JP7278247B2 - トランスアクスル - Google Patents

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Description

本発明は、電動機を備えるトランスアクスルに関する。
従来、ハイブリッド車など発電機を備える車両のトランスアクスルにおいて、ケースをリアカバーにより閉塞するトランスアクスルが提供されている。例えば、下記特許文献には、二つの発電機(MG)がケーシングの内部(モータ室)に並列に配置されて収容され、発電機を覆うようにリアカバーが取り付けられるトランスアクスルが開示されている
特開2014-88906号公報
ここで、リアカバーによりモータ室が閉塞されるハイブリッド車のトランスアクスルでは、モータ室に二つの発電機が収容されるため、モータ室を閉塞するリアカバーは、二つの発電機を覆う大きさとなり、カバー部(リア側の側面)が大きくなってしまう。そのため、リアカバーの面(カバー部)が太鼓状の面となり、エンジンの振動などによりリアカバーが膜振動を起こし、ノイズが発生する。
そこで本発明は、ノイズの発生を抑制することができるトランスアクスルの提供を目的とした。
上述の課題を解決するため本発明の発明者らが検討したところ、モータ室を形成するケースとリアカバーとを連結する構造(連結構造)において、ボルト等の締結部材をリアカバーの太鼓状の面となる部分(カバー部)を支持するように設けることとすれば、ノイズの発生を抑制することができるとの知見に至った。
より具体的に説明すると、一般的にはケースとリアカバーとを連結する連結構造では、リアカバーの外縁とケースの開口縁(モータ室を形成する開口の縁部)とに形成された合わせ面を、複数のボルト等の締結部材により締結させている。ここで、リアカバーの外縁に形成された合わせ面の接合構造とは別の構造(連結構造)をリアカバーの縁部から外れた位置に設けることとすれば、リアカバーのカバー部(カバー面)を抑えるように支持してリアカバーの膜振動を抑制し、その結果ノイズの発生を抑制することができるとの知見に至った。
(1)上述の知見に基づき提供される本発明のトランスアクスルは、電動機がケーシングに収容されているトランスアクスルであって、前記ケーシングの構成体であるケース及びリアカバーと、前記ケース及び前記リアカバーを連結する締結部材と、を有し、前記締結部材が、前記リアカバーの縁部に形成された前記ケースとの合わせ面から前記ケースの内側に外れた位置に配置されており、前記リアカバーの前記電動機を覆うカバー部を前記ケースに対して連結するものであることを特徴とする。
本発明のトランスアクスルによれば、リアカバーのカバー部(太鼓状の面となる部分)の剛性を高め、膜振動を抑制してノイズ低減することができる。
より具体的に説明すると、リアカバーの縁部はケースとの接合部となり、比較的剛性が高い一方、縁部に形成された合わせ面から外れた位置(例えば第一電動機と第二電動機との間)は、剛性的に不利となる。リアカバーの縁部から外れた位置(リアカバーのカバー面部分)がケースに対して固定されることで、カバー面(カバー部)の剛性が上がり、膜振動を低減することができる。言い方を換えれば、リアカバーとケースとの合わせ面(縁部の合わせ面)から外れた内側の位置に締結部材(ボルト)を設定してケースとリアカバーとを連結することで、締結部材がモータ室内で梁のようにカバー面(カバー部)を支持する。これにより、リアカバーの面の剛性アップにつながり、ノイズ低減効果を得ることができる。
(2)本発明のトランスアクスルは、前記締結部材が、並列に配置された前記電動機の間に配置されているものであるとよい。
本発明のトランスアクスルによれば、リアカバーのカバー面(太鼓状の面)の剛性を高め、膜振動を抑制してノイズ低減することができる。
より具体的に説明すると、リアカバーの縁部はケースとの接合部となり、比較的剛性が高い一方、第一電動機と第二電動機との間は、電動機という重量物を軸支している部分の間となり、剛性的に不利となる。リアカバーのうち電動機の間(カバー面の中心付近)がケースに対して固定されることで、カバー面(カバー部)の剛性が上がり、膜振動を低減することができる。すなわち、本発明のトランスアクスルでは、剛性的に不利となる二つの電動機の間となる位置に締結部材(ボルト)を設定してケースとリアカバーとを連結することで、締結部材がモータ室内で梁のようにカバー面(カバー部)を支持する。別の言い方をすれば、カバー部(カバー面)の中心付近となる二つの電動機の間を狙って締結部材が取り付けられ、締結部材がカバー部を抑えるように支持する。これにより、リアカバーの面の剛性アップ及びパワープラント剛性につながり、ノイズ低減効果を得ることができる。
(3)本発明のトランスアクスルは、前記締結部材と前記構成体との結合部分となるボス部を備え、前記ボス部は、二つの前記電動機の軸心を結ぶ仮想連結線から外れた箇所に位置しており、前記ボス部には、前記電動機と対向する位置の周部に切欠部が形成されていているものであるとよい。
上述の構成によれば、二つの電動機の軸間距離を縮め、トランスアクスルのコンパクト化に貢献できることに加え、剛性的に不利となるカバー面の位置(二つの電動機の間)を効率的に支持することができる。
より詳細に説明すると、二つの電動機の軸心を結ぶ仮想連結線上は、電動機という重量物を軸支している部分の間となり、剛性的に不利となる。そのため、締結部材が取り付けられるボス部は、仮想連結線上に設けられることが望ましい。しかしながら、仮想連結線上にボス部を設けることとすると、締結部材やボス部を避けるために離間距離を多く取らざるを得なくなる(図10(b)参照)。ここで、本発明のトランスアクスルでは、二つの電動機の中心を繋いだ仮想連結線から外れた位置にボス部を配置することで、二つの電動機を最短離間距離で配置させつつ、電動機と干渉しない位置にボス部を配置させることができる(図10(a)参照)。
また、ボス部は、一般的には平面視において略円形の外周面とされているところ(図10(c)参照)、上述の構成では、ボス部の外周面のうち電動機と向かい合う位置が切り欠きとされている。これにより、ボス部を仮想連結線に近い位置に寄せて配置させつつ、電動機とボス部との距離を確保することができる(図10(c)参照)。すなわち、電動機と干渉しないギリギリの位置までボス部を近づけることができる。その結果、二つの電動機の軸間距離を縮めて電動機の軸が離間する方向(トランスアクスルの前後方向)の大きさを縮めてトランスアクスルのコンパクト化を実現するとともに、剛性的に不利となるカバー部の位置(二つの電動機の間)にボス部を近づけて配置させ、効率的にカバー部を支持することができる。
(4)本発明のトランスアクスルは、前記切欠部が、前記電動機の周面に沿うような直線状あるいは湾曲状であるとよい。
上述の構成によれば、ボス部と電動機とが干渉せずに仮想連結線へボスを近づける、もしくは電動機の軸間距離を縮めることができる。
(5)本発明のトランスアクスルは、前記締結部材と前記構成体との結合部分となるボス部を備え、前記カバー部の前記ケーシングの内側となる面をカバー内側面とした場合、前記締結部材が、前記ケースから前記カバー内側面に向けて挿通され、前記カバー内側面に設けられた前記ボス部に対して締結されるものであるとよい。
上述の構成によれば、ボルトの端部(ボルトの先端)がリアカバーを貫通しない構成として、ボルトがリアカバーの外側にはみ出ないようにすることができる。また、リアカバーの外側面に隆起して肉厚となる部分(ボス部などの隆起部分)を形成する必要がない。これにより、車両のコンパクト化に貢献することができる。
具体的に説明すると、リアカバーの外側面にボス部などの隆起部分があると、隆起部分を避けるように車両内にスペース(車体とトランスアクスルとの間など)を確保する必要があり、その結果車両の大型化に繋がる可能性がある。また、リアカバーの外側面からボルトを挿通するとボルトの頭がリアカバーから外側へはみ出る。これに対して、上述の構成とすれば、リアカバーの外側面をボス部の隆起部分がない構成(ボス部が突出しない構成)とすることができる。その結果、隆起部がなくなることによりトランスアクスルをコンパクト化でき、車両への搭載性が向上する。
また、上述の構成によれば、ケーシングの内部で締結構造を完結することができる。その結果、シール部を不要とし、コスト低減に貢献することができる。さらに、リアカバー外側面に凹部を設け、凹部を工具の進入領域とする場合に、凹部に隆起がないことで、工具進入の妨げとなることを回避することができる。
ここで、リアカバーのカバー面には、トランスアクスルを車両に組み付ける際に工具の進入スペースとなるよう凹状の部分(凹部)が設けられることがある。カバー面に凹部を設けると、トランスアクスルのコンパクト化に貢献することができる一方、凹部がカバー部(カバー面)において他よりも剛性が低い部分(撓みやすい部分)となる。そのため、特に凹部近傍の剛性が高められることが望ましい。
(6)本発明のトランスアクスルは、前記締結部材と前記構成体との結合部分となるボス部を備え、前記リアカバーの前記カバー部には、前記ケーシングの内側に向けて凹状に形成された凹部が形成されており、前記リアカバーに設けられた前記ボス部が、前記凹部に対応する位置に設けられているものであるとよい。
上述の構成によれば、リアカバーで特に他よりも剛性が低い部分となる凹部に対応する位置にボス部を設け、当該ボス部が設けられた位置に対して締結部材を到達させることができる。これにより、凹部近傍を補強してカバー部の剛性を高めることができる。
本発明によれば、ノイズの発生を抑制することができるトランスアクスルを提供することができる。
本発明の実施形態に係るトランスアクスル、及びトランスアクスルを備える車両を示す模式図である。 図1のトランスアクスルのハウジングが取り外された状態を示す右側面図である。 図1のトランスアクスルのリアカバーが取り外された状態を示す左側面図である。 図1のトランスアクスルのリアカバーが取り付けられた状態を示す左側面図である。 図1のトランスアクスルのリアカバーのカバー内側面を示す図である。 図2のJ-J’断面図である。 図1のトランスアクスルのボス部を示す図である。(a)はケースに設けられた第一ボス部、(b)はリアカバーに設けられた第二ボス部を示している。 図1のトランスアクスルのリアカバーを示す斜視図である。(a)はカバー内側面、(b)はカバー外側面を示している。 図1のトランスアクスルを車体に組み付ける際の動作を示す参考図である。 (a)は図1のトランスアクスルのボス部の位置を示す模式図、(b)は仮想連結線上にボス部を設けたと仮定した場合の参考図、(c)はボス部に切欠部を設けないと仮定した場合の参考図である。
以下、本発明の実施形態に係るトランスアクスル10について、図面を参照しつつ説明する。図1に示すとおり、トランスアクスル10は、車両Vに設けられている。また、車両Vは、エンジン(図示を省略)やバッテリ(図示を省略)などを備えている。
車両Vは、いわゆるシリーズ式ハイブリッド車とされている。具体的には、車両Vは、エンジンを動力源として後述する第一電動機14を駆動させ、発生する電力により後述する第二電動機16を駆動させて走行可能とされている。車両Vは、エンジンを停止させてバッテリを動力源とし、第二電動機16を駆動させて走行(EV走行)することができる。
なお、本発明の車両は、シリーズ式ハイブリッド車に限定されず、パラレル式ハイブリッド車、AT車、電気自動車などに好適に採用することができる。
なお、以下の説明では、トランスアクスル10を車両Vに搭載した状態における上下方向を、単に「上下方向H」と記載して説明する。また、上下方向Hにおいて、上方を単に「上方Up」と、下方を単に「下方Lw」と記載して説明する。
また、以下の説明では、トランスアクスル10を車両Vに搭載した状態において、車両Vの前後方向を、単に「前後方向X」と記載して説明する。
また、以下の説明では、動力源となるエンジン(図示を省略)からの入力方向(電動機12の軸線方向A)において、動力源(エンジン)から見た手前側(車両Vの右側)を「フロントFr側」と、奥側(車両Vの左側)を「リアRr側」と記載して説明する場合がある。
さらに、以下の説明では、トランスアクスル10を車両Vに搭載した状態において、車両Vの幅方向を、単に「幅方向W」と記載して説明する。
図1に示すとおり、トランスアクスル10は、二つの電動機12を備えている。具体的には、トランスアクスル10は、第一電動機14(電動機)、及び第二電動機16(電動機)を備えている。また、トランスアクスル10は、デファレンシャル機構20を備えている。
なお、以下の説明では、第一電動機14(MG1)及び第二電動機16(MG2)を総称して、単に「電動機12」と記載して説明する場合がある。
また、図3に示すとおり、トランスアクスル10は、ケーシング30、連結ボルト72(締結部材)、及びボス部80を備えている。
第一電動機14(MG1)は、モータジェネレータからなる。第一電動機14には、インバータなどを内蔵する発電機コントローラが接続されている。第一電動機14から出力される交流電力は、発電機コントローラにより直流電力に変換されて、その直流電力が電池に供給されることにより、電池が充電される。第一電動機14は、エンジン(図示を省略)の駆動により回転動力が伝達されて駆動する。
第二電動機16(MG2)は、モータジェネレータからなる。第二電動機16には、インバータなどを内蔵するモータコントローラが接続されている。モータコントローラには、電池が接続されている。電池から出力される直流電力がモータコントローラに供給され、その直流電力がモータコントローラにより交流電力に変換されて、交流電力が第二電動機16に供給されることにより、第二電動機16が駆動される。
また、トランスアクスル10の第一電動機14及び第二電動機16は、いずれも軸線が幅方向Wに沿うように配置されている。すなわち、トランスアクスル10では、二つの電動機12の軸線が沿うようにこれらの電動機12が配置されている(並列に配置されている)。なお、以下の説明では、電動機12の軸線が延びる方向(幅方向W)を、「軸線方向A」と記載して説明する場合がある。
デファレンシャル機構20は、左右の駆動輪を駆動する左右一対のドライブシャフト(図示を省略)の間の差動を許容するとともに、これら左右一対のドライブシャフトに回転動力を伝達するように構成されている。第二電動機16の動力は、複数のギアを介してデファレンシャル機構20に伝達され、デファレンシャル機構20から駆動輪(図示を省略)に伝達される。これにより、駆動輪が回転し、車両Vが走行する。
ケーシング30は、第一電動機14や第二電動機16等を収容するための収容体である。図1に示すとおり、ケーシング30は、三つの構成体31によりひとつの収容体をなしている。より具体的に説明すると、ケーシング30は、第一の構成体31であるケース40と、第二の構成体31であるリアカバー50と、第三の構成体31であるハウジング60により構成されている。
なお、以下の説明では、ケース40、リアカバー50、及びハウジング60を総称して、「ケーシング30」と記載して説明する場合がある。なお、本実施形態では、ケーシング30を三つの構成体31により構成されるものとした例を示したが、二つ、あるいは四つ以上の構成体31により形成されるものであってもよい。
ケース40は、ケーシング30において幅方向Wの中間部分を形成している。図1に示すとおり、ケース40には、区画壁42が形成されており、区画壁42によりモータ室32を形成するモータ室形成部43と、ギア室33を形成するギア室形成部44とが仕切られている。また、ケース40には、後で詳述する第一ボス部81(ボス部80)が設けられている。
なお、図3に示すとおり、ケース40には、第二電動機16の冷却あるいは潤滑のためのオイルを受け止めて貯めるオイル受部64を構成するリブ46が設けられている。また、ケース40に設けられたボス部80(第一ボス部81)は、リブ46と離れて島状に設けられている(図7(a)参照)。
図3に示すとおり、ケース40には、ケース合わせ面45が形成されている。ケース合わせ面45は、モータ室形成部43の開口縁の端面であり、リアカバー50との接合面となる。
図1に示すとおり、ケース40のリアRr側(車両Vの左側)には、モータ室形成部43を閉塞するようにリアカバー50が取り付けられている。これにより、ケース40のモータ室形成部43がリアカバー50により閉塞され(カバーされ)、モータ室32が形成される。また、ケース40のフロントFr側には、ギア室形成部44を閉塞するようにハウジング60が取り付けられている。これにより、ケース40のギア室形成部44が閉塞され、ギア室33が形成される。
図1及び図3に示すとおり、モータ室32には、第一電動機14及び第二電動機16が収容されている。図1に示すとおり、第一電動機14及び第二電動機16は、いずれも軸線が幅方向Wに沿うように(軸線が平行となるように)モータ室32に収容されている。すなわち、トランスアクスル10では、二つの電動機12(第一電動機14及び第二電動機16)が並列に配置されている。また、図3及び図10(a)に示すとおり、第一電動機14及び第二電動機16は、外周面が相互に接触しないように、かつ他の構成(構成体31のリブなど)と干渉しないように、軸間距離L1が最小限となるように配置されている。
リアカバー50は、トランスアクスル10の両側方のうち、エンジン(図示を省略)が設けられた側とは反対側(リアRr側、車両Vの左側)のカバー体を形成している。図8(b)に示すとおり、リアカバー50には、凹部52、マウント台座部53、及び軸支部54が形成されている。なお、軸支部54には、第一電動機14を軸支する軸支部54aと、第二電動機16を軸支する軸支部54bとが含まれている。また、図8(a)に示すとおり、リアカバー50には、後で詳述するボス部80(第二ボス部82)が設けられている。
なお、図8(a)に示すとおり、リアカバー50には、ケース40と同様に、第二電動機16の冷却あるいは潤滑のためのオイルを受け止めて貯めるオイル受部64を構成するリブ56が設けられている。また、ケース40に設けられたボス部80(第一ボス部81)は、リブ46と離れて島状に設けられているのに対し(図7(a)参照)、リアカバー50に設けられたボス部80(第二ボス部82)は、リブ56と連続するように(陸続きとなるように)設けられている(図8(b)参照)。これにより、リアカバー50のカバー部51の強度を向上させることができる。
なお、以下の説明では、リアカバー50の側面(トランスアクスル10の左側面を形成する面)を、「カバー部51」と記載して説明する場合がある。また、カバー部51の表裏をなす面のうち、ケーシング30の内側となる面を単に「カバー内側面Fa」と、ケーシング30の外側となる面を単に「カバー外側面Fb」と記載して説明する場合がある。
図5及び図8(b)に示すとおり、リアカバー50は、電動機12を収容する範囲(収容範囲R)となる略円形の形状が二つ連なるように形成されており、リアRr側(車両Vの左側)から視認すると「略ひょうたん状」の形状をなしている。すなわち、リアカバー50は、略ひょうたん状の形状をなしており、くびれた部分(くびれ部)が形成されている。
図5に示すとおり、リアカバー50の外縁には、ケース40(ケース合わせ面45)との接合部分となるカバー合わせ面55が形成されている。リアカバー50は、カバー合わせ面55がケース合わせ面45と突き合わされて、ケース40に対してボルト(図示を省略)等の部材により接合される。すなわち、トランスアクスル10は、ケース40とリアカバー50とを連結する構造として、ケース40の開口縁(モータ室形成部43の開口縁)とリアカバー50の外縁とが接合される接合構造62を備えている。
また、後で詳述するとおり、トランスアクスル10は、接合構造62とは別の構造であって、カバー部51をケース40に対して連結して、リアカバー50とケース40とを連結する連結構造70を備えている。
マウント台座部53は、マウント4との接続部分の台座として設けられている。図8に示すとおり、マウント台座部53は、リアカバー50の上方Up側の面として形成されている。
凹部52は、リアカバー50のカバー部51に形成されている。図8(b)に示すとおり、凹部52は、カバー部51に縦に延びる窪みとして形成されている。図8(b)に示すとおり、凹部52は、リアカバー50を上下方向Hに縦断するように形成されている。また、後で詳述するとおり、凹部52に対応する位置(カバー部51のうち、凹部52が設けられた位置の裏側となるカバー内側面Faの部分)には、ボス部80(第二ボス部82)設けられている(図8(a)参照)。
図8(b)に示すとおり、凹部52は、上方Up側がマウント台座部53と連続するように形成されており、下方Lw側がカバー部51の下方Lwに至るように形成されている。また、図8(b)に示すとおり、凹部52は、二つの収容範囲Rを縦断するように(第一電動機14側となる第一領域R1と、第二電動機16側となる第二領域R2とを区画するように)形成されている。また、凹部52は、トランスアクスル10を車体(図示を省略)に取り付ける際に、マウント4とマウント台座部53とを締結する際に、工具を進入させる通り道となる(図9参照)。
ここで、凹部52の機能について図9を参照しつつ説明する。車両Vが小型車などである場合、トランスアクスル10を配置させるスペースに制約があり、トランスアクスル10は車体の際まで近接して配置される。具体的には、図9に示すとおり、左側のマウント4が設けられているサイドメンバ6と、トランスアクスル10(リアカバー50)との間は、工具を進入させるスペースを設けることができないほど近接して配置される場合がある。
トランスアクスル10では、リアカバー50に凹部52を形成することで、トランスアクスル10とマウント4とを締結する場合に、工具T(ストレート工具)を凹部52に進入させ、工具Tをマウント台座部53まで到達させることができる(図9参照)。このように、凹部52は、いわば工具Tを進入させる進入領域を形成している。これにより、車両Vでは、車体へのトランスアクスル10の組み付け時の工具Tを進入させるスペースを確保しつつ、車体に近づけてトランスアクスル10を配置させることができる。その結果、車両Vの小型化に貢献することができる。
<ケースとリアカバーとの連結構造について>
続いて、ケース40とリアカバー50との連結構造70について説明する。
なお、上述のとおり、リアカバー50の外縁には、ケース40(ケース合わせ面45)との接合部分となるカバー合わせ面55が形成されている(図5参照)。リアカバー50は、カバー合わせ面55がケース合わせ面45と突き合わされて、ケース40に対してボルト(図示を省略)等の部材により接合される。すなわち、トランスアクスル10は、ケース40とリアカバー50とを連結する構造として、ケース40の開口縁とリアカバー50の外縁とが接合される接合構造62を備えている。
また、トランスアクスル10は、接合構造62とは別の構造であって、カバー部51をケース40に対して連結して、リアカバー50とケース40とを連結する連結構造70を備えている。すなわち、トランスアクスル10は、接合構造62(ケース40の開口縁とリアカバー50の外縁とを接合する構造)を構成するボルトとは別部材となる連結ボルト72と、連結ボルト72との結合部分となるボス部80とを備える連結構造70を有している(図6参照)。
連結ボルト72は、ケース40及びリアカバー50を連結するものである。より具体的には、連結ボルト72は、リアカバー50のカバー部51をケース40に対して連結するものである。なお、図6に示すとおり、本実施形態の連結ボルト72は、頭部73から下(首下)が長い長尺のボルトであり、ケース40の区画壁42と、リアカバー50のカバー部51とを連結するものとされている。すなわち、連結ボルト72は、区画壁42からカバー部51に至る長さL2を備えている。なお、以下の説明では、連結ボルト72の長手方向において、頭部73が設けられた側の端部を「基端72a」、他方の端部を「先端72b」と記載して説明する場合がある。
ボス部80は、連結ボルト72と構成体31との結合部分である。ボス部80は、構成体31(ケース40又はリアカバー50)の一部が隆起するよう肉厚に形成された台座部83と、台座部83に形成されたボルト挿通部84(貫通孔H1又は挿通穴H2)とを備えている。より具体的に説明すると、ボス部80は、構成体31(ケース40又はリアカバー50)の一部が隆起するように肉厚となるよう形成された台座部83を備え、台座部83に対して連結ボルト72を挿し込むための略円形のボルト挿通部84(貫通孔H1又は窪み穴(非貫通穴)である挿通穴H2)が形成されている(図8(a)参照)。なお、第二ボス部82のボルト挿通部84には、ねじ切りが形成されている。
ケース40に設けられたボス部80のボルト挿通部84は、貫通孔H1とされている。また、リアカバー50に設けられたボス部80のボルト挿通部84は、挿通穴H2(貫通しない穴部)とされている。
図6に示すとおり、ケース40に設けられたボス部80及びリアカバー50に設けられたボス部80のうち、一方のボス部80(第一ボス部81)には連結ボルト72の基端72aが連結され、他方のボス部80(第二ボス部82)には連結ボルト72の先端72bが結合される(螺合される)。本実施形態では、連結ボルト72の基端72a側がケース40のボス部80(第一ボス部81)と結合され、先端72b側がリアカバー50のボス部80(第二ボス部82)と結合される。
本明細書中、ボス部80のうち、連結ボルト72の基端72aが配置されるものを「第一ボス部81」と記載して説明する場合がある。また、ボス部80のうち、連結ボルト72の先端72bが配置されるものを「第二ボス部82」と記載して説明する場合がある。すなわち、本明細書中の「ボス部80」には、連結ボルト72(締結部材)を貫通させるもの(第一ボス部81)と、連結ボルト72の先端72bを締結させて固定させるもの(第二ボス部82)とが含まれる。
トランスアクスル10では、ケース40の区画壁42に第一ボス部81が設けられている。また、トランスアクスル10では、リアカバー50のカバー部51に第二ボス部82が設けられている。より具体的には、第二ボス部82は、カバー部51のカバー内側面Faに形成されている。また、第二ボス部82は、凹部52に対応する位置(凹部52のカバー内側面Fa)に設けられている。
なお、本実施形態のトランスアクスル10では、一本の連結ボルト72により区画壁42とリアカバー50とを連結することとした例を示したが、本発明のトランスアクスルは本実施形態に限定されず、複数の連結ボルト(締結部材)により区画壁42とリアカバー50のカバー部51とを連結してもよい。また、本実施形態のトランスアクスル10では、第一ボス部81のボルト挿通部84にねじ切りを設けないものとした例を示したが、本発明のトランスアクスルは本実施形態に限定されず、第一ボス部はねじ切りが形成されたものであってもよい。
<連結構造の位置>
続いて、連結構造70(連結ボルト72及びボス部80)が設けられた位置について説明する。図5に示すとおり、連結構造70において連結ボルト72が取り付けられる第二ボス部82は、リアカバー50の縁部に形成されたケース40との合わせ面(カバー合わせ面55)から外れた位置に配置されている。より具体的には、連結構造70(連結ボルト72及びボス部80)は、第一電動機14と第二電動機16との間に配置されている(図3参照)。従って、連結構造70は、リアカバー50の縁部に形成されたケース40との合わせ面(カバー合わせ面55)から外れた位置に配置されている。また、図6に示すとおり、連結ボルト72は、長手方向が軸線方向Aと沿うようにケーシング30内(モータ室32)に配置されている。
これにより、トランスアクスル10は、リアカバー50のカバー部51(太鼓状の面)の剛性を高め、膜振動を抑制してノイズ低減することができる。
より具体的に説明すると、リアカバー50の縁部はケース40との接合部(接合構造62)となり、比較的剛性が高い一方、第一電動機14と第二電動機16との間(カバー部51の中心付近、第一領域R1と第二領域R2との間)は、電動機12という重量物を軸支している部分の間となり、剛性的に不利となる。電動機12の間(カバー部51の中心付近)がケース40に対して固定されることで、カバー部51の剛性が上がり、膜振動を低減することができる。
すなわち、トランスアクスル10では、二つの電動機12の間となる位置に連結ボルト72を設定し、ケース40とリアカバー50とを連結することで、連結ボルト72がモータ室32内で梁のようにカバー部51を支持する。別の言い方をすれば、カバー部51(カバー面)の中心付近となる二つの電動機12の間を狙って連結ボルト72が取り付けられ、連結ボルト72がカバー部51を抑えるように支持する。これにより、リアカバー50の面(カバー部51)の剛性アップにつながり、膜振動を低減させてノイズ低減効果を得ることができる。
図6に示すとおり、連結ボルト72は、ケース40からリアカバー50のカバー内側面Faに向けて挿通され、先端72b(端部)がリアカバー50の内側(カバー内側面Fa)に設けられたボス部80(第二ボス部82)に対して締結されている。別の言い方をすれば、連結ボルト72は、ケース40の区画壁42に対して、ギア室33側からモータ室32側に向けて挿通されており、先端72bがリアカバー50のカバー内側面Faの第二ボス部82に到達している。
これにより、トランスアクスル10は、連結ボルト72の端部(連結ボルト72の先端72b)をリアカバー50の肉内に留め(第二ボス部82内に留め)、連結ボルト72がリアカバー50の外側にはみ出ないように(露出しないように)することができる。また、リアカバー50のカバー外側面Fbに隆起して肉厚となる部分(ボス部80などの隆起部分)を形成する必要がない。これにより、トランスアクスル10のコンパクト化に貢献することができる。
具体的に説明すると、カバー外側面Fbにボス部80などの隆起部分があると、隆起部分を避けるように車両V内にスペース(車体とトランスアクスル10との間など)を確保する必要があり、その結果車両Vへの搭載性の低下に繋がる可能性がある。これに対して、トランスアクスル10は、カバー外側面Fbをボス部80の隆起部分がない構成とすることができる。その結果、車両Vの内部に隆起部を避けるスペースを確保する必要がなく、トランスアクスル10のコンパクト化や車両Vへの搭載性向上に貢献することができる。
また、ケーシング30の内部で締結構造を完結することができる。その結果、シール部を不要とし、コスト低減に貢献することができる。
さらに、上述の構成によりトランスアクスル10は、工具Tを凹部52に進入させる際に(トランスアクスル10の車体への組み付けの際に)、工具Tの進入の妨げとなることを抑制することができる。
さらに、上述のとおり、リアカバー50に設けられたボス部80(第二ボス部82)は、凹部52に対応する位置に設けられている。具体的には、図8(a)に示すとおり、第二ボス部82は、カバー部51のうち、凹部52が設けられた位置の裏側となるカバー内側面Faに設けられている。凹部52は、カバー部51のうち撓みやすく他よりも剛性が低い部分となる。
上述の構成により、トランスアクスル10を車両Vに組み付ける際に工具Tの進入スペースとなる凹部52を設けて車両Vのコンパクト化に貢献しつつ、リアカバー50で特に他よりも剛性が低い部分となる凹部52に対応する位置にボス部80を設け、凹部52近傍の剛性を高めることができる。
また、ケース40の区画壁42は、電動機12との絶縁距離を確保する必要などから、十分な肉厚を有するボス部80を設けることが困難となることがある。これに対して、リアカバー50は、電動機12の外側(ケーシング30の外側)に向けて膨出するように(逃げるように)形成されており、区画壁42と比較して十分な肉厚を備えるボス部80を設けやすい。そのため、ケース40の区画壁42にねじ切りが形成されたボス部80(第一ボス部81)を設ける場合と比較して、リアカバー50にねじ切りが形成されたボス部80(第二ボス部82)を設けるほうが、ねじ切り形成部分の距離を稼ぐことができ、有利となる。
図3及び図10(a)に示すとおり、連結構造70(連結ボルト72及びボス部80)は、二つの電動機12の間に配置されている。より詳細に説明すると、連結構造70は、第一電動機14と第二電動機16との間に配置されている。また、図10(a)に示すとおり、連結構造70(連結ボルト72及びボス部80)は、第一電動機14の軸心C1と第二電動機16の軸心C2とを結ぶ仮想連結線Kから外れた位置に配置されている。
また、図7及び図10(a)に示すとおり、ボス部80には、切欠部85が形成されていている。切欠部85は、概ね円柱形状をなすボス部80の周面(台座部83の周面)の一部を切り欠いた部分である。ケース40に設けられたボス部80(第一ボス部81)、及びリアカバー50に設けられたボス部80(第二ボス部82)のいずれのボス部80に設けられた切欠部85も、電動機12と対向する位置の周部に形成されている。図10(a)に示すとおり、本実施形態では、切欠部85が、電動機12の周面に沿うような直線状の切り欠きとされている。なお、切欠部85は、電動機12の周面に沿うような湾曲状の切り欠きであってもよい。
上述の構成により、トランスアクスル10は、二つの電動機12の軸間距離L1を縮め、トランスアクスル10のコンパクト化に貢献できることに加え、剛性的に不利となるカバー部51の位置(二つの電動機12の間)を効率的に支持することができる。
より詳細に説明すると、二つの電動機12の軸心Cを結ぶ仮想連結線K上は、電動機12という重量物を軸支している部分の間となり、剛性的に不利となる。そのため、連結ボルト72が取り付けられるボス部80は、仮想連結線K上に設けられることが望ましい。しかしながら、図10(b)に示すとおり、仮想連結線K上にボス部80を設けることとすると、連結ボルト72やボス部80を避けるために軸間距離を多く取らざるを得なくなる(図10(b)の軸間距離L1’参照)。ここで、トランスアクスル10では、二つの電動機12の中心を繋いだ仮想連結線Kから外れた位置にボス部80や連結ボルト72を配置することで、二つの電動機12の軸間距離L1が最短となるよう配置させつつ、電動機12と干渉しない位置にボス部80を配置させることができる(図10(a)参照)。
また、図10(c)のボス部80’に例示するとおり、ボス部は、一般的には平面視において略円形状とされているところ、図10(a)に示すとおり、本実施形態のトランスアクスル10のボス部80は、ボス部80の外周面のうち電動機12と向かい合う位置に、周面の一部を切り欠いた切欠部85が設けられている。
これにより、ボス部80を仮想連結線Kに近い位置に寄せて配置させつつ、電動機12とボス部80との距離を確保することができる(図10(c)のボス部80の位置を参照)。すなわち、切欠部85を設けないボス部80’と比較すると、切欠部85が設けられたボス部80は、電動機12と干渉しないギリギリの位置まで仮想連結線Kに近づけて配置させることができる。その結果、二つの電動機12の軸間距離L1を縮めて電動機12の軸が離間する方向(トランスアクスル10の前後方向)の大きさを縮めてトランスアクスル10のコンパクト化を実現するとともに、剛性的に不利となるカバー部51の位置(二つの電動機12の間、仮想連結線Kに近い位置)を効率的に支持することができる。
本発明は、ハイブリッド車などの電動車両のトランスアクスルとして、好適に採用することができる。
10 トランスアクスル
12 電動機
14 第一電動機(電動機)
16 第二電動機(電動機)
30 ケーシング
31 構成体
40 ケース(構成体、ケーシング)
50 リアカバー(構成体、ケーシング)
51 カバー部(構成体、ケーシング)
52 凹部
55 カバー合わせ面
72 連結ボルト(締結部材)
80 ボス部
81 第一ボス部(ボス部)
82 第二ボス部(ボス部)
85 切欠部
C 軸心
C1 軸心
C2 軸心
Fa カバー内側面
K 仮想連結線

Claims (2)

  1. 電動機がケーシングに収容されているトランスアクスルであって、
    前記ケーシングの構成体であるケース及びリアカバーと、
    前記ケース及び前記リアカバーを連結する締結部材と、を有し、
    前記締結部材が、
    前記リアカバーの縁部に形成された前記ケースとの合わせ面から前記ケースの内側に外れた位置に配置されており、
    前記リアカバーの前記電動機を覆うカバー部を前記ケースに対して連結するものであり、
    前記締結部材が、並列に配置された前記電動機の間に配置されており、
    前記締結部材と前記構成体との結合部分となるボス部を備えており、
    前記カバー部の前記ケーシングの内側となる面をカバー内側面とした場合、
    前記締結部材が、
    前記電動機のモータコアを跨ぐ長さを有し、
    前記ケースから前記カバー内側面に向けて挿通され、
    前記カバー内側面に設けられた前記ボス部に対して締結されるものであること、
    を特徴とする、トランスアクスル。
  2. 前記カバー部には、前記ケーシングの内側に向けて凹状に形成された凹部が形成されており、
    前記リアカバーに設けられた前記ボス部が、前記凹部に対応する位置に設けられていること、を特徴とする請求項1に記載のトランスアクスル。
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