JP2000302212A - 物流計画計算システム - Google Patents

物流計画計算システム

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JP2000302212A
JP2000302212A JP11182599A JP11182599A JP2000302212A JP 2000302212 A JP2000302212 A JP 2000302212A JP 11182599 A JP11182599 A JP 11182599A JP 11182599 A JP11182599 A JP 11182599A JP 2000302212 A JP2000302212 A JP 2000302212A
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Takashi Onoyama
隆 小野山
Setsuo Tsuruta
節夫 鶴田
Sen Kubota
仙 久保田
Takuya Maekawa
拓也 前川
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Hitachi Software Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
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Hitachi Software Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】拠点間での輸送計画の調整により、コスト低減
などの目的に合致した計画を効率良く作成する。 【解決手段】拠点間での輸送リソースの過不足の情報を
互いに交換すると共に、不足した輸送リソースに関する
代替輸送案を立案、提示すると共に、代替案利用時のコ
スト及びサービス性の評価をシステムで行ない効率良く
計画の調整を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、物流システムでの
効率的な輸送や中継計画の作成に利用できる。特に宅配
便などでの輸送量が予め計画されず日々の輸送量の変動
の多い物流システムに利用することで、物流コストの削
減や、サービス性の向上を実現することができる。
【0002】
【従来の技術】物流システムでの、輸送計画作成技術と
しては、いわゆる巡回セールスマン問題に相当する一定
地域内に存在する顧客先の効率的な巡回計画を作成する
技術はすでに開発されている。(特開平5-135070号公報
「配送スケジューリングシステム」)しかし、日々の輸
送量の変動に合せて、複数の輸送拠点の有するトラック
や人員などの輸送リソースを相互に利用して、コスト及
びサービス性などを統合的に効率化する技術は存在しな
い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】工場での生産物の輸送
では生産計画によりあらかじめ必要量に合致した輸送計
画を作成することができる。しかし、宅配便などの輸送
の場合には、各拠点で収集する荷物量は実際に荷物の収
集を終えた時点でないと確定することができない。ま
た、毎日の収集荷物量の変動も大きい。このような状況
で各拠点間で互いに荷物の輸送を行う場合には、毎日の
荷物量の変動に対応するために充分大きな輸送量に対応
できる拠点間の輸送計画を実現する必要がある。このた
め、あらかじめ作成した輸送計画では、各輸送便の積載
率が悪く輸送コストが上昇するという問題があった。
【0004】また、例えば、特開平5-135070号公報「配
送スケジューリングシステム」に示されているような毎
日大幅に輸送計画を変更すると、拠点での作業、運転手
とトラックの手配も大幅に変更になり、必ずしも新しく
作成した輸送計画を効率的に実行することができない。
更に、輸送荷物量が確定してから、実際に拠点間での荷
物輸送が開始されるまでの時間的な余裕も大きくないた
め、大幅な計画変更では対応できないという問題があっ
た。
【0005】本発明の目的は、拠点間の輸送計画の大幅
な変更をもたらさずに輸送効率及びサービス性の向上を
実現する輸送計画の調整を実現することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に以下のステップでの輸送計画調整が考えられる。
【0007】(1) 集配車に携帯コンピュータシステムを
配置して、集荷時に荷物の送付先、荷物量の情報を入力
して、集配車から拠点にデータを送る。
【0008】(2) 拠点では、集配車から送られてきたデ
ータを集計して、基本輸送計画に基づく拠点間輸送便単
位に荷物量を集計する。
【0009】(3) 上記の各拠点間輸送便での、集荷荷物
の輸送の可否を判定する。
【0010】(4) 集荷荷物の輸送が基本輸送計画の拠点
間輸送便では行なえない場合には、該当拠点から、送先
拠点への代替輸送案を作成し、その代替輸送案に関連す
る拠点に輸送リソース提供の可否問い合わせを行なう。
【0011】(5) 問合せ結果により代替輸送案の提案を
行なうと共に、代替輸送案採用時のコスト及び到着時刻
などのサービス性を評価、表示する。
【0012】このようなステップでの輸送計画の調整を
実現するために、携帯コンピュータシステム及び各拠点
及び代表拠点のシステムを通信回線により接続すると共
に、各拠点間で輸送リソースの余裕量及び不足量の情報
交換を自動的に実現する手段と、輸送計画のコスト、サ
ービス性を評価する機能を設ける。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面を
用いて説明する。
【0014】図1は、本発明のシステムの構成図であ
る。本システムは、各輸送拠点に設置される拠点システ
ム103とそれらの拠点を統括する代表拠点システム101よ
り構成されている。拠点システム及び代表拠点システム
は通信回線102により接続されている。
【0015】図2は図1の拠点システムの構成を示すも
のである。
【0016】拠点システムは、携帯コンピュータシステ
ム201と入力装置202と表示装置203、出力装置204、処理
装置205,記憶装置215、通信装置214から構成されてい
る。
【0017】携帯コンピュータシステム201は、拠点に
属する集配車に搭載され、荷物の集荷状況を集配車から
営業拠点に送信するものである。処理装置205は、荷物
集計処理部206、トラック便別積載量表示処理部207、調
整要否判定処理部208、代替輸送計画算出処理部209、代
替輸送計画表示処理部208、必要リソース送信処理部20
9、供給リソース送信処理部210、運行決定処理部213か
ら構成されている。
【0018】記憶装置215には輸送リソース情報216、輸
送基本計画情報220及び輸送基本計画情報223と集荷荷物
情報227とトラック便別集計情報228が格納される。
【0019】輸送リソース情報216には各拠点毎に配置
されているトラック台数を含むトラック情報217と各拠
点毎の要員数を含む要員情報218と拠点での荷物の積換
えに可否や積換え可能時間枠などの情報を含む中継情報
219が含まれている。
【0020】輸送基本情報220には、一定の期間運用さ
れる拠点間のトラック便の車両種別や発拠点、経由拠
点、着拠点の情報を含む基本トラック便情報221と発拠
点から着拠点への荷物の輸送経路を示す輸送代替案情報
222が含まれている。
【0021】輸送基本情報223には各拠点の位置を含む
拠点情報224と、各拠点間の距離、所要時間、輸送コス
トの情報を含む拠点間情報225と近隣の拠点のリストを
保持する関連拠点情報226が含まれている。
【0022】図3は図1の代表拠点システムの構成を示
すものである。
【0023】代表拠点システムは、入力装置301と票地
蔵地302と出力装置303と処理装置304と通信装置309と記
憶装置310から構成されている。
【0024】処理装置304には、通信装置309を介して各
拠点から送られてくる各拠点への輸送量情報を集計する
拠点間輸送量集計処理部305とトラック便の中継拠点で
の荷物積換えの中継計画を作成する中継計画作成処理部
306と各拠点で作成されたトラック便の運行計画の大域
的な調整を行なう大域計画調整処理部307と確定したト
ラック便の運行計画を各拠点に送信する運行決定処理部
308が含まれている。
【0025】記憶装置310には輸送リソース情報311と輸
送基本計画情報315と輸送基本情報318と拠点間輸送量集
計情報322とトラック便別集計情報323が含まれている。
【0026】輸送リソース情報311には各拠点毎に配置
されているトラック台数を含むトラック情報312と各拠
点毎の要員数を含む要員情報313と拠点での荷物の積換
えに可否や積換え可能時間枠などの情報を含む中継情報
314が含まれている。
【0027】輸送基本情報315には、一定の期間運用さ
れる拠点間のトラック便の車両種別や発拠点、経由拠
点、着拠点の情報を含む基本トラック便情報316と発拠
点から着拠点への荷物の輸送経路を示す輸送代替案情報
317が含まれている。
【0028】輸送基本情報318には各拠点の位置を含む
拠点情報319と、各拠点間の距離、所要時間、輸送コス
トの情報を含む拠点間情報320と近隣の拠点のリストを
保持する関連拠点情報321が含まれている。
【0029】図4は図2の記憶装置215及び図3の記憶
装置310に格納されるデータを示すものである。
【0030】輸送リソース情報には、拠点を識別する拠
点ID401と、その拠点の保有するトラック台数402と当
日運行するトラック台数403と当日待機中のトラック台
数を表す余裕トラック数404と拠点に属する運転手数405
と当日運行する運転手数406と当日待機中の余裕運転手
数407が記録されている。
【0031】中継情報には拠点ID408と、その拠点での
トラック便間での荷物の積み換え可否を表す中継可否40
9と、その積み換えが可能な時間枠を示す中継時間枠410
と、拠点始発のトラック便の発車可能時間枠411と拠点
終着のトラックの受け入れ可能時間枠を表す着時間枠41
2と、その拠点でのトラック便間での積み換え可能な荷
物量の上限を示す中継可能荷物量413が格納されてい
る。
【0032】拠点情報には、拠点ID414と共に拠点の
位置を示す所在地415が格納されている。
【0033】拠点間情報には、その拠点ID416で示され
る拠点から、他の拠点までの距離及び所要時間が、拠点
ID419と距離420と時間421及び拠点間での輸送コスト422
が格納されている。
【0034】関連拠点情報には、該当拠点の近隣のトラ
ック便の貸し借り等が可能な拠点の拠点IDを記録してい
る(423,424,425)。
【0035】基本トラック便情報にはトラック便を識別
するトラック便ID426とトラック便に利用する車種を示
す車両種別427とトラック便の発拠点428と、そのトラッ
ク便の発拠点からの発車時間枠429とトラック便の着拠
点430及び、そのトラック便が途中経由する拠点のID432
と経由拠点の経由時間枠433と、そのトラック便の運行
コスト434を格納する。
【0036】輸送代替案情報には、発拠点から着拠点へ
の荷物の輸送経路案を格納している。具体的には以下の
情報が格納されている。
【0037】荷物の輸送開始拠点を表す発拠点ID435と
荷物の送り先拠点を表す着拠点ID436とその輸送経路の
優先度437と、その輸送経路で利用するトラック便数43
9、更にその内訳として利用するトラック便の種別439と
トラック便ID440と中継拠点のID441である。
【0038】トラック便の種別439は、そのトラックが
通常運行している定期便であるか、臨時便であるかの別
を表すものである。
【0039】集荷荷物情報は、各拠点の集配送車が集荷
した荷物の情報を格納する。荷物ID442と荷物の集荷日4
43、配送日444、顧客名445、集荷元所在地446、配送先
名447と配送先住所448と集荷拠点ID449、配送先拠点ID4
50、荷物の重量451などが含まれる。
【0040】トラック便別集計情報は、各トラック便に
積載する荷物量を表す。具体的にはトラック便ID452と
車両種別と発拠点ID及び発拠点での積載荷物量を表す発
荷物量着拠点IDと途中経由する拠点毎の拠点IDと積載荷
物量などが含まれる。
【0041】図5は拠点システム及び代表拠点システム
の処理概要を示すフロー図である。拠点システムと代表
拠点システムは図1に示したように回線で接続されてい
る。
【0042】拠点システムは、集配車に積載した携帯コ
ンピュータシステムから集荷した荷物情報を受信する(5
01)。次に荷物情報を各荷物の情報を送り先別に集計(50
2)して集計した情報を代表拠点システムに送信する(50
3)。
【0043】代表拠点システムは各拠点からの荷物量の
送り先別集計情報を受信して(514)、その情報を当日の
運行トラック便別に集計する(515)。次に各トラック便
の荷物の経由拠点での積み換え量を集計して(516)、ト
ラック便別の輸送量集計と共に各拠点システムに送信す
る(517)。
【0044】拠点システムでは代表拠点での輸送料の集
計結果を受信して(504)、当初のトラック便の輸送計画
で必要な輸送を実現できるか否かを調整要否判定処理50
5で判定する。次に調整の必要がある場合には、調整の
必要なトラック便を表示装置に表示する(506)。表示し
た調整対象便の中から調整の実施有無を入力装置を介し
て入力する(507)。
【0045】次の代替案算出部508では調整対象のトラ
ック便に代わる輸送案を算出する。算出した結果を次に
表示装置に表示する(509)。
【0046】表示された代替輸送案の選択を入力装置に
より指示して(510)、指示された代替輸送計画に必要な
輸送リソースの調整を行う(511)。必要リソースの調整
では、該当拠点が必要とする輸送リソースの提供が可能
か否かを関連拠点に送信する。
【0047】関連拠点ではリソース提供要求を受信して
(520)、その要求内容をその拠点の表示装置に表示して
(521)、提供可否を入力して(522)、その結果を輸送リ
ソースの要求元の拠点に送信する(523)。
【0048】関連拠点からの輸送リソース提供可否の情
報を受け取った拠点は、関連拠点からのリソース提供が
可能な場合には、先の代替案に決定を行い輸送計画を代
表拠点及び関連拠点に送信する(512)。
【0049】代表拠点システムは、各拠点からの輸送計
画の送信を受け、複数拠点のトラック便の調整を行う大
域調整処理518を行い、次に調整後の輸送計画に基づい
てトラック便の中継拠点での中継計画を作成して(51
9)、最終的なトラック便の運行計画及び中継点でのトラ
ック便間での積み換えの中継計画を各拠点に送信して、
各拠点で輸送計画を確定して出力装置に印刷を行う(51
3)。
【0050】図6は図5の拠点システム中の調整要否判
定処理506の詳細を示すものである。
【0051】まず、調整必要トラック便のリストを空値
で初期化する(601)。
【0052】次に、該当拠点で集荷した荷物の送り先拠
点に対して以下の処理を行う。
【0053】まず、未処理の送り先拠点を一つ取り出
す。未処理の送り先拠点が無い場合には、ステップ606
の処理に移る。
【0054】未処理の送り先拠点がある場合には、その
送り先拠点への輸送経路を輸送代替案情報222の中から
優先度が通常運行であるものを取り出し(603)、その輸
送経路に含まれているトラック便で、該当拠点が始発の
もので、かつ積載量が車両種別で規定されている積載量
を超過もしくは過小のトラック便があるか判定する(60
4)。もし条件に合致する場合には、そのトラック便を調
整必要便リストに加える(605)。
【0055】次に、ステップ602に戻り、更に未処理の
送り先き拠点があれば処理を繰り返す。
【0056】図7は図5の代替案算出部508の詳細処理
を示すものである。
【0057】まず、輸送代替案情報から、該当拠点から
送り先拠点への輸送代替案の中で、優先度が定期利用の
クラス以下のものを優先度の順に代替案リストへ登録す
る(701)。
【0058】代替案リスト中に代替案が有れば(702)、
先頭の代替案を取り出す(703)。次に取り出した代替案
で利用するトラック便の積載量をトラック便別集計情報
228を参照して積載量超過にならないかチェックする(70
4)。次に、代替案で利用する中継拠点での中継可否のチ
ェックを行う(705)。もし、チェックで積載量が超過も
しくは中継点での積み換えが不可の場合には、現在着目
していた代替案を代替案リストから削除して、次の代替
案の処理に移る(706)。
【0059】条件が成立していた場合には(706)、代替
案リストの先頭の代替案を候補リストに移し(707)、代
替案リストから削除して次の代替案の処理に移る。
【0060】代替案リストに登録されている代替案の処
理をすべて終了した場合(702)、候補リストに登録され
ている輸送計画のコストを求める(708)。
【0061】図8は図5中の必要リソース調整部511の
詳細処理を示すフローである。
【0062】まず、代替輸送案として指定された選択案
に含まれているトラック便IDを利用トラックリストに登
録する(801)。次に選択案に含まれているトラック便間
での荷物の積み換えを行う中継点のIDを利用中継点リス
トに登録する(802)。
【0063】利用トラックリストに登録されているすべ
てのトラック便に対して以下の処理を行う。
【0064】まず、利用トラックリストに未処理のトラ
ック便があるか判定する(803)。すべてのトラック便の
処理を終え未処理のトラック便が利用トラックリスト含
まれていない場合には、次に利用中継点リストに対する
処理に移る。
【0065】未処理のトラック便がある場合には、トラ
ック便の利用要求をトラック便を管轄する発拠点に送信
する(804)。利用要求に対するトラック便の管轄拠点か
らの応答を受信する(805)。
【0066】応答結果の判定を行い(806)、トラック便
が利用可能な場合には、該当トラック便を処理済みにし
て(807)利用トラックリスト中の残りの未処理のトラ
ック便の処理に移る(803)。
【0067】トラック便が利用できない場合には代替案
の利用不可を表示して(815)処理を終える。
【0068】利用トラックリスト中のすべてのトラック
便の処理を終えた場合(803)次に利用中継点リストに登
録されている中継拠点に対して以下の処理を行う。
【0069】まず、利用中継点リストに未処理の中継点
があるか判定する(808)。未処理の中継点が無い場合
には、代替案で必要な輸送リソースの確保が行えたの
で、代替案の利用をっかうていして利用トラックリスト
に含まれるトラック便の管轄拠点にそのトラック便の利
用確定を送信する(813)。次に利用中継点リストに含
まれている拠点に中継点の利用確定を送信して(814)
処理を終える。
【0070】利用中継点リストに未処理の中継点がある
場合には(808)、その拠点でのトラック便間の荷物積み
換えの中継の要求を中継拠点に送信する(809)。
【0071】次に要求に対する中継拠点からの応答を受
信して(810)中継拠点でのトラック便間の荷物積み換
えが可能か否かを判定する(811)。荷物積み換えが可能
な場合には利用中継点リスト中の中継拠点を処理済みと
して(812)次の中継拠点の処理に移る(808)。
【0072】中継点利用が不可の場合(811)、代替案輸
送利用不可を表示して(815)処理を終える。
【0073】図9は図5中の大域調整処理518の処理の
詳細を示すフローである。
【0074】代表拠点では、各拠点で作成した当日の輸
送計画を集計して以下の処理を行う。
【0075】すべてのトラック便の処理を終えたか判定
する(901)。未処理のトラック便が有る場合にはその
トラック便のトラック便別集計情報を取り出す(90
2)。次に取り出した集計情報から積載率が一定基準以
下か判定する(903)。積載率が基準以上であれば、その
トラック便を処理済みとして次のトラック便の処理に移
る(902)。
【0076】トラック便の積載率が一定基準以下の場合
には、そのトラック便の荷物の代替輸送が可能な関連ト
ラック便を求める(904)。次に取り出した関連トラック
便の積載量をトラック便別集計情報から取り出して、現
在着目しているトラック便の荷物を、そのトラック便で
代替可能か判定する(905)。代替可能なトラック便が
ある場合には、代替輸送に必要なトラック便などの輸送
リソースを確保して(906)代替輸送計画を元のトラッ
ク便の管轄拠点及び関連拠点に送信する(907)。以上
の処理をすべてのトラック便に対して繰り返し実行す
る。
【0077】図10は図5中の中継計画作成処理519の
処理の詳細を示すフローである。
【0078】まず、中継計画の作成を行っていない未処
理の拠点があるかチェックする(1001)。すべての拠点で
の中継計画作成を終えていた場合には処理を終える。
【0079】未処理の拠点がある場合には、その拠点で
の積み換え量の集計を行う(1002)。
【0080】積み換え量が0か否かを判定する(1003)。
積み換え量が0の場合には、その拠点での中継は無いの
で、その拠点を処理済みとして次の拠点の処理に移る
(1001)。
【0081】積み換え量が0で無い場合には、その拠点
でトラック便間の荷物の積み換えが発生するので、その
拠点で積み換えを行うトラック便の到着時刻、出発時刻
を基本トラック便情報を参照して集計する(1004)。その
集計結果を該当の中継を行う拠点に送信する(1005)。
【0082】図11は図5中の調整対象トラック便表示
506における表示装置への表示画面例である。
【0083】この表示例では、送り先拠点名1102とその
荷物量1103と、その送り先拠点へのトラック便の出発時
刻1104と、そのトラック便の荷物積載率1105及び特急配
送の指定などの時間指定の荷物量1106を表示する。
【0084】特に、積載率が100%を超過しているトラッ
ク便については、そのフィールドを強調表示している。
【0085】図12は図11の中のトラック便を一つ利
用者が選択して、そのトラック便の詳細情報を表示する
表示画面の一例である。
【0086】トラック便の発拠点名と中継拠点及び着拠
点名1203とトラック便の発拠点の出発時刻及び中継拠点
及び着拠点の到着時刻1201を表示する。また、各拠点で
の積載荷物量を棒グラフで表示する(1202)。
【0087】図13は図5中の代替案表示部509での表
示装置での代替計画案の画面表示例である。代替輸送案
の通常便、臨時便などの代替輸送の方式1302とその代替
輸送計画の輸送リソースの提供拠点1304及び、その代替
輸送実施時のコスト、送り先拠点への荷物到着時刻1306
及び輸送案に含まれる中継拠点1307を表示する。
【0088】図14は図13の表示時に利用者が一覧表
示されている代替案から詳細表示を指定した場合の表示
画面例である。
【0089】この画面例では通常の輸送案と指定された
代替案でのトラックの発拠点、中継拠点、着拠点名1401
とそれぞれの拠点の到着時刻1402を表示する。
【0090】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば複
数の拠点間で集荷した荷物の他拠点への輸送に必要なト
ラックや要員などの輸送リソースの過不足の調整を実現
することができる。このことにより、トラック便の積載
荷物量の向上などの輸送リソース利用効率の向上を実現
することができる。
【0091】また、代表拠点において大域的な輸送計画
の調整と中継計画の作成を行うことで、管轄拠点の異な
るトラック便の調整を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の物流計画計算システム構成図である。
【図2】本発明の拠点システムの構成図である。
【図3】本発明の代表拠点システムの構成図である。
【図4】本発明の記憶装置に含まれるデータの構成を示
す図である。
【図5】本発明の全体的な処理の流れを示すフローチャ
ートである。
【図6】本発明の調整要否判定処理部の処理の流れを示
すフローチャートである。
【図7】本発明の代替輸送計画案算出処理部の処理の流
れを示すフローチャートである。
【図8】本発明の必要輸送リソース調整処理部の処理の
流れを示すフローチャートである。
【図9】本発明の大域調整処理部の処理の流れを示すフ
ローチャートである。
【図10】本発明の中継計画作成処理部の処理の流れを
示すフローチャートである。
【図11】本発明のトラック便別積載量表示画面の一具
体例を示す図である。
【図12】本発明のトラック便別詳細表示画面の一具体
例を示す図である。
【図13】本発明の代替計画案の画面表示の位置具体例
を示す図である。
【図14】本発明の代替計画案の詳細情報の画面表示の
一具体例を示す図である。
【符号の説明】
101…代表拠点システム、102…通信回線網、10
3…拠点システム。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鶴田 節夫 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地 株 式会社日立製作所システム開発研究所内 (72)発明者 久保田 仙 神奈川県横浜市中区尾上町6丁目81番地 日立ソフトウェアエンジニアリング株式会 社内 (72)発明者 前川 拓也 神奈川県横浜市中区尾上町6丁目81番地 日立ソフトウェアエンジニアリング株式会 社内 Fターム(参考) 3F022 LL05 MM08 MM11 MM42 5B049 BB31 CC32 CC40 EE02 FF04 GG06 GG07 5H215 AA09 BB01 BB20 CC09 CX09 GG09 HH03 KK04 KK06 9A001 JJ51 JJ53 KK56

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも、入出力装置と処理装置と記憶
    装置を持つ計算機システムと集荷荷物情報を入力できる
    携帯用計算機システムを通信回線で結合する情報処理シ
    ステムにおいて、拠点間輸送や途中での荷物の積み換え
    の中継輸送に必要なトラックや要員情報を含む輸送リソ
    ース情報を記憶するステップと年間や季節毎の輸送基本
    計画を記憶するステップと、各拠点の位置情報と拠点間
    の距離及び輸送所用時間情報を含む輸送基本情報を記憶
    するステップと、これらの情報と携帯用計算機システム
    から送られてきた集荷荷物情報をもとに、当日の輸送計
    画を立案する当日輸送計画立案ステップを持ちこれによ
    り輸送計画の調整を行うことを特徴とする物流情報計算
    方式及びシステム。
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