JP7284168B2 - ヘリコプターキット - Google Patents

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Description

関連出願の相互参照
本特許出願は、2018年7月27日に出願された欧州特許出願第18186074.3号による優先権を主張するものである。この欧州特許出願は、参照により本明細書に組み込まれる。
本発明は、ヘリコプター用のキットに関する。
ヘリコプターは、胴体と、胴体の上部に位置決めされかつ自身の軸周りに回転するメインロータと、胴体の端部に位置するテールロータと、を基本的に備えることが知られている。
さらに詳細には、ロータは、
支持ケーシングと、
前述の軸周りに回転可能なハブであって、前述のハブに対して径方向に固定されかつこのハブから突出する複数のブレードを備える、ハブと、
駆動部材に対して連結され、ハブに対して動作可能に連結されることによりハブを回転駆動させることが可能なマストと、
を基本的に備える。
胴体は、通常、複数の連結ロッドおよび反トルクプレートによりロータに対して拘束される。換言すれば、胴体は、支持ケーシングから「懸吊」される。
使用時に、ロータの動作により、高周波振動および低周波振動が発生する。より具体的には、低周波振動は、ブレードおよびハブの中心から離れていく気流により発生する。このように離れることは、ハブの中心にて発生し、鉛直方向および水平方向の空力学的テール表面とテールロータとに影響を及ぼす。
高い角速度でのブレードの回転により、使用時にさらに高周波振動が発生し、これがマストへ、したがって胴体へと伝達されて、胴体の乗員の快適性を損なう。
当産業において、ロータに対して作用する振動荷重は、胴体と一体である参照システムにおいてN*Ωおよびその数倍のパルスを有することが知られている。ここで、Ωはマストの回転速度であり、Nはロータのブレード個数を表す。
換言すれば、ハブおよびマストは、ブレードの面内において作用する振動空力学的荷重パルスを前述のパルスへと転移する。
前述より、N*Ωおよびその数倍の前述のパルス値を有する振動のマストから胴体への伝達を制限する必要性が、当産業において明らかに感じられる。
これを目的として、既知の受動的減衰デバイスおよび能動的減衰デバイスが存在する。
受動的減衰デバイスは、ばねによりマストまたはハブから弾性的に懸吊された質量体を基本的に備える。これらの懸吊された質量体の振動により、マストおよびハブに対する振動を少なくとも部分的に吸収することが可能となる。
前述の減衰デバイスは、振動エネルギーを、前述の質量体の弾性的に支持された動きにおける質量体の運動エネルギーへと変換し、ばね係数およびマスの変位に比例する減衰力を発揮する。
代替的には、能動的減衰デバイスは、基本的に、ハブに対してまたはマストに対して正弦減衰力をかけるアクチュエータであり、この正弦減衰力は、振動により発生した力を相殺する。
受動的減衰デバイスは、標準的なレイアウトにおいて質量体およびばねの組合せの使用を必要とし、使用の自由度を制限する最小限の全体寸法を有する。
能動的減衰デバイスは、製造が高価であり複雑である。
他の近年において展開される解決策は、いわゆる「イナータンス」デバイスによって代表される。
「イナーター」として知られるこれらのデバイスは、振動源である第1の点と、振動から絶縁することが望ましい構造体の第2の点と、の間に介在し、第1の点および第2の点を繋ぐラインに沿って測定された第1の点と第2の点との間の加速度差に比例する力を第1の点および第2の点にかける。
イナーターの並進と、回転する質量体と、の慣性の適切な較正により、この力によって、振動源から絶縁対象の構造体への所与の周波数を有する振動の伝達を軽減または相殺することを確保することが可能となる。
これらのイナータータイプのデバイスの第1の例の1つが、特許文献1で説明され、基本的には、
第1の点に対して連結されたロッドと、
第2の点に対して連結されたケーシングであって、このケーシングに対してロッドが摺動し得る、ケーシングと、
ロッドに対して連結され、第1の点での振動によるロッド摺動の結果としてケーシング内部で回転可能であるフライホイールと、
を備える。
特許文献2は、他のイナータータイプの減衰デバイスを説明している。
イナーターデバイスの典型的な実装形態は、振動性直線運動を、慣性モーメントを有するフライホイールの交互的な回転運動へと転換可能にする。
したがって、イナータータイプの減衰デバイスの使用により、回転慣性を有するフライホイールが受ける角加速度に起因したトルクが発生し得る。さらに、前述のトルクにより、望ましくない振動が引き起こされ得る。具体的には、ロッドに沿った振動を絶縁するために適用されたイナーターであって、ロッドの軸と一致する軸を有するフライホイールを有する、イナーターの場合には、このトルクは、ロッドの延長軸に対してねじれて配向される。
ヘリコプターの空力学的構成を変更することなく既知のタイプのヘリコプターへの容易な組込みが可能であるイナータータイプの減衰デバイスを有することの必要性が認識されている。
また、とりわけVIP層向けに意図されたヘリコプターに関してヘリコプターの乗員の快適性を向上させるために、胴体に対する前述のトルクの伝達を可能な限り低下させるイナータータイプの減衰デバイスを有することの必要性が当業界において認識されている。
また、前述の慣性トルクの存在からもたらされ得るイナータータイプの減衰デバイスに対する損傷リスクを低下させることの必要性が当業界において認識されている。
また、最後に、イナータータイプの減衰デバイスの動作寿命を可能な限り向上させることの必要性が当業界において認識されている。
欧州特許第1402327号明細書 米国特許出願公開第2009/0108510号明細書
本発明の目的は、簡易的かつ安価な方法で前述の必要性のうちの少なくとも1つを満たすことを可能にするヘリコプター用のキットを提供することである。
前述の目的は、請求項1に記載のヘリコプター用のキットに関連するものである限りにおいて、本発明により達成される。
以下、本発明をよりよく理解するために、単に非限定的な例として、添付の図面を参照して2つの好ましい実施形態を説明する。
明瞭化のためにいくつかのパーツが除去された、本発明の第1の実施形態によるキットを有するヘリコプターのメインロータ用のトランスミッションケーシングの側方斜視図である。 明瞭化のためにいくつかのパーツが除去された、図1のキットの構成要素の図1の軸II-IIに沿った、拡大された縮尺での断面図である。 明瞭化のためにいくつかのパーツが除去された、図2の構成要素の図2の線III-IIIに沿った、拡大された縮尺での断面図である。 明瞭化のためにいくつかのパーツが除去された、図2および図3の構成要素の半断面図である。 図3の線V-Vに沿った断面図である。 明瞭化のためにいくつかのパーツが除去された、図1のキットの第2の実施形態の構成要素の断面図である。 図1から図6のキットを組み込んだヘリコプターの大きく拡大された縮尺での斜視図である。
図1を参照すると、参照数字1は、ヘリコプター2用のキットを示す。
図7を参照すると、ヘリコプター2は、胴体3と、胴体3の上部に位置決めされかつ軸A周りに回転するメインロータ4(部分的にのみ図示)と、胴体3の一方の端部に位置しかつ軸Aに対して横方向の自身の軸周りに回転するテールロータと、を基本的に備える。
さらに詳細には、ロータ4は、
支持ケーシング5と、
図示しないが軸A周りに回転可能なマスト6であって、例えばタービンなどの駆動ユニットが、ヘリコプター2により担持され、複数のブレード(図示せず)がヒンジ連結されたハブ(やはり図示せず)に対して動作可能に連結された、マスト6と、
に関連してのみ図示される。
ヘリコプター2は、複数のロッド7をさらに備え、これらのロッド7は、軸Aに対して傾斜する各軸Bに沿って延在し、それぞれケーシング5に対しておよび胴体3の上部部分10に対して固定されたそれぞれ相互に反対側に位置する端部8および9を有する。
ロッド7は、それぞれ軸DおよびE周りで、それぞれ上部部分10によりおよびケーシング5により担持された各アンカ12および13に対してヒンジ連結される。
キット1は、ロータ4により胴体3に対して伝達された振動を減衰するための複数のデバイス15を備える。
図示する例では、4つのデバイス15が、それぞれのロッド7に関連付けられる。
図2から図5を参照すると、デバイス15は、それぞれの軸Bに沿って延在し、中空であり、関連するロッド7を収容する。
これらのデバイス15は、コンセプト上において同一のものであるため、以降では単一のデバイス15のみについて説明する。
さらに詳細には、デバイス15は(図2から図5)、
ケーシング5に対して固定されたチューブ状軸方向端部ラグ30と、
軸方向においてラグ30の反対側に位置しかつ胴体3の上部部分10に対して固定されたチューブ状軸方向端部ラグ31と、
を備える。
ラグ30および31は、それぞれ軸EおよびD周りでそれぞれアンカ12および13に対してヒンジ連結される。
結果として、ラグ30は、軸Bに対して平行な軸方向振動運動を受ける。この振動運動は、ケーシング5により伝達された振動荷重により引き起こされる。
有利には、デバイス15は(図2から図5)、
ケーシング5から伝達された振動の結果として軸Bに対して平行に可動となる1対の雌ねじ21aおよび21bと、
軸B周りに回転可能であり、軸B周りに回転振動するようにそれぞれの雌ねじ21aおよび21bに対して動作可能に連結された、1対のねじ20aおよび20bと、
イナーター16と、
イナーター17と、
を備え、さらにイナーター16は、
ねじ20aと、
雌ねじ21aと、
複数のねじ山付きローラ22aであって、関連するねじ20aに対しておよび関連する雌ねじ21aに対して螺合されたねじ山23を有し、軸Bに対して平行でありかつ軸Bから離間したそれぞれの軸C周りにねじ20aおよび雌ねじ21aに対して回転可能であり、軸B周りでの旋回運動を伴ってねじ20aおよび雌ねじ21aに対して回転可能である、複数のねじ山付きローラ22aと、
を備え、さらにイナーター17は、
ねじ20bと、
雌ねじ21bと、
複数のねじ山付きローラ22bであって、関連するねじ20bに対しておよび関連する雌ねじ21bに対して螺合されたねじ山23を有し、軸Bに対して平行でありかつ軸Bから離間したそれぞれの軸C周りでねじ20bおよび雌ねじ21bに対して回転可能であり、軸B周りでの旋回運動を伴ってねじ20bおよび雌ねじ21bに対して回転可能である、複数のねじ山付きローラ22bと、
を備える。
軸Bに沿ってラグ30からラグ31に進むと、イナーター16は、ラグ30とイナーター17との間に介在し、イナーター17は、イナーター16とラグ31との間に介在する。
換言すれば、イナーター16および17は、軸Bに沿って「直列に」配置される。
イナーター16は、ラグ30とイナーター17との間における加速度差に比例してラグ30およびイナーター17に対して力をかける。
イナーター17は、イナーター16とラグ31との間の加速度差に比例してイナーター16およびラグ31に対して力をかける。
この「直列」構成においては、各イナーターは、ラグ30とラグ31との間における相対変位量の半分を受け、これらのラグを通過する荷重は同一である。
結果として、デバイス15は、ラグ30および31に対してかつしたがってロータ4のケーシング5および胴体3に対して力をかけ、この力は、ラグ30と31との間における、したがってロータ4のケーシング5と胴体3の上部部分10との間における軸Bに沿った加速度差に比例する。
先述の力により、ケーシング5から胴体3の上部部分10に対する振動伝達を抑制することが可能となる。
具体的には、各イナーター16および17は、デバイス15の総イナータンスの2倍に等しいイナータンスを有する。
これは、各イナーター16および17が、変位を受け、したがって変位量の半分に相当する加速度を受け、したがってラグ30と31との間における加速度を受けることによるものである。この説明において、イナータンスは、デバイスにより生成される力と、特定の周波数におけるデバイスの端部間の相対加速度と、の間の比率を意味する。
イナーター16および17は、共に共通の軸Bに沿って延在する。
イナーター16および17の相互に一致する軸Bは、デバイス15の長手方向延長軸を規定する。
イナーター16および17のねじ20aおよび20bは、共通の軸B周りで回転振動し、イナーター16および17の雌ねじ21aおよび21bは、共通の軸Bを中心として軸方向振動し、イナーター16および17のローラ22aおよび22bは、それらのそれぞれの軸C周りで回転振動し、共通の軸B周りで旋回運動する。
具体的には、イナーター16および17のねじ20aおよび20bは、共通の軸B周りで互いに逆回転方向に回転することにより、軸B周りで等しい係数かつ反対方向の慣性トルクを胴体3上において発生させる。
イナーター16および17の雌ねじ21aおよび21bは、互いに連結される。
また、デバイス15は、
イナーター16のねじ20aを画成するチューブ状本体32と、
イナーター17のねじ20bを画成するチューブ状本体33と、
イナーター16および17の雌ねじ21aおよび21bを画成する本体34と、
を備える。
各本体32および33は、具体的には、
関連するねじ20aおよび20bが形成された部分35と、
部分35よりも大きな径サイズを有するベル形状部分36と、
を備える。本体34は、
それぞれ雌ねじ21aおよび21bを画成する、かつ部分35よりも大きな直径を有する2つの部分37と、
軸方向において共通の軸Bに沿って部分37同士の間に介在し、部分37よりも小さな直径を有する部分38と、
を備える。
部分35が、径方向において軸Bを向くように部分37の内部に収容されかつ部分37から径方向に離間され、各イナーター16および17のねじ20aおよび20bは雌ねじ21aおよび21bと関連付けられている。
また、各イナーター16および17は、
関連する軸B周りで関連するねじ20aおよび20bと共に一体的に回転可能な関連するフライホイール40aおよび40bと、
径方向において関連する本体32および33の部分36と関連するラグ30および31との間に介在する関連するスラスト軸受41aおよび41bと、
を備える。
図示する例では、各フライホイール40aおよび40bは、関連する本体32および33の部分36によって画成されたショルダに位置する。
フライホイール40aおよび40bは、軸B周りで対応するねじ20aおよび20bならびに21aおよび21bと共に回転振動する。
各イナーター16および17のフライホイール40aおよび40bは、ねじ20aおよび20b、ローラ22aおよび22b(ローラ22aおよび22bに関しては、旋回速度がフライホイール40aおよび40bの回転速度とは異なる点を考慮する)、本体32および33、ならびにフライホイール40aおよび40bの慣性モーメントの和に等しい望ましい数値を慣性モーメントについて達成するようにサイズ設定される。この慣性モーメント値は、関連するイナーター16および17のイナータンスを決定し、胴体3への伝達を防ぐことが望まれるケーシング5のあらかじめ定められた振動周波数値に対してデバイス15を調整する。
軸受41aおよび41bは、対応する軸B周りでの関連するラグ30および31に対する関連する本体32および33の相対回転を可能にする。
各イナーターのねじ20aおよび20bならびに雌ねじ21aおよび21bは、多条ねじ山を有する。
各イナーター16および17のねじ20aおよび20bならびに雌ねじ21aおよび21bは、径方向において互いに向き合うように、かつ径方向において軸Bに関して互いに離間されるように構成される。
各イナーター16および17のローラ22aおよび22bは、軸Bに対する径方向において、関連するねじ20aおよび20bと雌ねじ21aおよび21bとの間において径方向に介在する位置に構成される。
各イナーター16および17のローラ22aおよび22bは、それらのそれぞれの軸Cに沿って延在し、各々が、それぞれの軸Cに対して雄ねじ山23を有する。
相互に逆方向への回転を達成するために、イナーター16のねじ20aおよび雌ねじ21aのねじ山とローラ22aのねじ山23とは、第1のねじ方向(first handedness)を有し、イナーター17のねじ20bおよび雌ねじ21bのねじ山とローラ22bのねじ山23とは、同一の第1のねじ方向を有する。
各イナーター16および17のローラ22aおよび22bは、軸Bに対して平行な方向への並進を伴いながら雌ねじ21aおよび21bと共に一体的に可動である。
好ましくは、各イナーター16および17のローラ22aおよび22b上のねじ山23のねじ山角度は、雌ねじ21aおよび21bのねじ山角度と同等である。
また、各ローラ22aおよび22bは、
2つの相互に反対側に位置する軸方向端部27および28と、
それぞれ端部27および28に隣接して配置された2つのはめ歯歯車45および46と、
を備える。
図示する実施形態では、各イナーター16および17のローラ22aおよび22bのねじ山23は、一条ねじ山である。
添付の図面に示すイナーター16および17のローラ22aおよび22bのねじ山23、ねじ20aおよび20bのねじ山、ならびに雌ねじ21aおよび21bのねじ山の角度は、単に示唆的なものに過ぎない点を強調しておくことが重要である。
イナーター16および17のローラ22aおよび22bのねじ山23と、ねじ20aおよび20bならびに雌ねじ21aおよび21bと、の間の結合は、可逆的である。
また、各イナーター16および17は、それぞれ雌ねじ21aおよび21bに対して固定された、かつ雌ねじ21aおよび21bと共に単一ピースとして作られた、2つの冠歯車47および48を備える。
各イナーター16および17の冠歯車47および48は、軸Bに対して同軸的であり、軸Bに沿って離間される。
各冠歯車47および48は、各ローラ22aおよび22bのそれぞれのはめ歯歯車45および46と噛合する内歯車歯49を有する。
このようにすることで、各イナーター16および17のはめ歯歯車45および46は、軸B周りでのローラ22a、22bの回転の最中に歯車歯49と噛合する(図5)。
また、各イナーター16および17は、関連する軸Bに沿って互いに離間された関連する対のディスク形状支持部25を軸B上に備え、図示する例では、ディスク形状支持部25は関連する雌ねじ21aおよび21bと一体である。
各支持部25は複数の座部26を画成し、複数の座部26は、軸B周りでそれぞれが角度方向に等間隔となっており、ローラ22aおよび22bそれぞれの軸方向端部27により係合されている。
図示する実施形態では、図2および図3では視認できないが支持部25と部分36との間に径方向遊びが存在する。
代替的な実施形態では、低摩擦材料から作られた要素が、支持部25と雌ねじ21aおよび21bを画成する部分36との間に介在し得る。
ロッド7の端部8および9は、それぞれラグ30および31の内部に収容される。
ロッド7は、ラグ30、チューブ状本体32、34、および33、ならびにラグ31の内部において、共通の軸Bに沿って端部8から端部9に向かって進むように延在する。
具体的には、ロッド7の直径は、ねじ20aおよび20bの直径未満である。
使用時に、マスト6は、ハブおよびブレードを軸A周りで回転駆動する。
ハブおよびブレードの回転により、ブレードに対する空力学的荷重およびその結果としての振動が発生し、これらはマスト6へと伝達される。
ロッド7は、ロータ4のケーシング5に対して胴体3を連結する。
次に、単一のロッド7および単一のデバイス15を参照してヘリコプター2の動作を説明する。
ロータ4の動作により、振動荷重が発生する。
これらの振動荷重は、ロータ4のケーシング5からラグ30に対してアンカ13にて伝達される。
ラグ30は、軸E周りでアンカ13に対してヒンジ連結される。
したがって、ロータ4の動作により、軸Bに対して平行な方向への軸方向振動がラグ30において発生する。
これらの軸方向振動は、軸Dおよび軸Eを互いの方へおよび互いに離れるように移動させ、ロッド7の圧縮/牽引を生じさせる。
結果として、雌ねじ21aおよび21bならびにチューブ状本体34は、軸Bに対して平行に軸方向に振動する。
また、イナーター16および17のローラ22aおよび22bは、それぞれ雌ねじ21aおよび21bと一体的に軸Bに対して平行に振動する。
さらに、それぞれ雌ねじ21aおよび21bならびにねじ20aおよび20bのねじ山に対してそれぞれローラ22aおよび22bのねじ山23を結合することにより、ローラ22aおよび22bは、
関連するねじ20aおよび20bならびに雌ねじ21aおよび21bに対してローラ22aおよび22bのそれぞれの軸C周りで回転振動し、
関連するねじ20aおよび20bならびに雌ねじ21aおよび21bに対して軸B周りで旋回運動する。
具体的には、支持部25は、ローラ22aおよび22bと一体的に軸B周りで回転振動することにより、ローラ22aおよび22bを軸Bに対して角度方向において等間隔に維持する。
さらに、ローラ22aおよび22bの回転振動の最中に、それぞれはめ歯歯車45および46は、イナーター16および17の雌ねじ21aおよび21bに対して固定された冠歯車47および48の歯車歯49に噛合する。
これにより、それぞれイナーター16および17のローラ22aおよび22bは、軸B周りで旋回することが可能となる。
関連する軸C周りでのローラ22aおよび22bの回転により、軸B周りでイナーター16および17のそれぞれのねじ20aおよび20bが回転する。
イナーター16および17のフライホイール40aおよび40bならびにそれぞれの本体32および33は、軸B周りで回転振動する。
軸受41aおよび41bの存在により、イナーター16および17の本体32および33、ならびにしたがってねじ20aおよび20bは、ラグ30および31に対して軸B周りで回転振動することが可能となる。
したがって、デバイス15は、ケーシング5からラグ30へと伝達された振動運動に由来する慣性振動力を発生する。
より具体的には、これらの慣性振動力は、イナーター16および17のローラ22aおよび22bの、本体32および33の、ねじ20aおよび20bの、ならびにフライホイール40aおよび40bの交互的な回転振動に起因する。
イナーター16のローラ22aの、ねじ20aの、本体32の、およびフライホイール40aの交互的な回転により、イナーター16は、ラグ30に対しておよびイナーター17に対して均等なトルク力を印加する。これらの均等な力は、互いに対抗し、ラグ30とイナーター17との間における相対加速度に比例する。
完全に同様の態様で、イナーター17は、イナーター16に対しておよびラグ31に対して均等なトルク力を印加する。これらの均等な力は、互いに対抗し、イナーター16とラグ31との間における相対加速度に比例する。
イナーター16とイナーター17との間で交わされる力は、互いに均等でありかつ反対方向である。
結果として、デバイス15は、ラグ30および31に対して、ならびにしたがってロータ4のケーシング5および胴体3の上部部分10に対して均等なトルク力を印加する。
これらのトルク力は、胴体3に対してトルクを発生させることなく胴体3に対して伝達された振動を減衰または相殺し、それによりヘリコプター2の乗員の快適性を高める。
図6を参照すると、参照数字1’は、本発明の他の実施形態によるキットを示す。
キット1’は、キット1と同様であり、以下においてはキット1とは異なる点に関してのみ説明される。可能な場合には、キット1およびキット1’の同一のまたは対応するパーツが、同一の参照番号で示される。
具体的には、キット1’のデバイス15’は、イナーター16および17が直列ではなく並列に配置される点においてキット1のデバイス15とは異なる。
さらに詳細には、デバイス15’は、
雌ねじ21aおよび21bが共にラグ30に対して固定される点と、
ねじ20aおよび20bが共にラグ31に対してスラスト軸受41a’および41b’により支持される点と、
において、デバイス15とは異なる。
さらに詳細には、デバイス15’は、
雌ねじ21aを画成しかつラグ30に対して固定された、軸Bに対して平行に振動するように構成された本体61’と、
ねじ20aを画成し、ラグ31に対してスラスト軸受41a’により支持され、フライホイール40a’が固定された、軸B周りに回転可能である本体62’と、
を備える。
さらに、本体61’は、
ラグ30に対して固定された軸方向セクション63’と、
セクション63’よりも大きな直径を有しかつ雌ねじ21bを画成する軸方向セクション64’と、
軸方向においてセクション63’とセクション64’との間に介在する径方向ショルダ65’と、
を備える。
さらに、本体62’は、
ラグ30の方を向きかつねじ20aを画成する軸方向セクション66’と、
軸受41a’により軸方向において支持され、セクション66’よりも大きな直径を有するセクション67’と、
軸方向においてセクション66’と67’との間に介在し、フライホイール40a’が固定される径方向ショルダ68’と、
を備える。
具体的には、本体62’のセクション66’は、本体61’のセクション64’の内部に径方向遊びを有して収容される。
また、デバイス15’は、
雌ねじ21bを画成しかつラグ30に対して固定された、軸Bに対して平行に振動するように構成された本体71’と、
ねじ20bを画成し、ラグ31に対してスラスト軸受41b’により支持され、フライホイール40b’が固定された本体72’と、
を備える。
さらに、本体71’は、
ラグ30に対して固定された軸方向セクション73’と、
セクション73’よりも大きな直径を有し、雌ねじ21bを画成する軸方向セクション74’と、
軸方向においてセクション73’とセクション74’との間に介在する径方向ショルダ75’と、
を備える。
本体71’のセクション73’および74’は、本体62’のセクション63’および67’の内部に径方向遊びを有して収容される。
さらに、本体72’は、
ラグ30の方を向きかつねじ20bを画成する軸方向セクション77’と、
スラスト軸受41b’により軸方向において支持され、セクション77’よりも大きな直径を有する軸方向セクション78’と、
フライホイール40b’が固定される径方向ショルダ79’と、
を備える。
本体72’のセクション77’および78’は、それぞれ本体71’のセクション74’の内部におよび本体62’のセクション67’の内部に径方向遊びを有して収容される。
図示する例では、本体61’、62’、71’、および72’は、ベル形状を有する。
最後に、デバイス15’は、イナーター16のねじ20a、雌ねじ21a、およびローラ22aのねじ山が第1のねじ方向を有し、イナーター17のねじ20b、雌ねじ21b、およびローラ22bのねじ山が第1のねじ方向とは逆の第2のねじ方向を有する点において、デバイス15とは異なる。
これにより、イナーター16および17のねじ20aおよび20bのならびにローラ22aおよび22bの、相互に異なる方向における回転が達成され得る。
キット1’の機能は、ロータ4の動作が、軸Dおよび軸Eを互いの方へおよび互いに離れるように移動させ、その結果としてラグ30上でのならびにイナーター16および17の雌ねじ21aおよび21b上での軸方向振動を発生させる点において、キット1の機能とは異なる。
この「並列」の例では、イナーター16および17は、ラグ30、31と同一の相対変位を、したがって同一の加速度を受ける。したがって、デバイス15の総イナータンスは、単一のイナーター16および17のイナータンスの2倍となる。イナーター16および17の雌ねじ21aおよび21bの軸方向振動により、イナーター16および17のローラ22aおよび22bの軸方向振動が引き起こされる。
さらに、イナーター16の雌ねじ21aおよびねじ20aそれぞれのねじ山にねじ山23がそれぞれ結合することにより、イナーター16のローラ22aは、
関連するねじ20aおよび雌ねじ21aに対してローラ22aのそれぞれの軸C周りで回転振動し、
関連するねじ20aおよび雌ねじ21aに対して軸B周りで旋回運動する。
さらに、関連する軸C周りでのイナーター16のローラ22aの回転振動により、軸B周りでのイナーター16のねじ20aおよびフライホイール40aの回転振動が引き起こされる。
ローラ22bのねじ山23と雌ねじ21bのねじ山との間の結合により、ローラ22bは、
イナーター17の関連するねじ20bおよび雌ねじ21bに対してローラ22bのそれぞれの軸C周りで回転振動し、
イナーター17の関連するねじ20bおよび雌ねじ21bに対して軸B周りで旋回運動する。
イナーター17のローラ22bのねじ山23とねじ20bのねじ山との間の結合により、イナーター17のローラ22bの回転振動によって、軸B周りでのイナーター17のねじ20bの回転振動が引き起こされる。
軸受41a’および41b’は、それぞれねじ20aおよびねじ20bにより軸Bに対して平行に発生する軸方向スラスト力を支持する。
また、軸受41a’および41b’により、ラグ31に対するイナーター16および17のねじ20aおよび20bの回転が可能となり、それによりラグ31へ、したがって胴体3への回転振動の伝達が回避される。
キット1のデバイス15と同様に、キット1’のデバイス15’は、イナーター16および17のローラ22aおよび22b、ねじ20aおよび20b、雌ねじ21b、ならびにフライホイール40aおよび40bの回転振動により慣性振動力を発生させる。
キット1のデバイス15と完全に同様の態様で、キット1’のデバイス15’は、ラグ30および31に対して、ならびにしたがってロータ4のケーシング5に対しておよび胴体3の上部部分10に対して、結果として得られる均等なトルク力を印加する。
これらのトルク力は、胴体3に対して伝達された振動を減衰または相殺し、それによりヘリコプター2の乗員の快適性を高める。
2つのイナーター16および17が逆方向において理想的には均一な係数である慣性応答トルクを発することにより、キット1のデバイス15と完全に同様の態様で、デバイス15’は、軸B周りで本質的にゼロ係数を有するトルクを胴体3に対して印加する。
本発明によるキット1および1’の試験から、これらのキットにより達成され得る利点は明らかである。
具体的には、キット1および1’は、複数の減衰デバイス15および15’を備え、これらの減衰デバイスはそれぞれ、1対のイナーター16および17を備える。
イナーター16および17は、ロータ4のケーシング5の振動を、ねじ20aおよび20b、ローラ22aおよび22b、ならびにフライホイール40aおよび40bの回転振動へと変換する。
この回転振動は、アンカ12および13の相対加速度に比例する、アンカ12および13に対して作用する力を発生させる。
この力は、アンカ13に対する、したがって胴体3に対する振動伝達を抑制して、ヘリコプター2の内部において知覚される快適性を改善する。
イナーター16および17のねじ20aおよび20bならびにしたがってさらにフライホイール40aおよび40bが、互いに逆方向に回転することにより、ヘリコプター2の胴体3に対して伝達される慣性トルクが、実質的にゼロになる。
これにより、ヘリコプター2の乗員の快適性をさらに高めることが可能となり、VIP層向けのヘリコプターにとっては明らかな利点となる。
具体的には、「直列」レイアウトにより、デバイス15のイナーター16および17は、低下した角加速度を受け、したがってパーツ、特にねじ20および雌ねじ21のねじ山ならびにローラ22のねじ山23においてより低い摩損を受ける。
「並列」構成により、デバイス15’のイナーター16および17は、各イナーター16および17の総イナータンスを利用することにより、同一効果のデバイス15’に対するフライホイール40a’および40b’の質量を最小限に抑えることを可能にする。
さらに、デバイス15のイナーター16および17は、加速度が低下し、デバイス15’のイナーター16および17は、特に小さな寸法を有し、それによりデバイス15および15’に対する損傷リスクが低下する。各デバイス15および15’は、ロッド7を収容し、関連するロッド7のアンカ12および13に対する同一のヒンジ連結軸DおよびE周りで関連するアンカ12および13に対してヒンジ連結される。
結果として、デバイス15および15’は、ヘリコプター2のいかなる実質的な再設計をも必要とせず、ケーシング5と胴体3の上部部分10との間においてロッド7を固定するためにあらかじめ設けられたアンカ12および13を利用する。
さらに、これにより、キット1および1’は、ロッド7を備える既存のヘリコプター2に対してとりわけ簡易的かつ安価な方法で後付けすることが可能となる。
このためには、軸DおよびE周りで既存のアンカ12および13に対してデバイス15および15’をヒンジ連結することだけで十分となる。
最後に、特許請求の範囲により定義される範囲から逸脱することなく、本明細書において説明されかつ図示されるキット1および1’に関して修正および変更を行うことが可能であることは明白である。
具体的には、デバイス15および15’のねじ20aおよび20bが、軸Bに対して摺動し、雌ねじ21aおよび21bが、軸B周りで回転することも可能である。
この例では、デバイス15を参照すると、それぞれ雌ねじ21aおよび21bは、関連するラグ30および31上でそれぞれ軸受41aおよび41bにより支持され、それぞれねじ20aおよび20bは、互いに連結されることになる。
デバイス15’に関して、それぞれねじ20aおよび20bは、ラグ30に対して固定され、それぞれ雌ねじ21aおよび21bは、それぞれ軸受41a’および41b’を介してラグ31により軸方向において支持されることになる。
さらに、ねじ20aおよび20bに対する軸B周りでの旋回に加えて、デバイス15および15’のローラ22aおよび22bが、軸Bに対して平行に雌ねじ21aおよび21bに対して自由に軸方向並進することも可能である。
さらに、デバイス15および15’は、それぞれロッド7の内部に収容される、または胴体3の上部部分10とケーシング5との間に介在するさらなるそれぞれの構造的要素に対して連結されることも可能である。
最後に、各デバイス15および15’のチューブ状本体32および33が、関連するロッド7に対して直接的に固定されることも可能である。
1 キット
1’ キット
2 ヘリコプター
3 胴体
4 メインロータ
5 支持ケーシング
6 マスト
7 ロッド
8 端部
9 端部
10 上部部分
12 アンカ
13 アンカ
15 減衰デバイス
15’ 減衰デバイス
16 イナーター
17 イナーター
20 ねじ
20a ねじ
20b ねじ
21 雌ねじ
21a 雌ねじ
21b 雌ねじ
22 ローラ
22a ねじ山付きローラ
22b ねじ山付きローラ
23 ねじ山、雄ねじ山
25 ディスク形状支持部
26 座部
27 軸方向端部
28 軸方向端部
30 チューブ状軸方向端部ラグ
31 チューブ状軸方向端部ラグ
32 チューブ状本体
33 チューブ状本体
34 チューブ状本体
35 部分
36 ベル形状部分
37 部分
38 部分
40a フライホイール
40a’ フライホイール
40b フライホイール
40b’ フライホイール
41a スラスト軸受
41a’ スラスト軸受
41b スラスト軸受
41b’ スラスト軸受
45 はめ歯歯車
46 はめ歯歯車
47 冠歯車
48 冠歯車
49 内歯車歯
61’ 本体
62’ 本体
63’ 軸方向セクション
64’ 軸方向セクション
65’ 径方向ショルダ
66’ 軸方向セクション
67’ セクション
68’ 径方向ショルダ
71’ 本体
72’ 本体
73’ 軸方向セクション
74’ 軸方向セクション
75’ 径方向ショルダ
77’ 軸方向セクション
78’ 軸方向セクション
79’ 径方向ショルダ

Claims (15)

  1. 胴体(3)およびロータ(4)を備えるヘリコプター(2)用のキット(1、1’)であって、
    前記ロータ(4)から前記胴体(3)に対して伝達される振動を減衰するように、かつ前記胴体(3)と前記ロータ(4)との間に介在するように構成された少なくとも1つのデバイス(15、15’)を備える、キット(1、1’)において、
    前記デバイス(15、15’)は、
    第1の軸(B)に沿って平行に可動であり、前記第1の軸(B)に対して平行に振動するように構成された1対の第1のねじ山付き要素(21a、21b;20a、20b)と、
    前記第1の軸(B)周りで回転可能であり、それぞれ前記第1のねじ山付き要素(21a、21b;20a、20b)に対して動作可能に連結されることにより、使用時に前記第1の軸(B)周りで回転振動する、1対の第2のねじ山付き要素(20a、20b;21a、21b)と、
    第1のイナーター(16)と、
    第2のイナーター(17)と、
    を備え、
    前記第1のイナーター(16)は、
    第1の雌ねじ(21a)と、
    前記第1の雌ねじ(21a)に対して動作可能に連結された第1のねじ(20a)と、
    前記第1の雌ねじ(21a)および前記第1のねじ(20a)に螺合される複数の第1のねじ山付きローラ(22a)であって、前記第1の軸(B)に対して平行でありかつ前記第1の軸(B)から離間されたそれぞれの第2の軸(C)周りで前記第1の雌ねじ(21a)および前記第1のねじ(20a)に対して回転可能であり、前記第1の軸(B)周りで前記第1の雌ねじ(21a)および前記第1のねじ(20a)に対して回転可能である、複数の第1のねじ山付きローラ(22a)と、
    を備え、
    前記第2のイナーター(17)は、
    第2の雌ねじ(21b)と、
    前記第2の雌ねじ(21b)に対して動作可能に連結された第2のねじ(20b)と、
    前記第2の雌ねじ(21b)および前記第2のねじ(20b)に螺合される複数の第2のねじ山付きローラ(22b)であって、前記第1の軸(B)に対して平行でありかつ前記第1の軸(B)から離間されたそれぞれの第2の軸(C)周りで前記第2の雌ねじ(21b)および前記第2のねじ(20b)に対して回転可能であり、前記第1の軸(B)周りで前記第2の雌ねじ(21b)および前記第2のねじ(20b)に対して回転可能である、複数の第2のねじ山付きローラ(22b)と、
    を備え、
    前記第1の雌ねじ(21a)および前記第2の雌ねじ(21b)は、前記第1のねじ山付き要素(21a、21b;20a、20b)を画成し、前記第1のねじ(20)および前記第2のねじ(20)は、前記第2のねじ山付き要素(20a、20b;21a、21b)を画成する、または
    前記第1のねじ(20)および前記第2のねじ(20)は、前記第1のねじ山付き要素(21a、21b;20a、20b)を画成し、前記第1の雌ねじ(21a)および前記第2の雌ねじ(21b)は、前記第2のねじ山付き要素(20a、20b;21a、21b)を画成することを特徴とする、キット(1、1’)。
  2. 前記第2のねじ山付き要素(20a、20b;21a、21b)は、相互に逆の回転方向で回転可能となるように構成され、かつ/または
    前記第1のイナーター(16)および前記第2のイナーター(17)の前記第1の軸(B)同士が互いに一致し、前記デバイス(15、15’)の延長軸を規定し、かつ/または
    前記第1のねじ山付きローラ(22a)および前記第2のねじ山付きローラ(22b)の前記第2の軸(C)同士が互いに一致することを特徴とする、請求項1に記載のキット。
  3. 前記第1のイナーター(16)および前記第2のイナーター(17)は、同一のイナータンスを有することを特徴とする、請求項1または2に記載のキット。
  4. 前記第1のイナーター(16)の前記第2のねじ山付き要素(20a)と角度方向で一体である第1のフライホイール(40a、40a’)、および/または
    前記第2のイナーター(17)の前記第2のねじ山付き要素(20b)と角度方向で一体である第2のフライホイール(40b、40b’)
    を備えることを特徴とする、請求項3に記載のキット。
  5. 前記第1のイナーター(16)および前記第2のイナーター(17)の前記第1のねじ山付き要素(21a、21b)は、前記第1の軸(B)に対して平行に共に一体的に可動であることを特徴とする、請求項1から4のいずれか一項に記載のキット。
  6. 前記ロータ(4)に対して関節式に連結可能である第1のアンカ固定要素(30)と、
    前記第1の軸(B)周りで角度方向に可動な態様で前記第1のイナーター(16)の前記第2のねじ山付き要素(20a)を支持する第1の軸受(41a)と、
    前記胴体(3)に対して関節式に連結可能である第2のアンカ固定要素(31)と、
    前記第1の軸(B)周りで角度方向に可動な態様で前記第2のイナーター(17)の前記第2のねじ山付き要素(20b)を支持する第2の軸受(41b)と、
    を備えることを特徴とする、請求項1から5のいずれか一項に記載のキット。
  7. 前記第1のイナーター(16)は、前記第1のアンカ固定要素(30)と前記第2のイナーター(17)との間に介在し、
    前記第2のイナーター(17)は、前記第1のイナーター(16)と前記第2のアンカ固定要素(31)との間に介在することを特徴とする、請求項6に記載のキット。
  8. 前記第1のイナーター(16)の前記第1のねじ山付き要素(21a)のねじ山、前記第2のねじ山付き要素(20a)のねじ山、および前記第1のねじ山付きローラ(22a)のねじ山が、第1のねじ方向を有し、
    前記第2のイナーター(17)の前記第1のねじ山付き要素(21b)のねじ山、前記第2のねじ山付き要素(20b)のねじ山、および前記第2のねじ山付きローラ(22b)のねじ山が、同一の前記第1のねじ方向を有することを特徴とする、請求項1から7のいずれか一項に記載のキット。
  9. 前記キットは、前記ロータ(4)に対して関節式に連結可能である第1のアンカ固定要素(30)を備え、
    前記第1のねじ山付き要素(21a、21b)は、前記第1のアンカ固定要素(30)に対して拘束されることを特徴とする、請求項1から5のいずれか一項に記載のキット。
  10. 前記第1のアンカ固定要素(30)に対して固定され、前記第1のイナーター(16)の前記第1のねじ山付き要素(21a)を画成する第1の本体(61’)と、
    前記第1の軸(B)周りで回転可能であり、前記第1のイナーター(16)の前記第2のねじ山付き要素(20a)を画成する第2の本体(62’)と、
    前記第1のアンカ固定要素(30)に対して固定され、前記第2のイナーター(17)の前記第1のねじ山付き要素(21b)を画成する第3の本体(71’)と、
    前記第1の軸(B)周りで回転可能であり、前記第2のイナーター(17)の前記第2のねじ山付き要素(20b)を画成する第4の本体(72’)と、
    を備え、
    前記第2の本体(62’)は、前記第1の本体(61’)の内部に少なくとも部分的に収容され、
    前記第3の本体(71’)は、前記第2の本体(62’)の内部に少なくとも部分的に収容され、
    前記第4の本体(72’)は、前記第3の本体(71’)の内部に少なくとも部分的に収容されることを特徴とする、請求項9に記載のキット。
  11. 前記キットは、
    前記胴体(3)に対して関節式に連結可能である第2のアンカ固定要素(31)と、
    前記第2のアンカ固定要素(31)と前記第2のねじ山付き要素(20a、20b)それぞれとの間に介在し、前記第2のねじ山付き要素(20a、20b)から発せられた前記第1の軸(B)に沿って方向づけられた荷重を支持するように構成された、2つの軸受(41a’、41b’)と、
    を備えることを特徴とする、請求項1から5のいずれか一項請求項9または請求項10に記載のキット。
  12. 前記第1のイナーター(16)の前記第1のねじ山付き要素(21a)のねじ山、前記第2のねじ山付き要素(20a)のねじ山、および前記第1のねじ山付きローラ(22a)のねじ山が、第1のねじ方向を有し、
    前記第2のイナーター(17)の前記第1のねじ山付き要素(21b)のねじ山、前記第2のねじ山付き要素(20b)のねじ山、および前記第2のねじ山付きローラ(22b)のねじ山が、前記第1のねじ方向とは逆の第2のねじ方向を有することを特徴とする、請求項1から5および9から11のいずれか一項に記載のキット。
  13. ヘリコプターであって、
    胴体(3)と、
    ロータ(4)と、
    前記ロータ(4)の支持ケーシング(5)と、
    前記胴体(3)と前記支持ケーシング(5)との間に介在する複数の連結ロッド(7)と、
    を備える、ヘリコプターにおいて、
    前記ヘリコプターは、請求項1から12のいずれか一項に記載のキット(1、1’)を各前記連結ロッド(7)ごとに備え、
    前記デバイス(15、15’)は、前記支持ケーシング(5)と前記胴体(3)との間に介在することを特徴とする、ヘリコプター。
  14. 少なくとも1つの前記連結ロッド(7)およびそれぞれの前記デバイス(15、15)は、互いに一致するそれぞれ同一の第3の軸(D)周りで前記胴体(3)に対してヒンジ連結され、
    少なくとも1つの前記連結ロッド(7)およびそれぞれの前記デバイス(15、15’)は、互いに一致するそれぞれ同一の第4の軸(E)周りで前記ロータ(4)に対してヒンジ連結されることを特徴とする、請求項13に記載のヘリコプター。
  15. 前記連結ロッド(7)および前記デバイス(15、15’)の一方が、前記連結ロッド(7)および前記デバイス(15、15’)の他方の内部に収容されることを特徴とする、請求項13または14に記載のヘリコプター。
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