JP6507555B2 - 顔画像付き媒体の申込受付方法およびシステム - Google Patents

顔画像付き媒体の申込受付方法およびシステム Download PDF

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Description

本発明は、顔画像付きの媒体を発行する際に効率的に申込および受付作業を行うための技術に関する。
従来、運転免許証、パスポート、社員証等、様々な形態の顔画像付きの媒体が発行されている。このような顔画像付きの媒体は、表面もしくは他の面に顔画像が印刷され、人物の身分証明を行うことができるようになっている。このような顔画像付きの媒体として、表面に顔画像が印刷されたIDカードを発行する技術が既に開発されている(特許文献1参照)。
特開2007−334629号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の技術では、画像の登録時と閲覧時の2回に分けて、別々に利用者が携帯電話でサーバにアクセスしなければならず、個人情報も別途送信しなければならない、また、個人情報を扱う場合の本人への確認も行わなければならない等、サーバ側での負担が大きいという問題がある。
そこで、本発明は、サーバ側の負担を軽減し、携帯電話等の携帯型端末で効率的に処理を行うことが可能な顔画像付き媒体の申込受付方法およびシステムを提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、本発明第1の態様では、顔を含む範囲を撮影する携帯型端末と、前記携帯型端末とデータ送受信可能に接続され、前記撮影により得られた画像の登録を行う受付サーバを用いて、顔画像付き媒体の申込および受付を行う方法であって、
前記携帯型端末が、申込書に掲載されたコードを読み取って申込者の個人情報を取得する段階と(S3)、
前記携帯型端末が、申込者の本人確認を示す情報を取得する段階と(S4)、
前記携帯型端末が、申込者の顔を含む範囲を撮影して顔を含む画像である顔画像を取得する段階と(S8)、
前記受付サーバが、前記携帯型端末から送信された顔画像に対して適合性の判定を行う段階と(S10)、
前記判定の結果、適合性を満たした顔画像に対して、申込者による確認の情報が得られた後に、前記携帯型端末が、前記顔画像に対してトリミング加工を行って加工顔画像を作成する段階と(S11)、
前記受付サーバが、前記個人情報と対応付けて前記加工顔画像を登録する段階と(S14)、
を有することを特徴とする顔画像付き媒体の申込受付方法を提供する。
本発明第1の態様によれば、携帯型端末が、申込書に掲載されたコードを読み取って申込者の個人情報を取得し、申込者の本人確認を示す情報を取得し、申込者の顔を含む範囲を撮影して顔を含む画像である顔画像を取得し、受付サーバが、携帯型端末から送信された顔画像に対して適合性の判定を行い、判定の結果、適合性を満たした顔画像に対して、申込者による確認の情報が得られた後に、携帯型端末が、顔画像に対してトリミング加工を行って加工顔画像を作成し、受付サーバが、個人情報と対応付けて加工顔画像を登録するようにしたので、携帯端末側の処理により、顔画像に加えて、申込書に記録された個人情報を取得でき、本人確認も行うことができる。そのため、サーバ側に負担を掛けず、携帯電話等の携帯型端末で効率的に申込および受付処理を行うことが可能となる。
また、本発明第2の態様は、前記顔画像付き媒体の申込受付方法において、前記受付サーバは、前記携帯型端末から送信された加工顔画像の外枠に対してぼかし処理を行う(S15)ことを特徴とする。
本発明第2の態様によれば、受付サーバが、携帯型端末から送信され、トリミング加工された加工顔画像の外枠をぼかし処理するようにしたので、申込者の申込作業終了後、申込者の手を煩わせることなく、媒体に付与するのに適した画像加工を行うことが可能となる。
また、本発明第3の態様は、前記顔画像付き媒体の申込受付方法において、
顔画像付き媒体に点字を使用するか否かの情報を取得する段階と(S5)、
前記顔画像を取得する段階の前段階として、顔を撮影することの同意を示す情報を取得する段階と(S7)、
を更に有することを特徴とする。
本発明第3の態様によれば、顔画像付き媒体に点字を使用するか否かの情報を取得し、顔画像を取得する段階の前段階として、顔を撮影することの同意を示す情報を取得するようにしたので、視覚障害者に対応することができるとともに、撮影に同意を得ることも可能となる。
また、本発明第4の態様では、顔を含む範囲を撮影する携帯型端末と、前記携帯型端末とデータ送受信可能に接続され、前記撮影により得られた画像の登録を行う受付サーバを有する顔画像付き媒体の申込および受付を行うシステムであって、
前記携帯型端末が、
申込書に掲載されたコードを読み取って申込者の個人情報を取得する手段と、
申込者の本人確認を示す情報を取得する手段と、
申込者の顔を含む範囲を撮影して顔を含む画像である顔画像を取得する手段と、
前記受付サーバによる適合性の判定の結果、適合性を満たした顔画像に対して、申込者による確認の情報が得られた後に、前記顔画像に対してトリミング加工を行って加工顔画像を作成する手段と、
を有し、
前記受付サーバが、
前記携帯型端末から送信された顔画像に対して適合性の判定を行う手段と、
前記受付サーバが、前記個人情報と対応付けて前記加工顔画像を登録する手段と、
を有することを特徴とする顔画像付き媒体の申込受付システムを提供する。
本発明第4の態様によれば、本発明第1の態様の顔画像付き媒体の申込受付方法をシステムにより実現することが可能となる。
また、本発明第5の態様は、前記顔画像付き媒体の申込受付システムにおいて、
前記受付サーバが、前記携帯型端末から送信された加工顔画像の外枠に対してぼかし処理を行う手段を有することを特徴とする。
本発明第5の態様によれば、本発明第2の態様の顔画像付き媒体の申込受付方法をシステムにより実現することが可能となる。
また、本発明第6の態様は、前記携帯型端末が、
顔画像付き媒体に点字を使用するか否かの情報を取得する手段と、
前記顔画像を取得する段階の前段階として、顔を撮影することの同意を示す情報を取得する手段と、
を更に有することを特徴とする。
本発明第6の態様によれば、本発明第3の態様の顔画像付き媒体の申込受付方法をシステムにより実現することが可能となる。
また、本発明第7の態様では、
顔画像付き媒体の申込を行うため、撮影により得られた画像の登録を行う受付サーバと、データ送受信可能に接続された携帯型端末であって、
申込書に掲載されたコードを読み取って申込者の個人情報を取得する手段と、
申込者の本人確認を示す情報を取得する手段と、
申込者の顔を含む範囲を撮影して顔を含む画像である顔画像を取得する手段と、
前記受付サーバによる適合性の判定の結果、適合性を満たした顔画像に対して、申込者による確認の情報が得られた後に、前記顔画像に対してトリミング加工を行って加工顔画像を作成する手段と、
を有することを特徴とする携帯型端末を提供する。
本発明第7の態様によれば、受付サーバと連携して、本発明第4の態様の顔画像付き媒体の申込受付システムを実現することが可能となる。
また、本発明第8の態様は、前記携帯型端末が、
顔画像付き媒体に点字を使用するか否かの情報を取得する手段と、
前記顔画像を取得する段階の前段階として、顔を撮影することの同意を示す情報を取得する手段と、
を更に有することを特徴とする。
本発明第8の態様によれば、受付サーバと連携して、本発明第6の態様の顔画像付き媒体の申込受付システムを実現することが可能となる。
また、本発明第9の態様は、前記携帯型端末として、コンピュータを機能させるためのプログラムを提供する。
本発明第9の態様によれば、プログラムを組み込むことにより、顔画像付き媒体の申込受付システムを実現するための携帯型端末を提供することが可能となる。
本発明によれば、サーバ側の負担を軽減し、携帯電話等の携帯型端末で効率的に顔画像付き媒体の申込受付処理を行うことが可能となるという効果を有する。
本発明の一実施形態に係る顔画像付き媒体の申込受付システムの利用環境を示す図である。 携帯型端末10のハードウェア構成を示す図である。 受付サーバ20のハードウェア構成を示す図である。 本発明の一実施形態に係る顔画像付き媒体の申込受付方法の概要を示すフローチャートである。 本実施形態で利用するカード申込書の一例を示す図である。 ステップS1、S2における携帯型端末の画面の様子を示す図である。 ステップS3、S4における携帯型端末の画面の様子を示す図である。 ステップS5、S6における携帯型端末の画面の様子を示す図である。 ステップS7における携帯型端末の画面の様子を示す図である。 ステップS8における携帯型端末の画面の様子を示す図である。 受付サーバ20による顔画像の判定項目を示す図である。 ステップS9における携帯型端末の画面の様子を示す図である。 ステップS11、S12における携帯型端末の画面の様子を示す図である。 受付サーバ20により行われるぼかし処理の一例を示す図である。 受付サーバ20に登録される発行用データの一例を示す図である。 製造された個人番号カードの一例を示す平面図である。
<1.システム構成>
以下、本発明の好適な実施形態について図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る顔画像付き媒体申込受付システムの利用環境を示す図である。図1において、10は携帯型端末、20は受付サーバ、30は管理サーバ、40はネットワーク、50はカード製造装置である。携帯型端末10、受付サーバ20、管理サーバ30はインターネット等の公衆のネットワーク40に接続されており、互いにデータの送受信が可能となっている。また、管理サーバ30には、顔画像付き媒体の一例である個人情報カードを製造するためのカード製造装置50が接続されている。顔画像付き媒体申込受付システムは、少なくとも携帯型端末10、受付サーバ20を有する構成として構成される。顔画像付き媒体申込受付システムにより得られた発行用データは、受付サーバ20に登録され、その後、管理サーバ30に渡されて、個人情報カードが製造される。
携帯型端末10は、スマートフォン、タブレット端末等の情報処理機能、ネットワーク通信機能、表示機能を備えた携帯可能な端末装置であり、人間の顔を含む範囲を撮影して、人間の顔を含む画像データ(以下、「顔画像」という)を取得した後、顔画像に対して加工を行い、受付サーバ20に送信する。受付サーバ20は、携帯型端末10から受信した顔画像の適合性判定を行い、所定の基準に適合しているかどうかを判定し、判定結果を携帯型端末10に返信するとともに、携帯型端末10で加工された顔画像を登録する。管理サーバ30は、受付サーバ20から受信した顔画像を用いてカード製造装置50に対して個人情報カードの製造命令を出力する。カード製造装置50は、管理サーバ30からの個人情報カードの製造命令に従って、顔画像付き媒体である個人情報カードを製造する。カード製造装置50は、インクジェットプリンタ、昇華転写プリンタ、熱転写プリンタ等の画像出力装置により実現され、供給されたカード状の媒体表面に顔画像と所定事項を印刷して個人情報カードを出力する。図1の例では、カード製造装置50は、管理サーバ30に直接接続された構成となっているが、管理サーバ30とネットワーク40を介して接続された構成であってもよい。
携帯型端末10は、上述のように、スマートフォン、タブレット端末等により実現可能であるが、本実施形態では、多機能型携帯電話機であるスマートフォンに、「アプリ」と呼ばれる専用のプログラムを組み込むことにより実現する。スマートフォンは、多機能型携帯電話機であるが、タッチパネルで画面を操作して制御可能なコンピュータとしての機能も有している。
図2は、携帯型端末10のハードウェア構成図である。図2に示すように、携帯型端末10は、CPU(Central Processing Unit)10aと、メインメモリであるRAM(Random Access Memory)10bと、CPU10aが実行するプログラムやデータを記憶するためのハードディスク、フラッシュメモリ等の大容量の記憶装置10cと、キーボードやタッチパネル等の指示入力部10dと、データ記憶媒体等の外部装置とデータ通信するためのデータ入出力I/F(インタフェース)10eと、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイ等の表示デバイスである表示部10fと、RF回路(高周波回路)を備え、無線により、携帯電話網およびネットワークを介して他のコンピュータと通信を行うための通信部10gと、CCDやCMOS等の撮像素子を有するカメラ10hを備えており、互いにバスを介して接続されている。現実には、スマートフォンは、図2に示した以外にも、マイクロフォン、スピーカ等を有しているが、本実施形態とは無関係であるため省略している。
図3は、受付サーバ20のハードウェア構成図である。受付サーバ20は、汎用のコンピュータに、専用のプログラムを組み込むことにより実現される。図3に示すように、CPU(Central Processing Unit)20aと、メインメモリであるRAM(Random Access Memory)20bと、CPU20aが実行するプログラムやデータを記憶するためのハードディスク、フラッシュメモリ等の大容量の記憶装置20cと、キーボード等の指示入力部20dと、データ記憶媒体等の外部装置とデータ通信するためのデータ入出力I/F(インタフェース)20eと、液晶ディスプレイ等の表示デバイスである表示部20fと、ネットワークを介して他のコンピュータとネットワーク通信を行うための通信部20gを備え、互いにバスを介して接続されている。
管理サーバ30のハードウェア構成は、受付サーバ20と同様のハードウェア構成となっており、汎用のコンピュータに、専用のプログラムを組み込むことにより実現される。
<2.処理動作>
次に、本発明の一実施形態に係る顔画像付き媒体の申込受付方法について、図1に示した顔画像付き媒体の申込受付システムの処理動作とともに、図4のフローチャートを用いて説明する。本実施形態では、顔画像付き媒体の一例として、顔画像が表面に付された個人番号カードについて説明していく。個人番号カードとは、自治体により交付され、個人を番号により特定するカードである。個人番号カードには、特定される個人の顔画像が表面に表示されている。
まず、申込者は、郵送等によりカード申込書を受け取る。図5は、カード申込書の一例を示す図である。図5に示したカード申込書は、個人番号カード交付用の申込書である。図5に示したカード申込書には、申込書ID、個人番号等の識別情報の他、氏名、生年月日、住所、電話番号等の個人情報が印刷されている。また、顔写真の貼付部や、二次元コードの一例であるQRコード(登録商標)が印刷されている。本実施形態では、本人の顔画像を直接撮影して顔画像を取得するため、カード申込書の顔画像の貼付部は利用しない。個人情報が記録され、申込書に印刷されるコードとしては、二次元コードに限定されるものではなく、例えば、(一次元の)バーコード等、二次元コード以外のものを用いてもよい。二次元コードには、カード申込書に印刷された申込書ID、個人番号、氏名、生年月日、性別、住所、電話番号等の個人情報がコード化されて記録されている。申込書IDは申込書を特定する識別情報であり、個人番号カードが発行されるまで発行用データを管理する役割を果たす。
また、申込者が所持する携帯型端末10には、カード申込用の専用のアプリケーションプログラムが組み込まれている。専用のアプリケーションプログラムを携帯型端末10に組み込むためには、例えば、携帯型端末10としてスマートフォンを用いた場合、ネットワークを介して所定のサーバにアクセスし、カード申込用のいわゆる「アプリ」として、専用のアプリケーションプログラムをダウンロードする。
カード申込用のアプリケーションプログラムの組み込み後、申込者は、そのアプリケーションプログラムを起動する。すると、携帯型端末10のCPU10aが表示部10fに、トップ画面を表示させる(ステップS1)。図6(a)は、トップ画面が表示された状態の携帯型端末10の様子を示す図である。図6(a)に示すように、トップ画面には、「個人番号カードを申し込む」、「申込みを再開」の2つのボタンが表示される。申込者は、この2つのボタンをタップして指示することが可能になっている。タップとは、タッチパネルを軽く1回叩くようにして画面に触れる操作を示す。
「申込みを再開」のボタンは、申込処理を一時中断している場合に再開するために用いる。「申込みを再開」のボタンが申込者によりタップされると、発行用データの一部として記憶装置10c内に保存されている情報を読み出して、対応する画面を表示し、申込処理を再開する。「個人番号カードを申し込む」が申込者によりタップされると、指示入力部10dからボタンの位置を指定した指示が行われたことになり、CPU10aが表示部10fに、二次元コード読取説明画面を表示させる(ステップS2)。
図6(b)に示すように、二次元コード読取説明画面には、画面上部に二次元コード読取説明が表示され、画面下部に「読取を開始」のボタンが表示される。また、画面最上部には、図6(a)に示したトップ画面に戻るための「戻る」のボタンが表示される。「読取を開始」のボタンが申込者によりタップされると、CPU10aがカメラ10hを起動する。すると、表示部10fの画面がカメラ10hのレンズを通した撮影画面に切り替わるとともに、その撮影画面に二次元コードの位置決めを行うための枠が表示される。
このときの、携帯型端末10の様子を図7(a)に示す。画面最上部には、図6(b)に示した二次元コード読取説明画面に戻るための「戻る」のボタンが表示される。この状態で、申込者が、カード申込書に印刷された二次元コードにカメラ10hを向けて撮影操作を行うと、カメラ10hが二次元コードを撮影して取得し、CPU10aが二次元コードの記録内容を読み取る(ステップS3)。二次元コードの記録内容の読み取りは、CPU10aが所定のプログラムを実行することにより行われる。このような二次元コードの記録内容の読み取りのためのプログラムは、スマートフォン等には、初めから組み込まれていることが多い。初めから組み込まれていない場合には、所定のサーバにアクセスしてダウンロードしておく。二次元コードから読み取られた記録内容は、CPU10aがRAM10bに一時的に記憶する。本実施形態では、個人情報である申込書ID、個人番号、氏名、生年月日、性別、住所、電話番号が取得され、記憶されることになる。
二次元コードの記録内容を読み取ったら、CPU10aが表示部10fに、本人確認画面を表示させる。このときの、携帯型端末10の様子を図7(b)に示す。図7(b)に示すように、本人確認画面には、画面上部に確認のための文章が表示され、画面下部に「私は申込者本人です」のボタンと、「キャンセル」のボタンが表示される。また、画面最上部には、図7(a)に示した撮影画面に戻るための「戻る」のボタンと、これ以前の記憶内容を保存して中断するための「保存して中断」のボタンが表示される。「保存して中断」のボタンがタップされると、CPU10aは、ステップS3以前の一時的な記憶内容である、二次元コードからの読み取り情報を記憶装置10c内に記憶(保存)し、カード申込処理を中断する。
図7(b)に示した本人確認画面において、「キャンセル」のボタンが申込者によりタップされると、ステップS1に戻って、携帯型端末10は、トップ画面を再び表示する。一方、「私は申込者本人です」のボタンが申込者によりタップされると、CPU10aは、本人確認を示す旨の情報を取得する(ステップS4)。具体的には、本人確認を示す旨の情報を発行用データの一部としてRAM10bに一時的に記憶する。本人確認を示す旨の情報(本人確認情報)が得られたら、CPU10aが表示部10fに、点字有無選択画面を表示させる。
点字有無選択画面が表示された状態の、携帯型端末10の様子を図8(a)に示す。図8(a)に示すように、点字有無選択画面には、画面下部に「カードに点字を使用する」のボタンと、「カードに点字を使用しない」のボタンが表示される。また、画面最上部には、図7(b)に示した本人確認画面に戻るための「戻る」のボタンと、これ以前の記憶内容を保存して中断するための「保存して中断」のボタンが表示される。「保存して中断」のボタンがタップされると、CPU10aは、ステップS4以前の一時的な記憶内容である、二次元コードからの読み取り情報、本人確認をした旨の情報を記憶装置10c内に記憶(保存)し、カード申込処理を中断する。
図8(a)に示した点字有無選択画面において、「カードに点字を使用する」「カードに点字を使用しない」のいずれかのボタンが申込者によりタップされると、携帯型端末10は、いずれかのボタンに対応する点字有無選択情報を取得する(ステップS5)。具体的には、「カードに点字を使用する」のボタンがタップされた場合には、点字有無選択情報として点字を使用する旨の情報を、発行用データの一部としてRAM10bに一時的に記憶する。点字有無選択情報とは、点字を使用するか否かの情報である。一方、「カードに点字を使用しない」のボタンがタップされた場合には、点字有無選択情報として点字を使用しない旨の情報を、発行用データの一部としてRAM10bに一時的に記憶する。点字有無選択情報が得られたら、CPU10aが表示部10fに、連絡先情報入力画面を表示させる。
連絡先情報入力画面が表示された状態の、携帯型端末10の様子を図8(b)に示す。図8(b)に示すように、連絡先情報入力画面には、2つのメールアドレス入力欄と、「次へ」のボタンが表示される。また、画面最上部には、図8(a)に示した点字有無選択画面に戻るための「戻る」のボタンと、これ以前の内容を保存して中断するための「保存して中断」のボタンが表示される。「保存して中断」のボタンが申込者によりタップされると、CPU10aは、ステップS5以前の記憶内容である、二次元コードからの読み取り情報、本人確認をした旨の情報、点字有無選択情報を記憶装置10c内に記憶(保存)し、カード申込処理を中断する。
連絡先情報入力画面を利用して、申込者が連絡先情報であるメールアドレスを入力した後、「次へ」のボタンが申込者によりタップされると、携帯型端末10は、入力された連絡先情報を取得する(ステップS6)。具体的には、入力された連絡先情報を、発行用データの一部としてRAM10bに一時的に記憶する。
連絡先情報が得られたら、CPU10aが表示部10fに、顔画像撮影説明・同意画面を表示させる。このときの、携帯型端末10の様子を図9に示す。図9に示すように、顔画像撮影説明・同意画面には、画面上部に、同意条件が表示され、画面下部に「同意し、写真を撮影する」のボタンと「同意し、写真を選択する」のボタンが表示される。なお、図9においては、顔画像を「顔写真」、画像を「写真」と表記してある。また、画面最上部には、図8(b)に示した連絡先情報入力画面に戻るための「戻る」のボタンと、これ以前の内容を保存して中断するための「保存して中断」のボタンが表示される。「保存して中断」のボタンが申込者によりタップされると、CPU10aは、ステップS6以前の一時的な記憶内容である、二次元コードからの読み取り情報、本人確認をした旨の情報、点字使用の有無、連絡先情報を記憶装置10c内に記憶(保存)し、カード申込処理を中断する。
顔画像撮影説明・同意画面において、「同意し、写真を撮影する」のボタンが申込者によりタップされると、CPU10aは、顔を撮影することの同意を示す情報を取得する(ステップS7)。具体的には、顔を撮影することの同意を示す情報(撮影同意情報)を発行用データの一部としてRAM10bに一時的に記憶する。
顔を撮影することの同意を示す情報が得られたら、携帯型端末10では、CPU10aがカメラ10hを起動する。すると、表示部10fの画面がカメラ10hのレンズを通した顔画像撮影画面に切り替わるとともに、その画面に顔の位置決めを行うためのマークが表示される。申込者は、このマークを申込者の顔の位置に合わせることになる。マークは、位置決めを行うのに役立つ形状であれば、どのようなものであってもよいが、本実施形態では、頭頂部、あごの位置を示す水平方向の線分となっている。
顔画像撮影画面が表示された状態の、携帯型端末10の様子を図10(a)に示す。画面下部には、カメラのマークが付された撮影実行ボタンが用意されている。また、画面最上部には、図9に示した顔画像撮影説明・同意画面に戻るための「戻る」のボタンが表示される。この状態で、申込者により撮影実行ボタンがタップされると、カメラ10hが顔を含む範囲を撮影する(ステップS8)。撮影により取得された顔画像は、RAM10bに一時的に記憶される。
一方、図9に示した顔画像撮影説明・同意画面を利用して、「同意し、写真を選択する」のボタンが申込者によりタップされると、携帯型端末10は、記憶装置10c内に記憶されている顔画像を抽出し、表示部10fに顔画像選択画面を表示させる。このときの、携帯型端末10の様子を図10(b)に示す。図10(b)の例では、顔画像が1つだけ表示されているが、記憶装置10c内に複数の顔画像が記憶されている場合には、複数の顔画像が表示されることになる。この状態で申込者によりタップされることにより顔画像が選択され、さらに「選択」ボタンがタップされると、選択された顔画像は、RAM10bに一時的に記憶される。顔画像が撮影または選択された場合には、携帯型端末10は、撮影または選択された顔画像の適合性確認を行う(ステップS9)。具体的には、撮影または選択された顔画像を申込書IDとともに受付サーバ20に送信する。
受付サーバ20は、携帯型端末10から受信した顔画像の適合性判定を行う(ステップS10)。具体的には、CPU20aが適合性判定プログラムを実行し、顔画像が所定の規則に従っているか否かを確認する。適合性判定プログラムとしては、様々な判定手法を実行するものを用いることができる。一例としては、日本電気株式会社製の「QTF(Quality Tool Face)」を用いることができる。適合性判定プログラムは、国際標準ISO/IEC19794−5(顔画像データに関する国際的な規格)により指標化された項目のうち、所定の項目について適合性判定を行う。例えば、受付サーバ20では、CPU20aが上述の適合性判定プログラムを実行することにより図11に示すような判定項目について適合性判定する。そして、判定結果がOK(基準を満たしている)であったか、NG(基準を満たしていない)であったかを示す情報を申込書IDと対応付けて記憶する。
携帯型端末10から受信した顔画像について適合性判定が完了したら、受付サーバ20は、判定結果に従って確認画面データを携帯型端末10に送信する。具体的には、CPU10aが通信部20gを介して確認画面データを送信する。確認画面データは、判定結果がOKであったか、NGであったかにより異なる体裁のものを送信する。携帯型端末10では、通信部10gが受付サーバ20から確認画面データを受信すると、CPU10aが表示部10fに表示させる。このときの、携帯型端末10の様子を図12に示す。なお、図12においては、顔画像を「顔写真」、画像を「写真」と表記してある。
判定結果がOKの場合は、図12(a)に示すような顔画像確認画面が表示される。画面上部には、確認した顔画像が表示され、画面下部には、「OK」のボタンと「再撮影、選択」のボタンが表示されている。「再撮影、選択」のボタンが申込者によりタップされると、ステップS7に戻って、携帯型端末10は、再び撮影または選択を促す。
判定結果がNGの場合は、図12(b)に示すような再撮影依頼画面が表示される。画面上部には、確認した顔画像が表示され、画面下部には、「再撮影、選択」のボタンのみが表示されている。「再撮影、選択」のボタンが申込者によりタップされると、ステップS7に戻って、携帯型端末10は、再び撮影・選択を促す。
判定結果がOKの場合に、「OK」のボタンが申込者によりタップされると、携帯型端末10は、顔画像を含む加工用画面を表示する。申込者は、加工用画面を利用して、指で画面をなぞることにより、背景トリミングのための境界線を指定する。すると、指示入力部10dがタッチパネル上の位置を検出し、CPU10aは、指定された位置に対応する箇所に境界線を表示する。境界線は、申込者が指でなぞった位置に従って所定の色で表示される。このときの携帯型端末10の状態を図13(a)に示す。図13(a)に示すように、加工用画面の中央部には、顔画像に重ねて指定された境界線が表示される。画面最下部には、「OK」のボタンのみが表示されている。また、画面最上部には、図12(a)に示した確認画面に戻るための「戻る」のボタンが表示される。
加工用画面において、「OK」のボタンが申込者によりタップされると、携帯型端末10は、背景のトリミング加工を行う(ステップS11)。背景のトリミング加工の具体的な手法としては、例えば、特開2000−149026号公報に開示の手法等、公知の様々な手法を用いることができる。本実施形態では、指定された境界線付近の画素値の差を検出し、差の大きいところを輪郭線としてその外側を除去する。これにより元の背景が除去された加工顔画像を作成する。加工顔画像は、元の背景を除去しただけであってもよいが、本実施形態では、無地の背景を付して加工顔画像としている。無地の背景とは、背景に相当する部分を同一の画素値で構成したものである。
加工処理後、携帯型端末10は、無地の背景を付した加工顔画像を含む加工確認画面を表示部10fに表示させる(ステップS12)。加工確認画面が表示された状態の、携帯型端末10の様子を図13(b)に示す。図13(b)に示すように、加工確認画面には、無地背景を付した加工顔画像が表示され、「OK」のボタンと「やり直す」のボタンが表示される。
加工確認画面において、「やり直す」のボタンが申込者によりタップされると、ステップS11に戻って、携帯型端末10は、再度トリミング加工を行う。加工確認画面において、「OK」のボタンが申込者によりタップされると、携帯型端末10は、これまで一時保存しておいたデータと加工顔画像を対応付けて発行用データの形式に整理する。そして、この発行用データを、CPU10aが、通信部10gを介して、受付サーバ20に送信する(ステップS13)。受付サーバ20では、通信部20gが発行用データを受信し、CPU20aが、受信した発行用データを記憶装置20c内に登録する(ステップS14)。すなわち、個人情報と対応付けて加工顔画像を登録する。加工顔画像が受付サーバ20に登録されることにより、個人番号カードの申込処理は完了する。同時に受付サーバ20における個人番号カードの受付処理も完了する。
加工顔画像の登録完了時、または登録完了後の所定の時期に、受付サーバ20は、登録された加工顔画像に対してぼかし処理を行う(ステップS15)。ぼかし処理(「シェーディング処理」ともいう)は、画像内の顔部分を強調するために行うものである。本実施形態では、付加された背景の外枠に対して行う。図14に受付サーバ20により行われるぼかし処理の一例を示す。登録された顔画像は、カードの表面に付されて個人を証明するものであるので、顔部分に対しては、ぼかし処理を行わないようにする。本実施形態では、図14(b)に示すように、円形状の新たな枠を設定し、そこから外側を枠内とは別の画素値に置き換え、枠付近を枠内部の元の画素の色と、枠外部の色とが混在するように設定する。ぼかし処理としては、図14に示した例に限定されず、公知の様々な手法を用いることができる。
図4のフローチャートに従った処理を実行することにより、受付サーバ20には発行用データが登録されることになる。図15に発行用データの一例を示す。図15に示すように、発行用データは、カード申込書に印刷された二次元コードから読み取られた申込書ID、個人番号、氏名、生年月日、性別、住所、電話番号の項目を含んでいる。また、ステップS4において行われた本人確認情報、ステップS5において選択された点字有無選択情報、ステップS6において入力された連絡先情報としてのメールアドレス、ステップS7において行われた撮影同意情報の項目を含んでいる。また、登録され、ぼかし処理が行われた加工顔画像が申込書IDと対応付けて記録されている。
受付サーバ20は、記憶装置20c内に登録された発行用データを、適切な時期に管理サーバ30に送信する。発行用データが登録されるごとに順次送信してもよいし、所定の時期が来た場合に一括して送信してもよい。管理サーバ30では、受付サーバ20から受信した発行用データを記憶装置内に登録する。
そして、管理サーバ30は、カード製造命令とともに、発行用データをカード製造装置50に送信する。カード製造命令と発行用データを受信したカード製造装置50は、別途供給されたカード基材上に顔画像と所定の情報を印刷して、個人番号カードを出力する。図16は、製造された個人番号カードの一例を示す平面図である。図16に示すように、個人番号カードの表面には、顔画像の他、個人番号、氏名が印刷されている。個人番号カードの材質としては、ポリ塩化ビニルやポリエチレンテレフタレート等の樹脂を用いることができる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されず、種々の変形が可能である。例えば、上記実施形態では、申込書IDをキーとして発行用データを管理し、顔画像との対応付けを行ったが、個人番号を用いて発行用データを管理し、顔画像との対応付けを行うようにしてもよい。
また、上記実施形態では、顔画像付き媒体として、個人番号カードを例にとって説明したが。顔画像が付いた媒体であれば、カード状の媒体に限定されず、シート状や厚みのある立体的な物体等、様々な形態の媒体に適用することができる。
10・・・携帯型端末
10a、20a・・・CPU
10b、20b・・・RAM
10c、20c・・・記憶装置
10d、20d・・・指示入力部
10e、20e・・・データ入出力I/F
10f、20f・・・表示部
10g、20g・・・通信部
10h・・・カメラ
20・・・受付サーバ
30・・・管理サーバ
40・・・ネットワーク
50・・・カード製造装置

Claims (18)

  1. 顔を含む範囲を撮影する携帯型端末と、前記携帯型端末とデータ送受信可能に接続され、前記撮影により得られた画像の登録を行う受付サーバを用いて、顔画像付き媒体の申込および受付を行う方法であって、
    前記携帯型端末が、申込書に掲載されたコードを読み取って申込者の個人情報を取得する段階と、
    前記携帯型端末が、申込者の本人確認を示す情報を取得する段階と、
    前記携帯型端末が、申込者の顔を含む範囲を撮影して顔を含む画像である顔画像を取得する段階と、
    前記受付サーバが、前記携帯型端末から送信された顔画像に対して適合性の判定を行う段階と、
    前記判定の結果、適合性を満たした顔画像に対して、申込者による確認の情報が得られた後に、前記携帯型端末が、前記顔画像に対してトリミング加工を行って加工顔画像を作成する段階と、
    前記受付サーバが、前記個人情報と対応付けて前記加工顔画像を登録する段階と、
    を有することを特徴とする顔画像付き媒体の申込受付方法。
  2. 前記申込書は、前記コードに係る前記申込者の個人情報が記載された個人情報欄と、写真未添付の顔写真添付欄とを備える請求項1に記載の顔画像付き媒体の申込受付方法。
  3. 前記携帯型端末が、前記受付サーバによる適合性の判定の結果、適合性がNGであると判定された場合に、申込者の顔を含む範囲を撮影して顔を含む画像である顔画像を再度取得する段階を備える請求項1又は請求項2に記載の顔画像付き媒体の申込受付方法。
  4. 前記受付サーバは、前記携帯型端末から送信された加工顔画像の外枠に対してぼかし処理を行うことを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれかに記載の顔画像付き媒体の申込受付方法。
  5. 顔画像付き媒体に点字を使用するか否かの情報を取得する段階と、
    前記顔画像を取得する段階の前段階として、顔を撮影することの同意を示す情報を取得する段階と、
    を更に有することを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれかに記載の顔画像付き媒体の申込受付方法。
  6. 顔を含む範囲を撮影する携帯型端末と、前記携帯型端末とデータ送受信可能に接続され、前記撮影により得られた画像の登録を行う受付サーバを有する顔画像付き媒体の申込および受付を行うシステムであって、
    前記携帯型端末が、
    申込書に掲載されたコードを読み取って申込者の個人情報を取得する手段と、
    申込者の本人確認を示す情報を取得する手段と、
    申込者の顔を含む範囲を撮影して顔を含む画像である顔画像を取得する手段と、
    前記受付サーバによる適合性の判定の結果、適合性を満たした顔画像に対して、申込者による確認の情報が得られた後に、前記顔画像に対してトリミング加工を行って加工顔画像を作成する手段と、
    を有し、
    前記受付サーバが、
    前記携帯型端末から送信された顔画像に対して適合性の判定を行う手段と、
    前記受付サーバが、前記個人情報と対応付けて前記加工顔画像を登録する手段と、
    を有することを特徴とする顔画像付き媒体の申込受付システム。
  7. 前記申込書は、前記コードに係る前記申込者の個人情報が記載された個人情報欄と、写真未添付の顔写真添付欄とを備える請求項6に記載の顔画像付き媒体の申込受付システム。
  8. 前記携帯型端末が、前記受付サーバによる適合性の判定の結果、適合性がNGであると判定された場合に、申込者の顔を含む範囲を撮影して顔を含む画像である顔画像を再度取得する手段を備える請求項6又は請求項7に記載の顔画像付き媒体の申込受付システム。
  9. 前記受付サーバが、前記携帯型端末から送信された加工顔画像の外枠に対してぼかし処理を行う手段を有することを特徴とする請求項6から請求項8までのいずれかに記載の顔画像付き媒体の申込受付システム。
  10. 前記携帯型端末が、
    顔画像付き媒体に点字を使用するか否かの情報を取得する手段と、
    前記顔画像を取得する段階の前段階として、顔を撮影することの同意を示す情報を取得する手段と、
    を更に有することを特徴とする請求項6から請求項9までのいずれかに記載の顔画像付き媒体の申込受付システム。
  11. 顔画像付き媒体の申込を行うため、撮影により得られた画像の登録を行う受付サーバと、データ送受信可能に接続された携帯型端末であって、
    申込書に掲載されたコードを読み取って申込者の個人情報を取得する手段と、
    申込者の本人確認を示す情報を取得する手段と、
    申込者の顔を含む範囲を撮影して顔を含む画像である顔画像を取得する手段と、
    前記受付サーバによる適合性の判定の結果、適合性を満たした顔画像に対して、申込者による確認の情報が得られた後に、前記顔画像に対してトリミング加工を行って加工顔画像を作成する手段と、
    を有することを特徴とする携帯型端末。
  12. 前記申込書は、前記コードに係る前記申込者の個人情報が記載された個人情報欄と、写真未添付の顔写真添付欄とを備える請求項11に記載の携帯型端末。
  13. 前記受付サーバによる適合性の判定の結果、適合性がNGであると判定された場合に、申込者の顔を含む範囲を撮影して顔を含む画像である顔画像を再度取得する手段を備える請求項11又は請求項12に記載の携帯型端末。
  14. 前記携帯型端末が、
    顔画像付き媒体に点字を使用するか否かの情報を取得する手段と、
    前記顔画像を取得する段階の前段階として、顔を撮影することの同意を示す情報を取得する手段と、
    を更に有することを特徴とする請求項11から請求項13までのいずれかに記載の携帯型端末。
  15. 顔画像付き媒体の申込を行うため、撮影により得られた画像の登録を行う受付サーバと、データ送受信可能に接続された携帯型端末として、コンピュータを機能させるプログラムであって、
    前記コンピュータに、
    申込書に掲載されたコードを読み取って申込者の個人情報を取得させる手段と、
    申込者の本人確認を示す情報を取得させる手段と、
    申込者の顔を含む範囲を撮影して顔を含む画像である顔画像を取得させる手段と、
    前記受付サーバによる適合性の判定の結果、適合性を満たした顔画像に対して、申込者による確認の情報が得られた後に、前記顔画像に対してトリミング加工を行って加工顔画像を作成させる手段と、
    を備えるプログラム。
  16. 前記申込書は、前記コードに係る前記申込者の個人情報が記載された個人情報欄と、写真未添付の顔写真添付欄とを備える請求項15に記載のプログラム。
  17. 前記受付サーバによる適合性の判定の結果、適合性がNGであると判定された場合に、申込者の顔を含む範囲を撮影して顔を含む画像である顔画像を再度取得させる手段を備える請求項15又は請求項16に記載のプログラム。
  18. 顔画像付き媒体に点字を使用するか否かの情報を取得させる手段と、
    前記顔画像を取得する段階の前段階として、顔を撮影することの同意を示す情報を取得させる手段と、
    を更に有することを特徴とする請求項15から請求項17までのいずれかに記載のプログラム。
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