JP7280784B2 - アンモニアガスセンサ - Google Patents

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特許法第30条第2項適用 (1)公開日 平成31年3月27日 (Chemical Sensors vol.35 Supplement A(2019)、第94-96頁) (2)発表日 平成31年3月29日 (第65回化学センサ研究発表会、京都大学、京都市左京区吉田本町) (3)公開日 令和1年5月8日 (希土類No.74、第108-109頁) (4)発表日 令和1年5月16日 (第35回希土類討論会、大阪大学、大阪府吹田市山田丘1番1号)
本発明は、アンモニアガスセンサに関する。
従来、主たる導電イオン種が3価イオンである固体電解質と、該3価イオンに対応する金属と被検ガス用検出補助極とからなるガスセンサが提案されている(例えば特許文献1参照)。このガスセンサは、安定性と高選択性を有し250℃以下の低温でもガスの検出を可能とする。中でも、主たる電動イオン種がアルミニウムイオン(Al3+)であるアルミニウムイオン伝導体(Al0.2Zr0.820/19Nb(POと該3価イオンに対応する金属、すなわちアルミニウムとアンモニウムイオンを含む検出補助極NH -Ga1117からなるアンモニアセンサは、230℃の作動温度で優れた検出性能を有することが報告されている。
特開2007-212175号公報
しかし、従来のアンモニアガスセンサは例えば230℃の作動温度で優れた検出特性を有するものの、素子の熱劣化において未だ改善の余地があった。すなわち、素子の熱劣化を抑えて耐久性を向上させるためには、センサの作動温度を下げる必要がある。しかし、低い温度において充分な導電率を確保できないセンサについてはガスに対する感度が充分でなくガス検出できなくなることから作動温度を下げることができない。
本発明はこのような従来の課題を解決するためになされたものであり、その発明の目的とするところは、より低い温度でアンモニアガスを検出でき、より高い耐久性を有するアンモニアガスセンサを提供することにある。
本発明は、従来の主たる導電イオン種がアルミニウムイオンである(Al0.2Zr0.820/19Nb(POに併用されていた検出補助極NH -Ga1117の代わりに構造中にアンモニウムイオンを含む希土類ニオブ酸化物を用いることで200℃以下の低温でも作動することが可能となるものである。
このようなアンモニアガスセンサは、被測定ガス中のアンモニアガスを検知するためのセンサであって、3価のアルミニウムイオン又は2価のマグネシウムイオンを主たる導電イオン種とした固体電解質であるイオン伝導体と、前記イオン伝導体の表面に密着された検出補助極と、前記イオン伝導体の表面に形成され、前記主たる導電イオン種に応じた金属により構成された参照極と、を備え、前記検出補助極は、(NHRb1-XLnNb (0<X≦1)(但し、Lnは少なくとも1種以上の希土類)により構成されている。
本発明によれば、検出補助極が(NHRb1-XLnNb (0<X≦1)(但し、Lnは少なくとも1種以上の希土類)により構成されているため、より高い導電率を示すことができ、より低い温度(例えば200℃以下)であってもアンモニアガスを検出でき、より高い耐久性を有することができる。
本発明によれば、より低い温度でアンモニアを検出でき、より高い耐久性を有するアンモニアガスセンサを提供することができる。
本発明の実施形態に係るアンモニアガスセンサの外観図である。 実施例1及び比較例に係るアンモニアガスセンサの導電率の温度依存性を示すグラフである。 実施例1~3に係るアンモニアガスセンサの導電率の温度依存性を示すグラフである。 実施例1に関する180℃の乾燥雰囲気下におけるアンモニアガス濃度に対する応答性を示すグラフである。 実施例2に関する180℃の乾燥雰囲気下におけるアンモニアガス濃度に対する応答性を示すグラフである。 実施例1に関する180℃の乾燥雰囲気及び0.6~4.2vol%の水蒸気を含む湿潤雰囲気下におけるアンモニアガス濃度に対する応答性を示すグラフである。 イオン伝導体10に(Mg0.1Hf0.94/3.8Nb(POを用いたときのアンモニアガス濃度に対する応答性を示すグラフであって、検出補助極が(NH)LaNbであって、190℃の乾燥雰囲気下におけるアンモニアガス濃度に対する応答性を示している。 イオン伝導体10に(Mg0.1Hf0.94/3.8Nb(POを用いたときのアンモニアガス濃度に対する応答性を示すグラフであって、検出補助極が(NH)PrNbであって、200℃の乾燥雰囲気下におけるアンモニアガス濃度に対する応答性を示している。 イオン伝導体10に(Mg0.1Hf0.94/3.8Nb(POを用いたときのアンモニアガス濃度に対する応答性を示すグラフであって、検出補助極が(NH)NdNbであって、200℃の乾燥雰囲気下におけるアンモニアガス濃度に対する応答性を示している。
以下、本発明を好適な実施形態に沿って説明する。なお、本発明は以下に示す実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。また、以下に示す実施形態においては、一部構成の図示や説明を省略している箇所があるが、省略された技術の詳細については、以下に説明する内容と矛盾点が発生しない範囲内において、適宜公知又は周知の技術が適用されていることはいうまでもない。
図1は、本発明の実施形態に係るアンモニアガスセンサの外観図である。図1に示すように、アンモニアガスセンサ1は、被測定ガス中のアンモニアガスを検知するためのものである。このアンモニアガスセンサ1は、不図示のヒータ等によって加熱されて適切な作動温度で動作し、アンモニアガス濃度に応じたセンサ出力(起電力)を発生させる構成となっている。アンモニアガスセンサ1は、イオン伝導体10と、検出補助極20と、参照極30と、保護被膜40と、第1リード部50と、第2リード部60とを備えている。このアンモニアガスセンサ1の各部10,20,30,40,50,60は被測定ガス雰囲気に曝される。
イオン伝導体10は、3価のアルミニウムイオンを主たる導電イオン種とする固体電解質であって、(Al0.2Zr0.820/19Nb(POによって構成されている。本実施形態においてイオン伝導体10は例えば平板状に形成されている。
検出補助極20は、イオン伝導体10に強固に密着されているものである。本実施形態において検出補助極20は、円形平板状のイオン伝導体10の一面側に密着されている。
ここで、本実施形態に係る検出補助極20は、(NHRb1-XLnNb (0<X≦1)(但し、Lnは少なくとも1種以上の希土類)により構成されている。特に、検出補助極20において、上記Xは0.1以上であることが好ましく、より好ましくはX=1である。さらに、検出補助極20は、(NH)LaNbにより構成されていることが好ましい。
参照極30は、イオン伝導体10の表面に形成されると共に、保護被膜40によって覆われることで酸化等から保護されている。この参照極30は、円形平板状のイオン伝導体10の他面側に形成されている。また、参照極30は、主たる導電イオン種に応じた金属(すなわちアルミニウム)により構成されたものである。
保護被膜40は、参照極30上に蒸着処理された白金よりなる金属部である。この保護被膜40は、参照極30のうちイオン伝導体10に接していない部分を全体的に覆うように蒸着処理される。第1リード部50は、ネット部51とワイヤ部52とを有している。ネット部51は検出補助極20上に設けられ、ワイヤ部52はネット部51の端部から延びている。第2リード部60についても第1リード部50と同様であって、ネット部61とワイヤ部62とを有し、ネット部61が保護被膜40上に設けられ、ワイヤ部62がネット部61の端部から延びている。
双方のワイヤ部52,62は例えば不図示の演算部に接続されている。演算部は、例えばアンモニアガス濃度とセンサ出力(起電力)との相関データを記憶しており、センサ出力を入力してアンモニアガス濃度を算出等する。
詳細に説明すると、アンモニアガスセンサ1は、各界面において以下の平衡反応を生じアンモニアガス濃度に応じたセンサ出力を発生させる。
まず、検出補助極20が被測定ガス中のアンモニアガスに曝されると、
Figure 0007280784000001

なる平衡反応が生じる。
また、検出補助極20とイオン伝導体10との界面において
Figure 0007280784000002

なる平衡反応が生じる。
さらに、イオン伝導体10と参照極30との界面において
Figure 0007280784000003

なる平衡反応が生じる。
よって、アンモニアガスセンサ1の全体では
Figure 0007280784000004

となる。
センサ出力は、ネルンスト式によって表現でき、
Figure 0007280784000005

となる。
ここで、検出補助極20である(NH)LnNb、イオン伝導体10である(Al0.2Zr0.820/19Nb(PO、参照極30であるAl、及び、(H0.6Zr0.820/19Nb(POについては固体であるため、温度が一定であれば、上記式の活量(a)は定数となり、
Figure 0007280784000006

と表すことができる。
演算部は、このようなセンサ出力(起電力)に基づいて、アンモニアガス濃度を算出等することとなる。
ここで、本実施形態に係るアンモニアガスセンサ1に用いる検出補助極20は以下のようにして作製することができる。
まず、RbCO、Nb及びそれぞれの希土類酸化物をRbが化学量論量の100%以上200%以下(好ましくは110%以上150%以下)となるように混合し、空気流通下800℃以上1200℃以下(好ましくは900℃以上1100℃以下)で4時間以上15時間以下(好ましくは6時間以上12時間以下)焼成することでRbLnNb(Ln:少なくとも1種類以上の希土類)を得た。なお、Rbは他のアルカリ金属でも代用可能である。
次に、得られた焼成体(RbLnNb(Ln:少なくとも1種類以上の希土類))を800℃以上1200℃以下(好ましくは900℃以上1100℃以下)で4時間以上15時間以下(好ましくは6時間以上12時間以下)焼結した後、NHNOの溶融塩中で1日以上25日以下(好ましくは5日以上15日以下)保持することで、イオン交換を行った。その後、得られたペレットを純水で洗浄し、乾燥させることで(NHRb1-XLnNb (0<X≦1)を得た。
次に、本発明の実施例及び比較例を説明する。
実施例1に係るアンモニアガスセンサについては、検出補助極に(NH)LaNbを用いた。イオン伝導体については、(Al0.2Zr0.820/19Nb(POを用い、参照極にはアルミニウムを用いた。
実施例2に係るアンモニアガスセンサは、検出補助極に(NH)PrNbを用い、他については実施例1と同じとした。実施例3に係るアンモニアガスセンサは、検出補助極に(NH)NdNbを用い、他については実施例1と同じとした。比較例に係るアンモニアガスセンサは、検出補助極にNH -Ga1117を用い、他については実施例1と同じとした。
図2は、実施例1及び比較例に係るアンモニアガスセンサの検出補助極の導電率の温度依存性を示すグラフである。図2に示すように、実施例1に係る検出補助極は、100℃以上200℃以下の領域において、比較例に係る検出補助極よりも導電率が高くなっている。よって、実施例1に係るアンモニアガスセンサは比較例に係るアンモニアガスセンサと同程度の作動温度まで昇温する必要がなく、より低い温度において作動できることがわかった。
図3は、実施例1~3に係るアンモニアガスセンサの検出補助極の導電率の温度依存性を示すグラフである。図3に示すように、100℃以上200℃以下の領域において導電率は、実施例1に係る検出補助極が最も高く、次いで実施例2に係る検出補助極が高く、実施例3に係る検出補助極が最も低くなっている。よって、検出補助極においてLnは、Laであることが好ましいことがわかった。
図4は、実施例1に関する180℃の乾燥雰囲気下におけるアンモニアガス濃度に対する応答性を示すグラフである。図4に示すように、180℃の乾燥雰囲気下において、実施例1に係るアンモニアガスセンサが濃度200ppmから500pmのアンモニアガスに曝された場合、センサ出力は、濃度200ppmにおいて約-16mVであり、濃度300ppmにおいて約-35mVであり、濃度400ppmにおいて約-44mVであり、濃度500ppmにおいて約-53mVであった。このように、実施例1に係るアンモニアガスセンサは180℃の作動温度で充分にセンサ出力が得られ、より低い作動温度でアンモニアガスを検知できることがわかった。
図5は、実施例2に関する180℃の乾燥雰囲気下におけるアンモニアガス濃度に対する応答性を示すグラフである。図5に示すように、180℃の乾燥雰囲気下において、実施例2に係るアンモニアガスセンサが濃度200ppmから500pmのアンモニアガスに曝された場合、センサ出力は、濃度200ppmにおいて約-112mVであり、濃度300ppmにおいて約-124mVであり、濃度400ppmにおいて約-132mVであり、濃度500ppmにおいて約-138mVであった。このように、実施例2に係るアンモニアガスセンサについても180℃の作動温度で充分にセンサ出力が得られ、より低い作動温度でアンモニアガスを検知できることがわかった。なお、図示を省略するが実施例3に係るアンモニアガスセンサについても同様により低い作動温度でアンモニアガスを検知できることが確認された。
図6は、実施例1に関する180℃の乾燥雰囲気及び0.6~4.2vol%の水蒸気を含む湿潤雰囲気下におけるアンモニアガス濃度に対する応答性を示すグラフである。図6に示すように、実施例1に係るアンモニアガスセンサは、乾燥雰囲気、0.6vol%の水蒸気を含む湿潤雰囲気、2.3vol%の水蒸気を含む湿潤雰囲気、及び、4.2vol%の水蒸気を含む湿潤雰囲気において、濃度200ppm、濃度300ppm、濃度400ppm、及び濃度500ppmのそれぞれについて、センサ出力は略一定となった。すなわち、湿度に対するセンサ出力の依存性は小さいことがわかった。なお、グラフの傾きから算出される反応電子数(n)は理論値(n=1.00)と略一致し、理論応答を示した。
なお、図示を省略するが実施例2,3に係るアンモニアガスセンサについても同様に湿度に対するセンサ出力の依存性は小さいことが確認された。
また、実施例としての図示を省略しているが、上記Xは「1」に限らず(特にXが0.1以上)であれば、充分に使用に耐え得るアンモニアガスセンサを提供できることも確認された。
このようにして、本実施形態に係るアンモニアガスセンサ1によれば、検出補助極20が(NHRb1-XLnNb (0<X≦1)(但し、Lnは少なくとも1種以上の希土類)により構成されているため、より高い導電率を示すことができ、より低い温度(例えば100℃以上200℃以下)であってもアンモニアガスを検出でき、より高い耐久性を有することができる。
また、検出補助極20が(NH)LnNbにより構成されている場合には、さらに高い導電率を示すことができ、さらに低い温度であってもアンモニアガスを検出できることがわかった。
また、検出補助極20が(NH)LaNbにより構成されている場合には、より一層高い導電率を示すことができ、より一層低い温度であってもアンモニアガスを検出することができる。
加えて、イオン伝導体10は、3価のアルミニウムイオンを主たる導電イオン種とした固体電解質であるため、湿度に関わる影響を抑えることができ、高湿潤雰囲気下においても適切なセンサ出力を得ることができるアンモニアガスセンサ1を提供することができる。
以上、実施形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、変更を加えてもよいし、可能な範囲で適宜他の技術を組み合わせてもよい。
例えば、上記実施形態においてはイオン伝導体10は3価のアルミニウムイオンを主たる導電イオン種とする固体電解質であって、例えば(Al0.2Zr0.820/19Nb(POによって構成されている。しかし、これに限らず、イオン伝導体10は2価のマグネシウムイオンを主たる導電イオン種とする固体電解質であって、例えば(Mg0.1Hf0.94/3.8Nb(POであってもよい。なお、この場合において参照極30はマグネシウム(主たる導電イオン種に応じた金属)により構成されることとなる。
図7~図9は、イオン伝導体10に(Mg0.1Hf0.94/3.8Nb(POを用いたときのアンモニアガス濃度に対する応答性を示すグラフである。なお、図7は検出補助極が(NH)LaNbであって、190℃の乾燥雰囲気下におけるアンモニアガス濃度に対する応答性を示し、図8は検出補助極が(NH)PrNbであって、200℃の乾燥雰囲気下におけるアンモニアガス濃度に対する応答性を示し、図9は検出補助極が(NH)NdNbであって、200℃の乾燥雰囲気下におけるアンモニアガス濃度に対する応答性を示している。
図7~図9に示すように、いずれのアンモニアガスセンサにおいてもアンモニアガス濃度200ppm、濃度300ppm、濃度400ppm、及び濃度500ppmについて、適切なセンサ出力を得ることができた。このため、イオン伝導体10については、2価のマグネシウムイオンを主たる導電イオン種とする固体電解質であって、(Mg0.1Hf0.94/3.8Nb(POであってもよいことがわかった。
1 :アンモニアガスセンサ
10 :イオン伝導体
20 :検出補助極
30 :参照極

Claims (4)

  1. 被測定ガス中のアンモニアガスを検知するためのアンモニアガスセンサであって、
    3価のアルミニウムイオン又は2価のマグネシウムイオンを主たる導電イオン種とした固体電解質であるイオン伝導体と、
    前記イオン伝導体の表面に密着された検出補助極と、
    前記イオン伝導体の表面に形成され、前記主たる導電イオン種に応じた金属により構成された参照極と、を備え、
    前記検出補助極は、(NHRb1-XLnNb (0<X≦1)(但し、Lnは少なくとも1種以上の希土類)により構成されている
    ことを特徴とするアンモニアガスセンサ。
  2. 前記検出補助極は、(NH)LnNbにより構成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載のアンモニアガスセンサ。
  3. 前記検出補助極は、(NH)LaNbにより構成されている
    ことを特徴とする請求項2に記載のアンモニアガスセンサ。
  4. 前記イオン伝導体は、3価のアルミニウムイオンを主たる導電イオン種とした固体電解質である
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のアンモニアガスセンサ。
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