JP2008078923A - 印刷制御装置およびそれを備えてなる印刷装置、印刷制御方法 - Google Patents

印刷制御装置およびそれを備えてなる印刷装置、印刷制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】画像データを圧縮処理して二次記憶部格納する印刷制御装置における圧縮伸張器およびバッファメモリを効率的に使用し、処理能力を向上させる手法を提供する。
【解決手段】1以上の頁からなる画像を格納するための一次記憶部と、圧縮データを格納する二次記憶部と、圧縮データから復元された画像もしくは一次記憶部に格納された画像を印刷装置へ出力する出力部とを備え、出力すべき頁の画像が一次記憶部に格納されているか否かを判断し、格納されていない場合は、二次記憶部に格納された圧縮データを圧縮伸張部で伸張した後、伸張された画像を出力部に出力させ、格納されている場合は、一次記憶部の画像を出力部に出力させるようにデータの流れを制御し、メモリ管理部は、格納領域を確保する際、空き領域があれば、当該空き領域を確保し、空き領域がない場合は圧縮データが既に生成された他の頁の格納領域を開放して入力すべきページのために確保する。
【選択図】図1

Description

この発明は、印刷制御装置およびそれを備えてなる印刷装置、また、印刷制御方法に関する。より詳細には、画像データを一時的に格納する一次記憶部と、一次記憶部に格納された画像データを圧縮し、あるいは圧縮された画像データを伸張して一次記憶部に格納する圧縮伸張部とを備える印刷制御装置に関する。
印刷すべきデータを外部のホストから受信して印刷可能な印字データに展開し、印刷装置へ出力する印刷制御装置が知られている。また、原稿読取装置で読み取った画像データを処理し、印刷装置へ出力する印刷制御装置が知られている。あるいは、印字すべきデータをメモリ上に展開し、印刷装置へ出力する印刷制御装置が知られている。さらに、デジタル複合機の印刷制御装置として、前述の機能を兼ね備えるものが知られている。
前記印刷制御装置が扱う画像データは、通常、ページの単位に区切られている。ところで、各ページの画像データが入力される順序と、出力する順序は必ずしも一致しない。また、各ページを入力する速度と出力する速度も、非同期のものが多い。このため、印刷制御装置は、入力された各ページの画像データを一次記憶部(バッファメモリ)に格納し、さらに、多量の画像データを格納する場合は、二次記憶部に記憶するように構成される。二次記憶部としては、DRAMやハードディスク装置などが用いられる。ここで、二次記憶部の記憶容量を節約するために、通常、画像データを圧縮して記憶することがおこなわれる。近年では、二次記憶部を有する印刷制御装置が多い。
また、目的は多少異なるが、一度印刷したものを必要に応じて再印字可能にするために、プリンタ側に画像データを保存するデータ保存部を設けたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
二次記憶部を有する印刷装置において、例えば、毎分の入出力ページ数が50枚を超えるような高速の印刷装置に適用される印刷制御装置では、圧縮および伸張処理の速度がクリティカルになる。入出力の速度に圧縮および伸張処理を追従させるため、一つのページを複数の領域(バンド)に分割し、各バンドに固有の圧縮伸張器を割り当てて並列動作させるような工夫がなされている。
さらに、デジタル複合機の場合、複数のジョブを同時並行で処理する能力が要求される。並行処理すべきジョブの数に応じて、複数の圧縮伸張器を適宜割り当てるような工夫がなされている。
特開昭63−190454号公報
近年、印刷装置は、より多量の画像をより速やかに処理することが求められる傾向にある。また、デジタル複合機の普及につれて、複数のジョブをより柔軟に並行処理し、かつ効率的に処理することが強く求められる傾向にある。それに伴って、二次記憶部を有する印刷装置が多用されている。二次記憶部を有する印刷装置において、より高速の入出力処理に対応するため、あるいは、複数ジョブの並行処理能力を向上させるためには、圧縮伸張器の数とバッファメモリ容量とを増やせばよい。しかし、圧縮伸張器やメモリのハードウェア資源を増やせば、それに要するコスト的な負担も増大する。従って、むやみに圧縮伸張器の数を増やし、バッファメモリの容量を増やすことは賢明な手法とはいえない。要求される入出力の処理能力(スループット)の大小に係らず、より小さなハードウェア資源でより高い処理能力を実現し得る効率的な処理手法が望まれている。
この発明は、前述したような事情を考慮してなされたものであって、資源としての圧縮伸張器およびバッファメモリを効率的に使用し、処理能力を向上させることのできる手法を提供するものである。
この発明は、1以上のページからなる画像データを格納するための一次記憶部と、1ページの画像データを格納する格納領域を一次記憶部内に確保し、かつ確保された格納領域を開放するメモリ管理部と、確保された各格納領域に画像データを入力する入力部と、各格納領域の画像データを圧縮して圧縮データを生成し、かつ、圧縮データを伸張してもとの画像データを復元する圧縮伸張部と、圧縮データを格納する二次記憶部と、圧縮データから復元された画像データもしくは一次記憶部に格納された画像データを外部の印刷装置へ出力する出力部と、画像データを制御する画像データ制御部とを備え、画像データ制御部は、メモリ管理部に入力すべきページごとの格納領域を確保させ、確保された格納領域へ画像データを入力させ、入力された画像データの圧縮データを圧縮伸張部に生成させ、出力すべきページの画像データが一次記憶部に格納されているか否かを判断し、格納されていない場合は、二次記憶部に格納された圧縮データを圧縮伸張部に伸張させた後、伸張された画像データを出力部に出力させ、格納されている場合は、一次記憶部の画像データを出力部に出力させるように画像データの流れを制御し、前記メモリ管理部は、格納領域を確保する際、開放されている空き領域があれば、当該空き領域を確保し、空き領域がない場合は圧縮データが既に生成された他のページの格納領域を開放して入力すべきページのために確保することを特徴とする印刷制御装置を提供する。
さらに、この発明は、前述の印刷制御装置と、印刷制御装置から出力された画像データを印刷する印刷部とを備えてなる印刷装置を提供する。
また、異なる観点から、この発明は、画像データをページ単位で格納する格納領域を一次記憶部内に確保する領域確保ステップと、一次記憶部内に確保された格納領域に画像データを入力するステップと、格納された画像データを圧縮して圧縮データを生成し、生成された圧縮データを二次記憶部に格納するステップと、出力すべき画像データが一次記憶部に格納されているか否かを判断するステップと、出力すべき画像データが一次記憶部に格納されていないときに、当該ページの画像データの格納領域を確保し、二次記憶部に格納された圧縮データを伸張し、確保された領域に画像データを復元する復元ステップと、一次記憶部内の画像データを印刷装置へ出力するステップとをコンピュータに実行させ、前記領域確保ステップおよび復元ステップにおいて格納領域を確保する際、他のページの画像データが格納されていない空き領域があれば、当該空き領域を格納領域として確保し、空き領域がない場合は、圧縮データが既に生成された格納領域を開放して新たに確保することを特徴とする印刷制御方法を提供する。
この発明によれば、一次記憶部に新たなページの格納領域が必要になるまで、前のページのデータを保持しておき、保持されたデータを用いて出力可能な場合は、当該ページの伸張処理を行わないので、資源としての圧縮伸張部を効率的に使用し、圧縮伸張処理の能力に余裕を持たせることができる。即ち、前記メモリ管理部が、格納領域を確保する際、開放されている空き領域があれば、当該空き領域を確保し、空き領域がない場合は圧縮データが既に生成された他のページの格納領域を開放して入力すべきページのために確保するので、伸張処理が必要となる頻度を低減し、入出力処理を効率的に行うことができる。ことができる。
前記画像データ制御部は、1ページあるいは一連のページからなるジョブを単位として画像データの流れを制御し、ジョブの開始前に他のジョブに係る格納領域を前記メモリ管理部に開放させてもよい。
また、出力すべき各ページの順序を格納するスケジュール管理部をさらに備え、メモリ管理部は、格納領域を開放するとき、圧縮データが既に生成された格納領域のうち最も先に出力すべき格納領域を開放してもよい。
あるいは、出力すべき各ページの順序を格納するスケジュール管理部をさらに備え、メモリ管理部は、格納領域を開放するとき、圧縮データが既に生成された格納領域のうち最も後に出力すべき格納領域を開放してもよい。
印字スケジュールの監視により、圧縮保存されている印字データの展開後の印字データをメモリに保持することにより、圧縮伸張ハードリソースの使用が減るので印字速度遅延がなくなる。また、印字スケジュールの監視と圧縮伸張のハードリソースの監視により、保持する印刷データを最小にすることにより、メモリ容量が少なくてすむ。
(その他の効果)HDDフルが発生した場合でも、保持している印字メモリが印刷終了ジョブ後、HDDが空くのを予想し、印字終了後HDD内消去→保持している印字メモリデータの保存し、HDDフルのタイミングを少しでも緩和する。
一時的に保持するメモリに保持された印字データを印字スケジュール及び圧縮伸張器のリソースの監視し、すぐに必要な印字データを残すことを判断することを特徴とする。
以下、図面を用いてこの発明をさらに詳述する。以下の説明により、この発明をよりよく理解することが可能であろう。なお、以下の説明は、すべての点で例示であって、限定的なものではないと解されるべきである。
(印刷制御装置の構成)
図1は、この発明の印刷制御装置11の構成を示すブロック図である。図1に示すように、印刷制御装置11は、入力部13、画像処理部15、データ展開部17、一次記憶部19、圧縮伸張部21、二次記憶部23、出力部25および処理制御部27の各ブロックを含む。入力部13は、印刷制御装置11の外部から画像データが入力されるブロックである。
入力部13の具体的な態様は、例えば、図示しない外部のホストから通信線を介して印字データを受信する通信部である。あるいは、図示しない外部の原稿読取装置から、原稿を読み取った画像データを受領する入力回路である。
データ展開部17は、印字データを受信した場合、印字データを解析して印刷装置37が印刷可能な画像データに展開する処理を行うブロックである。また、例えば印刷制御装置11が保持しているデータを印刷可能な画像データに展開するブロックである。データ展開部17の具体的な態様は、受信した印字データを一時的に格納するメモリと、格納された印字データを展開処理するCPU、CPUが実行する処理の手順を定めるプログラムを予め格納するROMである。
画像処理部15は、外部の原稿読取装置から入力された画像データに対して、色補正処理、フィルタ処理、γ特性に応じた画質補正などの補正を行ったり、解像度変換などの変換処理を行ったりするブロックである。前述した補正処理や変換処理は、専用の画像処理回路が集積されたLSU(大規模集積回路)によって実現される。
一次記憶部19は、入力されたデータを一時的に格納し、後述する二次記憶部23に比べて高速の読み書きが可能なメモリである。一次記憶部19は、処理対象のジョブの全頁を格納する容量を持っていなくてもよい。入出力処理および圧縮伸張処理を実行する際に必要なバッファメモリを提供すればよい。具体的には、一次記憶部19として、DRAMと、DRAMへの読み書きを制御する制御回路が適用される。一次記憶部19は、ページ単位の格納領域(ページバッファ)として管理される。各格納領域の容量は、1ページのサイズ、解像度、画素の深さ(各画素を何ビットで表現するか)などの条件に応じて変更されてもよい。各格納領域は、その用途から、入力および圧縮処理時のページバッファとして使用される入力メモリ29、伸張および出力処理時のページバッファとして使用される出力メモリ31、圧縮処理されたページの画像データをそのまま保持しているテンポラリメモリ33に分類される。前述した分類は各格納領域に対して固定的なものではない。例えば、一つの格納領域は、入力メモリ29として確保されるが、その格納領域に画像データが入力され、入力された画像データの圧縮処理が完了すると、テンポラリメモリ33に分類される。しかし、後述するように、その格納領域の画像データが印刷装置37への出力に用いられるときには、出力メモリ31に分類される。さらに一次記憶部19は、スケジュール管理部35として、格納領域が確保された履歴および/または出力すべきページの順序を格納する領域を有している。
二次記憶部23は、処理対象の画像データの全頁が格納可能な容量を有するメモリである。具体的には、二次記憶部23として、ハードディスク装置(HDD)と、HDDの読み書きを制御する周辺回路から構成される。
圧縮伸張部21は、一次記憶部19に格納された画像データを圧縮して二次記憶部23に格納する圧縮回路と、圧縮されて二次記憶部23に格納された圧縮データを復元して画像データに戻し、一次記憶部19に格納する伸張回路とを含む回路である。
出力部25は、一次記憶部19に格納された画像データを外部の印刷装置37へ出力するブロックである。出力部25の具体的な態様は、印刷装置37としての電子写真方式のプリンタエンジンのLSU(レーザー走査ユニット)にデータを転送する転送回路である。
処理制御部27は、前述した各ブロックの動作を制御するブロックである。処理制御部27は、画像データ制御部39およびメモリ管理部41としての機能を含んでいる。処理制御部27の具体的な態様は、CPUと、CPUが実行する処理の手順を示す制御プログラムを格納するROMである。処理制御部27の機能は、CPUが制御プログラムの手順に従って処理を実行することによって実現される。
(印刷装置の構成)
図2は、この発明に係る印刷装置37の構成を示す説明図である。
印刷装置37は、外部から伝達された画像データに応じて、所定のシート(記録用紙)に対してモノクロ画像を形成するものである。図示すように、露光ユニット43、現像ユニット45、感光体47、帯電器49、クリーナユニット51、定着ユニット53と、用紙搬送路55、給紙トレイ57および排紙トレイ59等より構成されている。
帯電器49は、感光体47ドラムの表面を所定の電位に均一に帯電させるための、帯電手段である。
露光ユニット43としては、レーザー発光部61およびポリゴンミラー63を備えた、レーザスキャニングユニット(LSU)を用いている。本装置では、高速印字処理を行うために複数のレーザー光を利用し、照射タイミングの高速化を低減する2ビーム方式を採用している。露光ユニット43は、帯電器49によって均一に帯電された感光体47に入力された画像データに応じて露光することにより、感光体47の表面に、画像データに応じた静電潜像を形成するものである。
前記現像部としての現像ユニット45は感光体47上に形成された静電潜像を黒トナーで顕像化するものである。
クリーナユニット51は、現像・画像転写後における感光体47上の表面に残留したトナーを、除去・回収するものである。
さらに図示していないが、前記画像制御装置は、前述した各部の動作を制御する制御基板を有する。前記制御基板は、マイクロコンピュータ、ROM、RAM、不揮発性メモリ、入力回路、出力回路を含んで構成される。ROMは、マイクロコンピュータが実行する制御プログラムを格納する。RAMは、CPUにワークエリアを提供する。不揮発性メモリは、制御データを保持する。入力回路は、前記廃トナー検知部など印刷装置37各部の検知手段からの信号が入力される回路である。出力回路は、印刷装置37の各部の機構を動作させるためのアクチュエータやモータ、さらにレーザー発光部61などの負荷を駆動する回路である。
感光体47上で、現像ユニット45によって顕像化されたトナー画像は、転写ユニット65によって、用紙上に転写される。転写ユニット65は、静電像が有する電荷と逆極性の電界を用紙背面に印加する。これによって、感光体47上のトナー画像が用紙上に転写される。例えば、トナー画像が(−)極性の電荷を有している時は、転写ユニット65の印加極性は(+)極性となる。
本装置の転写ユニット65には、駆動ローラ、従動ローラで架橋され、所定の抵抗値(1×109〜1×1013Ω・cmの範囲)を有する転写ベルト67が配置されている。さらに、前記感光体47と転写ベルト67の接触部には前記駆動、従動ローラとは異なった導電性で転写電界を印加することが可能な弾性導電性ローラ69が配置されている。転写ユニット65で用紙上に転写された静電像(未定着トナー)は、定着ユニット53に搬送される事で未定着トナーが溶融され用紙上に定着される。
定着ユニット53は、加熱ローラ、加圧ローラを備えている。加熱ローラの外周部には用紙剥離爪、ローラ表面温度検出部材(サーミスター)、ローラ表面クリーニング部材が配置されている。また、その内周部には加熱ローラ表面を所定温度(定着設定温度:概ね160〜200℃)とする熱源(ヒータ)が配置されている。搬送される用紙は、前記加熱ローラと加圧ローラの圧接部に導かれる。圧接部において、用紙上の未定着トナーは、加熱ローラ表面の表面に接し、その熱で溶融される、同時に、加熱ローラと加圧ローラの圧接力による投鋲作用によって用紙上に定着される。
給紙トレイ57は、画像形成に使用するシート(記録用紙)を蓄積しておくためのトレイである。本装置では、画像形成部の下側、および側壁面に設けられている。より詳細には、画像形成部の下方に配置される給紙トレイ57は、各々のトレイに500〜1500枚のシートが収納可能である。他方、装置の側面には、給紙トレイ57よりもさらに多量のシートが収納可能な大容量給紙カセット71、並びに、主として、種々の種類のシートや不定型サイズのシートへの印字のために用いる手差しトレイ73が配置されている。
排紙トレイ59は、手差しトレイ73とは反対側の側面に配置されている。しかし、排紙トレイ59に変わって、排紙用紙の後処理装置(ステープル、パンチ処理等々)、複数段排紙トレイ59をオプションとして配置する事も可能な構成となっている。
定着ユニット53から排紙トレイ59に至る経路の途中には、分岐爪75と分岐路77が設けられている。分岐路77は、両面印字の場合、オモテ面に画像が転写された用紙の表裏を反転するスイッチバック部79へ導く経路である。スイッチバック部79へ導かれた用紙は、先端後端および表裏が反転した状態で折り返す。その後、用紙は、反転路81を経て転写ユニット65の上流側へ導かれる。その後、用紙は、転写ユニット65を通過する際にウラ面に画像が転写される。用紙が定着ユニット53を通過したとき、前記マイクロコンピュータは、分岐爪75の位置を再び切り換える。用紙は、排紙トレイ59へ排出される。
以上の用紙搬送に係る駆動制御は、前記マイクロコンピュータが用紙搬送に係る駆動モータの回転およびクラッチの離接を所定のタイミングで制御することによって実現される。
(各ページの印刷スケジュール管理)
ジョブが複数ページからなる場合、各ページの入力順序と出力順序とが一致しない場合がある。画像データ制御部39は、印刷のモードに応じて、各ページの出力順序を制御する。ページの入出力の順序が互いに異なる典型例として、両面印字を取り上げる。
図3は、原稿読取装置が両面原稿を読み取った画像データが入力され、その画像データを印刷装置37に両面印刷させるときの各ページの入出力順の順序を示す説明図である。図3に示すように、この実施の形態の原稿読取は、両面原稿の画像データを、「1頁オモテ」→「1頁ウラ」→「2頁オモテ」→「2頁ウラ」→「3頁オモテ」→「3頁ウラ」→「4頁オモテ」→「4頁ウラ」の順に読み取って、各ページの画像データを印刷制御装置11に入力する。一方、印刷装置37は、図3に模式的に示すように、1頁目のオモテ面に画像を転写した後、その用紙が分岐路77、スイッチバック部79および反転路81を経、裏面に画像が転写されるまでの間に、2〜4頁の3枚の用紙のオモテ面に順次画像を転写する。1頁目の裏面に画像を転写した後、2〜4頁の用紙の裏面に順次画像を転写する。従って、各頁の出力の順序は、「1頁オモテ」→「2頁オモテ」→「3頁オモテ」→「4頁オモテ」→「1頁ウラ」→「2頁ウラ」→「3頁ウラ」→「4頁ウラ」である。5頁以上のジョブについては、まず、前述したような4枚一組の用紙循環を1回以上繰り返した後、端数分の枚数の用紙を循環させる。何枚を循環の単位とするかは、印刷する用紙のサイズに応じて予め定められている。
(圧縮伸張部の資源管理)
次に、各ページの圧縮処理および伸張処理を行う圧縮伸張部21の資源管理について説明する。図4は、この発明に係る圧縮伸張部21が、1ページの圧縮伸張を行う際、資源としての圧縮伸張器の割り当てを説明する説明図である。図4(a)に示すように、圧縮伸張部21は、3つの圧縮伸張器を有している。各圧縮伸張器の機能および能力は互いに等しい。圧縮伸張のスループットを向上させるため、画像データ制御部39は、各ページを複数のバンドに分割して並列処理させる。図4の例では、1ページを5つのバンドA〜Eに分割して処理している。さらに、圧縮処理と伸張処理とが並行して行われる場合を示している。
図4(b)は、画像データ制御部39が各バンドに圧縮伸張器を割り当てる順序の一例を示している。図4(b)で、横軸は時間である。説明を簡単にするため、各バンドの圧縮伸張時間は一定とする。画像データ制御部39は、圧縮伸張器1に、圧縮処理するページのバンドAを割り当てる。この処理は、図4(b)で「圧縮A」で示す処理である。さらに画像データ制御部39は、圧縮伸張器2に圧縮処理するページのバンドBを割り当て、圧縮伸張器3に圧縮処理するページのバンドCを割り当てる。各圧縮伸張器に処理が割り当てられたので、他の処理は、圧縮A、圧縮B、圧縮Cの各処理の終了を待つ。時刻T1で圧縮A、圧縮Bおよび圧縮Cが終了すると、画像データ制御部39は、圧縮伸張器1に圧縮処理のバンドD、圧縮伸張器2に圧縮処理のバンドEを割り当てる。
さらに、圧縮伸張器3に、伸張処理するページのバンドAを割り当てる(伸張A)。時刻T2で、圧縮D、圧縮E、伸張Aの各処理が終了する。次に、画像データ制御部39は、圧縮伸張器1に伸張B、圧縮伸張器2に伸張C、圧縮伸張器3に伸張Dの各処理を割り当てる。時刻T3で、各処理が終了する。さらに、画像データ制御部39は、圧縮伸張器1に伸張Eを割り当てる。時刻T4で伸張Eが終了し、1ページのバンドA〜Eの伸張がすべて完了する。即ち、時刻T4で、印刷装置37へ出力する1ページの画像データが全て復元される。
印刷装置37の印字速度、換言すれば、各ページを印刷する時間間隔は、図4(b)ではT4より長いTp1である。この場合、印刷装置37の印字間隔Tp1より短い期間で印刷制御装置11が次のページの画像データを準備することができる。従って、入出力を並行処理しても、印字速度が印刷装置37の最大能力を下回ることがない。しかし、印刷装置37の印字間隔がT4よりも短い場合、印刷すべきページの画像データが準備できるまで、各ページを印刷する時間間隔を広げなければならない。各ページの時間間隔は、印刷装置37に能力があっても、T4以下にできない。
図4(c)は、資源としての圧縮伸張器を伸張処理に優先的に割り当て、出力のスループットを向上させる例を示している。図4(c)の例では、画像データ制御部39は、圧縮A、圧縮B、圧縮C、圧縮Dを各圧縮伸張器に割り当てた後、伸張A、伸張B、伸張C、伸張D、伸張Eを各圧縮伸張器に割り当てる。その後、圧縮Eを圧縮伸張器1に割り当てている。この場合、出力するページの伸張処理は時刻T3で完了する。従って、印刷装置37の各ページの印字間隔がT3より長ければ、印刷装置37は画像データの準備が整うまで待たされることがない。伸張処理の優先度を上げることで、資源としての圧縮伸張器が十分に割り当てられるようになり、出力側のスループットが改善されることがわかる。
しかし、図4(c)を図4(b)と比べると、出力側のスループットは向上しているが、入力側のスループットは優先度が下がったことによって下がっている。入力側については、1ページの入力を終了するまでに時間T4を要している。入出力を通してみると、スループットは図4(b)と変わらない。これは、入出力を合わせてみたとき、必要な資源が変わらないので当然の結果ともいえる。
そこでさらに、テンポラリメモリ33を有効に活用することによって圧縮および伸張処理に必要な資源を減らすように工夫する。
具体的には、画像データ制御部39およびメモリ管理部41は、次の原則に従って、各ページの格納領域を割り当てる。
(1)全てのページの画像データを二次記憶部23に格納する。
(2)二次記憶部23に画像データが格納された後も、一次記憶部19に残った画像デー タは他のページのために開放する必要が生じるまで保持しておく。
(3)新たな格納領域をページバッファとして確保する場合、空き領域があればまず空き 領域を確保する。空き領域がない場合は、テンポラリメモリ33を確保する。入力 側については、テンポラリメモリ33もない場合は、次のページの入力を保留する 。
(4)出力側は、印刷装置37の動作に応じて常に画像データを出力できるように、常に 2ページ分の格納領域を確保しておく。1ページは、印刷装置37からの要求に応 じて画像データを出力できる状態のページバッファである。他の1ページは次に出 力すべきページの画像データの準備に使用するページバッファである。残りの格納 領域は、入力側の処理に割り当てる。出力側の処理は、印刷装置37からの出力要 求に対して処理が留保されることがないようにする。
(5)圧縮伸張器は、伸張処理に優先して割り当てる。資源に余裕があれば、圧縮処理に 割り当て、並行処理する。
(ジョブ進行に沿う資源割り当ての推移1)
図5、図6は、この発明に係る資源管理の手法に基づいておこなわれるジョブ進行の各段階と、各段階における格納領域の割り当てを示す説明図である。図5、図6の各図に示す実施形態において、一次記憶部19は、「格納領域1」〜「格納領域5」で示す5ページ分のページバッファを提供する。ただし、これは、単なる一例であって、一次記憶部19の容量がこれに限定されるものではない。
各格納領域の右欄には、処理の状態を入力、出力別に記している。入力側の処理の状態は、「入力」、「待ち」、「圧縮」および「保持」のいずれかである。出力側の処理の状態は、「伸張」、「保持」、「出力」のいずれかである。「入力」は、ページバッファが、入力部13から画像データを入力するために使用されている状態を示している。「待ち」は、画像データが入力されたページバッファが圧縮処理を待っている状態を示している。この状態は、資源としての圧縮伸張器が他のページの処理に全て使用されており、対象とするページの処理が待たされている状態である。
「圧縮」は、資源としての圧縮伸張器が確保され、ページバッファ中の画像データが、圧縮処理中の状態を示している。「保持」は、圧縮処理が終了し、ページバッファに処理済の画像データが保持されている状態を示している。この状態のページバッファが、テンポラリメモリ33に分類される。また、出力メモリ31において、「伸張」は、ページバッファが伸張処理に使用中の状態を示している。「出力」は、ページバッファが印刷装置37へのデータ出力に使用中の状態を示している。「保持」は、出力画像データをテンポラリメモリ33から出力するために、出力用のページバッファとして確保している状態である。なお、入力側が入力処理中あるいは圧縮処理中であっても、出力用に画像データを確保しておく場合がある。その場合、例えば、入力側の処理状態が「圧縮」であり、かつ、出力側の処理状態が「保持」である。
画像データ制御部39は、5ページ分のページバッファのうち、2ページ分を常に出力メモリ31として割り当てる。より詳細には、1ページ分のページバッファを、画像データを印刷装置37へ出力する処理のために確保する。さらに、他の1ページ分のページバッファを、伸張処理に使用するページバッファとして確保する。ただし、出力メモリ31として割り当てられるページバッファ領域は特定の格納領域に固定されない。出力メモリ31として、2ページ分のページバッファがどこかの領域に確保される。
各図の左端の欄に示す「段階」は、ジョブの進行に伴って、各ページに割り当てられる格納領域の推移を示している。入力側の処理と出力側の処理は非同期に進行する。しかし、説明を判り易くするため、図5、図6では、出力側の処理の状態、即ち、「伸張」または「保持」、「出力」の推移に合わせて入力側の処理の状態(「入力」、「待ち」、「圧縮」、「保持」の変化の時機を記している。これは、図5、図6の縦欄の数を減らして表を見易くするためであって、入力側の処理と出力側の処理とは独立して進行するものである。従って、各段階の処理の記載は、入力側と出力側を分けている。原則的に、優先的に資源を割当てる出力側について、先に説明している。なお、時間の経過と共に、ジョブは、図5、図6の上側から下側へ進行する。
さらに、説明を判り易くするため、図5、図6では、資源管理上の制約条件を単純化している。制約条件は、次のとおりである。
(1)資源として割り当てられ、並行動作可能な圧縮伸張器は、3つある。各ページの圧 縮処理を1段階で完了するために、2つの資源が使用される。また、各ページの伸 張処理を1段階で完了するために、2つの資源が使用される。
(2)各ページの圧縮処理に1つの資源しか割り当てられない場合は、2段階で圧縮処理 が完了する。また、各ページの伸張処理に1つの資源しか割り当てられない場合は 、2段階で伸張処理が完了する。
(3)圧縮処理と伸張処理が並行処理される場合、伸張処理を優先処理する。この場合、 伸張処理には2つの資源が割り当てられ、1段階で処理が終了する。一方、圧縮処 理には1つの資源が割り当てられ、2段階で処理が終了する。
以上のルールを適用することによって、この発明の本質の理解がより容易になるが、この発明は、前述の条件に限定されるものではない。
以下、図5に示す実施形態の各段階を説明する。図5に示す実施の形態では、次のページを入力する際、空き領域がないためにテンポラリメモリ33を開放する場合、メモリ管理部41は、出力順の最も早いページを開放の対象とする。
段階1で、画像データ制御部39は、1ページ目の入力原稿(1ペ―ジのオモテ面。図5で「1オモテ」と表記)用のページバッファを格納領域1に確保し、当該ページの画像データを読み込むようにする(入力処理。処理の状態は「入力」)。段階1で、格納領域1は、入力メモリ29であり、他は空き領域である。
段階2で、画像データ制御部39は、1頁オモテ面の圧縮処理を実行する(処理の状態「圧縮」)と共に、2ページ目の原稿(1ページのウラ面。図5で「1ウラ」と表記)用のページバッファを空き領域の格納領域2に確保し、当該ページの画像データを読み込む。段階2で、圧縮伸張器の2つの資源は、「1オモテ」の圧縮処理のみに用いられ、他に並行処理するものがない。従って、制約条件に従い、1オモテの圧縮処理は段階2で終了する。格納領域1、2は、入力メモリ29であり、他は空き領域である。
段階3で、画像データ制御部39は、「1ウラ」の圧縮処理を実行すると共に、3ページ目の原稿、「2オモテ」用のページバッファを空き領域である格納領域3に確保し、当該ページの入力処理を実行する。既に圧縮処理が終了した「1オモテ」は、その画像データが保持される(処理の状態「保持」)。段階3において、格納領域1は、テンポラリメモリ33、格納領域2、3は入力メモリ29、他は空き領域である。圧縮伸張器の資源は、「1ウラ」の圧縮処理のみに用いられるので、2つの資源が割り当てられ、1ウラの圧縮処理は段階3で終了する。
段階4で、画像データ制御部39は、「2オモテ」の圧縮処理を実行すると共に、4ページ目の原稿、「2ウラ」用のページバッファを確保する。ここで、メモリ管理部41は、2つの領域を常に出力側の処理用に確保しておく原則に沿って、空き領域である格納領域4、5を出力側のために確保する。従って、「2ウラ」用のページバッファは、テンポラリメモリ33のうち、最先の出力順である「1オモテ」用のページバッファを開放する。そして、開放された格納領域1を「2ウラ」用のページバッファとして確保する。
画像データ制御部39は、当該ページの入力処理を実行する。圧縮処理が終了した「1ウラ」は、画像データが保持される。段階4において、格納領域2は、テンポラリメモリ33、格納領域1、3は入力メモリ29、格納領域4,5は空き領域である。圧縮伸張器の資源は、「2オモテ」の圧縮処理のみに用いられるので、2オモテの圧縮処理は段階4で終了する。なお、以上の段階1〜4では、出力側の処理は未だ開始していない。印刷装置37は、例えば電子写真プロセスの準備段階であったり、用紙の給紙段階であったりする。
段階5で、画像データ制御部39は、最初の出力ページ、「1オモテ」を格納領域5に準備すると共に、次のページ「3オモテ」の入力処理を実行する。「1オモテ」は、段階4終了時点でテンポラリメモリ33に存在しないので、出力すべき「1オモテ」の画像データは、二次記憶部23から伸張し、出力用に確保されていた格納領域4に復元する(処理の状態「伸張」)。ここで、所定期間内に伸張処理を完了させるため、2つの圧縮伸張器が「1オモテ」の伸張処理に優先的に割り当てられる。残る1つの資源は、並行して実行する「2ウラ」の圧縮処理に割り当てられる。制約条件から、「2ウラ」の圧縮処理は、段階5で完了せず、次の段階6でも実行される。
段階6で、画像データ制御部39は、伸張処理を終えた「1オモテ」を印刷装置37へ出力する(出力処理。処理の状態「出力」)。さらに、次に出力すべき「2オモテ」の画像データを出力側のために確保されていた空き領域の格納領域5に復元する。「2オモテ」は、段階5終了時点で入力メモリ29にもテンポラリメモリ33にも存在しないので、二次記憶部23から伸張処理を実行して準備する。さらにまた、メモリ管理部41は、段階5終了時点で唯一のテンポラリメモリ33である「1ウラ」のページバッファを開放し、開放された格納領域2を「3ウラ」用のページバッファとして確保する。画像データ制御部39は、確保されたページバッファを用いて「3ウラ」の入力処理を実行する。2つの圧縮伸張器は、「2オモテ」の伸張処理に優先して割り当てられ、残りの1つが「2ウラ」の圧縮処理に割り当てられる。「2ウラ」の圧縮処理は、段階5から継続している処理であって、段階6で終了する。格納領域3では、「3オモテ」の入力が完了しているが、圧縮処理を開始するための資源がない。圧縮伸張器が「2オモテ」の伸張処理と「2ウラ」の圧縮処理に使用されているためである。従って、「3オモテ」は、処理待ちの状態になる(処理の状態「待ち」)。
段階7で、画像データ制御部39は、「2オモテ」の出力処理を実行すると共に「3オモテ」のデータを準備する。この段階で、「3オモテ」はテンポラリメモリ33には存在しないが、入力メモリ29として存在する。そこで、「3オモテ」は、格納領域3に入力メモリ29として存在するので、この画像データを出力用に保持する(処理の状態「保持」)。伸張処理は実行しない。2つの圧縮伸張器が、「3オモテ」の圧縮処理に割り当てられる。「3オモテ」の圧縮処理は、段階7で終了する。しかし、資源に余裕があるので、「3ウラ」の圧縮処理も残りの1つの資源を用いて並行処理する。「3ウラ」の圧縮処理は、段階7で終了せず、段階8へ続く。入力側について、メモリ管理部41は、段階6終了時点で「1オモテ」の出力が完了して空き領域になる格納領域4を「4オモテ」のページバッファとして確保する。
段階8で、画像データ制御部39は、「3オモテ」の出力処理を行う。さらに、格納領域4の「4オモテ」を出力用のデータとして保持する。伸張処理を実行しないので、「3ウラ」の圧縮処理の他に、「4オモテ」の圧縮処理を並行処理する。「3ウラ」の圧縮処理は1つの資源で足りるので、「4オモテ」の圧縮処理に2つの資源を割り当てる。また、段階7の終了時点で「2オモテ」の出力が完了して空き領域になる格納領域5を「4ウラ」のページバッファとして確保する。
段階9で、画像データ制御部39は、「4オモテ」の出力処理を実行する。さらに、「1ウラ」の出力用のデータを準備する。「1ウラ」は、段階8の終了時点で入力メモリ29にもテンポラリメモリ33にも存在しない。そこで、伸張処理を実行して「1ウラ」の画像データを復元する。伸張処理に先立って、メモリ管理部41は、段階8の終了時点で「3オモテ」の出力を完了して空き領域になった格納領域3を「1ウラ」の出力用のページバッファとして確保する。段階9では圧縮伸張器が伸張処理に優先的に割り当てられるので、「4ウラ」の圧縮処理だけが1つの資源を用いて並行処理される。さらに、メモリ管理部41は、段階8の終了時点でテンポラリメモリ33である「2ウラ」と「3ウラ」のうち、最先の出力順の「2ウラ」を開放し、開放された格納領域1を「5オモテ」の入力用のページバッファとして確保する。
段階10で、画像データ制御部39は、「1ウラ」の出力処理を実行する。さらに、「2ウラ」の画像データを準備する。「2ウラ」は、段階8の終了時点で入力メモリ29にもテンポラリメモリ33にも存在しない。そこで、伸張処理を実行して「2ウラ」の画像データを復元する。伸張処理に先立って、メモリ管理部41は、段階9の終了時点で「4オモテ」の出力を完了して空き領域になった格納領域4を「2ウラ」の出力用のページバッファとして確保する。さらに、メモリ管理部41は、段階9の終了時点で唯一のテンポラリメモリ33である「3ウラ」を開放し、開放された格納領域2を「5ウラ」の入力用のページバッファとして確保する。段階10で、「5オモテ」は、「待ち」の状態になる。
それ以降も、画像データ制御部39は、圧縮伸張器の割り当てと、ページバッファの開放と確保をおこなう。簡単に説明すると、段階11で、画像データ制御部39は、「2ウラ」の出力処理と「3ウラ」の伸張処理を実行する。「3ウラ」のページバッファは、「1ウラ」の出力完了後に開放された格納領域3に確保される。「5オモテ」が並行して圧縮処理されるが、「5ウラ」は、圧縮伸張器の資源がないために「待ち」の状態になる。また、段階10の終了後時点で、「4ウラ」の圧縮処理が完了した格納領域5を「6オモテ」用のページバッファとして確保する。
段階12で、画像データ制御部39は、「3ウラ」の出力処理と「4ウラ」の「伸張」を実行する。メモリ管理部41は、「2ウラ」の出力を完了した空き領域4に「4ウラ」用のページバッファを確保する。さらにまた、段階12で「5オモテ」の圧縮処理を完了する。
段階13で、画像データ制御部39は、「4ウラ」の出力処理と「5オモテ」の「保持」を実行する。さらに、メモリ管理部41は、「3ウラ」の出力を完了した空き領域に「6ウラ」用のページバッファを確保する。さらにまた、「5ウラ」の圧縮処理に2つの資源を割り当てて圧縮処理を完了し、残る1つの資源で「6オモテ」の圧縮処理を並行処理する。
段階14で、画像データ制御部39は、「5オモテ」の出力処理と「6オモテ」の「保持」を実行する。さらに、メモリ管理部41は、「4ウラ」の出力を完了した空き領域に「7オモテ」用のページバッファを確保する。さらにまた、「6オモテ」の圧縮処理に1つの資源を割り当てて圧縮処理を完了し、残る2つの資源で「6ウラ」の圧縮処理を並行処理して完了する。
段階15で、画像データ制御部39は、「6オモテ」の出力処理と「7オモテ」の「保持」を実行する。さらに、メモリ管理部41は、「5オモテ」の出力を完了した空き領域に「7ウラ」用のページバッファを確保する。さらにまた、「7オモテ」の圧縮処理を完了する。
段階16で、画像データ制御部39は、「7オモテ」の出力処理と「5ウラ」の「保持」を実行する。また、「7ウラ」の圧縮処理を完了する。なお、最終ページの「7ウラ」のページバッファは段階15で確保されているので、段階16以降、新たなページバッファの確保はおこなわない。
段階17で、画像データ制御部39は、「5ウラ」の出力処理と「6ウラ」、「7ウラ」の「保持」を実行する。
段階18で、画像データ制御部39は、「6ウラ」の出力処理と「7ウラ」の「保持」を実行する。
段階19で、画像データ制御部39は、「7ウラ」の出力処理を実行する。
以上の手順で、1段階ずつ各ページの出力が進行し、また、出力と並行して入力側の処理が進行し、ジョブが完了する。
(ジョブ進行に沿う資源割り当ての推移2)
図6は、図5と異なる態様の実施形態であり、メモリ管理部41が、テンポラリメモリ33を開放する場合、出力順が後のページを開放する例を示している。
図6に示す実施形態で、段階8までの進行は、図5と同じである。段階9の出力側の処理も図5に示す実施形態と同様である。
段階9で、メモリ管理部41は、段階8の終了時点でテンポラリメモリ33である「2ウラ」と「3ウラ」のうち、出力順が後の「3ウラ」を開放し、開放された格納領域2を「5オモテ」の入力用のページバッファとして確保する。
段階10で、画像データ制御部39は、「1ウラ」の出力処理を実行する。さらに、「2ウラ」の出力のために、テンポラリメモリ33である格納領域1を保持する。さらに、メモリ管理部41は、段階9の終了時点で「4オモテ」の出力を完了して空き領域になった格納領域4を「5ウラ」の入力用のページバッファとして確保する。段階10では、伸張処理を実行しない。そこで、「4ウラ」の圧縮処理に1つの圧縮伸張器を割り当て、残る2つの資源を、「5オモテ」の圧縮処理に割り当て、圧縮処理を並行処理する。「5オモテ」の圧縮処理は、段階10で完了する。
段階11で、画像データ制御部39は、「2ウラ」の出力処理と「3ウラ」の伸張処理を実行する。「3ウラ」のページバッファは、「1ウラ」の出力完了後に開放された格納領域3に確保される。さらに、「3ウラ」の伸張処理と並行して、「5ウラ」の圧縮処理を実行する。
段階12で、画像データ制御部39は、「3ウラ」の出力処理と「4ウラ」の「伸張」を実行する。メモリ管理部41は、「2ウラ」の出力を完了した空き領域に伸張処理用のページバッファを確保する。また、「5オモテ」の圧縮を完了した格納領域に「6ウラ」用のページバッファを確保する。さらにまた、「5ウラ」の圧縮処理を完了する。「6オモテ」の圧縮処理は、資源がないために「待ち」になる。
段階13で、画像データ制御部39は、「4ウラ」の出力処理と「5オモテ」の伸張処理を実行する。メモリ管理部41は、「3ウラ」の出力を完了した空き領域に伸張処理用のページバッファを確保する。さらにまた、「6オモテ」の圧縮処理を並行処理する。また、「5ウラ」の圧縮処理が完了した格納領域4に、「7オモテ」用のページバッファを確保する。
段階14で、画像データ制御部39は、「5オモテ」の出力処理と「6オモテ」の「保持」を実行する。さらに、メモリ管理部41は、「4ウラ」の出力を完了した空き領域に「7ウラ」用のページバッファを確保する。段階14では、伸張処理を実行しないので、「6オモテ」の圧縮処理に1つの圧縮伸張器を割り当て、さらに、残る2つの資源を、「6ウラ」の圧縮処理に割り当てて両者を並行処理する。「6オモテ」および「6ウラ」の圧縮処理は、段階14で完了する。
段階15で、画像データ制御部39は、「6オモテ」の出力処理と「7オモテ」の「保持」を実行する。さらにまた、「7オモテ」の圧縮処理を完了し、「7ウラ」の圧縮処理を並行処理する。なお、最終ページの「7ウラ」のページバッファは段階14で確保されているので、段階15以降、新たなページバッファの確保はおこなわない。
段階16で、画像データ制御部39は、「7オモテ」の出力処理と「5ウラ」の「伸張」を実行する。また、「7ウラ」の圧縮処理を完了する。
段階17で、画像データ制御部39は、「5ウラ」の出力処理と「6ウラ」および「7ウラ」の「保持」を実行する。
段階18で、画像データ制御部39は、「6ウラ」の出力処理と「7ウラ」の「保持」を実行する。
段階19で、画像データ制御部39は、「7ウラ」の出力処理を実行する。
以上の手順で、1段階ずつ各ページの出力が進行し、また、出力と並行して入力側の処理が進行し、ジョブが完了する。
(画像データ制御部の処理手順)
以下に、画像データ制御部39の処理手順の概要を説明する。説明は、入力側の処理と出力側の処理に分けておこなう。まず、入力側の処理について説明する。図7は、画像データ制御部39が、各ページの入力処理を行う手順を示すフローチャートである。図7の実施形態では、外部から受信した印字データを展開して、各ページの画像データを得ている。図7に示すように、画像データ制御部39は、メモリ管理部41に対して、対象ページの格納領域を確保するように指示する。メモリ管理部41は、指示に応じて格納領域を確保する(ステップS11)。格納領域が確保されたら(ステップS13)、対象ページの印字データを画像データに展開処理して、格納領域に格納する(ステップS15)。対象ページの展開処理が終了し、全ての画像データが入力されたら(ステップS17)、画像データ制御部39は、入力された画像データを圧縮して二次記憶部に格納する処理を行う(ステップS19)。処理に必要な圧縮伸張器が確保できて、圧縮処理が完了すると(ステップS21)、入力側の処理は終了する。
次に、出力側の処理について説明する。図8は、画像データ制御部39が、各ページの出力処理を行う手順を示すフローチャートである。図8に示すように、画像データ制御部39は、まず、対象ページの出力用の画像データの準備をおこなうための格納領域を確保するようメモリ管理部41に指示する。指示を受けたメモリ管理部41は、対象ページの画像データが一次記憶部のいずれかの格納領域にあるか否かを調べる(ステップS31)。画像データが一次記憶部に存在する場合、メモリ管理部41は、当該画像データを出力用に確保させる(ステップS33)。一方、画像データが一次記憶部に存在しない場合は、二次記憶部から伸張処理して画像データを準備する。そこで、画像データ制御部39は、伸張処理に用いる格納領域を確保するようにメモリ管理部41に指示する(ステップS35)。前述したように、画像データ制御部39は、出力用の画像データの格納領域が遅滞なく確保できるように、一次記憶部の格納領域の割り当てを管理している。格納領域が確保されたら、その格納領域を用いて伸張処理を行い、出力用の画像データを得る(ステップS37)。
以上のようにして、出力用の画像データが準備できたら、画像データ制御部39は、印刷装置37からの出力要求が来るのを待つ(ステップS39)。印刷装置37の出力要求に応じて、画像データ制御部39は、準備された画像データを出力する(ステップS41)。出力を終えたら(ステップS43)、その格納領域を開放するようにメモリ管理部41に指示し(ステップS45)、出力処理を終了する。
図9は、図7のステップS11および図8のステップS35で、メモリ管理部41が、対象ページの格納領域を確保する処理の手順の詳細を示すフローチャートである。図9に示すように、メモリ管理部41は、一次記憶部に開放された領域(空き領域)が存在するか否かを調べる(ステップS51)。空き領域があれば、空き領域を格納領域として確保する(ステップS53)。複数の空き領域がある場合は、どの領域を確保してもかまわない。空き領域がない場合、既に圧縮処理を終了したテンポラリメモリがあるか否かを調べる(ステップS55)。テンポラリメモリがあれば、それを格納領域として確保する(ステップS57)。
複数のテンポラリメモリがある場合、例えば、出力順の最も早いページに割り当てられたテンポラリメモリを開放し、対象ページの格納領域として確保してもよい。これは、図5の態様に対応する。あるいは、出力順が後のページに割り当てられたテンポラリメモリを開放し、対象ページの格納領域として確保してもよい。これは、図6の態様に対応する。そのほか、例えば、入力の最も早いページに割り当てられたテンポラリメモリを開放する態様や、入力の最も遅いページに割り当てられたテンポラリメモリを開放する態様も考えられる。
前記ステップS55において、テンポラリメモリがない場合、ルーチンは、ステップS51へ進み、新たに空き領域またはテンポラリメモリができるまで待つ。
最後に、前述した実施の形態の他にも、この発明について種々の変形例があり得ることは明らかである。そのような変形例は、この発明の特徴及び範囲に属さないと解されるべきものではない。本発明の範囲には、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更とが含まれることが意図される。
この発明の印刷制御装置の構成を示すブロック図である。 この発明に係る印刷装置の構成を示す説明図である。 原稿読取装置が両面原稿を読み取った画像データが入力され、その画像データを印刷装置に両面印刷させるときの各ページの入出力順の順序を示す説明図である。 この発明に係る圧縮伸張部が、1ページの圧縮伸張を行う際、資源としての圧縮伸張器の割り当てを説明する説明図である。図4(a)に示すように、圧縮伸張部は、3つの圧縮伸張器を有している。 この発明に係る資源管理の手法に基づいておこなわれるジョブ進行の各段階と、各段階における格納領域の割り当てを示す説明図である。 この発明に係る資源管理の図5と異なる手法に基づいておこなわれるジョブ進行の各段階と、各段階における格納領域の割り当てを示す説明図である。 この発明に係る画像データ制御部が、各ページの入力処理を行う手順を示すフローチャートである。 この発明に係る画像データ制御部が、各ページの出力処理を行う手順を示すフローチャートである。 この発明に係るメモリ管理部が、対象ページの格納領域を確保する処理の手順の詳細を示すフローチャートである。
符号の説明
11・・・印刷制御装置
13・・・入力部
15・・・画像処理部
17・・・データ展開部
19・・・一次記憶部
21・・・圧縮伸張部
23・・・二次記憶部
25・・・出力部
27・・・処理制御部
29・・・入力メモリ
31・・・出力メモリ
33・・・テンポラリメモリ
35・・・スケジュール管理部
37・・・印刷装置
39・・・画像データ制御部
41・・・メモリ管理部
43・・・露光ユニット
45・・・現像ユニット
47・・・感光体
49・・・帯電器
51・・・クリーナユニット
53・・・定着ユニット
55・・・用紙搬送路
57・・・給紙トレイ
59・・・排紙トレイ
61・・・レーザー発光部
63・・・ポリゴンミラー
65・・・転写ユニット
67・・・転写ベルト
69・・・弾性導電性ローラ
71・・・大容量給紙カセット
73・・・手差しトレイ
75・・・分岐爪
77・・・分岐路
79・・・スイッチバック部
81・・・反転路

Claims (6)

  1. 1以上のページからなる画像データを格納するための一次記憶部と、
    1ページの画像データを格納する格納領域を一次記憶部内に確保し、かつ確保された格納領域を開放するメモリ管理部と、
    確保された各格納領域に画像データを入力する入力部と、
    各格納領域の画像データを圧縮して圧縮データを生成し、かつ、圧縮データを伸張してもとの画像データを復元する圧縮伸張部と、
    圧縮データを格納する二次記憶部と、
    圧縮データから復元された画像データもしくは一次記憶部に格納された画像データを外部の印刷装置へ出力する出力部と、
    画像データを制御する画像データ制御部とを備え、
    画像データ制御部は、メモリ管理部に入力すべきページごとの格納領域を確保させ、確保された格納領域へ画像データを入力させ、入力された画像データの圧縮データを圧縮伸張部に生成させ、出力すべきページの画像データが一次記憶部に格納されているか否かを判断し、格納されていない場合は、二次記憶部に格納された圧縮データを圧縮伸張部に伸張させた後、伸張された画像データを出力部に出力させ、格納されている場合は、一次記憶部の画像データを出力部に出力させるように画像データの流れを制御し、
    前記メモリ管理部は、格納領域を確保する際、開放されている空き領域があれば、当該空き領域を確保し、空き領域がない場合は圧縮データが既に生成された他のページの格納領域を開放して入力すべきページのために確保することを特徴とする印刷制御装置。
  2. 前記画像データ制御部は、1ページあるいは一連のページからなるジョブを単位として画像データの流れを制御し、ジョブの開始前に他のジョブに係る格納領域を前記メモリ管理部に開放させる請求項1記載の印刷制御装置。
  3. 出力すべき各ページの順序を格納するスケジュール管理部をさらに備え、
    メモリ管理部は、格納領域を開放するとき、圧縮データが既に生成された格納領域のうち最も先に出力すべき格納領域を開放する請求項1記載の印刷制御装置。
  4. 出力すべき各ページの順序を格納するスケジュール管理部をさらに備え、
    メモリ管理部は、格納領域を開放するとき、圧縮データが既に生成された格納領域のうち最も後に出力すべき格納領域を開放する請求項1記載の印刷制御装置。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の印刷制御装置と、
    印刷制御装置から出力された画像データを印刷する印刷部とを備えてなる印刷装置。
  6. 画像データをページ単位で格納する格納領域を一次記憶部内に確保する領域確保ステップと、
    一次記憶部内に確保された格納領域に画像データを入力するステップと、
    格納された画像データを圧縮して圧縮データを生成し、生成された圧縮データを二次記憶部に格納するステップと、
    出力すべき画像データが一次記憶部に格納されているか否かを判断するステップと、
    出力すべき画像データが一次記憶部に格納されていないときに、当該ページの画像データの格納領域を確保し、二次記憶部に格納された圧縮データを伸張し、確保された領域に画像データを復元する復元ステップと、
    一次記憶部内の画像データを印刷装置へ出力するステップと
    をコンピュータに実行させ、
    前記領域確保ステップおよび復元ステップにおいて格納領域を確保する際、他のページの画像データが格納されていない空き領域があれば、当該空き領域を格納領域として確保し、空き領域がない場合は、圧縮データが既に生成された格納領域を開放して新たに確保することを特徴とする印刷制御方法。
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