JP7282295B2 - 芯鞘型導電糸からの導通方法 - Google Patents

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Description

本発明は、芯鞘型導電糸からの導通方法に関する。
また、特許請求の範囲及び本明細書では、「芯鞘型導電糸」の語は、芯部が導電性を有しており、鞘部が非導電性及び吸水性を有している芯鞘型の導電糸を意味する。
公共施設、映画館の座席シート、ソファ、座椅子等の家具のシート、ベットシーツ等には、織物、編物、布等が用いられていることが多い。
例えば、病院のベットシーツの上で尿を漏らしてしまい、次に利用する方が濡れていることに気付かず、寝ころんでしまい、次に寝ころんだ方の服やズボン、スカートが濡れてしまう恐れがある。
特許文献1には、導電糸A,Bをテキスタイル構造内に配置した液体検知布であって、前記テキスタイル構造を構成する糸の一部には前記導電糸Aが所定の間隔をあけて平行状に配列され、前記導電糸Aと直交する方向には、導電糸Bが少なくとも2本所定の間隔をあけて平行状に配列され、かつ前記平行状に配列された導電糸Aと1本おきに交互に電気的接続されており、前記導電糸A,B以外の糸は電気絶縁糸であることを特徴とする液体検知布が開示されている。
特開2016-123549号公報
特許文献1には、液体検知布を構成する導電糸A,Bは導電線そのままでもよいし、液体が導電線に到達する構成であれば電気絶縁糸材料で被覆されていてもよいと記載されており、また、電気的接続方法としては、織編等のテキスタイル構造で物理的に接触させることで電気的に接続させる方法、ハンダや導電ペースト、導電性接着剤等で電気的に接続させる方法があるが、液体検知布として電気的接続が保持できる方法であればよいと記載されている。
しかしながら、電気絶縁糸材料で被覆されている導電糸を用いて、導電ペースト、導電性接着剤等で電気的に接続しようとする場合、導電ペースト、導電性接着剤等が芯の導電糸まで均一に浸透しないため、電気的にうまく接続できない恐れがある。また、導電ペースト、導電性接着剤等が固化した後、布帛を伸縮させたりすると、導電ペースト、導電性接着剤等がひび割れしてしまう恐れがある。
本発明は、かかる技術的背景を鑑みてなされたものであって、ひび割れすることなく、電気絶縁糸材料で被覆されている導電糸と導電糸とを導通させることができる方法を提供することが目的である。
前記目的を達成するために、本発明は以下の手段を提供する。
[1] 導電性を有する芯部と、非導電性と吸水性を有する鞘部からなる芯鞘型導電糸を少なくとも一部に用いてなる布帛に、前記芯鞘型導電糸の導電性を有する芯部と導電糸とが接触するように前記導電糸を刺繍することにより、前記芯鞘型導電糸の導電性を有する芯部と前記導電糸とを導通することを特徴とする導通方法。
[2] 前記導電糸を前記布帛に少なくとも2本刺繍する前項1に記載の導通方法。
[1]の発明では、導電性を有する芯部と、非導電性と吸水性を有する鞘部からなる芯鞘型導電糸を少なくとも一部に用いてなる布帛に、芯鞘型導電糸の導電性を有する芯部と導電糸とが接触するように導電糸を刺繍することにより、芯鞘型導電糸の導電性を有する芯部と導電糸とを導通するから、非導電性と吸水性を有する鞘部で被覆されている導電性を有する芯部と、刺繍した導電糸とを導通させることができる。また、電気的に接続する方法としては導電糸を用いているため、ひび割れすることもない。さらに、布帛が水、お茶、ジュース等の等の液体に濡れた際、布帛に用いている芯鞘型導電糸の非導電性と吸水性を有する鞘部に液体が通過し、導電性を有する芯部にまで液体が浸透すると、導電性を有する芯部と布帛に刺繍した導電糸とで簡単に導通させることができ、液体濡れも検知することができる。
[2]の発明では、導電糸を布帛に少なくとも2本刺繍するから、布帛の面状において液体濡れも検知することができる。
本発明に係る芯鞘型導電糸からの導通方法を行うために、導電糸を刺繍した布帛の一実施形態を示す平面図である。 本発明に係る芯鞘型導電糸を示す斜視図である。 本発明に係る芯鞘型導電糸の導電性を有する芯部と導電糸とが接触するように、1本の導電糸を手で刺繍した状態を示す断面図である。 本発明に係る芯鞘型導電糸の導電性を有する芯部と導電糸とが接触するように、導電糸をミシンで刺繍した状態を示す断面図である。 本発明に係る布帛の幅方向の端部側に導電糸を刺繍する位置を示す平面図である。 本発明に係る布帛の長さ方向の端部側に導電糸を刺繍する位置を示す平面図である。
本発明に係る芯鞘型導電糸からの導通方法を行うための布帛の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1に示すように、導電性を有する芯部7と、非導電性と吸水性を有する鞘部8からなる芯鞘型導電糸2を少なくとも一部に用いてなる布帛1に、前記芯鞘型導電糸2の導電性を有する芯部7と導電糸3とが接触するように前記導電糸3を刺繍することにより、前記芯鞘型導電糸2の導電性を有する芯部7と前記導電糸3とを導通することを特徴とする。なお、図1では、導電性を有する芯部7と導電糸3とが接触している所を分かりやすくするために、緯糸は省略している。
前記布帛1の少なくとも一部には、導電性を有する芯部7と、非導電性と吸水性を有する鞘部8からなる芯鞘型導電糸2を用いる必要がある。前記布帛1に用いることができる糸としては、芯鞘型導電糸2の他には、非導電性繊維4を用いても構わない。非導電性繊維4としては、例えば、ナイロン繊維、ポリプロピレン繊維、ポリエステル繊維等が挙げられる。なお、図1、図5、図6には経糸及び緯糸に用いている芯鞘型導電糸2と芯鞘型導電糸2の間に非導電性繊維4を1本しか記載していないが、経糸に用いている芯鞘型導電糸2と芯鞘型導電糸2の間に複数本の非導電性繊維4が製織されており、緯糸に用いている芯鞘型導電糸2と芯鞘型導電糸2の間に複数本の非導電性繊維4が製織されており、分かりやすくするために省略しているだけである。
前記布帛1としては、特に限定されるものではないが、例えば、織物、編物等が挙げられるが、織物であることが好ましい。また、布帛1を3Dニットの表面に刺繍するようにして形成しても構わない。
前記布帛1の組織としては、平織、綾織、朱子織等が挙げられる。
前記芯鞘型導電糸2は、図2に示すように、導電性を有する芯部7と、非導電性と吸水性を有する鞘部8からなる芯鞘型導電糸2である必要がある。導電性を有する芯部7の外周面を非導電性と吸水性を有する鞘部8で被覆している芯鞘型導電糸2である。
前記導電性を有する芯部7としては、導電糸であることが好ましく、中でも、銀メッキ糸やステンレス線であることがより好ましい。
前記非導電性と吸水性を有する鞘部8としては、非導電性を有する吸水糸であることがより好ましい。
前記導電糸を芯糸に用いて、導電糸からなる芯糸の外周面に前記非導電性を有する吸水糸を被覆する方法としては、特に限定するものではないが、組紐、カバーリング等が挙げられ、導電糸からなる芯糸の隙間が見えないように巻き付けることが好ましい。
前記芯鞘型導電糸2は、導電糸からなる芯糸の外周面を、非導電性を有する吸水糸で被覆した糸であることがより好ましい。
前記非導電性を有する吸水糸としては、非導電性と吸水性を有する糸であれば特に限定されないが、異形断面糸、マイクロファイバー等が挙げられ、中でも、異形断面糸であることがより好ましい。
前記組紐としては、丸打紐、角打紐、平打紐等が挙げられ、丸打紐であることがより好ましい。
前記組紐の太さとしては、500デシテックス~10000デシテックスであることが好ましい。
前記導電糸からなる芯糸の外周面に巻き付ける組紐の本数としては、4打~16打であることが好ましく、中でも、8打~12打であることがより好ましい。
前記布帛1に、前記芯鞘型導電糸2の導電性を有する芯部7と導電糸3とが接触するように前記導電糸3を刺繍する必要がある。前記芯鞘型導電糸2の導電性を有する芯部7と前記導電糸3とが接触していることで、前記芯鞘型導電糸2の導電性を有する芯部7と前記導電糸3とを導通させることができる。
前記導電糸3を刺繍する方法としては、特に限定されるものではないが、例えば、針を用いて手で刺繍する、ミシンで刺繍する等が挙げられ、中でもミシンで刺繍することが好ましい。
図3は、1本の導電糸3を手で刺繍した状態を示しており、経糸のみを経方向から見た断面図である。図3では、導電性を有する芯部7と導電糸3とが接触している所を分かりやすくするために、緯糸は省略している。前記第2工程では前記芯鞘型導電糸2の上下を貫通するように1本の導電糸3を手で刺繍して、布帛1に用いられている芯鞘型導電糸2の表面側と裏面側とを貫通するように1本の導電糸3で刺繍して、導電性を有する芯部7と導電糸3とが接触し、通電できるようにすることが必要である。
図4は、導電糸をミシンで刺繍した状態を示しており、経糸のみを経方向から見た断面図である。図4では、導電性を有する芯部7と導電糸3とが接触している所を分かりやすくするために、緯糸は省略している。前記第2工程では前記芯鞘型導電糸2の上下を貫通するように1本の導電糸3をミシンで刺繍して、布帛1に用いられている芯鞘型導電糸2の表面側と裏面側とを貫通するように導電糸3をミシンで刺繍して、導電性を有する芯部7と導電糸3とが接触し、通電できるようにすることが必要である。
前記導電糸3の種類としては、導電性を有する繊維素材であればよく、例えば、銅、ステンレス、銀等の金属繊維や炭素繊維、導電性のない繊維に、銀、銅、ニッケル等の金属をメッキ等の手段によって繊維表面にコーティングし導電性機能の付与された糸等を挙げることができる。
前記導電糸3の電気抵抗としては、10Ω/cm~10-1Ω/cmであることが好ましい。
前記導電糸3を前記布帛1に少なくとも2本刺繍することが好ましい。1本でも構わないが、2本刺繍することで布帛の大きな面状において水濡れを検知することができる。
図5に示すように、前記布帛1の長さ方向Lとは布帛1を製造する時の加工流れ方向と同じであり、前記布帛1の幅方向Wとは、布帛を製造する時の加工流れ方向と直交する方向であることを示している。
図1に示すように、前記2本の導電糸3のうち一方の導電糸5は前記布帛1の長さ方向Lと平行になるように刺繍され、前記2本の導電糸3のうち他方の導電糸6は前記布帛1の幅方向Wと平行になるように刺繍されることが好ましく、布帛1の大きな面状で液体濡れも検知することができる。
図5に示すように、前記2本の導電糸3のうち一方の導電糸5は前記布帛1の幅方向Wの一方の端部側Sに刺繍されることが好ましい。また、図6に示すように、前記2本の導電糸3のうち他方の導電糸6は前記布帛1の長さ方向Wの一方の端部側Rに刺繍されることが好ましい。前記布帛1をベットシーツに用いる場合、布帛1の幅方向Wの一方の端部側Sと布帛1の長さ方向Lの一方の端部側Rに刺繍することができ、人が座らない位置に2本の導電糸3を刺繍することができ、導電糸3に人が触れることなく、安全性に優れることができる。
前記2本の導電糸3を刺繍するときの注意点としては、前記2本の導電糸3が交差する交差点手前で2本の導電糸3が接触しないように刺繍を終える、又は、前記2本の導電糸3が交差する交差点手前から2本の導電糸3が接触しないように刺繍し始める、又は、例えば、前記2本の導電糸3のうち一方の導電糸5を刺繍した後に、前記2本の導電糸3のうち他方の導電糸6を刺繍し始める位置を前記2本の導電糸3が交差する交差点手前から2本の導電糸3が接触しないように刺繍することが好ましい。いずれにしても、2本の導電糸3が接触しないようにすることが水濡れを検知できる点から好ましい。
水濡れを検知する方法としては、前記2本の導電糸3のうち一方の導電糸5もしくは前記2本の導電糸3のうち他方の導電糸6のどちらか一方に電気を流しておき、前記2本の導電糸3のうち一方の導電糸5と前記2本の導電糸3のうち他方の導電糸6とは接触しないことが条件である。前記2本の導電糸3のうち一方の導電糸5と前記2本の導電糸3のうち他方の導電糸6とが導通したらLEDランプを点灯させるようにすることで、液体濡れを検知することができる。前記布帛1の表面に液体が濡れると、布帛1に用いている芯鞘型導電糸2の非導電性と吸水性を有する鞘部8に液体が浸透して、さらに芯部7(導電糸からなる芯糸)へ液体が浸透し、芯鞘型導電糸2の非導電性と吸水性を有する鞘部8に浸透した液体が前記2本の導電糸3のうち一方の導電糸5及び前記2本の導電糸3のうち他方の導電糸6にまで到達すると、前記2本の導電糸3のうち一方の導電糸5及び前記2本の導電糸3のうち他方の導電糸6とが導通することができる。
前記布帛1をベットシーツとして使用すると、尿漏れなどの液体が付着した場合、布帛1の表面に液体が浸透し、ベットシーツの液体濡れを検出することができる。
次に、本発明の具体的実施例について説明するが、本発明はこれら実施例のものに特に限定されるものではない。
<使用材料>
導電糸3・・・・銀メッキ糸(大阪電気工業株式会社製、odex、70d×3)
芯鞘型導電糸2・・・銀メッキ糸(大阪電気工業株式会社製、odex、70d×3)の外周面を非導電性と吸水性を有する異形断面糸(帝人フロンティア株式会社製、カルキュロ、ポリエステル、167T48)を用いて、丸打紐8打で巻き付けた芯鞘型導電糸。
非導電性繊維4・・・ポリエステル(200d)
<実施例1>
経糸としては芯鞘型導電糸2を5cm間隔、芯鞘型導電糸2と芯鞘型導電糸2との間には非導電性繊維4を用い、緯糸としては芯鞘型導電糸2を5cm間隔、芯鞘型導電糸2と芯鞘型導電糸2との間には非導電性繊維4を用い、平織で織り、布帛1を得た。次に、走行ミシンで経糸の隣り合う前記芯鞘型導電糸2と前記芯鞘型導電糸2との間に1本の導電糸3(5)を刺繍し、緯糸の隣り合う前記芯鞘型導電糸2と前記芯鞘型導電糸2との間にもう1本の導電糸3(6)を刺繍し、図1に示す布帛1を得た。なお、1本の導電糸3(5)ともう1本の導電糸3(6)とは接触していなかった。
上記のようにして得られた布帛に対して、下記評価方法に基づいて評価を行った。
<ひび割れ性評価法>
得られた布帛の電気抵抗値をテスターで測定した。次に、得られた布帛を手で100回曲げた後、電気抵抗値を測定し、曲げ試験前と曲げ試験後の電気抵抗値の範囲が5%未満の範囲内であれば「○」、それ以外であれば「×」とし、「○」以上を合格とした。
<導通性評価法>
走行ミシンで刺繍した導電糸に電気を流して、刺繍した部分の芯鞘型導電糸の導電性を有する芯部に電気が流れていれば「○」、電気が流れていなければ「×」とし、「○」以上を合格とした。
<水濡れ検知評価法>
本願発明の実施例1で作成した布帛1の2本の導電糸3のうち一方の導電糸5もしくは前記2本の導電糸3のうち他方の導電糸6のどちらか一方に電気を流しておき、前記2本の導電糸3のうち一方の導電糸5と前記2本の導電糸3のうち他方の導電糸6とが導通したらLEDランプを点灯する電気回路を取り付け、液体が濡れていることが分かる簡易装置を構築してから、水濡れ検知評価を行った。本願発明の実施例1で作成した布帛の表面側に水を10ml滴下し、1分後にLEDランプが点灯したものを「○」、LEDランプが点灯しなかったものを「×」とし、「○」以上を合格とした。なお、水を滴下する位置としては、2本の導電糸の真ん中で、かつ、芯鞘型導電糸の上に水を滴下した。
本発明の実施例1の布帛は、ひび割れもなく、電気絶縁糸材料で被覆されている導電糸と導電糸とを導通させることにより、水濡れも検知することができた。
本発明に係る芯鞘型導電糸からの導通方法は、例えば、大きな面積で液体濡れを検知したいシーツ、耐洗濯性が求められる商材に好適に使用することができる。
1・・・布帛
2・・・芯鞘型導電糸
3・・・導電糸
4・・・非導電性繊維
5・・・2本の導電糸のうち一方の導電糸
6・・・2本の導電糸のうち他方の導電糸
7・・・導電性を有する芯部
8・・・非導電性と吸水性を有する鞘部
W・・・幅方向
L・・・長さ方向
S・・・布帛の幅方向の端部側
R・・・布帛の長さ方向の端部側

Claims (1)

  1. 導電性を有する芯部(7)と、非導電性と吸水性を有する鞘部(8)からなる芯鞘型導電糸(2)を少なくとも一部に用いてなる布帛(1)に、前記芯鞘型導電糸(2)の導電性を有する芯部(7)と導電糸(3)とが接触するように導電糸(3)を前記芯鞘型導電糸(2)の上下を貫通するように刺繍することにより、前記芯鞘型導電糸(2)の導電性を有する芯部(7)と前記導電糸(3)とを導通する方法であって、
    前記導電糸(3)の電気抵抗は、10Ω/cm~10-1Ω/cmであり、
    前記芯部(7)が前記鞘部(8)の隙間から見えないように、前記鞘部(8)を前記芯部(7)の外周面に巻き付け、
    前記導電糸(3)は、少なくとも2本刺繍し、少なくとも2本の導電糸(3)のうち、一方の導電糸(5)は、前記布帛(1)の長さ方向(L)に平行で、他方の導電糸(6)は、前記布帛(1)の幅方向(W)に平行であり、
    前記一方の導電糸(5)は、前記布帛(1)の幅方向(W)の一方の端部側(S)に刺繍し、
    前記他方の導電糸(6)は、前記布帛(1)の長さ方向(L)の一方の端部側(R)に刺繍する、
    ことを特徴とする導通方法。
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