JP7276976B1 - 搬送装置および搬送方法 - Google Patents
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Abstract
Description
この幅寄せに関連する技術として、特許文献1、特許文献2に記載された媒体搬送装置、紙葉類斜行規制機構がある。
これらの特許文献1、2に記載された装置は、媒体を搬送するとともに、回転するローラを媒体に接触させることによって幅方向への力を作用させることにより幅寄せする機構を採用している。
そこで、厚い媒体を案内面へ寄せるに足る十分に大きな幅寄せ力を媒体へ与えようとすると、薄い媒体に過剰な幅寄せ力を与えることとなって、媒体を曲げてしまうという不具合がある。これに対して、薄い媒体を曲げることなく案内面に寄せる程度に弱い幅寄せ力を与えようとすると、厚い媒体を確実に案内面に沿わせることができないという不具合がある。
しかしながら、前者の対策では、中間の幅寄せ力は、厚さに幅のある種々の媒体へ最適な幅寄せ力を与えることが難しく、後者の対策では、媒体の厚さの検出~検出された厚さに応じた幅寄せ力の設定~当該幅寄せ力を与えるための機構の調整といった処理が必要となって、プリンタ等における媒体の搬送機構の運用が複雑になるという課題がある。
この搬送装置は、駆動軸と、該駆動軸の外周に設けられて一体に回転する第1の回転体と、該第1の回転体と接触する第2の回転体と、該第2の回転体を一端に備え、搬送対象となる媒体に接触して該媒体の面に沿う方向へ移動させる第3の回転体を他端に備え、前記駆動軸と共通の平面内で該平面と交差する回転中心軸を中心として回転自在であって、前記平面に含まれる回転中心軸を中心として回転する従動軸と、を有し、前記第1の回転体と前記第2の回転体との一方は、該一方の回転体と回転中心軸を共通にする球面または円錐面を有し、前記第1の回転体と前記第2の回転体との他方は、該他方の回転体と回転中心軸を共通にする円筒面を有する。
この搬送方法は、駆動軸と従動軸とのいずれか一方に設けた球面または円錐面と、いずれか他方に設けた円筒面との間で回転を伝達する工程と、前記従動軸と一体に回転する円筒面を搬送の対象である媒体に接触させて該媒体を面に沿って移動させる工程と、前記従動軸を自身の回転中心軸と交差する回転中心軸を中心として回転させることにより、前記球面または円錐面の前記円筒面との接触個所の回転半径を変化させる工程と、を有する。
この搬送装置は、駆動軸1と、該駆動軸1の外周に設けられて一体に回転する第1の回転体2と、該第1の回転体2と接触する第2の回転体3と、該第2の回転体3を一端に備え、搬送対象となる媒体Sに接触して該媒体Sの面に沿う方向へ移動させる第3の回転体4を他端に備え、前記駆動軸1と共通の平面内で該平面と交差する軸線Cを中心として回転自在であって、前記平面に含まれる回転中心軸を中心として回転する従動軸5と、を有し、前記第1の回転体2と前記第2の回転体3との一方は、該一方の回転体と回転中心軸を共通にする球面または円錐面6、6’を有し、前記第1の回転体2と前記第2の回転体3との他方は、該他方の回転体と回転中心軸を共通にする円筒面7、7’を有する。
この搬送方法は、駆動軸と従動軸とのいずれか一方に設けた球面または円錐面と、いずれか他方に設けた円筒面との間で回転を伝達する工程SP1と、前記従動軸と一体に回転する円筒面を搬送の対象である媒体に接触させて該媒体を面に沿って移動させる工程SP2と、前記従動軸を自身の回転中心軸と交差する軸線を中心として回転させることにより、前記球面の前記円筒面との接触個所の回転半径を変化させる工程SP3とを有する。
図3は第1実施形態にかかる搬送装置の要部を上方から見た斜視図であって、この搬送装置は、印刷用紙等の媒体Sを図示しない搬送ローラ等によって図3の矢印A方向へ搬送する。
また、図3の搬送装置は、前記媒体Sを前記矢印Aと直交する矢印B方向(媒体Sの幅方向)へ移動させて、図示しない案内面に沿わせるもので、前記矢印B方向へのいわゆる幅寄せを行うための、駆動軸1、第1の回転体2、第2の回転体3、第3の回転体4、従動軸5を備える。
前記従動軸5は、前記駆動軸1の回転中心軸C1と共通の平面(例えば、媒体Sに対して垂直な平面)に含まれる回転中心軸C2を中心として回転自在に支持され、かつ、該回転中心軸C2と直交する(前記回転中心軸C1、C2が共通して含まれる平面と直交する)軸線Cを中心として回動可能に支持されている。
前記従動軸5は、例えば、図6に示す支持機構により支持されている。すなわち、前記従動軸5は全体としてC字状をなす軸受け部11によって回転中心軸C2を中心として回転自在に支持され、この軸受け部11は、両基端部からそれぞれ外方へ突出して設けられた支持軸12によって軸線Cを中心として回動自在に支持されている。
また前記従動軸5は、自身に作用する重力によって軸線C回りに生じるモーメント(図4の反時計回りのモーメント)によって、あるいは、前記従動軸5の支持軸12にねじりばね等によって与えられる弾性力によって、前記第2の回転体3を第1の回転体2に押し付けるよう構成されている。
前記駆動軸1が回転すると、これと一体の前記第1の回転体2が回転し、この第1の回転体2と接触する第2の回転体3に摩擦力によって回転が伝達される。ここで、前記従動軸5には、図4における反時計回りのモーメントが与えられていることから、前記第2の回転体3が第1の回転体2へ付勢されることとなり、第1の回転体2から第2の回転体3へ摩擦によって回転が伝達される。また前記モーメントにより、前記従動軸5の他端の第3の回転体4の回転が媒体S1へ伝達され、この回転によって媒体S1へ幅寄せ方向(図4の紙面と直交する方向)への力が生じ、媒体S1が図示しない案内面に押し付けられる。
この回転数の増加により、媒体S2を幅寄せする力が小さくなり、比較的薄い媒体S2を幅寄せ力によって屈曲させるような不具合を生じ難くなる。
この第2実施形態では、第1の回転体2Aが球面状の凹部6Aを有する。また第2の回転体3Aは、円筒面7Aを有する。
2 第1の回転体
3 第2の回転体
4 第3の回転体
5 従動軸
6、6’ 球面
6A 凹部(球面)
7、7’、7A 円筒面
11 軸受け部
12 支持軸
C 軸線
C1、C2 回転中心軸
S、S1、S2 媒体
Claims (7)
- 駆動軸と、
該駆動軸の外周に設けられて一体に回転する第1の回転体と、
該第1の回転体と接触する第2の回転体と、
該第2の回転体を一端に備え、搬送対象となる媒体に接触して該媒体の面に沿う方向へ移動させる第3の回転体を他端に備え、前記駆動軸と共通の平面内で該平面と交差する軸線を中心として回転自在であって、前記平面に含まれる回転中心軸を中心として回転する従動軸と、
を有し、
前記第1の回転体と前記第2の回転体との一方は、該一方の回転体と回転中心軸を共通にする球面または円錐面を有し、前記第1の回転体と前記第2の回転体との他方は、該他方の回転体と回転中心軸を共通にする円筒面を有する、
搬送装置。 - 前記第1の回転体が円筒面を有し、前記第2の回転体が該円筒面に接触する凸状の球面を有する、
請求項1に記載の搬送装置。 - 前記第1の回転体が凹状の球面を有し、前記第2の回転体が該球面に接触する円筒面を有する、
請求項1に記載の搬送装置。 - 前記駆動軸は、前記媒体の上面との間に所定の間隔をおいて配置され、
前記従動軸は、前記駆動軸と前記媒体との間に配置された、
請求項1~3のいずれか1項に記載の搬送装置。 - 前記第1の回転体、第2の回転体、第3の回転体は、前記駆動軸、従動軸を構成する材料より摩擦係数が大きい材料により構成された、
請求項1~4のいずれか1項に記載の搬送装置。 - 駆動軸と従動軸とのいずれか一方に設けた球面と、いずれか他方に設けた円筒面との間で回転を伝達する工程と、
前記従動軸と一体に回転する円筒面を搬送の対象である媒体に接触させて該媒体を面に沿って移動させる工程と、
前記従動軸を自身の回転中心軸と交差する他の回転中心軸を中心として回転させることにより、前記駆動軸と従動軸とのいずれか一方に設けた球面と、いずれか他方に設けた円筒面との接触個所の回転半径を変化させる工程と、
を有する搬送方法。 - 前記従動軸は、その一端で前記駆動軸から回転が伝達され、その他端で前記媒体と接触するとともに、該媒体との接触によって、前記従動軸の自身の回転中心軸と交差する他の回転中心軸を中心として回転する、
請求項6に記載の搬送方法。
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