JP7285135B2 - 吸収性物品の包装体 - Google Patents
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前記包装体は、前記折り線のうちの一つによって区画され前記吸収体の前記縦方向一端部を含む第1折り領域と、前記折り線のうちの他の一つによって区画され前記吸収体の前記縦方向他端部を含む第2折り領域と、前記第1折り領域と前記第2折り領域の間に位置する第3折り領域と、を備え、前記第2折り領域が、前記第3折り領域の上に折り畳まれた前記第1折り領域の上にさらに折り重なるように折り畳まれる。
前記吸収体は、前記第1折り領域に位置し前記吸収体の厚み方向に圧縮された第1圧搾領域と、前記第2折り領域に位置し前記厚み方向に圧縮された第2圧搾領域と、を有する。
前記包装体は、前記第2折り領域の前記外装材に固定された固定部と、前記固定部から前記第2折り領域の外方へ突出し前記外装材に剥離可能に接着された突出部と、を有するタブテープをさらに備える。
前記第1圧搾領域又は前記第2圧搾領域の少なくとも一方は、開封補助圧搾領域として、前記包装体の厚み方向から見た平面視において、前記固定部と重なるか、又は近傍に位置する。
図1に示す吸収性物品1は、本体Mと、一対のウイング部Wと、防漏溝9と、を備える。吸収性物品1は、生理用ナプキンとして構成され、以下、ナプキン1と称する。
ナプキン1は、着用者の前後方向に対応する縦方向Xと、着用者の左右方向に対応し縦方向Xに直交する横方向Yとを有する。さらに、ナプキン1は、縦方向X及び横方向Yの双方に直交する厚み方向Zを有する。なお、本明細書では、ナプキン1の厚み方向Zに関しては、着用時に着用者の肌に近い側を上又は肌側、着衣に近い側を下又は非肌側という事がある。
ウイング部Wは、本体Mから横方向Yの外方に大きく突出するように構成される。
なお、ナプキン1は、ウイング部Wを有さなくてもよい。
表面シート12は、例えば、上方に突出する複数の凸部12aを有する。凸部12aは、内部にも繊維が分布する中実な構成でもよいし、内部に繊維がほとんど存在しない中空な構成でもよい。凸部12aにより、着用時に着用者の肌と表面シート12との接触面積を低減させることができ、通気性を高め、不快感を軽減させることができる。
裏面シート13は、例えば、液難透過性、水蒸気透過性及び撥水性等の機能を有するシート材で形成される。当該シート材としては、例えば熱可塑性樹脂のフィルムや、当該フィルムと不織布とのラミネート等を用いることができる。
図2に示すように、吸収体11は、表面シート12と裏面シート13との間に配置される。吸収体11は、液状の排泄物を表面シート12側の肌対向面11cから吸収し、内部で拡散させて当該排泄物を保持する。
吸収体11は、吸収性コア6と、コアラップシート7と、を有する。
図1に示すように、吸収体11は、第1圧搾領域2と、第2圧搾領域4と、を有する。第1圧搾領域2は、後述する第1折り領域R1に位置し、例えば後端部が吸収体11の後端部11bに位置する。第2圧搾領域4は、後述する第2折り領域R2に位置し、例えば前端部が吸収体11の前端部11aに位置する。
圧搾溝3は、吸収性コア6がコアラップシート7で被覆された状態の吸収体11を厚み方向Zに圧縮加工することによって形成される。つまり、圧搾溝3は、吸収体11の吸収性コア6及びコアラップシート7のみが一体に陥凹しており、表面シート12は圧縮されていない。図2に示す例では、圧搾溝3は、肌対向面11cからZ軸方向下方に向かって圧縮されているとともに、非肌対向面11dからもZ軸方向上方に向かって圧縮されている。
圧搾溝3における「線状」は、溝の形状が平面視において直線状の態様に限られず、曲線状の態様を含む。「縦方向Xに延びる」とは、縦方向Xに完全に平行な態様に限られず、前方から後方に向かって延びていればよい。また、圧搾溝3における各線は、連続線でも破線でも良いが、本実施形態では連続線で構成される。
なお、図2では第1圧搾領域2の断面を示しているが、第2圧搾領域4の断面についても同様に構成される。
図1、3及び4に示す包装体10は、上述したナプキン1を、横方向Yに延びる2つの折り線L1,L2(図1参照)に沿って外装材16とともに縦方向Xに折り畳み、個別に包装したものである。なお、図1では、折り畳み前及び開封後の、ナプキン1をX-Y平面上に引き伸ばした態様の包装体10を示している。
外装材16としては、吸収性物品の外装材として従来使用されている各種のものを特に制限なく用いることができ、例えば、樹脂製フィルム、不織布、紙等を用いることができる。このような外装材16は、一般に吸収体11よりも剛性が低く、ナプキン1に沿った形状に容易に折り曲げられることが可能である。
以下、ナプキン1が外装材16とともに、図3及び4のように折り畳まれる過程について説明する。
第1折り領域R1は、ナプキン1の、着用時に着用者の排泄部より背側に位置する後方領域を含む領域である。第2折り領域R2は、ナプキン1の、着用時に着用者の排泄部より腹側に位置する前方領域を含む領域である。第3折り領域R3は、ナプキン1の、着用時に着用者の排泄部に対向する排泄部対向領域を含む領域である。
同様に、第2折り領域R2の最も縦方向Xにおける外方に位置する端部を、第2縦方向端部E21と称する。第2縦方向端部E21は、典型的には外装材16により構成される。
なお、包装体10における「上」とは、厚み方向Zに関して第2折り領域R2が配置される側をいい、包装体10における「下」とは、厚み方向Zに関して第3折り領域R3が配置される側をいう。
図3に示すように、側部封止部Fは、ナプキン1から横方向Yの外方に延出する外装材16の側端縁に形成され、ヒートエンボス加工等の公知の接合方法により接合される。
タブテープTは、第2折り領域R2の第2縦方向端部E21と、第1折り領域R1の外装材16とを封止する。
固定部T1は、第2折り領域R2の外装材16に固定される。固定部T1は、例えばホットメルト粘着剤等によって第2縦方向端部E21に固定される。
突出部T2は、固定部T1から第2折り領域R2の外方へ突出し、第1折り領域R1の外装材16に剥離可能に接着される。突出部T2は、接着面を含む接着領域T3と、接着性のない非接着領域T4と、を含む。接着領域T3の接着面には、粘着剤が塗布されている。非接着領域T4は、突出部T2の自由端部を構成し、例えば接着面同士が折り重ねられて外面に接着面を有さない構成となっている。包装体10では、非接着領域T4は第1折り領域R1の、第3折り領域R3との境界側端部よりも縦方向Xの内側に留まっており、保存時においてタブテープTが捲れ上がる等して勝手に開封する、といった問題が抑制される。
この後、第1縦方向端部E11が使用者によって上方に持ち上げられ、第1折り線L1を軸として縦方向Xに第1折り領域R1を開くことで、包装体10全体が開封され、図1に示す態様となる。
図3及び図4に示すように、第1圧搾領域2又は第2圧搾領域4の少なくとも一方は、開封補助圧搾領域Pとして、包装体10の厚み方向Zから見た平面視において、固定部T1と重なるか、又は近傍に位置する。
図3及び図4に示す例では、第1圧搾領域2が開封補助圧搾領域Pとして、包装体10の厚み方向Zから見た平面視において固定部T1の近傍に位置する。なお、開封補助圧搾領域Pは、第1圧搾領域2及び第2圧搾領域4の双方でもよい。
また、「開封補助圧搾領域Pが上記平面視において固定部T1の近傍に位置する」とは、上記平面視において、固定部T1と開封補助圧搾領域Pとの間の最も狭い部分の距離が25mm以内に位置することをいう。これにより、固定部T1上を使用者が親指で押圧する際に、当該親指が上記平面視において開封補助圧搾領域Pと重なる位置に配置され得るため、下記に説明する効果を発揮させることができる。
なお、「開封補助圧搾領域Pが上記平面視において固定部T1と重なるか、又は近傍に位置する」態様には、開封補助圧搾領域Pが厚み方向Zに吸収体11を挟んで重なっている態様は含まないものとする。
したがって、上記構成により、タブテープTの突出部T2が掴みやすくなり、ナプキン1の包装体10が簡便に開封される。
図3に示すように、開封補助圧搾領域PとタブテープTとは、いずれも、包装体10の横方向Yにおける中央部Cに位置する。
「包装体10の横方向Yにおける中央部C」は、包装体10を横方向Yに3等分した場合の中央の領域とする。
図1~3に示すように、第1圧搾領域2及び第2圧搾領域4の少なくとも一方である開封補助圧搾領域Pは、縦方向Xに延び、互いに離間して配置された線状の複数の圧搾溝3を含む。包装体10では、第1圧搾領域2及び第2圧搾領域4の双方が、上記構成の複数の圧搾溝3を含む。
図3に示すように、タブテープTの突出部T2は、接着領域T3と、非接着領域T4と、を含む。第1圧搾領域2は、包装体10の厚み方向Zから見た平面視において、非接着領域T4と重ならないように構成される。つまり、非接着領域T4の下方に第1圧搾領域2が位置しない構成となる。
図1、3及び4に示すように、第1折り領域R1は、吸収体11の存在しない第1縦方向周縁部E1を含む。同様に、第2折り領域R2は、吸収体11の存在しない第2縦方向周縁部E2を含む。
第2縦方向周縁部E2も、同様に、第2折り領域R2のうち、吸収体11の前端部11aよりもさらに前方に位置する領域である。第2縦方向周縁部E2は、ナプキン1が存在している領域とナプキン1が存在していない領域とを含む。ナプキン1が存在している領域は、例えば表面シート12及び裏面シート13により構成されたナプキン1の前端部と、外装材16と、の積層体からなる。ナプキン1が存在していない領域は、外装材16のみからなる。
このように、第1縦方向周縁部E1及び第2縦方向周縁部E2は、第1折り領域R1及び第2折り領域R2において、第1圧搾領域2及び第2圧搾領域4が存在する領域よりもさらに厚みの薄い領域となる。
一方、第2縦方向周縁部E2は、第1折り端部RE1に向かって延びる。第2縦方向周縁部E2の端部は、タブテープTが配置された、上述の第2縦方向端部E21である。
第1圧搾領域2及び第2圧搾領域4の間には、包装体10の厚み方向Zから見た平面視において、第1縦方向周縁部E1及び第2縦方向周縁部E2の少なくとも一部が重なって位置する。つまり、上記平面視における第1圧搾領域2及び第2圧搾領域4の間には、第1折り領域R1及び第2折り領域R2のうち、第1圧搾領域2及び第2圧搾領域4が存在する領域よりもさらに厚みが薄い部分が配置される。
以下、本実施形態の説明を補足する。
図1を参照し、第1圧搾領域2及び第2圧搾領域4の横方向Yにおける長さaは、好ましくは15mm以上、より好ましくは20mm以上であり、そして好ましくは55mm以下、より好ましくは50mm以下である。第1圧搾領域2及び第2圧搾領域4の横方向Yにおける長さaは、各圧搾領域2,4の最も横方向Y外方に位置する一対の圧搾溝3の外側縁間の距離とする。長さaの下限値をこのように設定することで、第1圧搾領域2及び第2圧搾領域4がタブテープTと重なり、又は近傍に位置しやすくなる。また、長さaの上限値をこのように設定することで、第1圧搾領域2及び第2圧搾領域4に起因する隙間が包装体10の内部に確実に形成され、固定部T1を押圧してタブテープTを掴みやすくする効果が発揮されやすくなる。
なお、第1圧搾領域2における各圧搾溝3の縦方向Xの長さは異なっていてもよく、この場合の長さbは、第1圧搾領域2において最も長い圧搾溝3の長さとする。
なお、第2圧搾領域4における各圧搾溝3の縦方向Xの長さは異なっていてもよく、この場合の長さcは、第2圧搾領域4において最も長い圧搾溝3の長さとする。
圧搾溝3の溝幅は、好ましくは0.5mm以上、より好ましくは1.0mm以上であり、そして好ましくは3.0mm以下、より好ましくは2.0mm以下である。
隣り合う圧搾溝3の横方向Yに沿った間隔は、圧搾溝3よりも剛性の低い領域を十分に確保する観点から、好ましくは0.5mm以上、より好ましくは1.0mm以上であり、そして好ましくは3.0mm以下、より好ましくは2.0mm以下である。
第1圧搾領域2及び第2圧搾領域4における圧搾溝3のそれぞれの本数は、図示の例に限定されず、好ましくは2本以上、より好ましくは5本以上であり、そして好ましくは25本以下、より好ましくは20本以下である。
図3を参照し、タブテープTの横方向Yにおける幅dは、好ましくは5mm以上、より好ましくは8mm以上であり、好ましくは35mm以下、より好ましくは20mm以下である。タブテープTの幅dの下限値をこのように設定することで、タブテープTが指で掴みやすくなり、開封性を向上させることができる。タブテープTの幅dの上限値をこのように設定することで、幅dを開封補助圧搾領域Pの横方向Yにおける長さa以下とし、固定部T1を押圧した際に突出部T2が浮きやすくする。
タブテープTの突出部T2の縦方向Xの長さfは、タブテープTを掴みやすくし、かつ包装体10を開封しやすくする観点から、好ましくは5mm以上、より好ましくは10mm以上であり、そして好ましくは25mm以下、より好ましくは20mm以下である。
タブテープTの接着領域T3の縦方向Xの長さgは、タブテープTを第1折り領域R1に確実に粘着させ、かつ包装体10を開封しやすくする観点から、好ましくは5mm以上、より好ましくは8mm以上であり、そして好ましくは18mm以下、より好ましくは16mm以下である。
タブテープTの非接着領域T4の縦方向Xの長さhは、非接着領域T4を掴みやすくし、かつ接着領域T3も適切に確保する観点から、好ましくは2mm以上、より好ましくは4mm以上であり、そして好ましくは9mm以下、より好ましくは7mm以下である。
包装体10の厚み方向Zから見た平面視における、タブテープTの非接着領域T4の端部から第1折り線L1により形成された包装体10の端部までの縦方向Xにおける距離jは、好ましくは4mm以上、より好ましくは6mm以上であり、そして好ましくは30mm以下、より好ましくは25mm以下である。
図3を参照し、第1圧搾領域2が開封補助圧搾領域Pとして構成される場合、固定部T1と第1圧搾領域2との縦方向Xにおける距離kは、好ましくは3mm以下である。これにより、第1圧搾領域2が固定部T1の近傍又は重なって配置され、第1圧搾領域2の段差の作用により、固定部T1を押圧した際に突出部T2を良好に浮き上がらせることができる。
なお、固定部T1と第1圧搾領域2との縦方向Xにおける距離kは、包装体10の厚み方向Zから見た平面視における、固定部T1の第2折り端部RE2側の縦方向X端部から、第1圧搾領域2の最も第1折り端部RE1寄りの部分までの縦方向Xにおける距離とする。
図1~4では、包装体10が2本の折り線によって縦方向Xに折り畳まれ、第1圧搾領域2が開封補助圧搾領域Pとして機能する例について説明したが、これに限定されない。
第1折り線によって区画された第1圧搾領域を含む領域を、第1折り領域とする。第2折り線によって区画された、第2圧搾領域を含む領域を、第2折り領域とする。第1折り領域及び第2折り領域の間に位置する、第3折り線と第2折り線によって区画された領域を、第3折り領域とする。第3折り線と第1折り線によって区画された領域を、第4折り領域とする。
例えば、第1折り領域及び第4折り領域は、ナプキンの、着用時に着用者の排泄部より背側に位置する後方領域を含む領域である。第2折り領域は、ナプキンの、着用時に着用者の排泄部より腹側に位置する前方領域を含む領域である。第3折り領域は、ナプキンの、着用時に着用者の排泄部に対向する排泄部対向領域を含む領域である。
一方で、第2圧搾領域が上記平面視において固定部の近傍に位置する場合、この第2圧搾領域が開封補助圧搾領域として機能する。したがって、このような4つ折り形状の包装体でも、第2圧搾領域が上記平面視において固定部の近傍に位置すれば、固定部を押圧した際に突出部が上方へ浮き、包装体10の開封を簡便に行うことができる。
上述の実施形態においては、第1圧搾領域2及び第2圧搾領域4の平面形状が略矩形である例を示したが、この形状に限定されず、少なくとも一方がタブテープTの固定部T1と平面視において重なるか、又は近傍に位置していればよい。
第1圧搾領域2及び第2圧搾領域4は圧搾溝3を有する構成に限定されず、例えばナプキン1の厚み方向Zから見た平面視において、ドット状等の任意の平面形状の圧搾部を含んでいてもよい。
包装体10は、上述の構成に限定されず、例えば外装材16とナプキン1との間に剥離シートを備えていてもよい。
2…第1圧搾領域
4…第2圧搾領域
10…(吸収性物品の)包装体
11…吸収体
16…外装材
R1…第1折り領域
R2…第2折り領域
T…タブテープ
T1…固定部
T2…突出部
P…開封補助圧搾領域
Claims (4)
- 吸収体を備え着用者の前後方向に対応する縦方向及び該縦方向に直交する横方向を有する吸収性物品を、該横方向に延びる少なくとも2つの折り線に沿って外装材とともに該縦方向に折り畳み、個別に包装した前記吸収性物品の包装体であって、
前記包装体は、前記折り線のうちの一つによって区画され前記吸収体の前記縦方向一端部を含む第1折り領域と、前記折り線のうちの他の一つによって区画され前記吸収体の前記縦方向他端部を含む第2折り領域と、前記第1折り領域と前記第2折り領域の間に位置する第3折り領域と、を備え、前記第2折り領域が、前記第3折り領域の上に折り畳まれた前記第1折り領域の上にさらに折り重なるように折り畳まれ、
前記吸収体は、前記第1折り領域に位置し前記吸収体の厚み方向に圧縮された第1圧搾領域と、前記第2折り領域に位置し前記厚み方向に圧縮された第2圧搾領域と、を有し、
前記包装体は、前記第2折り領域の前記外装材に固定された固定部と、前記固定部から前記第2折り領域の外方へ突出し前記外装材に剥離可能に接着された突出部と、を有するタブテープをさらに備え、
前記第1圧搾領域又は前記第2圧搾領域の少なくとも一方は、開封補助圧搾領域として、前記包装体の厚み方向から見た平面視において、前記固定部と重なるか、又は近傍に位置し、
前記開封補助圧搾領域は、前記縦方向に延び互いに離間して配置された線状の複数の圧搾溝を含み、
前記圧搾溝は、前記吸収体の肌対向面から前記厚み方向下方に向かって圧縮され、かつ、前記吸収体の非肌対向面から前記厚み方向上方に向かって圧縮されており、
前記開封補助圧搾領域と前記タブテープとは、いずれも、前記包装体の前記横方向における中央部に位置し、かつ、前記中央部の前記横方向両側には位置していない
吸収性物品の包装体。 - 前記タブテープの前記突出部は、接着面を含む接着領域と、接着性のない非接着領域と、を含み、
前記第1圧搾領域は、前記平面視において、前記非接着領域と重ならない
請求項1に記載の吸収性物品の包装体。 - 前記第1折り領域は、前記吸収体の存在しない第1縦方向周縁部を含み、
前記第2折り領域は、前記吸収体の存在しない第2縦方向周縁部を含み、
前記第2圧搾領域は、前記平面視において、前記第1圧搾領域よりも前記第1縦方向周縁部の端部側に位置し、
前記第1圧搾領域及び前記第2圧搾領域の間には、前記平面視において、前記第1縦方向周縁部又は前記第2縦方向周縁部の少なくとも一部が重なって位置する
請求項1又は2に記載の吸収性物品の包装体。 - 隣り合う前記圧搾溝の前記横方向に沿った間隔は、0.5mm以上3.0mm以下である
請求項1又から3のいずれか一項に記載の吸収性物品の包装体。
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