JP7274990B2 - 溶接実績自動採取方法およびシステム - Google Patents

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Description

本開示は、溶接実績自動採取方法および溶接実績自動採取システムに関するものである。
溶接作業を実施する場合、制御装置が溶接ロボットを制御することで、所定の溶接線に沿って溶接を行う。このとき、溶接ロボットによる溶接が適正に実施されているかを確認する必要がある。溶接ロボットによる溶接の適正化は、溶接時の電流値や電圧値を計測することで検出が可能となる。
溶接状態をネットワークにより取得する技術として、例えば、下記引用文献1に記載されたものがある。
特開2000-176648号公報
ところで、例えば、工場で複数の部材を溶接により接続して構造物を製造する場合、複数の箇所で溶接ロボットを作動させる。そのため、複数の溶接ロボットによる溶接が適正に実施されているかを確認しなければならない。従来、1台の溶接ロボットに対して1台の制御装置が接続されており、制御装置ごとに担当の作業者が割り当てられる。そのため、複数の作業者が必要となり、作業工数が増加してしまうという課題がある。
本開示は、上述した課題を解決するものであり、作業工数を低減することで作業効率の向上を図る溶接実績自動採取方法およびシステムを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための本開示の溶接実績自動採取方法は、溶接実績自動採取装置に溶接電源情報を計測可能な計測器を接続する工程と、前記溶接実績自動採取装置に溶接管理装置から溶接準備情報を取り込む工程と、前記溶接実績自動採取装置に前記溶接電源情報を取り込む工程と、前記溶接電源情報に基づいて前記溶接実績自動採取装置に溶接機制御装置から溶接実績情報を取得する工程と、前記溶接準備情報と前記溶接実績情報とを関連付ける工程と、を有する。
また、本開示の溶接実績自動採取システムは、溶接電源情報を計測可能な計測器と、前記溶接電源情報に基づいて溶接実績情報を取得する溶接実績自動採取装置と、溶接管理装置から取り込んだ溶接準備情報と前記溶接実績情報とを関連付けた関連情報を記録する記録部と、備える。
本開示の溶接実績自動採取方法およびシステムによれば、作業工数を低減することで作業効率の向上を図ることができる。
図1は、本実施形態の溶接実績自動採取システムを表すブロック構成図である。 図2は、本実施形態の溶接実績自動採取方法を表すフローチャートである。 図3は、本実施形態の溶接実績自動採取方法を表すフローチャートである。 図4は、溶接電圧値の変化を表すグラフである。
以下に図面を参照して、本開示の好適な実施形態を詳細に説明する。なお、この実施形態により本開示が限定されるものではなく、また、実施形態が複数ある場合には、各実施形態を組み合わせて構成するものも含むものである。また、実施形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のもの、いわゆる均等の範囲のものが含まれる。
[溶接実績自動採取システム]
図1は、本実施形態の溶接実績自動採取システムを表すブロック構成図である。
本実施形態において、図1に示すように、溶接実績自動採取システム10は、溶接情報と溶接データに基づいて溶接実績を取得し、溶接作業位置情報と溶接実績とが関連付けられた関連情報を出力するものである。
溶接機(溶接ロボット)21は、電源部22が接続される。また、溶接機21は、この溶接機21を作動制御する溶接機制御装置23が接続される。溶接実績自動採取システム10は、計測器11と、溶接実績自動採取装置12と、入力部13と、出力部14と、記録部15とを備える。また、溶接実績自動採取システム10(溶接実績自動採取装置12)は、溶接管理システム30が接続される。溶接管理システム30は、溶接管理装置31と、入力部32と、出力部33と、記録部34とを備える。
計測器11は、校正されたものであって、電源部22に接続される。計測器11は、溶接電源情報として、溶接電流値と溶接電圧値を予め設定された所定周期で計測し、溶接実績自動採取装置12に出力する。溶接実績自動採取装置12は、溶接機制御装置23が接続される。溶接実績自動採取装置12は、溶接機制御装置23から溶接管理情報として、溶接作業位置、溶接作業種別、溶接機指示番号、溶接日時、溶接速度、溶接機番号、作業場所番号などが入力される。入力部13は、例えば、キーボードであり、作業者がキーボードを操作して各種の情報を入力することができる。出力部14は、例えば、ディスプレイやプリンタ、スピーカであり、溶接実績自動採取装置12が処理した情報を出力する。記録部15は、溶接実績自動採取装置12が処理した情報を記録する。
溶接管理装置31は、溶接準備情報として、溶接オーダー、図面番号、溶接機番号、溶接線番号、溶接施工法などを管理するものである。入力部32は、例えば、キーボードであり、作業者がキーボードを操作して各種の情報を入力することができる。出力部33は、例えば、ディスプレイやプリンタ、スピーカであり、溶接管理装置31が処理した情報を出力する。記録部34は、溶接情報としての溶接オーダー、図面番号、溶接機番号、溶接線番号、溶接施工法などを記録している。
[溶接実績自動採取方法]
ここで、本実施形態の溶接実績自動採取システム10による溶接実績自動採取方法について説明する。図2および図3は、本実施形態の溶接実績自動採取方法を表すフローチャート、図4は、溶接電圧値の変化を表すグラフである。
本実施形態の溶接実績自動採取方法は、溶接実績自動採取装置12に溶接電源情報を計測可能な計測器11を接続する工程と、溶接実績自動採取装置12に溶接管理システム30から溶接準備情報を取り込む工程と、溶接実績自動採取装置12に溶接電源情報を取り込む工程と、溶接電源情報に基づいて溶接実績自動採取装置12に計測器11から溶接実績情報を取得する工程と、溶接準備情報と溶接実績情報とを関連付ける工程とを有する。
ここで、溶接実績自動採取装置12は、計測器11の接続状態が確認されると、計測器11が計測した溶接電源情報の取得を開始する。溶接実績自動採取装置12は、溶接電圧値が0Vを超えてから予め設定された第1所定時間(例えば、5秒)が経過した後に、計測器11が計測した溶接電源情報に基づいて溶接実績情報を取得する。一方、溶接実績自動採取装置12は、溶接電圧値が0Vになると計測器11による溶接電源情報の計測を停止する。そのため、溶接実績自動採取装置12は、第1所定時間から予め設定された第2所定時間(例えば、5秒)までに計測器11が計測した溶接電源情報に基づいて溶接実績情報を取得する。なお、第2所定時間は、溶接電圧値が0Vになってから第3所定時間(例えば、5秒)遡った時間であるが、第2所定時間が、例えば、5秒よりも短いとき、計測した溶接電源情報を破棄する。
また、溶接実績自動採取装置12は、関連付けられた溶接準備情報と溶接実績情報との関連情報を出力部14のディスプレイに表示する。溶接実績自動採取装置12は、計測器11が計測した複数の溶接電源情報の平均値を溶接実績情報として取得する。この場合、溶接実績自動採取装置12は、計測器11が計測した複数の溶接電源情報を溶接管理システム30に送信し、溶接管理システム30が複数の溶接電源情報の平均値を算出し、溶接管理システム30が算出した平均値を溶接実績情報として取得する。なお、溶接実績自動採取装置12は、計測器11が計測した溶接電源情報が予め設定された適正範囲にないとき、溶接を停止する。
具体的に説明すると、図1から図3に示すように、ステップS11にて、溶接実績自動採取装置12は、計測器11に対して接続状態確認信号を送信する。ステップS12にて、計測器11は、溶接実績自動採取装置12からの接続状態確認信号を受信したかどうかを確認する。ここで、計測器11は、接続状態確認信号を受信しない(No)とき、受信するまで待機する。一方、計測器11は、接続状態確認信号を受信する(Yes)と、ステップS13にて、溶接実績自動採取装置12に対して接続状態確認信号を送信する。ステップS14にて、溶接実績自動採取装置12は、計測器11からの接続状態確認信号を受信したかどうかを確認する。ここで、溶接実績自動採取装置12は、接続状態確認信号を受信していない(No)とき、ステップS11に戻る。一方、溶接実績自動採取装置12は、接続状態確認信号を受信する(Yes)と、ステップS15にて、接続状態確認信号を受信した計測器11を割り当てる。すなわち、溶接実績自動採取装置12は、複数の溶接機制御装置23が接続されおり、接続状態確認信号を送受信した受信信号に対して計測器11を割り当てる。
ステップS16にて、溶接実績自動採取装置12は、溶接管理装置31(溶接管理システム30)に対して溶接線情報の送信指示を行う。溶接管理装置31は、ステップS17にて、予め溶接線情報の入力を行い、ステップS18にて、溶接記録書の番号を登録しておく。そして、ステップS19にて、溶接管理装置31は、溶接実績自動採取装置12からの溶接線情報の送信指示に対して、溶接実績自動採取装置12に溶接準備情報を送信する。溶接実績自動採取装置12は、ステップS20にて、溶接準備情報を受信すると、ステップS21にて、溶接準備情報を確認する。すなわち、溶接実績自動採取装置12は、受信した溶接準備情報に、必要な情報が揃っているかどうかを確認する。ここで、溶接実績自動採取装置12は、溶接準備情報に必要な情報が揃っていない(No)とき、ステップ16に戻る。一方、溶接実績自動採取装置12は、溶接準備情報に必要な情報が揃っている(Yes)と、ステップS22に移行する。
ステップS22にて、溶接実績自動採取装置12は、溶接機制御装置23に対して接続信号を送信する。ステップS23にて、溶接機制御装置23は、接続信号を受信することで通信状態の確認を行う。すると、ステップS24にて、溶接実績自動採取装置12は、計測準備完了となる。そして、ステップS25にて、溶接機制御装置23は、溶接機21を作動して溶接を開始する。ステップS26にて、溶接機制御装置23は、溶接実績自動採取装置12との通信状態が良好かどうかを確認する。ここで、溶接機制御装置23と溶接実績自動採取装置12との通信状態が良好でない(No)とき、溶接機制御装置23は、ステップS27にて、溶接を停止し、ステップS23に戻る。一方、溶接機制御装置23と溶接実績自動採取装置12との通信状態が良好である(Yes)と、ステップS28にて、溶接機制御装置23は、溶接管理情報を溶接実績自動採取装置12に送信する。ステップS29では、溶接作業の終了を確認する。すなわち、所定の溶接作業が終了するまで、溶接機制御装置23と溶接実績自動採取装置12との通信状態が良好かどうかを確認している。
ステップS31にて、計測器11は、溶接電源情報としての溶接電流値と溶接電圧値を予め設定された所定周期で計測し、溶接実績自動採取装置12に出力する。ステップS32にて、溶接実績自動採取装置12は、溶接電圧値Vが0Vを超えたかどうかを判定する。ここで、溶接電圧値Vが0Vを超えていないと判定(No)されると、溶接電圧値Vが0Vを超えるまで待機する。一方、溶接電圧値Vが0Vを超えたと判定(Yes)されると、ステップS33にて、溶接実績自動採取装置12は、処理を開始する。すなわち、溶接実績自動採取装置12は、計測器11が計測した溶接電圧値と溶接電流値を取得する。
その後、ステップS29にて、溶接作業の終了が確認されると、ステップS30にて、溶接作業を停止し、計測器11が計測した溶接電圧値と溶接電流値が低下する。ステップS34にて、溶接実績自動採取装置12は、溶接電圧値Vが0Vになったかどうかを判定する。ここで、溶接電圧値Vが0Vより大きいと判定(No)されると、溶接電圧値Vが0Vになるまで待機する。一方、溶接電圧値Vが0Vになったと判定(Yes)されると、ステップS35にて、溶接実績自動採取装置12は、処理を終了する。ステップS36にて、溶接実績自動採取装置12は、溶接時間が予め設定された所定時間(例えば、5秒)以上であるかどうかを判定する。ここで、溶接時間が所定時間以上でないと判定(No)されると、溶接実績自動採取装置12は、取得した溶接電圧値および溶接電流値を記録せずに終了する。一方、溶接時間が所定時間以上であると判定(Yes)されると、ステップS37にて、溶接実績自動採取装置12は、取得した溶接電圧値および溶接電流値を溶接管理装置31に送信する。ステップS38にて、溶接管理装置31は、全ての溶接電圧値および溶接電流値を取り込み、データを平均化処理し、ステップS39にて、溶接実績情報として溶接実績自動採取装置12に送信する。また、ステップS40にて、溶接管理装置31は、平均化処理した溶接実績情報を記録部34に記録する。溶接実績自動採取装置12は、ステップS41にて、溶接準備情報と溶接実績情報とを関連付けた関連情報を出力部14のディスプレイに表示し、ステップS42にて、この関連情報を出力する。
ここで、複数の溶接データD1を平均化処理して溶接データD2を求める方法について説明する。図4に示すように、時間t1にて、溶接が開始されると、電圧値が上昇し、時間t2で一定となる。このとき、溶接開始(電圧値が0Vを超えて)から第1所定時間(例えば、5秒)T1が経過した後、計測器11が計測した溶接データに基づいて溶接実績を取得する。そして、時間t3にて、溶接を終了すると、電圧値が下降し、時間t4で0Vとなる。第1所定時間から第2所定時間(最大120秒)を経過するまでに計測器11が計測した溶接データに基づいて溶接実績を取得する。つまり、電圧値が0Vになってから第3所定時間(例えば、5秒)T3だけ遡った時間である。
[本実施形態の作用効果]
第1の態様に係る溶接実績自動採取方法は、溶接実績自動採取装置12に溶接電源情報を計測可能な計測器11を接続する工程と、溶接実績自動採取装置12に溶接管理システム30から溶接準備情報を取り込む工程と、溶接実績自動採取装置12に溶接電源情報を取り込む工程と、溶接電源情報に基づいて溶接実績自動採取装置12に計測器11から溶接実績情報を取得する工程と、溶接準備情報と溶接実績情報とを関連付ける工程とを有する。
第1の態様に係る溶接実績自動採取方法は、溶接電源情報に基づいて溶接実績情報を取得し、溶接準備情報と溶接実績情報とを関連付ける。そのため、1人の作業者が複数の溶接機21による溶接状態を、溶接準備情報と溶接実績情報が関連付けられた情報として取得することができ、1人の作業者に対して複数台の溶接機21を割り当てることができる。その結果、作業工数を低減することで作業効率の向上を図ることができる。
第2の態様に係る溶接実績自動採取方法は、溶接実績自動採取装置12と計測器11の接続状態が確認されると、計測器11が計測した溶接電源情報の取得を開始する。これにより、計測器11により高精度な溶接実績情報を取得することができる。
第3の態様に係る溶接実績自動採取方法は、溶接電圧値が0Vを超えてから予め設定された第1所定時間が経過した後に計測器11が計測した溶接電源情報に基づいて溶接実績情報を取得する。これにより、溶接電圧値が上昇して第1所定時間が経過すると、溶接電圧値が安定することから、適正な溶接作業が実施されることとなり、高精度な溶接実績情報に基づいて溶接実績を取得することができる。
第4の態様に係る溶接実績自動採取方法は、溶接電圧値が0Vになると計測器11による溶接実績情報の計測を停止する。これにより、溶接作業の終了時と同時に計測器11による溶接実績情報の計測を停止することができる。
第5の態様に係る溶接実績自動採取方法は、第1所定時間から予め設定された第2所定時間までに計測器11が計測した溶接電源情報に基づいて溶接実績情報を取得する。これにより、安定した溶接作業が実施されている状態で、計測器11が計測した溶接電源情報に基づいて溶接実績を取得することから、高精度な溶接実績情報を取得することができる。
第6の態様に係る溶接実績自動採取方法は、関連付けられた溶接準備情報と溶接実績情報との関連情報を表示する工程を有する。これにより、作業者は、表示された溶接準備情報と溶接実績情報との関連情報を見ることで、溶接作業の結果を容易に把握することができる。
第7の態様に係る溶接実績自動採取方法は、計測器11が計測した複数の溶接電源情報の平均値を溶接実績情報として取得する。これにより、適正な溶接実績情報を取得することができる。
第8の態様に係る溶接実績自動採取方法は、計測器11が計測した複数の溶接電源情報を溶接管理システム30に送信し、溶接管理システム30が複数の溶接電源情報の平均値を算出し、溶接管理システム30が算出した平均値を溶接実績情報として取得する。これにより、複数の溶接電源情報の平均値を溶接実績自動採取システム10だけでなく、溶接管理システム30も記録することとなり、今後の溶接作業に対して記録した溶接実績情報を活用することができる。
第9の態様に係る溶接実績自動採取方法は、計測器11が計測した溶接電源情報が予め設定された適正範囲にないとき、溶接を停止する。これにより、例えば、溶接電源情報としての溶接電圧値や溶接電流値が適正範囲にないと、溶接作業が適正に実施されていないと判定し、溶接を停止するため、溶接不良の発生を抑制すことができる。
第10の態様に係る溶接実績自動採取システムは、溶接電源情報を計測可能な計測器11と、溶接電源情報に基づいて溶接実績情報を取得する溶接実績自動採取装置12と、溶接管理装置31から取り込んだ溶接準備情報と溶接実績情報とを関連付けた関連情報を記録する記録部15とを備える。そのため、1人の作業者が複数の溶接機21による溶接状態を、溶接準備情報と溶接実績情報が関連付けられた情報として取得することができ、1人の作業者に対して複数台の溶接機21を割り当てることができる。その結果、作業工数を低減することで作業効率の向上を図ることができる。
第10の態様に係る溶接実績自動採取システムは、関連付けられた溶接準備情報と溶接実績情報との関連情報を出力する出力部14を有する。これにより、作業者は、出力部14から出力された溶接準備情報と溶接実績情報との関連情報を見ることで、溶接作業の結果を容易に把握することができる。
なお、上述した実施形態では、溶接機制御装置23と溶接実績自動採取システム10と溶接管理システム30との情報のやり取りは、無線通信に限定されるものではなく、有線通信であってもよい。
10 溶接実績自動採取システム
11 計測器
12 溶接実績自動採取装置
13 入力部
14 出力部
15 記録部
21 溶接機
22 電源部
23 溶接機制御装置
30 溶接管理システム
31 溶接管理装置
32 入力部
33 出力部
34 記録部

Claims (9)

  1. 溶接実績自動採取装置に溶接電源情報を計測可能な計測器を接続する工程と、
    前記溶接実績自動採取装置に溶接管理装置から溶接準備情報を取り込む工程と、
    前記溶接実績自動採取装置に前記溶接電源情報を取り込む工程と、
    前記溶接電源情報に基づいて前記溶接実績自動採取装置に前記計測器から溶接実績情報を取得する工程と、
    前記溶接準備情報と前記溶接実績情報とを関連付ける工程と、
    を有し、
    溶接電圧値が0Vを超えてから予め設定された第1所定時間が経過した後に前記計測器が計測した前記溶接電源情報に基づいて前記溶接実績情報を取得し、
    溶接電圧値が0Vになると前記計測器による前記溶接電源情報の計測を停止する、
    溶接実績自動採取方法。
  2. 前記溶接実績自動採取装置と前記計測器との接続状態が確認されると、前記計測器が計測した溶接電源情報の取得を開始する請求項1に記載の溶接実績自動採取方法。
  3. 前記第1所定時間から予め設定された第2所定時間までに前記計測器が計測した前記溶接電源情報に基づいて前記溶接実績情報を取得する請求項1または請求項2に記載の溶接実績自動採取方法。
  4. 関連付けられた前記溶接準備情報と前記溶接実績情報との関連情報を表示する工程を有する請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の溶接実績自動採取方法。
  5. 前記計測器が計測した複数の前記溶接電源情報の平均値を前記溶接実績情報として取得する請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の溶接実績自動採取方法。
  6. 前記計測器が計測した複数の前記溶接電源情報を前記溶接管理装置に送信し、前記溶接管理装置が複数の前記溶接電源情報の平均値を算出し、前記溶接管理装置が算出した前記平均値を前記溶接実績情報として取得する請求項5に記載の溶接実績自動採取方法。
  7. 前記計測器が計測した前記溶接電源情報が予め設定された適正範囲にないとき、溶接を停止する請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の溶接実績自動採取方法。
  8. 溶接電源情報を計測可能な計測器と、
    前記溶接電源情報に基づいて溶接実績情報を取得する溶接実績自動採取装置と、
    溶接管理装置から取り込んだ溶接準備情報と前記溶接実績情報とを関連付けた関連情報を記録する記録部と、
    を備え、
    前記溶接実績自動採取装置は、溶接電圧値が0Vを超えてから予め設定された第1所定時間が経過した後に前記計測器が計測した前記溶接電源情報に基づいて前記溶接実績情報を取得し、溶接電圧値が0Vになると前記計測器による前記溶接電源情報の計測を停止する、
    溶接実績自動採取システム。
  9. 関連付けられた前記溶接準備情報と前記溶接実績情報との関連情報を出力する出力部を有する請求項8に記載の溶接実績自動採取システム。
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