JP7279467B2 - 粉末油脂用油脂組成物、粉末油脂 - Google Patents
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また、日本人の母乳脂において、リノール酸に代表されるn-6系脂肪酸及びα-リノレン酸に代表されるn-3系脂肪酸の含量は合わせて16~20質量%、「n-6系脂肪酸/n-3系脂肪酸」として5~7の比率で含まれていることが知られている(非特許文献4)。
すなわち、本発明は下記の〔1〕~〔2〕である。
油脂組成物を構成する脂肪酸が、炭素数8~14の飽和脂肪酸10~30質量%、炭素数16~18の飽和脂肪酸20~30質量%、リノール酸及びα-リノレン酸の合計量7~20質量%、リノール酸とα-リノレン酸の構成割合の比(リノール酸/α-リノレン酸)が3~19であり、
前記油脂組成物100質量部に対して、総トコフェロール中のα-トコフェロールの含有量が10質量%以下であるトコフェロールを0.01~0.03質量部含有し、
且つ上昇融点が20~35℃である粉末油脂用油脂組成物。
〔2〕〔1〕に記載の粉末油脂用油脂組成物を含む粉末油脂。
[粉末油脂用油脂組成物]
本発明の粉末油脂用油脂組成物は、構成する脂肪酸がリノール酸とα-リノレン酸の合計で15~30質量%であるランダムエステル交換油を50質量%以上含む油脂組成物であって、油脂組成物を構成する脂肪酸が、炭素数8~14の飽和脂肪酸10~30質量%、炭素数16~18の飽和脂肪酸20~30質量%、リノール酸及びα-リノレン酸の合計量7~20質量%、リノール酸とα-リノレン酸の構成割合の比(リノール酸/α-リノレン酸)が3~19であり、前記油脂組成物100質量部に対して、総トコフェロール中のα-トコフェロールの含有量が10質量%以下であるトコフェロールを0.01~0.03質量部含有し、且つ上昇融点が20~35℃であることを特徴とする。
本発明の粉末油脂用油脂組成物は、水蒸気脱臭したエステル交換油を他の油と混合して製造しても、脱色後、水蒸気脱臭前のエステル交換油を他の油と混合して、水蒸気脱臭を行ってもかまわない。
また、本発明の粉末油脂用油脂組成物を構成する脂肪酸において、リノール酸及びα-リノレン酸の合計が7~20質量%、「リノール酸/α-リノレン酸」が3~19とすることで、日本人の食事摂取基準やCODEXに定められている、もしくは、母乳脂に近似した必須脂肪酸を含む油脂組成物を提供できる。
本発明の粉末油脂用油脂組成物を構成する脂肪酸において、炭素数16~18の飽和脂肪酸が20質量%未満の場合、得られた粉末油脂用油脂組成物を用いた粉末油脂を熱水に溶解した際、その油相部が分離し易くなり、且つ、保管中の粉末より油脂分離が発生し易くなる。炭素数16~18の飽和脂肪酸が30質量%より多い場合、得られた粉末油脂用油脂組成物を用いた粉末油脂の熱水への溶解性が悪化する。
本発明の粉末油脂組成物において、リノール酸及びα-リノレン酸の合計が20質量%よりも多く含まれる場合、得られる粉末油脂において、熱水溶解時や保管中における原料由来の戻り臭が発生し易くなる。
総トコフェロール中のα-トコフェロールの含有量が10質量%以下であり、使用に適するトコフェロール製剤としては、イーミックスD(三菱フードケミカル(株)製)等が挙げられる。
本発明の粉末油脂は、上記粉末油脂用油脂組成物に被覆剤を被覆してなる油脂組成物である。被覆剤は、通常の粉末油脂の製造に使用されているコーティング剤であればいずれでも良く、粉末油脂の目的に応じて適宜選択されるものである。
例えば、タンパク質や多糖類、乳化性糖質が挙げられる。タンパク質として、乳タンパク、大豆タンパク、小麦タンパク、脱脂粉乳等が挙げられる。多糖類としては、デキストリンやオリゴ糖が挙げられる。乳化性糖質としては、アラビアガムやオクテニルコハク酸エステル化デンプン等の加工デンプンが挙げられる。これらのタンパク質及び多糖類、乳化性糖質は、1種でも良いし、2種以上使用しても構わない。
これら被覆剤の添加量は、上記粉末油脂用油脂組成物100質量部に対し1~600質量部であることが好ましい。この範囲内であれば、目標とする日本人の食事摂取基準やCODEXに設定されたリノール酸とα-リノレン酸の目安量を摂取できるよう、本発明における粉末油脂の食品への添加量が調整し易くなる。
乳化剤としては、レシチン等のリン脂質、グリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、プロピレングリコール脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル等が挙げられる。
無機塩としては、リン酸3ナトリウム、ポリリン酸ナトリウム、ヘキサメタリン酸ナトリウム等のリン酸塩やクエン酸3ナトリウム等のクエン酸塩が挙げられる。
乳化性糖質以外の糖質としては、ショ糖、ブドウ糖、麦芽糖、乳糖、果糖、水あめ、コーンスターチ、デキストリン、小麦デンプン、馬鈴薯デンプン、キサンタンガム、グアーガム等が挙げられる。
まず、水に被覆剤や水溶性の無機塩等を混合し、完全に溶解させた後60~80℃に昇温する。これを水相部とする。次に本発明の粉末油脂用油脂組成物を60~80℃に昇温し、完全に溶解させた後、油溶性の乳化剤、トコフェロールを混合、溶解させる。これを油相部とする。その後、水相部に油相部を添加し、60~80℃にて20~60分攪拌し予備乳化する。得られた乳化物を5~30MPaにて均質化させ、ノズル式やアトマイザー式等の公知の噴霧乾燥機を用いてスプレードライし、粉末油脂を得る。
表1に実施例および比較例に使用する原料油脂の構成脂肪酸組成の分析例を示す。各原料油脂の脂肪酸組成は「基準油脂分析試験法2.4.2.2-2013」に準じて分析した。
本発明では粉末油脂用油脂組成物に用いる原料油脂として、表2に示す配合でエステル交換油を調製した。製造例1~5のエステル交換油を原料油脂P-1~P-5、製造例6~9のエステル交換油を原料油脂Q-1~Q-4とした。なお、製造例10は、製造例1のエステル交換油と同じ配合であって、エステル交換を行わない油脂であり、原料油脂Q-5とした。
原料油脂P-1~P-5及び各種油脂を選択、それにトコフェロールを添加し、実施例1~5の粉末油脂用油脂組成物を製造した。各実施例の配合について、表3に示す。さらに、これら油脂組成物を用いて以下に示す方法にて粉末油脂を製造、評価し、その結果を表3に示した。
実施例および比較例には以下のトコフェロール製剤を使用した。
α-トコフェロールを10質量%以下含有するトコフェロール:製剤中のα-トコフェロール含量が0.4質量%であるトコフェロール製剤である「イーミックスD」(三菱フードケミカル(株)製)
α-トコフェロールを10質量%より多く含有するトコフェロール:製剤中のα-トコフェロール含量が46.6質量%であるトコフェロール製剤である「トコフェロール85」(日清オイリオグループ(株)製)
ランダムエステル交換油(原料油脂P-1~P-5、原料油脂Q-1~Q-5)は以下のように製造した。
反応容器に原料混合油を仕込み、窒素気流中、撹拌しつつ加熱した。100℃~120℃の状態で3時間以上この状態を保ち、油脂中の水分が100ppm以下になるまで脱水した。その後、油脂を80℃まで冷却し、アルカリ触媒(ナトリウムメチラート)を0.15質量部加え、撹拌下窒素気流中で30分間反応させた。触媒除去のため、反応液に70℃の温水を加え撹拌して洗浄した後、静置して油層と水層を分離した。分離した水層のpHが8以下になるまで温水洗浄を繰り返した後、窒素気流中、撹拌しつつ加熱し、100℃~120℃で水分が蒸発しなくなるまで脱水した。次いで、活性白土を3質量部加え15分間脱色した後、濾過し、ランダムエステル交換油を得た。
粉末油脂は以下のように製造した。
水2000gに対し、ラクトース520g、デキストリン425g、メタリン酸ナトリウム20gを攪拌しながら添加し、65℃まで昇温後、20分間攪拌を続け、完全に溶解させたものを水相部とした。一方、上記で製造した油脂組成物2700gを70℃まで昇温し、エマルジーMS(理研ビタミン(株)製)40gを添加、攪拌しながら完全に溶解させたものを油相部とした。その後、上記水相部に上記油相部を攪拌しながら添加し、75℃まで昇温させ、20分間予備乳化を行った。これにより得られた予備乳化液を、ホモジナイザーを用いて20MPaの加圧によって均質化した後、アトマイザー式スプレードライヤーにて噴霧乾燥させ、粉末油脂を得た。この粉末油脂を目開き1mmの篩にかけ、均一な粒径の粉末油脂を製造した。
得られた粉末油脂10gを80℃の熱水100gに攪拌しながら完全に溶解させた後、10人のパネラーにてその臭い及び味を確認した。臭い及び味の評価は「青臭さ、枯れ草臭、異味異臭」について評価し、以下の基準にて採点した。
臭い及び味において、青臭さ、枯れ草臭、異臭が感じられない:2点
臭いにおいては青臭さ、枯れ草臭、異臭が感じられないものの、味において
青臭さ、枯れ草臭、異味が感じられる:1点
臭い及び味において、青臭さ、枯れ草臭、異味異臭が感じられる:0点
これら10人の採点結果の平均点が、1.5点以上を◎、1.5点未満から1.0点以上を○、1.0点未満から0.5点以上を△、0.5点未満を×とした。
得られた粉末油脂20gを50℃の熱水100gに攪拌しながら溶解させた際の溶解性や解け易さについて、以下の基準により採点した。
添加、攪拌後1分以内に溶解:◎
添加、攪拌後1~2分以内に溶解:〇
添加、攪拌後2分以上かかり溶解:△
添加、攪拌時にダマが残り、完全な溶解が困難:×
得られた粉末油脂10gを80℃の熱水100gに攪拌しながら完全に溶解させた後、油相部の分離の有無について、以下の基準により採点した。
油相部の分離なし:〇
油相部の分離がわずかにある:△
油相部の分離が多い:×
得られた粉末油脂100gについて、遮光性を有するアルミ製の袋に充填し、30℃恒温槽にて1ヶ月保管した後、その粉末油脂の臭いを10人のパネラーが評価した。臭いの評価は、前述の熱水への溶解時の戻り臭の確認時と同様、「青臭さ、枯れ草臭、異臭」について評価し、以下の基準にて採点した。
青臭さ、枯れ草臭、異臭が感じられない:2点
袋を開けて鼻を近付けた際に、青臭さ、枯れ草臭、異臭が感じられる:1点
袋を開けた瞬間に、青臭さ、枯れ草臭、異臭が強く感じられる:0点
これら10人の採点結果の平均点が、1.5点以上を◎、1.5点未満から1.0点以上を○、1.0点未満から0.5点以上を△、0.5点未満を×とした。
得られた粉末油脂500gを、透明のビニール袋に3袋充填、封をした後、30℃恒温槽に3袋を積み上げて1ヶ月間保管した。その後、3袋の中で一番下に保管していた粉末油脂の袋中における油脂の染み出しの有無を、以下の基準により採点した。
油相部の染み出しが認められない:〇
油相部の染み出しがわずかながら認められる:△
油相部の染み出しが明らかに認められる:×
前述の原料油脂P-1、Q-1~Q-5の各油脂に、前述のトコフェロールを配合し、比較例1~13の粉末油脂用油脂組成物を製造した。各比較例の油脂配合及びトコフェロールの配合は表4に示した。これら油脂組成物を用いて前述の方法により粉末油脂を製造、評価し、結果を表4に示した。
実施例1と比較例5、13を対比すると、リノール酸とα-リノレン酸を15~30質量%含む油脂をランダムエステル交換し、かつ、総トコフェロール中のα-トコフェロールの含有量が10質量%以下であるトコフェロールを添加することにより、戻り臭の発生を抑制することができた。
Claims (1)
- 構成する脂肪酸がリノール酸とα-リノレン酸の合計で15~30質量%であるランダムエステル交換油を50質量%以上含む油脂組成物であって、
油脂組成物を構成する脂肪酸が、炭素数8~14の飽和脂肪酸10~30質量%、炭素数16~18の飽和脂肪酸20~30質量%、リノール酸及びα-リノレン酸の合計量7~20質量%、リノール酸とα-リノレン酸の構成割合の比(リノール酸/α-リノレン酸)が3~19であり、
前記油脂組成物100質量部に対して、総トコフェロール中のα-トコフェロールの含有量が10質量%以下であるトコフェロールを0.01~0.03質量部含有し、
且つ上昇融点が20~35℃である粉末油脂用油脂組成物を含む、調製粉乳用の粉末油脂。
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