JP2016157439A - 情報処理システムと、その処理方法及びプログラム - Google Patents

情報処理システムと、その処理方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 文書の申込者の本人確認を容易にする仕組みを提供する。【解決手段】 文書の画像データと、当該文書の申請者の顔画像が含まれる身分証明書の画像データとを管理する情報処理システムであって、画像データとして取込まれた文書画像データと身分証明書画像データとを対応付けて記憶する。記憶された身分証明書画像データから顔画像を特定する。記憶された文書画像データまたは当該文書画像データを表示するためのリンクと、当該文書画像データと対応付けて記憶された身分証明書画像データから特定された顔画像とを対応付けた画面を表示することを備えることを特徴とする情報処理システム。【選択図】 図6

Description

本発明は、読み取られた文書の不備を通知するための情報処理システムと、その処理方法及びプログラムに関する。
従来より、記入済の文書を読取り、記入不備のチェックを行い、情報処理装置にチェック結果を表示する仕組みがある。
特許文献1には、申請書データの内容をチェックし、フォーマットエラー、項目の記入漏れ等の受付不可エラーを判定する電子処理システムの技術が記載されている。
特開平6−28275号公報
申込書の不備チェックをした場合、不備チェック結果を申込者に提示し、申込書の修正を依頼する必要がある。しかし、特許文献1のシステム構成では複数人の申込書の不備チェックを一度に実施した場合、申込書の申込者とは異なる者に申込内容や不備チェック結果を提示してしまうリスクがある。
複数人の申込書の不備チェックを一度に実施するケースの具体例としては、ショッピングモールや催事場において、各顧客が記入したショッピングクレジット申込書等を複数枚一括して読み取り、チェックを行う等が考えられる。その場合、個人情報の漏洩を防ぐ目的から、申込者本人に間違いなく申込内容や不備チェック結果を提示しなくてはならないという課題がある。
また、複数人でなく、1人の申込書の不備チェックを実施した場合であっても、なりすまし等により、申込書の申込者とは異なる者に申込内容や不備チェック結果を提示してしまうリスクはあるため、この場合も、申込者本人に間違いなく申込内容や不備チェック結果を提示しなくてはならないという課題がある。
身分証明書を用いた本人確認を実施するケースの具体例としては、上記ショッピングクレジット申込書以外にも、住宅ローンや生命保険等の申込書が挙げられる。また、平成28年1月からマイナンバーを用いる行政手続では、本人確認書類による本人確認が行われるようになった。
そこで、本発明の目的は、文書の申請者の本人確認を容易にする仕組みを提供することである。
文書の画像データと、当該文書の申請者の顔画像が含まれる身分証明書の画像データとを管理する情報処理システムであって、前記文書と前記身分証明書とを画像データとして取込む画像取込手段と、前記画像取込手段により取込まれた文書画像データと身分証明書画像データとを対応付けて記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された身分証明書画像データから顔画像を特定する顔画像特定手段と、前記記憶手段に記憶された文書画像データまたは当該文書画像データを表示するためのリンクと、前記顔画像特定手段により前記記憶手段に当該文書画像データと対応付けて記憶された身分証明書画像データから特定された顔画像とを対応付けた画面を表示する画面表示手段とを備えることを特徴とする情報処理システム。
本発明によれば、文書の申請者の本人確認を容易にする仕組みを提供することができる。
本発明の情報処理システム100の構成の一例を示す図 情報処理装置101のハードウエア構成の一例を示す図 情報処理システム100の一例を示すブロック図 情報処理装置101で記入不備のチェック結果を表示する処理の一例を示すフローチャート サーバ102で行う記入不備チェック処理の一例を示すフローチャート 情報処理装置101で記入不備チェック結果一覧を表示する画面の一例を示す図 情報処理装置101で記入不備チェック結果および身分証明書を表示する画面の一例を示す図 サーバ102で文書フォームを管理するテーブルの一例を示す図 サーバ102でフォームごとの記入不備チェックについて管理するテーブルの一例を示す図 サーバ102で各種証明書を管理するテーブルの一例を示す図 情報処理装置101またはサーバ102で撮影画像を管理するテーブルの一例を示す図 情報処理装置101またはサーバ102で撮影画像、フォーム、申込者、顔画像ファイルを紐付けて管理するテーブルの一例を示す図 情報処理装置101またはサーバ102で申込書画像ごとの記入不備チェック結果リストを管理するテーブルの一例を示す図 第2の実施形態に係る情報処理装置101で記入不備のチェック結果を表示する処理の一例を示すフローチャート 第2の実施形態に係る情報処理装置101で顔一致判定をする処理の一例を示すフローチャート 第2の実施形態に係る情報処理装置101で記入不備チェック結果一覧(身分証明書特定エラー)を表示する画面の一例を示す図 第2の実施形態に係る情報処理装置101で記入不備チェック結果一覧(対面者撮影)を表示する画面の一例を示す図 第2の実施形態に係る情報処理装置101で記入不備チェック結果一覧(顔一致判定エラー)を表示する画面の一例を示す図
〔第1の実施形態〕
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。
図1に示すように、本実施形態に情報処理システム100は、情報処理装置101、およびサーバ102が、ネットワーク103により通信可能に接続された構成をとる。情報処理装置101は、カメラ等を用いて文書の画像を取り込み、文書の記入不備チェックを行う。サーバ102は、文書の記入不備チェックに必要な記入内容の認識領域と認識条件を文書フォーム識別情報ごとに管理している。
情報処理装置101は、携帯電話、スマートフォン、タブレット端末、ノートPC、およびPDA端末などの持ち運び可能な端末であって、ブラウザまたは文書システムのアプリケーションがインストールされており、無線通信または有線通信によりネットワーク103を介して、サーバ102と通信可能である。
なお、本実施形態においては、情報処理装置101とサーバ102が通信することで、記入不備チェックを行い、結果を表示しているが、本実施形態におけるサーバ102が持つ機能をすべて情報処理装置101に持たせることにより、サーバ102が無くても、本発明は実施可能である。ただし、以下の説明においては、より汎用的な文書システムを想定し、情報処理装置101とサーバ102に機能を分けて説明する。
以下、図2を用いて、図1に示した情報処理装置101に適用可能なハードウエア構成の一例について説明する。
図2において、201はCPUで、システムバス204に接続される各デバイスやコントローラを統括的に制御する。また、ROM203あるいは外部メモリ212には、CPU201の制御プログラムであるBIOS(Basic Input / Output System)やオペレーティングシステムプログラム(以下、OS)や、各サーバ或いは各PCの実行する機能を実現するために必要な各種プログラム等が記憶されている。
202はRAMで、CPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。CPU201は、処理の実行に際して必要なプログラム等をROM203あるいは外部メモリ212からRAM202にロードして、該ロードしたプログラムを実行することで各種動作を実現するものである。
また、205は入力コントローラで、タッチセンサ210からの入力を制御する。206はビデオコントローラで、ディスプレイ211等の表示器への表示を制御する。なお、図2では、ディスプレイ211と記載しているが、表示器はCRTだけでなく、液晶ディスプレイ等の他の表示器であってもよい。これらは必要に応じて情報処理装置101のユーザが使用するものである。
207はメモリコントローラで、ブートプログラム、各種のアプリケーション、フォントデータ、ユーザファイル、編集ファイル、各種データ等を記憶する外部記憶装置(ハードディスク(HD))や、フレキシブルディスク(FD)、或いはPCMCIAカードスロットにアダプタを介して接続されるコンパクトフラッシュ(登録商標)メモリ等の外部メモリ212へのアクセスを制御する。
208は通信I/Fコントローラで、ネットワーク103を介して外部機器と接続・通信するものであり、ネットワークでの通信制御処理を実行する。例えば、TCP/IPを用いた通信等が可能である。
なお、CPU201は、例えばRAM202内の表示情報用領域へアウトラインフォントの展開(ラスタライズ)処理を実行することにより、ディスプレイ211上での表示を可能としている。また、CPU201は、ディスプレイ211上のタッチセンサ210におけるユーザのタッチ操作指示を受付けることを可能とする。
本発明を実現するための後述する各種プログラムは、外部メモリ212に記録されており、必要に応じてRAM202にロードされることによりCPU201によって実行されるものである。さらに、上記プログラムの実行時に用いられる定義ファイルや地図データ等も、外部メモリ212に格納されており、これらについての詳細な説明も後述する。
209は撮影画像入力コントローラで、撮影画像入力処理部214を介してカメラ215からの入力を制御する。カメラ215から入力された撮影画像を認識することが可能となっている。
図3は、情報処理システム100の機能構成の一例を示すブロック図である。
画像取得部301は、文書および身分証明書を画像として取得する機能部である。
顔画像特定部302は、画像取得部301により取得された身分証明書画像から顔画像を特定する機能部である。
記憶部303は、画像取得部301により取得された文書画像と、画像取得部301により取得された身分証明書画像または顔画像特定部302により特定された顔画像とを対応づけて記憶する機能部である。
画面表示部304は、顔画像特定部302により特定された顔画像と、記憶部303に顔画像と対応づけて記憶された文書画像または文書画像を表示するためのリンクとを対応づけた画面を表示する機能部である。
画面表示部304は、画像取得部301により取得された身分証明書画像を表示するためのリンクと、記憶部303に身分証明書画像と対応づけて記憶された文書画像または文書画像を表示するためのリンクとを対応づけた画面を表示する機能部である。
画面表示部304は、文書画像もしくは身分証明書画像を表示した場合、または、文書画像もしくは身分証明書画像をユーザが確認したこと示す入力を受け付けた場合、表示済または確認済であることを識別して表示する機能部である。
特徴情報記憶部305は、身分証明書の種類を識別するための識別情報と、身分証明書の特徴情報とを対応づけて記憶する機能部である。
身分証明書特定部306は、特徴情報記憶部305により記憶された特徴情報を用いて、身分証明書の種類を特定する機能部である。
顔画像特定部302は、身分証明書特定部306により特定された身分証明書の種類に従って顔画像を特定する機能部である。
申請者特定部307は、画像取得部301により取得した文書画像から、文書の申請者を特定する機能部である。
所有者特定部308は、画像取得部301により取得した身分証明書画像から、身分証明書の所有者を特定する機能部である。
記憶部303は、申請者特定部307により特定された申請者と、所有者特定部308により特定された所有者が一致した場合、文書画像と身分証明書画像または顔画像特定部302により特定された顔画像とを対応づけて記憶する機能部である。
文書定義情報記憶部309は、文書の記入内容の認識領域と認識条件とを含む文書定義情報を記憶する機能部である。
不備チェック部310は、文書定義情報記憶部309に記憶されている認識領域と認識条件に従って、画像取得部301により取得された文書画像の認識領域ごとの不備をチェックする機能部である。
不備領域表示部311は、文書定義情報記憶部309に記憶されている認識領域に従って、不備チェック部310によりチェックされた文書の不備をユーザが識別可能に表示する機能部である。
不備数表示手部312は、不備チェック部310によりチェックされた不備の数を文書フォーム毎に集計し表示する機能部である。
記憶部303は、申請者特定部307により特定された申請者と、所有者特定部308により特定された所有者が一致した場合、当該文書画像と当該身分証明書画像または顔画像特定部302により特定された顔画像とを対応付けて記憶する機能部である。
画面表示部304は、申請者特定部307により特定された申請者と、所有者特定部308により特定された所有者とが一致しなかった場合、エラーとして表示する機能部である。
撮像部313は、文書の申請者の顔を撮像する機能部である。
同一人物判定部314は、顔画像特定部302により特定された顔画像と、撮像部313により撮像された顔の画像とが同一人物の画像か否かを判定する機能部である。
表示制御315は、同一人物判定部314により同一人物の画像であると判定された場合、画像取得部301により取込まれた文書画像データを表示するよう制御し、同一人物判定部314により同一人物の画像ではないと判定された場合、画像取得部301により取込まれた文書画像データを表示しないよう制御する機能部である。
記憶部303は、同一人物判定部314により同一人物の画像ではないと判定された場合、画像取得部301により取込まれた文書画像データと前記顔画像特定手段により特定された顔画像とを対応付けて記憶する機能部である。
図4は、情報処理装置101で記入不備のチェック結果を表示する処理(以下、記入不備チェック結果表示処理と記す)の一例を示すフローチャートである。なお、以下の処理はすべて、情報処理装置101またはサーバ102のCPU201が行うものとする。
ステップS401において、情報処理装置101は、文書システムのユーザによって行われる文書システムへのログインを受け付ける。なお、この記入不備チェック結果取得処理においてユーザインターフェースとなる文書アプリケーションは、情報処理装置101にインストールされたアプリケーションであってもよいし、ブラウザに表示されるWebアプリケーションなどのアプリケーションであってもよい。
ステップS402において、情報処理装置101は、カメラ215を用いて記入不備チェックを行う申込書を撮影し、撮影された画像(以下、撮影画像)を外部メモリ212に記憶する。なお、この実施形態においては、情報処理装置101のカメラ215を用いて撮影画像を取得するとしたが、デジタルカメラなどを用いて撮影された画像やスキャナーなどを用いてスキャンされた画像を情報処理装置101に取り込むとしてもよい。
なお、この実施形態における「申込書」とは、本発明の情報処理システム100で扱う「文書」の一例である。「文書」の例としては、「申込書」以外にも「帳票」「稟議書」「届出書」「アンケート」などの書類が挙げられる。
ステップS403において、情報処理装置101は、カメラ215を用いて、ステップS402で撮影した申込書の申込者の身分証明書を撮影し、その撮影画像を外部メモリ212に記憶する。すなわち、ステップS402およびステップS403は、文書と前記身分証明書とを画像データとして取込む処理の一例を示すステップである。このステップもステップS402と同様、デジタルカメラなどを用いて撮影された画像やスキャナーなどを用いてスキャンされた画像を情報処理装置101に取り込むとしてもよい。
なお、この実施形態においては、身分証明書の例として、運転免許証、パスポートを挙げたが、これに限定するものではなく、それら以外にも「健康保険証」「住基カード」「(マイナンバー)個人番号カード」などの本人を証明するための書類やカードなどであってもよい。
ステップS402とステップS403は、申込書の数だけ繰り返す。
ステップS404において、情報処理装置101は、ステップS402とステップS403にて外部メモリ212に記憶された、申込書と身分証明書の撮影画像をサーバ102に送信する。ここでは、撮影画像リスト1100(図11)のような複数のファイルが順に送信されたとする。
ステップS405において、サーバ102は、撮影画像を受信し、外部メモリ212に撮影画像を記憶する。また、受信した撮影画像の順に従って、外部メモリ212上の解析用撮影画像リスト1200の「撮影画像ファイル名」カラムに受信した撮影画像ファイルのファイル名を記憶する。
ステップS406において、サーバ102は、外部メモリ212に記憶した撮影画像を1つ取得し、申込書フォームテーブル800の各レコードにおける「フォーム画像」カラムに記憶されているファイルパスを用いて外部メモリ212から取り出したフォーム画像と順に画像比較することで、撮影画像のフォームIDを特定する。フォームIDを特定できた場合、外部メモリ212上の解析用撮影画像リスト1200の「フォームID/身分証明書ID」カラムに特定できたフォームIDを記憶し、ステップS407に進む。フォームIDを特定できなかった場合、ステップS408に進む。
具体的には、撮影画像「20141201_001.jpg」と申込書フォームテーブル800の各フォーム画像とを画像比較し、所定の値以上の割合で画像が一致した場合、解析用撮影画像リスト1200の「フォームID/身分証明書ID」カラムに一致したフォーム画像のフォームIDの値を記憶する。この撮影画像「20141201_001.jpg」の場合、フォーム画像「D:/form/01.jpg」と一致したとして、フォームID「FORM01」のフォームであると特定する。
ステップS407において、サーバ102は、OCRによる文字認識を行い、申込書に記載されている申込者名を特定し、外部メモリ212上の解析用撮影画像リスト1200の「申込者」カラムに特定できた申込者名を記憶する。すなわち、ステップS407は、文書画像から、文書の申請者を特定する処理の一例を示すステップである。なお、この実施形態において、ステップS407は、サーバ102で行う処理としたが、情報処理装置101にてOCRによる文字認識を行い、申込書に記載されている申込者名を特定するとしてもよい。
ステップS408において、サーバ102は、記入不備チェック処理(図5)を行う。すなわち、ステップS408は、認識領域と認識条件に従って、文書画像の認識領域ごとの不備をチェックする処理の一例を示すステップである。
なお、この実施形態において、ステップS408は、サーバ102で行う処理としたが、各テーブルやリスト(図8〜図13)のすべてを情報処理装置101に記憶させ、情報処理装置101でステップS408を行うとしてもよい。その場合、図4のすべての処理を情報処理装置101で行う。その場合、情報の送受信(例えば、ステップS404〜S405、ステップS413〜S414)は不要な処理になる。
ここで、図5の記入不備チェック処理について説明する。
図5は、サーバ102で行う記入不備チェック処理の一例を示すフローチャートである。
ステップS501において、サーバ102は、外部メモリ212上の撮影画像リスト1100から申込書の撮影画像を1件取得し、RAM202に記憶する。具体的には、解析用撮影画像リスト1200の「フォームID/身分証明書ID」カラムに「FORMxx」のようにフォームIDが記憶されている撮影画像レコードを取得し、更に「撮影画像ファイル」カラムに記憶されている撮影画像ファイル名を用いて撮影画像ファイルを取得し、それぞれRAM202に記憶する。
ステップS502において、サーバ102は、ステップS501にてRAM202に記憶した撮影画像レコードのフォームIDを検索キーとして記入不備チェックテーブル900(図9)を検索し、チェック対象の文書フォームに係る記入不備チェックレコードのリストを取得し、RAM202に記憶する。
具体的には、解析用撮影画像リスト1200(図12)の1件目のレコードのフォームIDは「FORM01」であるため、フォームID=FORM01を検索キーとして、記入不備チェックテーブル900から、フォームID=FORM01の「ショッピングクレジット申込書」に係る記入不備チェックレコードのリストを取得し、RAM202に記憶する。
なお、図9の記入不備チェックテーブル900は、フォームIDごとの記入不備チェック認識領域および認識条件を管理するテーブルの一例である。記入不備チェックテーブル900にはフォームID、チェック対象項目の通し番号であるチェックID、チェック内容となる認識条件、チェック対象項目の認識領域(矩形)を示す起点座標(X、Y)と終点座標(X、Y)が記憶されている。
なお、記入不備チェックテーブル900は、情報処理システム100で使用する文書の定義情報(文書フォーム識別情報と記入内容の認識領域と認識条件)として、システム管理者によって作成・メンテナンスされるテーブルである。すなわち、記入不備チェックテーブル900は、文書の記入内容の認識領域と認識条件とを含む文書定義情報を記憶する手段の一例を示す機能部である。
なお、この実施形態において、記入不備チェックテーブル900は、サーバ102で記憶するとしたが、情報処理装置101で記憶するとしてもよい。その場合、図5の記入不備チェック処理は、すべて情報処理装置101で行う。
ステップS503において、サーバ102は、変数errorに0を代入し、RAM202に変数errorを記憶する。この変数errorは、これから記入不備チェックを行う対象の撮影画像について、記入不備がある毎にカウントアップする変数である。
ステップS504において、サーバ102は、変数iに1を代入し、RAM202に変数iを記憶する。この変数iは、撮影画像について、これから行う記入不備チェックのチェックIDとなる変数であり、そのチェックが終わると次のチェックIDのチェックを行うためにカウントアップしていく変数である。
ステップS505において、サーバ102は、ステップS504にてRAM202に記憶した記入不備チェックレコードリストのうち、チェックID=iの記入不備チェックレコードの、認識領域の起点(X座標、Y座標)と終点(X座標、Y座標)と認識条件を取得する。具体的には、チェック対象フォームのフォームID=1の記入不備チェックレコードリストのうち、チェックID=1の場合、記入不備チェックレコードの認識領域=起点(100,100)と終点(300,150)、認識条件=「必須」が取得される。
ステップS506において、サーバ102は、取得した認識条件について判定する。
認識条件が「必須」の場合は、認識領域は入力必須項目であるため、ステップS507において、撮影画像の認識領域が示す矩形内に文字や記号が記入されているか否かを判定する。すなわち、ステップS507は、認識領域と認識条件に従って、文書画像の認識領域ごとの不備をチェックする処理の一例を示すステップである。なお、この判定処理は、OCR等による解析技術を用いるが、既知の技術であるため、説明は省略する。
文字や記号が記入されていると判定した場合はステップS511に進み、文字や記号が記入されていないと判定した場合はステップS509に進む。
認識条件が「丸囲み」の場合は、認識領域は多肢選択項目であるため、ステップS508において、撮影画像の認識領域が示す矩形内に丸印が記入されているか否かを判定する。すなわち、ステップS508は、認識領域と認識条件に従って、文書画像の認識領域ごとの不備をチェックする処理の一例を示すステップである。この判定処理は、OMRやOCR等による解析技術を用いるが、既知の技術であるため、説明は省略する。なお、本実施例では、記入不備チェック認識条件を「丸囲み」として丸印の存在有無を判定しているが、丸印に限定するものではなく、レ点やその他の図形の判定であってもよい。
また、上記において、丸印の数を「1つ」としたが、記入不備チェックテーブル900に「上限値」や「チェック数」カラムを設け、上限値を超えた場合「NG」、印の個数が「チェック数」以外の場合「NG」と判定するとしてもよい。また、記入不備チェックテーブル900に「桁数」カラムを設け、記入された文字が許可された桁数であれば「OK」、許可されていない桁数であれば「NG」と判定してもよい。また、記入不備チェックテーブル900に「文字属性」カラムを設け、記入された文字の属性、例えば「数字」「ひらがな」「カタカナ」「英数字」などによって、「OK」「NG」の判定をしてもよい。
また、OCR等による解析結果で、記入された文字を認識できなかった場合、「NG」と判定するとしてもよい。また、変数result[i]の値は、「OK」「NG」の2つに限定するものではなく、「不明瞭」「認識不可」「矛盾」などの値を持つとしてもよい。
ステップS508にて、丸印が記入されていると判定した場合は判定した場合はステップS511に進み、丸印が記入されていないと判定した場合はステップS509に進む。
ステップS509において、サーバ102は、変数errorをカウントアップする。つまり、記入不備が発見されたということである。
ステップS510において、サーバ102は、記入不備チェック結果リスト1300にエラー内容を示すレコードを挿入する。記入不備チェック結果リスト1300に挿入する記入不備チェック結果レコードは、「撮影画像ファイル」「チェックID」「エラー内容」「起点座標(X、Y))「終点座標(X、Y)」である。この記入不備チェック結果レコードは、記入不備チェック処理を終了後、情報処理装置101に送信し、記入不備チェック結果一覧画面の表示に用いる。
ステップS511において、サーバ102は、変数iをカウントアップし、RAM202にチェックID=iの記入不備チェックレコードが存在するか否かを判定し、存在する場合は当該文書フォームの記入不備チェックが残っていることを意味するため、ステップS505に戻り、当該文書フォームの記入不備チェックを続ける。存在しない場合は、当該文書フォームの記入不備チェックがすべて終わったことを意味するため、ステップS501に戻り、外部メモリ212上の解析用撮影画像リスト1200における次の撮影画像レコードについて、文書フォームの記入不備チェックを行う。
なお、次の撮影画像レコードがRAM202に存在しない場合、解析用撮影画像リスト1200のすべての撮影画像レコードについて記入不備チェックがすべて終わったことを意味するため、この記入不備チェック処理を終了する。
この時点で、本実施例においては、記入不備チェック結果リスト1300(図13)のような記入不備チェック結果レコードが記憶されている。
以上で、図5の記入不備チェック処理の説明を終了する。この処理によって、すべての撮影画像について、記入不備チェックが行われたことになる。図4の記入不備チェック結果表示処理の説明に戻る。
ステップS409において、ステップS406にて取得した撮影画像と、身分証明書マスタテーブル1000(図10)の各レコードにおける「サンプル画像ファイル」カラムに記憶されているファイルパスを用いて外部メモリ212から取得した身分証明書サンプル画像とを順に画像比較することで、身分証明書IDを特定する。
すなわち、ステップS409は、記憶された特徴情報を用いて、身分証明書の種類を特定する処理の一例を示すステップである。また、身分証明書マスタテーブル1000は、身分証明書の種類を識別するための識別情報と、身分証明書の特徴情報とを対応づけて記憶する手段の一例を示す機能部である。
身分証明書IDを特定できた場合、外部メモリ212上の解析用撮影画像リスト1200の「フォームID/身分証明書ID」カラムに特定できた身分証明書IDを記憶し、ステップS410に進む。身分証明書IDを特定できなかった場合、撮影画像は申込書フォームテーブル800の「フォーム画像」からも、身分証明書マスタテーブル1000の「サンプル画像ファイル」からも特定することができなかった画像であると捉え、ステップS406に戻る。
具体的には、撮影画像「20141201_002.jpg」と身分証明書マスタテーブル1000の各サンプル画像ファイルとを画像比較し、サンプル画像ファイル「D:/cert/01.jpg」と一致した場合、撮影画像「20141201_002.jpg」は「運転免許証」であると特定できたため、解析用撮影画像リスト1200の「フォームID/身分証明書ID」カラムに「CERT01」の値を記憶する。
ステップS410において、サーバ102は、ステップS406にて取得した撮影画像から顔画像を取得する。すなわち、ステップS410は、取得された身分証明書画像データから顔画像を特定する処理の一例を示すステップである。また、ステップS410は、特定された身分証明書の種類に従って顔画像を特定する処理の一例を示すステップである。
具体的には、身分証明書マスタテーブル1000をステップS408にて特定された身分証明書IDで検索し、ヒットしたレコードの(顔画像始点X、顔画像始点Y)、(顔画像終点X,顔画像終点Y)の2点を対角とする矩形を用いて、ステップS406にて取得した撮影画像から顔画像を切り取る。切り取った顔画像は「撮影画像ファイル名_trim」のようなファイル名で外部メモリ212に記憶する。
なお、この実施形態においては、身分証明書マスタテーブル1000に記憶された座標を用いて顔画像を切り取るとしたが、この方法に限定するものではなく、身分証明書マスタテーブル1000に定義された座標を用いず、顔認識技術等を用いて身分証明書画像から顔画像部分を判定された顔画像を切り取るとしてもよい。なお、顔認識技術は既知の技術であるため、ここでの説明は省略する。
ステップS411において、サーバ102は、外部メモリ212上の解析用撮影画像リスト1200の「身分証明書ファイル/顔画像ファイル」カラムにステップS410にて切り取った顔画像のファイル名を記憶する。これにより、身分証明書の撮影画像と顔画像とを関連付けることができるため、システム上で身分証明書の控えを保管する場合、身分証明書をスキャンして得た身分証明書の画像データと申込書のデータとを紐付ける作業をユーザ自身で行わなければならないという問題を解決することができる。
また、ステップS409にて身分証明書IDが特定された身分証明書は、ステップS406にてフォームIDが直前に特定された申込書の本人確認のために撮影された画像であると捉え、解析用撮影画像リスト1200において、直前の申込書レコードの「身分証明書ファイル/顔画像ファイル」カラムにステップS409にて特定された身分証明書ファイル名を記憶する。
これにより、申込書の撮影画像と身分証明書の撮影画像とを関連付けることができる。同時に、申込書の撮影画像と顔画像とを関連付けることができる。すなわち、ステップS411は、取込まれた文書画像データと身分証明書画像データとを対応付けて記憶する処理の一例を示すステップである。
なお、この実施形態においては、申込書の撮影後に続けて、その申込者の本人確認を行う身分証明書を撮影するとしたが、これに限定するものではなく、撮影順序は順不同であっても良い。その場合、ステップS411による申込書の撮影画像と身分証明書の撮影画像との関連付けは、撮影画像の順序で判断することができないため、申込書の申込者名と身分証明書の氏名とが一致する申込書と身分証明書を関連付けるなどの方法を取ってもよい。
具体的には、ステップS409にて身分証明書の「身分証明書ID」を特定する際に身分証明書の「氏名」欄のOCRを行い、解析用撮影画像リスト1200の「申込者」カラムにOCRで取得した氏名を記憶し、この氏名とステップS407にて解析用撮影画像リスト1200の「申込者」カラムに記憶された申込者名とが同一の申込書レコードを、関連する申込書レコードとして判定する。
すなわち、ステップS409は、身分証明書画像から、身分証明書の所有者を特定する処理の一例を示すステップである。すなわち、ステップS411は、文書の申請者と、身分証明書の所有者が一致した場合、文書画像と身分証明書画像または顔画像とを対応づけて記憶する処理の一例を示すステップである。
また、ステップS411による申込書の撮影画像と身分証明書の撮影画像との関連付けの方法は、これら以外にも、関連する申請書と身分証明書は同じ画像内に収めて撮影する方法や、関連する申請書と身分証明書に同一または関連する目印(バーコード等)と共に撮影する方法などを取ってもよい。
以上のステップS406からステップS411の処理は、ステップS405にて受信した画像の数だけ繰り返す。
ステップS412において、サーバ102は、記入不備チェック処理(図5)で記憶した記入不備チェック結果リスト1300(図13)について、申込書ごとに不備数を集計する。具体的には、記入不備チェック結果リスト1300におけるチェックID≠NULLのレコードについて、撮影画像ファイル名ごとにグルーピングを行い、カウントする。
ステップS413において、サーバ102は、解析用撮影画像リスト1200、記入不備チェック結果リスト1300およびステップS410にて取得した顔画像ファイルを情報処理装置101に送信する。
ステップS414において、情報処理装置101は、解析用撮影画像リスト1200、記入不備チェック結果リスト1300および顔画像ファイルを受信し、外部メモリ212に記憶する。
ステップS415において、情報処理装置101は、受信した解析用撮影画像リスト1200、記入不備チェック結果リスト1300および顔画像ファイルを用いて、申込者の顔画像を含む記入不備チェック結果一覧画面610(図6)をディスプレイ211に表示する。具体的には、申込書毎に顔画像611、申込者名、申込書における記入不備数、申込書ボタン613、身分証明書ボタン614を表示する。
すなわち、ステップS415は、顔画像と、顔画像と対応づけて記憶された文書画像を表示するためのリンクとを対応づけた画面を表示する処理の一例を示すステップである。また、ステップS415は、文書画像データまたは当該文書画像データを表示するためのリンクと、当該文書画像データと対応付けて記憶された身分証明書画像データから特定された顔画像とを対応付けた画面を表示する処理の一例を示すステップである。
また、ステップS415は、身分証明書画像を表示するためのリンクと、身分証明書画像と対応づけて記憶された文書画像を表示するためのリンクとを対応づけた画面を表示する処理の一例を示すステップである。また、ステップS415は、文書画像データまたは当該文書画像データを表示するためのリンクと、当該文書画像データと対応付けて記憶された身分証明書画像データを表示するためのリンクとを対応付けた画面を表示する処理の一例を示すステップである。また、ステップS415は、チェックされた不備の数を文書フォーム毎に集計し表示する処理の一例を示すステップである。
なお、申込書における記入不備数は、受信した解析用撮影画像リスト1200のレコードを「撮影画像ファイル」でグルーピングを行い、「撮影画像ファイル」毎のレコード数を「撮影画像ファイル」に係る申込書における記入不備数として表示する。これにより、申込書毎の記入不備数が把握できるため、記入不備がある場合、記入不備の修正を依頼するために申込者を呼び出す等の対応をとることができる。
なお、申込書ボタン613、身分証明書ボタン614には、受信した解析用撮影画像リスト1200の「撮影画像ファイル」カラムに記憶されている画像ファイル名がそれぞれ対応づけられている。これにより、申込書ボタン613、身分証明書ボタン614が押下された場合、次画面において、ステップS402にて撮影され外部メモリ212に記憶された画像ファイルのうち、どの画像ファイルを表示すべきかがわかる。
なお、この実施形態においては、申込書毎に表示するとしたが、これに限定するものではなく、同一の申込者が複数の申込書を提出していた場合、申込者毎に申込書をまとめて表示するとしてもよい。その場合、申込書ボタン613の押下を受け付けるとその申込者に係る複数の申込書を順にまたはまとめて表示する、または、その申込者の行に複数の申込書ボタン613を表示する等の方法をとる。
なお、申込書に係る身分証明書が無い場合、図6の612のような「身分証明書がありません」や「NO IMAGE」や「×」といった文言を表示したり、空欄にしたりすることで、身分証明書が撮影されていない、または、撮影された身分証明書の種類を特定できなかったことを識別して表示する。これにより、申込書に係る身分証明書の有無が容易に認識できるようになる。また、申込書の本人確認のために、身分証明書の画像データの全体を画面に表示すると、画面のスペースをとってしまうという課題を解決することができる。
また、これにより、申込者に記入不備の修正を依頼するために呼び出した際、申込者の顔と、ディスプレイ211に表示されている顔画像611とを見比べることで、文書の申込者の本人確認を容易にする仕組みを提供することができる。そのため、申込者本人に間違いなく不備チェック結果を提示することができ、誤って個人情報を漏洩するリスクを低減することができる。
ステップS416において、情報処理装置101は、ユーザによる操作を受付け、受け付けた操作を判定する。申込書ボタン613が押下された場合は押下された申込書ボタン613に係る申込書の画像ファイル名を取得してステップS417に進む。身分証明書ボタン614が押下された場合は押下された身分証明書ボタン614に係る身分証明書の画像ファイル名を取得してステップS419に進む。記入不備チェック結果レコード行をドラッグ&ドロップされた場合はステップS420に進む。また、終了ボタン618が押下された場合は、図4の記入不備チェック結果取得処理を終了する。
ステップS417において、情報処理装置101は、ステップS402にて撮影され外部メモリ212に記憶された申込書画像、ステップS415にて受信した顔画像ファイルを用いて、記入不備チェック結果画面710(図7)を表示する。
具体的には、ステップS402にて撮影され外部メモリ212に記憶された申込書画像から、ステップS416にて押下された申込書ボタン613に係る申込書の画像ファイル名の画像ファイルを取得して申込書画像711(図7)のように表示する。また、ステップS415にて受信した顔画像ファイルから、同じくステップS415にて受信した解析用撮影画像リスト1200のうち、ステップS416にて押下された申込書ボタン613に係る顔画像ファイル名の顔画像ファイルを取得して顔画像712(図7)のように表示する。
すなわち、ステップS417は、顔画像と、顔画像と対応づけて記憶された文書画像とを対応づけた画面を表示する処理の一例を示すステップである。また、ステップS417は、文書画像データと、当該文書画像データと対応付けて記憶された身分証明書画像データから特定された顔画像とを対応付けた画面を表示する処理の一例を示すステップである。
また、顔画像712の傍に、または顔画像712に重ねて、身分証明書画像を表示するための身分証明書ボタン715を表示する。なお、身分証明書ボタン715を表示せず、顔画像712を押下することで身分証明書画像を表示するとしてもよい。
すなわち、ステップS417は、身分証明書画像を表示するためのリンクと、身分証明書画像と対応づけて記憶された文書画像とを対応づけた画面を表示する処理の一例を示すステップである。また、ステップS417は、文書画像データと、当該文書画像データと対応付けて記憶された身分証明書画像データを表示するためのリンクとを対応付けた画面を表示する処理の一例を示すステップである。
ステップS418において、情報処理装置101は、ステップS417にて表示された申込書画像711に記入不備箇所を識別可能に重畳表示する。すなわち、ステップS418は、認識領域に従って、チェックされた文書の不備をユーザが識別可能に表示する処理の一例を示すステップである。
具体的には、ステップS416にて押下された申込書ボタン613に係る申込書の画像ファイル名を検索キーとして、記入不備チェック結果リスト1300を検索し、起点座標(X、Y)と終点座標(X、Y)を取得し、この2点を対角とする矩形を申込書画像711上に重畳させて描き、識別可能な色(例えば、赤色)で塗りつぶす(図7の記入不備箇所713)。これにより、記入不備の領域を識別可能に表示することができる。また、これにより、システム上で不備チェックと本人確認とを合わせて実施することができる。
なお、この実施形態においては、記入不備箇所713は、赤色で塗りつぶすとしたが、これに限定するものではなく、赤以外の色や模様による塗りつぶし、枠による囲み、点滅、拡大、色の反転表示など、ユーザが識別可能な表示であればよい。また、識別可能な表示に限定するものではなく、音声による記入不備箇所の読み上げ、画面をタッチした際の振動など触感による識別方法であってもよい。
ステップS419において、情報処理装置101は、ステップS403にて撮影され外部メモリ212に記憶された身分証明書画像を表示する。具体的には、ステップS403にて撮影され外部メモリ212に記憶された身分証明書画像から、ステップS416にて押下された身分証明書ボタン614に係る身分証明書の画像ファイル名の画像ファイルを取得し、身分証明書確認画面720を表示する。これにより、身分証明書をスキャンして得た身分証明書の画像データと申込書の画像データとを紐付けて表示することができる。
ステップS420において、情報処理装置101は、ドラッグされた行をドロップされた箇所に移動させることで表示行の入替を行い、ステップS415に進み、記入不備チェック結果一覧画面を再表示する。このドラッグ&ドロップにより、担当者が通知する申込者の順番を変更することができる。例えば、呼び出した申込者が不在の場合、この申込者の記入不備チェック結果レコードをドラッグ&ドロップすることで通知を後回しにすることができる。
具体的には、記入不備チェック結果一覧画面610の記入不備チェック結果レコード616をドラッグし、記入不備チェック結果レコード617の下にドロップした場合、記入不備チェック結果一覧画面620の記入不備チェック結果レコード621のように、記入不備チェック結果レコードの順番を変更することができる。
ステップS421において、情報処理装置101は、ユーザによる戻るボタンの押下を受付けると、ステップS415に戻り、ディスプレイ211に記入不備チェック結果一覧画面620(図6)を表示する。その際、申込書ボタン622や身分証明書ボタン623のように、表示した申込書や身分証明書には、「済」マークで表示したことを識別して表示する。
すなわち、ステップS415は、文書画像もしくは身分証明書画像を表示した場合、表示済または確認済であることを識別して表示する処理の一例を示すステップである。また、ステップS415は、文書画像データもしくは身分証明書画像データを表示したこと、または文書画像データもしくは身分証明書画像データをユーザが確認したこと示す入力を受け付けたことを、他の画像と識別して表示する処理の一例を示すステップである。
具体的には、チェック結果を表示した撮影画像ファイルについて、外部メモリ212上の解析用撮影画像リスト1200の「通知済」カラムに「済」フラグを立て、ステップS415にて記入不備チェック結果一覧画面620(図6)を表示する際に、記入不備チェック結果レコードの「通知済」カラムに「済」が記憶されている場合に各ボタンに「済」マークを表示する。これにより、担当者がどこまで申込者に通知したか、担当者がどこまで確認したか、どの申込者の本人確認が完了したか、等について容易に識別できる。
また、この「済」マークは、記入不備チェック結果画面710の通知済チェックボックス714、身分証明書確認画面720の確認済チェックボックス721がチェックされている場合にのみ、表示するとしてもよい。すなわち、ステップS415は、文書画像もしくは身分証明書画像をユーザが確認したこと示す入力を受け付けた場合、表示済または確認済であることを識別して表示する処理の一例を示すステップである。
以上で、図4の記入不備チェック結果取得処理の説明を終了する。
以上により、文書の申込者の本人確認を容易にする仕組みを提供することができる。また、システム上で不備チェックと本人確認とを合わせて実施することができる。また、身分証明書の画像データと申込書のデータとを紐付けることができる。また、申込書の本人確認が完了していることを、担当者が正しく把握できる。また、申込書の本人確認のために、身分証明書の画像データの全体を画面に表示すると、画面のスペースをとってしまうという課題を解決することができる。
〔第2の実施形態〕
第1の実施形態は、文書画像または文書リンクと顔画像を対応付けた画面、文書画像または文書リンクと身分証明書リンクを対応付けた画面を表示することによって、文書の申請者の本人確認を容易にする仕組みであり、第2の実施形態は、担当者(情報処理システム100のユーザ)が対面する申請者と身分証明書の顔画像との同一人物判定を行うことによって、文書の申請者の本人確認を容易にする仕組みである。
図14は、第2の実施形態に係る情報処理装置101で記入不備のチェック結果を表示する処理の一例を示すフローチャートである。図15は、第2の実施形態に係る情報処理装置101で顔一致判定をする処理の一例を示すフローチャートである。なお、第2の実施形態では、第1の実施形態における図4のフローチャートを図14に置き換え、第1の実施形態のステップと同じ処理については、同じステップ番号を付与し説明を省略する。なお、以下の処理はすべて、情報処理装置101またはサーバ102のCPU201が行うものとする。
また、図16は、第2の実施形態に係る情報処理装置101で記入不備チェック結果一覧(身分証明書特定エラー)を表示する画面の一例を示す図である。図17は、第2の実施形態に係る情報処理装置101で記入不備チェック結果一覧(対面者撮影)を表示する画面の一例を示す図である。図18は、第2の実施形態に係る情報処理装置101で記入不備チェック結果一覧(顔一致判定エラー)を表示する画面の一例を示す図である。
図14および図15を用いて、第2の実施形態について説明する。
ステップS1401において、サーバ102は、直前の申請書について、「身分証明書特定エラー」と設定する。「身分証明書特定エラー」となる具体的なケースは、ステップS406にて取得した身分証明書の撮影画像から身分証明書IDが特定できなかった、申込書の申込者名と一致する身分証明書が撮像画像に存在しなかった等が挙げられる。
ステップS1402において、情報処理装置101は、顔一致判定処理(図15)を行う。図15の処理について説明する。
ステップS1501において、情報処理装置101は、ステップS416にて押下された申込書ボタン1601(図16)に係る申込書が「身分証明書特定エラー」と設定されているか否か判定する。「身分証明書特定エラー」の場合はステップS1502に進み、「身分証明書特定エラー」でない場合はステップS1504に進む。
ステップS1502において、情報処理装置101は、「身分証明書特定エラー」を示すメッセージを表示する(図16の1602)。すなわち、ステップS1502は、特定された申請者と特定された所有者とが一致しなかった場合、エラーとして表示する処理の一例を示すステップである。
ステップS1503において、情報処理装置101は、ユーザ(申請者の対応をする担当者)の操作を受け付け、判定を行う。キャンセルボタン1603の場合は図14のENDに進み、この処理を終了する。対面者撮影ボタン1604の場合はステップS1504に進む。身分証明書撮影ボタン1605の場合は図14のステップS403に進み、身分証明書を撮影し(ステップS403)、撮影した身分証明書をサーバ102に送信する(ステップS404)。
ステップS1504において、情報処理装置101は、カメラ215を用いて、担当者が対面する申請者(以下、対面者)を撮影する(図17)。すなわち、ステップS1504は、文書の申請者の顔を撮像する処理の一例を示すステップである。図17のように、対面者撮影ウィンドウ1703に、カメラ215を用いて撮影した対面者画像1704、キャンセルボタン1705、OKボタン1706を表示し、OKボタン1706の押下を受け付けることにより、対面者を撮影する。
ステップS1505において、情報処理装置101は、図14のステップS410にて切り取った身分証明書の顔画像1702と、対面者画像1704とを比較し、同一人物か否かを判定し、同一人物であると判定した場合は図15の処理を終了し、図14のステップS417に進み、同一人物でないと判定した場合はステップS1506に進む。すなわち、ステップS1505は、身分証明書から特定された顔画像と、撮像された顔の画像とが同一人物の画像か否かを判定する処理の一例を示すステップである。
なお、同一人物か否かの判定は、既知の画像比較の技術であるため、説明は省略する。また、本実施形態においては、画像比較により同一人物か否かを判定するとしたが、これに限定するものではなく、それぞれの画像から特徴部を抽出し、抽出した特徴部の比較により同一人物か否かを判定するとしてもよい。また、顔画像以外にも、指紋・掌紋・声紋などの生体認証により同一人物か否かを判定するとしてもよい。
ステップS1506において、情報処理装置101は、「同一人物判定エラー」を示すメッセージを表示する(図18の1801)。図18のように、カメラ215を用いて撮影した対面者画像1802、キャンセルボタン1803、続行ボタン1804を表示する。すなわち、ステップS1506は、同一人物の画像であると判定された場合、取込まれた文書画像データを表示するよう制御し、同一人物の画像ではないと判定された場合、取込まれた文書画像データを表示しないよう制御する処理の一例を示すステップである。
これにより、申請書を申請した本人でないと判定された場合は、エラーメッセージが表示されるため、申請書の内容を申請者以外に閲覧させてしまうリスクを防ぐことができる。つまり、第1の実施形態においては、対面者が申請書を申請した本人かどうかの本人確認は、担当者にすべて委ねられていたが、第2の実施形態においては、情報処理システム100も本人確認を行うため、上記リスクをより防ぐことができる。特に、平成28年1月から行政手続で必要となったマイナンバーは本人以外に見せてはならず、申請書にマイナンバーを含むようなシステムにおいては、上記リスクを極力減らすことが求められるため有効である。
ステップS1507において、情報処理装置101は、ユーザ(申請者の対応をする担当者)の操作を受け付け、判定を行う。キャンセルボタン1803の場合は図14のENDに進み、この処理を終了する。続行ボタン1804の場合はステップS1508に進む。
ステップS1508において、情報処理装置101は、ステップS1504にて撮影した対面者画像1802を申込書ボタン1701(図17)に係る申込書と対応づけて、外部メモリ212に記憶し、図14のステップS417に進む。すなわち、ステップS1508は、同一人物の画像ではないと判定された場合、取込まれた文書画像データと特定された顔画像とを対応付けて記憶する処理の一例を示すステップである。
なお、本実施形態においては、対面者画像1802を情報処理装置101の外部メモリ212に記憶するとしたが、これに限定するものではなく、対面者画像1802をサーバ102に送信し、サーバ102の外部メモリ212に記憶するとしてもよい。
これにより、情報処理システム100によって申請書を申請した本人でないと判定された場合であっても、担当者が同一人物と判断した場合は、申請書の内容を対面者に閲覧させることができるが、対面者の顔画像を申請書と対応付けて記憶しておくことにより、申請書の内容を閲覧させた人物の画像を記憶しておくことができる。
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するプログラムを記録した記録媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムを読み出し、実行することによっても本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、記録媒体から読み出されたプログラム自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムを記録した記録媒体は本発明を構成することになる。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、DVD−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、EEPROM、シリコンディスク等を用いることが出来る。
また、コンピュータが読み出したプログラムを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、ひとつの機器から成る装置に適用しても良い。また、本発明は、システムあるいは装置にプログラムを供給することによって達成される場合にも適応できることは言うまでもない。この場合、本発明を達成するためのプログラムを格納した記録媒体を該システムあるいは装置に読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
上記プログラムの形態は、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラムコード、OS(オペレーティングシステム)に供給されるスクリプトデータ等の形態から成ってもよい。
さらに、本発明を達成するためのプログラムをネットワーク上のサーバ、データベース等から通信プログラムによりダウンロードして読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。なお、上述した各実施形態およびその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
100 情報処理システム
101 情報処理装置
102 サーバ
103 ネットワーク

Claims (12)

  1. 文書の画像データと、当該文書の申請者の顔画像が含まれる身分証明書の画像データとを管理する情報処理システムであって、
    前記文書と前記身分証明書とを画像データとして取込む画像取込手段と、
    前記画像取込手段により取込まれた文書画像データと身分証明書画像データとを対応付けて記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶された身分証明書画像データから顔画像を特定する顔画像特定手段と、
    前記記憶手段に記憶された文書画像データまたは当該文書画像データを表示するためのリンクと、前記顔画像特定手段により前記記憶手段に当該文書画像データと対応付けて記憶された身分証明書画像データから特定された顔画像とを対応付けた画面を表示する画面表示手段と
    を備えることを特徴とする情報処理システム。
  2. 前記画面表示手段は、
    前記記憶手段に記憶された文書画像データまたは当該文書画像データを表示するためのリンクと、前記記憶手段に当該文書画像データと対応付けて記憶された身分証明書画像データを表示するためのリンクとを対応付けた画面を表示すること
    を特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記画面表示手段は、
    前記文書画像データもしくは前記身分証明書画像データを表示したこと、または文書画像データもしくは身分証明書画像データをユーザが確認したこと示す入力を受け付けたことを、他の画像と識別して表示すること
    を特徴とする請求項1または2に記載の情報処理システム。
  4. 前記身分証明書の種類を識別するための識別情報と、前記身分証明書の特徴情報とを対応付けて記憶する特徴情報記憶手段と、
    前記特徴情報記憶手段により記憶された特徴情報を用いて、前記身分証明書の種類を特定する身分証明書特定手段と
    を更に備え、
    前記顔画像特定手段は、
    前記身分証明書特定手段により特定された身分証明書の種類に従って顔画像を特定すること
    を特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  5. 前記記憶手段に記憶された文書画像データから、前記文書の申請者を特定する申請者特定手段と、
    前記記憶手段に記憶された身分証明書画像データから、前記身分証明書の所有者を特定する所有者特定手段と
    を更に備え、
    前記記憶手段は、
    前記申請者特定手段により特定された申請者と、前記所有者特定手段により特定された所有者が一致した場合、当該文書画像と当該身分証明書画像または前記顔画像特定手段により特定された顔画像とを対応付けて記憶すること
    を特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  6. 前記画面表示手段は、
    前記申請者特定手段により特定された申請者と、前記所有者特定手段により特定された所有者とが一致しなかった場合、エラーとして表示すること
    を特徴とする請求項5に記載の情報処理システム。
  7. 前記文書の申請者の顔を撮像する撮像手段と、
    前記顔画像特定手段により特定された顔画像と、前記撮像手段により撮像された顔の画像とが同一人物の画像か否かを判定する同一人物判定手段と、
    前記同一人物判定手段により同一人物の画像であると判定された場合、前記画像取込手段により取込まれた文書画像データを表示するよう制御し、前記同一人物判定手段により同一人物の画像ではないと判定された場合、前記画像取込手段により取込まれた文書画像データを表示しないよう制御する表示制御手段と
    を更に備えることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  8. 前記記憶手段は、
    前記同一人物判定手段により同一人物の画像ではないと判定された場合、前記画像取込手段により取込まれた文書画像データと前記顔画像特定手段により特定された顔画像とを対応付けて記憶すること
    を特徴とする請求項7に記載の情報処理システム。
  9. 前記文書の記入内容の認識領域と認識条件とを含む文書定義情報を記憶する文書定義情報記憶手段と、
    前記文書定義情報記憶手段に記憶されている認識領域と認識条件に従って、前記画像取込手段により取込まれた文書画像の認識領域ごとの不備をチェックする不備チェック手段と、
    前記文書定義情報記憶手段に記憶されている認識領域に従って、前記不備チェック手段によりチェックされた前記文書の不備をユーザが識別可能に表示する不備領域表示手段と
    を更に備えることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  10. 前記不備チェック手段によりチェックされた不備の数を文書フォーム毎に集計し表示する不備数表示手段
    を更に備えることを特徴とする請求項9に記載の情報処理システム。
  11. 文書の画像データと、当該文書の申請者の顔画像が含まれる身分証明書の画像データとを管理する情報処理システムにおける処理方法であって、
    前記情報処理システムが、
    前記文書と前記身分証明書とを画像データとして取込む画像取込ステップと、
    前記画像取込ステップにより取込まれた文書画像データと身分証明書画像データとを対応付けて記憶する記憶ステップと、
    前記記憶ステップに記憶された身分証明書画像データから顔画像を特定する顔画像特定ステップと、
    前記記憶ステップに記憶された文書画像データまたは当該文書画像データを表示するためのリンクと、前記顔画像特定ステップにより前記記憶ステップに当該文書画像データと対応付けて記憶された身分証明書画像データから特定された顔画像とを対応付けた画面を表示する画面表示ステップと
    を実行することを特徴とする処理方法。
  12. 文書の画像データと、当該文書の申請者の顔画像が含まれる身分証明書の画像データとを管理する情報処理システムで実行可能なプログラムであって、
    前記情報処理システムを、
    前記文書と前記身分証明書とを画像データとして取込む画像取込手段と、
    前記画像取込手段により取込まれた文書画像データと身分証明書画像データとを対応付けて記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶された身分証明書画像データから顔画像を特定する顔画像特定手段と、
    前記記憶手段に記憶された文書画像データまたは当該文書画像データを表示するためのリンクと、前記顔画像特定手段により前記記憶手段に当該文書画像データと対応付けて記憶された身分証明書画像データから特定された顔画像とを対応付けた画面を表示する画面表示手段
    として機能させることを特徴とするプログラム。
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