JP2011130674A - 水中油型乳化物 - Google Patents

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Abstract

【課題】蛍光灯等の光照射下に晒されても異味、異臭の品質の劣化が少なく風味に優れた、光劣化耐性を有する水中油型乳化物、更に水中油型乳化物がケーキ等のデコレーションやサンド等に用いられる起泡性水中油型乳化物(ホイップクリーム)並びに水中油型乳化物の光劣化抑制法を提供する事にある。
【解決手段】
油脂、蛋白質及び水を含み、油脂分が10〜50重量%であり、L−シトルリンを含有することを特徴とする水中油型乳化物であり、油脂が乳脂及び/又は非乳脂であって、(乳脂÷全油脂)が0.95以下であり、非乳脂の油脂中の構成脂肪酸組成が、カプリル酸、カプリン酸の合計量が12%以下であり、ラウリン酸、パルミチン酸の合計量が40%以上であり、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸の合計量が50%以下であり、且つリノール酸、リノレン酸の合計量が5%以下である、水中油型乳化物。
【選択図】なし

Description

本発明は、蛍光灯等の光照射下に晒されても異味、異臭の品質の劣化が少ない光劣化耐性を有する水中油型乳化物に関する。更に水中油型乳化物がケーキ等のデコレーションやサンド等に用いられる起泡性水中油型乳化物(ホイップクリーム)に関する。
近年、デパート地下の洋菓子店、コンビニエンスストア、スーパーマーケット等では、食品の新鮮さや安全性を訴えるため、又、消費者に安心感をもってもらうため、食品を良く見えるように蛍光灯の強い光で長時間照射しながら種々の食品をショーケースに陳列して販売する機会が増えてきている。プリンやコーヒーゼリー、果汁ゼリー、ムース等の上に水中油型乳化物であるクリームが添加されているデザート類やケーキ類もこれらの食品にあげられ、ケーキ類には起泡性水中油型乳化物が使用されている。このとき、照射される光から与えられるエネルギーによって、陳列されている食品中の成分が変化し、異味、異臭が生じる。このようにして異味、異臭が生じることによって食品の品質が劣化する現象は、一般的に光劣化と呼ばれており、食品の風味を損ねて商品価値を下落させるために、光劣化防止対策は品質保持の上で大きな課題となっている。特に、デザート類の上に添加された水中油型乳化物であるクリームやケーキ類に使用されている起泡性水中油型乳化物は光照射下に晒され易い状態にあるので光照射の影響を受け易い。
又、上記したプリンは、デザートの一つであり、風味、食感等で子供から大人まで多くの人々に親しまれている。その嗜好性に合わせ需要に応えるべく、様々な原料配合及び製造方法が種々提案されている。プリンは、大きく分けて卵の熱凝固力で固めるカスタードタイプとゲル化剤で固めるゲル化タイプとの2つに大別できる。カスタードタイプは、卵類、乳製品、糖類を主原料として作られる。卵類としては、全卵、卵黄、卵白等が例示できるし、乳製品としては、牛乳、濃縮乳、全脂粉乳、脱脂粉乳、生クリーム、コンパウンドクリーム、植物性クリーム、ナチュラルチーズ、プロセスチーズ、チーズフーズ等が例示できる。牛乳は直接飲料としても使用されるが、プリン、ババロア、ゼリー等への練り込み用素材としても利用されている。ゲル化タイプは、乳製品、ゲル化剤、糖類を主原料として作られる。ゲル化剤としては、ゼラチン、カラギーナン等が例示できる。近年、デパート地下の洋菓子店、コンビニエンスストア、スーパーマーケット等では、蛍光灯によって強い光を長時間照射しながら種々の食品をショーケースに陳列して販売している。プリンもこれらの食品の中の一つにあげられる。このとき、照射される光から与えられるエネルギーによって、陳列されている食品中の成分が変化し、異味、異臭が生じる。このようにして異味、異臭が生じることによって食品の品質が劣化する現象は、一般的に光劣化と呼ばれており、食品の風味を著しく損ねて商品価値を下落させるために、光劣化防止対策は品質保持の上で大きな問題となっている。
この光劣化を防止するために、本出願人は先に特許文献1として、トコフェロール及びルチンを含むことを特徴とする起泡性水中油型乳化物を提案した。
又、特許文献2として、天然物由来の酸化防止剤とラクトパーオキシダーゼとを併用することを特徴とする食品酸化防止方法が提案され、特許文献3としては、没食子酸、水溶性抗酸化剤および油溶性抗酸化剤を親油性乳化剤で油中水型に乳化してなる親油性酸化防止剤が提案されている。これら3つの提案はそれなりに効果を有するものであるが他の方法による解決も望まれる。
油脂に着目した例として、特許文献4では、食用油脂中の構成脂肪酸の脂肪酸組成が、リノール酸含量が25%以下かつリノレン酸含量が5%以下である食用油脂に、茶抽出物を添加することを特徴とする油脂組成物が提案されているが茶抽出物を必須成分とするものであった。
特開2005−253356号公報 特開2000−050852号公報 特開2002−142673号公報 特開2000−262217号公報
本発明の目的は、蛍光灯等の光照射下に晒されても異味、異臭の品質の劣化が少なく風味に優れた、光劣化耐性を有する水中油型乳化物、更に水中油型乳化物がケーキ等のデコレーションやサンド等に用いられる起泡性水中油型乳化物(ホイップクリーム)並びに水中油型乳化物の光劣化抑制法を提供する事にある。
本発明者らは鋭意研究を行った結果、本願発明の課題に対して風味劣化防止剤としてL−シトルリンが有効であり、更にある特定範囲の構成脂肪酸組成を有する油脂を使用すると、水中油型乳化物が光照射下に晒されても異味、異臭の品質の劣化が抑制されるという光劣化耐性を有することを見出した。
即ち本発明の第1は、油脂、蛋白質及び水を含み、油脂分が10〜50重量%であり、L−シトルリンを含有することを特徴とする水中油型乳化物である。第2は、L−シトルリンが、カラハリスイカ果汁、カラハリスイカ果汁粉末品及びL−シトルリン高含有物由来である、第1記載の水中油型乳化物である。第3は、油脂が乳脂及び/又は非乳脂であって、(乳脂÷全油脂)が0.95以下であり、非乳脂の油脂中の構成脂肪酸組成が、カプリル酸、カプリン酸の合計量が12%以下であり、ラウリン酸、パルミチン酸の合計量が40%以上であり、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸の合計量が50%以下であり、且つリノール酸、リノレン酸の合計量が5%以下である、第1又は第2記載の水中油型乳化物である。第4は、L−シトルリンが水中油型乳化物全体に対して0.0005〜5重量%含む、第1記載の水中油型乳化物である。第5は、ディスプレイ用照明下に遮光性素材無しで陳列される食品用途である、第1〜第4の何れか1に記載の水中油型乳化物である。第6は、起泡性である、第1〜第5の何れか1に記載の水中油型乳化物である。第7は、油脂、蛋白質及び水を調製する工程を特徴とし、当該工程において油脂を10〜50重量%及びL−シトルリンを使用する、水中油型乳化物が光照射下に晒された際の、水中油型乳化物の光劣化抑制法である。第8は、更に使用する油脂が乳脂及び/又は非乳脂であって、(乳脂÷全油脂)が0.95以下であり、非乳脂の油脂中の構成脂肪酸組成が、カプリル酸、カプリン酸の合計量が12%以下であり、ラウリン酸、パルミチン酸の合計量が40%以上であり、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸の合計量が50%以下であり、且つリノール酸、リノレン酸の合計量が5%以下である、第7記載の水中油型乳化物の光劣化抑制法である。
本発明により、蛍光灯等の光照射下に晒されても異味、異臭の品質の劣化が少なく風味に優れた、光劣化耐性を有する水中油型乳化物、更に水中油型乳化物がケーキ等のデコレーションやサンド等に用いられる起泡性水中油型乳化物(ホイップクリーム)並びに水中油型乳化物の光劣化抑制法を提供する事が可能になった。
本発明の水中油型乳化物は、油脂、蛋白質及び水を含み、油脂分が10〜50重量%であり、風味劣化防止剤としてL−シトルリンを含有する必要がある。
L−シトルリンはアミノ酸の一種であり、それ自体既知の物であり、市販品として入手可能である。
具体的には、カラハリスイカ果汁、カラハリスイカ果汁粉末品、協和発酵工業株式会社製の(商品名:L−シトルリン協和、L−シトルリン含量98.5%)のL−シトルリン高含有物などが例示できる。L−シトルリン高含有物とはL−シトルリンを90%以上含む物であってその製造法は如何なる方法であっても良い。
本発明の水中油型乳化物に用いるL−シトルリンの使用量については、水中油型乳化物全体に対して0.0005〜5重量%が好ましく、より好ましくは0.001〜1重量%であり、更に好ましくは0.001〜0.5重量%の範囲で使用するのが良い。 多過ぎると風味を損なう傾向にあって、少なすぎると所望の効果が得に難くなる。
本発明の油脂としては、油脂が乳脂及び/又は非乳脂であって、(乳脂÷全油脂)が0.95以下であり、非乳脂の油脂中の構成脂肪酸組成が、カプリル酸、カプリン酸の合計量が12%以下であり、ラウリン酸、パルミチン酸の合計量が40%以上であり、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸の合計量が50%以下であり、且つリノール酸、リノレン酸の合計量が5%以下である油脂であれば何れの油脂も選択使用することが出来る。好ましくは、非乳脂の油脂中の構成脂肪酸組成が、カプリル酸、カプリン酸の合計量が10%以下であり、更に好ましくは8%以下であり、ラウリン酸、パルミチン酸の合計量が50%以上であり、更に好ましくは55%以上であり、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸の合計が40%以下、更に好ましくは35%以下であり、リノール酸、リノレン酸の合計が4%以下、更に好ましくは3%以下である油脂が好ましい。具体的には、動植物性油脂及びそれらの硬化油脂の単独又は2種以上の混合物或いはこれらのものに種々の化学処理又は物理処理を施したものが例示できる。かかる油脂の由来としては、大豆油、綿実油、コーン油、サフラワー油、オリーブ油、パーム油、菜種油、米ぬか油、ゴマ油、カポック油、ヤシ油、パーム核油、ラード、魚油、鯨油等の各種の動植物油脂及びそれらの硬化油、分別油、エステル交換油等の加工油脂(融点15〜40℃程度のもの)が例示できる。
本発明の油脂、蛋白質、水及びL−シトルリンを含有する水中油型乳化物の油脂分は、10〜50重量%であり、好ましくは13〜48重量%であり、更に好ましくは15〜48重量%である。油脂分が少ない場合は、油脂分に由来する濃厚な口あたり、風味が得にくくなり、起泡性水中油型乳化物の場合は起泡性、保形性が悪化する傾向になる。油脂分が多すぎると水中油型乳化物又は起泡性水中油型乳化物がボテ(可塑化状態)易くなる。
本発明の蛋白質としては乳蛋白質、卵蛋白質、大豆蛋白質が挙げられ、具体的には、生乳、牛乳、脱脂乳、生クリーム、濃縮乳、無糖練乳、加糖練乳、全脂粉乳、脱脂粉乳、バターミルクパウダー、ホエー蛋白、酸カゼイン、レンネットカゼイン、若しくはカゼインナトリウム、カゼインカルシウム、カゼインカリウム等のカゼイン類、またはトータルミルクプロテイン乳由来の蛋白質が例示できる。卵蛋白質としては、液状あるいは乾燥された卵黄、卵白、全卵及びこれらより分離される単一(単純)蛋白質、例えばオボアルブミン、コンアルブミン、オボムコイド、オボグロブリン等がある。大豆蛋白質としては、豆乳、脱脂大豆粉、濃縮大豆蛋白、分離大豆蛋白、脱脂豆乳粉末、大豆蛋白加水分解物等がある。
好ましくは乳蛋白質であり、生乳、牛乳、脱脂乳、生クリーム、濃縮乳、無糖練乳、加糖練乳、全脂粉乳、脱脂粉乳、バターミルクパウダー、ホエー蛋白、酸カゼイン、レンネットカゼイン、若しくはカゼインナトリウム、カゼインカルシウム、カゼインカリウム等のカゼイン類、またはトータルミルクプロテイン乳由来の蛋白質が例示できる。
蛋白質の使用量は0.3〜7重量%が好ましく、より好ましくは0.3〜6重量%であり、更に好ましくは0.3〜5重量%である。蛋白質が少なすぎると起泡性水中油型乳化物の乳化安定性が悪くなる。蛋白質が多すぎると殺菌工程で風味劣化を起こりやすくなる。
本発明の乳化剤としては、水中油型乳化物や起泡性水中油型乳化物を調製する際に通常使用する乳化剤を適宜選択使用することが出来る。例えば、レシチン、モノグリセライド、ソルビタン脂肪酸エステル、プロピレングリコール脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル等の合成乳化剤が例示でき、これらの乳化剤の中から1種又は2種以上を選択して適宜使用することができる。これらの乳化剤のうち、光照射下に晒されても異味、異臭の品質の劣化が少ないという点で、乳化剤中の構成脂肪酸に不飽和脂肪酸を含まない乳化剤、例えば飽和脂肪酸を構成脂肪酸とするポリグリセリン脂肪酸エステルを使用するのが好ましい。
本発明の水中油型乳化物や起泡性水中油型乳化物においては、風味の点で出きる限り乳脂を含むことが好ましい。
しかしながら乳脂が多くなると風味の点で好ましいが、光劣化が起こり易くなる。本発明の油脂を使用すると、優れた風味と光劣化耐性の両立という点で水中油型乳化物や起泡性水中油型乳化物中の油脂において、(乳脂÷全油脂)が0.95以下が好ましい。0.95以下の範囲において、この値が高い場合は光照射前の風味は良いが、光照射に対する光劣化耐性が弱くなる傾向がある。好ましくは0.8以下であり、更に好ましくは0.7以下であることが好ましい。
本発明の水中油型乳化物や起泡性水中油型乳化物に風味劣化防止剤としてL−シトルリンを有効成分として含有する事により所望の効果が得られるが、必要に応じて公知の抗酸化剤、例えば、トコフェロール、ルチン、(L−アスコルビン酸等)、香味劣化防止剤(クロロゲン酸、リンゴポリフェノール、ヒマワリ抽出物、ヤマモモ抽出物等)、金属封鎖剤(グルコン酸、コウジ酸、フィチン酸、ポリリン酸、キチン、キトサン等)等を使用することもできる。
本発明の水中油型乳化物や起泡性水中油型乳化物に使用する上記風味劣化防止剤の添加時期は、特に限定されないが、水中油型乳化物や起泡性水中油型乳化物が光劣化を受ける前に予め添加しておくことが必要であって、水中油型乳化物や起泡性水中油型乳化物を調製する際に添加してもよい。起泡性水中油型乳化物の場合は、起泡性水中油型乳化物を調製した後、ホイップする際に添加してもよい。好ましくは、起泡性水中油型乳化物を調製する際に各種原料とともに配合することが望ましい。
本発明の水中油型乳化物や起泡性水中油型乳化物については、各種塩類を使用することが出来る。塩類としては、ヘキサメタリン酸塩、第2リン酸塩、クエン酸ナトリウム、ポリリン酸塩、重曹等を単独又は2種以上混合使用することが好ましい。その他所望により糖類、安定剤、香料、着色料、保存料等を使用することが出来る。
本発明の水中油型乳化物や起泡性水中油型乳化物の製造法としては、油脂、蛋白質、乳化剤及び水を主要原料とするこれらの原料を混合後、予備乳化、殺菌又は滅菌処理し均質化処理することにより得ることができる。起泡性水中油型乳化物の保存性の点で滅菌処理することが好ましい。具体的には、各種原料を60〜70℃で20分間予備乳化した後(乳化装置はホモミキサー)、必要により0〜25MPaの条件下にて均質化(乳化装置は均質機)する。次いで超高温瞬間殺菌処理(UHT)した後、再度、0〜30MPaの条件化にて均質化し、冷却後、約24時間エージングする。
超高温瞬間(UHT)殺菌には、間接加熱方式と直接加熱方式の2種類があり、間接加熱処理する装置としてはAPVプレート式UHT処理装置(APV株式会社製)、CP-UHT滅菌装置(クリマティー・パッケージ株式会社製)、ストルク・チューブラー型滅菌装置(ストルク株式会社製)、コンサーム掻取式UHT滅菌装置(テトラパック・アルファラベル株式会社製)等が例示できるが、特にこれらにこだわるものではない。また、直接加熱式滅菌装置としては、超高温滅菌装置(岩井機械工業(株)製)、ユーペリゼーション滅菌装置(テトラパック・アルファラバル株式会社製)、VTIS滅菌装置(テトラパック・アルファラバル株式会社製)、ラギアーUHT滅菌装置(ラギアー株式会社製)、パラリゼーター(パッシュ・アンド・シルケーボーグ株式会社製)等のUHT滅菌装置が例示でき、これらの何れの装置を使用してもよい。
本発明の水中油型乳化物の光劣化抑制法としては、油脂、蛋白質及び水を調製する工程を特徴とし、当該工程において油脂を10〜50重量%及びL−シトルリンを使用する方法であり、好ましくは使用する油脂が乳脂及び/又は非乳脂であって、(乳脂÷全油脂)が0.95以下であり、非乳脂の油脂中の構成脂肪酸組成が、カプリル酸、カプリン酸の合計量が12%以下であり、ラウリン酸、パルミチン酸の合計量が40%以上であり、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸の合計量が50%以下であり、且つリノール酸、リノレン酸の合計量が5%以下であるのが好ましい。
以下に本発明の実施例を示し本発明をより詳細に説明するが、本発明の精神は以下の実施例に限定されるものではない。なお、例中、%及び部は、いずれも重量基準を意味する。
特に、添加剤の添加順序或いは油相を水相へ又は水相を油相へ加える等の乳化順序が以下の例示によって限定されるものではないことは言うまでもない。
尚、実施例で使用したカラハリスイカ果汁のL−シトルリン含量は0.17%、L−シトルリン協和のL−シトルリン含量は98.5%である。
また、結果については以下の方法で評価した。
水中油型乳化物を起泡させた場合の評価方法
(1)ホイップタイム:水中油型乳化物1kgをホバートミキサー(HOBART CORPORATION製 MODEL N−5)3速(300rpm)にてホイップし、最適起泡状態に達するまでの時間。
(2)オーバーラン:[(一定容積の水中油型乳化物重量)−(一定容積の起泡後の起泡物重量)]÷(一定容積の起泡後の起泡物重量)×100
(3)保形性:造花した起泡物を15℃で24時間保存した場合の美しさを調べる。優れている順に、「良好」、「可」、「不可」の三段階にて評価をつける。
(4)風味:専門パネラー20名により官能評価を行う。PET製の120mL容積の透明カップ(リスパック株式会社製クリーンカップ120BL)にホイップした水中油型乳化物を50g入れ、ホイップ直後の風味評価と光照射後の風味評価の2種類を行った。光照射試験は、冷蔵ショーケース(株式会社保坂製作所製 RHK−500)を用い、実際の商品の陳列条件を模した試験である。条件は蛍光灯照射(照度4000Lx:(株)佐藤商事製デジタル照度計LX−1108を用いて測定)、温度5℃にて12、24時間保存後評価した。風味評価は、優れている順に「5」、「4」、「3」、「2」、「1」の五段階にて評価を行い、平均化した評価を結果とした。
実験例1
起泡性水中油型乳化物の調製に使用した油脂、パーム中融点部(融点34℃)、硬化パーム核油(融点34℃)、硬化菜種油(融点35℃)、硬化大豆パーム油(融点36℃)、硬化ヤシ油(融点33℃)、パーム核油、乳脂、について油脂中の構成脂肪酸の組成を常法に従いこれらの油脂をメチルエステル化してガスクロマトグラム法にて分析を行い、分析チャートの面積割合より組成とその割合を求めた。
求めた脂肪酸のうち、カプリル酸+カプリン酸、ラウリン酸+パルミチン酸、オレイン酸+リノール酸+リノレン酸、リノール酸+リノレン酸の割合を表1に纏めた。
Figure 2011130674
実施例1
パーム中融点部(融点34℃)25.0部、硬化パーム核油(融点34℃)5.0部を油相とする。これとは別に水61.88部に脱脂粉乳5.0部、モノミリスチン酸ペンタグリセリン0.2部、メタリン酸ナトリウム0.12部、カラハリスイカ果汁(L−シトルリン0.17%含有)2.8部を溶解し水相を調製する。上記油相と水相を65℃で30分間ホモミキサーで攪拌し予備乳化した後、超高温滅菌装置(岩井機械工業(株)製)によって、145℃において4秒間の直接加熱方式による滅菌処理を行った後、5MPaの均質化圧力で均質化して、直ちに5℃に冷却した。冷却後24時間エージングして、実施例1に基づく水中油型乳化物を得た。この乳化物を上記の方法に従って評価した。結果を表2に纏めた。
実施例2
実施例1において水61.88部、カラハリスイカ果汁2.8部を、水59.08部、カラハリスイカ果汁5.6部に代えた以外は実施例1と同様な配合で、同様の方法にて処理し、実施例2に基づく水中油型乳化物を得た。この乳化物を上記の方法に従って評価した。結果を表2に纏めた。
実施例3
実施例1において水61.88部、カラハリスイカ果汁2.8部を、水53.48部、カラハリスイカ果汁11.2部に代えた以外は実施例1と同様な配合で、同様の方法にて処理し、実施例3に基づく水中油型乳化物を得た。この乳化物を上記の方法に従って評価した。結果を表2に纏めた。
比較例1
実施例1において水61.88部、カラハリスイカ果汁2.8部を、水64.68部に代えた以外は実施例1と同様な配合で、同様の方法にて処理し、カラハリスイカ果汁を含まない比較例1に基づく水中油型乳化物を得た。この乳化物を上記の方法に従って評価した。結果を表2に纏めた。
実施例4
パーム中融点部(融点34℃)25.0部、硬化パーム核油(融点34℃)5.0部を油相とする。これとは別に水64.67部に脱脂粉乳5.0部、モノミリスチン酸ペンタグリセリン0.2部、メタリン酸ナトリウム0.12部、L−シトルリン協和(L−シトルリン98.5%含有)0.01部を溶解し水相を調製する。上記油相と水相を65℃で30分間ホモミキサーで攪拌し予備乳化した後、超高温滅菌装置(岩井機械工業(株)製)によって、145℃において4秒間の直接加熱方式による滅菌処理を行った後、5MPaの均質化圧力で均質化して、直ちに5℃に冷却した。冷却後24時間エージングして、水中油型乳化物を得た。この乳化物を上記の方法に従って評価した。結果を表2に纏めた。
実施例5
実施例4において水64.67部、L−シトルリン協和0.01部を水64.63部、L−シトルリン協和を0.05部に代えた以外は実施例4と同様な配合で、同様の方法にて処理し、実施例5に基づく水中油型乳化物を得た。この乳化物を上記の方法に従って評価した。結果を表2に纏めた。
実施例6
実施例4において水64.67部、L−シトルリン協和0.01部を水64.58部、L−シトルリン協和0.1部に代えた以外は実施例4と同様な配合で、同様の方法にて処理し、実施例6に基づく水中油型乳化物を得た。この乳化物を上記の方法に従って評価した。結果を表2に纏めた。
実施例1〜3、比較例1、実施例4〜6の配合と結果を表2に纏めた。
Figure 2011130674
実施例7
市販の生クリーム(よつ葉乳業株式会社製、油脂分47%、無脂乳固形分5%)972gにカラハリスイカ果汁28gを分散溶解し、80g のグラニュー糖を加えて、上記のホイップ方法に従って評価した。結果を表3に纏めた。
実施例8
市販の生クリーム(よつ葉乳業株式会社製、油脂分47%、無脂乳固形分5%)944gにカラハリスイカ果汁56gを分散溶解し、80g のグラニュー糖を加えて、上記のホイップ方法に従って評価した。結果を表3に纏めた。
実施例9
市販の生クリーム(よつ葉乳業株式会社製、油脂分47%、無脂乳固形分5%)999.99gにL−シトルリン協和0.01gを分散溶解し、80g のグラニュー糖を加えて、上記のホイップ方法に従って評価した。結果を表3に纏めた。
実施例10
市販の生クリーム(よつ葉乳業株式会社製、油脂分47%、無脂乳固形分5%)999.95gにL−シトルリン協和0.05gを分散溶解し、80g のグラニュー糖を加えて、上記のホイップ方法に従って評価した。結果を表3に纏めた。
実施例11
市販の生クリーム(よつ葉乳業株式会社製、油脂分47%、無脂乳固形分5%)999.9gにL−シトルリン協和0.1gを分散溶解し、80g のグラニュー糖を加えて、上記のホイップ方法に従って評価した。結果を表3に纏めた。
実施例12
市販の生クリーム(よつ葉乳業株式会社製、油脂分47%、無脂乳固形分5%)96.0gにL−シトルリン協和4.0gを分散溶解し、80g のグラニュー糖を加えて、上記のホイップ方法に従って評価した。結果を表3に纏めた。
比較例2
市販の生クリーム(よつ葉乳業株式会社製、油脂分47%、無脂乳固形分5%)1000gに80g のグラニュー糖を加えて、上記のホイップ方法に従って評価した。結果を表3に纏めた。
実施例7〜12、比較例2の配合と結果を表3に纏めた。
Figure 2011130674
実施例13
市販の生クリーム(よつ葉乳業株式会社製、油脂分47%、無脂乳固形分5%)800gと実施例1記載の乳化物200gを混合して得た乳化物1000gに80g のグラニュー糖を加えて、上記のホイップ方法に従って評価した。結果を表4に纏めた。
実施例14
市販の生クリーム(よつ葉乳業株式会社製、油脂分47%、無脂乳固形分5%)800gと実施例2記載の乳化物200gを混合して得た乳化物1000gに80g のグラニュー糖を加えて、上記のホイップ方法に従って評価した。結果を表4に纏めた。
実施例15
市販の生クリーム(よつ葉乳業株式会社製、油脂分47%、無脂乳固形分5%)800gと実施例3記載の乳化物200gを混合して得た乳化物1000gに80g のグラニュー糖を加えて、上記のホイップ方法に従って評価した。結果を表4に纏めた。
比較例3
市販の生クリーム(よつ葉乳業株式会社製、油脂分47%、無脂乳固形分5%)800gと比較例1記載の乳化物200gを混合して得た乳化物1000gに80g のグラニュー糖を加えて、上記のホイップ方法に従って評価した。結果を表4に纏めた。
実施例16
市販の生クリーム(よつ葉乳業株式会社製、油脂分47%、無脂乳固形分5%)800gと実施4記載の乳化物200gを混合して得た乳化物1000gに80g のグラニュー糖を加えて、上記のホイップ方法に従って評価した。結果を表4に纏めた。
実施例17
市販の生クリーム(よつ葉乳業株式会社製、油脂分47%、無脂乳固形分5%)800gと実施例5記載の乳化物200gを混合して得た乳化物1000gに80g のグラニュー糖を加えて、上記のホイップ方法に従って評価した。結果を表4に纏めた。
実施例18
市販の生クリーム(よつ葉乳業株式会社製、油脂分47%、無脂乳固形分5%)800gと実施例6記載の乳化物200gを混合して得た乳化物1000gに80g のグラニュー糖を加えて、上記のホイップ方法に従って評価した。結果を表4に纏めた。
実施例13〜15、比較例3、実施例16〜18の配合と結果を表4に纏めた。
Figure 2011130674
実施例19
市販の生クリーム(よつ葉乳業株式会社製、油脂分47%、無脂乳固形分5%)500gと実施例2の乳化物500gを混合して得た乳化物1000gに80g のグラニュー糖を加えて、上記のホイップ方法に従って評価した。結果を表5に纏めた。
実施例20
市販の生クリーム(よつ葉乳業株式会社製、油脂分47%、無脂乳固形分5%)500gと実施例5の乳化物500gを混合して得た乳化物1000gに80g のグラニュー糖を加えて、上記のホイップ方法に従って評価した。結果を表5に纏めた。
実施例21
市販の生クリーム(よつ葉乳業株式会社製、油脂分47%、無脂乳固形分5%)300gと実施例2の乳化物700gを混合して得た乳化物1000gに80g のグラニュー糖を加えて、上記のホイップ方法に従って評価した。結果を表5に纏めた。
実施例22
市販の生クリーム(よつ葉乳業株式会社製、油脂分47%、無脂乳固形分5%)300gと実験例5の乳化物700gを混合して得た乳化物1000gに80g のグラニュー糖を加えて、上記のホイップ方法に従って評価した。結果を表5に纏めた。
実施例19〜22の配合と結果を表5に纏めた。
Figure 2011130674
実施例23〜実施例27の内容を理解し易くするため、先に記載した段落番号〔0022〕に記載の実施例5の内容を以下に記載し表6に纏めた。
実施例5
パーム中融点部(融点34℃)25.0部、硬化パーム核油(融点34℃)5.0部を油相とする。これとは別に水64.63部に脱脂粉乳5.0部、モノミリスチン酸ペンタグリセリン0.2部、メタリン酸ナトリウム0.12部、発酵シトルリン協和(L−シトルリン98.5%含有)0.05部を溶解し水相を調製する。上記油相と水相を65℃で30分間ホモミキサーで攪拌し予備乳化した後、超高温滅菌装置(岩井機械工業(株)製)によって、145℃において4秒間の直接加熱方式による滅菌処理を行った後、5MPaの均質化圧力で均質化して、直ちに5℃に冷却した。冷却後24時間エージングして、水中油型乳化物を得た。この乳化物を上記の方法に従って評価した。結果を表6に纏めた。
実施例23
実施例5において油相のパーム中融点部(融点34℃)25.0部、硬化パーム核油(融点34℃)5.0部を硬化パーム核油(融点34℃)35.0部に代え、水相の水64.63部を59.63部に代えた以外は実施例5と同様な配合で、同様の方法にて処理し、実施例23に基づく水中油型乳化物を得た。この乳化物を上記の方法に従って評価した。結果を表6に纏めた。
実施例24
実施例5において油相のパーム中融点部(融点34℃)25.0部、硬化パーム核油(融点34℃)5.0部を硬化パーム核油(融点34℃)25.0部、パーム油10.0部に代え、水相の水64.63部を59.63部に代えた以外は実施例5と同様な配合で、同様の方法にて処理し、実施例24に基づく水中油型乳化物を得た。この乳化物を上記の方法に従って評価した。結果を表6に纏めた。
実施例25
実施例5において油相のパーム中融点部(融点34℃)25.0部、硬化パーム核油(融点34℃)5.0部を硬化ヤシ油(融点33℃)35.0部に代え、水相の水64.63部を59.63部に代えた以外は実施例5と同様な配合で、同様の方法にて処理し、実施例23に基づく水中油型乳化物を得た。この乳化物を上記の方法に従って評価した。結果を表6に纏めた。
実施例26
実施例5において油相のパーム中融点部(融点34℃)25.0部、硬化パーム核油(融点34℃)5.0部を硬化パーム核油(融点34℃)5.0部、硬化菜種油(融点35℃)25.0部に代えた以外は実施例5と同様な配合で、同様の方法にて処理し、実施例26に基づく水中油型乳化物を得た。この乳化物を上記の方法に従って評価した。結果を表6に纏めた。
実施例27
実施例5において油相のパーム中融点部(融点34℃)25.0部、硬化パーム核油(融点34℃)5.0部を硬化パーム核油(融点34℃)5.0部、硬化大豆パーム油(融点36℃)25.0部に代えた以外は実施例5と同様な配合で、同様の方法にて処理し、実施例27に基づく水中油型乳化物を得た。この乳化物を上記の方法に従って評価した。結果を表6に纏めた。
実施例5、実施例23〜27の配合と結果を表6に纏めた。
Figure 2011130674
本発明は、蛍光灯等の光照射下に晒されても異味、異臭の品質の劣化が少ない光劣化耐性を有する水中油型乳化物に関する。更に水中油型乳化物がケーキ等のデコレーションやサンド等に用いられる起泡性水中油型乳化物(ホイップクリーム)に関する。

Claims (8)

  1. 油脂、蛋白質及び水を含み、油脂分が10〜50重量%であり、L−シトルリンを含有することを特徴とする水中油型乳化物。
  2. L−シトルリンが、カラハリスイカ果汁、カラハリスイカ果汁粉末品及びL−シトルリン高含有物由来である、請求項1記載の水中油型乳化物。
  3. 油脂が乳脂及び/又は非乳脂であって、(乳脂÷全油脂)が0.95以下であり、非乳脂の油脂中の構成脂肪酸組成が、カプリル酸、カプリン酸の合計量が12%以下であり、ラウリン酸、パルミチン酸の合計量が40%以上であり、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸の合計量が50%以下であり、且つリノール酸、リノレン酸の合計量が5%以下である、請求項1又は請求項2記載の水中油型乳化物。
  4. L−シトルリンが水中油型乳化物全体に対して0.0005〜5重量%含む、請求項1記載の水中油型乳化物。
  5. ディスプレイ用照明下に遮光性素材無しで陳列される食品用途である、請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の水中油型乳化物。
  6. 起泡性である、請求項1〜請求項5の何れか1項に記載の水中油型乳化物。
  7. 油脂、蛋白質及び水を調製する工程を特徴とし、当該工程において油脂を10〜50重量%及びL−シトルリンを使用する、水中油型乳化物が光照射下に晒された際の、水中油型乳化物の光劣化抑制法。
  8. 更に使用する油脂が乳脂及び/又は非乳脂であって、(乳脂÷全油脂)が0.95以下であり、非乳脂の油脂中の構成脂肪酸組成が、カプリル酸、カプリン酸の合計量が12%以下であり、ラウリン酸、パルミチン酸の合計量が40%以上であり、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸の合計量が50%以下であり、且つリノール酸、リノレン酸の合計量が5%以下である、請求項7記載の水中油型乳化物の光劣化抑制法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016067296A (ja) * 2014-09-30 2016-05-09 キリンビバレッジ株式会社 乳代替組成物を含有する容器詰飲料
JP7511971B2 (ja) 2020-01-21 2024-07-08 日清オイリオグループ株式会社 水中油型乳化物

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