JP7281941B2 - 荷物の配送を支援するシステム - Google Patents

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Description

本発明は、荷物の配送を支援するシステムに関する。
近年、通信販売サービスの普及拡大により、配送事業者が扱う荷物の量は年々増加している一方、配送業の労働人口は減少傾向にある。従って、より効率的かつ様々な配送リソースを用い配送サービスを維持することが重要になる。
例えば、本開示の背景技術として、例えば、特開2018-081704号公報がある。特開2018-081704号公報は、「ロッカー宅配システム1であって、発送ロッカー13と受け取りロッカー18が指定されると、リレー配送するルートが決定される。送り主は、発送ロッカーの指定ボックスの電子キーを受け取り、発送ロッカー13に荷物を収納する。配送事業者にも電子キーを送り、同様にして、この荷物を受け取り、発送伝票を貼り付ける。配送事業者は、この配送対象物を発送する物流ステーションまで配送する。配送物が到着物流ステーションまで配送されると、第2の配送事業者は、これを受け取り、受け取りロッカー18まで運び、電子キーを用いて解錠し、荷物を収納する。受け取り主は、ロッカー18に到着すると、受け取った電子キーでロッカーを開き、荷物を受け取る」(要約)、と開示している。
特開2018-081704号公報
現在、一般的に、専門の配送事業者が、そのトラックによって荷物の集荷と配送を行う。しかし、今後は、配送リソースの有効活用の点から、様々は配送手段による配送サービルが現れると予想される。例えば、自転車、徒歩、さらにドローンや、自律運転可能自動車を利用する配送サービスが出現し、これらの組み合わせにより集荷及び配送を行うケースが想定される。また、専門の配送事業者に限らず、配送業を副業とする個人のような、様々な配送サービス提供者が現れることが予想される。従って、様々な配送サービスの組み合わせを考慮して、荷物の配送ルートを決定する仕組みが必要となる。また、複数業者が連携して荷物を配送する場合、荷物の引き継ぎを円滑に行う実施する必要がある。
本開示の一態様の荷物の配送を支援するシステムは、1以上のプロセッサと、前記1以上のプロセッサが実行するプログラムを格納する1以上の記憶装置と、を含む。前記1以上の記憶装置は、複数の配送サービスの情報を管理する配送サービス登録情報を保持する。前記配送サービス登録情報は、前記複数の配送サービスそれぞれの、出発場所、到着場所、及び荷物を受け付け可能な日時、を示す。前記1以上のプロセッサは、荷物の発送元及び配達先を示す、配送依頼を受信し、前記配送依頼の要件を満たす配送サービス組み合わせ候補を、前記配送サービス登録情報から選択した配送サービスで構成する。
本開示の一態様によれば、様々な配送サービスを連携させた荷物の配送ルートを効率的に決定することができる。
本実施形態の配送ネットワークの運営を支援するシステムの構成例を模式的に示す。 管理サーバのハードウェア構成例を示す。 管理サーバの記憶装置に格納されているソフトウェアの構成例を示す。 配送依頼者情報テーブルの構成例を示す。 受取人情報テーブルの構成例を示す。 ベース登録テーブルの構成例を示す。 ペナルティ管理テーブルの構成例を示す。 配送依頼情報テーブルの構成例を示す。 契約情報テーブルが格納している情報の例を示す。 配送サービス登録テーブルの構成例を示す。 配送サービス登録テーブルの構成例を示す。 配送サービス登録テーブルの構成例を示す。 配送サービス登録テーブルの構成例を示す。 配送ルート候補の例を示す。 本実施形態の計算機システムの処理の概要のシーケンス図である。 本実施形態の計算機システムによる依頼受付の詳細のフローチャートである。 本実施形態の計算機システムによる依頼受付の詳細のフローチャートである。 本実施形態の計算機システムによる依頼受付の詳細のフローチャートである。 配送条件入力画面の例を示す。 サービスID7のベース情報の展開の例を示す。 ステップS419において選択された配送ルート候補の情報を格納するルート探索結果テーブルの例を模式的に示す。 配送候補選択画面の例を示す。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を説明する。本実施形態は本発明を実現するための一例に過ぎず、本発明の技術的範囲を限定するものではないことに注意すべきである。
本実施形態は、荷物の配送ネットワークの運営を支援するシステムを開示する。本システムは、複数の配送事業者が現在提供可能な配送サービス(配送サービスの条件)に関する情報を収集する。本システムは、収集した情報を利用して、配送依頼に対する配送計画を立案する。具体的には、本システムは、収集した情報において、複数の配送事業者の配送サービスを組み合わせた適切な配送ルートの候補を探索する。
複数の配送事業者の配送サービスは、様々な荷物の受け渡し時間や場所の条件を有している。本システムは、様々な条件を有する複数の配送サービスを適切な配送ルートに纏め、利用者に提示する。本システムによる配送ルートにより、配達業者間の荷物の受け渡しを円滑に実施できる。
上述のように、本実施形態のシステムは、荷主と複数の配送事業者をマッチングさせ、配送計画行う。本システムにより、荷主の要望に応じた配送ルートを、様々な手段による配送サービスを適切に組み合わせて構成することができ、物流サービスの運用を改善できる。個々の配送事業者が、その空きリソース(現在提供可能なサービス)の情報を本システムに随時通知することにより、配送リソースの有効利用が実現される。
以下において、図面を参照して本実施形態のシステムの構成例を説明する。図1Aは、本実施形態の配送ネットワークの運営を支援するシステムの構成例を模式的に示す。本システムは、管理サーバ101、運営事業者端末102、配送依頼者端末103、配送事業者端末104、及び受取人端末105を含み、これらは通信ネットワークを介して通信することができる。本システムは、不図示の外部システムと、通信ネットワークを介して通信することができる。
管理サーバ101は、本システムを管理し、配送依頼に応じた配送ルート候補を、複数の配送事業者が提供する複数の配送サービスを組み合わせて作成する。運営事業者端末102は、本システムを運営する事業者が使用する端末である。配送依頼者端末103は、本システムを利用する配送依頼者が、荷物の配送を依頼するために使用する装置である。配送事業者端末104は、本システムに参加して、荷物の配送を行う配送事業者の端末である。受取人端末105は、配送される荷物を受け取る受取人が使用する端末である。
複数の配送依頼者及び受取人が本システムを利用することができる。また、複数の配送事業者が、本システムに参加する。したがって、図1Aは一つの配送事業者端末104を例として示すが、複数の配送事業者端末104が本システムに含まれる。また、一つの配送依頼者端末103及び一つの受取人端末105が例として図示されているが、複数の配送依頼者端末103及び複数の受取人端末105が本システムに含まれ得る。同様に、複数の運営事業者端末102及び複数の管理サーバ101が含まれ得る。管理サーバ101の機能は、クラウドサービスにより実現されてもよい。
図1Bは、管理サーバ101のハードウェア構成例を示す。管理サーバ101は一般的な計算機構成を有することができる。管理サーバ101は、プロセッサ110、メモリ120、補助記憶装置130、入力デバイス141、出力デバイス142、及びネットワーク(NW)インタフェース145を含む。上記構成要素は、バスによって互いに接続されている。メモリ120、補助記憶装置130又はこれらの組み合わせは記憶装置である。
メモリ120は、例えば半導体メモリから構成され、主に実行中のプログラムやデータを保持するために利用される。プロセッサ110は、メモリ120に格納されているプログラムに従って、様々な処理を実行する。プロセッサ110がプログラムに従って動作することで、様々な機能部が実現される。補助記憶装置130は、例えばハードディスクドライブやソリッドステートドライブなどの大容量の記憶装置から構成され、プログラムやデータを長期間保持するために利用される。
プロセッサ110は、単一の処理ユニットまたは複数の処理ユニットで構成することができ、単一もしくは複数の演算ユニット、又は複数の処理コアを含むことができる。プロセッサ110、1又は複数の中央処理装置、マイクロプロセッサ、マイクロ計算機、マイクロコントローラ、デジタル信号プロセッサ、ステートマシン、ロジック回路、グラフィック処理装置、チップオンシステム、及び/又は制御指示に基づき信号を操作する任意の装置として実装することができる。
補助記憶装置130に格納されたプログラム及びデータが起動時又は必要時にメモリ120にロードされ、プログラムをプロセッサ110が実行することにより、管理サーバ101の各種処理が実行される。したがって、以下において管理サーバ101により実行される処理は、プロセッサ110又はプログラムによる処理である。
入力デバイス141は、ユーザが管理サーバ101に指示や情報などを入力するためのハードウェアデバイスである。出力デバイス142は、入出力用の各種画像を提示するするハードウェアデバイスであり、例えば、表示デバイス又は印刷デバイスである。ネットワークインタフェース145は、ネットワークとの接続のためのインタフェースである。入力デバイス141及び出力デバイス142は省略されてもよい。
管理サーバ101の機能は、1以上のプロセッサ及び非一過性の記憶媒体を含む1以上の記憶装置を含む1以上の計算機からなる計算機システムに実装することができる。複数の計算機はネットワークを介して通信する。例えば、管理サーバ101の複数の機能の一部が一つの計算機に実装され、他の一部が他の計算機に実装されてもよい。
運営事業者端末102、配送依頼者端末103、配送事業者端末104、及び受取人端末105は、それぞれ、管理サーバ101と同様に、計算機構成を有することができる。各装置の機能は、の機能は、1以上のプロセッサ及び非一過性の記憶媒体を含む1以上の記憶装置を含む1以上の計算機からなる計算機システムに実装することができる。
図2は、管理サーバ101の記憶装置に格納されているソフトウェアの構成例を示す。
メモリ120は、事前登録処理プログラム211、リソース検索処理プログラム212、リソース組み合わせ決定処理プログラム213、情報通知処理プログラム214、配送事業者ステータス更新処理プログラム215、及び、許諾依頼処理プログラム216を格納している。メモリ120は、さらに、ルート探索テーブル221及びルート探索結果テーブル222格納している。
補助記憶装置130は、配送依頼者情報テーブル204、受取人情報テーブル205、配送サービス登録テーブル206、ベース登録テーブル207、ペナルティ管理テーブル208、配送依頼情報テーブル209、及び契約情報テーブル210を格納している。図2において、ソフトウェアの各要素は、便宜上、補助記憶装置130又はメモリ120内に図示されているが、記憶装置内のいずれの領域に格納されていてもよい。
上述のように、プロセッサ110は、特定のプログラムに従って動作することで、特定の機能部として機能する。例えば、プロセッサ110は、上記プログラムに従って、事前登録処理部、リソース検索処理部、リソース組み合わせ決定処理部、情報通知処理部、配送事業者ステータス更新処理部、及び、配送事業者許諾依頼処理部として機能する。
ルート探索テーブル221は、プロセッサ110が、配送依頼に応じた配送ルートを探索するために生成されるテーブルであり、ルート探索結果テーブル222は、配送ルートの候補を格納するために生成されるテーブルである。これらテーブル及び各プログラムの処理は、後述される。
以下において、補助記憶装置130に格納されているテーブルの構成例を説明する。図3は、配送依頼者情報テーブル204の構成例を示す。配送依頼者情報テーブル204は、配送依頼者についての情報を予め登録するためのテーブルである。各レコードは、各配送依頼者の情報を格納する。図3の例において、配送依頼者情報テーブル204は、依頼者ID欄、依頼者名称欄、集荷先住所欄、電話番号(TEL)欄、及びEメール欄を含む。依頼者ID欄は、依頼者を識別するIDを示す。集荷先住所欄は、依頼者の荷物を集荷する住所を示す。Eメール欄は、管理サーバ101から配送依頼者への連絡先を示す。
図4は、受取人情報テーブル205の構成例を示す。受取人情報テーブル205は、荷物の受取人についての情報を予め登録するためのテーブルである。各レコードは、各受取人の情報を格納する。図4の例において、受取人情報テーブル205は、受取人ID欄、受取人名称欄、送付先住所欄、電話番号(TEL)欄、及びEメール欄を含む。受取人ID欄は、受取人を識別するIDを示す。送付先住所欄は、受取人への荷物を送付する住所を示す。Eメール欄は、管理サーバ101から受取人への連絡先を示す。
図5は、ベース登録テーブル207の構成例を示す。ベース登録テーブル207は、配送される荷物を中継するためのベースについての情報を予め登録するためのテーブルである。図5の例において、ベース登録テーブル207は、区域情報欄、ベースID欄、名称欄、所在地欄、連絡先欄、備考欄を含む。
図5の例において、各レコードは一つのベースの情報を格納し、各ベースの情報は、1又は複数のレコードに格納されている。区域情報欄は、単位としての区域を示す。一つの区域の各レコードは、当該区域に存在している各ベースの情報を示す。複数の区域に属するベースの情報は、複数の区域それぞれのレコードで示されている。例えば、「東京B1」ベースは、「東京都」区域及び「東京都/23区」区域の双方に属している。ベースID欄はベースを識別するIDを示し、所在地欄は、ベースの所在地の住所を示す。なお、各単位地区に所属するベースを同定することができれば、ベース登録テーブル207はどのようなデータ構造を有してもよい。
図6は、ペナルティ管理テーブル208の構成例を示す。ペナルティ管理テーブル208は、配送事業者によるキャンセルに対するペナルティの情報を管理する。ペナルティ管理テーブル208は、各配送事業者又は配送事業者に提供される各サービスのペナルティ条件及びペナルティ履歴を管理する。図6の例において、各レコードは、各サービスのペナルティ情報を格納する。ペナルティ管理テーブル208は、サービスID欄、ペナルティ条件欄及びペナルティ履歴欄を有する。
ペナルティ条件欄は、各サービスに対してペナルティが与えられる条件及びペナルティの与え方のルールを規定する。ペナルティ履歴欄は、各サービスにこれまでに与えられているペナルティ値を示す。管理サーバ101の配送事業者ステータス更新処理プログラム215は、運営事業者端末102から、ペナルティ管理テーブル208に各サービスのペナルティ条件を登録し、さらに、ペナルティ履歴を更新する。
図6は、例として、サービスID1のペナルティ条件を具体的に示している。ペナルティ条件は、配送事業者を起因として配送予約がキャンセルされた場合の違反金の額及びパネルが発生した場合に、ペナルティ値に加算される値を示す。違反金は、配送料金の割合で示されており、配送事業者から運営事業者に支払われる。
違反金を設定することで、配送事業者によるキャンセルを低減することができ、個人事業者を含む様々な態様の配送事業者が参加し得る本システムの信頼性を向上できる。ペナルティ値は、配送サービスに与えられている信頼度を示す。後述するように、配送ルート候補の選定又は表示においてペナルティ値を参照することで、高い信頼性を有する配送ルート候補を依頼者に提示できる。このように、ペナルティについての情報を利用することで、円滑な荷物のリレー(受取)を実現できる。
図6の例において、ペナルティ管理テーブル208は、サービス毎にペナルティ情報を管理するが、他の例において、ペナルティ管理テーブル208は、配送事業者毎にペナルティ情報を管理してもよい。ペナルティ履歴欄は、例えば、各配送事業者の全てのサービスのペナルティ値の総計を示す。
図7は、配送依頼情報テーブル209の構成例を示す。配送依頼情報テーブル209は、配送依頼者からの配送依頼を管理する。図7の例において、各レコードは各荷物の配送依頼の情報を格納する。配送依頼情報テーブル209は、オーダID欄、配送依頼者欄、重量欄、寸法欄、個数欄、種別欄、配送オプション欄、集荷日時欄、集荷場所欄、受取人名称欄、配達先欄、配達希望日時欄、及び、優先事項欄を含む。一部の欄は省略されてもよい。
配送依頼者は、配送依頼者端末103から、配送依頼情報テーブル209に格納される配送条件を入力し、管理サーバ101に送信する。配送条件の入力画面の例は、後述される。管理サーバ101は、受信した情報を示すレコードを、配送依頼情報テーブル209に追加する。
配送依頼情報テーブル209において、重量欄、寸法欄及び種別欄は、配送する荷物の属性情報(荷物属性情報)を示す。属性情報の一部は省略されてもよく、配送依頼は、重量、寸法及び/又は種別を示してよい。個数欄は、配送する荷物の個数を示す。配送オプション欄は、予め設定されている1又は複数のオプションから選択されたオプションを示す。以下に説明する例において、配送オプションは、配送方法に影響を及ぼし得る荷物の特徴を示す。指定可能な配送オプションは予め設定されており、以下に説明する例において、割れ物、冷凍品、精密機械及び貴重品のオプションから、配送依頼者に選択されたオプションが、配送オプション欄に記録される。対応可能な配送オプションは、サービス毎に設定されている。
集荷場所欄及び集荷日時欄は、配送依頼者に指定された荷物の集荷についての情報を示す。集荷場所は、荷物の発送元(発送場所)を示す。配達先欄は、例えば、配達先(配達場所)の住所を示す。配達希望日時欄は、配送依頼者に指定された配達希望日時を示す。配達希望日時は、指定されなくてもよい。優先事項欄は、配送依頼者に指定された、配送ルートの選定における優先事項を示す。優先事項については後述する。
図8は、契約情報テーブル210が格納している情報の例を示す。契約情報テーブル210は、配送依頼情報テーブル209の配送依頼に対して実施される配送の契約の情報を管理する。一つのレコードは、一つの配送依頼に対する契約の情報を格納している。図8は、説明の容易のため、契約情報テーブル210が格納する情報を模式的に示している。
契約情報テーブル210は、オーダIDで特定される配送依頼に対する、ルート情報及び荷物IDを示す。ルート情報は、配送ルートを構成する配送サービスそれぞれのサービスID、出発場所、出発日時、到着場所、到着日時、所要時間、配送料金を示す。ルート情報は、さらに、配送の合計料金を示す。
図9A~9Dは、配送サービス登録テーブル206の構成例を示す。配送サービス登録テーブル206は、配送サービス登録情報の例であり、配送事業者が提供する配送サービスの情報を管理する。図9A~9Dは、それぞれ、配送サービス登録テーブル206の一部のレコードを示している。配送サービス登録テーブル206は、配送事業者が提供しており、現在利用可能な配送サービスの情報を管理する。各レコードは、各配送サービスの情報を格納している。
管理サーバ101は、配送事業者のシステム(例えば、配送事業者端末104又は配送事業者のサーバ)から受信した配送サービスについての情報、及びペナルティ管理テーブル208から取得したペナルティ情報、に基づき、新たなレコードを配送サービス登録テーブル206に追加する。管理サーバ101は、配送事業者のシステムからの通知に応じて、配送サービスのレコードを削除する。
本例において、配送サービス登録テーブル206は、サービスID欄、サービス名欄、出発場所欄、到着場所欄、サービス開始可能日時欄、所要時間欄、対応可能物の属性欄、対応可能個数欄、対応可能配送オプション欄、外部要因制限事項欄、配送条件欄、ペナルティ条件欄、ペナルティ履歴欄、及び備考欄を含む。ペナルティ条件欄及びペナルティ履歴欄の情報は、ペナルティ管理テーブル208から取得される。他の欄の情報は、配送事業者のシステムから与えられる。
サービスID欄は、配送サービスを識別するIDを示す。出発場所欄及び到着場所欄は、それぞれ、配送サービスの出発場所及び到着場所を示す。図9A~9Dの例において、「Anywhere」は、地区内の任意の場所を示し、「Any Base」は、地区内の任意のベースを示す。例えば、サービスIDが1の配送サービスにおいて、出発場所は「東京都/大田区」地区の任意の場所であり、到着場所は「東京都/大田区」地区の任意のベースである。
サービス開始可能日時欄は、荷物を受け付可能な日時を示す。サービス開始可能日時欄が開始時刻を示し終了時刻を示していない場合、終了時刻は24時である。所要時間欄は、出発場所から到着場所までの予定された所要時間を示す。対応可能物の属性欄は、配送サービスが対応することができる荷物の属性を示す。具体的には、対応可能な、荷物の重量及び寸法に関する情報を示す。例えば、サービスIDが1の配送サービスにおいて、対応可能な荷物の重量は3kg未満であり、三辺合計の長さが115cm以下である。各配送サービスの対応可能物の属性欄は、重量及び/又は寸法を示してよい。対応可能物の属性欄により、指定された属性を有する荷物を配送可能な配送サービスを選択できる。
対応可能個数欄は、配送サービスが配送可能な荷物の個数を示す。対応可能配送オプション欄は、配送サービスが対応可能配送オプションを示す。上述のように、本例において指定可能な配送オプションは、割れ物、冷凍品、精密機械及び貴重品である。配送サービスは、対応可能配送オプション欄が示す荷物の配送が可能である。対応可能配送オプション欄により、配送依頼者が指定する配送オプションに対応できる配送サービスを選択できる。
外部要因制限事項欄は、配送サービスに制限を与える外部要因を示す。例えば、サービスIDが1の配送サービスは、大雨警報又は大雪警報が発令されると、荷物の受付が停止される。配送料金欄は、配送サービスの料金の情報を示す。外部要因制限事項欄により、外部要因に応じて適切な配送サービスを選択できる。いくつかの配送サービスは、荷物に寸法に応じた異なる料金を請求する。ペナルティ条件欄及びペナルティ履歴欄は、ペナルティ管理テーブル208の同名の欄から取得された情報を示す。備考欄は、配送サービスについての任意の情報を示すことが格納でき、例えば、配送サービスの配送方法の情報を格納する。
図10は、配送ルート候補の例を示す。図10において、破線矢印は、それぞれ、図7に示す配送依頼情報テーブル209における、オーダID000001の配送依頼に対する配送ルート候補の配送サービスを示す。実線矢印は、それぞれ、配送依頼情報テーブル209のオーダID000002の配送依頼に対する配送ルート候補の配送サービスを示す。矢印近傍のIDは、図9A~9Dに示す配送サービス登録テーブル206のサービスIDを示す。各配送ルート(候補)は、連結された複数の配送サービスで構成されている。
図10は、オーダID000001の配送依頼(配達先D1)に対して、二つの配送ルート候補を示している。一つの配送ルート候補は、サービスID2の配送サービス及びサービスID11の配送サービスの組み合わせである。他の配送ルート候補は、サービスID7の配送サービス及びサービスID9の配送サービスの組み合わせである。
図10は、オーダID000002の配送依頼(配達先M1)に対して、二つの配送ルート候補を示している。一つの配送ルート候補は、サービスID2の配送サービス、サービスID4の配送サービス、及びサービスID5の配送サービスの組み合わせである。他の配送ルート候補は、サービスID2の配送サービス、サービスID4の配送サービス、及びサービスID6の配送サービスの組み合わせである。
以下において、本実施形態の計算機システムの処理を説明する。図11は、本実施形態の計算機システムの処理の概要のシーケンス図である。配送依頼を受け付ける前に、本システムのサービスを受ける配送依頼者及び受取人の情報及び配送事業者が提供するサービスの情報が、登録される。
具体的には、配送依頼者端末103から、配送依頼者の情報が管理サーバ101に送信され、事前登録処理プログラム211は、受信した配送依頼者情報を、配送依頼者情報テーブル204に登録する(S301)。図11は、一つの配送依頼者端末103からの登録を例示するが、複数の配送依頼者端末103から配送依頼者情報が登録される。
事前登録処理プログラム211は、配送サービス登録テーブル206を随時更新する(S302)。事前登録処理プログラム211は、配送事業者端末104から、配送事業者が現在依頼を受け付けている(提供している)1又は複数の配送サービスの情報を受信し、配送サービス登録テーブル206に追加する。また、事前登録処理プログラム211は、配送事業者端末104から指定された配送サービスの情報を、配送サービス登録テーブル206から削除する。
図11は一つの配送事業者端末104からの登録を例として示すが、実際には、複数の配送事業者端末104から配送サービスに関する情報が登録される。なお、図示していないが、依頼者情報及び受取人情報と同様に、配送事業者に関する情報が、管理サーバの配送事業者情報テーブルに登録される。
さらに、受取人端末105から、受取人の情報が管理サーバ101に送信され、事前登録処理プログラム211は、受信した受取人情報を、受取人情報テーブル205に登録する(S301)。図11は、一つの受取人端末105からの登録を例示するが、実際は複数の受取人端末105から受取人情報が登録される。
次に、配送依頼者からの依頼受付を説明する。ステップS304において、配送依頼者端末103は、配送依頼を管理サーバ101に、配送依頼者が入力した配送依頼の情報を送信する。管理サーバ101のリソース検索処理プログラム212は、受信した配送依頼に基づき、配送サービス登録テーブル206から配送依頼に対応できる配送ルート候補を探索する。
ステップS305において、許諾依頼処理プログラム216は、配送ルート候補それぞれの各配送サービスを提供する配送事業者端末104に、各配送サービスの実施の可否を問い合わせる。これにより、配送サービスが、事前登録情報から変更なく、実施されることが確認される。許諾依頼処理プログラム216は、各配送サービスの実施可否の回答を受信する。ステップS305は省略してもよい。
ステップS306において、リソース組み合わせ決定処理プログラム213は、ステップS304で決定した配送ルート候補から、実施不可の配送サービスを含む配送ルート候補を除外し、さらに、配送依頼が示す条件に基づいて、配送依頼者に提示する配送ルート候補を決定する。配送依頼が示す条件については後述する。リソース組み合わせ決定処理プログラム213は、配送依頼者端末103に、配送ルート候補の情報を送信する。
ステップS307において、配送依頼者端末103は、配送ルート候補の情報を表示し、配送依頼者の選択を受け付ける。配送依頼者端末103は、配送依頼者が指定した配送ルート候補を受信する。
ステップS308において、許諾依頼処理プログラム216は、配送依頼者に指定された配送ルート候補の各配送サービスを提供する配送事業者端末104に、各配送サービスの実施の可否を問い合わせる。許諾依頼処理プログラム216は、各配送サービスの実施可否の回答を受信する。配送ルート候補の全ての配送サービスの実施可能の回答を受けると、許諾依頼処理プログラム216は、配送ルート候補を、配送依頼を実施する配送ルートと決定する。なお、ステップS308は省略してもよい。
ステップS309において、情報通知処理プログラム214は、配送依頼者端末103に、決定した配送の情報を通知する。配送情報は、例えば、集荷予定日時、配送ルート及び配達予定日時を含む。
ステップS310において、情報通知処理プログラム214は、配送ルートを構成する配送サービスそれぞれの配送事業者端末104に対して、配送指示を送信して、配送サービスの利用を通知する。配送指示は、例えば、荷物ID、到着場所、到着予定日時、サービスID、配送開始日時、配送先住所氏名、配送先到着予定日時等を含む。
ステップS311において、情報通知処理プログラム214は、受取人端末105に、決定した配送の情報を通知する。配送情報は、例えば、依頼人名称、配達予定日時、品目の情報を含む。
図12A~12Cは、本実施形態の計算機システムによる依頼受付の詳細のフローチャートである。なお、当該フローチャートのステップに一部は、図11のシーケンス図において省略されている。
配送依頼者端末103は、配送依頼者からの指示に応答して、配送条件入力画面取得要求を管理サーバ101に送信する(S402)。管理サーバ101のリソース検索処理プログラム212は、配送条件入力画面取得要求を受信し(S403)、配送条件入力画面を配送依頼者端末103に送信する(S404)。配送依頼者端末103は、受信した配送条件入力画面を表示する(S405)。
図13は、配送条件入力画面の例を示す。入力される情報は、発送元及び配達先の情報を含む。具体的には、入力される情報は、配送依頼者、集荷場所及び集荷希望日時、配達先(名称及び住所)、配達希望日時を含む。集荷希望時間及び配達希望日時の入力は任意である。
入力される情報は、さらに、荷物についての情報を含む。具体的には、荷物についての情報は、品目、寸法及び重量を含む荷物の属性情報、並びに、個数の情報を含む。配送依頼者は、配送条件入力画面において、配送オプションを指定することができる。本例においては、割れ物、冷凍品、精密機械及び貴重品の指定が可能である。配送依頼者は、さらに、配送の合計希望金額を指定することができる。合計希望金額の指定は任意である。
配送依頼者は、配送条件入力画面において、優先事項を指定することができる。優先事項は、配送依頼者に提示する配送ルート候補の選択において、優先すべき事項である。例えば、配送金額、配送信頼性、配達予定日時等である。配送金額が指定されている場合、配送金額のより安い配送ルート候補が提示される。配送信頼性が指定されている場合、信頼性がより高い配送ルート候補が提示される。配送ルート候補の信頼性は、ペナルティ値に基づき決定することができる。配達予定日時が指定された場合、例えば、配達予定日時がより早い配送ルート候補が選択される。優先事項を指定可能とすることで、配送依頼者にとってより好ましい配送ルート候補を提示できる。
配送依頼者は、配送条件入力画面において、他の条件の指定が可能である。本例において、配送依頼者は、荷物の配送ルートが決定された後配送開始前に遅配が見込まれる場合に、配送依頼をキャンセルするか否かを指定することができる。また、配送依頼者は、決定された配送ルートの自動変更の許否を指定できる。その他、配送依頼者は、配送ルート候補の表示件数の最大値を指定することができる。
図13の例が示す一部の情報は、入力が省略されていてもよい。例えば、リソース検索処理プログラム212は、集荷住所及び配達先住所は、配送依頼者情報テーブル204及び受取人情報テーブル205からそれぞれ取得してもよい。
図12Aに戻って、配送依頼者端末103は、配送条件入力画面に対する配送依頼者からの入力を受信し、管理サーバ101に送信する(S406)。リソース検索処理プログラム212は、配送条件を受信し(S407)、受信した配送条件の配送依頼の情報を、配送依頼情報テーブル219に登録する(S408)。リソース検索処理プログラム212は、ルート探索テーブル221を生成する(S409)。ルート探索テーブル221は、配送サービス登録テーブル206の複製である。
リソース検索処理プログラム212は、ルート探索テーブル221における「Any Base」の情報を展開する(S410)。具体的には、リソース検索処理プログラム212は、「Any Base」を示すレコード(行)を、当該行の地区に含まれるベースそれぞれのレコードに展開する。図14は、サービスID7のベース情報の展開の例を示す。図9Bに示すように、サービスID7の出発場所は「東京/23区/Any Base」であり、到着場所は「静岡県/浜松市/Base1」である。
リソース検索処理プログラム212は、このレコードを、出発場所が東京23区内のベースそれぞれのレコードに展開する。他のカラムの値は、展開前のレコードと同様である。リソース検索処理プログラム212は、ベース登録テーブル207を参照して、各単位地区内のベースを特定する。出発場所及び到着場所に双方が「Any Base」を示す場合、リソース検索処理プログラム212は、出発場所の地区の全ベースと到着場所の全ベースの全ての組み合わせのレコードを生成する。
リソース検索処理プログラム212は、依頼されている荷物の配送において、ルート探索テーブル221の各サービスを実施可能であるか、いくつかの条件に基づいて判定する(S411)。本ステップにおいては、リソース検索処理プログラム212は、荷物の属性、個数、及び配送オプションに基づき、各配送サービスの実施可否を判定する。本ステップは、効率的に実施不可能な配送サービスを除外することができ、後で実行される配送ルート候補の生成処理時間を短縮できる。
具体的には、リソース検索処理プログラム212は、配送依頼が示す荷物のサイズ及び重量が、ルート探索テーブル221の対応可能物の属性欄が示す範囲外にある配送サービスを、除外する。リソース検索処理プログラム212は、配送依頼が示す荷物の個数が、ルート探索テーブル221の対応可能個数欄が示す値を超える配送サービスを、除外する。リソース検索処理プログラム212は、配送依頼が示す配送オプションが、ルート探索テーブル221の対応可能配送オプション欄に含まれていない配送サービスを、除外する。
また、図9BのサービスID5やID6に示したように、個人や地域における中小団体による配送サービスを含めてもよい。これらのサービスが登録されていることで、配送依頼者は配送先の地域における個々のサービスを独自に調べることなく利用することが出来る。また、配送側においても広告等に頼らずにサービスの受注が出来る。配送サービス登録テーブルは、ドローンに代表される無人航空機や配送困難地域への配送など様々な配送サービスを登録することで、次に述べるリソース検索処理プログラム212にて多様性のある配送ルート候補を出力することが出来る。なお、配送困難地域とはいわゆる交通困難地だけでなく離島や山岳部や交通状況の悪い地域、その他海外の地域なども含まれる。
次に、図12Bを参照して、リソース検索処理プログラム212は、残されている配送サービスから、集積場所から配送先までの配送ルート候補を作成する(S412)。リソース検索処理プログラム212は、ルート探索結果テーブル222を作成し、作成した配送ルート候補を格納する。
具体的には、リソース検索処理プログラム212は、配送サービスそれぞれの出発場所と到着場所を参照し、集積場所から配送先まで荷物をリレーできる配送サービスの組み合わせ(配送ルート)を作成する。リソース検索処理プログラム212は、到着場所と出発場所が同一の配送サービスを連結できる。本ステップにおいては、各配送サービスの時間に関する情報、具体的には、サービス開始可能日時及び所要時間は無視される。
さらに、リソース検索処理プログラム212は、ステップS412で作成した配送ルート候補において、配送依頼の指定時間の条件を満たすことができる配送ルート候補を選択する(S413)。具体的には、リソース検索処理プログラム212は、各配送ルート候補が、配送依頼の指定時間の条件を満たすように実施可能であるか判定する。リソース検索処理プログラム212は、実施不可能な配送ルート候補をルート探索結果テーブル222から除外する。
例えば、配送ルート候補は、指定された集荷日時の条件と配達日時の条件を満たすことが要求される。また、連続する配送サービスが、荷物の受け渡しを行えることが必要である。リソース検索処理プログラム212は、上記時間に関する条件を、配送サービスのサービス開始可能日時及び所要時間に基づき判定する。
例えば、集荷を行う配送サービスのサービス開始可能日時に、集荷指定日時が含まれることが必要である。ある配送サービスの到着日時が、次の配送サービスのサービス開始可能日時外である場合、荷物の受け渡しは、当該次の配送サービスのサービス開始可能日時まで待つ必要がある。なお、本例において、荷物の保管は、配送業者により又はベースにおいて可能であり、これにより配達日時の調整が可能である。
配達希望日時が指定されている場合、配送ルートの最後の配送サービスが、当該配達希望の日時の条件を満たすように、荷物を配達できることが必要である。配達希望日時が指定されていない場合、配送ルート(配送サービスの組み合わせ)に要求される配達日時は存在しない。
次に、許諾依頼処理プログラム216は、ステップS413で選択された配送ルートそれぞれの各配送サービスについて、対応する配送事業者の配送事業者端末104に、配送サービスの実施可否を問い合わせる(S415)。配送事業者端末104は、配送サービスの実施可否の問い合わせに対して、回答する(S416)。リソース検索処理プログラム212は、実施不可能の回答を受けた配送サービスを含む配送ルート候補をルート探索結果テーブル222から除外する。なお、ステップS415及び416は省略されてもよい。
許諾依頼処理プログラム216は、配送ルート候補の特定の配送サービスについて、外部システム1008に実施可否(に関する事項)を問い合わせる(S417)。例えば、外部要因制限事項が特定の条件(例えば天候について条件)を示す場合、許諾依頼処理プログラム216は、当該条件について外部システム108に問い合わせを行う。外部システム108は、配送サービスの実施可否の問い合わせに対して、回答する(S418)。リソース組み合わせ決定処理プログラム213は、実施不可能であることを示す回答を受けた配送サービスを含む配送ルート候補を、ルート探索結果テーブル222から除外する
次に、リソース組み合わせ決定処理プログラム213は、配送依頼が示すユーザ条件に応じて、ルート探索結果テーブル222から配送依頼者に提示する配送ルート候補を選択する(S419)。ユーザ条件は、例えば、配送依頼者が指定した、合計希望金額、優先事項及び表示件数を含む。
例えば、合計希望金額の最低額又は最高額が指定されている場合、リソース組み合わせ決定処理プログラム213は、合計金額が合計希望最低金額より低い又は合計希望最高金額より高い配送ルート候補を、ルート探索結果テーブル222から、除外する。他の例において、優先事項が指定されている場合、リソース組み合わせ決定処理プログラム213は、指定された優先事項に基づき送信する配送ルート候補を決定する。具体的には、リソース組み合わせ決定処理プログラム213は、指定された優先事項に応じて配送ルート候補をソートし、優先度が最も高い配送ルート候補から指定された表示件数又は予め設定された数の配送ルート候補を、選択する。非選択の配送ルート候補は、ルート探索結果テーブル222から除外される。
例えば、優先事項が合計金額である場合、リソース組み合わせ決定処理プログラム213は、最も金額が最も低い配送ルート候補から所定数の配送ルート候補をルート探索結果テーブル222から選択する。優先事項が配達日時である場合、例えば、リソース組み合わせ決定処理プログラム213は、配達日時が最も早い配送ルート候補から所定数の配送ルート候補をルート探索結果テーブル222から選択する。
優先事項が信頼性である場合、リソース組み合わせ決定処理プログラム213は、信頼度が最も高い配送ルート候補から所定数の配送ルート候補を選択する。例えば、配送ルート候補の信頼度は、配送ルート候補を構成する配送サービスのペナルティ値(ペナルティ履歴欄に格納されている)の合計で表わされる。ペナルティ値が小さい程、信頼度が高い。上述のように、ペナルティ値は、配送事業者毎に付与されてもよい。この場合、配送サービスのペナルティ値は、当該サービスを提供する配送事業者のペナルティ値で表わされる。
図15は、ステップS419において選択された配送ルート候補の情報を格納するルート探索結果テーブル222の例を模式的に示す。図15は、配送依頼情報テーブル209におけるオーダIDが00001の配送依頼に対する配送ルート候補の情報を示す。ルート探索結果テーブル222は、配送ルート候補それぞれの、配送ルート候補ID(候補ID)、ルート情報及びサービス利用可能性についての情報を格納している。
配送ルート候補IDは、配送ルート候補を識別するIDである。ルート情報は、配送ルート候補を構成する配送サービスそれぞれの情報を示す。具体的には、ルート情報は、各配送サービスの、サービスID、出発場所、出発日時、所要時間、到着場所、到着日時、配送料金の情報を示す。図15の例において、最初の配送サービス(ID=1)の出発時間としてサービス開始可能日時が示され、その到着日時は省略されている。ルート情報は、さらに、各配送ルート候補の合計金額を示す。
サービス利用可能性の情報は、配送ルート候補それぞれを構成する各配送サービスが実施可能であるか否かを示す。本例において、実施不可能な配送サービスを含む配送ルート候補は削除されているため、全ての配送ルート候補のサービス利用可能性の情報は、全ての配送サービスが実施可能であることを示す。他の例は、実施不可能な配送サービスを含む配送ルート候補のレコードを削除することなく、サービス利用可能性の情報によって、実施不可能な配送サービスを含む配送ルート候補を示してもよい。
図12Bに戻って、ステップS419において、リソース組み合わせ決定処理プログラム213は、さらに、選択した配送ルート候補の情報を示す配送候補選択画面を生成し、配送依頼者端末103に送信する。配送依頼者端末103は、受信した配送候補選択画面を表示デバイスにおいて表示する(S420)。これにより、配送依頼者による配送ルートの確認及び好ましい配送ルートの選択が可能である。
図16は、配送候補選択画面の例を示す。配送候補選択画面は、配送ルート候補それぞれの情報を示す。配送ルート候補の情報は、集荷予定日時、配達先までの中継地、配達予定日時、及び配送合計金額を示す。一例において、配送ルート候補は、指定されている優先事項に応じてソートされている。図16に示す例において、配送依頼者は、三つの配送ルート候補を選択することができる。なお、選択可能な配送ルート候補は、一つのみであってもよい。このように、配送依頼者は、そのニーズに合わせて、複数の候補から配送ルートを選択することができる。
図12Bに戻って、ステップS421において、配送依頼者端末103は、配送依頼者から、1又は複数の配送ルート候補の指定(選択)を受け付ける。配送依頼者端末103は、指定された1又は複数の配送ルート候補を示す情報を、管理サーバ101に送信する。管理サーバ101は、配送ルート候補の選択を受け付ける(S422)。
図12Cを参照して、ステップS423において、許諾依頼処理プログラム216は、ステップS422で受信した、選択された配送ルートそれぞれの各配送サービスについて、対応する配送事業者の配送事業者端末104に、配送サービスの実施可否を問い合わせる。全ての配送ルート候補が実施不可の配送サービスを含む場合(S423:否)、本フローは終了する。
いずれかの配送ルート候補の全ての配送サービスが実施可能である場合(S423:可)、許諾依頼処理プログラム216は、受取人端末105に対して、実施可能は配送ルート候補それぞれの許否を問い合わせる(S424)。問い合わせにおける配送ルート候補の情報は、例えば、配送依頼者、荷物の品目及び配達予定日時を含む。受取人端末105は、受信した情報を表示デバイスにおいて表示し、受取人からの入力を受け付ける。受取人端末105は、配送ルート候補それぞれの許否の情報を、管理サーバ101に返す(S425)。なお、ステップS423、S424及びS425は省略してもよい。
リソース組み合わせ決定処理プログラム213は、受取人端末105からの回答に応じて、最終的な配送ルートを決定する(S426)。例えば、受取人が許可して配送ルート候補において、最も優先度が高い配送ルート候補(例えば第1候補)を、実施する配送ルートと決定する。リソース組み合わせ決定処理プログラム213は、当該配送ルートの情報を、契約情報テーブル210に追加する。
情報通知処理プログラム214は、配送依頼者端末103に、実施する配送ルートの情報を送信し(S427)、配送依頼者端末103が当該情報を受信して表示デバイスに表示又は記憶装置に格納する(S428)。送信される情報は、配送ルート、集荷日時、配達予定日時等の情報を含む。
情報通知処理プログラム214は、配送ルートを構成する配送サービスを提供する配送事業者端末104それぞれに、実施する配送ルートの情報を送信し(S429)、配送事業者端末104が当該情報を受信して表示デバイスに表示又は記憶装置に格納する(S430)。送信される情報は、荷物ID、到着場所、到着予定日時、サービスID、配送開始日時、配送先、配送先到着日時等の情報を含む。
情報通知処理プログラム214は、受取人端末105に、実施する配送ルートの情報を送信し(S431)、受取人端末105が当該情報を受信して表示デバイスに表示又は記憶装置に格納する(S432)。送信される情報は、依頼者名、配達予定日時、品目等の情報を含む。
以上のように、本実施形態によって、多様な配送事業者の円滑な連携を実現することができる。これにより、実質メッシュ状の配送ネットワークが容易に構築でき、複数の配送手段の確保に加え、災害時のディザスタリカバリに寄与することができる。
なお、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施形態は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明したすべての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施形態の構成の一部を他の実施形態の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施形態の構成に他の実施形態の構成を加えることも可能である。また、各実施形態の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
また、上記の各構成・機能・処理部等は、それらの一部又は全部を、例えば集積回路で設計する等によりハードウェアで実現してもよい。また、上記の各構成、機能等は、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによりソフトウェアで実現してもよい。各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリや、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記録装置、または、ICカード、SDカード等の記録媒体に置くことができる。また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしもすべての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には殆どすべての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
101 管理サーバ
102 運営事業者端末
103 配送依頼者端末
104 配送事業者端末
105 受取人端末
108 外部システム
204 配送依頼者情報テーブル
205 受取人情報テーブル
206 配送サービス登録テーブル
207 ベース登録テーブル
208 ペナルティ管理テーブル
209 配送依頼情報テーブル
210 契約情報テーブル
211 事前登録処理プログラム
212 リソース検索処理プログラム
213 決定処理プログラム
214 情報通知処理プログラム
215 配送事業者ステータス更新処理プログラム
216 許諾依頼処理プログラム
219 配送依頼情報テーブル
221 ルート探索テーブル
222 ルート探索結果テーブル

Claims (9)

  1. 荷物の配送を支援するシステムであって、
    1以上のプロセッサと、
    前記1以上のプロセッサが実行するプログラムを格納する1以上の記憶装置と、
    を含み、
    前記1以上の記憶装置は、複数の配送サービスの情報を管理する配送サービス登録情報を格納し、
    前記配送サービス登録情報は、前記複数の配送サービスそれぞれの、出発場所、到着場所、及び荷物を受け付け可能な日時、を示し、
    前記1以上のプロセッサは、
    荷物の発送元及び配達先を示す、配送依頼を受信し、
    前記配送依頼の要件を満たす配送サービス組み合わせ候補を、前記配送サービス登録情報から選択した配送サービスで構成し、
    前記1以上の記憶装置は、前記配送サービス登録情報に含まれる前記複数の配送サービスの配送事業者によるキャンセルに対するペナルティを管理する情報を格納し、
    前記配送サービス登録情報は、前記複数の配送サービスそれぞれに対して与えられている信頼度を示す値と、前記複数の配送サービスそれぞれの配送料金とを示し、
    前記1以上のプロセッサは、
    前記キャンセルの回数に応じて前記信頼度を示す値を前記配送サービス登録情報において更新し、
    前記配送依頼は、配送金額、配送信頼度及び配達予定日時を含む優先事項候補から、配送サービス組み合わせ候補の選択における優先事項を指定し、
    前記1以上のプロセッサは、前記優先事項がより優れている配送サービス組み合わせ候補を優先して、前記配送依頼の配送依頼者の装置に送信する配送サービス組み合わせ候補を決定する、システム。
  2. 請求項1に記載のシステムであって、
    前記1以上のプロセッサは
    1以上の配送サービス組み合わせ候補を、前記配送依頼の配送依頼者の装置に送信し、
    前記1以上の配送サービス組み合わせ候補における、1以上の配送サービス組み合わせ候補の指定を、前記配送依頼者の装置から受信する、システム。
  3. 請求項1に記載のシステムであって、
    前記配送依頼は、荷物の寸法及び/又は重量を示し、
    前記配送サービス登録情報は、前記複数の配送サービスそれぞれが受付可能な荷物の寸法及び/又は重量を示し、
    前記1以上のプロセッサは、前記配送依頼が示す荷物の寸法及び/又は重量の要求を満たす配送サービスによって、前記配送サービス組み合わせ候補を構成する、システム。
  4. 請求項1に記載のシステムであって、
    前記配送依頼は、前記荷物の特徴を示す配送オプションを指定し、
    前記配送サービス登録情報は、前記複数の配送サービスそれぞれが対応可能は配送オプションを管理し、
    前記1以上のプロセッサは、前記配送依頼が示す配送オプションに対応可能な配送サービスによって、前記配送サービス組み合わせ候補を構成する、システム。
  5. 請求項1に記載のシステムであって、
    前記配送サービス登録情報には、無人航空機を用いた配送サービスまたは配送困難地域への配送サービスが含まれ、
    前記1以上のプロセッサは、
    前記配送依頼の要件を満たす配送サービス組み合わせ候補を、前記無人航空機を用いた配送サービスまたは前記配送困難地域への配送サービスを含むように構成する、システム。
  6. 請求項1に記載のシステムであって、
    前記1以上のプロセッサは、配送事業者からの情報に応じて前記配送サービス登録情報を更新する、システム。
  7. 請求項1に記載のシステムであって、
    前記1以上のプロセッサは、前記配送サービス組み合わせ候補から選択された配送サービス組み合わせの配送サービスを提供する配送事業者の装置に、前記配送サービスの利用を通知する、システム。
  8. 請求項1に記載のシステムであって、
    前記配送サービス登録情報は、前記複数の配送サービスそれぞれが対応可能な、荷物属性、個数、及び配送オプションの少なくとも一つを示し、
    前記配送依頼は、前記荷物属性、前記個数、及び前記配送オプションの前記少なくとも一つを示す、システム。
  9. 計算機システムが、荷物の配送を支援する方法であって、
    前記計算機システムは、複数の配送サービスの情報を登録する配送サービス登録情報を格納し、前記配送サービス登録情報は、各配送サービスの、出発場所、到着場所、荷物を受け付け可能な日時、信頼度を示す値、及び配送料金を示し、
    前記計算機システムは、前記配送サービス登録情報に含まれる前記複数の配送サービスの配送事業者によるキャンセルに対するペナルティを管理する情報を格納し、
    前記方法は、
    前記計算機システムが、前記キャンセルの回数に応じて前記信頼度を示す値を前記配送サービス登録情報において更新し、
    前記計算機システムが、荷物の発送元及び配達先を示す、配送依頼を受信し、前記配送依頼は、配送金額、配送信頼度及び配達予定日時を含む優先事項候補から、配送サービス組み合わせ候補の選択における優先事項を指定し、
    前記計算機システムが、前記配送依頼の要件を満たす配送サービス組み合わせ候補を、前記配送サービス登録情報から選択した配送サービスで構成し、
    前記計算機システムが、前記優先事項がより優れている配送サービス組み合わせ候補を優先して、前記配送依頼の配送依頼者の装置に送信する配送サービス組み合わせ候補を決定する、方法。
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