JP2014108456A - 溶接品質自動管理装置および溶接品質自動管理方法 - Google Patents

溶接品質自動管理装置および溶接品質自動管理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】溶接電流と溶接音、および温度補正を加味した音速に基づいて、溶接長、溶接速度を求め、溶接品質の自動管理に供し得る、溶接品質自動管理装置および溶接品質自動管理方法を提供する。
【解決手段】溶接作業場における溶接音データを含む被溶接部周囲の騒音データと、被溶接部周囲の温度データと、溶接装置の溶接電源情報データとを自動収集して、溶接品質管理に供する溶接品質自動管理装置である。温度検出部からの温度データを基に温度補正を加味した音速と溶接音抽出部からの溶接音データと溶接電源情報取得部からの溶接電源情報データとから、溶接長および溶接速度を算出する。
【選択図】図2

Description

本発明は、溶接品質自動管理装置および溶接品質自動管理方法に関し、特には、溶接電流と溶接音、および温度補正を加味した音速に基づいて、溶接長、溶接速度を求め、溶接品質の自動管理に供し得る、溶接品質自動管理装置および溶接品質自動管理方法に関するものである。
従来、半自動アーク溶接など手溶接において、溶接入熱量管理を必要とする場合の記録作業は、図7に示すように、溶接装置1の溶接電源装置2と溶接棒を保持したトーチ3を作業者が手で持って、溶接棒を母材と共に溶融して行われる溶接作業中に行われるもので、計測記録員によるクランプメータ4等での溶接中電流・電圧計測およびストップウォッチでの溶接時間計測などが行われている。
そして、計測記録員は、被溶接部wpを溶接後に溶接長さを計測し、溶接中電流・電圧計測と溶接時間計測を集計して、かかる計測データから以下のように、溶接入熱量を求めて記録していた。
溶接入熱(ジュール/cm)=電流(A)×電圧(V)×60/溶接速度(cm/分)
また、溶接速度は、
溶接速度(cm/分)=溶接長さ(cm)/溶接時間(分)
ところで、特許文献1には、TIG溶接時に、溶接部付近から発生する溶接音を集音マイクにより集めるとともに、この集められた溶接音のうち、20kHz付近の音圧レベルを検出することにより、風による外乱を検出することが開示されている。
また、特許文献2に開示された電気溶接部の品質管理では、熱センサを被溶接物に配置して、自動的に計測を行うとしている。
さらに、特許文献3に開示される溶接条件監視装置では、電流、電圧を自動収集し、自動判定を行っている。
特開平10−9941号公報 特開2001−79683号公報 実公平1−33274号公報
しかしながら、特許文献1では、ただ単に溶接音を抽出するだけであり、音は周囲の温度によって音速が変動するにもかかわらず、かかる音速の要素が考慮されていない。
また特許文献2での熱センサは溶接熱を検知して、温度変化から溶接速度を求めるとしているが、温度変化から音速を補正して補正された音速を基に溶接速度を求めることはしていない。しかも、熱センサは設置のための手間がかかり過ぎ、溶接施工中に破損する恐れがある。
さらに特許文献3では、入熱算定に必要な溶接速度は手入力により行っており、完全に自動化されているわけではない。
本発明は、以上のような課題を改善するために提案されたものであって、溶接電流と溶接音と、温度補正を加味した音速とに基づいて溶接長、溶接速度を自動的に求め、溶接品質の自動管理に供し得る、溶接品質自動管理装置および溶接品質自動管理方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明にかかる請求項1では、溶接作業場における溶接装置による被溶接部に対する溶接音データを含む被溶接部周囲の騒音データと、被溶接部周囲の温度データと、溶接装置の溶接電源情報データとを自動収集して、溶接品質管理に供する溶接品質自動管理装置において、溶接音データを含む被溶接部周囲の騒音データを取得して、溶接音データを抽出する溶接音抽出部と、被溶接部周囲の温度データを取得する温度検出部と、溶接装置の溶接電源情報データを取得する溶接電源情報取得部と、温度検出部からの温度データと溶接音抽出部からの溶接音データと溶接電源情報取得部からの溶接電源情報データとから、溶接長および溶接速度を算出し、溶接品質管理に供するデータ収集蓄積管理部と、を具備することを特徴とする。
これにより、溶接作業場における溶接装置による被溶接部に対する溶接音データと該溶接音データを含む被溶接部周囲の騒音データと、被溶接部周囲の温度データと、溶接装置の溶接電源情報データとを人手によらず、自動的に収集して、溶接品質管理に供することができる。
また本発明にかかる請求項2では、データ収集蓄積管理部は、温度検出部からの温度データを基に、音速の温度補正を行って温度補正音速値を算出する温度補正音速値算出部と、温度補正音速値算出部で算出された温度補正音速値と、溶接音データと溶接電源情報データとに基づく溶接時間とから、溶接長および溶接速度を算出する溶接データ算出部と、を具備する、ことを特徴とする。
これにより、距離、温度により変動する音速を補正して、この補正された音速と、溶接音データと溶接電源情報データとに基づく溶接時間とから溶接長、および溶接速度を算出するので、正確なデータを得ることができ、溶接管理に供することができる。
また本発明にかかる請求項3では、前記溶接音抽出部および前記溶接電源情報取得部は、溶接音データおよび溶接電源情報データのそれぞれ溶接開始点と溶接終了点とを把握するための、閾値が設定されている、ことを特徴とする。
これにより、溶接開始時と溶接終了時の誤検知を防止することができる。
また本発明にかかる請求項4では、溶接音抽出部は、被溶接部周囲における騒音データを取得する音響センサと、音響センサからの騒音データから、騒音データのレベルが比較的低い周波数帯域において、溶接音のデータを抽出するバンドパスフィルタと、バンドパスフィルタからの抽出データから、所定の閾値以上の値となった時を溶接開始時間とし、閾値以下となった時を溶接終了時間とした音圧レベル検出部と、を備えた、ことを特徴とする。
これにより、騒音のレベルが比較的低い所定周波数帯域において、音響センサからの騒音データから、バンドパスフィルタにより騒音にかかるデータを分離して、溶接音データを抽出することができる。さらにこの溶接音データから、所定の閾値以上の値となった時を溶接開始時間とし、閾値以下となった時を溶接終了時間としてデータを抽出することができる。
さらに本発明にかかる請求項5では、溶接作業場における溶接装置による被溶接部に対する溶接音データを含む被溶接部周囲の騒音データと、被溶接部周囲の温度データと、溶接装置の溶接電源情報データとを自動収集する、溶接品質自動管理方法であって、溶接音データを含む騒音データを取得して、溶接音データを抽出するステップ1と、温度データを取得するステップ2と、溶接電源情報データを取得するステップ3と、温度データを基に、音速の温度補正を行って温度補正音速値を算出するステップ4と、算出された温度補正音速値と、溶接音データと溶接電源情報データとに基づく溶接時間とから、溶接長および溶接速度を算出するステップ5と、を具備することを特徴とする。
これにより、溶接品質管理に必要な溶接長および溶接速度を自動的に算出することができ、溶接入熱量管理を必要とする場合の記録作業に、手入力による手間は不要であり、溶接品質の自動管理が可能となる。
本発明によれば、距離、温度により変動する音速を補正して、この補正された音速と、溶接音データと溶接電源情報データとに基づく溶接時間とから溶接長、および溶接速度を自動的に算出することができる。これにより、溶接品質の自動管理に供することができる。
本発明にかかる溶接品質自動管理装置および溶接品質自動管理方法を実施するための一実施形態を示す模式的な構成図である。 図1に示す溶接品質自動管理装置のブロック図である。 図1に示す溶接品質自動管理装置の溶接音抽出部により取得されたデータの一例を示す、グラフである。 図1に示す溶接品質自動管理装置の溶接電源情報取得部により取得されたデータの一例を示す、グラフである。 溶接品質自動管理方法を実行するためのフローチャートである。 TIG溶接を実施した際の、工場の溶接作業場内にての溶接音他を含む、種々の騒音の周波数特性を示した一例を示すグラフである。 従来の手溶接の管理手順を実行する一例を示した、模式的な構成図である。
以下、本発明にかかる溶接品質自動管理装置および溶接品質自動管理方法を実施する際の一実施形態を示し、添付された図面を参照しながら説明する。
図1、図2に溶接品質自動管理装置10を示し、この溶接品質自動管理装置10は、溶接作業場における溶接中のデータを自動収集して、溶接品質管理に供するものである。この場合、溶接中のデータは、ここでは、溶接装置1による被溶接部wpに対する溶接音データと、溶接音データを含む被溶接部周囲の騒音データと被溶接部周囲の温度データと、溶接装置1の溶接電源情報データとを含む。
すなわち、溶接品質自動管理装置10は、溶接作業場における溶接装置1による被溶接部wpに対する溶接音データを取得する溶接音抽出部11と、溶接中における溶接装置1の溶接電源情報データを取得する溶接電源情報取得部12と、溶接音抽出部11と溶接電源情報取得部12とから、溶接音データと、溶接音データを含む騒音データと、温度データと、溶接電源情報データとを収集して溶接長および溶接速度を算出し、溶接品質管理に供するデータ収集蓄積管理部13とを具備する。
溶接音抽出部11は、被溶接部周囲における騒音データを取得する音響センサ14と、音響センサ14からの騒音データから、騒音のレベルが比較的低い周波数帯域(後述)において、溶接音のデータを抽出するバンドパスフィルタ15と、バンドパスフィルタ15からの抽出データから、所定の閾値α(dB)以上の値となった時を溶接開始時間Ts1とし、閾値α(dB)以下となった時を溶接終了時間Ts2とした音圧レベル検出部16と、を備えている。
音圧レベル検出部16からの溶接音データである音圧データの一例を図3に模式的に示す。
かかる音圧データは、音圧レベル検出部16からインタフェース17を介して例えば無線LANによりデータ収集蓄積管理部13に送られるようになっている。
また、溶接作業場における溶接装置1による被溶接部wp周囲には、温度検出部18(以下、温度センサ18)が設けられる。温度センサ18からの温度データは、音圧レベル検出部16を介してインタフェース17に送られ、インタフェース17から例えば無線LANによりデータ収集蓄積管理部13に送られるようになっている。
また、溶接電源情報取得部12は、溶接装置1の溶接電源装置2における電源情報、すなわち溶接電流値を取得する電流測定器19を具備する。電流測定器19では、所定の電流値として閾値β(A)が設定値として与えられるようになっており、電流値が閾値β(A)が以上の値となった時を溶接開始時間Tw1とし、閾値β(A)以下となった時を溶接終了時間Tw2としている。
電流測定器19で得られる溶接電流データの一例を図4に模式的に示す。
かかる溶接電流データは、電流測定器19からインタフェース20を介して溶接電流データとして例えば有線LANまたは無線LANによりデータ収集蓄積管理部13に送られるようになっている。
以上、溶接音抽出部11および溶接電源情報取得部12で得られる音圧データ、溶接電流データは、それぞれ閾値α(dB)、閾値β(A)を設定したことにより、溶接開始時間および溶接終了時間を正確に検知できるため、後述する溶接長および溶接速度の算出を正確なものとなる。
そしてデータ収集蓄積管理部13について説明する。
データ収集蓄積管理部13は、溶接音抽出部11と溶接電源情報取得部12とから、溶接中のデータとして音圧データ、温度データおよび溶接電流データを収集して信号処理して蓄積し、ディスプレイDpに表示したり、プリンタPtにプリントアウトしたりして、溶接管理に供するようにしている。
すなわち、データ収集蓄積管理部13は、温度検出部18によって取得された被溶接部wp周囲における温度データを基に、音速の温度補正を行って温度補正音速値を算出する温度補正音速値算出部21を具備する。
音速の温度補正を行うことによって、温度の変動にかかわらず以下の算出データを正確なものとすることができる。
さらにデータ収集蓄積管理部13は、温度補正音速値算出部21で算出された温度補正音速値と収集された溶接中のデータから溶接長および溶接速度を算出する溶接データ算出部22を具備する。
すなわち、溶接データ算出部22では、先ず溶接長を式(1)によって算出するようにしている。

溶接長=音速×{(Ts2−Tw2)−(Ts1−Tw1)}……(1)

次いで、溶接データ算出部22では、溶接速度を式(2)によって算出するようにしている。

溶接速度=溶接長/(Tw2−Tw1)
=音速×{(Ts2−Tw2)−(Ts1−Tw1)}/(Tw2−Tw1)……(2)
次に、溶接品質自動管理装置10の溶接品質自動管理方法について、図5に示すフローチャートに基づいて説明する。
作業者は溶接棒を保持したトーチ3を手に持ち、溶接装置1の溶接電源装置2をスタートさせることで溶接作業が開始される。
溶接作業と共に溶接品質自動管理装置10を起動させると、溶接音抽出部11において、被溶接部周囲における溶接音を含む騒音データが音響センサ14によって捉えられる。次いで音響センサ14からの騒音データは、騒音のレベルが比較的低い周波数帯域(後述)において、バンドパスフィルタ15により他の騒音データから溶接音データを分離することができる。この分離された溶接音データは、音圧レベル検出部16において、所定の閾値α(dB)以上の値となった時を溶接開始時間Ts1とし、閾値α(dB)以下となった時を溶接終了時間Ts2とした音圧データとして取り出すことができる(図3参照)。この音圧データはインタフェース17から例えば無線LANによりデータ収集蓄積管理部13に送られる(以上、ステップS1)。
また、溶接作業開始で、被溶接部wp周囲の温度が温度センサ18によって捉えられ、温度センサ18からの温度データは、音圧レベル検出部16を介してインタフェース17に送られ、インタフェース17から例えば無線LANによりデータ収集蓄積管理部13に送られる(ステップS2)。
さらに、溶接作業開始で、溶接電源情報取得部12において、溶接装置1の溶接電源装置2における溶接電流値を電流測定器19によって取得することができる。このとき、電流測定器19では、所定の電流値として閾値β(A)が設定値として与えられ、電流値が閾値β(A)が以上の値となった時を溶接開始時間Tw1とし、閾値β(A)以下となった時を溶接終了時間Tw2として、溶接電流データとして取り出すことができる(図4参照)。
かかる溶接電流データは、電流測定器19からインタフェース20を介して例えば有線LANまたは無線LANによりデータ収集蓄積管理部13に送られる(ステップS3)。
そして、データ収集蓄積管理部13では、温度補正音速値算出部21において、被溶接部wp周囲における温度データを基に、音速の温度補正を行って温度補正音速値を算出する(ステップS4)。
さらにデータ収集蓄積管理部13は、溶接データ算出部22において、温度補正音速値算出部21で算出された温度補正音速値と、収集された音圧データと溶接電流データとから、溶接長および溶接速度を、上述の(1)式および(2)式に基づいて算出する(ステップS5)。
以上のようにして算出された溶接長および溶接速度のデータは、データ収集蓄積管理部13において、例えばディスプレイDpに表示したり、プリンタPtにプリントアウトして、溶接管理に供することができる。
ここで、音響センサで得られた溶接作業場における溶接音を含む騒音の周波数特性の一例を図6に示して、説明する。図6では、TIG溶接を実施した際の溶接作業場で捉えられた様々な騒音の波形を周波数(kHz)−音圧レベル(dB)で示している。
図6において、Aは、暗騒音(対象としている溶接音が出ていないときのその溶接作業場における騒音)を示し、Bは溶接音、Cは、横風によるシールドをした時の音、Dは水漏れ時の騒音を示している。
図6が示す各騒音の周波数特性の例では、騒音の音圧レベルが4〜5kHzにおいて低くなる傾向が示されている。
したがって、4〜5kHzにおいて、溶接作業場における騒音から溶接音を抽出するようなバンドパスフィルタ15を用いることで、溶接音のデータを抽出することができるのである。
なお、騒音が低くなる周波数帯域は、溶接作業場、工場設備が異なると変化するため、溶接作業場ごとに予め特徴を把握しておく必要がある。それによって、最も、溶接音を抽出することができる周波数帯域を捉えることができ、対応するバンドパスフィルタを選定することができる。
以上、本発明にかかる溶接品質自動管理装置および溶接品質自動管理方法について、一実施形態を挙げ、説明したが、本発明によれば、溶接電流、溶接音と、温度補正を加味して求めた音速に基づいて溶接長、溶接速度を自動的に算出することができる。
したがって従来のような手溶接のように、溶接入熱量管理を必要とする場合の記録作業に、手入力による手間は不要であり、溶接品質の自動管理が可能となる。
本発明によれば、溶接にかかるデータを人手によらずに自動的に収集して有用な溶接長、および溶接速度を算出して溶接管理に供するようにしたので、あらゆる溶接現場、例えば鉄鋼船、鋼材による高架橋、鉄塔等、広く鉄鋼製品の溶接作業に適用可能である。
10 溶接品質自動管理装置
11 溶接音抽出部
11a溶接音温度補正部
12 溶接電源情報取得部
13 データ収集蓄積管理部
13a溶接データ算出部
14 音響センサ
15 バンドパスフィルタ
16 音圧レベル検出部
17 インタフェース
18 温度検出部
19 電流測定器
20 インタフェース
21 温度補正音速値算出部
22 溶接データ算出部
Dp ディスプレイ
Pt プリンタ

Claims (5)

  1. 溶接作業場における溶接装置による被溶接部に対する溶接音データを含む前記被溶接部周囲の騒音データと、前記被溶接部周囲の温度データと、前記溶接装置の溶接電源情報データとを自動収集して、溶接品質管理に供する溶接品質自動管理装置において、
    前記溶接音データを含む被溶接部周囲の騒音データを取得して、前記溶接音データを抽出する溶接音抽出部と、
    前記被溶接部周囲の温度データを取得する温度検出部と、
    前記溶接装置の溶接電源情報データを取得する溶接電源情報取得部と、
    前記温度検出部からの温度データと前記溶接音抽出部からの溶接音データと前記溶接電源情報取得部からの溶接電源情報データとから、溶接長および溶接速度を算出し、溶接品質管理に供するデータ収集蓄積管理部と、
    を具備することを特徴とする溶接品質自動管理装置。
  2. 前記データ収集蓄積管理部は、前記温度検出部からの温度データを基に、音速の温度補正を行って温度補正音速値を算出する温度補正音速値算出部と、
    該温度補正音速値算出部で算出された温度補正音速値と、前記溶接音データと溶接電源情報データとに基づく溶接時間とから、溶接長および溶接速度を算出する溶接データ算出部と、を具備することを特徴とする請求項1に記載の溶接品質自動管理装置。
  3. 前記溶接音抽出部および前記溶接電源情報取得部は、溶接音データおよび溶接電源情報データのそれぞれ溶接開始点と溶接終了点とを把握するための、閾値が設定されている、ことを特徴とする請求項1または2に記載の溶接品質自動管理装置。
  4. 前記溶接音抽出部は、前記被溶接部周囲における騒音データを取得する音響センサと、
    該音響センサからの前記騒音データから、前記騒音のレベルが比較的低い周波数帯域において、前記溶接音データを抽出するバンドパスフィルタと、
    該バンドパスフィルタからの抽出データから、所定の閾値以上の値となった時を溶接開始時間とし、前記閾値以下となった時を溶接終了時間とした音圧レベル検出部と、
    を備えた、ことを特徴とする請求項1に記載の溶接品質自動管理装置。
  5. 溶接作業場における溶接装置による被溶接部に対する溶接音データを含む前記被溶接部周囲の騒音データと、前記被溶接部周囲の温度データと、前記溶接装置の溶接電源情報データとを自動収集する、溶接品質自動管理方法であって、
    前記溶接音データを含む騒音データを取得して、前記溶接音データを抽出するステップ1と、
    前記温度データを取得するステップ2と、
    前記溶接電源情報データを取得するステップ3と、
    前記温度データを基に、音速の温度補正を行って温度補正音速値を算出するステップ4と、
    該算出された温度補正音速値と、前記溶接音データと溶接電源情報データとに基づく溶接時間とから、溶接長および溶接速度を算出するステップ5と、
    を具備することを特徴とする溶接品質自動管理方法。
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