JP7271354B2 - ガスメータ閉栓業務支援システム - Google Patents

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Description

本発明は、ガスメータの閉栓業務を支援するためのガスメータ閉栓業務支援システムに関するものである。
特許文献1には、通信端末が、サーバーにより作成されたガス開栓の受付データを受信し、受信した受付データに基づいて選択し、二次元バーコードを読み取って、二次元バーコードデータと通信端末の記憶装置に格納された対象データとを比較し、サーバーは、対象データを反映させたガスの調査項目を通信端末に送信し、通信端末は、対象データを反映させた調査項目を受信し、調査項目に対して作成された調査結果項目をチェックし、チェックされた調査結果項目をサーバーに送信し、サーバーは、送信された調査結果項目に基づいてガス開栓を許可し、その結果を通信端末に送信することが記載されている。
特許文献2には、燃料ガス供給経路に装着されているガスメータの指示数を正確に読み取る方法及びシステムが記載されている。
この特許文献2では、積算使用量を表示する表示部を有するガスメータの表示部を撮像することで得た画像を端末側処理装置に伝送する。この伝送された画像を端末側処理装置内の画像認識手段で画像認識し、画像認識手段で画像認識された画像データをデータ変換手段で数値データ化する。このデータ変換された数値データを格納手段に格納するとともに、出力手段を介してデータ解析手段に出力する。通信端末は、サーバーにより作成されたガス開栓の受付データを受信し、受信した受付データに基づいて選択し、二次元バーコードを読み取って、二次元バーコードデータと通信端末の記憶装置に格納された対象データとを比較し、サーバーは、対象データを反映させたガスの調査項目を通信端末に送信し、通信端末は、対象データを反映させた調査項目を受信し、調査項目に対して作成された調査結果項目をチェックし、チェックされた調査結果項目をサーバーに送信し、サーバーは、送信された調査結果項目に基づいてガス開栓を許可し、その結果を通信端末に送信する。
特許文献3には、ガスメータの表示部の正面を避けてカメラを設置した場合においても、表示部に表示される計測値の自動読取りの精度の低下を防止することができる読取りシステムが記載されている。
この特許文献3では、ガスメータの表示部に表示されるガスの使用量を読み取るための読取りシステムが提供される。読取システムは、光源と、撮像素子と、画像処理部とを備える。光源は、表示部の正面を避けた位置に配置され、表示部に対し斜め方向から入射するようにフラッシュ光を照射する。フラッシュ光は、特定の波長の光を含む。撮像素子は、表示部の正面を避けた位置に配置され、表示部上で反射したフラッシュ光を受光することにより、ガスの使用量を示す画像を撮影する。画像処理部は、画像の歪みを補正しながら、画像をガスの使用量を示す数値データに変換する。
特許文献4には、検針タイミングに依存することなく、使用量の把握を可能にすることが記載されている。
この特許文献4では、使用量を検出する検出手段と、検出手段に検出された使用量を記憶する記憶部と、近接通信により接続される近接通信部と、近接通信部に近接通信により接続された通信端末に対し、記憶部にある使用量を近接通信部により通知する制御部とを備え、任意の時点の使用量や料金を提示する。
特開2014-149661号公報 特開2012-103915号公報 特開2015-114956号公報 特開2014-206778号公報
しかしながら、特許文献1~4では、ガスメータの閉栓業務の際に、通信携帯端末から送信されたガスメータの指示数の報告値が管理サーバーの記憶部に記憶されると共に、この報告値に関連付けて通信携帯端末から送信されたガスメータの指示数の写真データがデータベースに記憶された場合でも、その後、ガスメータの閉栓業務が終了したときには、管理サーバーの記憶部に記憶された報告値と、この報告値に関連付けてデータベースに記憶された写真データとを照合することができない。
本発明は、ガスメータの閉栓業務の際に、通信携帯端末から送信されたガスメータの指示数の報告値が管理サーバーの記憶部に記憶されると共に、この報告値に関連付けて通信携帯端末から送信されたガスメータの指示数の写真データがデータベースに記憶された場合でも、その後、ガスメータの閉栓業務が終了したときに、管理サーバーの記憶部に記憶された報告値と、この報告値に関連付けてデータベースに記憶された写真データとを照合できるガスメータ閉栓業務支援システムを得ることが目的である。
本発明の一態様に係るガスメータ閉栓業務支援システムは、ガスメータの閉栓業務を遂行する業務遂行担当者が所持する通信携帯端末と、前記通信携帯端末から送信された前記ガスメータの指示数の報告値を記憶する記憶部を有する管理サーバーと、前記報告値に関連付けて前記通信携帯端末から送信された前記ガスメータの指示数の写真データを記憶するデータベースと、前記管理サーバーから送信された前記報告値と前記データベースから送信された前記写真データとを照合可能に表示する表示器を有する照合端末と、を備え、前記ガスメータの指示数は、前記通信携帯端末の撮影部で撮影され、前記通信携帯端末の光学文字読取部で読み取られた指示数であり、前記写真データのファイル名には、前記光学文字読取部で読み取った指示数と、前記業務遂行担当者が目視確認し、前記通信携帯端末の入力部に入力された指示数とが不一致の場合に、不一致である旨の特記情報が付加されている
本発明の一態様に係るガスメータ閉栓業務支援システムによれば、照合端末を備え、この照合端末には、管理サーバーから報告値が送信され、データベースからは報告値に関連付けられた写真データが送信される。そして、照合端末の表示器には、報告値と写真データとが照合可能に表示される。これにより、管理サーバーの記憶部に記憶された報告値と、この報告値に関連付けてデータベースに記憶された写真データとを照合端末で照合できる。
以上詳述した通り、本発明によれば、ガスメータの閉栓業務の際に、通信携帯端末から送信されたガスメータの指示数の報告値が管理サーバーの記憶部に記憶されると共に、この報告値に関連付けて通信携帯端末から送信されたガスメータの指示数の写真データがデータベースに記憶された場合でも、その後、ガスメータの閉栓業務が終了したときには、管理サーバーの記憶部に記憶された報告値と、この報告値に関連付けてデータベースに記憶された写真データとを照合端末で照合できる。
本実施の形態に係るガスメータの閉栓のための一連の業務行程を支援するガスメータ閉栓業務支援のためのシステム図である。 (A)は本実施の形態に係る通信携帯端末の制御ブロック図、(B)は図2(A)のCPUで実行される閉栓業務制御を機能別に示した機能ブロック図である。 (A)は業務遂行現場のガスメータの正面図、(B)はガスメータから読み取った指示数(OCR指示数及び入力指示数)が表示される通信携帯端末のタッチパネル部の正面図である。 本実施の形態に係る外部ストレージのデータベースに格納される写真データファイルのファイル名一覧画面である。 本実施の形態に係る通信携帯端末において、「閉栓業務アプリケーション」プログラムが起動したときの制御の流れを示すフローチャートである。 図5に示す「閉栓業務アプリケーション」プログラムと連携するサーバー群での処理を示すフローチャートである。 本実施の形態に係るガスメータ閉栓業務支援システムにおける照合業務を説明する図である。 本実施の形態に係るガスメータ閉栓業務支援システムにおける照合業務の流れを示すシーケンス図である。
図1は、本実施の形態に係るガスメータ閉栓業務支援システム図である。
図1に示される如く、ガス管理者10側は、例えば、LAN(ローカルエリアネットワーク)又はWAN(ワイドエリアネットワーク)等のイントラネット12が構築されている。
イントラネット12には、お客様管理サーバー14、業務支援管理サーバー16、在庫管理サーバー18、順路最適化管理サーバー20、お客様センター管理サーバー22(以下、サーバー群10Aという場合がある。)、及びインターネット等のネットワーク24と接続するためのルーター25を備えている。このサーバー群10Aが、本発明の管理サーバーとしての機能を有する。
なお、図1では、図示は省略したが、お客様管理サーバー14、業務支援管理サーバー16、在庫管理サーバー18、順路最適化管理サーバー20、及び、お客様センター管理サーバー22には、それぞれの機能を実現するために必要な情報がデータベースに格納されており、イントラネット12を介して、相互に情報のやりとりが可能となっている。
ネットワーク24には、提携店に設置されたお客様対応端末装置26が接続されると共に、無線通信基地24Aを介して、業務遂行担当者44(図3参照)がそれぞれ所持する通信携帯端末28(一例として、スマートホン)がネットワーク24にアクセス可能となっている。
また、ネットワーク24には、外部ストレージ30が接続されている。
外部ストレージ30は、所謂クラウドサービスであり、セキュアなアクセスと情報の共有及び活用が可能となると共に、サーバー群10Aの記憶容量の圧迫を解消することを目的としている。
外部ストレージ30は、専用のデータベース30DBを備えており、データベース30DBには、通信携帯端末28で撮影したガスメータ関連の画像(写真データ)を格納するようになっている。
なお、外部ストレージ30のデータベース30DBには、本実施の形態のガスメータ閉栓業務支援システムとの通信において、所定のID及びパスワードを必要とする。
ここで、本実施の形態に係るガスメータ閉栓業務支援システムでは、閉栓を依頼するお客様が、電話回線やPC(パーソナルコンピュータ)を用いて、提携店又はお客様センター管理サーバー22を管理する部署(お客様センター)へ依頼を申し込むことで、担当地域の提携店を選択し、業務遂行担当者44を派遣する。
図2(A)に示される如く、通信携帯端末28は、マイクロコンピュータ28MCを有しており、マイクロコンピュータ28MCは、CPU28A、RAM28B、ROM28C、入出力部28D(I/O28D)、及びこれらを接続するデータバスやコントロールバス等のバス28Eを備えている。
I/O28Dには、入出力デバイス32、無線LANや携帯電話網によって外部と通信するための通信機能部34、画像(静止画、動画を含む)を撮影するカメラ機能部36、光学文字読取部としての光学読取機能部(OCR)38、及び大容量記憶装置40が接続されている。
入出力デバイス32は、例えば、図3に示される如く、通信携帯端末28の表面のほぼ全領域を占めたタッチパネル部32TPであり、必要な情報が表示され、かつ、所謂ソフトキーとして機能するため、タッチ操作によって入力が可能となっている。
なお、通信携帯端末28には、入出力デバイス32として、タッチパネル部32TPハードキー、音声入力用マイク、音声出力用イヤホンジャック等が装備される。
通信機能部34は、サーバー群10A及び外部ストレージ30との通信手段として適用され、情報の授受を実行する。
カメラ機能部36では、前記タッチパネル部32TPが、所謂スルー画(ライブビューとも言う)のモニタとなり、かつ一部がシャッターキーとなって、図示しないレンズから取り込んだ被写体をスルー画像で確認しつつ、シャッターキーを操作することで、静止画及び動画を撮影することができる。撮影された画像(写真データ)は、例えば、大容量記憶装置40に記憶されると共に、所定の指示操作によって、大容量記憶装置40に記憶された写真データを、外部ストレージ30へ送信することができるようになっている。
光学読取機能部38では、例えば、撮影した画像の一部(数値画像)を、計算可能な数値情報として読み取る。
業務遂行担当者44が所持する通信携帯端末28のROM28C又は大容量記憶装置40には、業務遂行担当者44は、通信携帯端末28に予め登録されたメインアプリケーションプログラムとしての、「閉栓業務アプリケーション」プログラムを起動させることで、業務遂行現場での閉栓作業のための手順等の支援を受けながら、業務を遂行する。
図2(B)は、通信携帯端末28のCPU28MCで実行される閉栓業務制御、主として、「閉栓業務アプリケーション」プログラムを実行するための機能ブロック図である。
取得部50は、通信機能部34を介して案件情報を取得し、第1送出部52へ送出する。第1送出部52では、カメラ機能部36を制御して、特定情報である社番を撮影し、通信機能部34を介して、サーバー群10A(図2(A)参照)へ送出する。
また、カメラ機能部36は撮影部54に接続されており、撮影部54の制御の下、例えば、ガスメータ42(図3(A)参照)の全景やメータ指示数部分を撮影し、その写真データを大容量記憶装置40へ記憶する。
撮影部54では、光学読取機能部38を制御して、撮影したメータ指示数を光学的に読み取り、第2送出部56へ送る。
第2送出部56は、入出力デバイス32に接続されており、例えば、閉栓業務の終了時に作成される業務遂行担当者からの入力情報を受け取り、指示数を含む報告値情報を生成して、通信機能部34を介して、サーバー群10A(図2(A)参照)へ送出する。
なお、第2送出部56は、入力部である入出力デバイス32から業務遂行担当者が目視確認した指示数と、光学読取機能部38で写真データから光学的に読み取った指示数との照合に応じて、写真データに付与するファイル名を区別化するファイル生成部として機能し(詳細後述)、本発明の第3送出部として写真データを外部ストレージ30へ送出する機能を兼ねる。
また、業務遂行担当者44が所持する通信携帯端末28のROM28C又は大容量記憶装置40には、前記「閉栓業務アプリケーション」プログラムとは別に、業務遂行に際し補助的に支援するためのサブプリケーションプログラムとして、「地図一覧アプリケーション」プログラムと、「お客様特定アプリケーション」プログラムが登録されている。
(「閉栓業務アプリケーション」)
「閉栓業務アプリケーション」プログラムが起動すると、ガス管理者10側のサーバー群10Aと連携して、閉栓業務のための指示書(案件という)を取得し、作業現場におけるガスメータ42に関する情報を送出することで(第1送出部)、サーバー群10Aでは、作業現場と案件との照合を行い、案件に対する作業現場の適否を判定する。
適正な作業現場であった場合には、サーバー群10Aでは、当該案件のステータス(閉栓業務待機)を、閉栓業務遂行中に変更し、ロック状態とする。
また、「閉栓業務アプリケーション」プログラムでは、閉栓業務が終了した場合は、当該閉栓業務を遂行した結果を示す報告書を、ガス管理者10側のサーバー群10Aへ報告する(第2送出部)。この報告を受けたサーバー群10Aでは、案件のステータス(閉栓業務遂行中)を閉栓業務完了に変更(更新)する。
ここで、本実施の形態では、「閉栓業務アプリケーション」プログラムを起動させて実行する閉栓業務の特徴として、通信携帯端末28のカメラ機能部36により、ガスメータ42(図3(A)参照)の各部を撮影することを挙げることができる。
また、「閉栓業務アプリケーション」プログラムでは、撮影した画像(写真データ)を、前記報告書の送信に伴って(同期して)、外部ストレージ30のデータベース30DBへ送出され、格納するようになっている。
ガスメータ42の撮影する部位は、社番(ガスメータ42を特定する番号)を含む全景、指示数(ガス使用量を示す数値)である。
ガスメータ42の全景を撮影することで、社番を撮影画像として取り込み、OCR38によって、社番を認識する。
また、図3(A)に示される如く、業務遂行担当者44(ここでは、44Aとする)が、指示数を撮影することで、OCR38によって指示数を認識する(OCR指示数)。
なお、本実施の形態では、OCR38により読み取った指示数とは別に、図3(A)に示される如く、業務遂行担当者44(ここでは、44Bとする)が、撮影の前後の時期に、目視確認した指示数を、入出力デバイス32(タッチパネル部32TP)を用いて入力する(入力指示数)。なお、業務遂行担当者44Bは、業務遂行担当者44Aと同一人物でもよいし、他の業務遂行担当者44でもよい。
このとき、OCR指示数と入力指示数とが一致している場合と、不一致の場合とで、指示を撮影した画像のファイル名を異ならせるようにしている。
より具体的には、画像のファイル名は、一般的には、撮影日時と連番の組み合わせで生成する(通常ファイル名)。OCR指示数と入力指示数とが一致している場合は、この通常ファイル名とし、不一致の場合は通常ファイル名の末尾等に、特記情報の文字(例えば、「NG」)を付加する(NGファイル名)。
なお、図3(B)では、OCR指示数が「0026」であり、入力指示数が「0028」であるため、NGファイル名となる(図4参照)。
この結果、図4に示される如く、例えば、外部ストレージ30のデータベース30DBに格納される写真データファイルのファイル名一覧画面46において、通常ファイル名とNGファイル名とを一目瞭然に区別することが可能となる。
以下に、本実施例の作用を、図5、図6のフローチャートに従い説明する。
「閉栓業務アプリケーション」プログラムの実行
図5(A)及び(B)は、通信携帯端末28において、「閉栓業務アプリケーション」プログラムが起動したときの制御の流れを示すフローチャートである。
また、図6は、図5に示す「閉栓業務アプリケーション」プログラムと連携するサーバー群10Aでの処理を示すフローチャートである。
図5(A)に示される如く、ステップ100では、サーバー群10Aへアクセスして、案件情報を取得し、ステップ102へ移行する。
ステップ102では、取得した案件情報から、お客様留意情報を確認し、ステップ104へ移行する。お客様留意情報とは、例えば、業務遂行に際しお客様が要求する事項、過去のお客様との対応に基づく注意点等が挙げられる。
ステップ104では、ガスメータ42の社番を撮影する。社番は、ガスメータ42に貼り付けられたシールに、QRコード(登録商標)として付与されている場合や、文字が付与されている場合、及びその両方が付与されている場合等がある。QRコード(登録商標)は、QRコード(登録商標)の読取機能で読み取ることができ、文字(数字)が付与されている場合は、手入力又はOCRで読み取ることができる。
次のステップ106では、作業開始情報を送信する。次のステップ108では、ステップ106での作業開始情報の送信に対するサーバー群10Aからの受信で、案件の作業を承認したか否かを判断する。
サーバー群10Aにおいて、案件情報に記録された社番と送信した社番とが不一致と判定した場合は、ステップ108で未承認判定となり、ステップ110へ移行して、エラー処理を実行し、このルーチンは終了する。
また、サーバー群10Aにおいて、案件情報に記録された社番と送信した社番とが一致した場合は、ステップ108で承認判定となり、ステップ112へ移行して、指示数(ガス使用量)を含むガスメータ42の撮影を実行し、次いで、ステップ114へ移行してOCR38により指示数を認識する。OCRで認識した指示数を、OCR指示数とする。
次のステップ116では、業務遂行担当者44の目視により指示数を確認し、通信携帯端末28の入出力デバイス32を用いて、指示数を入力する。入出力デバイス32を用いて入力した指示数を、入力指示数とする。
次のステップ118では、OCR指示数と入力指示数とが一致しているか否かを判断する。
このステップ118で、肯定判定(一致)された場合は、ステップ120へ移行して、撮影したガスメータ42の写真データファイルを通常ファイル名で作成し、ステップ124へ移行する(図4参照)。
また、ステップ118で、否定判定(不一致)された場合は、ステップ122へ移行して、撮影したガスメータ42の写真データファイルをNGファイル名で作成し、ステップ124へ移行する(図4参照)。
ステップ124では、サーバー群10Aに対して、例えば、閉栓業務における請求先の住所検索要請が必要か否かを判断する。このステップ124で肯定判定された場合は、ステップ126へ移行して住所検索要請を実行し、ステップ128へ移行する。ステップ128では、検索結果を受信したか否かを判断し、肯定判定された場合は、ステップ130へ移行する。なお、前記ステップ124で否定判定された場合は、ステップ130へ移行する。
ステップ130では、サーバー群10Aのデータベースへ、閉栓業務が遂行されたことを示す報告書を送信し、ステップ132へ移行する。
ステップ132では、前記ステップ120又はステップ122で作成した写真データファイルを外部ストレージ30のデータベース30DBへ送信し、このルーチンは終了する。
図5(B)は、図5(A)の「閉栓アプリケーション」プログラムの実行中に、作業を中断する必要が生じた場合に割り込まれるルーチンであり、ステップ134では割込処理として、サーバー群10Aへ、作業中断開始時には作業中断報告を送信し、作業再開時には作業再開報告を送信し、図5(A)において作業中断が指示されたステップ、すなわち、作業再開ステップへリターンする。
図6は、図5に示す「閉栓業務アプリケーション」プログラムと連携するサーバー群10Aでの処理を示すフローチャートである。なお、図6で実行されるサーバー群10Aの動作制御の一部は、本発明の変更部及び更新部として機能する(主として、後述する図6のステップ162、及びステップ180参照)。
ステップ150では、条件情報の要求があったか否かを判断する(図5のステップ100から受信)。このステップ150で肯定判定されると、ステップ152へ移行して、案件情報を送信する(図5のステップ100へ送信)。
次のステップ154では、作業開始情報を受信したか否かを判断する(図5のステップ106から受信)。このステップ154で肯定判定されると、ステップ156へ移行して、案件情報の社番と、QRコード(登録商標)等で読み取った社番との照合を実行し、ステップ158へ移行する。
ステップ158では、ステップ156での照合の結果が一致したか否かを判断する。このステップ158で否定判定(不一致)された場合は、ステップ160へ移行して、エラー処理(図5のステップ108へ送信等)を実行し、このルーチンは終了する。
また、ステップ158で肯定判定(一致)された場合は、ステップ162へ移行して、案件ステータスの変更(案件ロック)を行い、次いで、ステップ164へ移行して、作業開始を承認した旨を送信する(図5のステップ108へ送信)。
次のステップ166では、通信携帯端末28から、何等かの情報を受信したか否かを判断する。このステップ166で情報を受信したと判定された場合は、ステップ168へ移行して受信情報の種類を判別する。
ステップ168においては、作業中断情報、住所検索要請情報、及び報告書情報を区別する。
以上説明したように本実施の形態では、閉栓業務に関して、業務遂行担当社が現場へ出向き、案件を確認し、閉栓業務の作業を行い、結果を報告するまでの一連の業務を、「閉栓アプリケーション」プログラムの実行によって支援することができ、作業効率を向上させることができる。
また、本実施の形態では、OCR指示数と入力指示数とが一致している場合と、不一致の場合とで、指示を撮影した画像のファイル名を異ならせるようにした。
すなわち、OCR指示数と入力指示数とが一致している場合は、通常ファイル名として、撮影日時と連番の組み合わせで生成し、OCR指示数と入力指示数とが不一致の場合は、NGファイル名として、通常ファイル名の末尾等に、文字(例えば、「NG」)を付加した(図4参照)。
これにより、図4に示される如く、例えば、外部ストレージ30のデータベース30DBに格納される写真データファイルのファイル名一覧画面46において、通常ファイル名とNGファイル名とを一目瞭然に区別することができる。
なお、本実施の形態では、NGファイル名として、通常ファイル名に文字(「NG」)を付加したが、通常ファイル名に対してフォントを変更する、大きさを変更する、文字又は背景の色を変更する等、視覚を通じて、通常ファイルとNGファイルとが区別できる手段であれば、特に文字に限定されるものではない。
(作業中断情報)
作業中断情報の場合は、ステップ168からステップ170へ移行して、案件ステータスの変更を実行し、次いで、ステップ172へ移行して作業再開情報を受信したか否かを判断する(図5のステップ134から受信)。このステップ172で肯定判定されると、ステップ174へ移行して、案件ステータスを変更し、ステップ166へ戻る。
(住所検索要請情報)
住所検索要請情報の場合は、ステップ168からステップ176へ移行して、住所情報を検索し、次いでステップ178へ移行して、住所情報を取得し、送信して、ステップ166へ戻る(図5のステップ128へ送信)。
(報告書情報)
報告書情報の場合は、ステップ168からステップ180へ移行して、サーバー群10Aのデータベースに報告書情報を登録し、このルーチンは終了する。
続いて、図7、図8を参照しながら、ガスメータ閉栓業務支援システムにおける照合業務について説明する。照合業務において、照合の対象となるのは、通信携帯端末28から送信され業務支援管理サーバー16のハードディスク52(HDD)に記憶されたガスメータ42の指示数の報告値と、この報告値に関連付けて通信携帯端末28から送信され外部ストレージ30に記憶されたガスメータ42の指示数の写真データである。報告値と写真データは、案件情報に基づいて関連付けされる。
業務支援管理サーバー16は、「管理サーバー」の一例であり、ハードディスク52(HDD)は、「記憶部」の一例であり、外部ストレージ30は、「データベース」の一例である。
この照合業務には、照合端末54が使用される。照合端末54は、一例として、タブレット端末であるが、各種パーソナルコンピュータやスマートフォン等でもよい。照合端末54は、表示器56を有する。この照合端末54は、通信器、この通信器で受信した情報を表示器56に表示する制御装置等を備える。制御装置は、通信携帯端末28と同様に、CPU、ROM、RAM、ストレージ等を有する。この照合端末54を用いた照合業務は、以下の流れで実行される。
(ステップS1)
ガスメータ42の閉栓業務を遂行する業務遂行担当者が所持する通信携帯端末28でガスメータ42の指示数の報告値が取得される。このガスメータ42の指示数の報告値は、上述の通り、通信携帯端末28で撮影されたガスメータ42の画像から指示数を光学的に読み取った読取値である。また、通信携帯端末28でガスメータ42の指示数が撮影され、指示数の写真データ(画像)が取得される。
(ステップS2)
通信携帯端末28で取得された指示数の報告値は、業務支援管理サーバー16に送信され、この報告値に関連付けて通信携帯端末28で取得された指示数の写真データは、外部ストレージ30に送信される。
(ステップS3A、ステップS3B)
通信携帯端末28から送信された指示数の報告値は、業務支援管理サーバー16のハードディスク52に案件情報と共に記憶される。また、通信携帯端末28から送信された指示数の写真データは、案件情報と共に外部ストレージ30に記憶される。
(ステップS4)
照合業務担当者が照合端末54を操作し、「照合業務アプリケーション」プログラムを起動させ、案件情報を照合端末54に入力し、照合業務の開始を要求すると、照合端末54から業務支援管理サーバー16に案件情報と共に報告値の要求指令が送信され、照合端末54から外部ストレージ30に案件情報と共に写真データの要求指令が送信される。
(ステップS5A、ステップS5B)
業務支援管理サーバー16で案件情報と報告値の要求指令が受信されると、その案件情報に対応する報告値が業務支援管理サーバー16から照合端末54に送信される。また、外部ストレージ30で案件情報と写真データの要求指令が受信されると、その案件情報に対応する写真データが外部ストレージ30から照合端末54に送信される。
(ステップS6)
業務支援管理サーバー16から送信された報告値と、外部ストレージ30から送信された写真データは、照合端末54で受信される。
(ステップS7)
照合端末54で受信された報告値と写真データは、案件情報と共に照合端末54の表示器56に照合可能に(並んだ状態に)表示される。
このように、本実施の形態によれば、ガスメータ42の閉栓業務の際に、通信携帯端末28から送信されたガスメータ42の指示数の報告値が業務支援管理サーバー16のハードディスク52に記憶されると共に、この報告値に関連付けて通信携帯端末28から送信されたガスメータ42の指示数の写真データが外部ストレージ30に記憶された場合でも、その後、ガスメータ42の閉栓業務が終了したときには、業務支援管理サーバー16のハードディスク52に記憶された報告値と、この報告値に関連付けて外部ストレージ30に記憶された写真データとを照合端末54で照合できる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記に限定されるものでなく、上記以外にも、その主旨を逸脱しない範囲内において種々変形して実施可能であることは勿論である。
16 業務支援管理サーバー(管理サーバーの一例)
28 通信携帯端末
30 外部ストレージ(データベースの一例)
42 ガスメータ
52 ハードディスク(記憶部の一例)
54 照合端末
56 表示器

Claims (1)

  1. ガスメータの閉栓業務を遂行する業務遂行担当者が所持する通信携帯端末と、
    前記通信携帯端末から送信された前記ガスメータの指示数の報告値を記憶する記憶部を有する管理サーバーと、
    前記報告値に関連付けて前記通信携帯端末から送信された前記ガスメータの指示数の写真データを記憶するデータベースと、
    前記管理サーバーから送信された前記報告値と前記データベースから送信された前記写真データとを照合可能に表示する表示器を有する照合端末と、
    を備え
    前記ガスメータの指示数は、前記通信携帯端末の撮影部で撮影され、前記通信携帯端末の光学文字読取部で読み取られた指示数であり、
    前記写真データのファイル名には、前記光学文字読取部で読み取った指示数と、前記業務遂行担当者が目視確認し、前記通信携帯端末の入力部に入力された指示数とが不一致の場合に、不一致である旨の特記情報が付加されている、
    ガスメータ閉栓業務支援システム。
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