JP7286930B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
一般にデータ転送装置は、SCLK端子からクロック信号を出力するとともに、SOUT端子からクロック信号に同期してシリアルデータを出力する送信IC、送信ICのSCLK端子から出力されたクロック信号を受信するとともに、そのクロック信号に同期してシリアルデータを受信・ラッチする受信ICにより構成される。
メモリデバイスメーカーは所定の規格に基づき、応答タイミング設計を行っているが、半導体特性によって応答タイミングが異なる。そのため同一規格のバスインターフェースを使用する場合にも部品ごとにチューニング(クロックとデータのタイミング調整。以下同じ)が必要になる。また、半導体デバイスは温度によっても応答タイミングが変わるため、環境に応じてチューニングを頻繁に行わなければならない。
特許文献1に記載の画像読取装置では、受信ICがシリアルデータ又はクロック信号を遅延させる位相調整回路を備えるように構成したので、簡単にシリアルデータとクロック信号の位相を調整することができ、受信ICの位相調整回路による遅延時間を変更しながら、送信ICから送信される既知のシリアルデータを受信ICが受信して、そのシリアルデータの正誤判定を実施し、その判定結果を考慮して当該遅延時間を決定するように構成したので、遅延時間の最適化を図ることができる。また、シリアルデータを送受信する際、そのシリアルデータとクロック信号の位相を調整するように構成したので、シリアルデータの転送速度を上げることができる効果を期待している。
上述したように半導体デバイスは温度によっても応答タイミングが変わるため、環境に応じてチューニングを頻繁に行わなければならない。
特に、画像形成装置は高温になる定着装置を持っており、装置構成によっては、メモリ等の電子部品は起動時に10℃だったとしても使用しているうちに60℃近くまで温度上昇することは少なくない。ただ、頻繁にチューニングを行ってもパフォーマンスを低下させしまう。
そのため一般的なチューニングのタイミングとして、画像形成等のジョブ実行時の場合、通信エラーが発生すると、一時中断しチューニングを行い、再度リトライするといった、都度チューニングを行っている。
その結果画像形成装置のパフォーマンスの低下を招いてしまうという課題があった。
また、起動時やトラブル発生後のチューニング処理の時間が長いと、画像形成装置のファーストコピータイムなどの起動時間に影響が生じ、チューニングが頻繁に発生した際のパフォーマンスの低下、という課題があった。
前記クロック生成部が生成するクロック信号に同期してシリアルデータを出力するデータ出力部と、
前記クロック生成部が生成したクロック信号に同期して前記データ出力部が出力したシリアルデータをラッチするデータ取得部と、
前記クロック生成部が生成したクロック信号を遅延させて前記ラッチのタイミングを調整するクロック遅延部と、
前記クロック生成部が生成したクロック信号を反転するクロック反転部と、
前記データ取得部に含まれ、前記クロック信号に基づきシリアルデータをラッチする正転クロックラッチ部と、
前記データ取得部に含まれ、前記クロック反転部が反転した反転クロック信号に基づきシリアルデータをラッチする反転クロックラッチ部と、
前記正転クロックラッチ部又は/及び前記反転クロックラッチ部を介して取得したデータの正誤を判定し、前記クロック遅延部を制御して遅延量をチューニングする判定部と、
前記判定部のチューニングに従い前記クロック遅延部の遅延量を設定する遅延量設定部と、
を備えるデータ転送部を搭載し、
前記データ転送部は、前記クロック信号及び前記反転クロック信号のうちいずれか一方に基づくチューニングと、他方に基づくデータ転送を並行して実行可能にされた画像形成装置。
である。
前記クロック生成部が生成するクロック信号に同期してシリアルデータを出力するデータ出力部と、
前記クロック生成部が生成したクロック信号に同期して前記データ出力部が出力したシリアルデータをラッチするデータ取得部と、
前記クロック生成部が生成したクロック信号を遅延させて前記ラッチのタイミングを調整するクロック遅延部と、
前記クロック生成部が生成したクロック信号を反転するクロック反転部と、
前記データ取得部に含まれ、前記クロック信号に基づきシリアルデータをラッチする正転クロックラッチ部と、
前記データ取得部に含まれ、前記クロック反転部が反転した反転クロック信号に基づきシリアルデータをラッチする反転クロックラッチ部と、
前記正転クロックラッチ部又は/及び前記反転クロックラッチ部を介して取得したデータの正誤を判定し、前記クロック遅延部を制御して遅延量をチューニングする判定部と、
前記判定部のチューニングに従い前記クロック遅延部の遅延量を設定する遅延量設定部と、
を備えるデータ転送部を搭載し、
前記データ転送部は、
前記クロック信号に基づくチューニングと、前記反転クロック信号に基づくチューニングとを並行して実行可能にされ、
前記クロック信号及び前記反転クロック信号のうちいずれか一方に基づくチューニングと、他方に基づくデータ転送を並行して実行可能にされた画像形成装置である。
前記クロック生成部が生成するクロック信号に同期してシリアルデータを出力するデータ出力部と、
前記クロック生成部が生成したクロック信号に同期して前記データ出力部が出力したシリアルデータをラッチするデータ取得部と、
前記クロック生成部が生成したクロック信号を遅延させて前記ラッチのタイミングを調整するクロック遅延部と、
前記クロック生成部が生成したクロック信号を反転するクロック反転部と、
前記データ取得部に含まれ、前記クロック信号に基づきシリアルデータをラッチする正転クロックラッチ部と、
前記データ取得部に含まれ、前記クロック反転部が反転した反転クロック信号に基づきシリアルデータをラッチする反転クロックラッチ部と、
前記正転クロックラッチ部又は/及び前記反転クロックラッチ部を介して取得したデータの正誤を判定し、前記クロック遅延部を制御して遅延量をチューニングする判定部と、
前記判定部のチューニングに従い前記クロック遅延部の遅延量を設定する遅延量設定部と、
を備えるデータ転送部を搭載し、
前記データ転送部は、
前記クロック信号に基づくチューニングと、前記反転クロック信号に基づくチューニングとを並行して実行する転送停止双チューニングモードと、
前記クロック信号及び前記反転クロック信号のうちいずれか一方に基づくチューニングと、他方に基づくデータ転送を並行して実行する転送並行片チューニングモードと、を実行可能にされ、
前記転送停止双チューニングモードと前記転送並行片チューニングモードとから選択して適用するチューニングモードを指示するモード制御部を備える画像形成装置である。
クロック反転部14は、クロック生成・データ出力部11が生成したクロック信号を反転する。
正転クロックラッチ部17Aは、クロック信号に基づきシリアルデータをラッチする。
反転クロックラッチ部17Bは、クロック反転部14が反転した反転クロック信号に基づきシリアルデータをラッチする。
遅延量設定部16は、判定部15のチューニングに従いクロック遅延部13A,13Bの遅延量を設定する。
クロック遅延部13A,13Bは、遅延量設定部16が設定した遅延量を保持して動作し、チューニングの実施に伴い遅延量設定部16が設定更新すれば、更新された遅延量を保持して動作する。
データ転送部1Aにおいては、図2に示すようにクロック信号の立ち上がりタイミングを基準に時間的に30分割して遅延展開したタイミング信号(Delay+0~+29)を生成してデータ取得及び判定を行うと同時に、反転クロック信号の立ち上がりタイミングを基準に時間的に30分割して遅延展開したタイミング信号(Delay+0~+29)を生成してデータ取得及び判定を行う。
これに対し、従来のように正転クロック信号のみに基づき60回のラッチを行うと図3に示すようになる。
したがって、本実施形態のデータ転送部1Aによれば、従来に比較してチューニング時間が半分に短縮され、画像形成装置のパフォーマンスの低下を抑えることができる。
図4に示す遅延量更新許可制御部20が許可信号を出力している時は、正転側の遅延量が更新されるが、非許可信号を出力している時は、正転側(13A→17A→18A)ではデータ転送が実行される。その一方で、反転側(13B→14→17B→18B)ではチューニングが実行される。判定部15は、転送並行片チューニングモードの実行後に遅延量更新許可制御部20に許可信号を設定してクロック遅延部13Aの遅延量も更新する。
逆に正転側でチューニングを、反転側でデータ転送を実行するように構成してもよい。
かかるデータ転送部1Bによれば、データ転送を止めることなくデータ転送と並行してチューニングを行うことができる。
図5に示すSoC上に設けられるモード制御部21は、転送停止双チューニングモードと転送並行片チューニングモードとから選択して適用するチューニングモードを判定部15に指示する。
判定部15は、転送停止双チューニングモードが指示された場合は、遅延量更新許可制御部20を許可信号に常時設定して、図1に示したデータ転送部1Aと実質同様の構成として転送停止双チューニングモードを実行する。
判定部15は、転送並行片チューニングモードが指示された場合は、図4に示したデータ転送部1Bと同様に転送並行片チューニングモードを実行する。
図6に示すように電子写真方式の画像形成装置100は、画像読取部110、システム制御基板120、画像形成部130等を備える。画像読取部110で原稿から光学的に読み取られた画像データは、メモリICに格納される。その他外部から入力された画像データ(プリントデータ)がメモリICに格納される。データ転送部1A、1B又は1Cにより読み出された画像データに濃度調整等の所定のデータ処理が施され、画像形成部130により用紙上に画像が形成される。画像形成部130は、電子写真方式の画像形成部であり、感光体、上記画像データに基づき感光体上に静電潜像を形成するレーザー書き込み装置、静電潜像をトナー像に現像する現像装置、トナー像を用紙に転写する転写部、加圧、加熱により用紙にトナー像を定着させる定着装置等を備え、主に定着装置から熱が発生する。
起動(期間t0-t1)直後の、コピー又はプリントの画像形成作業(期間T2)によって、画像形成装置100内の温度が大きく上昇した場合について述べる。
従来にあっては、温度の上昇勾配や環境温度によって、クロックとデータのタイミングが読み出し可能なタイミングから外れて、画像形成作業中に画像データの読み出しに失敗し、画像形成作業が中断され、再開に時間かかってしまうことがある。
図7に画像形成装置内のメモリ制御部(CPU)の温度変化を示す。図7は、起動時から連続コピー又はプリントを実施した場合の一例の温度変化である。
画像形成装置内の構成、定着装置の発熱、CPUの吸熱性能によって、画像形成装置内の温度は大きな温度上昇を示す。この時、起動直後(時点t1)の状態に比べ大きな温度上昇により、起動直後(時点t1)のクロックとデータの相関と画像形成中(期間T2)のクロックとデータの相関は大きく異なる。そのため、多種多様・各社の不揮発メモリとメモリ制御部(CPU)の組み合わせによって、画像形成中(期間T2)にデータの読み出しに失敗する恐れがある。
また、期間T2で画像データの転送を中断してチューニングを行っても、従来の半周期に相当する迅速なチューニングにより早期にデータ転送に復帰でき、チューニングによるデータ転送の中断時間を短期に抑えられる。
したがって、画像データの転送と並行してチューニングを行い温度変化等に対応して適切な遅延量を設定できるので、画像データの読み出し失敗を回避し、画像形成作業が中断することを未然に防ぐことができる。
図7に示す時点t1から時点t2のように温度が大きく上昇しても、画像形成作業が中断することを未然に防ぐことができる。
図7に示すように画像形成装置100の電源投入時t0から起動処理完了t1までの期間及び待機時(期間t1-t2)においては、モード制御部21は、転送停止双チューニングモードを指示する。これにより、従来の半周期に相当する迅速なチューニング(期間T1でチューニングを実行)により早期に起動することができる。起動後の待機時(期間t1-t2)におけるヒートアップ中も適切にチューニングが行われているので、次の画像形成作業の実行も円滑に実行される。
また、時点t2から時点t3の連続コピー又はプリントを行っている期間T2、すなわち、画像形成装置100の画像形成作業の実行時においては、モード制御部21は、転送並行片チューニングモードを指示する。これにより、温度が大きく上昇しても、チューニングをデータ転送と並行して実行し、画像形成作業が中断することを未然に防ぐことができる。
以上のようにモード制御部21は、データ転送の要否に応じてチューニングモードを指示する。
連続コピー後に再度コピー(期間T3)、その後トラブルが発生し(時点t6)、定着装置が急に止まって温度変化が発生した場合について述べる。ここでのトラブルとは、紙詰まりなどの機械的なものを指し、通信エラーは含まれない。
従来にあっては、メンテナンスモードやトラブル対応時には、定着装置が急に止まり温度変化が発生する。温度変化によりデータの読み出しが不可となり、音声ガイダンスのデータも読み出せず、ガイダンスがストップし、トラブルを円滑に解除できず停滞する可能性もある。
図8に画像形成装置内のメモリ制御部(CPU)の温度変化を示す。図8は、連続コピー後に再度コピー、その後トラブルが発生し、定着装置が急に止まって温度変化発生した場合の一例の温度変化である。
図8に示すように画像形成部130の稼働(期間T3において連続コピー後に再度コピーが行われている)の後、温度が下がりきっていない状態で、トラブル発生(時点t6)により画像形成部130がストップしてトラブル解除作業が開始(時点t7)されるが、画像形成部130がストップしたためトラブル解除作業(期間T5)中に機内温度が下がり続けるといった状況である。
これにより、画像形成装置の稼働が無駄にストップしてしまい、大きなダウンタイムが発生する。
この場合、常時転送中断双チューニングモードであるので、全期間(T3+T4+T5)において従来の半周期に相当する迅速なチューニングが可能である。
期間T3で画像データの転送を中断してチューニングを行っても、従来の半周期に相当する迅速なチューニングにより早期にデータ転送に復帰でき、チューニングによるデータ転送の中断時間を短期に抑えられる。
期間T4で温度変化があっても迅速にチューニングが行われており、期間t7-t8でチューニングを禁止してデータ転送を行うことでガイダンスが再生され、円滑にトラブルが解除されるから、大きなダウンタイムの発生が回避される。
この場合、常時転送並行片チューニングモードであるので、全期間(T3+T4+T5)においてチューニングをデータ転送に並行して実行でき、温度変化があっても適切にチューニングが行われ、データ転送の不具合により画像形成作業を中断させてしまうことがなく、期間t7-t8でのガイダンス再生も実行され、円滑にトラブルが解除されるから、大きなダウンタイムの発生が回避される。
モード制御部21によるチューニングモード指定動作は次の通りである。
モード制御部21は、画像形成装置100の画像形成作業の実行時(期間T3)は、転送並行片チューニングモードを指示し、画像形成装置100の待機時(期間T4)は、転送停止双チューニングモードを指示し、ガイダンス再生期間t7-t8は、転送並行片チューニングモードを指示し、ガイダンス完了後の期間t8-t9は転送停止双チューニングモードを指示する。
したがって、転送並行片チューニングモードにより、期間T3においてデータ転送に並行してチューニングを実行でき、温度変化があっても適切にチューニングが行われ、データ転送の不具合により画像形成作業を中断させてしまうことがない。
また、画像形成作業の終了(時点t5)の後、転送停止双チューニングモードによる従来の半周期に相当する迅速なチューニングにより、より急速な温度変化があっても迅速に対応して適切にチューニングが行われる。
さらに、期間t7-t8でのガイダンス再生も実行され、円滑にトラブルが解除されるから、大きなダウンタイムの発生が回避される。
トラブル解消(時点t9)後の次の画像形成作業の実行も円滑に実行され、データ転送の不具合により画像形成作業を中断させてしまうことがない。
仮に、時点t6でトラブルが発生しなかったとしても、長期的な連続稼働(期間T3)の後の待機時における温度急降下中も迅速にチューニングが行われているので、次の画像形成作業の実行も円滑に実行され、データ転送の不具合により画像形成作業を中断させてしまうことがない。
以上のようにモード制御部21は、データ転送の要否に応じてチューニングモードを指示する。
1B データ転送部
1C データ転送部
11 クロック生成・データ出力部
12 データ取得部
13A,13Bクロック遅延部
14 クロック反転部
15 判定部
16 遅延量設定部
17A 正転クロックラッチ部
17B 反転クロックラッチ部
18A 正転側データ取得部
18B 反転側データ取得部
20 遅延量更新許可制御部
21 モード制御部
100 画像形成装置
110 画像読取部
120 システム制御基板
130 画像形成部
Claims (6)
- クロック信号を生成しスレーブ側へ出力するクロック生成部と、
前記クロック生成部が生成するクロック信号に同期してシリアルデータを出力するデータ出力部と、
前記クロック生成部が生成したクロック信号に同期して前記データ出力部が出力したシリアルデータをラッチするデータ取得部と、
前記クロック生成部が生成したクロック信号を遅延させて前記ラッチのタイミングを調整するクロック遅延部と、
前記クロック生成部が生成したクロック信号を反転するクロック反転部と、
前記データ取得部に含まれ、前記クロック信号に基づきシリアルデータをラッチする正転クロックラッチ部と、
前記データ取得部に含まれ、前記クロック反転部が反転した反転クロック信号に基づきシリアルデータをラッチする反転クロックラッチ部と、
前記正転クロックラッチ部又は/及び前記反転クロックラッチ部を介して取得したデータの正誤を判定し、前記クロック遅延部を制御して遅延量をチューニングする判定部と、
前記判定部のチューニングに従い前記クロック遅延部の遅延量を設定する遅延量設定部と、
を備えるデータ転送部を搭載し、
前記データ転送部は、前記クロック信号及び前記反転クロック信号のうちいずれか一方に基づくチューニングと、他方に基づくデータ転送を並行して実行可能にされた画像形成装置。 - クロック信号を生成しスレーブ側へ出力するクロック生成部と、
前記クロック生成部が生成するクロック信号に同期してシリアルデータを出力するデータ出力部と、
前記クロック生成部が生成したクロック信号に同期して前記データ出力部が出力したシリアルデータをラッチするデータ取得部と、
前記クロック生成部が生成したクロック信号を遅延させて前記ラッチのタイミングを調整するクロック遅延部と、
前記クロック生成部が生成したクロック信号を反転するクロック反転部と、
前記データ取得部に含まれ、前記クロック信号に基づきシリアルデータをラッチする正転クロックラッチ部と、
前記データ取得部に含まれ、前記クロック反転部が反転した反転クロック信号に基づきシリアルデータをラッチする反転クロックラッチ部と、
前記正転クロックラッチ部又は/及び前記反転クロックラッチ部を介して取得したデータの正誤を判定し、前記クロック遅延部を制御して遅延量をチューニングする判定部と、
前記判定部のチューニングに従い前記クロック遅延部の遅延量を設定する遅延量設定部と、
を備えるデータ転送部を搭載し、
前記データ転送部は、
前記クロック信号に基づくチューニングと、前記反転クロック信号に基づくチューニングとを並行して実行可能にされ、
前記クロック信号及び前記反転クロック信号のうちいずれか一方に基づくチューニングと、他方に基づくデータ転送を並行して実行可能にされた画像形成装置。 - クロック信号を生成しスレーブ側へ出力するクロック生成部と、
前記クロック生成部が生成するクロック信号に同期してシリアルデータを出力するデータ出力部と、
前記クロック生成部が生成したクロック信号に同期して前記データ出力部が出力したシリアルデータをラッチするデータ取得部と、
前記クロック生成部が生成したクロック信号を遅延させて前記ラッチのタイミングを調整するクロック遅延部と、
前記クロック生成部が生成したクロック信号を反転するクロック反転部と、
前記データ取得部に含まれ、前記クロック信号に基づきシリアルデータをラッチする正転クロックラッチ部と、
前記データ取得部に含まれ、前記クロック反転部が反転した反転クロック信号に基づきシリアルデータをラッチする反転クロックラッチ部と、
前記正転クロックラッチ部又は/及び前記反転クロックラッチ部を介して取得したデータの正誤を判定し、前記クロック遅延部を制御して遅延量をチューニングする判定部と、
前記判定部のチューニングに従い前記クロック遅延部の遅延量を設定する遅延量設定部と、
を備えるデータ転送部を搭載し、
前記データ転送部は、
前記クロック信号に基づくチューニングと、前記反転クロック信号に基づくチューニングとを並行して実行する転送停止双チューニングモードと、
前記クロック信号及び前記反転クロック信号のうちいずれか一方に基づくチューニングと、他方に基づくデータ転送を並行して実行する転送並行片チューニングモードと、を実行可能にされ、
前記転送停止双チューニングモードと前記転送並行片チューニングモードとから選択して適用するチューニングモードを指示するモード制御部を備える画像形成装置。 - 前記モード制御部は、データ転送の要否に応じてチューニングモードを指示する請求項3に記載の画像形成装置。
- 前記モード制御部は、当該画像形成装置の電源投入から起動処理完了までの期間は、前記転送停止双チューニングモードを指示する請求項4に記載の画像形成装置。
- 前記モード制御部は、当該画像形成装置の画像形成作業の実行時は、前記転送並行片チューニングモードを指示し、当該画像形成装置の待機時は、前記転送停止双チューニングモードを指示する請求項4又は請求項5に記載の画像形成装置。
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