JP7286871B2 - 相関関係導出方法、および、相関関係導出装置 - Google Patents

相関関係導出方法、および、相関関係導出装置 Download PDF

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Description

本開示は、相関関係導出方法、および、相関関係導出装置に関する。
一般に、石炭焚ボイラにおいては、微粉炭の燃焼によって燃焼ガス中に溶融した灰が発生する。このため、灰が石炭焚ボイラ本体内の炉壁や伝熱管に付着して堆積する、いわゆるスラッギングやファウリングといったトラブルが生じる。このような灰の付着・堆積が生じると、炉壁や伝熱管による伝熱面での収熱が大幅に低下する虞がある。また、巨大なクリンカが炉壁面に積層すると、クリンカが落下することによって炉内圧の大きな変動が生じたり、炉底を詰まらせたりするといった不具合が生じる。
特に火炉の上部に設けられる二次過熱器、三次過熱器、最終過熱器、二次再熱器からなる上部伝熱部は、狭い間隔で配置した伝熱管の間を燃焼ガスが流動して熱交換を行う構造を有している。このため、上部伝熱部に灰が付着すると、炉内圧が大きく変動したり、ガス流路が閉塞されたりしてしまい、石炭焚ボイラの運転停止を余儀なくされることになる。
したがって、石炭焚ボイラを安定して運転するためには、石炭燃料の燃焼時に灰が付着する可能性を事前に予測することが必要である。
このため、従来、灰の付着が起こる可能性を指標として表すことが試みられ、灰含有元素を酸化物で表した灰組成に基づいた灰に関する指標と評価基準が一般に用いられてきた(例えば、非特許文献1参照)。
上記非特許文献1に示された灰に関する指標と評価基準は、灰の付着等の問題が少ない良質炭である瀝青炭を対象として定められている。
しかし、非特許文献1に示される指標と灰の付着との関係は必ずしも一致した傾向にはなく、高い信頼性をもった指標でないことが指摘されていた。このため、上記した従来の指標では、低品位炭とされる、例えば、亜瀝青炭、高シリカ炭、高S分炭、高カルシウム炭、高灰分炭等は炭種によって使用できないという問題を有していた。また、従来の指標では問題ないとされた石炭を用いて灰障害が発生することがあった。
一方、近年では、良質炭の産出量が減少して安定した入手が困難となったことや経済性等の面から、低品位炭を利用する需要が高まってきている。このため、これらの低品位炭の燃焼によって生じる灰にも対応できる新しい灰付着に関する指標が必要になってきている。
こうした要求を踏まえ、低品位炭を含む様々な種類の固体燃料を混合した場合の所定の雰囲気温度におけるスラグ粘性に基づいて灰付着特性を評価するものが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2011-80727号公報
Understanding slagging and fouling in pf combustion(IEACR/72),1994
しかしながら、特許文献1に開示されているように、スラグ粘性を化学組成等に基づいて算出した数値から、実際のボイラ内でのスラグの付着挙動を的確に把握することは、知見の少ない亜瀝青炭等の低品位炭にとっては困難である。さらに、高温となる雰囲気温度(例えば、1300℃)において石炭等の固体燃料を加熱してスラグ粘性を測定・算出することは、現実問題として困難であると考えられる。そこで、灰に関する新たな指標の開発が希求されている。
本開示は、このような課題に鑑み、灰に関する新たな指標を導出することが可能な相関関係導出方法および相関関係導出装置を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本開示の一態様に係る相関関係導出方法は、石炭を灰化して石炭灰を生成する工程と、石炭焚ボイラの燃焼温度範囲内における所定の加熱温度で石炭灰を加熱し、焼結灰を生成する工程と、焼結灰の硬度を測定する工程と、硬度となる石炭を石炭焚ボイラで燃焼させて排ガス温度を測定する工程と、硬度と排ガス温度との相関関係を導出する工程と、を含む。
上記課題を解決するために、本開示の一態様に係る相関関係導出装置は、石炭焚ボイラの燃焼温度範囲内における所定の加熱温度で石炭灰を加熱して得られる焼結灰の硬度と、硬度となる石炭を石炭焚ボイラで燃焼させた場合の排ガス温度との相関関係を導出する相関関係導出部を備える。
本開示によれば、灰に関する新たな指標を導出することが可能となる。
図1は、石炭焚ボイラの一例を示す側断面図である。 図2は、第1の実施形態に係る石炭焚ボイラ灰付着予測装置を説明する図である。 図3は、第1の実施形態に係る石炭焚ボイラ灰付着予測方法の処理の流れを示すフローチャートである。 図4は、硬度と排ガス温度との相関関係を説明する図である。 図5は、第2の実施形態に係る石炭焚ボイラ灰付着防止装置を説明する図である。 図6は、第2の実施形態に係る石炭焚ボイラ灰付着防止方法の処理の流れを示すフローチャートである。 図7は、第3の実施形態に係る石炭焚ボイラ運用装置を説明する図である。 図8は、第3の実施形態に係る石炭焚ボイラ運用方法の処理の流れを示すフローチャートである。
以下に添付図面を参照しながら、本開示の実施形態について詳細に説明する。実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値等は、理解を容易とするための例示にすぎず、特に断る場合を除き、本開示を限定するものではない。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。また本開示に直接関係のない要素は図示を省略する。
[第1の実施形態]
[石炭焚ボイラ100]
まず、第1の実施形態に係る相関関係導出装置および相関関係導出方法が適用される石炭焚ボイラの一例について、図1を用いて概略を説明する。図1は、石炭焚ボイラ100の一例を示す側断面図である。
図1に示すように、石炭焚ボイラ100は、ボイラ本体110を含む。ボイラ本体110は、火炉120と、後部伝熱部130とを含む。火炉120は、炉壁管(伝熱管)で形成される。ボイラ本体110の火炉120の下部には、バーナ140が配設される。バーナ140は、微粉炭燃料を噴射して燃焼させる。ボイラ本体110の火炉120の上部には、上部伝熱部121が設置される。上部伝熱部121は、二次過熱器122、三次過熱器123、最終過熱器124、二次再熱器125を含む。ボイラ本体110の後部伝熱部130には、一次過熱器131、一次再熱器132、節炭器133が設置される。これらの熱交換器は伝熱管により構成される。
そして、バーナ140からボイラ本体110の火炉120の内部へ微粉炭燃料を噴射して燃焼させると、燃焼ガスは、火炉120の炉壁を構成する伝熱管を加熱する。そして、火炉120の炉壁を構成する伝熱管を加熱した後、燃焼ガスは、火炉120の上部における二次過熱器122、三次過熱器123、最終過熱器124、二次再熱器125からなる上部伝熱部121を加熱する。続いて、燃焼ガスは、後部伝熱部130の一次過熱器131、一次再熱器132および節炭器133を加熱する。熱交換されて熱を奪われた燃焼ガス(排ガス)は、ボイラ出口排ガスダクト150へ導出される。ボイラ出口排ガスダクト150に導かれた排ガスは、下流側に設けられた脱硝、脱硫等の排煙処理装置(図示せず)で窒素酸化物や硫黄酸化物等が除去され、集塵機(図示せず)で脱塵が行われた後、大気へ放出されるようになっている。
温度検出器160は、ボイラ出口排ガスダクト150に設けられる。温度検出器160は、ボイラ出口排ガスダクト150を通過する排ガス温度を測定する。なお、温度検出器160は、図1中、破線で示すように、火炉120の出口部に設けられてもよい。つまり、温度検出器160は、上部伝熱部121(二次過熱器122、三次過熱器123、最終過熱器124、二次再熱器125)を通過した後の排ガス温度を測定してもよい。
[石炭焚ボイラ灰付着予測装置200]
図2は、第1の実施形態に係る石炭焚ボイラ灰付着予測装置200を説明する図である。図2に示すように、石炭焚ボイラ灰付着予測装置200は、石炭灰生成器210と、焼結灰生成器220と、硬度測定器230と、相関関係導出装置250とを含む。
石炭灰生成器210は、石炭焚ボイラ100(図1参照)で燃料として採用され得る石炭を灰化して石炭灰を生成する。石炭灰生成器210は、例えば、JIS法に準じ、石炭を815℃で灰化する。
焼結灰生成器220は、石炭焚ボイラ100の燃焼温度範囲内における所定の加熱温度で、石炭灰生成器210によって生成された石炭灰を加熱し、焼結灰を生成する。本実施形態において、焼結灰生成器220は、磁性ボート222を含む。磁性ボート222には、石炭灰が供給される。磁性ボート222に供給された石炭灰は、不図示の加熱装置によって所定の加熱温度で加熱される。
上記加熱温度は、石炭焚ボイラ100の上部伝熱部121近傍の温度を少なくともカバーできる温度であり、例えば、900℃以上1400℃以下の温度範囲(好ましくは、900℃以上1200℃以下の温度範囲)内の温度である。
硬度測定器230は、焼結灰生成器220によって生成された焼結灰の硬度を測定する。硬度測定器230は、例えば、圧縮強度を測定する装置、ビッカース硬度を測定する装置、または、ラトラ試験機を含む装置である。なお、ここでは、硬度測定器230がラトラ試験機240を含む装置である場合を例に挙げる。硬度測定器230は、ラトラ試験機240と、硬度導出部248とを含む。
ラトラ試験機240は、焼結金属の評価に用いられる。ラトラ試験機240は、円筒形金網241と、回転軸242と、設定部243と、通過物受皿244と、カバー245とを含む。円筒形金網241は、直径100mm、長さ120mm程度の円筒形状の金網(目開き1mm#)である。回転軸242は、不図示のモータと、円筒形金網241とを接続する。モータは、回転軸242を介して、円筒形金網241を、例えば、80rpmで回転させる。設定部243は、円筒形金網241の回転数を設定する。通過物受皿244は、円筒形金網241の下方に設けられる。カバー245は、円筒形金網241および通過物受皿244を覆う。
ラトラ試験機240において、まず、円筒形金網241の内部に焼結灰が収容される。そして、モータは、設定部243で設定された一定の回転数で円筒形金網241を回転させる。回転させている間に焼結灰から分離して円筒形金網241の目を抜けて落下する焼結灰の粒子は、通過物受皿244で受けられる。そして、試験前(回転前)の焼結灰の重量と、試験後(回転後)の焼結灰の重量とが硬度導出部248に出力される。
硬度導出部248は、CPU(中央処理装置)を含む半導体集積回路で構成される。硬度導出部248は、ROMからCPU自体を動作させるためのプログラムやパラメータ等を読み出す。硬度導出部248は、ワークエリアとしてのRAMや他の電子回路と協働して硬度測定器230全体を管理および制御する。
硬度導出部248は、回転分離前後の焼結灰の重量比に基づいて、焼結灰の硬度を導出する。本実施形態において、硬度導出部248は、試験後の焼結灰の重量を試験前の焼結灰の重量で除算した値(硬度=試験後の焼結灰の重量/試験前の焼結灰の重量)を硬度とする。
相関関係導出装置250は、中央制御部260を含む。中央制御部260は、CPU(中央処理装置)を含む半導体集積回路で構成される。中央制御部260は、ROMからCPU自体を動作させるためのプログラムやパラメータ等を読み出す。中央制御部260は、ワークエリアとしてのRAMや他の電子回路と協働して相関関係導出装置250全体を管理および制御する。
本実施形態において、中央制御部260は、相関関係導出部262、排ガス温度予測部264、付着予測部266として機能する。
相関関係導出部262は、硬度測定器230によって測定された硬度と、温度検出器160によって測定された排ガス温度との相関関係を導出する。なお、温度検出器160は、硬度測定器230によって測定された硬度となる石炭を石炭焚ボイラ100で燃焼させた際の排ガスの温度を測定する。硬度と排ガス温度との相関関係については、後に詳述する。
排ガス温度予測部264は、相関関係導出部262によって導出された、硬度と排ガス温度との相関関係を参照し、燃料として採用する石炭の硬度から排ガス温度の予測値を導出する。燃料として採用する石炭の硬度は、硬度測定器230によって測定される。
付着予測部266は、排ガス温度予測部264によって導出された排ガス温度の予測値に基づき、石炭焚ボイラ100における伝熱管への灰の付着を予測する。付着予測部266は、排ガス温度の予測値が高いほど伝熱管に灰が付着している可能性が高いと判定する。付着予測部266は、例えば、予測される伝熱管への灰の付着状況を画面に表示したり、音声で注意を促すようにしたりする。
[石炭焚ボイラ灰付着予測方法]
続いて、上記石炭焚ボイラ灰付着予測装置200を用いた石炭焚ボイラ灰付着予測方法について説明する。図3は、第1の実施形態に係る石炭焚ボイラ灰付着予測方法の処理の流れを示すフローチャートである。図3に示すように、第1の実施形態に係る石炭焚ボイラ灰付着予測方法は、石炭灰生成工程S210と、焼結灰生成工程S220と、硬度測定工程S230と、排ガス温度測定工程S240と、相関関係導出工程S250と、排ガス温度予測工程S260と、付着予測工程S270とを含む。以下、各工程について詳述する。
[石炭灰生成工程S210]
石炭灰生成工程S210は、石炭灰生成器210が、石炭焚ボイラ100(図1参照)で燃料として採用され得る石炭を灰化して石炭灰を生成する工程である。石炭は、例えば、良質炭および低品位炭等の複数種類の石炭である。複数種類の石炭はそれぞれ、JIS法に準じ、815℃で灰化される。これにより、複数種類の石炭それぞれから、複数の石炭灰が生成される。
[焼結灰生成工程S220]
焼結灰生成工程S220は、焼結灰生成器220が、石炭灰生成工程S210で生成された石炭灰を、石炭焚ボイラ100の燃焼温度範囲内における複数点の加熱温度でそれぞれ加熱することにより各加熱温度での焼結灰を生成する工程である。複数点の加熱温度は、石炭焚ボイラ100の上部伝熱部121近傍の温度を少なくともカバーできる温度であり、例えば、900℃以上1400℃以下の温度範囲(好ましくは、900℃以上1200℃以下の温度範囲)内の複数点温度(例えば、50℃の温度間隔で複数点の温度)ある。
[硬度測定工程S230]
硬度測定工程S230は、硬度測定器230が、焼結灰生成工程S220で生成された各焼結灰の硬度を測定する工程である。硬度測定工程S230では、まず、ラトラ試験機240によって、試験前(回転前)の焼結灰の重量と、試験後(回転後)の焼結灰の重量とが測定され、測定値が硬度導出部248に出力される。
そして、硬度導出部248は、回転分離前後の焼結灰の重量比に基づいて、焼結灰の硬度を導出する。
[排ガス温度測定工程S240]
排ガス温度測定工程S240は、温度検出器160(図1参照)が、硬度測定工程S230で測定された硬度となる石炭を石炭焚ボイラ100で燃焼させて排ガス温度を測定する工程である。
[相関関係導出工程S250]
相関関係導出工程S250は、相関関係導出装置250の相関関係導出部262が、硬度測定工程S230において測定された硬度と、排ガス温度測定工程S240において測定された排ガス温度との相関関係を導出する工程である。
図4は、硬度と排ガス温度との相関関係を説明する図である。図4中、縦軸は排ガス温度[℃]を示す。図4中、横軸は、硬度を示す。なお、図4では、焼結灰生成工程S220における加熱温度(焼結温度)が1000℃である場合を例に挙げる。
良質炭である瀝青炭や低品位炭である亜瀝青炭等を含むA炭~H炭について、硬度と排ガス温度との相関関係を示すと、図4に示す線図のようになることが、本出願の発明者等の研究により明らかとなっている。つまり、硬度が大きいほど(焼結灰が硬いほど)、排ガス温度は高くなる。
相関関係導出工程S250において、相関関係導出部262は、焼結温度ごとに、硬度と排ガス温度との相関関係を導出する。相関関係導出工程S250において導出された複数の相関関係は、相関関係導出装置250の不図示のメモリに保持される。
[排ガス温度予測工程S260]
排ガス温度予測工程S260および後述する付着予測工程S270は、上記石炭灰生成工程S210から相関関係導出工程S250とは、異なるタイミングで行われる。例えば、上記石炭灰生成工程S210から相関関係導出工程S250は、石炭焚ボイラ100の運用前に実行され、排ガス温度予測工程S260および後述する付着予測工程S270は、石炭焚ボイラ100の運用の際に実行される。
排ガス温度予測工程S260は、相関関係導出装置250の排ガス温度予測部264が、メモリに保持された、硬度と排ガス温度との相関関係に基づき、燃料として採用する石炭の硬度から排ガス温度の予測値を導出する工程である。排ガス温度予測工程S260において、燃料として採用する石炭の硬度は、石炭灰生成器210、焼結灰生成器220、および、硬度測定器230によって導出される。例えば、導出された硬度が0.4である場合、図4に示す線図を参照すると、排ガス温度は374℃以上375℃以下となることが予測される。
[付着予測工程S270]
付着予測工程S270は、付着予測部266が、排ガス温度予測工程S260において導出された排ガス温度の予測値に基づき石炭焚ボイラ100における伝熱管への灰の付着を予測する工程である。付着予測部266は、排ガス温度の予測値が高いほど伝熱管に灰が付着している可能性が高いと判定する。
以上説明したように、本実施形態に係る石炭焚ボイラ灰付着予測装置200およびこれを用いた石炭焚ボイラ灰付着予測方法は、灰に関する新たな指標である、硬度と排ガス温度との相関関係を導出する。排ガス温度が高いということは、伝熱管に灰が付着して伝熱管における排ガスとの熱交換が阻害されていることを意味する。すなわち、石炭焚ボイラ100において、排ガス温度が高くなる石炭を燃料として使用した場合、灰の付着による閉塞トラブルが発生する虞がある。本実施形態の石炭焚ボイラ灰付着予測装置200は、石炭性状パラメータとしての硬度を測定し、硬度と排ガス温度との相関関係を図4に示すような線図として作成することにより、硬度から排ガス温度を予測することができる。これにより、石炭焚ボイラ灰付着予測装置200は、排ガス温度の予測値に基づいて灰障害を予測することが可能となる。
つまり、相関関係導出部262が、相関関係導出工程S250において、硬度と排ガス温度との相関関係を図4に示すような線図として導出しておけば、燃料として採用しようとする石炭の硬度を測定するだけで、排ガス温度を予測することができる。このため、石炭焚ボイラ灰付着予測装置200は、排ガス温度の予測値に基づき、石炭焚ボイラ100における伝熱管への灰の付着を予測することが可能となる。なお、このとき、石炭焚ボイラ100の運転を停止する必要はない。
また、石炭焚ボイラ灰付着予測装置200は、上記特許文献1に開示されている従来技術のように、例えば、1300℃という非常に高温となる雰囲気温度において実際のスラグ粘性を算出する事態を回避することができる。このため、石炭焚ボイラ灰付着予測装置200は、実際の石炭焚ボイラ100の運転を安定して行う上で有効となる。
このように、石炭焚ボイラ灰付着予測装置200および石炭焚ボイラ灰付着予測方法は、硬度と排ガス温度との相関関係を捉えることで、灰障害による石炭焚ボイラ100の稼働率低下を抑制したり、経済的な低品位炭を有効活用したりすることが可能となる。
[第2の実施形態:石炭焚ボイラ灰付着防止装置300]
図5は、第2の実施形態に係る石炭焚ボイラ灰付着防止装置300を説明する図である。図5に示すように、石炭焚ボイラ灰付着防止装置300は、石炭灰生成器210と、焼結灰生成器220と、硬度測定器230と、相関関係導出装置350とを含む。なお、上記石炭焚ボイラ灰付着予測装置200と実質的に等しい構成要素については、同一の符号を付して説明を省略する。
相関関係導出装置350は、中央制御部360と、メモリ370とを含む。中央制御部360は、CPU(中央処理装置)を含む半導体集積回路で構成される。中央制御部360は、ROMからCPU自体を動作させるためのプログラムやパラメータ等を読み出す。中央制御部360は、ワークエリアとしてのRAMや他の電子回路と協働して相関関係導出装置350全体を管理および制御する。
メモリ370は、ROM、RAM、フラッシュメモリ、HDD等で構成され、中央制御部360に用いられるプログラムや各種データを記憶する。本実施形態において、メモリ370は、硬度データを記憶する。硬度データは、単一種類の石炭の硬度、および、複数種類の石炭が混合されたものの硬度のうち、いずれか一方または両方を示す情報である。
本実施形態において、中央制御部360は、相関関係導出部262、石炭選定部364として機能する。
石炭選定部364は、相関関係導出部262によって導出された、硬度と排ガス温度との相関関係に基づき、メモリ370に記憶された硬度データを参照して、排ガス温度の予測値が設定値以下になる硬度の石炭を燃料として選定する。選定される石炭は、単一種類の石炭、または、複数種類の石炭が混合されたものである。なお、排ガス温度の設定値は、例えば、374~376℃程度である。ただし、排ガス温度の設定値に限定はない。
[石炭焚ボイラ灰付着防止方法]
続いて、上記石炭焚ボイラ灰付着防止装置300を用いた石炭焚ボイラ灰付着防止方法について説明する。図6は、第2の実施形態に係る石炭焚ボイラ灰付着防止方法の処理の流れを示すフローチャートである。図6に示すように、石炭焚ボイラ灰付着防止方法は、石炭灰生成工程S210と、焼結灰生成工程S220と、硬度測定工程S230と、排ガス温度測定工程S240と、相関関係導出工程S250と、石炭選定工程S310とを含む。なお、上記石炭焚ボイラ灰付着予測方法と実質的に等しい処理については、同一の符号を付して説明を省略する。
[石炭選定工程S310]
石炭選定工程S310は、上記石炭灰生成工程S210から相関関係導出工程S250とは、異なるタイミングで行われる。例えば、上記石炭灰生成工程S210から相関関係導出工程S250は、石炭焚ボイラ100の運用前に実行され、石炭選定工程S310は、石炭焚ボイラ100の運用の際に実行される。
石炭選定工程S310は、石炭選定部364が、相関関係導出工程S250で導出された硬度と排ガス温度との相関関係に基づき、硬度データを参照して、排ガス温度が上記設定値以下になる硬度の石炭を燃料として選定する工程である。
以上説明したように、本実施形態にかかる石炭焚ボイラ灰付着防止装置300およびこれを用いた石炭焚ボイラ灰付着防止方法は、石炭選定部364を備える。石炭選定部364によって選定される石炭を燃料として使用することで、排ガス温度を設定値以下に抑えることができる。したがって、石炭焚ボイラ灰付着防止装置300は、石炭焚ボイラ100のおける伝熱管への灰の付着を抑制し、伝熱管における排ガスとの熱交換の阻害を低減することが可能となる。
これにより、石炭焚ボイラ灰付着防止装置300は、実際の石炭焚ボイラ100の運転を安定して継続することが可能となる。例えば、石炭焚ボイラ灰付着防止装置300は、600MW級の発電所に設けられる石炭焚ボイラ100に対し、灰障害による強制停止を一度回避するだけで、一億円以上の損害を回避することが可能となる。
このように、石炭焚ボイラ灰付着防止装置300および石炭焚ボイラ灰付着防止方法は、石炭焚ボイラ灰付着予測装置200および石炭焚ボイラ灰付着予測方法と同様に、硬度と排ガス温度との相関関係を捉えることで、灰障害による石炭焚ボイラ100の稼働率低下を抑制したり、経済的な低品位炭を有効活用したりすることが可能となる。
[第3の実施形態:石炭焚ボイラ運用装置400]
図7は、第3の実施形態に係る石炭焚ボイラ運用装置400を説明する図である。図7に示すように、石炭焚ボイラ運用装置400は、石炭灰生成器210と、焼結灰生成器220と、硬度測定器230と、相関関係導出装置450とを含む。なお、上記石炭焚ボイラ灰付着予測装置200と実質的に等しい構成要素については、同一の符号を付して説明を省略する。
相関関係導出装置450は、中央制御部460を含む。中央制御部460は、CPU(中央処理装置)を含む半導体集積回路で構成される。中央制御部460は、ROMからCPU自体を動作させるためのプログラムやパラメータ等を読み出す。中央制御部460は、ワークエリアとしてのRAMや他の電子回路と協働して相関関係導出装置450全体を管理および制御する。
本実施形態において、中央制御部460は、相関関係導出部262、排ガス温度予測部264、燃焼時間調節部466として機能する。
燃焼時間調節部466は、排ガス温度予測部264によって導出された排ガス温度の予測値に基づき、例えば、バーナ140(図1参照)に制御信号を出力して、バーナ140から火炉120の内部へ微粉炭燃料を噴射する時間を調節する。
[石炭焚ボイラ運用方法]
続いて、上記石炭焚ボイラ運用装置400を用いた石炭焚ボイラ運用方法について説明する。図8は、第3の実施形態に係る石炭焚ボイラ運用方法の処理の流れを示すフローチャートである。図8に示すように、石炭焚ボイラ運用方法は、石炭灰生成工程S210と、焼結灰生成工程S220と、硬度測定工程S230と、排ガス温度測定工程S240と、相関関係導出工程S250と、排ガス温度予測工程S260と、燃焼時間調節工程S410とを含む。なお、上記石炭焚ボイラ灰付着予測方法と実質的に等しい処理については、同一の符号を付して説明を省略する。
[燃焼時間調節工程S410]
上記排ガス温度予測工程S260および燃焼時間調節工程S410は、上記石炭灰生成工程S210から相関関係導出工程S250とは、異なるタイミングで行われる。例えば、上記石炭灰生成工程S210から相関関係導出工程S250は、石炭焚ボイラ100の運用前に実行され、排ガス温度予測工程S260および燃焼時間調節工程S410は、石炭焚ボイラ100の運用の際に実行される。
燃焼時間調節工程S410は、燃焼時間調節部466が、排ガス温度予測工程S260で導出された排ガス温度の予測値に基づき、石炭の燃焼時間(火炉120への石炭の供給時間)を調節する工程である。
例えば、図4に示す線図を参照すると、G炭やH炭あるいはそれらを混合した石炭を、石炭焚ボイラ100で使用すると、焼結灰の硬度が0.5以上となり、排ガス温度が376℃を超えることが想定される。このような場合、燃焼時間調節部466は、燃焼時間を短く設定することで伝熱管に灰が付着することを抑制する。その後、石炭焚ボイラ100は、G炭やH炭あるいはそれらを混合した石炭から、排ガス温度が低くなる硬度の石炭に切り換えるといった運用が可能となる。
これにより、石炭焚ボイラ運用装置400は、伝熱管への灰の付着を抑えつつ、低品位炭を有効に活用して、実際の石炭焚ボイラ100の運転を、経済性を高めながら安定して継続することが可能となる。例えば、石炭焚ボイラ運用装置400は、600MW級の発電所に設けられる石炭焚ボイラ100の燃料費を1%削減すれば、年間約二億円の費用を削減することができる。
このように、石炭焚ボイラ運用装置400および石炭焚ボイラ運用方法は、石炭焚ボイラ灰付着予測装置200および石炭焚ボイラ灰付着予測方法、ならびに、石炭焚ボイラ灰付着防止装置300および石炭焚ボイラ灰付着防止方法と同様に、硬度と排ガス温度との相関関係を捉えることで、灰障害による石炭焚ボイラ100の稼働率低下を抑制したり、経済的な低品位炭を有効活用したりすることが可能となる。
以上、添付図面を参照しながら実施形態について説明したが、本開示は上記実施形態に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本開示の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記実施形態において、硬度測定器230として、ラトラ試験機240を備える装置を例に挙げた。しかし、硬度測定器230は、圧縮強度を測定する装置、または、ビッカース硬度を測定する装置であってもよい。硬度測定器230を、圧縮強度を測定する装置、または、ビッカース硬度を測定する装置とすることで、焼結灰の硬度を簡易に測定することができる。なお、圧縮強度[N/mm]、ビッカース硬度[HV]が大きいほど、焼結灰の硬度は大きい(焼結灰は硬い)。
また、上記実施形態の石炭焚ボイラ100、石炭焚ボイラ灰付着予測装置200、石炭焚ボイラ灰付着防止装置300、石炭焚ボイラ運用装置400は、それぞれ、燃料として単一種類の石炭を使用してもよいし、複数種類の石炭が混合されたものを使用してもよい。良質炭である瀝青炭と、低品位炭とされる、例えば、亜瀝青炭、高シリカ炭、高S分炭、高カルシウム炭、高灰分炭等とを必要に応じて混ぜ合わせて燃料として使用することにより、燃料費の経済性を高める上でより有効となる。
また、上記第1の実施形態において、相関関係導出装置250が排ガス温度予測部264、付着予測部266を備える構成を例に挙げた。しかし、相関関係導出装置250は、少なくとも相関関係導出部262を備えていればよい、同様に、相関関係導出装置350、450は、少なくとも262を備えていればよい。これにより、相関関係導出装置250、350、450は、灰に関する新たな指標である、硬度と排ガス温度との相関関係を導出することが可能となる。
本開示は、相関関係導出方法および相関関係導出装置に利用することができる。
S210 石炭灰生成工程
S220 焼結灰生成工程
S230 硬度測定工程
S240 排ガス温度測定工程
S250 相関関係導出工程
250 相関関係導出装置
262 相関関係導出部
350 相関関係導出装置
450 相関関係導出装置

Claims (2)

  1. 石炭を灰化して石炭灰を生成する工程と、
    石炭焚ボイラの燃焼温度範囲内における所定の加熱温度で前記石炭灰を加熱し、焼結灰を生成する工程と、
    前記焼結灰の硬度を測定する工程と、
    前記硬度となる石炭を石炭焚ボイラで燃焼させて排ガス温度を測定する工程と、
    前記硬度と前記排ガス温度との相関関係を導出する工程と、
    を含む相関関係導出方法。
  2. 石炭焚ボイラの燃焼温度範囲内における所定の加熱温度で石炭灰を加熱して得られる焼結灰の硬度と、前記硬度となる石炭を石炭焚ボイラで燃焼させた場合の排ガス温度との相関関係を導出する相関関係導出部を備える相関関係導出装置。
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