JP7277196B2 - 車両用灯具ユニット及び車両用灯具 - Google Patents

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Description

本発明は、車両用灯具ユニット及び車両用灯具に関し、特に、板状導光部が均一に発光する(均一に発光しているように視認される)車両用灯具ユニット及び車両用灯具に関する。
図30は、棒状導光部と板状導光部とを含む従来の導光体の正面図である。
従来、図30に示すように、間隔をあけて並列に配置された2つの棒状導光部110A、110Bと、当該2つの棒状導光部110A、110Bの互いに対向する側面(外周面)同士を連結する板状導光部120と、を含む導光体100を備えた車両用灯具が提案されている(例えば、特許文献1(図1、図2等)参照)。
この特許文献1に記載の車両用灯具においては、各々の棒状導光部110A、110Bの一端部111A、111Bから各々の棒状導光部110A、110Bに入光した光源(図示せず)からの光が各々の棒状導光部110A、110B内を各々の他端部113A、113Bに向けて導光され、板状導光部120の前面121から出射する。これにより、板状導光部120が発光する。
特開2014-116142号公報
しかしながら、本発明者らが検討したところ、特許文献1に記載の車両用灯具においては、棒状導光部110A、110Bから板状導光部120に入光する光の量(光量又は強度)が当該棒状導光部110A、110Bの一端部111A、111B側で比較的多く、他端部113A、113B側で比較的少なくなるため、つまり、棒状導光部110A、110Bから板状導光部120に入光する光の量が当該棒状導光部110A、110Bの一端部111A、111B側と他端部113A、113B側との間で不均一となるため、板状導光部120が均一に発光しない(均一に発光しているように視認されない)ことが判明した。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、板状導光部が均一に発光する(均一に発光しているように視認される)車両用灯具を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一つの側面は、導光体と、前記導光体内を導光される光を発光する光源と、を備えた車両用灯具ユニットにおいて、前記導光体は、前記光源からの光を基端部から先端部に向けて導光する第1棒状導光部と、前記光源からの光を基端部から先端部に向けて導光する第2棒状導光部と、前記第1棒状導光部と前記第2棒状導光部との間に配置された板状導光部と、を含み、前記第1棒状導光部及び第2棒状導光部は、並列に配置されており、前記板状導光部は、正面側に配置される前面とその反対側の背面側に配置される後面とを含む板状の導光部で、前記第1棒状導光部の外周面に連結された一端縁部と、前記第2棒状導光部の外周面に連結された他端縁部と、を含み、前記板状導光部の後面は、前記第1棒状導光部及び前記第2棒状導光部それぞれから前記板状導光部に入光する前記光源からの光を拡散させて前記板状導光部の前面から出射させるための複数の構造物を含み、前記板状導光部の前記一端縁部及び前記他端縁部は、前記一端縁部及び前記他端縁部以外の前記板状導光部より肉厚が薄い薄肉部を含むことを特徴とする。
この側面によれば、板状導光部が均一に発光する(均一に発光しているように視認される)車両用灯具ユニットを提供することができる。
これは、板状導光部の一端縁部及び他端縁部が、一端縁部及び他端縁部以外の板状導光部より肉厚が薄い薄肉部を含むことによるものである。
この薄肉部を設ける範囲及び当該薄肉部の肉厚を調整することで、板状導光部が均一に発光する(均一に発光しているように視認される)ようにすることができる。
また、上記発明において、好ましい態様は、前記構造物は、ドット状のレンズカットであることを特徴とする。
この側面によれば、構造物としてV溝ではなくドットカットを用いているため、第1棒状導光部及び第2棒状導光部から板状導光部に入光する様々な方向からの光を拡散させて板状導光部の前面から出射させることができる。
また、上記発明において、好ましい態様は、前記構造物は、ランダムに配置されていることを特徴とする。
この側面によれば、構造物がランダムに配置されているため、光源の非点灯時に板状導光部を透してモアレが視認されるのを抑制することができる。
また、上記発明において、好ましい態様は、前記板状導光部は、円筒状レンズ体であることを特徴とする。
この側面によれば、板状導光部として円筒状レンズ体を用いることで、円筒状レンズ体である板状導光部が均一に発光する(均一に発光しているように視認される)車両用灯具ユニットを提供することができる。
また、上記発明において、好ましい態様は、前記板状導光部は、平板状レンズ体であることを特徴とする。
この側面によれば、板状導光部として平板状レンズ体を用いることで、平板状レンズ体である板状導光部が均一に発光する(均一に発光しているように視認される)車両用灯具ユニットを提供することができる。
また、上記発明において、好ましい態様は、前記第1棒状導光部及び前記第2棒状導光部は、対称の形状であることを特徴とする。
この態様によれば、第1棒状導光部及び前記第2棒状導光部が対称の形状の車両用灯具ユニットを提供することができる。
また、上記発明において、好ましい態様は、前記第1棒状導光部及び前記第2棒状導光部は、非対称の形状であることを特徴とする。
この態様によれば、第1棒状導光部及び前記第2棒状導光部が非対称の形状の車両用灯具ユニットを提供することができる。
また、上記発明において、好ましい態様は、前記第1棒状導光部及び前記第2棒状導光部の少なくとも一方は、前記第1棒状導光部から前記板状導光部に入光する光の光路と前記第2棒状導光部から前記板状導光部に入光する光の光路が対称となるように前記第1棒状導光部及び前記第2棒状導光部の少なくとも一方から前記板状導光部に入光する光の光路を補正する補正カットを含むことを特徴とする。
この側面によれば、第1棒状導光部及び前記第2棒状導光部が非対称の形状であっても、補正カットを設けることで、第1棒状導光部から板状導光部に入光する光の光路と第2棒状導光部から板状導光部に入光する光の光路とを対称とすることができる。その結果、板状導光部の中間(例えば上下方向の中間)に暗部(ダーク部)が発生するのを抑制することができる。
また、上記発明において、好ましい態様は、前記導光体は、前記板状導光部が車両正面から視認されるように、上面視で車両前後方向に延びる基準軸に対して所定角度傾斜した状態で配置されていることを特徴とする。
この態様によれば、上面視で車両前後方向に延びる基準軸に対して所定角度傾斜した状態で導光体が配置されているため、車両正面からの視認性が向上する。
また、上記発明において、好ましい態様は、前記板状導光部を透して視認される黒色又は黒系の色の部材をさらに備えることを特徴とする。
この態様によれば、光源の点灯時と非点灯時の明暗比が高い新規見栄えの車両用灯具ユニットを実現することができる。
これは、光源の点灯時に均一に発光する板状導光部が視認され、一方、光源の非点灯時に板状導光部を透して黒色又は黒系の色の部材が視認されることによるものである。
本発明の別の側面は、請求項1から10のいずれか1項に記載の車両用灯具ユニットと、他の車両用灯具ユニットと、を備え、前記車両用灯具ユニットは、前記導光体の裏面と前記他の車両用灯具ユニットの側面とが対向した状態で配置されていることを特徴とする。
この側面によれば、他の車両用灯具ユニットの側面がエクステンションとしての機能に加えてランプ(例えば、ポジションランプ)としての機能を兼ねる車両用灯具ユニットで覆われた新規見栄えの車両用灯具を実現することができる。
また、上記発明において、好ましい態様は、前記他の車両用灯具ユニットは、ヘッドランプ用灯具ユニットであることを特徴とする。
この側面によれば、ヘッドランプ用灯具ユニットの側面がエクステンションとしての機能に加えてランプ(例えば、ポジションランプ)としての機能を兼ねる車両用灯具ユニットで覆われた新規見栄えの車両用灯具を実現することができる。
車両用灯具ユニット10の斜視図である。 車両用灯具ユニット10の上面図である。 車両用灯具ユニット10が搭載された車両Vの正面図である。 車両用灯具ユニット10の分解斜視図である。 導光体30の側面図である。 導光体30の裏面図である。 導光体30の正面図である。 図5に示す導光体30のA-A断面図である。 (a)図5に示す導光体30のB-B断面図、(b)図5に示す導光体30のC-C断面図である。 図5に示す導光体30のD-D断面図である。 図5に示す導光体30のE-E断面図である。 第1棒状導光部33a及び第2棒状導光部33bから板状導光部34に入光する光の光路を表す図である。 構造物LC2(ドットカットLC2)の断面図である。 図6からドットカットLC2を抜き出して拡大した拡大図である。 ドットカットLC2の配置の他の一例である。 (a)図10に示す第1棒状導光部33a付近の拡大図、(b)図10に示す第2棒状導光部33b付近の拡大図である。 導光体30Aの側面図である。 導光体30Aの裏面図である。 導光体30Aの正面図である。 図17に示す導光体30AのA-A断面図である。 図17に示す導光体30AのB-B断面図である。 図17に示す導光体30AのC-C断面図である。 図17に示す導光体30AのD-D断面図である。 第1棒状導光部33Aa及び第2棒状導光部33Abから板状導光部34Aに入光する光の光路を表す図である。 図5に示す導光体30(第1ネック部NP1)のF-F断面図である。 (a)図25に示す導光体30のG-G断面図、(b)図25に示す導光体 第1ネック部NP1の変形例を表す図である。 第1ネック部NP1の変形例を表す図である。 板状導光部34の一端縁部EG1に形成される第1溝部GV1の他の例である。 棒状導光部と板状導光部とを含む従来の導光体の正面図である。
以下、本発明の実施形態である車両用灯具ユニット10について添付図面を参照しながら説明する。各図において対応する構成要素には同一の符号が付され、重複する説明は省略される。
図1は車両用灯具ユニット10の斜視図、図2は上面図、図3は車両用灯具ユニット10が搭載された車両Vの正面図である。
図1、図2に示す車両用灯具ユニット10は、ポジションランプとして機能する車両用信号灯具であり、図3に示すように、自動車等の車両Vの前端部の左右両側にそれぞれロービーム用灯具ユニット62の側面を覆った状態で搭載される側面発光型の車両用灯具ユニットである。車両Vの前端部には、車両用灯具ユニット10の他、アウターレンズの天面部60、ヘッドランプ用灯具ユニット(ハイビーム用灯具ユニット61、ロービーム用灯具ユニット62)、DRLランプ63(又はターンランプ)も搭載される。
左右両側に搭載される車両用灯具ユニット10は左右対称の構成であるため、以下、代表して、車両Vの前端部の右側(車両前方に向かって右側)に搭載される車両用灯具ユニット10について説明する。以下、説明の便宜のため、XYZ軸を定義する。X軸は車両前後方向に延びており、Y軸は車幅方向に延びており、Z軸は鉛直方向に延びている。
図4は、車両用灯具ユニット10の分解斜視図である。
図4に示すように、車両用灯具ユニット10は、第1光源21a及び第2光源21bが実装された基板20と、導光体30(インナーレンズ)と、ブラケット40と、第1エクステンション50と、第2エクステンション52と、を備える。車両用灯具ユニット10は、図示しないが、アウターレンズとハウジングとによって構成される灯室内に配置され、ハウジング等に固定される。
図5は導光体30の側面図、図6は裏面図、図7は正面図である。図8は図5に示す導光体30のA-A断面図である。図9(a)は図5に示す導光体30のB-B断面図、図9(b)は図5に示す導光体30のC-C断面図である。
図5~図9に示すように、導光体30は、第1入光部31aと、第2入光部31bと、第1反射面32aと、第2反射面32bと、第1棒状導光部33aと、第2棒状導光部33bと、板状導光部34と、を含む。導光体30の材料は、例えば、アクリルやポリカーボネイト等の透明樹脂である。
まず、第1入光部31a及び第2入光部31bについて説明する。
図9(a)に示すように、第1入光部31aは、当該第1入光部31aから導光体30に入光する第1光源21aからの光Ray1をコリメートする入光部で、第1棒状導光部33aの後端部BE33a近傍の導光体30の表面FS30に配置される(図5参照)。第1入光部31aは、第1光源21aからの光Ray1をコリメートできればよく、どのような構成であってもよい。第1入光部31aの光軸AX31aは、導光体30の表面FS30に概ね直交する方向に延びている(図9(a)参照)。
図9(b)に示すように、第2入光部31bは、当該第2入光部31bから導光体30に入光する第2光源21bからの光Ray2をコリメートする入光部で、第2棒状導光部33bの後端部BE33b近傍の導光体30の表面FS30に配置される(図5参照)。第2入光部31bは、第2光源21bからの光Ray2をコリメートできればよく、どのような構成であってもよい。第2入光部31bの光軸AX31bは、導光体30の表面FS30に概ね直交する方向に延びている(図9(b)参照)。
次に、第1光源21a及び第2光源21bについて説明する。
図4、図9に示すように、第1光源21a及び第2光源21bは、基板20に実装される。第1光源21a及び第2光源21bは、それぞれ、白色光を発光するLED等の半導体発光素子である。第1光源21a及び第2光源21bは、それぞれ、発光面EF21a及び発光面EF21b(例えば、1mm角の矩形の発光面)を備える。
基板20は、例えば、アルミ等の金属製基板で、第1光源21a及び第2光源21bがそれぞれ第1入光部31a及び第2入光部31bに対して対向した状態で(図9参照)、ネジ止めにより導光体30に固定される。
図9(a)に示すように、第1光源21aの光軸AX21aは、第1入光部31aの光軸AX31aと一致している。第1入光部31aの光軸AX31aは、発光面EF21aの中心を通り、かつ、発光面EF21aに直交する方向に延びている。第1光源21aは、第1入光部31aから導光体30に入光し、第1反射面32aで内面反射され、第1棒状導光部33a内を当該第1棒状導光部33aの前端部FE33aに向けて進行する光Ray1を発光する。
図9(b)に示すように、第2光源21bの光軸AX21bは、第2入光部31bの光軸AX31bと一致している。第2入光部31bの光軸AX31bは、発光面EF21bの中心を通り、かつ、発光面EF21bに直交する方向に延びている。第2光源21bは、第2入光部31bから導光体30に入光し、第2反射面32bで内面反射され、第2棒状導光部33b内を当該第2棒状導光部33bの前端部FE33bに向けて進行する光Ray2を発光する。
次に、第1反射面32a及び第2反射面32bについて説明する。
図9(a)に示すように、第1反射面32aは、平面反射面で、第1入光部31aでコリメートされた第1光源21aからの光Ray1の光路上に配置される。具体的には、第1反射面32aは、当該第1反射面32aで内面反射された光Ray1が第1棒状導光部33aの後端部BE33aから当該第1棒状導光部33aに入光しその前端部FE33aに向けて進行するように、第1入光部31aの光軸AX31aに対して45度傾斜した姿勢で配置される。
図9(b)に示すように、第2反射面32bは、平面反射面で、第2入光部31bでコリメートされた第2光源21bからの光Ray2の光路上に配置される。具体的には、第2反射面32bは、当該第2反射面32bで内面反射された光Ray2が第2棒状導光部33bの後端部BE33bから当該第2棒状導光部33bに入光しその前端部FE33bに向けて進行するように、第2入光部31bの光軸AX31bに対して45度傾斜した姿勢で配置される。
次に、第1棒状導光部33a及び第2棒状導光部33bについて説明する。
図5に示すように、第1棒状導光部33a及び第2棒状導光部33bは、並列に配置されている。
第1棒状導光部33aは、後端部BE33a(本発明の基端部に相当)から前端部FE33a(本発明の先端部に相当)に向かって直線状に延びた棒状の導光部である。第1棒状導光部33aは、第1反射面32aで内面反射された第1光源21aからの光Ray1を後端部BE33aから前端部FE33bに向けて導光する。
第2棒状導光部33bは、後端部BE33b(本発明の基端部に相当)から前端部FE33b(本発明の先端部に相当)に向かって第1湾曲部CR1及び第2湾曲部CR2を介して延びた棒状の導光部である。第2棒状導光部33bは、第2反射面32bで内面反射された第2光源21bからの光Ray2を後端部BE33bから前端部FE33bに向けて導光する。
図10は図5に示す導光体30のD-D断面図、図11はE-E断面図である。
図10、図11に示すように、第1棒状導光部33a及び第2棒状導光部33bの断面は、それぞれ、概ね円形である。第1棒状導光部33aの肉厚T1(直径)は、例えば、5mmである。第2棒状導光部33bの肉厚T2(直径)は、例えば、5mmである。
図12は、第1棒状導光部33a及び第2棒状導光部33bから板状導光部34に入光する光の光路を表す図である。
図12に示すように、板状導光部34には、第1棒状導光部33a内を導光される第1光源21aからの光Ray1が入光する(図12中の斜め下向きの各矢印参照)。なお、図示しないが、板状導光部34には、第1棒状導光部33aから斜め下向きの各矢印で示す光以外の様々な方向の光も入光する。
また、板状導光部34には、第2棒状導光部33b内を導光される第2光源21bからの光Ray2が入光する(図12中の斜め上向きの各矢印参照)。なお、図示しないが、板状導光部34には、第2棒状導光部33bから斜め上向きの各矢印で示す光以外の様々な方向の光も入光する。
図6に示すように、第2棒状導光部33bは、補正カットLC1を含む。
補正カットLC1は、第2棒状導光部33bの下部にV溝を形成することで形成されるカット面である。図6中、V溝は、紙面に直交する方向に延びている。補正カットLC1は、図6中の範囲A2、A3に複数設けられる。
補正カットLC1を設ける技術的意義は次のとおりである。
すなわち、第1棒状導光部33aと第2棒状導光部33bとは上下非対称の形状であるため(図5参照)、補正カットLC1を設けない場合、第1棒状導光部33aから板状導光部34に入光する光の光路(図12中の斜め下向きの各矢印参照)と第2棒状導光部33bから板状導光部34に入光する光の光路とが上下非対称となる。その結果、板状導光部34の上下方向の中間(例えば、図12中の楕円で囲った範囲A12)に暗部(ダーク部)が発生する。
補正カットLC1は、第1棒状導光部33aから板状導光部34に入光する光の光路(図12中の斜め下向きの各矢印参照)に対して上下対称となるように第2棒状導光部33bから板状導光部34に入光する光の光路を補正するために設けられる。
第1棒状導光部33a及び第2棒状導光部33bが非対称の形状であっても、補正カットLC1を設けることで、図12に示すように、第1棒状導光部33aから板状導光部34に入光する光の光路(図12中の斜め下向きの各矢印参照)と第2棒状導光部33bから板状導光部34に入光する光の光路(図12中の斜め上向きの各矢印参照)とを上下対称とすることができる。その結果、板状導光部34の上下方向の中間(例えば、図12中の楕円で囲った範囲A12)に暗部(ダーク部)が発生するのを抑制することができる。
補正カットLC1を設ける範囲及びV溝の角度は、第1棒状導光部33aから板状導光部34に入光する光の光路(図12中の斜め下向きの各矢印参照)と第2棒状導光部33bから板状導光部34に入光する光の光路(図12中の斜め上向きの各矢印参照)とが上下対称となるように調整される。この調整は、例えば、所定のシミュレーションソフトウエアを用いて行うことができる。なお、補正カットLC1は、第1棒状導光部33aに設けてもよいし、第1棒状導光部33a及び第2棒状導光部33bの両方に設けてもよい。
次に、板状導光部34について説明する。
図5に示すように、板状導光部34は、第1棒状導光部33aと第2棒状導光部33bとの間に配置されている。
板状導光部34は、後端部BE34から前端部FE34に向かって延びた円筒状レンズ体である(図7、図10、図11参照)。但し、板状導光部34は、完全な円筒ではなく、円筒のうち一部がカットされた半円筒状レンズ体である。
板状導光部34は、正面側に配置される表面FS34と、その反対側の背面側に配置される裏面RS34と、を含む。
板状導光部34の表面FS34には、シボEが施されている。シボEは、複数の微小凹凸で、図5中のハッチング範囲A4に施されている。シボEは、主に板状導光部34が均一に発光しているように視認させる目的で設けられる。
板状導光部34の裏面RS34は、第1棒状導光部33a及び第2棒状導光部33bそれぞれから板状導光部34に入光する第1光源21a及び第2光源21bからの光(及び補正カットLC1からの光)を拡散させて板状導光部34の表面FS34から出射させるための複数の構造物LC2を含む。構造物LC2は、図6中のハッチング範囲A5に施されている。
図13は、構造物LC2(ドットカットLC2)の断面図である。
図13に示すように、構造物LC2は、ドット状のレンズカットである。以下、構造物LC2のことをドットカットLC2という。ドットカットLC2は、例えば、半径Rの球状のカット面である。半径Rは、例えば、0.2mmである。なお、ドットカットLC2は、円錐又は円錐状、N角錐又はN角錐状(Nは3以上の整数)のカット面であってもよい。
図14は、図6からドットカットLC2を抜き出して拡大した拡大図で、ドットカットLC2の配置の一例を表す。
図14に示すように、ドットカットLC2は、横方向(横一列)にピッチp1で複数配置される。ピッチp1は例えば0.6mmである。以下、この横方向に配置された複数のドットカットLC2のことをドットカットLC2群という。
ドットカットLC2群は、縦方向にピッチp2で複数配置される。ピッチp2は例えば0.8mmである。その際、各々のドットカットLC2群は、縦方向に延びる直線L1に対してずれた状態で並ぶように配置される。
図15は、ドットカットLC2の配置の他の一例である。
図15に示すように、ドットカットLC2は、縦方向(縦一列)にピッチp2で複数配置し、この縦方向に配置された複数のドットカットLC2(ドットカットLC2群)を横方向にピッチp1で複数配置してもよい。その際、各々のドットカットLC2群は、横方向に延びる直線L2に対してずれた状態で並ぶように配置される。
以上のように各々のドットカットLC2をランダムに配置することで(図14、図15参照)、第1光源21a及び第2光源21bの非点灯時に板状導光部34を透してモアレが視認されるのを抑制することができる。
板状導光部34の曲率半径(曲率)は、後端部BE34側と前端部FE34側とで異なる。
具体的には、意匠性を高める観点から、板状導光部34の前端部FE34側の曲率半径(図11参照)は、板状導光部34の後端部BE34側の曲率半径(図10参照)より小さく設定されている。そして、板状導光部34の曲率半径は、後端部BE34側から前端部FE34側に向かうに従って徐々に小さくなるように設定されている。
板状導光部34の肉厚T3(基本肉厚。図10及び図11参照)は、例えば、3.5mmである。
図5に示すように、板状導光部34は、第1棒状導光部33aの外周面に連結された一端縁部EG1と、第2棒状導光部33bの外周面に連結された他端縁部EG2と、を含む。
板状導光部34の一端縁部EG1は、第1肉厚徐変部NP1を含む。第1肉厚徐変部NP1は、板状導光部34の一端縁部EG1以外の板状導光部34(肉厚T3)より肉厚が薄い部分のことである。以下、第1肉厚徐変部NP1のことを、第1ネック部NP1という。同様に、板状導光部34の他端縁部EG2は、第2肉厚徐変部NP2を含む。第2肉厚徐変部NP2は、板状導光部34の他端縁部EG2以外の板状導光部34(肉厚T3)より肉厚が薄い部分のことである。以下、第2肉厚徐変部NP2のことを、第2ネック部NP2という。
図10に示すように、第1ネック部NP1は、板状導光部34の一端縁部EG1の表面FS34に第1溝部GV1を形成することで形成される肉薄部で、第1棒状導光部33aから板状導光部34に入光する光の量(光量又は強度)を調整するために設けられる。第1ネック部NP1(及び第1溝部GV1)は、図5中の範囲A6に設けられる。具体的には、第1ネック部NP1(及び第1溝部GV1)は、図5中の範囲A6において、第1棒状導光部33aに沿って設けられる。
第1ネック部NP1(及び第1溝部GV1)を設ける範囲A6及び第1ネック部NP1の肉厚T4は、第1棒状導光部33aから板状導光部34に入光する光の量が当該第1棒状導光部33aの後端部BE33aと前端部FE33aの間の各位置(例えば、図12に示す各位置p1~p8参照)において概ね均一となるように調整されている。この調整は、例えば、所定のシミュレーションソフトウエアを用いて行うことができる。
次に、第1ネック部NP1の肉厚T4について具体的に説明する。
図25は、図5に示す導光体30(第1ネック部NP1)のF-F断面図である。図26(a)は図25に示す導光体30のG-G断面図、図26(b)は図25に示す導光体30のH-H断面図である。
図25に示すように、第1ネック部NP1の肉厚T4は、第1棒状導光部33aの後端部BE33a側(図26(a)参照)と前端部FE33a側(図26(b)参照)とで異なる。
例えば、第1棒状導光部33aの後端部BE33a側の第1ネック部NP1の肉厚T4は2mmである。一方、第1棒状導光部33aの前端部FE33a側の第1ネック部NP1の肉厚T4は3.5mmである。そして、第1ネック部NP1の肉厚T4は、第1棒状導光部33aの後端部BE33aから前端部FE33aに向かうに従って徐々に厚くなる。例えば、第1ネック部NP1の肉厚T4は、第1棒状導光部33aの後端部BE33aから前端部FE33aに向かうに従って、直線的に徐々に厚くなっている。
このように第1ネック部NP1の肉厚T4を調整することで(徐変させることで)、第1棒状導光部33aから板状導光部34に入光する光の量(光量又は強度)を、当該第1棒状導光部33aの後端部BE33aと前端部FE33aの間の各位置(例えば、図12に示す各位置p1~p8参照)において概ね均一とすることができる。その理由は、次のとおりである。
すなわち、図26(a)に示すように、第1ネック部NP1の肉厚T4を薄くした場合、第1ネック部NP1の肉厚T4を厚くした場合(図26(b)参照)と比べ、第1棒状導光部33a内を導光される第1光源21aからの光Ray1を内面反射して再び第1棒状導光部33a内に戻す領域(図26(a)中の符号A13が示す領域参照)が増える。つまり、第1ネック部NP1の肉厚T4を薄くした場合、より遠方まで光を導光させることができる。
別言すると、第1ネック部NP1の肉厚T4を薄くした場合(図26(a)参照)、第1ネック部NP1の肉厚T4を厚くした場合(図26(b)参照)と比べ、第1棒状導光部33aから板状導光部34に入光する光Ray1が減る(図26(a)中の光Ray1を表す矢印参照)。逆に、第1ネック部NP1の肉厚T4を厚くした場合(図26(b)参照)、第1ネック部NP1の肉厚T4を薄くした場合(図26(a)参照)と比べ、第1棒状導光部33aから板状導光部34に入光する光Ray1が増える(図26(b)中の光Ray1を表す矢印参照)。
したがって、第1ネック部NP1の肉厚T4を調整することで、第1棒状導光部33aから板状導光部34に入光する光の量(光量又は強度)を制御することができる。
そのため、第1ネック部NP1の肉厚T4を適切に徐変させることで、第1棒状導光部33aから板状導光部34に入光する光の量(光量又は強度)を、当該第1棒状導光部33aの後端部BE33aと前端部FE33aの間の各位置(例えば、図12に示す各位置p1~p8参照)において概ね均一とすることができる。
図10に示すように、第2ネック部NP2は、板状導光部34の他端縁部EG2の表面FS34に第2溝部GV2を形成することで形成される肉薄部で、第2棒状導光部33bから板状導光部34に入光する光の量を調整するために設けられる。第2ネック部NP2(及び第2溝部GV2)は、図5中の範囲A7に設けられる。具体的には、第2ネック部NP2(及び第2溝部GV2)は、図5中の範囲A7において、第2棒状導光部33bに沿って設けられる。
第2ネック部NP2(及び第2溝部GV2)を設ける範囲A7及び第2ネック部NP2の肉厚T5は、第2棒状導光部33bから板状導光部34に入光する光の量が当該第2棒状導光部33bの後端部BE33bと前端部FE33bの間の各位置(例えば、図12に示す各位置p9~p16参照)において概ね均一となるように調整されている。この調整は、例えば、所定のシミュレーションソフトウエアを用いて行うことができる。
第2ネック部NP2の肉厚T5は、第2棒状導光部33bの後端部BE33b側と前端部FE33b側とで異なる。
例えば、第2棒状導光部33bの後端部BE33b側の第2ネック部NP2の肉厚T5は2mmである。一方、第2棒状導光部33bの前端部FE33b側の第2ネック部NP2の肉厚T5は3.5mmである。そして、第2ネック部NP2の肉厚T5は、第2棒状導光部33bの後端部BE33bから前端部FE33bに向かうに従って徐々に厚くなる。例えば、第2ネック部NP2の肉厚T5は、第2棒状導光部33bの後端部BE33bから前端部FE33bに向かうに従って、直線的に徐々に厚くなっている。
このように第2ネック部NP2の肉厚T5を調整することで(徐変させることで)、第2棒状導光部33bから板状導光部34に入光する光の量(光量又は強度)を、当該第2棒状導光部33bの後端部BE33bと前端部FE33bの間の各位置(例えば、図12に示す各位置p9~p16参照)において概ね均一とすることができる。その理由は、第1ネック部NP1の肉厚T4を徐変させる理由と同様であるため、その説明を省略する。
図16(a)は、図10に示す第1棒状導光部33a付近の拡大図である。
図16(a)に示すように、第1棒状導光部33aと板状導光部34の間には、両者を繋ぐ第1徐変部35aが設けられる。第1徐変部35aは、第1ネック部NP1の肉厚がT4からT3(=3.5mm)に徐々に変化(増加)する部分で、段差無く滑らかに連続する曲面(徐変面)を含む。第1徐変部35aは、図5中の範囲A6に設けられる。
第1徐変部35aは、導光体30の射出成形の際の型抜き(成形性)を考慮して設けられる。
図16(b)は、図10に示す第2棒状導光部33b付近の拡大図である。
図16(b)に示すように、第2棒状導光部33bと板状導光部34の間には、両者を繋ぐ第2徐変部35bが設けられる。第2徐変部35bは、第2ネック部NP2の肉厚がT5からT3(=3.5mm)に徐々に変化(増加)する部分で、段差無く滑らかに連続する曲面(徐変面)を含む。第2徐変部35bは、図5中の範囲A7に設けられる。
第2徐変部35bは、導光体30の射出成形の際の型抜き(成形性)を考慮して設けられる。
次に、ブラケット40について説明する。
図4に示すように、ブラケット40は、完全な円筒ではなく、円筒のうち一部がカットされた半円筒状のブラケットで、環状ブラケット41を含む。ブラケット40の材料は、例えば、アクリルやポリカーボネイト等の合成樹脂(例えば、黒色又は黒系の色の不透明樹脂)である。
ブラケット40の外周面42は、例えば、黒色又は黒系の色である。ブラケット40の外周面42は、導光体30の裏面(板状導光部34の裏面RS34)が対向した状態で配置され、導光体30(板状導光部34)を通して視認される。
図3に示すように、環状ブラケット41には、環状ランプ(例えば、DRLランプ63)が固定される。
次に、第1エクステンション50について説明する。
第1エクステンション50は、主に車両用灯具ユニット10の意匠性を高める目的で設けられる。図4に示すように、第1エクステンション50は、完全な円筒ではなく、円筒のうち一部がカットされた半円筒状の装飾部材である。第1エクステンション50の表面には、アルミ蒸着等の鏡面処理が施されている。第1エクステンション50の材料は、例えば、アクリルやポリカーボネイト等の合成樹脂である。
図1、図4に示すように、第1エクステンション50は、複数のスリット51を含む。各々のスリット51は、第1エクステンション50の外周面と内周面とを貫通しており、かつ、後端部から前端部に向かって(図1中左側から右方向に)延びている。導光体30の表面(板状導光部34の表面FS34)から出光する光のうち各々のスリット51を通過した光が前方に照射される。
次に、第2エクステンション52について説明する。
第2エクステンション52は、主に車両用灯具ユニット10の意匠性を高める目的で設けられる。
図1、図4に示すように、第2エクステンション52は、前方に向かってV字状に開いた形状の装飾部材である。第2エクステンション52の表面には、アルミ蒸着等の鏡面処理が施されている。第2エクステンション52の材料は、例えば、アクリルやポリカーボネイト等の合成樹脂である。
上記構成の導光体30は、図4に示すように、当該導光体30の裏面(板状導光部34の裏面RS34)とブラケット40(外周面42)とが対向し、かつ、当該導光体30の表面(板状導光部34の表面FS34)と第1エクステンション50(内周面)とが対向した状態でブラケット40と第1エクステンション50との間に配置される。また、第1エクステンション50の外側に第2エクステンション52が配置される。
上記のように配置された導光体30、第1エクステンション50及び第2エクステンション52は、例えば、各々のフランジ部に挿入されたネジ(図示せず)をブラケット40にネジ止めすることで、互いに位置決めされた状態で固定される(図1参照)。
図3に示すように、上記構成の車両用灯具ユニット10は、ロービーム用灯具ユニット62の側面を覆った状態で配置される。具体的には、図示しないが、車両用灯具ユニット10は、ブラケット40の内周面とロービーム用灯具ユニット62の側面(図示せず)とが対向した状態、すなわち、車両用灯具ユニット10がロービーム用灯具ユニット62の側面を覆った状態で配置される。その際、環状ブラケット41は、正面視で、ロービーム用灯具ユニット62の発光領域(例えば、投影レンズ62a)を取り囲んだ状態で配置される(図3参照)。
また、車両用灯具ユニット10は、導光体30(板状導光部34)が車両正面から視認されるように、図2に示すように、導光体30(板状導光部34)の中心軸AX30が上面視で車両前後方向に延びる基準軸AX(X軸)に対して角度θ1傾斜した状態で配置される。θ1は例えば11度である。θ1は、ポジションランプに求められる照射範囲(基準軸AXを含む鉛直面に対して左45度及び右80度の合計125度)をカバーする角度であればよく、11度に限定されない。
上記構成の車両用灯具ユニット10においては、第1光源21a及び第2光源21bを点灯すると、図9(a)に示すように、第1光源21aからの光Ray1が第1入光部31aから導光体30に入光する。その際、第1光源21aからの光Ray1は、第1入光部31aによって光軸AX31aに対して平行な光にコリメートされる。このコリメートされた光Ray1は、第1反射面32aで内面反射されて、第1棒状導光部33aに入光し、第1棒状導光部33a内を当該第1棒状導光部33aの前端部FE33aに向けて進行する。
この第1棒状導光部33a内を進行する光Ray1は、図12に示すように、第1棒状導光部33aから板状導光部34に入光する(図12中の斜め下向きの各矢印参照)。その際、第1ネック部NP1(第1肉厚徐変部NP1)の作用により、第1棒状導光部33aから板状導光部34に入光する光の量が当該第1棒状導光部33aの後端部BE33aと前端部FE33aの間の各位置(例えば、図12に示す各位置p1~p8参照)において概ね均一となる。
そして、板状導光部34に入光した第1棒状導光部33aからの光は、板状導光部34の裏面RS34(ドットカットLC2)で内面反射(拡散反射)されて板状導光部34の表面FS34から出射する。その際、板状導光部34の表面FS34から出射する光は、当該表面FS34に形成されたシボEの作用によりさらに拡散される。
また、図9(b)に示すように、第2光源21bからの光Ray2が第2入光部31bから導光体30に入光する。その際、第2光源21bからの光Ray2は、第2入光部31bによって光軸AX31bに対して平行な光にコリメートされる。このコリメートされた光Ray2は、第2反射面32bで内面反射されて、第2棒状導光部33bに入光し、第2棒状導光部33b内を当該第2棒状導光部33bの前端部FE33bに向けて進行する。
この第2棒状導光部33b内を進行する光Ray2は、図12に示すように、第2棒状導光部33bから板状導光部34に入光する(図12中の斜め上向きの各矢印参照)。その際、第2棒状導光部33b内を進行する光Ray2の一部が補正カットLC1で反射されるため、第2棒状導光部33bから板状導光部34に入光する光の光路(図12中の斜め上向きの各矢印参照)は、第1棒状導光部33aから板状導光部34に入光する光の光路(図12中の斜め下向きの各矢印参照)に対して上下対称となる。
また、第2ネック部NP2(第2肉厚徐変部NP2)の作用により、第2棒状導光部33bから板状導光部34に入光する光の量が当該第2棒状導光部33bの後端部BE33bと前端部FE33bの間の各位置(例えば、図12に示す各位置p9~p16参照)において概ね均一となる。
そして、板状導光部34に入光した第2棒状導光部33bからの光は、板状導光部34の裏面RS34(ドットカットLC2)で内面反射(拡散反射)されて板状導光部34の表面FS34から出射する。その際、板状導光部34の表面FS34から出射する光は、当該表面FS34に形成されたシボEの作用によりさらに拡散される。
以上のように板状導光部34の裏面RS34(ドットカットLC2)で内面反射(拡散反射)された光は、板状導光部34の表面FS34から出光する際、当該表面FS34のシボEによってさらに拡散される。
以上のようにして拡散された光は、第1エクステンション50に形成された各々のスリット51を通過して前方に照射される。
その際、板状導光部34の表面FS34が均一に発光する(均一に発光しているように視認される)。板状導光部34の表面FS34は、第1エクステンション50に形成された各々のスリット51を通して視認される。なお、本明細書で言う「均一」とは、厳密な意味での均一に限らない。すなわち、板状導光部34の表面FS34の輝度が部分的に異なっていても、視覚的に均一に発光していると評価できる限り、「均一」である。
以上のようにしてポジションランプが実現される。
なお、第1光源21a及び第2光源21bを消灯すると、第1エクステンション50に形成された各々のスリット51及び導光体30(板状導光部34)を透してブラケット40の外周面42(黒色又は黒系の色)が視認される。
以上説明したように、本実施形態によれば、板状導光部34が均一に発光する(均一に発光しているように視認される)車両用灯具ユニット10を提供することができる。
これは、板状導光部34の一端縁部EG1及び他端縁部EG2が、一端縁部EG1及び他端縁部EG2以外の板状導光部34より肉厚が薄い第1ネック部NP1及び第2ネック部NP2(薄肉部)を含むことによるものである(図10参照)。
この第1ネック部NP1及び第2ネック部NP2を設ける範囲及び第1ネック部NP1及び第2ネック部NP2の肉厚T4、T5を調整することで、板状導光部34が均一に発光する(均一に発光しているように視認される)ようにすることができる。
また、本実施形態によれば、板状導光部34の裏面RS34に形成される構造物としてV溝ではなくドットカットLC2を用いているため(図13参照)、第1棒状導光部33a及び第2棒状導光部33bから板状導光部34に入光する様々な方向からの光を拡散させて板状導光部34の表面FS34から出射させることができる。
また、本実施形態によれば、ドットカットLC2がランダムに配置されているため(図14及び図15参照)、第1光源21a及び第2光源21bの非点灯時に板状導光部34を透してモアレが視認されるのを抑制することができる。
また、本実施形態によれば、板状導光部34として円筒状レンズ体を用いることで、円筒状レンズ体である板状導光部34が均一に発光する(均一に発光しているように視認される)車両用灯具ユニットを提供することができる。
また、本実施形態によれば、第1棒状導光部33a及び第2棒状導光部33bが上下非対称の形状であっても(図12参照)、補正カットLC1を設けることで、第1棒状導光部33aから板状導光部34に入光する光の光路(図12中の斜め下向きの各矢印参照)と第2棒状導光部33bから板状導光部34に入光する光の光路(図12中の斜め上向きの各矢印参照))とを上下対称とすることができる。その結果、板状導光部34の上下方向の中間に暗部(ダーク部)が発生するのを抑制することができる。
また、本実施形態によれば、上面視で車両前後方向(X軸方向)に延びる基準軸AXに対して所定角度θ1傾斜した状態で車両用灯具ユニット10(導光体30等)が配置されているため(図2参照)、車両正面からの視認性が向上する。θ1は、ポジションランプに求められる照射範囲(基準軸AXを含む鉛直面に対して左45度及び右80度の合計125度)をカバーする角度であればどのような角度であってもよい。なお、中心軸AX30は、導光体30(円筒状レンズ体である板状導光部34)の中心軸(円筒軸)のことである。
また、本実施形態によれば、第1光源21a及び第2光源21bの点灯時と非点灯時の明暗比が高い新規見栄えの車両用灯具ユニット10を実現することができる。
これは、第1光源21a及び第2光源21bの点灯時に第1エクステンション50に形成された各々のスリット51を透して均一に発光する板状導光部34が視認され、一方、第1光源21a及び第2光源21bの非点灯時に第1エクステンション50に形成された各々のスリット51及び板状導光部34を透してブラケット40の黒色又は黒系の色の外周面42が視認されることによるものである。
また、本実施形態によれば、ロービーム用灯具ユニット62(本発明の他の車両用灯具ユニットの一例)の側面がエクステンションとしての機能に加えてランプ(例えば、ポジションランプ)としての機能を兼ねる車両用灯具ユニット10(導光体30等)で覆われた新規見栄えの車両用灯具(図3参照)を実現することができる。
次に、変形例について説明する。
上記実施形態では、本発明の車両用灯具ユニットをポジションランプに適用した例について説明したが、これに限らない。例えば、テールランプ、ストップランプ、バックランプ、サイドマーカーランプ、ターンランプ、DRL(Daytime Running Lamps)ランプにも本発明の車両用灯具ユニットを適用してもよい。
また、上記実施形態では、車両用灯具ユニット10で側面が覆われる他の車両用灯具ユニットとして、ロービーム用灯具ユニット62を用いた例について説明したが、これに限らない。例えば、他の車両用灯具ユニットとして、ハイビーム用灯具ユニット61を用いてもよいし、他の灯具ユニットを用いてもよい。例えば、本発明の車両用灯具ユニットをテールランプに適用する場合、車両用灯具ユニット10で側面が覆われる他の車両用灯具ユニットとして、ストップランプやバックランプを用いてもよい。
また、上記実施形態では、ブラケット40、第1エクステンション50、第2エクステンション52を用いた例について説明したが、これに限らない。例えば、ブラケット40、第1エクステンション50、第2エクステンション52の少なくとも一つを省略してもよい。
また、上記実施形態では、板状導光部34の曲率半径(曲率)が、後端部BE34側と前端部FE34側とで異なる例について説明したが、これに限らない。例えば、板状導光部34の曲率半径(曲率)は、後端部BE34側と前端部FE34側とで同じであってもよい。
次に、第1ネック部NP1(第2ネック部NP2も同様)の変形例について説明する。
図27、図28は、第1ネック部NP1の変形例を表す図である。
上記実施形態では、図25に示すように、第1ネック部NP1の肉厚T4が、第1棒状導光部33aの後端部BE33aから前端部FE33aに向かうに従って、直線的に徐々に厚くなっている例について説明したが、これに限らない。例えば、図27(a)に示すように、第1ネック部NP1の肉厚T4は、第1棒状導光部33aの後端部BE33aから前端部FE33bに向かうに従って、曲線的に徐々に厚くなってもよい。
また、上記実施形態では、板状導光部34の一端縁部EG1の表面FS34に第1溝部GV1を形成することで第1ネック部NP1を形成する例について説明したが、これに限らない。例えば、図27(b)に示すように、板状導光部34の一端縁部EG1の裏面RS34に第1溝部GV1を形成することで第1ネック部NP1を形成してもよい。また、図28(a)に示すように、板状導光部34の一端縁部EG1の表面FS34及び裏面RS34にそれぞれ第1溝部GV1を形成することで第1ネック部NP1を形成してもよい。
なお、第1ネック部NP1を設ける範囲は、図28(a)に示すように、板状導光部34の一端縁部EG1の表面FS34と裏面RS34で異なる場合もあるし、図28(b)に示すように、板状導光部34の一端縁部EG1の表面FS34と裏面RS34で同じ場合もある。図28(a)中、第1ネック部NP1は、板状導光部34の一端縁部EG1の表面FS34のうち範囲A6に設けられ、かつ、裏面RS34のうち範囲A13に設けられている。図28(b)中、第1ネック部NP1は、板状導光部34の一端縁部EG1の表面FS34及び裏面RS34のうち範囲A6に設けられている。
図29(a)~図29(c)は、板状導光部34の一端縁部EG1に形成される第1溝部GV1の他の例である。
第1溝部GV1(第2溝部GV2も同様)は、断面が凹状の溝部(例えば、断面が凹曲線を含む溝部。図29(a)参照)であってもよいし、断面が直線状の溝部(例えば、断面が直線を含む溝部。図29(b)参照)であってもよいし、断面が凸状の凹部(例えば、断面が凸曲線を含む溝部)であってもよい。
なお、導光体30の射出成形の際の型抜き(成形性)を考慮すると、第1溝部GV1(及び第2溝部GV2)は、断面が凹状の溝部(図29(a)参照)であるのが望ましい。
次に、導光体30の変形例(以下、導光体30Aという)について説明する。
図17は導光体30Aの側面図、図18は裏面図、図19は正面図である。図20は図17に示す導光体30AのA-A断面図である。図21は、図17に示す導光体30AのB-B断面図である。
図17~図21に示すように、導光体30Aは、入光部31Aと、第1反射面32Aaと、第2反射面32Abと、第1棒状導光部33Aaと、第2棒状導光部33Abと、板状導光部34Aと、を含む。導光体30Aの材料は、例えば、アクリルやポリカーボネイト等の透明樹脂である。
まず、入光部31Aについて説明する。
図21に示すように、入光部31Aは、当該入光部31Aから導光体30Aに入光する光源21Aからの光RayAをコリメートする入光部で、第1棒状導光部33Aaの後端部BE33Aa近傍の導光体30Aの表面FS30Aに配置される(図17参照)。入光部31Aは、光源21Aからの光RayAをコリメートできればよく、どのような構成であってもよい。入光部31Aの光軸AX31Aは、導光体30Aの表面FS30Aに概ね直交する方向に延びている。
次に、光源21Aについて説明する。
図21に示すように、光源21Aは、基板20Aに実装される。光源21Aは、白色光を発光するLED等の半導体発光素子である。光源21Aは、発光面EF21A(例えば、1mm角の矩形の発光面)を備える。
基板20Aは、例えば、アルミ等の金属製基板で、光源21Aが入光部31Aに対して対向した状態で、ネジ止めにより導光体30Aに固定される。
光源21Aの光軸AX21Aは、入光部31Aの光軸AX31Aと一致している。入光部31Aの光軸AX31Aは、発光面EF21Aの中心を通り、かつ、発光面EF21Aに直交する方向に延びている。光源21Aは、入光部31Aから導光体30Aに入光し、第1反射面32Aa及び第2反射面32Abでそれぞれ内面反射され、第1棒状導光部33Aa内を当該第1棒状導光部33Aaの前端部FE33Aaに向けて進行する光Ray1A及び第2棒状導光部33Ab内を当該第1棒状導光部33Aaの前端部FE33Abに向けて進行する光Ray2Aを発光する。
次に、第1反射面32Aa及び第2反射面32Abについて説明する。
図21に示すように、第1反射面32Aaは、平面反射面で、入光部31Aでコリメートされた光源21Aからの光RayAの光路上に配置される。具体的には、第1反射面32Aaは、当該第1反射面32Aaで内面反射された光Ray1Aが第1棒状導光部33Aaの後端部BE33Aaから当該第1棒状導光部33Aaに入光し上向きに進行するように、入光部31Aの光軸AX31Aに対して45度傾斜した姿勢で配置される。
第2反射面32Abは、平面反射面で、入光部31Aでコリメートされた光源21Aからの光Ray2Aの光路上に配置される。具体的には、第2反射面32Abは、当該第2反射面32Abで内面反射された光Ray2Aが第2棒状導光部33Abの後端部BE33Abから当該第2棒状導光部33Abに入光し下向きに進行するように、入光部31Aの光軸AX31Aに対して45度傾斜した姿勢で配置される。
次に、第1棒状導光部33Aa及び第2棒状導光部33Abについて説明する。
図17に示すように、第1棒状導光部33Aa及び第2棒状導光部33Abは、並列に配置されている。
第1棒状導光部33Aaは、後端部BE33Aaから前端部FE33Aaに向かって湾曲部CR1Aを介して直線状に延びた棒状の導光部である。第1棒状導光部33Aaは、第1反射面32Aaで内面反射された光源21Aからの光Ray1Aを後端部BE33Aaから前端部FE33Aaに向けて導光する。
第2棒状導光部33Abは、後端部BE33Abから前端部FE33Abに向かって湾曲部CR2Aを介して直線状に延びた棒状の導光部である。第2棒状導光部33Abは、第2反射面32Abで内面反射された光源21Aからの光Ray2Aを後端部BE33Abから前端部FE33Abに向けて導光する。
図22は図17に示す導光体30AのC-C断面図、図23はD-D断面図である。
図22、図23に示すように、第1棒状導光部33Aa及び第2棒状導光部33Abの断面は、それぞれ、概ね円形である。第1棒状導光部33Aaの肉厚T1(直径)は、例えば、5mmである。第2棒状導光部33Abの肉厚T2(直径)は、例えば、5mmである。
図24は、第1棒状導光部33Aa及び第2棒状導光部33Abから板状導光部34Aに入光する光の光路を表す図である。
図24に示すように、板状導光部34Aには、第1棒状導光部33Aa内を導光される光源21Aからの光Ray1Aが入光する(図24中の斜め下向きの各矢印参照)。なお、図示しないが、板状導光部34Aには、第1棒状導光部33Aaから斜め下向きの各矢印で示す光以外の様々な方向の光も入光する。
また、板状導光部34Aには、第2棒状導光部33Ab内を導光される光源21Aからの光Ray2Aが入光する(図24中の斜め上向きの各矢印参照)。なお、図示しないが、板状導光部34Aには、第2棒状導光部33Abから斜め上向きの各矢印で示す光以外の様々な方向の光も入光する。
なお、第1棒状導光部33Aaと第2棒状導光部33Abとは上下対称の形状であるため(図24参照)、第1棒状導光部33Aaから板状導光部34Aに入光する光の光路(図24中の斜め下向きの各矢印参照)と第2棒状導光部33Abから板状導光部34Aに入光する光の光路(図24中の斜め上向きの各矢印参照)とが上下対称となる。そのため、本変形例の導光体30Aには、補正カットLC1を設けていない。
次に、板状導光部34Aについて説明する。
図17に示すように、板状導光部34Aは、第1棒状導光部33Aaと第2棒状導光部33Abとの間に配置されている。
板状導光部34Aは、後端部BE34Aから前端部FE34Aに向かって延びた平板状レンズ体である(図19、図22、図23参照)。
板状導光部34Aは、正面側に配置される表面FS34Aと、その反対側の背面側に配置される裏面RS34Aと、を含む。
板状導光部34Aの表面FS34Aには、シボEが施されている。シボEは、複数の微小凹凸で、図17中のハッチング範囲A8に施されている。シボEは、主に板状導光部34Aが均一に発光しているように視認させる目的で設けられる。
板状導光部34Aの裏面RS34Aは、第1棒状導光部33Aa及び第2棒状導光部33Abそれぞれから板状導光部34Aに入光する光源21Aからの光を拡散させて板状導光部34Aの表面FS34Aから出射させるための複数の構造物LC2Aを含む。構造物LC2Aは、図18中のハッチング範囲A9に施されている。
構造物LC2Aは、図13に示すのと同様のドット状のレンズカットである。以下、構造物LC2AのことをドットカットLC2Aという。
ドットカットLC2は、図14又は図15に示すのと同様に、ランダムに配置される。これにより、光源21Aの非点灯時に板状導光部34Aを透してモアレが視認されるのを抑制することができる。
板状導光部34Aの肉厚T3(基本肉厚。図22及び図23参照)は、例えば、3.5mmである。
図18に示すように、板状導光部34Aは、第1棒状導光部33Aaの外周面に連結された一端縁部EG1Aと、第2棒状導光部33Abの外周面に連結された他端縁部EG2Aと、を含む。
板状導光部34Aの一端縁部EG1Aは、第1肉厚徐変部NP1Aを含む。第1肉厚徐変部NP1Aは、板状導光部34Aの一端縁部EG1A以外の板状導光部34A(肉厚T3)より肉厚が薄い部分のことである。以下、第1肉厚徐変部NP1Aのことを、第1ネック部NP1Aという。同様に、板状導光部34Aの他端縁部EG2Aは、第2肉厚徐変部NP2Aを含む。第2肉厚徐変部NP2Aは、板状導光部34Aの他端縁部EG2A以外の板状導光部34A(肉厚T3)より肉厚が薄い部分のことである。以下、第2肉厚徐変部NP2Aのことを、第2ネック部NP2Aという。
図22に示すように、第1ネック部NP1Aは、板状導光部34Aの一端縁部EG1Aの裏面RS34Aに第1溝部GV1Aを形成することで形成される肉薄部で、第1棒状導光部33Aaから板状導光部34Aに入光する光の量を調整するために設けられる。第1ネック部NP1A(及び第1溝部GV1A)は、図18中の範囲A10に設けられる。具体的には、第1ネック部NP1A(及び第1溝部GV1A)は、図18中の範囲A10において、第1棒状導光部33Aaに沿って設けられる。
第1ネック部NP1A(及び第1溝部GV1A)を設ける範囲A10及び第1ネック部NP1Aの肉厚T4は、第1棒状導光部33Aaから板状導光部34Aに入光する光の量が当該第1棒状導光部33Aaの後端部BE33Aaと前端部FE33Aaの間の各位置において概ね均一となるように調整されている。この調整は、例えば、所定のシミュレーションソフトウエアを用いて行うことができる。
第1ネック部NP1Aの肉厚T4は、第1棒状導光部33Aaの後端部BE33Aa側と前端部FE33Aa側とで異なる。
例えば、第1棒状導光部33Aaの後端部BE33Aa側の第1ネック部NP1Aの肉厚T4は2mmである。一方、第1棒状導光部33Aaの前端部FE33Aa側の第1ネック部NP2Aの肉厚T4は3.5mmである。そして、第1ネック部NP1Aの肉厚T4は、第1棒状導光部33Aaの後端部BE33Aaから前端部FE33Aaに向かうに従って徐々に厚くなる。例えば、第1ネック部NP1Aの肉厚T4は、第1棒状導光部33Aaの後端部BE33Aaから前端部FE33Aaに向かうに従って、直線的に徐々に厚くなっている。
このように第1ネック部NP1Aの肉厚T4を調整することで(徐変させることで)、第1棒状導光部33Aaから板状導光部34Aに入光する光の量(光量又は強度)を、当該第1棒状導光部33Aaの後端部BE33Aaと前端部FE33Aaの間の各位置において概ね均一とすることができる。その理由は、上記実施形態の第1ネック部NP1の肉厚T4を徐変させる理由と同様であるため、その説明を省略する。
図22に示すように、第2ネック部NP2Aは、板状導光部34Aの他端縁部EG2Aの裏面RS34Aに第2溝部GV2Aを形成することで形成される肉薄部で、第2棒状導光部33Abから板状導光部34Aに入光する光の量を調整するために設けられる。第2ネック部NP2A(及び第2溝部GV2A)は、図18中の範囲A11に設けられる。具体的には、第2ネック部NP2A(及び第2溝部GV2A)は、図18中の範囲A11において、第2棒状導光部33Abに沿って設けられる。
第2ネック部NP2A(及び第2溝部GV2A)を設ける範囲A11及び第2ネック部NP2Aの肉厚T5は、第2棒状導光部33Abから板状導光部34Aに入光する光の量が当該第2棒状導光部33Abの後端部BE33Abと前端部FE33Abの間の各位置において概ね均一となるように調整されている。この調整は、例えば、所定のシミュレーションソフトウエアを用いて行うことができる。
第2ネック部NP2Aの肉厚T5は、第2棒状導光部33Abの後端部BE33Ab側と前端部FE33a側とで異なる。
例えば、第2棒状導光部33Abの後端部BE33Ab側の第2ネック部NP2Aの肉厚T5は2mmである。一方、第2棒状導光部33Abの前端部FE33Ab側の第2ネック部NP2Aの肉厚T5は3.5mmである。そして、第2ネック部NP2Aの肉厚T5は、第2棒状導光部33Abの後端部BE33Abから前端部FE33Abに向かうに従って徐々に厚くなる。例えば、第2ネック部NP2Aの肉厚T5は、第2棒状導光部33Abの後端部BE33Abから前端部FE33Abに向かうに従って、直線的に徐々に厚くなっている。
このように第2ネック部NP2Aの肉厚T5を調整することで(徐変させることで)、第2棒状導光部33Abから板状導光部34Aに入光する光の量(光量又は強度)を、当該第2棒状導光部33Abの後端部BE33Abと前端部FE33Abの間の各位置において概ね均一とすることができる。その理由は、上記実施形態の第1ネック部NP1の肉厚T4を徐変させる理由と同様であるため、その説明を省略する。
本変形例の導光体30Aによっても上記実施形態と同様の効果を奏することができる。
上記各実施形態で示した各数値は全て例示であり、これと異なる適宜の数値を用いることができるのは無論である。
上記各実施形態はあらゆる点で単なる例示にすぎない。上記各実施形態の記載によって本発明は限定的に解釈されるものではない。本発明はその精神または主要な特徴から逸脱することなく他の様々な形で実施することができる。
10…車両用灯具ユニット、20…基板、20A…基板、21A…光源、21a…第1光源、21b…第2光源、30…導光体、30A…導光体、31A…入光部、31a…第1入光部、31b…第2入光部、32Aa…第1反射面、32Ab…第2反射面、32a…第1反射面、32b…第2反射面、33Aa…第1棒状導光部、33Ab…第2棒状導光部、33a…第1棒状導光部、33b…第2棒状導光部、34…板状導光部、34A…板状導光部、35Aa…第1徐変部、35Ab…第2徐変部、35a…第1徐変部、35b…第2徐変部、40…ブラケット、41…環状ブラケット、42…外周面、50…第1エクステンション、51…スリット、52…第2エクステンション、E…シボ、LC1…補正カット、LC2、LC2A…ドットカット、NP1、NP1A…第1ネック部、NP2、NP2A…第2ネック部

Claims (12)

  1. 導光体と、前記導光体内を導光される光を発光する光源と、を備えた車両用灯具ユニットにおいて、
    前記導光体は、前記光源からの光を基端部から先端部に向けて導光する第1棒状導光部と、前記光源からの光を基端部から先端部に向けて導光する第2棒状導光部と、前記第1棒状導光部と前記第2棒状導光部との間に配置された板状導光部と、を含み、
    前記第1棒状導光部及び第2棒状導光部は、並列に配置されており、
    前記板状導光部は、正面側に配置される前面とその反対側の背面側に配置される後面とを含む板状の導光部で、前記第1棒状導光部の外周面に連結された一端縁部と、前記第2棒状導光部の外周面に連結された他端縁部と、を含み、
    前記板状導光部の後面は、前記第1棒状導光部及び前記第2棒状導光部それぞれから前記板状導光部に入光する前記光源からの光を拡散させて前記板状導光部の前面から出射させるための複数の構造物を含み、
    前記板状導光部の前記一端縁部は、前記一端縁部及び前記他端縁部以外の前記板状導光部より肉厚が薄い薄肉部である、前記第1棒状導光部に沿って設けられた第1ネック部を含み、
    前記板状導光部の前記他端縁部は、前記一端縁部及び前記他端縁部以外の前記板状導光部より肉厚が薄い薄肉部である、前記第2棒状導光部に沿って設けられた第2ネック部を含み、
    前記第1棒状導光部及び前記第2棒状導光部は、非対称の形状であり、
    前記第1棒状導光部及び前記第2棒状導光部の少なくとも一方は、前記第1棒状導光部から前記板状導光部に入光する光の光路と前記第2棒状導光部から前記板状導光部に入光する光の光路が対称となるように前記第1棒状導光部及び前記第2棒状導光部の少なくとも一方から前記板状導光部に入光する光の光路を補正する補正カットを含む車両用灯具ユニット。
  2. 前記構造物は、ドット状のレンズカットである請求項1に記載の車両用灯具ユニット。
  3. 前記構造物は、ランダムに配置されている請求項2に記載の車両用灯具ユニット。
  4. 前記板状導光部は、円筒状レンズ体である請求項1から3のいずれか1項に記載の車両用灯具ユニット。
  5. 前記板状導光部は、平板状レンズ体である請求項1から3のいずれか1項に記載の車両用灯具ユニット。
  6. 前記導光体は、前記板状導光部が車両正面から視認されるように、上面視で車両前後方向に延びる基準軸に対して所定角度傾斜した状態で配置されている請求項1からのいずれか1項に記載の車両用灯具ユニット。
  7. 前記板状導光部を透して視認される黒色又は黒系の色の部材をさらに備える請求項1からのいずれか1項に記載の車両用灯具ユニット。
  8. 請求項1からのいずれか1項に記載の車両用灯具ユニットと、
    他の車両用灯具ユニットと、を備え、
    前記車両用灯具ユニットは、前記導光体の裏面と前記他の車両用灯具ユニットの側面とが対向した状態で配置されている車両用灯具。
  9. 前記他の車両用灯具ユニットは、ヘッドランプ用灯具ユニットである請求項に記載の車両用灯具。
  10. 前記一端縁部及び前記他端縁部以外の前記板状導光部の肉厚は、前記第1棒状導光部の肉厚及び前記第2棒状導光部の肉厚より薄く、
    前記第1ネック部の肉厚及び前記第2ネック部の肉厚は、前記一端縁部及び前記他端縁部以外の前記板状導光部の肉厚より薄い請求項1からのいずれか1項に記載の車両用灯具ユニット
  11. 前記第1ネック部は、前記板状導光部の前記一端縁部に、前記第1棒状導光部に沿って延びる溝を形成することにより形成される薄肉部であり、
    前記第2ネック部は、前記板状導光部の前記他端縁部に、前記第2棒状導光部に沿って延びる溝を形成することにより形成される薄肉部である請求項1から7、10のいずれか1項に記載の車両用灯具ユニット
  12. 前記光源は、前記第1棒状導光部の前記基端部側に設けられた第1入光部から入光し、前記第1棒状導光部内を当該第1棒状導光部の前端部に向けて進行する光を発光する第1光源を含み、
    前記第1ネック部の肉厚は、前記第1棒状導光部から前記板状導光部に入光する光の量が当該第1棒状導光部の後端部と前端部との間の各位置において概ね均一となるように調整されている請求項1から7、10、11のいずれか1項に記載の車両用灯具ユニット
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