JP7275655B2 - 媒体給送装置、画像読取装置 - Google Patents
媒体給送装置、画像読取装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7275655B2 JP7275655B2 JP2019036493A JP2019036493A JP7275655B2 JP 7275655 B2 JP7275655 B2 JP 7275655B2 JP 2019036493 A JP2019036493 A JP 2019036493A JP 2019036493 A JP2019036493 A JP 2019036493A JP 7275655 B2 JP7275655 B2 JP 7275655B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- medium
- feeding
- roller
- document
- spring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Controlling Sheets Or Webs (AREA)
- Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
Description
特許文献1には、その様な非アクティブ方式及びアクティブ方式の分離ローラーを備えた構成が開示されている。尚、特許文献1では、分離ローラーはブレーキローラーと称されている。
またこのとき、アクティブ方式の分離ローラーでは停止していた分離ローラーが逆回転する場合があり、このとき分離ローラーで堰き止められている原稿の先端には分離ローラーの逆回転力が作用する。
前記給送ローラーとの間で媒体をニップして分離を行う分離ローラーと、前記分離ローラーに対し、前記分離ローラーが媒体を給送方向の下流に送る第1回転方向とは逆の第2回転方向に駆動トルクを付与するモーターと、前記分離ローラーに対して前記第1回転方向に掛かる回転トルクが所定のトルク上限値を越えた場合に、前記分離ローラーを前記駆動トルクに拘わらず前記第1回転方向に空転させるトルクリミッターと、前記モーターを制御する制御手段と、を備え、前記制御手段は、先行媒体及びこれに続く後続媒体の給送を含む給送動作において前記モーターの駆動を停止する停止期間を設け、前記停止期間には、前記先行媒体の後端が前記給送ローラーと前記分離ローラーとのニップ位置を抜けるタイミングが含まれることを特徴とする。
第1の態様に係る媒体給送装置は、
媒体を給送する給送ローラーと、
前記給送ローラーとの間で媒体をニップして分離を行う分離ローラーと、前記分離ローラーに対し、前記分離ローラーが媒体を給送方向の下流に送る第1回転方向とは逆の第2回転方向に駆動トルクを付与するモーターと、前記分離ローラーに対して前記第1回転方向に掛かる回転トルクが所定のトルク上限値を越えた場合に、前記分離ローラーを前記駆動トルクに拘わらず前記第1回転方向に空転させるトルクリミッターと、前記モーターを制御する制御手段と、を備え、前記制御手段は、先行媒体及びこれに続く後続媒体の給送を含む給送動作において前記モーターの駆動を停止する停止期間を設け、前記停止期間には、前記先行媒体の後端が前記給送ローラーと前記分離ローラーとのニップ位置を抜けるタイミングが含まれることを特徴とする。
しかし本態様によれば、前記分離ローラーに駆動トルクを付与するモーターを制御する制御手段は、先行媒体及びこれに続く後続媒体の給送を含む給送動作において前記モーターの駆動を停止する停止期間を設け、前記停止期間には、前記先行媒体の後端が前記給送ローラーと前記分離ローラーとのニップ位置を抜けるタイミングが含まれる。従って前記ニップ位置から先行媒体の後端が抜ける際に、前記分離ローラーで堰き止められている媒体の先端にはキックバック現象による戻り力が作用するものの、前記分離ローラーの逆回転による戻り力の作用は回避できる。これにより、前記分離ローラーで堰き止められている媒体の先端のめくれを抑制できる。
本態様によれば、前記ニップ位置より上流において媒体の給送方向と交差する方向である媒体幅方向に間隔を空けて複数設けられ、前記媒体束のうち少なくとも前記最下位の媒体より上位の媒体の先端と接して当該先端の前記分離ローラーへの接触を規制する規制部を備えるので、前記媒体載置部に載置された媒体の束の先端が前記分離ローラーの外周面に当接することに起因する上記課題の発生を抑制することができる。
本態様によれば、前記規制部は、媒体給送方向と交差する方向である媒体幅方向において前記分離ローラーの両側に位置しているので、前記規制部により堰き止められる媒体の傾きを抑制できる。
本態様によれば、種々の分離条件を設けることで、より一層媒体の種類に適した給送を行うことができる。
本態様によれば、前記操作部は、筐体の外面から操作可能に設けられるので、前記操作部を容易に操作することができる。
本態様では、前記媒体載置部に載置された媒体束が所定の厚み未満の場合、前記第1ばねのばね力が前記ニップ部材に作用するとともに前記第2ばねのばね力が前記ニップ部材に作用せず、前記媒体載置部に載置された媒体束が前記所定の厚み以上の場合、前記第1ばねのばね力と前記第2ばねのばね力の双方が前記ニップ部材に作用するので、上述した装置構成において媒体セット枚数が少ない状態での重送を抑制し、且つ、媒体セット枚数が多い状態での不送りを抑制することができる。
これに対し本態様によれば、前記媒体載置部に載置された媒体束の厚みが変化すると、前記第1腕部と前記第2腕部との成す角度と、前記第1腕部が前記ニップ部材に付与する前記ばね力の作用方向と、前記ニップ部材が前記給送ローラーに進出する方向との成す角度と、前記第1腕部が前記ニップ部材に前記ばね力を付与する位置と前記ねじりばねの中心位置との間の距離と、のこれらが変化するので、前記ニップ部材が媒体を前記給送ローラーに向けて押圧する力が、単純に媒体セット枚数に依存しなくなる。従って、前記ニップ部材が媒体を前記給送ローラーに向けて押圧する力の設定の自由度が向上し、最適な給送条件を設定できる。
本態様によれば、前記ニップ位置より上流において媒体の給送方向と交差する方向である媒体幅方向に間隔を空けて複数設けられ、前記媒体束のうち少なくとも前記最下位の媒体より上位の媒体の先端と接して当該先端の前記分離ローラーへの接触を規制する規制部を備えるので、前記媒体載置部に載置された媒体の束の先端が前記分離ローラーの外周面に当接することに起因する上記課題の発生を抑制することができる。
本態様によれば、前記規制部は、媒体給送方向と交差する方向である媒体幅方向において前記分離ローラーの両側に位置しているので、前記規制部により堰き止められる媒体の傾きを抑制できる。
本態様によれば、画像読取装置において、上述した第1から第12の態様のいずれかと同様な作用効果が得られる。
以下、本実施形態に係る媒体給送装置及び画像読取装置の一実施形態について図面に基づき説明する。本実施形態では画像読取装置の一例として、媒体の一例である原稿(以下、原稿Pと言う)の表面及び裏面の少なくとも一面を読み取り可能なドキュメントスキャナー(以下、単にスキャナー1Aと称する)を例に挙げる。
スキャナー1Aは、原稿Pの画像を読み取る読取部20(図2)を内部に備える装置本体2を備えている。
装置本体2は、下部ユニット3及び上部ユニット4を備えて構成されている。上部ユニット4は下部ユニット3に対して下流を回動支点として開閉可能に設けられており、上部ユニット4を装置前面方向に回動して開き、原稿Pの原稿搬送経路を露呈させて原稿Pのジャムの処理を容易に行うことができる様に構成されている。
また、原稿載置部11には、原稿Pの原稿幅方向の側縁をガイドする一対のエッジガイド、即ち第1エッジガイド12A及び第2エッジガイド12Bが設けられている。第1エッジガイド12A及び第2エッジガイド12Bは、原稿Pの側縁をガイドするガイド面U1、U2をそれぞれ備えている。
上部ユニット4の上部には装置本体2内部に連なる給送口6が設けられており、原稿載置部11に載置される原稿Pは、給送口6から装置本体2内部に設けられる読取部20に向けて送られる。
また、下部ユニット3の装置前面側には、排出される原稿Pを受ける排紙トレイ5が設けられている。
スキャナー1Aは、原稿給送装置1Bを備えている。原稿給送装置1Bは、大略的にはスキャナー1Aにおいて原稿給送に係る構成要素、具体的には原稿載置部11、エッジガイド12、給送ローラー14、分離ローラー15等で構成される。原稿給送装置1Bは、別の観点では、スキャナー1Aから原稿読み取りに係る機能、具体的には後述する読取部20を省いた装置と捉えることもできる。或いは、読取部20を備えていても、原稿給送の観点に着目すれば、スキャナー1Aそのものが原稿給送装置と捉えることもできる。
図2において符号Tで示す実線は、原稿給送経路、即ち原稿Pの通過軌跡を示している。原稿給送経路Tは、下部ユニット3と、上部ユニット4とによって挟まれた空間である。尚、原稿給送経路Tは、原稿載置部11から搬送ローラー対16に至る経路と定義することができる為、図2では搬送ローラー対16より下流の原稿搬送経路は破線で示している。
尚、給送ローラー14の上流には、原稿載置部11上に原稿Pが存在するか否かを検出する為の載置検出部33が設けられている。
尚、給送ローラー14と分離ローラー15については後に詳述する。
給送ローラー14及び分離ローラー15によりニップされて下流に給送された原稿Pは搬送ローラー対16にニップされて、搬送ローラー対16の下流に位置する読取部20に搬送される。
制御部40(図3)は、上述した第1原稿検出部31及び第2原稿検出部32により、原稿給送経路Tにおける原稿Pの位置を把握することができる。
排出ローラー対17は、搬送ローラー用モーター46(図3)により回転駆動される排出駆動ローラー17aと、従動回転する排出従動ローラー17bとを備えて成る。
図3において、制御手段としての制御部40は原稿Pの給送、搬送、排出制御及び読み取り制御を含め、その他スキャナー1A及び原稿給送装置1Bの各種制御を行う。制御部40には操作パネル7からの信号が入力され、また、操作パネル7の表示を制御する為の信号が制御部40から操作パネル7に送信される。
制御部40には、読取部20からの読み取りデータが入力され、また、読取部20を制御する為の信号が制御部40から読取部20に送信される。
制御部40には、重送検出部30、第1原稿検出部31、第2原稿検出部32、載置検出部33、のこれら検出手段からの信号も入力される。
またスキャナー1Aは外部コンピュータ100と接続可能に構成されており、制御部40には、外部コンピュータ100から情報が入力される。
給送ローラー14は、本実施形態では図7及び図8に示す様に、原稿幅方向において間隔を空けて2つ配置されている。図7及び図8では一方の給送ローラーを符号14Aで、他方の給送ローラーを符号14Bで、それぞれ示している。給送ローラー14A、14Bは、原稿幅方向における原稿Pの中心位置に対して対称となる位置に配置されている。
同様に分離ローラー15も、原稿幅方向に間隔を空けて2つ配置されている。図7及び図8では一方の分離ローラーを符号15Aで、他方の分離ローラーを符号15Bで、それぞれ示している。分離ローラー15A、15Bは、原稿幅方向における原稿Pの中心位置に対して対称となる位置に配置されている。
以降では給送ローラー14A、14Bを特に区別する必要がない場合は単に給送ローラー14と称し、同様に分離ローラー15A、15Bを特に区別する必要がない場合は単に分離ローラー15と称する。
同様に給送ローラー用モーター45の回転方向についても、原稿Pを下流に送る際の回転方向を正回転方向と称し、その逆の回転方向を逆回転方向と称する。
例えば、原稿Pの先端が搬送ローラー対16の下流に配置された第2原稿検出部32で検出されると、制御部40は、給送ローラー用モーター45の駆動を停止し、搬送ローラー用モーター46のみを駆動する。これにより原稿Pは搬送ローラー対16により搬送され、そして給送ローラー14は搬送される原稿Pに接して正回転方向に従動回転する。
以降では、分離ローラー15が給送ローラー14の回転或いは給送される原稿Pに追従して従動回転する方向(第1回転方向)を正回転方向と称し、その逆の回転方向(第2回転方向)を逆回転方向と称する。
同様に分離ローラー用モーター51の回転方向についても、分離ローラー15を正回転方向に回転させようとする際の回転方向を正回転方向と称し、その逆の回転方向を逆回転方向と称する。
原稿Pの給送動作中、基本的に分離ローラー用モーター51は逆回転しており、即ち分離ローラー15を逆回転させる様な駆動トルクを発生させている。
図4において分離ローラー用モーター51の駆動力は歯車群52を介して切り換え手段55に伝達される。切り換え手段55は伝達歯車59を有し、伝達歯車59は被伝達歯車60に対して噛合状態と非噛合状態とを切り換えることができる。
図12の上の図は、図10の中央の図に示す、操作部75aが第1ポジションをとる状態の図であり、この状態ではカム部58がカムフォロワ部56aと非係合状態にあり、伝達歯車59は被伝達歯車60と噛合し、切り換え手段55は分離ローラー用モーター51から分離ローラー15へ駆動力が伝達可能な第1状態となる。
図12の下の図は、図10の下の図に示す、操作部75aが第3ポジションをとる状態の図であり、この状態ではカム部58がカムフォロワ部56aと係合状態にあり、伝達歯車59は被伝達歯車60から離間し、切り換え手段55は分離ローラー用モーター51から分離ローラー15へ駆動力を伝達しない第2状態となる。
尚、操作部75aが第1ポジションから、図10の上の図に示す第2ポジションに切り換わると、カム部58は図12の上の図の状態から図12における反時計回り方向に回動する為、カム部58はカムフォロワ部56aとの非係合状態が維持され、即ち切り換え手段55は分離ローラー用モーター51から分離ローラー15へ駆動力が伝達可能な第1状態が維持される。
分離ローラー15は、図4に示す分離ローラーホルダー65に支持されている。この分離ローラーホルダー65は、軸68を中心に揺動可能に設けられ、揺動することで、分離ローラー15を給送ローラー14に対して進退させる。尚、軸68は、軸54と中心軸線を共通にしている。
ばね保持部材67は、軸66を中心に揺動可能に設けられている。
カム部材69は、図11に示す様にカム部69aを有しており、このカム部69aが、ばね保持部材67と係合する。
これにより、分離ローラー15による原稿Pの分離作用は、相対的に弱くなる。以下、この状態つまり図11の上の図に示す状態での原稿給送を「ソフト分離モード」と称する。また、図11の中央の図に示す状態での原稿給送を「通常分離モード」と称する。
操作部75aが第1ポジションをとると、切り換え手段55(図12)は分離ローラー用モーター51から分離ローラー15へ駆動力が伝達可能な第1状態をとり、分離ローラー15による原稿分離がなされる分離モードとなる。またこの分離モードは、分離ローラー15を給送ローラー14に向けて押圧する押圧力が通常となる通常分離モードとなる(図11の中央の図)。
操作部75aが第2ポジションをとると、切り換え手段55(図12)は分離ローラー用モーター51から分離ローラー15へ駆動力が伝達可能な第1状態をとり、分離ローラー15による原稿分離がなされる分離モードとなる。またこの分離モードは、分離ローラー15を給送ローラー14に向けて押圧する押圧力が通常分離モードより低いソフト分離モードとなる(図11の上の図)。
操作部75aが第3ポジションをとると、切り換え手段55(図12)は分離ローラー用モーター51から分離ローラー15へ駆動力を伝達しない第2状態をとり、分離ローラー15による原稿分離がなされない非分離モードとなる。このときに分離ローラー15を給送ローラー14に向けて押圧する押圧力は、上述した通常分離モードと同じになる。
そこで本実施形態では、原稿束先端の分離ローラー15への接触を規制する規制部が設けられている。
規制部材80は、本実施形態では2つの規制部80aを備えている。規制部材80は、図7及び図8に示すばね81により、上方向即ち規制部80aが原稿給送経路から離れる方向に押圧されているとともに、図6に示す様にカム部材69によって上方向への移動が規制される被規制部80bを備えている。
操作部75aが第2ポジション(図10の上の図)をとると、規制部80aは下に位置する。即ちソフト分離モードでは、規制部80aは下に位置する。
操作部75aが第3ポジション(図10の下の図)をとると、規制部80aは上に位置する。即ち非分離モードでは、規制部80aは上に位置する。
規制部80aが最も上に位置する状態では、図9の上の図に示す様に、原稿載置部11に載置された原稿束の先端が分離ローラー15の外周面に接していると、分離ローラー15の外周面の変形と相俟って、分離ローラー15を給送ローラー14に押し付ける作用が生じ、その結果分離ローラー15が給送ローラー14に接する力が過剰となって重送が生じる虞がある。
尚、分離ローラー15の外周面に接した原稿先端が分離ローラー15を給送ローラー15に押し付ける力は、原稿先端が分離ローラー15の回転中心より下側の範囲Uに位置する場合に発生する。
図9において符号Naで示す範囲は分離ローラー15と給送ローラー14とのニップ領域であり、本実施形態において規制部80aはニップ領域Naより上流に位置し、また、原稿幅方向では図6及び図7に示す様に原稿幅方向に間隔を空けて複数設けられている。
規制部80aは、原稿束のうち少なくとも最下位の原稿Paを除く上位の原稿の先端と接して当該先端の分離ローラー15への接触を規制する。これにより、分離ローラー15が給送ローラー14に接する力が過剰となることを回避でき、重送を抑制できる。
このため、原稿Pが薄手の用紙の場合、操作部75a(図1、図4等)を第2ポジションに切り換え、ソフト分離モードとする。これにより、規制部80aは図9の下の図で示す様に最も下に位置し、原稿束の殆どが分離ローラー15に当接しなくなる。これにより、上述した重送の発生を抑制できる。
尚この状態では、給送経路を側視して規制部80aの先端(下端)は給送ローラー14と重なっているが、原稿Pは薄手の用紙であるため、最下位の原稿Pは変形によって図9の下の図で示す様に規制部80aの下を通ることができ、給送ローラー14と分離ローラー15とのニップ領域Naに到達することができる。
またソフト分離モードでは、分離ローラー15が給送ローラー14に押圧される押圧力は弱められるので、このことによって薄手の原稿Pの先端めくれの発生を抑制できる。
先ず、図5に示す様に原稿幅方向において2つの分離ローラー15A、15Bの間には、剛性付与部材87が設けられている。
剛性付与部材87は、図9に示す揺動軸87aを中心に揺動可能に設けられているとともに、不図示の押圧手段の一例であるばねによって原稿給送経路に突出する方向に付勢されている。これにより、給送される原稿Pには原稿幅方向に沿って波打つ様な撓みが形成され、原稿Pには原稿給送方向の剛性が向上し、紙ジャムが抑制される。
図5において符号88で示す部材はセットガイドであり、このセットガイド88は給送開始前は上述した規制部80aより更に上流側にあって、原稿載置部11にセットされる原稿Pの、下流側への入り込みを防止する。給送が開始されると、セットガイド88は不図示の手段によって給送経路から退避可能な状態となる。
第1押圧ばね90は、フレーム79に設けられたばね当接部79aと押さえ部材85との間でばね力を発揮し、第2押圧ばね91は、フレーム79に設けられたばね当接部79bと押さえ部材85との間でばね力を発揮する。
第2押圧ばね91は、押さえ部材85に設けられたばね保持部85aに収容されており、そしてばね保持部85aの上部に設けられた開口部85bを介してばね当接部79bがばね保持部85aに入り込む状態になると、第2押圧ばね91が、ばね当接部79bと押さえ部材85との間でばね力を発揮する。
原稿Pの枚数が多くなると、図14に示すようにばね当接部79bは開口部85bに入り込みはじめ、そして更に原稿Pの枚数が多くなると、図15に示す様にばね当接部79bが開口部85bを介してばね保持部85aに入り込み、第2押圧ばね91がばね力を発揮するようになる。
尚、図13~図15において左の図は、右の図におけるG-G断面図である。
即ち、原稿給送の失敗には主として二つのパターンがあり、一つは重送、もう一つは不送りである。重送を招く要因には、分離ローラー15と原稿Pとの間の摩擦力不足、分離ローラー15のトルク不足、押さえ部材85による原稿押さえに起因する原稿間の摩擦力増加、などが挙げられる。また不送りを招く要因には、給送ローラー14と最下位の原稿Pとの間の摩擦力不足、最下位の原稿Pと原稿載置部11との間の摩擦力増加、などが挙げられる。従って重送防止と不送り防止の両立は、上述した種々の要因を総合的に考慮する必要がある。
本実施形態においては、押さえ部材85による原稿押さえ力と原稿セット枚数つまり原稿束の厚みとの関係において、原稿枚数が少ない場合に押さえ部材85による原稿押さえ力が大きくなると重送領域に入り、原稿枚数が多い場合に押さえ部材85による原稿押さえ力が不足すると不送り領域に入ることが判明している。
図16において制御部40(図3)は、原稿給送指令を受けると、図3に示す全てのモーターを駆動し、全ローラーの回転を開始する(ステップS101、図18のタイミング(a-1))。
次いで制御部40は、給送する原稿Pの先端を第1原稿検出部31によって検出すると(ステップS102においてYes)、分離ローラー15の駆動を停止する(ステップS103、図18のタイミング(b-1))。図17の上の図は、先行する原稿P1の先端が第1原稿検出部31による原稿検出位置31sに到達した状態を示している。
図17の下の図は、先行する先行する原稿P1の後端が第1原稿検出部31による原稿検出位置31sに到達した状態を示している。
即ち、上述した制御を実施せず、分離ローラー15に対して常に逆回転方向の駆動トルクを付与していると、先行する原稿P1の後端が分離ローラー15及び給送ローラー14によるニップ位置から抜ける際、分離ローラー15で堰き止められている原稿P2の先端にキックバック現象による戻り力と分離ローラー15の逆回転による戻り力との双方が一度に作用し、原稿P2の先端にめくれが生じてしまう場合がある。
しかし上述した制御によれば、先行する原稿P1及びこれに続く後続の原稿P2の給送を含む給送動作において、分離ローラー用モーター51の駆動を停止する停止期間を設けている(ステップS103)。そしてその停止期間には、先行する原稿P1の後端が給送ローラー14と分離ローラー15とのニップ位置を抜けるタイミング(図18のタイミング(e-1))が含まれている。
従って先行する原稿P1の後端が上記ニップ位置から抜ける際に、分離ローラー15で堰き止められている後続の原稿P2の先端にはキックバック現象による戻り力が作用するものの、分離ローラー15の逆回転による戻り力の作用は回避できる。これにより、後続の原稿P2の先端のめくれを抑制できる。
分離ローラー15と給送ローラー14とのニップ位置より下流に設けられた第1原稿検出部31を下流検出手段として、前記ニップ位置より上流に、原稿Pの通過の検出に用いる上流検出手段を設ける。
この様な上流検出手段は、例えば図19に示す様に、従動ローラー93と、この従動ローラー93の回転を検出するロータリーエンコーダー94と、を備えて構成することができる。制御部40は、ロータリーエンコーダー90が従動ローラー93の回転を検出していれば、原稿Pが下流側に送られていると判断でき、そしてその回転が停止すれば、下流側に送られている原稿Pの後端が従動ローラー93の位置を通過したことを検知できる。
そして制御部40は、先行する原稿P1の後端の通過をロータリーエンコーダー94により検出してから、先行する原稿P1の後端の通過を上記ニップ位置の下流に位置する第1原稿検出部31によって検出するまでの間を、分離ローラー14の駆動を停止する停止期間とする。
これにより、先行する原稿P1の後端が上記ニップ位置を抜けるタイミングを、上記停止期間に確実に含めることができる。
この様に制御することによっても、先行する原稿P1の後端が上記ニップ位置を抜けるタイミングを、上記停止期間に確実に含めることができる。
図20及び図21において押さえ部材には符号95を付している。押さえ部材95は、原稿Pを押さえる押さえ部95aを備えるとともに、給送ローラー14に対して進退する方向に延びる被ガイド部95bを有している。被ガイド部95bは、ガイド部96によって給送ローラー14に対して進退する方向にガイドされる。
また、原稿束の厚みが厚くなるに従い、第1腕部97aが押さえ部材95に付与するばね力Fの作用方向と、押さえ部材95が給送ローラー14に進出する方向との成す角度βが大きくなり、ばね力Fの作用方向が、押さえ部材95が給送ローラー14に進出する方向とは離れていく。これは、上記の分力Fvの観点では、分力Fvを小さくする方向に作用する。
また、原稿束の厚みが厚くなるに従い、被押圧部95cと第1腕部97aとの接触位置から、ねじりばね97の中心位置までの距離Lも長くなる。これは、上記の分力Fvの観点では、分力Fvを小さくする方向に作用する。
図22において縦軸Gは最下位の原稿Pが給送ローラー14に接する際の荷重であり、横軸Nは原稿束の厚みを示している。N1は原稿束の厚みNが最小を示し、N2は原稿束の厚みNが最大を示している。尚、荷重Gは、上述の分力Fvに原稿束の自重を加えたものに相当する。
実線で表す直線M1は、原稿束の厚みNに拘わらず荷重Gが一定になる場合であり、一点鎖線で表す直線M2は原稿束の厚みNが増加するに従って荷重Gが増加する場合であり、二点鎖線で表す直線M3は原稿束の厚みNが増加するに従って荷重Gが減少する場合である。押圧手段を単純なコイルばねで構成した場合、この様な荷重設定はできないが、本実施形態の様なねじりばね97によれば、荷重設定の自由度が向上する。尚、図20及び図21に示す実施形態では、原稿束の厚みNと荷重Gとの関係は、直線M3となる。
尚、原稿束の自重は、原稿束の密度によって変化し、具体的には原稿Pが用紙である場合には坪量によって変化する。従って、重送し易い用紙や不送りが生じ易い用紙に着目し、また、重送と不送りのいずれが顕著に生じるかに着目して、原稿束の厚みNと荷重Gとの関係を設定することが好ましい。
Claims (8)
- 媒体を給送する給送ローラーと、
前記給送ローラーとの間で媒体をニップして分離を行う分離ローラーと、
前記分離ローラーに対し、前記分離ローラーが媒体を給送方向の下流に送る第1回転方向とは逆の第2回転方向に駆動トルクを付与するモーターと、
前記分離ローラーに対して前記第1回転方向に掛かる回転トルクが所定のトルク上限値を越えた場合に、前記分離ローラーを前記駆動トルクに拘わらず前記第1回転方向に空転させるトルクリミッターと、
前記モーターを制御する制御手段と、を備え、
前記制御手段は、先行媒体及びこれに続く後続媒体の給送を含む給送動作において前記モーターの駆動を停止する停止期間を設け、
前記停止期間には、前記先行媒体の後端が前記給送ローラーと前記分離ローラーとのニップ位置を抜けるタイミングが含まれ、
前記給送ローラーは、給送前の媒体を載置する媒体載置部に載置された媒体束のうち、最下位の媒体に接触して回転することにより前記最下位の媒体を給送する構成であり、
前記ニップ位置より上流において媒体の給送方向と交差する方向である媒体幅方向に間隔を空けて複数設けられ、前記媒体束のうち少なくとも前記最下位の媒体より上位の媒体の先端と接して当該先端の前記分離ローラーへの接触を規制する規制部を備え、
前記規制部は、媒体給送方向と交差する方向である媒体幅方向において前記分離ローラーの両側に位置し、
前記規制部は、前記媒体束の厚み方向に沿って変位可能に設けられ、
ユーザーにより操作を行う操作部と、
前記操作部の動きを前記規制部の変位に変換する動作変換手段と、
を備える、
ことを特徴とする媒体給送装置。 - 請求項1に記載の媒体給送装置において、前記ニップ位置より前記給送方向の下流に位置し、媒体の通過の検出に用いる第1検出手段と、
前記第1検出手段より前記給送方向の下流に位置し、媒体を下流に送る送りローラーと、
前記送りローラーより前記給送方向の下流に位置し、媒体の通過の検出に用いる第2検出手段と、を備え、
前記制御手段は、前記第2検出手段により前記先行媒体の先端の通過を検出してから、前記第1検出手段により前記先行媒体の後端の通過を検出するまでの間を含む期間を、前記停止期間とする、
ことを特徴とする媒体給送装置。 - 請求項1または請求項2に記載の媒体給送装置において、前記操作部は、第1ポジション、第2ポジション、第3ポジション、のこれらを切り換え可能であり、
前記モーターから前記分離ローラーへ前記モーターの駆動力を伝達可能な第1状態と前記駆動力を伝達しない第2状態とを切り換え可能な切り換え手段を備え、
前記操作部が前記第1ポジションをとる場合、前記規制部は、先端部が媒体給送経路を側視して前記給送ローラーと重ならない位置にあり、前記切り換え手段は、前記第1状態をとり、
前記操作部が前記第2ポジションをとる場合、前記規制部は、先端部が媒体給送経路を側視して前記給送ローラーと重なる位置にあり、前記切り換え手段は、前記第1状態をとり、
前記操作部が前記第3ポジションをとる場合、前記規制部は、先端部が媒体給送経路を側視して前記給送ローラーと重ならない位置にあり、前記切り換え手段は、前記第2状態をとる、
ことを特徴とする媒体給送装置。 - 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の媒体給送装置において、前記操作部は、筐体の外面から操作可能に設けられる、
ことを特徴とする媒体給送装置。 - 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の媒体給送装置において、前記媒体載置部に載置された媒体を前記給送ローラーとの間でニップする、前記給送ローラーに対して進退可能なニップ部材と、
前記ニップ部材を前記給送ローラーに向けて押圧する押圧手段と、を備え、
前記押圧手段は、前記ニップ部材を前記給送ローラーに向けて押圧する第1ばねと、
前記ニップ部材を前記給送ローラーに向けて押圧する第2ばねと、を備え、
前記媒体載置部に載置された媒体束が所定の厚み未満の場合、前記第1ばねのばね力が前記ニップ部材に作用するとともに前記第2ばねのばね力が前記ニップ部材に作用せず、
前記媒体載置部に載置された媒体束が前記所定の厚み以上の場合、前記第1ばねのばね力と前記第2ばねのばね力の双方が前記ニップ部材に作用する、
ことを特徴とする媒体給送装置。 - 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の媒体給送装置において、前記媒体載置部に載置された媒体を前記給送ローラーとの間でニップする、前記給送ローラーに対して進退可能なニップ部材と、
前記ニップ部材を前記給送ローラーに向けて押圧する押圧手段と、を備え、
前記押圧手段は、前記ニップ部材を前記給送ローラーに向けて押圧するねじりばねを備え、
前記ねじりばねは、前記ニップ部材に前記ねじりばねのばね力を付与する第1腕部と、
固定的に設けられるばね当接部に当接する第2腕部と、を備え、
前記媒体載置部に載置された媒体束の厚みが変化すると、
前記第1腕部と前記第2腕部との成す角度と、
前記第1腕部が前記ニップ部材に付与する前記ばね力の作用方向と、前記ニップ部材が前記給送ローラーに進出する方向との成す角度と、
前記第1腕部が前記ニップ部材に前記ばね力を付与する位置と前記ねじりばねの中心位置との間の距離と、
のこれらが変化することを特徴とする媒体給送装置。 - 媒体を給送する給送ローラーと、
前記給送ローラーとの間で媒体をニップして分離を行う分離ローラーと、
前記分離ローラーに対し、前記分離ローラーが媒体を給送方向の下流に送る第1回転方向とは逆の第2回転方向に駆動トルクを付与するモーターと、
前記分離ローラーに対して前記第1回転方向に掛かる回転トルクが所定のトルク上限値を越えた場合に、前記分離ローラーを前記駆動トルクに拘わらず前記第1回転方向に空転させるトルクリミッターと、
前記モーターを制御する制御手段と、を備え、
前記制御手段は、先行媒体及びこれに続く後続媒体の給送を含む給送動作において前記モーターの駆動を停止する停止期間を設け、
前記停止期間には、前記先行媒体の後端が前記給送ローラーと前記分離ローラーとのニップ位置を抜けるタイミングが含まれ、
前記給送ローラーは、給送前の媒体を載置する媒体載置部に載置された媒体束のうち、最下位の媒体に接触して回転することにより前記最下位の媒体を給送する構成であり、
前記ニップ位置より上流において媒体の給送方向と交差する方向である媒体幅方向に間隔を空けて複数設けられ、前記媒体束のうち少なくとも前記最下位の媒体より上位の媒体の先端と接して当該先端の前記分離ローラーへの接触を規制する規制部を備え、
前記媒体載置部に載置された媒体を前記給送ローラーとの間でニップする、前記給送ローラーに対して進退可能なニップ部材と、
前記ニップ部材を前記給送ローラーに向けて押圧する押圧手段と、を備え、
前記押圧手段は、前記ニップ部材を前記給送ローラーに向けて押圧するねじりばねを備え、
前記ねじりばねは、前記ニップ部材に前記ねじりばねのばね力を付与する第1腕部と、
固定的に設けられるばね当接部に当接する第2腕部と、を備え、
前記媒体載置部に載置された媒体束の厚みが変化すると、
前記第1腕部と前記第2腕部との成す角度と、
前記第1腕部が前記ニップ部材に付与する前記ばね力の作用方向と、前記ニップ部材が前記給送ローラーに進出する方向との成す角度と、
前記第1腕部が前記ニップ部材に前記ばね力を付与する位置と前記ねじりばねの中心位置との間の距離と、のこれらが変化する、
ことを特徴とする媒体給送装置。 - 媒体を読み取る読み取り手段と、
前記読み取り手段へと前記媒体を給送する、請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の前記媒体給送装置と、
を備えた画像読取装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US16/554,251 US11597617B2 (en) | 2018-08-29 | 2019-08-28 | Medium feeding apparatus, image reading apparatus, and medium feeding method |
CN201910802394.5A CN110872009B (zh) | 2018-08-29 | 2019-08-28 | 介质进给装置、图像读取装置、介质进给方法 |
EP19194031.1A EP3617106B1 (en) | 2018-08-29 | 2019-08-28 | Medium feeding apparatus, image reading apparatus, and medium feeding method |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018160628 | 2018-08-29 | ||
JP2018160628 | 2018-08-29 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020037483A JP2020037483A (ja) | 2020-03-12 |
JP7275655B2 true JP7275655B2 (ja) | 2023-05-18 |
Family
ID=69737493
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019036493A Active JP7275655B2 (ja) | 2018-08-29 | 2019-02-28 | 媒体給送装置、画像読取装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7275655B2 (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003176052A (ja) | 2001-12-10 | 2003-06-24 | Canon Electronics Inc | シート搬送分離装置 |
JP2010143695A (ja) | 2008-12-17 | 2010-07-01 | Canon Inc | シート搬送装置 |
JP2016159988A (ja) | 2015-02-27 | 2016-09-05 | ブラザー工業株式会社 | 搬送装置 |
JP2018016483A (ja) | 2016-07-29 | 2018-02-01 | 株式会社Pfu | 原稿搬送装置、制御方法及び制御プログラム |
-
2019
- 2019-02-28 JP JP2019036493A patent/JP7275655B2/ja active Active
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003176052A (ja) | 2001-12-10 | 2003-06-24 | Canon Electronics Inc | シート搬送分離装置 |
JP2010143695A (ja) | 2008-12-17 | 2010-07-01 | Canon Inc | シート搬送装置 |
JP2016159988A (ja) | 2015-02-27 | 2016-09-05 | ブラザー工業株式会社 | 搬送装置 |
JP2018016483A (ja) | 2016-07-29 | 2018-02-01 | 株式会社Pfu | 原稿搬送装置、制御方法及び制御プログラム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2020037483A (ja) | 2020-03-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5297035B2 (ja) | シート給送装置、スキャナ、プリンタ、ファクシミリ、及び複写機 | |
US8695963B2 (en) | Feeding device and recording apparatus | |
JP6977451B2 (ja) | 媒体給送装置、画像読取装置、記録装置 | |
TWI680932B (zh) | 媒體饋送裝置及圖像讀取裝置 | |
JP5587461B2 (ja) | シート給送装置、スキャナ、プリンタ、ファクシミリ、及び複写機 | |
CN109219569B (zh) | 原稿送给装置 | |
CN110872009B (zh) | 介质进给装置、图像读取装置、介质进给方法 | |
JP7322571B2 (ja) | 画像読取装置 | |
EP1473262B1 (en) | Sheet feeder | |
JP7039944B2 (ja) | 媒体給送装置、画像読取装置 | |
JP7275655B2 (ja) | 媒体給送装置、画像読取装置 | |
JP6696760B2 (ja) | 原稿搬送装置 | |
JP3659168B2 (ja) | 給紙装置及び該給紙装置を備えた記録装置 | |
JP4483638B2 (ja) | 給紙装置 | |
JP2001213539A (ja) | 画像処理装置におけるシート材の供給機構 | |
JP2018184267A (ja) | シート搬送装置 | |
JP2002002992A (ja) | シート材の供給機構 | |
JP7294496B2 (ja) | 画像読取装置 | |
JP7509276B2 (ja) | 画像読取装置 | |
JP2019001594A (ja) | 給送ローラ、及びシート搬送装置、並びに画像読取装置 | |
JP6941491B2 (ja) | シート給送装置、及び画像読取装置 | |
JP2023025446A (ja) | 折り畳みシート搬送装置 | |
JP2022078743A (ja) | シート搬送装置及び画像読取装置 | |
JP2001187652A (ja) | 画像処理装置におけるシート材の供給機構 | |
JP2023025445A (ja) | 折り畳みシート搬送装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20220113 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20221125 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20221207 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230123 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230404 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230417 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7275655 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |