力段102は、インダクタL1及び/又はインダクタL5で表されている1つ以上の誘導素子を含んでよい。インダクタL5は、例えば、抵抗出力段102中のリードの浮遊インダクタンスを表してよく、そのインダクタンスは約500nH、250nH、100nH、50nH、25nH、10nH等より小さくてよい。インダクタL1は、例えば、パルサ段101から抵抗R1に流れ込む電力を最小化するように設定されてよい。
幾つかの実施形態では、抵抗出力段102は少なくとも1つの抵抗R1を含んでよく、抵抗R1は、例えば、負荷(例えばプラズマシースキャパシタンス)を放電することが可能な、複数の直列又は並列の抵抗を含んでよい。
幾つかの実施形態では、抵抗R1は、プラズマ負荷106から電荷を放散することを、例えば、速い時間スケール(例えば、1ns、10ns、50ns、100ns、250n、500ns、1,000ns等の時間スケール)で行ってよい。抵抗R1の抵抗は、プラズマ負荷106の両端のパルスが速い立ち下がり時間tfを有するように小さくてよい。
幾つかの実施形態では、抵抗出力段102は、各パルス周期の間の平均電力で約1キロワット超を、且つ/又は各パルス周期におけるエネルギで1ジュール以下を放出するように構成されてよい。幾つかの実施形態では、抵抗出力段の抵抗R1の抵抗は200オームより小さくてよい。
キャパシタC11は、抵抗R1(即ち、抵抗R1で表される複数の、直列又は並列に配置された抵抗)の浮遊キャパシタンスを表してよく、これは、直列及び/又は並列の抵抗の並びのキャパシタンスを含んでいる。浮遊キャパシタンスC11のキャパシタンスは、例えば、500pF、250pF、100pF、50pF、10pF、1pF等より小さくてよい。浮遊キャパシタンスC11のキャパシタンスは、例えば、負荷キャパシタンスより小さくてよく、例えば、C2、C3、及び/又はC9の合計キャパシタンス、或いはC2、C3、又はC9の個別キャパシタンスより小さくてよい。
幾つかの実施形態では、抵抗出力段102は、負荷上の電圧波形の形状を制御することに使用可能な回路素子の集合体を含んでよい。幾つかの実施形態では、抵抗出力段102は、受動素子のみ(例えば、抵抗、キャパシタ、インダクタ等)を含んでよい。幾つかの実施形態では、抵抗出力段102は、受動回路素子だけでなく能動回路素子(例えば、スイッチ)を含んでよい。幾つかの実施形態では、抵抗出力段102は、例えば、波形の電圧立ち上がり時間及び/又は波形の電圧立ち下がり時間を制御することに使用されてよい。
幾つかの実施形態では、抵抗出力段102は、パルスのパルス電圧が高い(例えば、1kV、10kV、20kV、50kV、100kV等より高い電圧である)回路、又はパルスの周波数が高い(例えば、1kHz、10kHz、100kHz、200kHz、500kHz、1MHz等より高い周波数である)回路、又はその両方である回路で使用されてよい。
幾つかの実施形態では、抵抗出力段102は、高い平均電力、高いピーク電力、速い立ち上がり時間、速い立ち下がり時間をハンドリングするように選択されてよい。例えば、平均電力定格が約0.5kW、1.0kW、10kW、25kW等より大きくてよく、又はピーク電力定格が約1kW、10kW、100kW、1MW等より大きくてよい。
幾つかの実施形態では、抵抗出力段102は、受動部品の直列又は並列のネットワークを含んでよい。例えば、抵抗出力段102は、直列の抵抗、キャパシタ、及びインダクタを含んでよい。別の例として、抵抗出力段102は、キャパシタとインダクタの並列の組み合わせに抵抗が直列につながったものを含んでよい。
幾つかの実施形態では、ブロッキングダイオードD1は、例えば、電流が確実に抵抗R1を流れるようにすることが可能である。キャパシタC8は、例えば、ブロッキングダイオードD1の浮遊キャパシタンスを表してよい。
幾つかの実施形態では、抵抗出力段102は、エネルギ回収回路、又は他の任意のシンク段、又は他の任意の、プラズマからの電荷を速い時間スケールで素早くシンクできる回路で置き換えられてよい。
幾つかの実施形態では、リード段103は、抵抗出力段102とDCバイアス回路104との間のリード又はパターン又はその両方を表してよい。インダクタL2又はインダクタL6の一方又は両方は、リード又はパターンの一方又は両方のインダクタンスを表してよい。
この例では、DCバイアス回路104はバイアス補償を全く含まない。DCバイアス回路104はオフセット電源電圧V1を含み、これは、例えば、出力電圧を正バイアス又は負バイアスする。幾つかの実施形態では、オフセット電源電圧V1は、ウェーハ電圧とチャック電圧との間のオフセットを変化させるように調節可能である。幾つかの実施形態では、オフセット電源電圧V1は、電圧が約±5kV、±4kV、±3kV、±2kV、±1kV等であってよい。
幾つかの実施形態では、バイアスキャパシタC12は、DCバイアス電圧を抵抗出力段又は他の回路素子の一方又は両方から隔離(又は分離)してよい。バイアスキャパシタC12は、例えば、回路の1つの部分から別の部分への電位シフトを可能にできる。幾つかの実施形態では、この電位シフトは、ウェーハをチャック上の定位置に保持する静電力が電圧閾値を下回る状態を維持する為に行われてよい。抵抗R2は、DCバイアス電源を、パルサ段101からの高電圧パルス出力から隔離することが可能である。
バイアスキャパシタC12は、例えば、キャパシタンスが約100pF、10pF、1pF、100μF、10μF、1μF等であってよい。抵抗R2は、例えば、抵抗が高くてよく、例えば、抵抗が約1kΩ、10kΩ、100kΩ、1MΩ、10MΩ、100MΩ等であってよい。
第2リード段105は、高電圧パルシング回路とプラズマ負荷106との間の回路素子を表す。抵抗R13は、例えば、高電圧パルシング回路の出力から電極(例えば、プラズマ負荷106)までをつなぐリード又は伝送線の抵抗を表してよい。キャパシタC1は、例えば、リード又は伝送線中の浮遊キャパシタンスを表してよい。
幾つかの実施形態では、プラズマ負荷106は、半導体処理チャンバ(例えば、プラズマ蒸着システム、半導体組立システム、プラズマスパッタリングシステム等)の理想的又は実効的な回路を表してよい。キャパシタンスC2は、例えば、ウェーハが設置されてよいチャックのキャパシタンスを表してよい。チャックは、例えば、誘電体材料を含んでよい。例えば、キャパシタC1は、キャパシタンスが小さくてよい(例えば、約10pF、100pF、500pF、1nF、10nF、100nF等であってよい)。
キャパシタC3は、例えば、プラズマとウェーハとの間のシースキャパシタンスを表してよい。抵抗R6は、例えば、プラズマとウェーハとの間のシース抵抗を表してよい。インダクタL7は、例えば、プラズマとウェーハとの間のシースインダクタンスを表してよい。電流源I2は、例えば、シースを通るイオン電流を表してよい。例えば、キャパシタC1又はキャパシタC3は、キャパシタンスが小さくてよい(例えば、約10pF、100pF、500pF、1nF、10nF、100nF等であってよい)。
キャパシタC9は、例えば、処理チャンバ壁とウェーハ上面との間のプラズマ中のキャパシタンスを表してよい。抵抗R7は、例えば、処理チャンバ壁とウェーハ上面との間のプラズマ中の抵抗を表してよい。電流源I1は、例えば、プラズマ中のイオン電流を表してよい。例えば、キャパシタC1又はキャパシタC9は、キャパシタンスが小さくてよい(例えば、約10pF、100pF、500pF、1nF、10nF、100nF等であってよい)。
本文書では、プラズマ電圧は、接地に対して測定された回路点123の電圧であり、ウェーハ電圧は、接地に対して測定された回路点122の電圧であり、ウェーハ表面の電圧を表してよく、チャック電圧は、接地に対して測定された回路点121の電圧であり、電極電圧は、接地に対して測定された回路点124の電圧であり、入力電圧は、接地に対して測定された回路点125の電圧である。
図2は、高電圧パルシング回路100が発生させる波形の例を示す。これらの波形例では、パルス波形205は、プラズマ負荷106に供給される電圧を表してよい。図示のように、パルス波形205は、回路点124の電圧であって、高い電圧(例えば、波形に示すように約4kVより高い電圧)と、速い立ち上がり時間(例えば、波形に示すように約200nsより短い立ち上がり時間)と、速い立ち下がり時間(例えば、波形に示すように約200nsより短い立ち下がり時間)と、短いパルス幅(例えば、波形に示すように約300nsより小さいパルス幅)と、を有するパルスを生成する。波形210は、回路点122(例えば、ウェーハ表面)の電圧を表してよい。波形215は、プラズマ中を流れる電流(例えば、インダクタL7を通る電流)を表す。
過渡状態の間(例えば、図示していない最初の幾つかのパルスの間)、パルサ段101からの高電圧パルスはキャパシタC2を充電する。キャパシタC2のキャパシタンスがキャパシタC1又はキャパシタC3の一方又は両方のキャパシタンスに比べて大きい為、或いはパルスのパルス幅が短い為、キャパシタC2は、完全に充電されるまでに高電圧パルサから多数のパルスを取り込みうる。キャパシタC2が完全に充電されたら、回路は、図2の波形で示されるような定常状態に達する。
定常状態においてスイッチS1が開くと、キャパシタC2は充電されていて、波形210のわずかな上り勾配で示されるように電荷が抵抗出力段102を通ってゆっくり放散される。キャパシタC2が充電されてからスイッチS1が開いている間、ウェーハ表面(キャパシタC2とキャパシタC3の間の点)の電圧は負である。この負電圧は、パルサ段101から供給されるパルスの電圧の負の値であってよい。図2に示した波形例の場合、各パルスの電圧は約4kVであり、ウェーハの定常状態電圧は約-4kVである。この結果、プラズマの両端(例えば、キャパシタC3の両端)に負電位が発生し、それによって正イオンがプラズマからウェーハ表面に向かって加速される。スイッチS1が開いている間、キャパシタC2の電荷は、抵抗出力段を通ってゆっくり放散される。
スイッチS1が開から閉に変化すると、キャパシタC2が充電されるにつれてキャパシタC2の両端の電圧が反転しうる(波形205で示されるようにパルサからのパルスは高い)。更に、回路点123(例えば、ウェーハ表面)の電圧は、波形210で示されるように、キャパシタC2が充電されるにつれて約ゼロに変化する。従って、高電圧パルサからのパルスによって発生可能なプラズマ電位(例えば、プラズマ中の電位)は、高い周波数で、速い立ち上がり時間、速い立ち下がり時間、又は短いパルス幅のいずれか又は全てで、負の高電圧からゼロまで上昇し、負の高電圧に戻る。
幾つかの実施形態では、抵抗出力段102(抵抗出力段102で表された各素子)は、その動作として、浮遊キャパシタンスC1を素早く放電してよく、キャパシタC2とキャパシタC3との間の点の電圧がその定常的な負の値(波形210で示されるように約-4kV)に素早く戻ることを可能にしてよい。抵抗出力段は、キャパシタC2とキャパシタC3との間の点の電圧が、時間の約%にわたって存在し、それによってイオンがウェーハ内に向かって加速される時間を最大化することを可能にしてよい。幾つかの実施形態では、抵抗出力段に含まれる構成要素は特に、イオンがウェーハ内に向かって加速される時間を最適化することと、この時間の間の電圧をほぼ一定に保つことと、を行うように選択されてよい。従って、例えば、立ち上がり時間及び立ち下がり時間が速い、短いパルスが有用でありうる為、かなり均一な負電位が長期にわたって存在しうる。
幾つかの実施形態では、半導体処理チャンバ内でチャック電圧を調節する為に、バイアス補償サブシステムが使用されてよい。例えば、チャック上の電圧が一定になるようにバーストのオン/オフパターンに追従するチャック電圧がチャックに印加されてよい。
幾つかの実施形態では、様々な高電圧パルシング回路のいずれもが、本文書に開示の抵抗出力段を含んでよく、その抵抗出力段は、あらゆる目的の為に完全な形で本明細書に組み込まれている、2018年3月30日に出願された米国特許出願第15/941,731号、件名「高電圧抵抗出力段回路(High Voltage Resistive Output Stage Circuit)」に図示又は記載の構成要素、配置、機能性等の一部又は全てを含んでよい。
図3は、幾つかの実施形態による高電圧パルシング回路300の回路図である。高電圧パルシング回路300は、高電圧パルシング回路100と似ている。パルサ段110は、この例では、高電圧スイッチS1を含む。幾つかの実施形態では、高電圧スイッチS1は、高電圧を一斉に開閉するように直列に配置された複数のスイッチを含んでよい。例えば、高電圧スイッチS1は、図15に示した高電圧スイッチ1500を含んでよい。別の例として、高電圧スイッチS1は、例えば、あらゆる目的の為に完全な形で本開示に組み込まれている、2018年11月1日に出願された米国特許出願第16/178,565号、件名「絶縁電源を有する高電圧スイッチ(High Voltage Switch with Isolated Power)」に記載の任意のスイッチを含んでよい。
いずれの実施形態でも、パルサ段101又はパルサ段110は、高電圧パルスを発生させることに使用されてよい。更に、パルサ段101とパルサ段110は交換可能であってよい。
この例では、DCバイアス回路104はバイアス補償を全く含まない。
幾つかの実施形態では、パルサ段110は、電圧が1kV、10kV、20kV、50kV、100kV、1,000kV等より高く、立ち上がり時間が約1ns、10ns、50ns、100ns、250ns、500ns、1,000ns等より短く、立ち下がり時間が約1ns、10ns、50ns、100ns、250ns、500ns、1,000ns等より短く、周波数が約1kHz、10kHz、100kHz、200kHz、500kHz、1MHz等より高いパルスを発生させてよい。
幾つかの実施形態では、パルサ段101は、無線周波数電源(例えば、RF発生器)を含んでよい。
図4は、高電圧パルシング回路(例えば、高電圧パルシング回路100又は高電圧パルシング回路300)が発生させる波形の例を示す。ウェーハ波形405はウェーハ上の電圧を表し、チャック波形410はチャック上の電圧である。ウェーハ波形405は、図3の回路図の122というラベルの位置で測定される。チャック波形410は、図3の回路図の121というラベルの位置で測定される。図示のように、パルシング中の、チャック波形410とウェーハ波形405との差は約4kVである。ピーク電圧が2kVを超えており、このことは、処理チャンバ内のチャック上のウェーハに損傷を引き起こす可能性がある。
図4の波形は、約10秒の6個のバーストを示しており、各バースト中に複数のパルスがある。
図5は、幾つかの実施形態による高電圧パルシング回路500の回路図である。高電圧パルシング回路500は、高電圧パルシング回路300と似ている。パルサ段110、抵抗出力段102、及び/又はDCバイアス回路104が高電圧パルシング回路を構成してよい。リード段103又は第2リード段105も高電圧パルシング回路に含まれてよい。プラズマ負荷106は、処理チャンバ内にプラズマ負荷を含んでよい。
この例では、バイアス補償回路114は受動バイアス補償回路であり、バイアス補償ダイオード505及びバイアス補償キャパシタ510を含んでよい。バイアス補償ダイオード505は、オフセット電源電圧V1と直列に配置されてよい。バイアス補償キャパシタ510は、オフセット電源電圧V1及び抵抗R2の一方又は両方の両端に配置されてよい。バイアス補償キャパシタ510は、キャパシタンスが100nF~100μFより小さくてよく、例えば、約100μF、50μF、25μF、10μF、2μF、500nF、200nF等より小さくてよい。
幾つかの実施形態では、バイアス補償ダイオード505は、10Hz~10kHzの周波数の、10A~1kAの電流を通してよい。
幾つかの実施形態では、バイアスキャパシタC12は、(例えば、125というラベルの位置の)パルサ段101の出力と(例えば、124というラベルの位置の)電極上の電圧との間の電圧オフセットを可能にしてよい。動作時には、電極は、例えば、バースト中は-2kVのDC電圧であってよく、一方、ナノ秒パルサの出力は、パルス中の+6kVとパルス間の0kVとを交互に繰り返す。
バイアスキャパシタC12は、例えば、キャパシタンスが約100nF、10nF、1nF、100μF、10μF、1μF等であってよい。抵抗R2は、例えば、抵抗が高くてよく、例えば、抵抗が約1kΩ、10kΩ、100kΩ、1MΩ、10MΩ、100MΩ等であってよい。
幾つかの実施形態では、バイアス補償キャパシタ510及びバイアス補償ダイオード505は、(例えば、125というラベルの位置の)パルサ段101の出力と(例えば、124というラベルの位置の)電極上の電圧との間の電圧オフセットが各バーストの開始時に確立されて、必要とされる平衡状態に達することを可能にしてよい。例えば、複数の高電圧パルス(例えばおそらく約5~100個)にわたる各バーストの開始時にキャパシタC12からバイアス補償キャパシタ510内に電荷が移動して、回路内の適正な電圧が確立される。
幾つかの実施形態では、補正されない限り、出力の結果として電圧オーバシュート又は電圧垂下が発生する可能性がある。電圧オーバシュートが発生する可能性があるのは、例えば、バーストの開始時に、位置121の電圧及び位置124の電圧が上昇して所望の値(例えば2kV)を超えた場合である。(例えば、5ms前後の)バースト全体を通して電圧垂下が発生する可能性があるのは、位置124の電圧がバースト全体を通して下向きにシフトした場合である(例えば、ピークツーピーク電圧は変わらない)。電圧垂下によって、位置121の電圧は所望の値から最大1.5kV低下する可能性がある。理想的には、位置124の電圧はフラットでなければならない(即ち、電圧オーバシュート又は電圧垂下は最小化又は阻止されなければならない)。
幾つかの実施形態では、位置124の電圧は、位置121の電圧を決して超えてはならない。これは、その電圧が本質的にはそのダイオードにおいて、バイアス補償キャパシタ510によって、クランプされる為である。各バーストの開始時には、パルサ段110は、バイアスキャパシタC12にかかる電圧を変化させる為に、ダイオード505及びバイアス補償キャパシタ510を通るパルサ段110の出力電流のほぼ全てを駆動してよい。但し、この経路に測定可能なほどの浮遊インダクタンス(例えば、L22、L23、及びL24の合計)がある場合には、このインダクタンスが電圧を低下させ、電流の流れを妨げる可能性がある。これにより、位置124の電圧が上昇すること(位置124での電圧オーバシュート)、又は位置124の電圧によって電流が代わりに位置121に流れてプラズマ負荷がチャックを充電すること(位置121での電圧オーバシュート)が可能になりうる。
幾つかの実施形態では、電圧垂下又は電圧オーバシュートは、浮遊インダクタンス(例えば、後述のインダクタンスL22、L23、及びL24)の合計を制限することによって解決可能である。幾つかの実施形態では、浮遊インダクタンスL22、L23、及びL24の合計は、わずか50nHである可能性がある。このインダクタンスは、例えば、オーバシュートを400V以下に抑えることに役立ちうる。
幾つかの実施形態では、ダイオード505及びバイアス補償キャパシタ510は、電流がU字状経路を流れるように、ストリップ線路の形に配置されてよい。ストリップ線路は、例えば、PCBの内層上の2つの接地面の間に懸架された誘電体材料に囲まれた伝送線パターンであってよい。幾つかの実施形態では、ダイオード505とバイアス補償キャパシタ510との間の分離が最大化されてよい。幾つかの実施形態では、ダイオード505及びバイアス補償キャパシタ510は、可能な限り幅広の(例えば、10、8、6、4、3、2、1、1/2インチ幅の)ストリップ線路を構成してよい。
幾つかの実施形態では、リードインダクタンスL22は、点124をダイオード505の入力(例えば、浮遊インダクタンスL22)につなぐことによって最小化又は排除することが可能である。
幾つかの実施形態では、リードインダクタンスL24は、バイアス補償キャパシタ510の低い側(例えば、浮遊インダクタンスL24)を接地に直接つなぐことによって最小化又は排除することが可能である。
この例では、バイアス補償回路114は、ダイオード505と124というラベルの位置との間の浮遊インダクタンスL22、ダイオード505とバイアス補償キャパシタ510との間の浮遊インダクタンスL23、又はバイアス補償キャパシタ510と接地との間の浮遊インダクタンスL24を含む。回路500は、プラズマ側インダクタンスL及びスイッチ側インダクタンスLを含む。プラズマ側浮遊インダクタンスLは、例えば、浮遊インダクタンスであれ、寄生インダクタンスであれ、バイアス補償回路114とプラズマ負荷106との間の全ての素子のインダクタンス(例えば、L7及び他の任意の浮遊インダクタンス)であれ、回路のこの側にある全てのインダクタンスを含んでよい。スイッチ側インダクタンスLsは、例えば、浮遊インダクタンスであれ、寄生インダクタンスであれ、バイアス補償回路114とスイッチS1との間の全ての素子のインダクタンス(例えば、インダクタ1915、インダクタL1、インダクタ1940、インダクタL2、及び/又はインダクタL6、並びに他の任意の浮遊インダクタンスの単独又は組み合わせ)であれ、回路のこの側にある全てのインダクタンスを含んでよい。
幾つかの実施形態では、スイッチ側インダクタンスLsは、プラズマ側浮遊インダクタンスLpより大きくなければならない。幾つかの実施形態では、プラズマ側浮遊インダクタンスLpは、スイッチ側インダクタンスLsの20%である。幾つかの実施形態では、プラズマ側浮遊インダクタンスLpは、約1nH、10nH、100nH、1μH等より小さい。
幾つかの実施形態では、浮遊インダクタンスL22は、インダクタンスが約1nH、10nH、100nH、1μH等より小さい。幾つかの実施形態では、浮遊インダクタンスL23は、インダクタンスが約1nH、10nH、100nH、1μH等より小さい。幾つかの実施形態では、浮遊インダクタンスL24は、インダクタンスが約1nH、10nH、100nH、1μH等より小さい。幾つかの実施形態では、浮遊インダクタンスL22、L23、及びL24の合計は、約1nH、10nH、100nH、1μH等より小さい。
幾つかの実施形態では、浮遊インダクタンスL22、L23、又はL24は、様々な方法で最小化できる。例えば、浮遊インダクタンスL22、L23、又はL24に沿う導体は、業界標準より幅広であってよく、例えば、1/8、1/4、3/8、1/2、1、2.5、5インチ等より幅広であってよい。別の例として、様々な回路素子(例えば、ダイオード505又はバイアス補償キャパシタ510)が、並列又は直列の複数のダイオード又はキャパシタを含んでよい。
幾つかの実施形態では、素子間距離を最小化することによって浮遊インダクタンスを減らすことが可能である。例えば、様々なバイアス補償回路素子同士の間の上部導体と下部導体は、約1、2、5、15、20、25、30、35、40cmより短い距離だけ隔てられてよい。別の例として、ダイオード505を含むディスクリート素子は、124というラベルの位置又は接地から10、8、6、4、3、2、1、1/2インチ未満以内に配置されてよい。別の例として、バイアス補償キャパシタ510を含むディスクリート素子は、124というラベルの位置又は接地から10、8、6、4、3、2、1、1/2インチ未満以内に配置されてよい。
幾つかの実施形態では、ダイオード505及び/又はバイアス補償キャパシタ510の一方又は両方を含むディスクリート素子の体積は、1200、1000、750、500立方センチメートルより小さくてよい。
幾つかの実施形態では、抵抗515は、ダイオード505の全体にわたって含まれてよい。幾つかの実施形態では、抵抗515は、抵抗値が約1kΩ~1MΩより小さくてよく、例えば、約100kΩより小さくてよい。
幾つかの実施形態では、バイアス補償キャパシタ510は、キャパシタンスが約1μF未満又は約1mF未満であってよい。バイアス補償キャパシタ510は、浮遊インダクタンスが約1nH、10nH、100nH、1μH等より小さくてよい。
図6は、高電圧パルシング回路500が発生させる波形の例を示す。図示のように、ウェーハ波形605とチャック波形610との間の電圧バイアスは、パルスバースト中は固定されたままになるが、バースト後は充電されたままになる。この例では、パルシング中のウェーハ波形605とチャック波形610との差は約2kVより小さく、これは許容範囲内でありうる。しかしながら、この例では、パルス間のウェーハ波形605とチャック波形610との差は約7kVより大きく、これは許容範囲外でありうる。
図6の波形は、約10秒の6個のバーストを示しており、各バースト中に複数のパルスがある。
図7は、幾つかの実施形態による高電圧パルシング回路700の回路図である。高電圧パルシング回路700は、高電圧パルシング回路500と似ており、第2のパルサ回路705を含む。パルサ段110、抵抗出力段102、第2のパルサ701、第2のパルサ回路705、又はDCバイアス回路104が高電圧パルシング回路を構成してよい。
第2のパルサ回路705は、バイアス補償回路114、又はバイアス補償回路114に似ている構成要素を含んでよい。
第2のパルサ回路705は、第2のパルサ701を含んでよい。第2のパルサ701は、例えば、図1又は図3のいずれかに示されたパルサ段110の1つ以上又は全ての構成要素を含んでよい。例えば、パルサ段110は、本文書(例えば、図15及び関連の段落)に開示のナノ秒パルサ又は高電圧スイッチを含んでよい。幾つかの実施形態では、第2のパルサ701は、パルサ段101がパルシングしているとき(例えば、バースト中)にオフになるように構成されてよく、第2のパルサ701は、パルサ段101がパルシングしていないとき(例えば、バースト間)にオンになるように構成されてよい。
第2のパルサ回路705は、変圧器T2の二次側にインダクタL9を含んでもよく、スイッチ710は電圧源V6と結合されてよい。インダクタL9は、第2のパルサ回路705の浮遊インダクタンスを表してよく、インダクタンスが小さくてよく、例えば、約500nH、250nH、100nH、50nH、25nH等より小さくてよい。幾つかの実施形態では、電圧源V6はスイッチ710用のトリガを表してよい。
幾つかの実施形態では、第2のパルサ回路705はブロッキングダイオードD7を含んでよい。ブロッキングダイオードD7は、例えば、スイッチ710からプラズマ負荷106に電流が流れるようにしてよい。キャパシタC14は、例えば、ブロッキングダイオードD7の浮遊キャパシタンスを表してよい。キャパシタC14のキャパシタンスは、例えば、小さくてよく、例えば、約1nF、500pF、200pF、100pF、50pF、25pF等より小さくてよい。
幾つかの実施形態では、スイッチ710は、パルサ段110がパルシングしている間は開いてよく、パルサ段110がパルシングしていないときは、パルサ段から与えられる電圧をオフセット(又はバイアス)する為に閉じてよい。
幾つかの実施形態では、スイッチ710は、高電圧を一斉に開閉するように直列に配置された複数のスイッチを含んでよい。幾つかの実施形態では、スイッチ710は、図15に示した高電圧スイッチ1500を含んでよい。別の例として、高電圧スイッチ905は、例えば、あらゆる目的の為に完全な形で本開示に組み込まれている、2018年11月1日に出願された米国特許出願第16/178,565号、件名「絶縁電源を有する高電圧スイッチ(High Voltage Switch with Isolated Power)」に記載の任意のスイッチを含んでよい。
この例では、バイアス補償回路114は、ダイオード505と124というラベルの位置との間の浮遊インダクタンスL22、ダイオード505とバイアス補償キャパシタ510との間の浮遊インダクタンスL23、又はバイアス補償キャパシタ510と接地との間の浮遊インダクタンスL24を含む。高電圧パルシング回路700は、プラズマ側インダクタンスLp及びスイッチ側インダクタンスLsを含む。プラズマ側浮遊インダクタンスLpは、例えば、浮遊インダクタンスであれ、寄生インダクタンスであれ、バイアス補償回路114とプラズマ負荷106との間の全ての素子のインダクタンス(例えば、L7及び他の任意の浮遊インダクタンス)であれ、回路のこの側にある全てのインダクタンスを含んでよい。スイッチ側インダクタンスLは、例えば、浮遊インダクタンスであれ、寄生インダクタンスであれ、バイアス補償回路114とスイッチS1との間の全ての素子のインダクタンス(例えば、インダクタ1915、インダクタL1、インダクタ1940、インダクタL2、及び/又はインダクタL6、並びに他の任意の浮遊インダクタンスの単独又は組み合わせ)であれ、回路のこの側にある全てのインダクタンスを含んでよい。
幾つかの実施形態では、スイッチ側インダクタンスLsは、プラズマ側浮遊インダクタンスLpより大きくなければならない。幾つかの実施形態では、プラズマ側浮遊インダクタンスLpは、スイッチ側インダクタンスLsの20%である。幾つかの実施形態では、プラズマ側浮遊インダクタンスLpは、約1nH、10nH、100nH、1μH等より小さい。
幾つかの実施形態では、浮遊インダクタンスL22は、インダクタンスが約1nH、10nH、100nH、1μH等より小さい。幾つかの実施形態では、浮遊インダクタンスL23は、インダクタンスが約1nH、10nH、100nH、1μH等より小さい。幾つかの実施形態では、浮遊インダクタンスL24は、インダクタンスが約1nH、10nH、100nH、1μH等より小さい。幾つかの実施形態では、浮遊インダクタンスL22、L23、及びL24の合計は、約1nH、10nH、100nH、1μH等より小さい。
幾つかの実施形態では、浮遊インダクタンスL22、L23、又はL24は、様々な方法で最小化できる。例えば、浮遊インダクタンスL22、L23、又はL24に沿う導体は、業界標準より幅広であってよく、例えば、1/8、1/4、3/8、1/2、1、2.5、5インチ等より幅広であってよい。別の例として、様々な回路素子(例えば、ダイオード505又はバイアス補償キャパシタ510)が、並列又は直列の複数のダイオード又はキャパシタを含んでよい。
幾つかの実施形態では、素子間距離を最小化することによって浮遊インダクタンスを減らすことが可能である。例えば、様々なバイアス補償回路素子同士の間の上部導体と下部導体は、約1、2、5、15、20、25、30、35、40cmより短い距離だけ隔てられてよい。別の例として、ダイオード505を含むディスクリート素子は、124というラベルの位置又は接地から10、8、6、4、3、2、1、1/2インチ未満以内に配置されてよい。別の例として、バイアス補償キャパシタ510を含むディスクリート素子は、124というラベルの位置又は接地から10、8、6、4、3、2、1、1/2インチ未満以内に配置されてよい。
幾つかの実施形態では、ダイオード505及び/又はバイアス補償キャパシタ510の一方又は両方を含むディスクリート素子の体積は、1200、1000、750、500立方センチメートルより小さくてよい。
幾つかの実施形態では、バイアス補償キャパシタ510は、キャパシタンスが約1μF未満又は約1mF未満であってよい。バイアス補償キャパシタ510は、浮遊インダクタンスが約1nH、10nH、100nH、1μH等より小さくてよい。
図8は、高電圧パルシング回路700が発生させる波形の例を示す。ウェーハ波形805はウェーハ上の電圧を表し、チャック波形810はチャック上の電圧である。ウェーハ波形805はウェーハにおいて測定され、ウェーハは、図7の回路図では122というラベルの位置で示されている。チャック波形810はチャックにおいて測定され、チャックは、図7の回路図では位置121で示されている。バイアス波形815は、図7の回路図の124というラベルの位置で測定される。この例では、バイアス補償キャパシタ510は放電しており、バイアスキャパシタを再充電する為には、数キロワットの電力を必要とする可能性があり、その為には、例えば、V2より高い電源を含む第2のパルサ回路705を必要とする可能性がある。
図8の波形は、約10秒の6個のバーストを示しており、各バースト中に複数のパルスがある。
図9は、幾つかの実施形態による高電圧パルシング回路900の回路図である。高電圧パルシング回路900は、高電圧パルシング回路100と似ている。パルサ段110、抵抗出力段102、及び/又はバイアス補償回路914が高電圧パルシング回路を構成してよい。
この実施形態では、バイアス補償回路914は高電圧スイッチ905を含んでよく、高電圧スイッチ905は、バイアス補償ダイオード505の両端に結合されており、電源V1と結合されている。幾つかの実施形態では、高電圧スイッチ905は、高電圧を一斉に開閉するように直列に配置された複数の高電圧スイッチ905を含んでよい。例えば、高電圧スイッチ905は、図15に示した高電圧スイッチ1500を含んでよい。幾つかの実施形態では、高電圧スイッチ905はスイッチトリガV4と結合されてよい。
高電圧スイッチ905は、バイアス補償インダクタL4及び抵抗R11の一方又は両方と直列に結合されてよい。バイアス補償インダクタL4は、高電圧スイッチ905を通るピーク電流を制限することが可能である。バイアス補償インダクタL4は、例えば、インダクタンスが約100nHより小さくてよく、例えば、約250nH、100nH、50nH、25nH、10nH、5nH、1nH等より小さくてよい。抵抗R11は、例えば、電力放散を抵抗出力段102にシフトすることが可能である。抵抗R11の抵抗は、約1,000オーム、500オーム、250オーム、100オーム、50オーム、10オーム等より小さくてよい。幾つかの実施形態では、バイアス補償インダクタL4は、ダイオードD10及び抵抗R11と直列に配置されている。
幾つかの実施形態では、高電圧スイッチ905はスナバ回路を含んでよい。スナバ回路は、抵抗R9、スナバダイオードD8、スナバキャパシタC15、及びスナバ抵抗R10を含んでよい。
幾つかの実施形態では、抵抗R8は、オフセット電源電圧V1の浮遊抵抗を表してよい。抵抗R8は、例えば、抵抗が高くてよく、例えば、抵抗が約10kΩ、100kΩ、1MΩ、10MΩ、100MΩ、1GΩ等であってよい。
幾つかの実施形態では、高電圧スイッチ905は、高電圧を一斉に開閉するように直列に配置された複数のスイッチを含んでよい。例えば、高電圧スイッチ905は、図15に示した高電圧スイッチ1500を含んでよい。別の例として、高電圧スイッチ905は、例えば、あらゆる目的の為に完全な形で本開示に組み込まれている、2018年11月1日に出願された米国特許出願第16/178,565号、件名「絶縁電源を有する高電圧スイッチ(High Voltage Switch with Isolated Power)」に記載の任意のスイッチを含んでよい。
幾つかの実施形態では、高電圧スイッチ905は、パルサ段110がパルシングしている間は開いてよく、パルサ段110がパルシングしていないときは閉じてよい。例えば、高電圧スイッチ905が閉じているときには、バイアス補償ダイオード505の両端を電流が短絡して流れることが可能である。この電流を短絡させることにより、ウェーハとチャックとの間のバイアスを2kVより小さくすることを可能にでき、これは許容範囲内でありうる。
幾つかの実施形態では、高電圧スイッチ905は、電極電圧(124というラベルの位置)及びウェーハ電圧(122というラベルの位置)が、チャック電位(121というラベルの位置)まで素早く(例えば、約100ns、200ns、500ns、1μsより短時間で)復旧することを可能にできる。このことを、例えば、図10、11A、及び11Bに示す。
この例では、バイアス補償回路914は、ダイオード505と124というラベルの位置との間の浮遊インダクタンスL22、ダイオード505とバイアス補償キャパシタ510との間の浮遊インダクタンスL23、又はバイアス補償キャパシタ510と接地との間の浮遊インダクタンスL24を含む。高電圧パルシング回路900は、プラズマ側インダクタンスLp及びスイッチ側インダクタンスLsを含む。プラズマ側浮遊インダクタンスLpは、例えば、浮遊インダクタンスであれ、寄生インダクタンスであれ、バイアス補償回路914とプラズマ負荷106との間の全ての素子のインダクタンス(例えば、L7及び他の任意の浮遊インダクタンス)であれ、回路のこの側にある全てのインダクタンスを含んでよい。スイッチ側インダクタンスLは、例えば、浮遊インダクタンスであれ、寄生インダクタンスであれ、バイアス補償回路914とスイッチS1との間の全ての素子のインダクタンス(例えば、インダクタ1915、インダクタL1、インダクタ1940、インダクタL2、及び/又はインダクタL6、並びに他の任意の浮遊インダクタンスの単独又は組み合わせ)であれ、回路のこの側にある全てのインダクタンスを含んでよい。
幾つかの実施形態では、スイッチ側インダクタンスLsは、プラズマ側浮遊インダクタンスLpより大きくなければならない。幾つかの実施形態では、プラズマ側浮遊インダクタンスLpは、スイッチ側インダクタンスLsの20%である。幾つかの実施形態では、プラズマ側浮遊インダクタンスLpは、約1nH、10nH、100nH、1μH等より小さい。
幾つかの実施形態では、浮遊インダクタンスL22は、インダクタンスが約1nH、10nH、100nH、1μH等より小さい。幾つかの実施形態では、浮遊インダクタンスL23は、インダクタンスが約1nH、10nH、100nH、1μH等より小さい。幾つかの実施形態では、浮遊インダクタンスL24は、インダクタンスが約1nH、10nH、100nH、1μH等より小さい。幾つかの実施形態では、浮遊インダクタンスL22、L23、及びL24の合計は、約1nH、10nH、100nH、1μH等より小さい。
幾つかの実施形態では、浮遊インダクタンスL22、L23、又はL24は、様々な方法で最小化できる。例えば、浮遊インダクタンスL22、L23、又はL24に沿う導体は、業界標準より幅広であってよく、例えば、1/8、1/4、3/8、1/2、1、2.5、5インチ等より幅広であってよい。別の例として、様々な回路素子(例えば、ダイオード505又はバイアス補償キャパシタ510)が、並列又は直列の複数のダイオード又はキャパシタを含んでよい。幾つかの実施形態では、様々なバイアス補償回路素子同士の間の上部導体と下部導体は、約1、2、5、15、20、25、30、35、40cmより短い距離だけ隔てられてよい。
幾つかの実施形態では、バイアス補償キャパシタ510は、キャパシタンスが約1μF未満又は約1mF未満であってよい。バイアス補償キャパシタ510は、浮遊インダクタンスが約1nH、10nH、100nH、1μH等より小さくてよい。
バイアス補償インダクタL4は、例えば、インダクタンスが約100nHより小さくてよく、例えば、約250nH、100nH、50nH、25nH、10nH、5nH、1nH等より小さくてよい。幾つかの実施形態では、ダイオード505及び/又はバイアス補償キャパシタ510の一方又は両方を含むディスクリート素子の体積は、1200、1000、750、500立方センチメートルより小さくてよい。
幾つかの実施形態では、抵抗515は、ダイオード505の全体にわたって含まれてよい。幾つかの実施形態では、抵抗515は、抵抗値が約1kΩ~1MΩより小さくてよく、例えば、約100kΩより小さくてよい。
幾つかの実施形態では、高電圧スイッチ905及び/又はダイオードD8は、多少の寄生(又は浮遊)キャパシタンスを有しうる。この寄生キャパシタンスは、例えば、バイアス補償インダクタL4との関連で多少のリンギングを引き起こしうる。このリンギングは、例えば、バイアス補償キャパシタ510において多少の電圧垂下を引き起こしうる。幾つかの実施形態では、バイアス補償インダクタL4のインダクタンスを低く保つことにより、バイアス補償キャパシタ510における電圧垂下を最小化又は排除できる。幾つかの実施形態では、バイアス補償キャパシタ510におけるあらゆる電圧垂下を更に低減又は最小化する為に、ダイオードD10が、バイアス補償インダクタL4とともに、又はバイアス補償インダクタL4とともに適切な場所で使用されてよい。
インダクタンスの値及び/又は配置によっては、例えば、インダクタL5からキャパシタC2内へのオーバシュート、C2内へのリンギング、キャパシタC2又はキャパシタC1とインダクタL5との共振リンギング、又はL4と、高電圧スイッチ905及び/又はダイオードD8の寄生キャパシタンスとの相互作用によって引き起こされる垂下を補償又は補正することが可能である。
図10は、幾つかの実施形態による、高電圧パルシング回路900が発生させる波形の例を示す。ウェーハ波形1005はウェーハ上の電圧を表し、チャック波形1010はチャック上の電圧を表し、バイアス波形1015は、バイアス補償回路914からの電圧を表す。ウェーハ波形1005は、図9の回路図の122というラベルの位置で測定される。チャック波形1010は、図9の回路図の121というラベルの位置で測定される。バイアス波形1015は、図9の回路図の124というラベルの位置で測定される。
図10の波形は、約10秒の6個のバーストを示しており、各バースト中に複数のパルスがある。
図11A及び図11Bは、幾つかの実施形態による高電圧パルシング回路900からの波形の例を示す。図11Aは、340個のパルスを有する単発バーストを示しており、図11Bは、バースト中の幾つかのパルスを示している。波形1105は、電極(図9の124というラベルの位置)の電圧を示しており、波形1110は、ウェーハ(図9の122というラベルの位置)の電圧を示している。電極の電圧とウェーハの電圧が約2kVの一定オフセットを保つ傾向があることに注目されたい。これらの波形は又、しばらく後に次のバーストが始まるまでのパルスがオフの間に電圧がDC値に戻る様子を示している。
図12は、幾つかの実施形態による高電圧パルシング回路1200の回路図である。高電圧パルシング回路1200は、高電圧パルシング回路900と似ている。パルサ段110、抵抗出力段102、及び/又はバイアス補償回路1214が高電圧パルシング回路を構成してよい。
幾つかの実施形態では、バイアス補償回路1214は、バイアス補償ダイオード505の両端に(即ち、バイアス補償ダイオード505と並列に)配置された4つの高電圧スイッチ段(スイッチ1220、1225、1230、及び1235を含む)を含んでよい。各スイッチ段は、スイッチ(例えば、スイッチ1220、1225、1230、及び1235)と電圧共有抵抗(例えば、抵抗R15、R16、R17、及びR18)とを含む。抵抗R11及びバイアス補償インダクタL4の一方又は両方が、スイッチ段と直列に配置される。バイアス補償インダクタL4は、例えば、インダクタンスが約100nHより小さくてよく、例えば、約250nH、100nH、50nH、25nH、10nH、5nH、1nH等より小さくてよい。
幾つかの実施形態では、スイッチ1220、1225、1230、及び1235は、パルサ段110がパルシングしている間は開いてよく、パルサ段110がパルシングしていないときは閉じてよい。例えば、スイッチ1220、1225、1230、及び1235が閉じているときには、バイアス補償ダイオード505の両端を電流が短絡して流れることが可能である。この電流を短絡させることにより、ウェーハとチャックとの間のバイアスを2kVより小さくすることを可能にでき、これは許容範囲内でありうる。
各スイッチ1220、1225、1230、及び1235は、高電圧を一斉に開閉するように直列に配置された複数のスイッチを含んでよい。例えば、各スイッチ1220、1225、1230、及び1235は、集合的又は個別に、例えば、図15に示した高電圧スイッチ1500を含んでよい。別の例として、各スイッチ1220、1225、1230、及び1235は、集合的又は個別に、例えば、あらゆる目的の為に完全な形で本開示に組み込まれている、2018年11月1日に出願された米国特許出願第16/178,565号、件名「絶縁電源を有する高電圧スイッチ(High Voltage Switch with Isolated Power)」に記載の任意のスイッチを含んでよい。
幾つかの実施形態では、電圧共有抵抗(例えば、抵抗R15、R16、R17、及びR18)は、抵抗が高くてよく、例えば、抵抗が約1kΩ、10kΩ、100kΩ、1MΩ、10MΩ、100MΩ等であってよい。
この例では4つの高電圧スイッチ段を示しているが、任意の数の高電圧スイッチ段が使用されてよい。
この例では、バイアス補償回路1214は、ダイオード505と124というラベルの位置との間の浮遊インダクタンスL22、ダイオード505とバイアス補償キャパシタ510との間の浮遊インダクタンスL23、又はバイアス補償キャパシタ510と接地との間の浮遊インダクタンスL24を含む。高電圧パルシング回路1200は、プラズマ側インダクタンスL及びスイッチ側インダクタンスLを含む。プラズマ側浮遊インダクタンスLは、例えば、浮遊インダクタンスであれ、寄生インダクタンスであれ、バイアス補償回路1214とプラズマ負荷106との間の全ての素子のインダクタンス(例えば、L7及び他の任意の浮遊インダクタンス)であれ、回路のこの側にある全てのインダクタンスを含んでよい。スイッチ側インダクタンスLsは、例えば、浮遊インダクタンスであれ、寄生インダクタンスであれ、バイアス補償回路1214とスイッチS1との間の全ての素子のインダクタンス(例えば、インダクタL3、インダクタ1915、インダクタ1940、インダクタL2、及びインダクタL6、並びに他の任意の浮遊インダクタンス)であれ、回路のこの側にある全てのインダクタンスを含んでよい。
幾つかの実施形態では、スイッチ側インダクタンスLsは、プラズマ側浮遊インダクタンスLpより大きくなければならない。幾つかの実施形態では、プラズマ側浮遊インダクタンスLpは、スイッチ側インダクタンスLsの20%である。幾つかの実施形態では、プラズマ側浮遊インダクタンスLpは、約1nH、10nH、100nH、1μH等より小さい。
幾つかの実施形態では、浮遊インダクタンスL22は、インダクタンスが約1nH、10nH、100nH、1μH等より小さい。幾つかの実施形態では、浮遊インダクタンスL23は、インダクタンスが約1nH、10nH、100nH、1μH等より小さい。幾つかの実施形態では、浮遊インダクタンスL24は、インダクタンスが約1nH、10nH、100nH、1μH等より小さい。幾つかの実施形態では、浮遊インダクタンスL22、L23、及びL24の合計は、約1nH、10nH、100nH、1μH等より小さい。
幾つかの実施形態では、浮遊インダクタンスL22、L23、又はL24は、様々な方法で最小化できる。例えば、浮遊インダクタンスL22、L23、又はL24に沿う導体は、業界標準より幅広であってよく、例えば、1/8、1/4、3/8、1/2、1、2.5、5インチ等より幅広であってよい。別の例として、様々な回路素子(例えば、ダイオード505又はバイアス補償キャパシタ510)が、並列又は直列の複数のダイオード又はキャパシタを含んでよい。幾つかの実施形態では、様々なバイアス補償回路素子同士の間の上部導体と下部導体は、約1、2、5、15、20、25、30、35、40cmより短い距離だけ隔てられてよい。
幾つかの実施形態では、バイアス補償キャパシタ510は、キャパシタンスが約1μF未満又は約1mF未満であってよい。バイアス補償キャパシタ510は、浮遊インダクタンスが約1nH、10nH、100nH、1μH等より小さくてよい。
幾つかの実施形態では、バイアス補償インダクタL4は、例えば、インダクタンスが約100μHより小さくてよく、例えば、約50μH、25μH、10μH、5μH、1μH、0.5μH、0.25μH等より小さくてよい。
幾つかの実施形態では、ダイオード505及び/又はバイアス補償キャパシタ510の一方又は両方を含むディスクリート素子の体積は、1200、1000、750、500立方センチメートルより小さくてよい。
幾つかの実施形態では、抵抗515は、ダイオード505の全体にわたって含まれてよい。幾つかの実施形態では、抵抗515は、抵抗値が約1kΩ~1MΩより小さくてよく、例えば、約100kΩより小さくてよい。
幾つかの実施形態では、スイッチ1220、2225、1230、及び1235は、多少の寄生(又は浮遊)キャパシタンスを有しうる。この寄生キャパシタンスは、例えば、バイアス補償インダクタL4との関連で多少のリンギングを引き起こしうる。このリンギングは、例えば、バイアス補償キャパシタ510において多少の電圧垂下を引き起こしうる。幾つかの実施形態では、バイアス補償インダクタL4のインダクタンスを低く保つことにより、バイアス補償キャパシタ510における電圧垂下を最小化又は排除できる。幾つかの実施形態では、バイアス補償キャパシタ510におけるあらゆる電圧垂下を更に低減又は最小化する為に、ダイオードが、バイアス補償インダクタL4と並列に、又はバイアス補償インダクタL4とともに適切な場所で使用されてよい。
幾つかの実施形態では、パルサ段101は複数の高電圧バーストを発生させてよく、各バーストは複数の高電圧パルスを含む。スイッチ1220、2225、1230、及び1235は、各バースト中は開いてよく、バースト間では閉じてよい。
図13は、幾つかの実施形態による高電圧パルシング回路1300の回路図である。高電圧パルシング回路1300は、高電圧パルシング回路1200と似ている。パルサ段110、抵抗出力段102、及び/又はバイアス補償回路1314が高電圧パルシング回路を構成してよい。
この例では、バイアス補償回路1314はバイアス補償回路1214と似ている。この例では、バイアス補償回路1314の各スイッチモジュール(1220、1225、1230、及び1235)は、対応するスナバ回路を含んでよい。各スナバ回路は、スナバダイオード及びスナバキャパシタを含んでよい。幾つかの実施形態では、スナバダイオードは、スナバダイオードの両端に配置されたスナバ抵抗を含んでよい。各スイッチモジュールは、直列に配置された各スイッチの間で電圧が均等に共有されるようにすることが可能な抵抗を含んでよい。
この例では、バイアス補償回路1314は、ダイオード505と124というラベルの位置との間の浮遊インダクタンスL22、ダイオード505とバイアス補償キャパシタ510との間の浮遊インダクタンスL23、又はバイアス補償キャパシタ510と接地との間の浮遊インダクタンスL24を含む。高電圧パルシング回路1300は、プラズマ側インダクタンスLp及びスイッチ側インダクタンスLsを含む。プラズマ側浮遊インダクタンスLpは、例えば、浮遊インダクタンスであれ、寄生インダクタンスであれ、バイアス補償回路1314とプラズマ負荷106との間の全ての素子のインダクタンス(例えば、L7及び他の任意の浮遊インダクタンス)であれ、回路のこの側にある全てのインダクタンスを含んでよい。スイッチ側インダクタンスLsは、例えば、浮遊インダクタンスであれ、寄生インダクタンスであれ、バイアス補償回路1314とスイッチS1との間の全ての素子のインダクタンス(例えば、インダクタ1915、インダクタL1、インダクタ1940、インダクタL2、及び/又はインダクタL6、並びに他の任意の浮遊インダクタンスの単独又は組み合わせ)であれ、回路のこの側にある全てのインダクタンスを含んでよい。
幾つかの実施形態では、スイッチ側インダクタンスLsは、プラズマ側浮遊インダクタンスLpより大きくなければならない。幾つかの実施形態では、プラズマ側浮遊インダクタンスLpは、スイッチ側インダクタンスLsの20%である。幾つかの実施形態では、プラズマ側浮遊インダクタンスLpは、約1nH、10nH、100nH、1μH等より小さい。
幾つかの実施形態では、浮遊インダクタンスL22は、インダクタンスが約1nH、10nH、100nH、1μH等より小さい。幾つかの実施形態では、浮遊インダクタンスL23は、インダクタンスが約1nH、10nH、100nH、1μH等より小さい。幾つかの実施形態では、浮遊インダクタンスL24は、インダクタンスが約1nH、10nH、100nH、1μH等より小さい。幾つかの実施形態では、浮遊インダクタンスL22、L23、及びL24の合計は、約1nH、10nH、100nH、1μH等より小さい。
幾つかの実施形態では、浮遊インダクタンスL22、L23、又はL24は、様々な方法で最小化できる。例えば、浮遊インダクタンスL22、L23、又はL24に沿う導体は、業界標準より幅広であってよく、例えば、1/8、1/4、3/8、1/2、1、2.5、5インチ等より幅広であってよい。別の例として、様々な回路素子(例えば、ダイオード505又はバイアス補償キャパシタ510)が、並列又は直列の複数のダイオード又はキャパシタを含んでよい。幾つかの実施形態では、様々なバイアス補償回路素子同士の間の上部導体と下部導体は、約1、2、5、15、20、25、30、35、40cmより短い距離だけ隔てられてよい。
幾つかの実施形態では、バイアス補償キャパシタ510は、キャパシタンスが約1μF未満又は約1mF未満であってよい。バイアス補償キャパシタ510は、浮遊インダクタンスが約1nH、10nH、100nH、1μH等より小さくてよい。
幾つかの実施形態では、バイアス補償インダクタL4は、例えば、インダクタンスが約100μHより小さくてよく、例えば、約50μH、25μH、10μH、5μH、1μH、0.5μH、0.25μH等より小さくてよい。
幾つかの実施形態では、ダイオード505及び/又はバイアス補償キャパシタ510の一方又は両方を含むディスクリート素子の体積は、1200、1000、750、500立方センチメートルより小さくてよい。
幾つかの実施形態では、抵抗515は、ダイオード505の全体にわたって含まれてよい。幾つかの実施形態では、抵抗515は、抵抗値が約1kΩ~1MΩより小さくてよく、例えば、約100kΩより小さくてよい。
幾つかの実施形態では、スイッチ1220、2225、1230、及び/又は1235、及び/又はダイオードD10、D11、D12、及び/又はD13は、多少の寄生(又は浮遊)キャパシタンスを有しうる。この寄生キャパシタンスは、場合によっては、キャパシタC15、C16、C17、及び/又はC18とともに、例えば、バイアス補償インダクタL4との関連で多少のリンギングを引き起こしうる。このリンギングは、例えば、バイアス補償キャパシタ510において多少の電圧垂下を引き起こしうる。幾つかの実施形態では、バイアス補償インダクタL4のインダクタンスを低く保つことにより、バイアス補償キャパシタ510における電圧垂下を最小化又は排除できる。幾つかの実施形態では、バイアス補償キャパシタ510におけるあらゆる電圧垂下を更に低減又は最小化する為に、ダイオードが、バイアス補償インダクタL4と並列に、又はバイアス補償インダクタL4とともに適切な場所で使用されてよい。
幾つかの実施形態では、パルサ段110は複数の高電圧バーストを発生させてよく、各バーストは複数の高電圧パルスを含む。スイッチ1220、2225、1230、及び1235は、各バースト中は開いてよく、バースト間では閉じてよい。
図14は、幾つかの実施形態による高電圧パルシング回路1400の回路図である。パルサ段110、抵抗出力段102、及び/又はバイアス補償回路1414が高電圧パルシング回路を構成してよい。高電圧パルシング回路1400は、高電圧パルシング回路900と似ている。この例では、バイアス補償回路1414はスナバ回路を含まない。この例では、バイアス補償回路1414は、スイッチS4と直列に配置されたバイアス補償インダクタL4を含む。バイアス補償インダクタL4は、インダクタンスが約300nH、100nH、10nH、1nH等より小さくてよい。
幾つかの実施形態では、スイッチS4は、図15に示した高電圧スイッチ1500を含んでよい。別の例として、スイッチS4は、例えば、あらゆる目的の為に完全な形で本開示に組み込まれている、2018年11月1日に出願された米国特許出願第16/178,565号、件名「絶縁電源を有する高電圧スイッチ(High Voltage Switch with Isolated Power)」に記載の任意のスイッチを含んでよい。
この例では、バイアス補償回路1414は、ダイオード505と124というラベルの位置との間の浮遊インダクタンスL22、ダイオード505とバイアス補償キャパシタ510との間の浮遊インダクタンスL23、又はバイアス補償キャパシタ510と接地との間の浮遊インダクタンスL24を含む。高電圧パルシング回路1400は、プラズマ側インダクタンスL及びスイッチ側インダクタンスLを含む。プラズマ側浮遊インダクタンスLpは、例えば、浮遊インダクタンスであれ、寄生インダクタンスであれ、バイアス補償回路1414とプラズマ負荷106との間の全ての素子のインダクタンス(例えば、L7及び他の任意の浮遊インダクタンス)であれ、回路のこの側にある全てのインダクタンスを含んでよい。スイッチ側インダクタンスLsは、例えば、浮遊インダクタンスであれ、寄生インダクタンスであれ、バイアス補償回路1414とスイッチS1との間の全ての素子のインダクタンス(例えば、インダクタ1915、インダクタL1、インダクタ1940、インダクタL2、及び/又はインダクタL6、並びに他の任意の浮遊インダクタンスの単独又は組み合わせ)であれ、回路のこの側にある全てのインダクタンスを含んでよい。
幾つかの実施形態では、スイッチ側インダクタンスLsは、プラズマ側浮遊インダクタンスLpより大きくなければならない。幾つかの実施形態では、プラズマ側浮遊インダクタンスLpは、スイッチ側インダクタンスLsの20%である。幾つかの実施形態では、プラズマ側浮遊インダクタンスLpは、約1nH、10nH、100nH、1μH等より小さい。
幾つかの実施形態では、浮遊インダクタンスL22は、インダクタンスが約1nH、10nH、100nH、1μH等より小さい。幾つかの実施形態では、浮遊インダクタンスL23は、インダクタンスが約1nH、10nH、100nH、1μH等より小さい。幾つかの実施形態では、浮遊インダクタンスL24は、インダクタンスが約1nH、10nH、100nH、1μH等より小さい。幾つかの実施形態では、浮遊インダクタンスL22、L23、及びL24の合計は、約1nH、10nH、100nH、1μH等より小さい。
幾つかの実施形態では、浮遊インダクタンスL22、L23、又はL24は、様々な方法で最小化できる。例えば、浮遊インダクタンスL22、L23、又はL24に沿う導体は、業界標準より幅広であってよく、例えば、1/8、1/4、3/8、1/2、1、2.5、5インチ等より幅広であってよい。別の例として、様々な回路素子(例えば、ダイオード505又はバイアス補償キャパシタ510)が、並列又は直列の複数のダイオード又はキャパシタを含んでよい。幾つかの実施形態では、様々なバイアス補償回路素子同士の間の上部導体と下部導体は、約1、2、5、15、20、25、30、35、40cmより短い距離だけ隔てられてよい。
幾つかの実施形態では、バイアス補償キャパシタ510は、キャパシタンスが約1μF未満又は約1mF未満であってよい。バイアス補償キャパシタ510は、浮遊インダクタンスが約1nH、10nH、100nH、1μH等より小さくてよい。
幾つかの実施形態では、バイアス補償インダクタL4は、例えば、インダクタンスが約100μHより小さくてよく、例えば、約50μH、25μH、10μH、5μH、1μH、0.5μH、0.25μH等より小さくてよい。
幾つかの実施形態では、ダイオード505及び/又はバイアス補償キャパシタ510の一方又は両方を含むディスクリート素子の体積は、1200、1000、750、500立方センチメートルより小さくてよい。
幾つかの実施形態では、抵抗515は、ダイオード505の全体にわたって含まれてよい。幾つかの実施形態では、抵抗515は、抵抗値が約1kΩ~1MΩより小さくてよく、例えば、約100kΩより小さくてよい。
幾つかの実施形態では、スイッチS4は、多少の寄生(又は浮遊)キャパシタンスを有しうる。この寄生キャパシタンスは、例えば、バイアス補償インダクタL4との関連で多少のリンギングを引き起こしうる。このリンギングは、例えば、バイアス補償キャパシタ510において多少の電圧垂下を引き起こしうる。幾つかの実施形態では、バイアス補償インダクタL4のインダクタンスを低く保つことにより、バイアス補償キャパシタ510における電圧垂下を最小化又は排除できる。幾つかの実施形態では、バイアス補償キャパシタ510におけるあらゆる電圧垂下を更に低減又は最小化する為に、ダイオードが、バイアス補償インダクタL4と並列に、又はバイアス補償インダクタL4とともに適切な場所で使用されてよい。
図15は、幾つかの実施形態による、絶縁電源を有する高電圧スイッチ1500のブロック図である。高電圧スイッチ1500は複数のスイッチモジュール1505(集合的又は個別に1505、並びに個別に1505A、1505B、1505C、及び1505D) を含んでよく、これらは、高電圧源1560からの電圧を、速い立ち上がり時間及び/又は高い周波数及び/又は可変パルス幅でスイッチングすることが可能である。各スイッチモジュール1505はスイッチ1510を含んでよく、例えば、ソリッドステートスイッチを含んでよい。
幾つかの実施形態では、スイッチ1510はゲートドライバ回路1530と電気的に結合されてよく、ゲートドライバ回路1530は電源1540及び/又は絶縁ファイバトリガ1545(ゲートトリガ又はスイッチトリガとも呼ばれる)を含んでよい。例えば、スイッチ1510は、コレクタ、エミッタ、及びゲート(又はドレイン、ソース、及びゲート)を含んでよく、電源1540は、スイッチ1510のゲートをゲートドライバ回路1530で駆動してよい。ゲートドライバ回路1530は、例えば、高電圧スイッチ1500の他の構成要素から絶縁されてよい。
幾つかの実施形態では、電源1540は、例えば、絶縁変圧器を使用して絶縁されてよい。絶縁変圧器は、低キャパシタンス変圧器を含んでよい。絶縁変圧器が低キャパシタンスであることにより、例えば、電源1540は、大電流を必要とせずに短時間での充電が可能になりうる。絶縁変圧器は、キャパシタンスが、例えば、約100pFより小さくてよい。別の例として、絶縁変圧器は、キャパシタンスが、例えば、約30~100pFより小さくてよい。幾つかの実施形態では、絶縁変圧器は、最大1kV、5kV、10kV、25kV、50 kV等の電圧絶縁を実現しうる。
幾つかの実施形態では、絶縁変圧器は、浮遊キャパシタンスが小さくてよい。例えば、絶縁変圧器は、浮遊キャパシタンスが約1,000pF、100pF、10pF等より小さくてよい。幾つかの実施形態では、低キャパシタンスであることによって、低電圧構成要素(例えば、入力制御電力の源)に対する電気的結合を最小化することが可能であり、且つ/又は、EMIの発生(例えば、電気的ノイズの発生)を減らすことが可能である。幾つかの実施形態では、絶縁変圧器の変圧器浮遊キャパシタンスは、一次巻線と二次巻線との間で測定されたキャパシタンスを含んでよい。
幾つかの実施形態では、絶縁変圧器は、DC-DCコンバータ又はAC-DC変圧器であってよい。幾つかの実施形態では、変圧器は、例えば、110VAC変圧器を含んでよい。とにかく、絶縁変圧器は、高電圧スイッチ1500の他の構成要素から絶縁された電力を提供することが可能である。幾つかの実施形態では、絶縁はガルバニックであってよく、その為、絶縁変圧器の一次側にある導体は、絶縁変圧器の二次側にあるいかなる導体とも通電したり接触したりすることはない。
幾つかの実施形態では、変圧器は、変圧器コアにきつく巻かれるか巻き付けられてよい一次巻線を含んでよい。幾つかの実施形態では、一次巻線は、変圧器コアに巻き付けられた導電性シートを含んでよい。幾つかの実施形態では、一次巻線は、1つ以上の巻線を含んでよい。
幾つかの実施形態では、二次巻線は、可能な限りコアから離してコアに巻かれてよい。例えば、二次巻線を含む巻線の束は、変圧器コアのアパーチャの中心を通って巻かれてよい。幾つかの実施形態では、二次巻線は、1つ以上の巻線を含んでよい。幾つかの実施形態では、二次巻線を含む電線の束は、断面が円形又は正方形であってよく、これは、例えば、浮遊キャパシタンスを最小化する為である。幾つかの実施形態では、一次巻線、二次巻線、又は変圧器コアの間に絶縁体(例えば、油又は空気)が配置されてよい。
幾つかの実施形態では、二次巻線を変圧器コアから離しておくことには幾つかの利点がありうる。例えば、それによって、絶縁変圧器の一次側と絶縁変圧器の二次側との間の浮遊キャパシタンスを減らすことが可能である。別の例として、それによって、絶縁変圧器の一次側と絶縁変圧器の二次側との間の高電圧隔離を可能にでき、動作中にコロナ放電及び/又は絶縁破壊が発生しなくなる。
幾つかの実施形態では、絶縁変圧器の一次側(例えば一次巻線)と絶縁変圧器の二次側(例えば二次巻線)との間隔は、約0.1”、0.5”、1”、5”、又は10”であってよい。幾つかの実施形態では、絶縁変圧器のコアと絶縁変圧器の二次側(例えば二次巻線)との典型的な間隔は、約0.1”、0.5”、1”、5”、又は10”であってよい。幾つかの実施形態では、巻線間の隙間に可能な限り低誘電率の材料が充填されてよく、例えば、真空、空気、任意の絶縁ガス又は絶縁液体、又は比誘電率が3未満の固体材料が充填されてよい。
幾つかの実施形態では、電源1540は、高電圧隔離(絶縁)を実現しうる又は低キャパシタンス(例えば、約1,000pF、100pF、10 pF等より小さいキャパシタンス)でありうる任意のタイプの電源を含んでよい。幾つかの実施形態では、制御電圧電源は、60Hzで1520VAC又は240VACを供給してよい。
幾つかの実施形態では、各電源1540は、1つの制御電圧電源と誘導によって電気的に結合されてよい。例えば、電源1540Aは、第1の変圧器を介して電源と電気的に結合されてよく、電源1540Bは、第2の変圧器を介して電源と電気的に結合されてよく、電源1540Cは、第3の変圧器を介して電源と電気的に結合されてよく、電源1540Dは、第4の変圧器を介して電源と電気的に結合されてよい。例えば、様々な電源同士を電圧隔離することが可能な任意のタイプの変圧器が使用されてよい。
幾つかの実施形態では、第1の変圧器、第2の変圧器、第3の変圧器、及び第4の変圧器は、1つの変圧器のコアに巻かれた別々の二次巻線を含んでよい。例えば、第1の変圧器は第1の二次巻線を含んでよく、第2の変圧器は第2の二次巻線を含んでよく、第3の変圧器は第3の二次巻線を含んでよく、第4の変圧器は第4の二次巻線を含んでよい。これらの二次巻線のそれぞれが、1つの変圧器のコアに巻かれてよい。幾つかの実施形態では、第1の二次巻線、第2の二次巻線、第3の二次巻線、第4の二次巻線、又は一次巻線は、変圧器コアに巻かれた1つの巻線又は複数の巻線を含んでよい。
幾つかの実施形態では、電源1540A、電源1540B、電源1540C、及び/又は電源1540Dは、リターン基準接地又はローカル接地を共有しなくてよい。
絶縁ファイバトリガ1545は、例えば、高電圧スイッチ1500の他の構成要素からも絶縁されてよい。絶縁ファイバトリガ1545は光ファイバレシーバを含んでよく、光ファイバレシーバは、各スイッチモジュール1505が他のスイッチモジュール1505及び/又は高電圧スイッチ1500の他の構成要素に対して浮いていることを可能にし、且つ/又は、例えば、同時に、各スイッチモジュール1505のゲートの能動制御を可能にする。
幾つかの実施形態では、各スイッチモジュール1505のそれぞれのリターン基準接地又はローカル接地又はコモン接地は(例えば、絶縁変圧器を使用して)互いに絶縁されてよい。
各スイッチモジュール1505をコモン接地から電気的に絶縁することにより、例えば、複数のスイッチを、累積高電圧スイッチングの為の直列構成で配置することを可能にできる。幾つかの実施形態では、スイッチモジュールタイミングの多少の遅れが許容又は意図されてよい。例えば、各スイッチモジュール1505は、1kVをスイッチングするように構成又は定格付けされてよく、且つ/又は、各スイッチモジュールは、互いに電気的に絶縁されてよく、且つ/又は、各スイッチモジュール1505を閉じるタイミングは、スナバキャパシタのキャパシタンス及び/又はスイッチの電圧定格で規定される時間幅の間は完全に一線に並ばなくてもよい。
幾つかの実施形態では、電気的絶縁に多くの利点がありうる。1つの可能な利点として、例えば、スイッチ間のジッタが最小化されること、及び/又は、任意のスイッチタイミングが可能になることが挙げられる。例えば、各スイッチ1510は、スイッチ過渡ジッタが約500ns、50ns、20ns、5ns等より小さくてよい。
幾つかの実施形態では、2つの構成要素(又は回路)の間の電気的絶縁は、2つの構成要素の間の抵抗が極めて高いことを意味してよく、且つ/又は、2つの構成要素の間のキャパシタンスが小さいことを意味してよい。
各スイッチ1510は、任意のタイプのソリッドステートスイッチングデバイスを含んでよく、例えば、IGBT、MOSFET、SiC MOSFET、SiC接合トランジスタ、FET、SiCスイッチ、GaNスイッチ、光伝導スイッチ等を含んでよい。スイッチ1510は、例えば、高い電圧(例えば、約1kVより高い電圧)を、高い周波数(例えば、1kHzより高い周波数)、高い速度(例えば、約500kHzより高い繰り返しレート)、速い立ち上がり時間(例えば、約25nsより短い立ち上がり時間)、及び/又は長いパルス長(例えば、約10msより長いパルス長)でスイッチングすることが可能であってよい。幾つかの実施形態では、各スイッチは、単体で1,200~1,700Vをスイッチングするように定格付けされてよく、更に、組み合わせれば4,800~6,800V超(4個のスイッチの場合)をスイッチングすることが可能である。他の様々な電圧定格を有するスイッチも使用されてよい。
少数の高電圧スイッチではなく多数の低電圧スイッチを使用することには幾つかの利点がありうる。例えば、典型的には、低電圧スイッチは高電圧スイッチより高性能である。即ち、低電圧スイッチは高電圧スイッチよりスイッチングが高速である場合があり、過渡時間が短い場合があり、且つ/又は、スイッチング効率が高い場合がある。但し、スイッチの数が多いほど、解決すべきタイミング問題が大きくなりうる。
図15に示した高電圧スイッチ1500は、4個のスイッチモジュール1505を含む。この図では4個を示しているが、任意の数のスイッチモジュール1505が使用されてよく、例えば、2個、8個、12個、16個、20個、24個等が使用されてよい。例えば、各スイッチモジュール1505の各スイッチの定格が1200Vであって、16個のスイッチが使用される場合には、高電圧スイッチは最大19.2kVをスイッチングすることが可能である。別の例として、各スイッチモジュール1505の各スイッチの定格が1700Vであって、16個のスイッチが使用される場合には、高電圧スイッチは最大27.2kVをスイッチングすることが可能である。
幾つかの実施形態では、高電圧スイッチ1500は高速キャパシタ1555を含んでよい。高速キャパシタ1555は、例えば、直列及び/又は並列に配置された1つ以上のキャパシタを含んでよい。これらのキャパシタは、例えば、1つ以上のポリプロピレンキャパシタを含んでよい。高速キャパシタ1555は、高電圧源1560からのエネルギを貯蔵してよい。
幾つかの実施形態では、高速キャパシタ1555は、キャパシタンスが小さくてよい。幾つかの実施形態では、高速キャパシタ1555は、キャパシタンス値が約1μF、約5μF、約1~5μF、約100~1,000nF等であってよい。
幾つかの実施形態では、高電圧スイッチ1500は、クロウバーダイオード1550を含んでも含まなくてもよい。クロウバーダイオード1550は、直列又は並列に配置された複数のダイオードを含んでよく、これらは、例えば、誘導負荷を駆動することに関して有利でありうる。幾つかの実施形態では、クロウバーダイオード1550は1つ以上のショットキーダイオードを含んでよく、例えば、シリコンカーバイドショットキーダイオードを含んでよい。クロウバーダイオード1550は、例えば、高電圧スイッチのスイッチからの電圧が特定閾値を上回るかどうかを感知してよい。上回った場合には、クロウバーダイオード1550は、スイッチモジュールからの電力を接地に短絡してよい。クロウバーダイオードは、例えば、スイッチング後に誘導負荷に貯蔵されたエネルギが交流経路から放散されることを可能にできる。これにより、例えば、大きな誘導電圧スパイクを防ぐことが可能である。幾つかの実施形態では、クロウバーダイオード1550は、インダクタンスが低くてよく、例えば、1nH、10nH、100nH等であってよい。幾つかの実施形態では、クロウバーダイオード1550は、キャパシタンスが低くてよく、例えば、100pF、1nF、10nF、100 nF等であってよい。
幾つかの実施形態では、クロウバーダイオード1550は使用されなくてよく、例えば、負荷1565が主に抵抗である場合には使用されなくてよい。
幾つかの実施形態では、各ゲートドライバ回路1530が発生させるジッタが約1000ns、100ns、10.0ns、5.0ns、3.0ns、1.0ns等より小さくてよい。幾つかの実施形態では、各スイッチ1510は、(例えば、約10μs、1μs、500ns、100ns、50ns、10ns、5ns等より短い)最小スイッチオン時間と、(例えば、25s、10s、5s、1s、500ms等より長い)最大スイッチオン時間と、を有してよい。
幾つかの実施形態では、動作中に各高電圧スイッチが、互いに対して1ns以内にオン及び/又はオフにスイッチングされてよい。
幾つかの実施形態では、各スイッチモジュール1505は、同等又はほぼ同等(±5%)の浮遊インダクタンスを有してよい。浮遊インダクタンスは、スイッチモジュール1505中の、インダクタと関連していない全てのインダクタンスを含んでよく、例えば、リード、ダイオード、抵抗、スイッチ1510、及び/又は回路基板パターン等のインダクタンスを含んでよい。各スイッチモジュール1505中の浮遊インダクタンスは、小さいインダクタンスを含んでよく、例えば、約300nH、100nH、10nH、1nH等より小さいインダクタンスを含んでよい。各スイッチモジュール1505間の浮遊インダクタンスは、小さいインダクタンスを含んでよく、例えば、約300nH、100nH、10nH、1nH等より小さいインダクタンスを含んでよい。
幾つかの実施形態では、各スイッチモジュール1505は、同等又はほぼ同等(±5%)の浮遊キャパシタンスを有してよい。浮遊キャパシタンスは、スイッチモジュール1505中の、キャパシタと関連していない全てのキャパシタンスを含んでよく、例えば、リード、ダイオード、抵抗、スイッチ1510、及び/又は回路基板パターン等のキャパシタンスを含んでよい。各スイッチモジュール1505中の浮遊キャパシタンスは、小さいキャパシタンスを含んでよく、例えば、約1,000pF、100pF、10pF等より小さいキャパシタンスを含んでよい。各スイッチモジュール1505間の浮遊キャパシタンスは、小さいキャパシタンスを含んでよく、例えば、約1,000pF、100pF、10pF等より小さいキャパシタンスを含んでよい。
電圧共有の不完全さは、例えば、受動スナバ回路(例えば、スナバダイオード1515、スナバキャパシタ1520、及び/又はフリーホイールダイオード1525)によって解決可能である。例えば、各スイッチ1510がオン又はオフになるタイミングのわずかな差、或いはインダクタンス又はキャパシタンスの差が電圧スパイクにつながる可能性がある。このようなスパイクは、様々なスナバ回路(例えば、スナバダイオード1515、スナバキャパシタ1520、及び/又はフリーホイールダイオード1525)によって軽減可能である。
スナバ回路は、例えば、スナバダイオード1515、スナバキャパシタ1520、スナバ抵抗116、及び/又はフリーホイールダイオード1525を含んでよい。幾つかの実施形態では、スナバ回路は、スイッチ1510と一緒に並列に配置されてよい。幾つかの実施形態では、スナバキャパシタ1520は、キャパシタンスが小さくてよく、例えば、約100pFより小さくてよい。
幾つかの実施形態では、高電圧スイッチ1500は、負荷1565(例えば、抵抗負荷又は容量負荷又は誘導負荷)と電気的に結合されてよく、又は負荷1565を含んでよい。負荷1565は、例えば、抵抗が50~500オームであってよい。代替又は追加として、負荷1565は誘導負荷又は容量負荷であってよい。
図16は、幾つかの実施形態による高電圧パルシング回路からの波形の例1600を示す。波形1600は、正の2kVバイアスを発生させ(例えば、オフセット電源電圧V1が2kVを発生させる)、ピーク電圧が7kVの信号を出力する高電圧パルシング回路から発生している。この例では、高電圧スイッチ(例えば、高電圧スイッチ905)は、高電圧パルシング回路に含まれており、パルサ段がパルシングしている間は閉じており、パルサ段がパルシングしていない間は開いている。
波形1605は、パルサ段101からの電圧を表す。波形1610は、接地から回路点124まで測定された電極電圧を表す。波形1615は、接地から回路点122まで測定されたウェーハ電圧を表す。波形1620は、バイアス補償回路114を通る電流を表す。
波形1600は、バーストの最後のパルスと、バースト後に回路が定常状態に戻る様子を示している。波形1600は、電極電圧とウェーハ電圧との間のオフセットが連続的に2kVであることを示している。このオフセット電圧はチャック電圧であり、図示のように連続的な2kVのチャック電圧を維持することは、ウェーハの損傷回避に必要な閾値以内でありうる。
図17は、幾つかの実施形態による高電圧パルシング回路からの波形の例1700を示す。波形1700は、正の2kVバイアスを発生させ(例えば、オフセット電源電圧V1が2kVを発生させる)、ピーク電圧が6kVの信号を出力する高電圧パルシング回路から発生している。この例では、高電圧スイッチ(例えば、高電圧スイッチ905)は、高電圧パルシング回路に含まれており、パルサ段がパルシングしている間は閉じており、パルサ段がパルシングしていない間は開いている。
波形1705は、パルサ段101からの電圧を表す。波形1710は、接地から回路点124まで測定された電極電圧を表す。波形1715は、接地から回路点122まで測定されたウェーハ電圧を表す。波形1720は、バイアス補償回路114を通る電流を表す。
波形1700は、バースト中の全てのパルスを示している。
図18は、幾つかの実施形態による高電圧パルシング回路からの波形の例1800を示す。波形1700は、正の2kVバイアスを発生させ(例えば、オフセット電源電圧V1が2kVを発生させる)、ピーク電圧が6kVの信号を出力する高電圧パルシング回路から発生している。この例では、高電圧スイッチ(例えば、高電圧スイッチ905)を使用していない。バイアス補償を可能にする高電圧スイッチがない為、波形1800は、一定の2kVのチャック電圧がバースト終了時に維持されないことを示している。
波形1805は、パルサ段101からの電圧を表す。波形1810は、接地から回路点124まで測定された電極電圧を表す。波形1815は、接地から回路点122まで測定されたウェーハ電圧を表す。波形1820は、バイアス補償回路114を通る電流を表す。
波形1800は、バースト中の全てのパルスを示している。
図19は、幾つかの実施形態による高電圧パルシング回路1900の回路図である。高電圧パルシング回路1900は、図9に示した高電圧パルシング回路900と似ている。この例では、高電圧パルシング回路900から抵抗出力段102が削除されて、エネルギ回収回路1905が追加されている。パルサ段101(パルサ段110との置き換えも可能)、エネルギ回収回路1905、及び/又はバイアス補償回路914が高電圧パルシング回路を構成してよい。
幾つかの実施形態では、高電圧パルシング回路1900は、パルサ段101がエネルギ回収回路1905と結合されていてよい。パルサ段101及びエネルギ回収回路1905は、バイアス補償回路914及びプラズマ負荷106と結合されてよい。プラズマ負荷106は、任意のタイプの負荷を含んでよく、例えば、本文書に記載の任意の負荷を含んでよい。
エネルギ回収回路1905は、変圧器T1の二次側に配置されてよく、又は二次側と電気的に結合されてよい。エネルギ回収回路1905は、例えば、変圧器T1の二次側の両端にダイオード1930(例えば、クロウバーダイオード)を含んでよい。エネルギ回収回路1905は、例えば、(直列に配置された)ダイオード1910及びインダクタ1915を含んでよく、これにより、電流が変圧器T1の二次側から流れて電源C7を充電することを可能にできる。ダイオード1910及びインダクタ1915は、変圧器T1の二次側と電源C7とに電気的に接続されてよい。幾つかの実施形態では、エネルギ回収回路1905は、変圧器T1の二次側と電気的に結合されたダイオード1935及び/又はインダクタ1940を含んでよい。インダクタ1940は、浮遊インダクタンスを表してよく、且つ/又は変圧器T1の浮遊インダクタンスを含んでよい。
ナノ秒パルサがオンになると、電流がプラズマ負荷106を充電する(例えば、キャパシタC3、キャパシタC2、又はキャパシタC9を充電する)ことが可能である。例えば、変圧器T1の二次側の電圧が電源C7の充電電圧より高くなると、幾らかの電流がインダクタ1915を流れることが可能である。ナノ秒パルサがオフになると、電流がプラズマ負荷106内のキャパシタからインダクタ1915を通って流れて、インダクタ1915の両端の電圧がゼロになるまで電源C7を充電することが可能である。ダイオード1930は、プラズマ負荷106内のキャパシタが、プラズマ負荷106及び/又はバイアス補償回路914のインダクタンスとリンギングを起こすのを防ぐことが可能である。
ダイオード1910は、例えば、電源C7からプラズマ負荷106内のキャパシタへ電荷が流れるのを防ぐことが可能である。
インダクタ1915の値は、電流の立ち下がり時間を制御する為に選択されてよい。幾つかの実施形態では、インダクタ1915は、インダクタンスの値が1~500μHであってよい。
幾つかの実施形態では、エネルギ回収回路1905は、インダクタ1915を通る電流の流れを制御する為に使用可能なスイッチを含んでよい。このスイッチは、例えば、インダクタ1915と直列に配置されてよい。幾つかの実施形態では、このスイッチは、スイッチS1が開いているとき且つ/又はもはやパルシングしていないときに閉じてよく、これは、電流がプラズマ負荷106から高電圧負荷C7に戻ることを可能にする為である。このスイッチは、例えば、高電圧スイッチを含んでよく、例えば、高電圧スイッチ1500を含んでよい。
幾つかの実施形態では、パルサ段101は、パルサ段101内に示された様々な構成要素の代わりに又はそれらの構成要素に加えて高電圧スイッチ1500を含んでよい。幾つかの実施形態では、高電圧スイッチ1500を使用することにより、少なくとも変圧器T1及びスイッチS1を削除することを可能にできる。
幾つかの実施形態では、バイアス補償回路914は高電圧スイッチ905を含んでよく、高電圧スイッチ905は、バイアス補償ダイオード505の両端に結合されており、電源V1と結合されている。幾つかの実施形態では、高電圧スイッチ905は、高電圧を一斉に開閉するように直列に配置された複数のスイッチ905を含んでよい。例えば、高電圧スイッチ905は、図15に示した高電圧スイッチ1500を含んでよい。幾つかの実施形態では、高電圧スイッチ905はスイッチトリガV4と結合されてよい。
高電圧スイッチ905は、バイアス補償インダクタL4、ダイオードD10、及び/又は抵抗R11のうちの1つ以上と直列に結合されてよい。バイアス補償インダクタL4は、高電圧スイッチ905を通るピーク電流を制限することが可能である。バイアス補償インダクタL4は、例えば、インダクタンスが約100nHより小さくてよく、例えば、約250nH、100nH、50nH、25nH、10nH、5nH、1nH等より小さくてよい。抵抗R11は、例えば、電力放散を抵抗出力段102にシフトすることが可能である。抵抗R11の抵抗は、約1,000オーム、500オーム、250オーム、100オーム、50オーム、10オーム等より小さくてよい。幾つかの実施形態では、バイアス補償インダクタL4は、ダイオードD10及び抵抗R11と直列に配置されている。
幾つかの実施形態では、高電圧スイッチ905はスナバ回路を含んでよい。スナバ回路は、抵抗R9、スナバダイオードD8、スナバキャパシタC15、及びスナバ抵抗R10を含んでよい。
幾つかの実施形態では、抵抗R8は、オフセット電源電圧V1の浮遊抵抗を表してよい。抵抗R8は、例えば、抵抗が高くてよく、例えば、抵抗が約10kΩ、100kΩ、1MΩ、10MΩ、100MΩ、1GΩ等であってよい。
幾つかの実施形態では、高電圧スイッチ905は、高電圧を一斉に開閉するように直列に配置された複数のスイッチを含んでよい。例えば、高電圧スイッチ905は、図15に示した高電圧スイッチ1500を含んでよい。別の例として、高電圧スイッチ905は、例えば、あらゆる目的の為に完全な形で本開示に組み込まれている、2018年11月1日に出願された米国特許出願第16/178,565号、件名「絶縁電源を有する高電圧スイッチ(High Voltage Switch with Isolated Power)」に記載の任意のスイッチを含んでよい。
幾つかの実施形態では、高電圧スイッチ905は、パルサ段101がパルシングしている間は開いてよく、パルサ段101がパルシングしていないときは閉じてよい。例えば、高電圧スイッチ905が閉じているときには、バイアス補償ダイオード505の両端を電流が短絡して流れることが可能である。この電流を短絡させることにより、ウェーハとチャックとの間のバイアスを2kVより小さくすることを可能にでき、これは許容範囲内でありうる。
幾つかの実施形態では、高電圧スイッチ905は、電極電圧(124というラベルの位置)及びウェーハ電圧(122というラベルの位置)が、チャック電位(121というラベルの位置)まで素早く(例えば、約100ns、200ns、500ns、1μsより短時間で)復旧することを可能にできる。このことは、例えば、図10、11A、及び11Bに示した。
この例では、バイアス補償回路914は、ダイオード505と124というラベルの位置との間の浮遊インダクタンスL22、ダイオード505とバイアス補償キャパシタ510との間の浮遊インダクタンスL23、又はバイアス補償キャパシタ510と接地との間の浮遊インダクタンスL24を含む。高電圧パルシング回路900は、プラズマ側インダクタンスLp及びスイッチ側インダクタンスLsを含む。プラズマ側浮遊インダクタンスLpは、例えば、浮遊インダクタンスであれ、寄生インダクタンスであれ、バイアス補償回路914とプラズマ負荷106との間の全ての素子のインダクタンス(例えば、L7及び他の任意の浮遊インダクタンス)であれ、回路のこの側にある全てのインダクタンスを含んでよい。スイッチ側インダクタンスLsは、例えば、浮遊インダクタンスであれ、寄生インダクタンスであれ、バイアス補償回路914とスイッチS1との間の全ての素子のインダクタンス(例えば、インダクタ1915、インダクタL1、インダクタ1940、インダクタL2、及び/又はインダクタL6、並びに他の任意の浮遊インダクタンスの単独又は組み合わせ)であれ、回路のこの側にある全てのインダクタンスを含んでよい。
幾つかの実施形態では、スイッチ側インダクタンスLsは、プラズマ側浮遊インダクタンスLpより大きくなければならない。幾つかの実施形態では、プラズマ側浮遊インダクタンスLpは、スイッチ側インダクタンスLsの20%である。幾つかの実施形態では、プラズマ側浮遊インダクタンスLpは、約1nH、10nH、100nH、1μH等より小さい。
幾つかの実施形態では、浮遊インダクタンスL22は、インダクタンスが約1nH、10nH、100nH、1μH等より小さい。幾つかの実施形態では、浮遊インダクタンスL23は、インダクタンスが約1nH、10nH、100nH、1μH等より小さい。幾つかの実施形態では、浮遊インダクタンスL24は、インダクタンスが約1nH、10nH、100nH、1μH等より小さい。幾つかの実施形態では、浮遊インダクタンスL22、L23、及びL24の合計は、約1nH、10nH、100nH、1μH等より小さい。
幾つかの実施形態では、浮遊インダクタンスL22、L23、又はL24は、様々な方法で最小化できる。例えば、浮遊インダクタンスL22、L23、又はL24に沿う導体は、業界標準より幅広であってよく、例えば、1/8、1/4、3/8、1/2、1、2.5、5インチ等より幅広であってよい。別の例として、様々な回路素子(例えば、ダイオード505又はバイアス補償キャパシタ510)が、並列又は直列の複数のダイオード又はキャパシタを含んでよい。幾つかの実施形態では、様々なバイアス補償回路素子同士の間の上部導体と下部導体は、約1、2、5、15、20、25、30、35、40cmより短い距離だけ隔てられてよい。
幾つかの実施形態では、バイアス補償キャパシタ510は、キャパシタンスが約1μF未満又は約1mF未満であってよい。バイアス補償キャパシタ510は、浮遊インダクタンスが約1nH、10nH、100nH、1μH等より小さくてよい。
バイアス補償インダクタL4は、例えば、インダクタンスが約100nHより小さくてよく、例えば、約250nH、100nH、50nH、25nH、10nH、5nH、1nH等より小さくてよい。幾つかの実施形態では、ダイオード505及び/又はバイアス補償キャパシタ510の一方又は両方を含むディスクリート素子の体積は、1200、1000、750、500立方センチメートルより小さくてよい。
幾つかの実施形態では、抵抗515は、ダイオード505の全体にわたって含まれてよい。幾つかの実施形態では、抵抗515は、抵抗値が約1kΩ~1MΩより小さくてよく、例えば、約100kΩより小さくてよい。
幾つかの実施形態では、高電圧スイッチ905及び/又はダイオードD8は、多少の寄生(又は浮遊)キャパシタンスを有しうる。この寄生キャパシタンスは、例えば、バイアス補償インダクタL4との関連で多少のリンギングを引き起こしうる。このリンギングは、例えば、バイアス補償キャパシタ510において多少の電圧垂下を引き起こしうる。幾つかの実施形態では、バイアス補償インダクタL4のインダクタンスを低く保つことにより、バイアス補償キャパシタ510における電圧垂下を最小化又は排除できる。幾つかの実施形態では、バイアス補償キャパシタ510におけるあらゆる電圧垂下を更に低減又は最小化する為に、ダイオードD10が、バイアス補償インダクタL4とともに、又はバイアス補償インダクタL4とともに適切な場所で使用されてよい。
インダクタンスの値及び/又は配置によっては、例えば、インダクタL5からキャパシタC2内へのオーバシュート、C2内へのリンギング、キャパシタC2又はキャパシタC1とインダクタL5との共振リンギング、又はL4と、高電圧スイッチ905及び/又はダイオードD8の寄生キャパシタンスとの相互作用によって引き起こされる垂下を補償又は補正することが可能である。
図20は、幾つかの実施形態による高電圧パルシング回路2000の回路図である。パルサ段101(パルサ段110との置き換えも可能)、エネルギ回収回路1905、及び/又はバイアス補償回路1214が高電圧パルシング回路を構成してよい。高電圧パルシング回路2000は、図12に示した高電圧パルシング回路1200と似ている。この例では、高電圧パルシング回路1200から抵抗出力段102が削除されて、エネルギ回収回路1905が追加されている。
幾つかの実施形態では、高電圧パルシング回路2000は、パルサ段101がエネルギ回収回路1905と結合されていてよい。パルサ段101及びエネルギ回収回路1905は、バイアス補償回路1214及びプラズマ負荷106と結合されてよい。プラズマ負荷106は、任意のタイプの負荷を含んでよく、例えば、本文書に記載の任意の負荷を含んでよい。
この例では、エネルギ回収回路1905は、変圧器T1の二次側に配置されてよく、又は二次側と電気的に結合されてよい。エネルギ回収回路1905は、例えば、変圧器T1の二次側の両端にダイオード1930(例えば、クロウバーダイオード)を含んでよい。エネルギ回収回路1905は、例えば、(直列に配置された)ダイオード1910及びインダクタ1915を含んでよく、これにより、電流が変圧器T1の二次側から流れて電源C7を充電することを可能にできる。ダイオード1910及びインダクタ1915は、変圧器T1の二次側と電源C7とに電気的に接続されてよい。幾つかの実施形態では、エネルギ回収回路1905は、変圧器T1の二次側と電気的に結合されたダイオード1935及び/又はインダクタ1940を含んでよい。インダクタ1940は、浮遊インダクタンスを表してよく、且つ/又は変圧器T1の浮遊インダクタンスを含んでよい。
ナノ秒パルサがオンになると、電流がプラズマ負荷106を充電する(例えば、キャパシタC3、キャパシタC2、又はキャパシタC9を充電する)ことが可能である。例えば、変圧器T1の二次側の電圧が電源C7の充電電圧より高くなると、幾らかの電流がインダクタ1915を流れることが可能である。ナノ秒パルサがオフになると、電流がプラズマ負荷106内のキャパシタからインダクタ1915を通って流れて、インダクタ1915の両端の電圧がゼロになるまで電源C7を充電することが可能である。ダイオード1930は、プラズマ負荷106内のキャパシタが、プラズマ負荷106及び/又はバイアス補償回路1214のインダクタンスとリンギングを起こすのを防ぐことが可能である。
ダイオード1910は、例えば、電源C7からプラズマ負荷106内のキャパシタへ電荷が流れるのを防ぐことが可能である。
インダクタ1915の値は、電流の立ち下がり時間を制御する為に選択されてよい。幾つかの実施形態では、インダクタ1915は、インダクタンスの値が1~500μHであってよい。
幾つかの実施形態では、エネルギ回収回路1905は、インダクタ1915を通る電流の流れを制御する為に使用可能なスイッチを含んでよい。このスイッチは、例えば、インダクタ1915と直列に配置されてよい。幾つかの実施形態では、このスイッチは、スイッチS1が開いているとき且つ/又はもはやパルシングしていないときに閉じてよく、これは、電流がプラズマ負荷106から高電圧負荷C7に戻ることを可能にする為である。このスイッチは、例えば、高電圧スイッチを含んでよく、例えば、高電圧スイッチ1500を含んでよい。
幾つかの実施形態では、パルサ段101は、パルサ段101内に示された様々な構成要素の代わりに又はそれらの構成要素に加えて高電圧スイッチ1500を含んでよい。幾つかの実施形態では、高電圧スイッチ1500を使用することにより、少なくとも変圧器T1及びスイッチS1を削除することを可能にできる。
この例では、バイアス補償回路1214は、ダイオード505と124というラベルの位置との間の浮遊インダクタンスL22、ダイオード505とバイアス補償キャパシタ510との間の浮遊インダクタンスL23、又はバイアス補償キャパシタ510と接地との間の浮遊インダクタンスL24を含む。高電圧パルシング回路1200は、プラズマ側インダクタンスLp及びスイッチ側インダクタンスLsを含む。プラズマ側浮遊インダクタンスLpは、例えば、浮遊インダクタンスであれ、寄生インダクタンスであれ、バイアス補償回路1214とプラズマ負荷106との間の全ての素子のインダクタンス(例えば、L7及び他の任意の浮遊インダクタンス)であれ、回路のこの側にある全てのインダクタンスを含んでよい。スイッチ側インダクタンスLsは、例えば、浮遊インダクタンスであれ、寄生インダクタンスであれ、バイアス補償回路1214とスイッチS1との間の全ての素子のインダクタンス(例えば、インダクタL3、インダクタ1915、インダクタ1940、インダクタL2、及びインダクタL6、並びに他の任意の浮遊インダクタンスの単独又は組み合わせ)であれ、回路のこの側にある全てのインダクタンスを含んでよい。
幾つかの実施形態では、スイッチ側インダクタンスLsは、プラズマ側浮遊インダクタンスLpより大きくなければならない。幾つかの実施形態では、プラズマ側浮遊インダクタンスLpは、スイッチ側インダクタンスLsの20%である。幾つかの実施形態では、プラズマ側浮遊インダクタンスLpは、約1nH、10nH、100nH、1μH等より小さい。
幾つかの実施形態では、浮遊インダクタンスL22は、インダクタンスが約1nH、10nH、100nH、1μH等より小さい。幾つかの実施形態では、浮遊インダクタンスL23は、インダクタンスが約1nH、10nH、100nH、1μH等より小さい。幾つかの実施形態では、浮遊インダクタンスL24は、インダクタンスが約1nH、10nH、100nH、1μH等より小さい。幾つかの実施形態では、浮遊インダクタンスL22、L23、及びL24の合計は、約1nH、10nH、100nH、1μH等より小さい。
幾つかの実施形態では、浮遊インダクタンスL22、L23、又はL24は、様々な方法で最小化できる。例えば、浮遊インダクタンスL22、L23、又はL24に沿う導体は、業界標準より幅広であってよく、例えば、1/8、1/4、3/8、1/2、1、2.5、5インチ等より幅広であってよい。別の例として、様々な回路素子(例えば、ダイオード505又はバイアス補償キャパシタ510)が、並列又は直列の複数のダイオード又はキャパシタを含んでよい。幾つかの実施形態では、様々なバイアス補償回路素子同士の間の上部導体と下部導体は、約1、2、5、15、20、25、30、35、40cmより短い距離だけ隔てられてよい。
幾つかの実施形態では、バイアス補償キャパシタ510は、キャパシタンスが約1μF未満又は約1mF未満であってよい。バイアス補償キャパシタ510は、浮遊インダクタンスが約1nH、10nH、100nH、1μH等より小さくてよい。
幾つかの実施形態では、バイアス補償インダクタL4は、例えば、インダクタンスが約100μHより小さくてよく、例えば、約50μH、25μH、10μH、5μH、1μH、0.5μH、0.25μH等より小さくてよい。
幾つかの実施形態では、ダイオード505及び/又はバイアス補償キャパシタ510の一方又は両方を含むディスクリート素子の体積は、1200、1000、750、500立方センチメートルより小さくてよい。
幾つかの実施形態では、抵抗515は、ダイオード505の全体にわたって含まれてよい。幾つかの実施形態では、抵抗515は、抵抗値が約1kΩ~1MΩより小さくてよく、例えば、約100kΩより小さくてよい。
幾つかの実施形態では、スイッチ1220、2225、1230、及び1235は、多少の寄生(又は浮遊)キャパシタンスを有しうる。この寄生キャパシタンスは、例えば、バイアス補償インダクタL4との関連で多少のリンギングを引き起こしうる。このリンギングは、例えば、バイアス補償キャパシタ510において多少の電圧垂下を引き起こしうる。幾つかの実施形態では、バイアス補償インダクタL4のインダクタンスを低く保つことにより、バイアス補償キャパシタ510における電圧垂下を最小化又は排除できる。幾つかの実施形態では、バイアス補償キャパシタ510におけるあらゆる電圧垂下を更に低減又は最小化する為に、ダイオードが、バイアス補償インダクタL4と並列に、又はバイアス補償インダクタL4とともに適切な場所で使用されてよい。
幾つかの実施形態では、パルサ段101は複数の高電圧バーストを発生させてよく、各バーストは複数の高電圧パルスを含む。スイッチ1220、2225、1230、及び1235は、各バースト中は開いてよく、バースト間では閉じてよい。
図21は、幾つかの実施形態による高電圧パルシング回路2100の回路図である。パルサ段101(パルサ段110との置き換えも可能)、エネルギ回収回路1905、及び/又はバイアス補償回路1314が高電圧パルシング回路を構成してよい。高電圧パルシング回路2100は、図13に示した高電圧パルシング回路1300と似ている。この例では、高電圧パルシング回路1200から抵抗出力段102が削除されて、エネルギ回収回路1905が追加されている。
幾つかの実施形態では、高電圧パルシング回路2100は、パルサ段101がエネルギ回収回路1905と結合されていてよい。パルサ段101及びエネルギ回収回路1905は、バイアス補償回路1314及びプラズマ負荷106と結合されてよい。プラズマ負荷106は、任意のタイプの負荷を含んでよく、例えば、本文書に記載の任意の負荷を含んでよい。
この例では、エネルギ回収回路1905は、変圧器T1の二次側に配置されてよく、又は二次側と電気的に結合されてよい。エネルギ回収回路1905は、例えば、変圧器T1の二次側の両端にダイオード1930(例えば、クロウバーダイオード)を含んでよい。エネルギ回収回路1905は、例えば、(直列に配置された)ダイオード1910及びインダクタ1915を含んでよく、これにより、電流が変圧器T1の二次側から流れて電源C7を充電することを可能にできる。ダイオード1910及びインダクタ1915は、変圧器T1の二次側と電源C7とに電気的に接続されてよい。幾つかの実施形態では、エネルギ回収回路1905は、変圧器T1の二次側と電気的に結合されたダイオード1935及び/又はインダクタ1940を含んでよい。インダクタ1940は、浮遊インダクタンスを表してよく、且つ/又は変圧器T1の浮遊インダクタンスを含んでよい。
ナノ秒パルサがオンになると、電流がプラズマ負荷106を充電する(例えば、キャパシタC3、キャパシタC2、又はキャパシタC9を充電する)ことが可能である。例えば、変圧器T1の二次側の電圧が電源C7の充電電圧より高くなると、幾らかの電流がインダクタ1915を流れることが可能である。ナノ秒パルサがオフになると、電流がプラズマ負荷106内のキャパシタからインダクタ1915を通って流れて、インダクタ1915の両端の電圧がゼロになるまで電源C7を充電することが可能である。ダイオード1930は、プラズマ負荷106内のキャパシタが、プラズマ負荷106及び/又はバイアス補償回路1314のインダクタンスとリンギングを起こすのを防ぐことが可能である。
ダイオード1910は、例えば、電源C7からプラズマ負荷106内のキャパシタへ電荷が流れるのを防ぐことが可能である。
インダクタ1915の値は、電流の立ち下がり時間を制御する為に選択されてよい。幾つかの実施形態では、インダクタ1915は、インダクタンスの値が1~500μHであってよい。
幾つかの実施形態では、エネルギ回収回路1905は、インダクタ1915を通る電流の流れを制御する為に使用可能なスイッチを含んでよい。このスイッチは、例えば、インダクタ1915と直列に配置されてよい。幾つかの実施形態では、このスイッチは、スイッチS1が開いているとき且つ/又はもはやパルシングしていないときに閉じてよく、これは、電流がプラズマ負荷106から高電圧負荷C7に戻ることを可能にする為である。このスイッチは、例えば、高電圧スイッチを含んでよく、例えば、高電圧スイッチ1500を含んでよい。
幾つかの実施形態では、パルサ段101は、パルサ段101内に示された様々な構成要素の代わりに又はそれらの構成要素に加えて高電圧スイッチ1500を含んでよい。幾つかの実施形態では、高電圧スイッチ1500を使用することにより、少なくとも変圧器T1及びスイッチS1を削除することを可能にできる。
この例では、バイアス補償回路1314はバイアス補償回路1214と似ている。この例では、バイアス補償回路1314の各スイッチモジュール(1220、1225、1230、及び1235)は、対応するスナバ回路を含んでよい。各スナバ回路は、スナバダイオード及びスナバキャパシタを含んでよい。幾つかの実施形態では、スナバダイオードは、スナバダイオードの両端に配置されたスナバ抵抗を含んでよい。各スイッチモジュールは、直列に配置された各スイッチの間で電圧が均等に共有されるようにすることが可能な抵抗を含んでよい。
この例では、バイアス補償回路1314は、ダイオード505と124というラベルの位置との間の浮遊インダクタンスL22、ダイオード505とバイアス補償キャパシタ510との間の浮遊インダクタンスL23、又はバイアス補償キャパシタ510と接地との間の浮遊インダクタンスL24を含む。高電圧パルシング回路1300は、プラズマ側インダクタンスLp及びスイッチ側インダクタンスLsを含む。プラズマ側浮遊インダクタンスLpは、例えば、浮遊インダクタンスであれ、寄生インダクタンスであれ、バイアス補償回路1314とプラズマ負荷106との間の全ての素子のインダクタンス(例えば、L7及び他の任意の浮遊インダクタンス)であれ、回路のこの側にある全てのインダクタンスを含んでよい。スイッチ側インダクタンスLsは、例えば、浮遊インダクタンスであれ、寄生インダクタンスであれ、バイアス補償回路1314とスイッチS1との間の全ての素子のインダクタンス(例えば、インダクタ1915、インダクタL1、インダクタ1940、インダクタL2、及び/又はインダクタL6、並びに他の任意の浮遊インダクタンスの単独又は組み合わせ)であれ、回路のこの側にある全てのインダクタンスを含んでよい。
幾つかの実施形態では、スイッチ側インダクタンスLsは、プラズマ側浮遊インダクタンスLpより大きくなければならない。幾つかの実施形態では、プラズマ側浮遊インダクタンスLpは、スイッチ側インダクタンスLsの20%である。幾つかの実施形態では、プラズマ側浮遊インダクタンスLpは、約1nH、10nH、100nH、1μH等より小さい。
幾つかの実施形態では、浮遊インダクタンスL22は、インダクタンスが約1nH、10nH、100nH、1μH等より小さい。幾つかの実施形態では、浮遊インダクタンスL23は、インダクタンスが約1nH、10nH、100nH、1μH等より小さい。幾つかの実施形態では、浮遊インダクタンスL24は、インダクタンスが約1nH、10nH、100nH、1μH等より小さい。幾つかの実施形態では、浮遊インダクタンスL22、L23、及びL24の合計は、約1nH、10nH、100nH、1μH等より小さい。
幾つかの実施形態では、浮遊インダクタンスL22、L23、又はL24は、様々な方法で最小化できる。例えば、浮遊インダクタンスL22、L23、又はL24に沿う導体は、業界標準より幅広であってよく、例えば、1/8、1/4、3/8、1/2、1、2.5、5インチ等より幅広であってよい。別の例として、様々な回路素子(例えば、ダイオード505又はバイアス補償キャパシタ510)が、並列又は直列の複数のダイオード又はキャパシタを含んでよい。幾つかの実施形態では、様々なバイアス補償回路素子同士の間の上部導体と下部導体は、約1、2、5、15、20、25、30、35、40cmより短い距離だけ隔てられてよい。
幾つかの実施形態では、バイアス補償キャパシタ510は、キャパシタンスが約1μF未満又は約1mF未満であってよい。バイアス補償キャパシタ510は、浮遊インダクタンスが約1nH、10nH、100nH、1μH等より小さくてよい。
幾つかの実施形態では、バイアス補償インダクタL4は、例えば、インダクタンスが約100μHより小さくてよく、例えば、約50μH、25μH、10μH、5μH、1μH、0.5μH、0.25μH等より小さくてよい。
幾つかの実施形態では、ダイオード505及び/又はバイアス補償キャパシタ510の一方又は両方を含むディスクリート素子の体積は、1200、1000、750、500立方センチメートルより小さくてよい。
幾つかの実施形態では、抵抗515は、ダイオード505の全体にわたって含まれてよい。幾つかの実施形態では、抵抗515は、抵抗値が約1kΩ~1MΩより小さくてよく、例えば、約100kΩより小さくてよい。
幾つかの実施形態では、スイッチ1220、2225、1230、及び/又は1235、及び/又はダイオードD10、D11、D12、及び/又はD13は、多少の寄生(又は浮遊)キャパシタンスを有しうる。この寄生キャパシタンスは、場合によっては、キャパシタC15、C16、C17、及び/又はC18とともに、例えば、バイアス補償インダクタL4との関連で多少のリンギングを引き起こしうる。このリンギングは、例えば、バイアス補償キャパシタ510において多少の電圧垂下を引き起こしうる。幾つかの実施形態では、バイアス補償インダクタL4のインダクタンスを低く保つことにより、バイアス補償キャパシタ510における電圧垂下を最小化又は排除できる。幾つかの実施形態では、バイアス補償キャパシタ510におけるあらゆる電圧垂下を更に低減又は最小化する為に、ダイオードが、バイアス補償インダクタL4と並列に、又はバイアス補償インダクタL4とともに適切な場所で使用されてよい。
図22は、幾つかの実施形態による高電圧パルシング回路2200の回路図である。高電圧パルシング回路2200は、図14に示した高電圧パルシング回路1400と似ている。この例では、高電圧パルシング回路1200から抵抗出力段102が削除されて、エネルギ回収回路1905が追加されている。パルサ段101(パルサ段110との置き換えも可能)、エネルギ回収回路1905、及び/又はバイアス補償回路1414が高電圧パルシング回路を構成してよい。
幾つかの実施形態では、高電圧パルシング回路2100は、パルサ段101がエネルギ回収回路1905と結合されていてよい。パルサ段101及びエネルギ回収回路1905は、バイアス補償回路1414及びプラズマ負荷106と結合されてよい。プラズマ負荷106は、任意のタイプの負荷を含んでよく、例えば、本文書に記載の任意の負荷を含んでよい。
この例では、エネルギ回収回路1905は、変圧器T1の二次側に配置されてよく、又は二次側と電気的に結合されてよい。エネルギ回収回路1905は、例えば、変圧器T1の二次側の両端にダイオード1930(例えば、クロウバーダイオード)を含んでよい。エネルギ回収回路1905は、例えば、(直列に配置された)ダイオード1910及びインダクタ1915を含んでよく、これにより、電流が変圧器T1の二次側から流れて電源C7を充電することを可能にできる。ダイオード1910及びインダクタ1915は、変圧器T1の二次側と電源C7とに電気的に接続されてよい。幾つかの実施形態では、エネルギ回収回路1905は、変圧器T1の二次側と電気的に結合されたダイオード1935及び/又はインダクタ1940を含んでよい。インダクタ1940は、浮遊インダクタンスを表してよく、且つ/又は変圧器T1の浮遊インダクタンスを含んでよい。
ナノ秒パルサがオンになると、電流がプラズマ負荷106を充電する(例えば、キャパシタC3、キャパシタC2、又はキャパシタC9を充電する)ことが可能である。例えば、変圧器T1の二次側の電圧が電源C7の充電電圧より高くなると、幾らかの電流がインダクタ1915を流れることが可能である。ナノ秒パルサがオフになると、電流がプラズマ負荷106内のキャパシタからインダクタ1915を通って流れて、インダクタ1915の両端の電圧がゼロになるまで電源C7を充電することが可能である。ダイオード1930は、プラズマ負荷106内のキャパシタが、プラズマ負荷106及び/又はバイアス補償回路1414のインダクタンスとリンギングを起こすのを防ぐことが可能である。
ダイオード1910は、例えば、電源C7からプラズマ負荷106内のキャパシタへ電荷が流れるのを防ぐことが可能である。
インダクタ1915の値は、電流の立ち下がり時間を制御する為に選択されてよい。幾つかの実施形態では、インダクタ1915は、インダクタンスの値が1~500μHであってよい。
幾つかの実施形態では、エネルギ回収回路1905は、インダクタ1915を通る電流の流れを制御する為に使用可能なスイッチを含んでよい。このスイッチは、例えば、インダクタ1915と直列に配置されてよい。幾つかの実施形態では、このスイッチは、スイッチS1が開いているとき且つ/又はもはやパルシングしていないときに閉じてよく、これは、電流がプラズマ負荷106から高電圧負荷C7に戻ることを可能にする為である。このスイッチは、例えば、高電圧スイッチを含んでよく、例えば、高電圧スイッチ1500を含んでよい。
幾つかの実施形態では、パルサ段101は、パルサ段101内に示された様々な構成要素の代わりに又はそれらの構成要素に加えて高電圧スイッチ1500を含んでよい。幾つかの実施形態では、高電圧スイッチ1500を使用することにより、少なくとも変圧器T1及びスイッチS1を削除することを可能にできる。
この例では、バイアス補償回路1414は、ダイオード505と124というラベルの位置との間の浮遊インダクタンスL22、ダイオード505とバイアス補償キャパシタ510との間の浮遊インダクタンスL23、又はバイアス補償キャパシタ510と接地との間の浮遊インダクタンスL24を含む。高電圧パルシング回路1400は、プラズマ側インダクタンスLp及びスイッチ側インダクタンスLsを含む。プラズマ側浮遊インダクタンスLpは、例えば、浮遊インダクタンスであれ、寄生インダクタンスであれ、バイアス補償回路1414とプラズマ負荷106との間の全ての素子のインダクタンス(例えば、L7及び他の任意の浮遊インダクタンス)であれ、回路のこの側にある全てのインダクタンスを含んでよい。スイッチ側インダクタンスLsは、例えば、浮遊インダクタンスであれ、寄生インダクタンスであれ、バイアス補償回路1414とスイッチS1との間の全ての素子のインダクタンス(例えば、インダクタ1915、インダクタL1、インダクタ1940、インダクタL2、及び/又はインダクタL6、並びに他の任意の浮遊インダクタンスの単独又は組み合わせ)であれ、回路のこの側にある全てのインダクタンスを含んでよい。
幾つかの実施形態では、スイッチ側インダクタンスLsは、プラズマ側浮遊インダクタンスLpより大きくなければならない。幾つかの実施形態では、プラズマ側浮遊インダクタンスLpは、スイッチ側インダクタンスLsの20%である。幾つかの実施形態では、プラズマ側浮遊インダクタンスLpは、約1nH、10nH、100nH、1μH等より小さい。
幾つかの実施形態では、浮遊インダクタンスL22は、インダクタンスが約1nH、10nH、100nH、1μH等より小さい。幾つかの実施形態では、浮遊インダクタンスL23は、インダクタンスが約1nH、10nH、100nH、1μH等より小さい。幾つかの実施形態では、浮遊インダクタンスL24は、インダクタンスが約1nH、10nH、100nH、1μH等より小さい。幾つかの実施形態では、浮遊インダクタンスL22、L23、及びL24の合計は、約1nH、10nH、100nH、1μH等より小さい。
幾つかの実施形態では、浮遊インダクタンスL22、L23、又はL24は、様々な方法で最小化できる。例えば、浮遊インダクタンスL22、L23、又はL24に沿う導体は、業界標準より幅広であってよく、例えば、1/8、1/4、3/8、1/2、1、2.5、5インチ等より幅広であってよい。別の例として、様々な回路素子(例えば、ダイオード505又はバイアス補償キャパシタ510)が、並列又は直列の複数のダイオード又はキャパシタを含んでよい。幾つかの実施形態では、様々なバイアス補償回路素子同士の間の上部導体と下部導体は、約1、2、5、15、20、25、30、35、40cmより短い距離だけ隔てられてよい。
幾つかの実施形態では、バイアス補償キャパシタ510は、キャパシタンスが約1μF未満又は約1mF未満であってよい。バイアス補償キャパシタ510は、浮遊インダクタンスが約1nH、10nH、100nH、1μH等より小さくてよい。
幾つかの実施形態では、バイアス補償インダクタL4は、例えば、インダクタンスが約100μHより小さくてよく、例えば、約50μH、25μH、10μH、5μH、1μH、0.5μH、0.25μH等より小さくてよい。
幾つかの実施形態では、ダイオード505及び/又はバイアス補償キャパシタ510の一方又は両方を含むディスクリート素子の体積は、1200、1000、750、500立方センチメートルより小さくてよい。
幾つかの実施形態では、抵抗515は、ダイオード505の全体にわたって含まれてよい。幾つかの実施形態では、抵抗515は、抵抗値が約1kΩ~1MΩより小さくてよく、例えば、約100kΩより小さくてよい。
幾つかの実施形態では、スイッチS4は、多少の寄生(又は浮遊)キャパシタンスを有しうる。この寄生キャパシタンスは、例えば、バイアス補償インダクタL4との関連で多少のリンギングを引き起こしうる。このリンギングは、例えば、バイアス補償キャパシタ510において多少の電圧垂下を引き起こしうる。幾つかの実施形態では、バイアス補償インダクタL4のインダクタンスを低く保つことにより、バイアス補償キャパシタ510における電圧垂下を最小化又は排除できる。幾つかの実施形態では、バイアス補償キャパシタ510におけるあらゆる電圧垂下を更に低減又は最小化する為に、ダイオードが、バイアス補償インダクタL4と並列に、又はバイアス補償インダクタL4とともに適切な場所で使用されてよい。
特に断らない限り、「ほぼ(substantially)」という語は、言及された値の5~10%以内、又は製造公差以内であることを意味する。特に断らない限り、「約(about)」という語は、言及された値の5~10%以内、又は製造公差以内であることを意味する。
「又は(or)」という接続詞は包含的である。
本明細書では、特許請求対象の十分な理解が得られるように、多数の具体的詳細を説明している。しかしながら、当業者であれば理解されるように、それらの具体的詳細がなくても本特許請求対象を実施することは可能である。又、場合によっては、本特許請求対象が曖昧にならないように、当業者にはよく知られているであろう方法、装置、又はシステムについては詳細に説明していない。
本明細書での「ように適合された(adapted to)」又は「ように構成された(configured to)」の使用は、追加のタスク又はステップを実施するように適合又は構成された装置を排除しない、開放的且つ包含的な言い回しを意図している。更に、「基づく(based on)」の使用は、1つ以上の記載された条件又は値に「基づく(based on)」プロセス、ステップ、計算、又は他のアクションが、実際には、それらの記載された条件又は値を超える追加の条件又は値に基づいてよいという点で開放的且つ包含的であることを意図されている。本明細書に含まれる見出し、リスト、及び番号付けは、説明を容易にする為のものに過ぎず、限定の意図はない。
本発明対象を、その特定の実施形態に関して詳細に説明してきたが、当然のことながら、当業者であれば、上述の内容を理解すれば、そのような実施形態の変更物、変形物、及び等価物を容易に生成可能である。従って、当然のことながら、本開示は、限定ではなく例示を目的として示されており、当業者であれば容易に明らかであろうように、本発明対象に対するそのような修正、変形、又は追加を包含することを排除しない。
〔付記1〕
高電圧パルシング電源と、
前記高電圧パルシング電源と電気的に結合された変圧器と、
前記変圧器と電気的に結合されて、振幅が1kVより大きく、パルス繰り返し周波数が1kHzより高い高電圧パルスを出力するように構成された出力と、
前記変圧器と電気的に結合されていて、一端が前記出力と電気的に結合されていて、他端が接地と電気的に結合されているバイアス補償回路であって、前記バイアス補償回路の浮遊インダクタンスが約1μHより小さい、前記バイアス補償回路と、
を含む高電圧パルシング回路。
〔付記2〕
前記バイアス補償回路は、バイアス補償ダイオードとDC電源とバイアス補償キャパシタとを含む、付記1に記載の高電圧パルシング回路。
〔付記3〕
前記バイアス補償回路は、
前記バイアス補償回路と前記高電圧パルシング電源との間に誘導素子及び浮遊インダクタンスを含む第1のインダクタンスと、
前記バイアス補償回路と前記出力との間に誘導素子及び浮遊インダクタンスを含む第2のインダクタンスと、
を含む、
付記1に記載の高電圧パルシング回路。
〔付記4〕
前記第2のインダクタンスは約1μHより小さい、付記3に記載の高電圧パルシング回路。
〔付記5〕
前記第1のインダクタンスは前記第2のインダクタンスより大きい、付記3に記載の高電圧パルシング回路。
〔付記6〕
前記第2のインダクタンスは前記第1のインダクタンスの20%より小さい、付記3に記載の高電圧パルシング回路。
〔付記7〕
前記バイアス補償回路は更に、
バイアス補償ダイオードと、
DC電源と、
前記バイアス補償ダイオードと並列に配置された複数のスイッチと、
を含む、
付記1に記載の高電圧パルシング回路。
〔付記8〕
前記高電圧パルシング電源は複数の高電圧バーストを発生させ、各バーストは複数の高電圧パルスを含み、
前記複数のスイッチは、前記複数の高電圧バーストの各バースト中は開いており、前記複数の高電圧バーストの各バースト間は閉じている、
付記7に記載の高電圧パルシング回路。
〔付記9〕
高電圧パルシング電源と、
前記高電圧パルシング電源と電気的に結合された変圧器と、
前記変圧器と電気的に結合されて、振幅が1kVより大きく、パルス繰り返し周波数が1kHzより高い高電圧パルスを出力するように構成された出力と、
前記変圧器と電気的に結合されていて、一端が前記出力と電気的に結合されていて、他端が接地と電気的に結合されているバイアス補償回路であって、
前記バイアス補償回路と前記高電圧パルシング電源との間に誘導素子及び浮遊インダクタンスを含む第1のインダクタンスと、
前記バイアス補償回路と前記出力との間に誘導素子及び浮遊インダクタンスを含む第2のインダクタンスと、
を含む前記バイアス補償回路と、
を含む高電圧パルシング回路。
〔付記10〕
前記第2のインダクタンスは約1μHより小さい、付記9に記載の高電圧パルシング回路。
〔付記11〕
前記第1のインダクタンスは前記第2のインダクタンスより大きい、付記9に記載の高電圧パルシング回路。
〔付記12〕
前記第2のインダクタンスは前記第1のインダクタンスの20%より小さい、付記9に記載の高電圧パルシング回路。
〔付記13〕
前記バイアス補償回路は更に、
バイアス補償ダイオードと、
DC電源と、
前記バイアス補償ダイオードと並列に配置された複数のスイッチと、
を含む、
付記9に記載の高電圧パルシング回路。
〔付記14〕
前記高電圧パルシング電源は複数の高電圧バーストを発生させ、各バーストは複数の高電圧パルスを含み、
前記複数のスイッチは、各バースト中は開いている、
付記13に記載の高電圧パルシング回路。
〔付記15〕
高電圧パルシング電源と、
前記高電圧パルシング電源と電気的に結合された変圧器と、
前記変圧器と電気的に結合されて、振幅が1kVより大きく、パルス繰り返し周波数が1kHzより高い高電圧パルスを出力するように構成された出力と、
前記変圧器と電気的に結合されていて、一端が前記出力と電気的に結合されていて、他端が接地と電気的に結合されているバイアス補償回路であって、
約1μHより小さい浮遊インダクタンスと、
バイアス補償ダイオードと、
前記バイアス補償ダイオードと直列に配置されたDC電源と、
前記バイアス補償ダイオード及び前記DC電源と直列に配置されたインダクタと、
を含む前記バイアス補償回路と、
を含む高電圧パルシング回路。
〔付記16〕
前記バイアス補償ダイオードの両端に配置されたバイアス補償抵抗を更に含む、付記15に記載の高電圧パルシング回路。
〔付記17〕
前記バイアス補償は、抵抗が約100kΩより小さい、付記16に記載の高電圧パルシング回路。
〔付記18〕
前記バイアス補償ダイオードと、前記出力と前記変圧器との間の点と、の間に第1の浮遊インダクタンスを更に含み、前記第1の浮遊インダクタンスは約1μHより小さい、付記15に記載の高電圧パルシング回路。
〔付記19〕
前記バイアス補償ダイオードと前記キャパシタとの間に第2の浮遊インダクタンスを更に含み、前記第2の浮遊インダクタンスは約1μHより小さい、付記15に記載の高電圧パルシング回路。
〔付記20〕
前記キャパシタと接地との間に第1の浮遊インダクタンスを更に含み、前記第1の浮遊インダクタンスは約1μHより小さい、付記15に記載の高電圧パルシング回路。
〔付記21〕
前記キャパシタは、キャパシタンスが約1mFより小さい、付記15に記載の高電圧パルシング回路。
〔付記22〕
前記バイアス補償回路は更に、
バイアス補償ダイオードと、
DC電源と、
前記バイアス補償ダイオードと並列に配置された複数のスイッチと、
を含む、
付記15に記載の高電圧パルシング回路。
〔付記23〕
前記高電圧パルシング電源は複数の高電圧バーストを発生させ、各バーストは複数の高電圧パルスを含み、
前記複数のスイッチは、各バースト中は開いている、
付記22に記載の高電圧パルシング回路。

Claims (22)

  1. 高電圧パルシング電源と、
    前記高電圧パルシング電源と電気的に結合された変圧器と、
    前記変圧器と電気的に結合されて、振幅が1kVより大きく、パルス繰り返し周波数が1kHzより高い高電圧パルスを出力するように構成された出力と、
    前記変圧器と電気的に結合されていて、一端が前記出力と電気的に結合されていて、他端が接地と電気的に結合されているバイアス補償回路、とを含み、
    前記バイアス補償回路は、前記バイアス補償回路と前記高電圧パルシング電源との間に誘導素子及び浮遊インダクタンスを含む第1のインダクタンスと、前記バイアス補償回路と前記出力との間に誘導素子及び浮遊インダクタンスを含む第2のインダクタンスと、を含み、
    前記バイアス補償回路の前記浮遊インダクタンスは約1μHより小さく、
    前記第1のインダクタンスは前記第2のインダクタンスより大きい、
    高電圧パルシング回路。
  2. 前記バイアス補償回路は、バイアス補償ダイオードとDC電源とバイアス補償キャパシタとを含む、請求項1に記載の高電圧パルシング回路。
  3. 前記第2のインダクタンスは約1μHより小さい、請求項1に記載の高電圧パルシング回路。
  4. 前記第2のインダクタンスは前記第1のインダクタンスの20%より小さい、請求項1に記載の高電圧パルシング回路。
  5. 前記バイアス補償回路は更に、
    バイアス補償ダイオードと、
    DC電源と、
    前記バイアス補償ダイオードと並列に配置された複数のスイッチと、
    を含む、
    請求項1に記載の高電圧パルシング回路。
  6. 前記高電圧パルシング電源は複数の高電圧バーストを発生させ、各バーストは複数の高電圧パルスを含み、
    前記複数のスイッチは、前記複数の高電圧バーストの各バースト中は開いており、前記複数の高電圧バーストの各バースト間は閉じている、
    請求項5に記載の高電圧パルシング回路。
  7. 高電圧パルシング電源と、
    前記高電圧パルシング電源と電気的に結合された変圧器と、
    前記変圧器と電気的に結合されて、振幅が1kVより大きく、パルス繰り返し周波数が1kHzより高い高電圧パルスを出力するように構成された出力と、
    前記変圧器と電気的に結合されていて、一端が前記出力と電気的に結合されていて、他端が接地と電気的に結合されているバイアス補償回路であって、
    前記バイアス補償回路と前記高電圧パルシング電源との間に誘導素子及び浮遊インダクタンスを含む第1のインダクタンスと、
    前記バイアス補償回路と前記出力との間に誘導素子及び浮遊インダクタンスを含む第2のインダクタンスと、
    を含む前記バイアス補償回路と、
    を含む高電圧パルシング回路。
  8. 前記第2のインダクタンスは約1μHより小さい、請求項7に記載の高電圧パルシング回路。
  9. 前記第1のインダクタンスは前記第2のインダクタンスより大きい、請求項7に記載の高電圧パルシング回路。
  10. 前記第2のインダクタンスは前記第1のインダクタンスの20%より小さい、請求項7に記載の高電圧パルシング回路。
  11. 前記バイアス補償回路は更に、
    バイアス補償ダイオードと、
    DC電源と、
    前記バイアス補償ダイオードと並列に配置された複数のスイッチと、
    を含む、
    請求項7に記載の高電圧パルシング回路。
  12. 前記高電圧パルシング電源は複数の高電圧バーストを発生させ、各バーストは複数の高電圧パルスを含み、
    前記複数のスイッチは、各バースト中は開いている、
    請求項11に記載の高電圧パルシング回路。
  13. 高電圧パルシング電源と、
    前記高電圧パルシング電源と電気的に結合された変圧器と、
    前記変圧器と電気的に結合されて、振幅が1kVより大きく、パルス繰り返し周波数が1kHzより高い高電圧パルスを出力するように構成された出力と、
    前記変圧器と電気的に結合されていて、一端が前記出力と電気的に結合されていて、他端が接地と電気的に結合されているバイアス補償回路であって、
    約1μHより小さい浮遊インダクタンスと、
    バイアス補償ダイオードと、
    前記バイアス補償ダイオードと直列に配置されたDC電源と、
    前記バイアス補償ダイオード及び前記DC電源と直列に配置されたインダクタと、
    を含む前記バイアス補償回路と、
    を含む高電圧パルシング回路。
  14. 前記バイアス補償ダイオードの両端に配置されたバイアス補償抵抗を更に含む、請求項13に記載の高電圧パルシング回路。
  15. 前記バイアス補償抵抗は、抵抗が約100kΩより小さい、請求項14に記載の高電圧パルシング回路。
  16. 前記バイアス補償ダイオードと、前記出力と前記変圧器との間の点と、の間に第1の浮遊インダクタンスを更に含み、前記変圧器は約1μHより小さい、請求項13に記載の高電圧パルシング回路。
  17. 前記バイアス補償回路は、キャパシタを更に含む、請求項13に記載の高電圧パルシング回路。
  18. 前記キャパシタと接地との間に第1の浮遊インダクタンスを更に含み、前記第1の浮遊インダクタンスは約1μHより小さい、請求項17に記載の高電圧パルシング回路。
  19. 前記キャパシタは、キャパシタンスが約1mFより小さい、請求項17に記載の高電圧パルシング回路。
  20. 前記バイアス補償回路は更に、
    バイアス補償ダイオードと、
    DC電源と、
    前記バイアス補償ダイオードと並列に配置された複数のスイッチと、
    を含む、
    請求項13に記載の高電圧パルシング回路。
  21. 前記高電圧パルシング電源は複数の高電圧バーストを発生させ、各バーストは複数の高電圧パルスを含み、
    前記複数のスイッチは、各バースト中は開いている、
    請求項20に記載の高電圧パルシング回路。
  22. 前記バイアス補償ダイオードと前記キャパシタとの間に、インダクタンスが約1μHより小さい第2の浮遊インダクタンスを更に含む、請求項18に記載の高電圧パルシング回路。
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