JPS604501Y2 - 生理用ナプキン - Google Patents
生理用ナプキンInfo
- Publication number
- JPS604501Y2 JPS604501Y2 JP10220082U JP10220082U JPS604501Y2 JP S604501 Y2 JPS604501 Y2 JP S604501Y2 JP 10220082 U JP10220082 U JP 10220082U JP 10220082 U JP10220082 U JP 10220082U JP S604501 Y2 JPS604501 Y2 JP S604501Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- absorbent body
- compressed
- width direction
- water
- closest
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、吸収体の構造に特徴を有する生理用ナプキン
に関する。
に関する。
従来、着用時の適合密着性を向上させるため型態を改善
する試みが種々提案されているが、実用に供するための
廉価量産が可能であって、しかも基本的型態を変化させ
ることなく、前記適合密着性を満足させる生理用ナプキ
ンは末だ出現していない。
する試みが種々提案されているが、実用に供するための
廉価量産が可能であって、しかも基本的型態を変化させ
ることなく、前記適合密着性を満足させる生理用ナプキ
ンは末だ出現していない。
本考案の目的は、前述のような実情に鑑み、基本的型態
を変化させることなく廉価量産が可能であって、着用時
の適合密着性を満足させうるものを提供することにあり
、その目的を達成するための、本考案の要旨とするとこ
ろは、少なくとも、粉砕パルプを素材とする吸収体と、
その下面に配置した不透水性シートと、これらの積層体
を被覆した透水性シートとから成る生理用ナプキンにお
いて、該吸収体の上面の幅方向両側部であって、互に該
吸収体の中央に向って彎曲すると共に該吸収体の長手方
向両端の近傍へ延び互に対称形をなす各圧搾境界線と、
該吸収体の幅方向各外端線とにより区分される面域の厚
さをその他の面域の厚さの２７３〜１／１０に圧搾し、
しかも該各項界線は該吸収体のほぼ中央部で互に最も近
づき、この最も近づく該各項界線の間の距離は３．５〜
４．８Ｃ７Ｍになしであることを特徴とする前記ナプキ
ンに存する。
を変化させることなく廉価量産が可能であって、着用時
の適合密着性を満足させうるものを提供することにあり
、その目的を達成するための、本考案の要旨とするとこ
ろは、少なくとも、粉砕パルプを素材とする吸収体と、
その下面に配置した不透水性シートと、これらの積層体
を被覆した透水性シートとから成る生理用ナプキンにお
いて、該吸収体の上面の幅方向両側部であって、互に該
吸収体の中央に向って彎曲すると共に該吸収体の長手方
向両端の近傍へ延び互に対称形をなす各圧搾境界線と、
該吸収体の幅方向各外端線とにより区分される面域の厚
さをその他の面域の厚さの２７３〜１／１０に圧搾し、
しかも該各項界線は該吸収体のほぼ中央部で互に最も近
づき、この最も近づく該各項界線の間の距離は３．５〜
４．８Ｃ７Ｍになしであることを特徴とする前記ナプキ
ンに存する。
更に本考案を図示の実施態様に基づいて説明すると、以
下の通りである。
下の通りである。
ナプキンは１は、吸収体２と、その下面から幅方向両側
部へ巻き上げて配置した不透水性シート３と、これらの
積層体を横向きに被覆してその長手方向両端部４を熱圧
（溶）着した透水性シート５とから戊る。
部へ巻き上げて配置した不透水性シート３と、これらの
積層体を横向きに被覆してその長手方向両端部４を熱圧
（溶）着した透水性シート５とから戊る。
吸収体２は、粉砕パルプを素材としている。
吸収体２の上面の幅方向両側部であって、互に吸収体２
の中央に向って彎曲するとともに吸収体２の長手方向両
端の近傍へ延び互に対称形をなす圧搾境界線６と、吸収
体２の幅方向番外端線７とに区分される面域８を圧搾し
、しかも各境界線６は吸収体２のほぼ中央部で互に最も
近づいている。
の中央に向って彎曲するとともに吸収体２の長手方向両
端の近傍へ延び互に対称形をなす圧搾境界線６と、吸収
体２の幅方向番外端線７とに区分される面域８を圧搾し
、しかも各境界線６は吸収体２のほぼ中央部で互に最も
近づいている。
この最も近づく各境界線６の間の距離は３．５〜４．８
ＣｒＩＬになしであることが好ましい。
ＣｒＩＬになしであることが好ましい。
この距離３．５〜４．８０は、着用者の閉脚時の股間幅
に相当し後述する効果を有する。
に相当し後述する効果を有する。
また圧搾面域８の厚さは、吸収体２の非圧搾面域９の厚
さの２／３〜１／１０、からには１／２〜１／３に圧搾
しであることが好ましい。
さの２／３〜１／１０、からには１／２〜１／３に圧搾
しであることが好ましい。
２７３以上であると圧搾効果がなく、かつ１ハＯ以下で
あると圧搾面積が剛性になり好ましくない。
あると圧搾面積が剛性になり好ましくない。
また吸収体２の上面の長手方向両端部１０は、外側に向
って漸次薄くなるように圧搾しであることが好ましい。
って漸次薄くなるように圧搾しであることが好ましい。
なお、図示側合吸収体２は、粉砕パルプだけからなるが
、該吸収体の下面には吸収紙等の他の吸収体を配置し、
さらには後述する圧搾面域８、非圧搾面域９の効果を減
殺しない程度の薄い透水性ウェブまたはシートを該吸収
体の上面に配置することもある。
、該吸収体の下面には吸収紙等の他の吸収体を配置し、
さらには後述する圧搾面域８、非圧搾面域９の効果を減
殺しない程度の薄い透水性ウェブまたはシートを該吸収
体の上面に配置することもある。
また吸収体２の圧搾面域８，１０は、外装材である透水
性シート５で被覆したのちに圧搾してもよい。
性シート５で被覆したのちに圧搾してもよい。
本考案にかかるナプキンにおいては、圧搾面域８が位置
する側であるナプキン１の上面を女性局部に当接して用
いるものである。
する側であるナプキン１の上面を女性局部に当接して用
いるものである。
かくしてナプキン１を用いた場合、非圧搾面域９が着用
者の膣外陰部にかつ圧搾面域８が大腿部に位置すること
になるが、非圧搾面域８は着用者の股間部とほぼ同形で
柔軟性が高くかつ圧搾面域８は薄くなっているので、股
間部に適合密接するとともに、着用者に、とくにナプキ
ンを着用することに伴う異和感を与えることがない。
者の膣外陰部にかつ圧搾面域８が大腿部に位置すること
になるが、非圧搾面域８は着用者の股間部とほぼ同形で
柔軟性が高くかつ圧搾面域８は薄くなっているので、股
間部に適合密接するとともに、着用者に、とくにナプキ
ンを着用することに伴う異和感を与えることがない。
また圧搾面域８は、粉砕パルプが非圧搾面域９よりも高
密度化されているので、面域８における経血は迅速に吸
収拡散され、そのため経血が横漏れすることがない。
密度化されているので、面域８における経血は迅速に吸
収拡散され、そのため経血が横漏れすることがない。
さらにまた実施態様のごとく吸収体２の長手方向両端部
はその外端へ向って漸次薄くなるように圧搾しである場
合には、該両端部により着用した衣類が凸出することが
ないので、とくに身体に密着するパンタロン、タイトス
カートなどを着用する場合に好適である。
はその外端へ向って漸次薄くなるように圧搾しである場
合には、該両端部により着用した衣類が凸出することが
ないので、とくに身体に密着するパンタロン、タイトス
カートなどを着用する場合に好適である。
図面は本考案ナプキンの実施態様を示すもので、第１図
は斜視図、第２図は第１図ｘ−Ｘ線断面図、第３図は吸
収体の上面図、第４図は第３図Ｙ−Ｙ線断面図、第５図
は第３図Ｚ−Ｚ線断面図である。 １・・・・・・ナプキン、２・・・・・・吸収体、３・
・・・・・不透水性シート、５・・・・・・透水性シー
ト、６・・・・・・圧搾境界線、７・・・・・・外端、
８・・・・・・圧搾面域、９・・・・・・非圧搾面域、
１０・・・・・・長手方向両端部。
は斜視図、第２図は第１図ｘ−Ｘ線断面図、第３図は吸
収体の上面図、第４図は第３図Ｙ−Ｙ線断面図、第５図
は第３図Ｚ−Ｚ線断面図である。 １・・・・・・ナプキン、２・・・・・・吸収体、３・
・・・・・不透水性シート、５・・・・・・透水性シー
ト、６・・・・・・圧搾境界線、７・・・・・・外端、
８・・・・・・圧搾面域、９・・・・・・非圧搾面域、
１０・・・・・・長手方向両端部。
Claims (2)
- （１）少なくとも、粉砕パルプを素材とする吸収体と、
その下面に配置した不透水性シートと、これらの積層体
を被覆した透水性シートとから戒る生理用ナプキンにお
いて、該吸収体の上面の幅方向両側部であって、互に該
吸収体の中央に向って彎曲すると共に該吸収体の長手方
向両端の近傍へ延び互に対称形をなす各圧搾境界線と、
該吸収体の幅方向各外端線とにより区分される面域の厚
さをその他の面域の厚さの２／３〜１１１０に圧搾し、
しかも該各項界線は該吸収体のほぼ中央部で互に最も近
づき、この最も近づく該各項界線の間の距離は３．５〜
４．８Ｃ７７１になしであることを特徴とする前記ナプ
キン。 - （２） 吸収体の長手方向両端部はその外側へ向って
漸次薄くなるように圧搾しである実用新案登録請求の範
囲第１項記載の生理用ナプキン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10220082U JPS604501Y2 (ja) | 1982-07-06 | 1982-07-06 | 生理用ナプキン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10220082U JPS604501Y2 (ja) | 1982-07-06 | 1982-07-06 | 生理用ナプキン |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS598323U JPS598323U (ja) | 1984-01-19 |
| JPS604501Y2 true JPS604501Y2 (ja) | 1985-02-08 |
Family
ID=30241009
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10220082U Expired JPS604501Y2 (ja) | 1982-07-06 | 1982-07-06 | 生理用ナプキン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS604501Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61125344A (ja) * | 1984-11-21 | 1986-06-13 | 糸川 正男 | 生理用ナプキンの製造法並に生理用ナプキン |
| JP4526490B2 (ja) * | 2005-01-24 | 2010-08-18 | 花王株式会社 | 吸収体 |
| JP6588667B2 (ja) * | 2019-01-07 | 2019-10-09 | 正雄 千後瀧 | 便失禁専用パッド及び便失禁専用おむつ |
| JP7285135B2 (ja) * | 2019-05-22 | 2023-06-01 | 花王株式会社 | 吸収性物品の包装体 |
-
1982
- 1982-07-06 JP JP10220082U patent/JPS604501Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS598323U (ja) | 1984-01-19 |
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