JP7268298B2 - 超音波眼圧計 - Google Patents
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Description
以下、本開示に係る実施形態について説明する。本実施形態の超音波眼圧計(例えば、超音波眼圧計1)は、超音波を用いて被検眼の眼圧を測定する。超音波眼圧計は、例えば、超音波アクチュエータ(例えば、超音波アクチュエータ100)と、電流調整部(例えば、電流調整部83)を備える。超音波アクチュエータは、超音波素子(例えば、超音波素子110)を有し、被検眼に対して超音波を照射する。電流調整部は、超音波素子に印加する電流を調整する。これによって、超音波アクチュエータから出力される音圧または音響放射圧が安定し、好適に眼圧測定を行うことができる。例えば、超音波眼圧計は、安定した音圧または音響放射圧を被検眼に照射することによって、角膜を好適に変形(圧平)させることができる。
以下、本開示に係る実施例について説明する。本実施例の超音波眼圧計は、例えば、超音波を用いて非接触にて被検眼の眼圧を測定する。超音波眼圧計は、例えば、被検眼に超音波を照射したときの被検眼の形状変化または振動等を、光学的または音響的に検出することで眼圧を測定する。例えば、超音波眼圧計は、角膜へパルス波またはバースト波を連続的に照射し、角膜が所定形状に変形したときの超音波の出力情報等に基づいて眼圧を算出する。出力情報とは、例えば、超音波の音圧、音響放射圧、照射時間(例えば、トリガ信号が入力されてからの経過時間)、または周波数等である。なお、被検眼の角膜を変形させる場合、例えば、超音波の音圧、音響放射圧、または音響流等が用いられる。
光学ユニット200は、例えば、被検眼の観察、または測定等を行う(図2参照)。光学ユニット200は、例えば、対物系210、観察系220、固視標投影系230、指標投影系250、変形検出系260、ダイクロイックミラー201、ビームスプリッタ202、ビームスプリッタ203、ビームスプリッタ204等を備える。
検出部500は、例えば、超音波アクチュエータ100の出力を検出する。検出部500は、例えば、超音波センサ、変位センサ、圧力センサ等のセンサである。超音波センサは、超音波アクチュエータ100から発生した超音波を検出する。変位センサは、超音波アクチュエータ100の変位を検出する。変位センサは、変位を継続的に検出することによって、超音波アクチュエータ100が超音波を発生させるときの振動を検出してもよい。
次に、図5を用いて、制御系の構成について説明する。制御部70は、例えば、装置全体の制御、測定値の演算処理等を行う。制御部70は、例えば、一般的なCPU(Central Processing Unit)71、ROM72、RAM73等で実現される。ROM72には、超音波眼圧計1の動作を制御するための各種プログラム、初期値等が記憶されている。RAM73は、各種情報を一時的に記憶する。なお、制御部70は、1つの制御部または複数の制御部(つまり、複数のプロセッサ)によって構成されてもよい。制御部70は、例えば、駆動部5、記憶部74、表示部75、操作部76、超音波アクチュエータ100、光学ユニット200、検出部500等と接続されてもよい。
図5は、本実施例の電気回路を示す概略図である。超音波眼圧計1は、例えば、信号生成部81、信号増幅部82、電流調整部83等を備える。信号生成部81は、例えば、超音波アクチュエータ100に印加される電圧信号を生成する。本実施例では、信号生成部81によってバースト波の電圧信号が生成される。信号生成部81によって生成された電圧信号は、信号増幅部82に送られる。信号増幅部82は、信号生成部81によって生成された電圧信号を増幅させる。信号増幅部82は、例えば、パワーアンプ等である。電流調整部83は、例えば、超音波アクチュエータ100に流れる電流を調整する。
以下、本実施例における電流値の調整制御を図7に基づいて説明する。
まず、制御部70は、信号生成部81を制御し、波形信号を出力させる。信号生成部81は、制御部70からの指令信号に基づいてバースト波の電圧信号を出力する。
信号生成部81から出力された電圧信号は、信号増幅部82に入力される。信号増幅部82は入力された電圧信号を増幅する。
信号増幅部82によって増幅された電圧信号は、電流調整部83を通過し、超音波アクチュエータ100に入力される。超音波素子110にバースト波の電圧信号が加わると、超音波素子110は超音波を出力する。超音波素子110によって発生した超音波は、ソノトロード131を伝搬し、被検眼に向けて照射される。
検出部500は、超音波アクチュエータ100の出力を検出する。例えば、検出部500は、超音波アクチュエータ100から照射された超音波の音圧を検出する。もちろん、検出部500は、音圧に限らず、超音波アクチュエータ100の振動等から超音波の出力を検出してもよい。
検出部500は、検出した超音波の出力情報を制御部70にフィードバックする。例えば、制御部70は、検出部500からフィードバックされた音圧と、数2および数3の計算式を用いて、変更するインピーダンスZLを計算する。
制御部70は、電流値の調整を行う。例えば、制御部70は、駆動部85を制御することによって、可変インピーダンス部84のインピーダンスZLを算出されたインピーダンスに合わせる。これによって、可変インピーダンス部84側の回路に流れる電流が変化し、その結果、超音波アクチュエータ100に流れる電流が変化する。例えば、制御部70は、ステップS1からステップS6を繰り返すことによって、超音波アクチュエータ100に流れる電流が一定となるように調整する。
以上のような構成を備える装置の制御動作について説明する。まず、制御部70は、顔支持部4に顔を支持された被検者の被検眼に対する超音波眼圧計1のアライメントを行う。例えば、制御部70は、受光素子222によって取得される前眼部正面画像から指標投影系250による輝点を検出し、輝点の位置が所定の位置になるように駆動部5を駆動させる。もちろん、検者は、表示部75を見ながら、操作部76等を用いて被検眼に対するアライメントを手動で行ってもよい。制御部70は、駆動部5を駆動させると、前眼部画像の輝点の位置が所定の位置であるか否かによってアライメントの適否を判定する。
2 基台
3 筐体
4 顔支持部
6 支基
100 照射部
200 光学ユニット
400 装着部
500 検出部
Claims (1)
- 超音波を用いて被検眼の眼圧を測定する超音波眼圧計であって、
超音波素子を有し、前記被検眼に対して超音波を照射する超音波アクチュエータと、
前記超音波素子に印加する電流を調整し、超音波の音圧または音響放射圧を制御する電流調整手段と、
前記超音波アクチュエータに流れる電流の大きさに関する電流情報を取得する取得手段と、
前記電流調整手段を制御する制御手段と、を備え、
前記制御手段は、前記超音波アクチュエータに所定の電流が流れるように、前記電流情報に基づいて前記電流調整手段を制御することで、超音波の照射時間と音響放射圧とが超音波の照射時間が長くなるにつれて音響放射圧が大きくなるという相関関係となるようにし、前記相関関係に基づいて、角膜が所定形状に変形したときの前記照射時間に対応した音響放射圧を求め、求められた前記音響放射圧に基づいて前記被検眼の眼圧を算出することを特徴とする超音波眼圧計。
Priority Applications (3)
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US17/255,036 US20210259548A1 (en) | 2018-07-02 | 2019-07-02 | Ultrasonic tonometer |
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JP2018145482A JP7268298B2 (ja) | 2018-08-01 | 2018-08-01 | 超音波眼圧計 |
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JP2018145482A Active JP7268298B2 (ja) | 2018-07-02 | 2018-08-01 | 超音波眼圧計 |
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JP2002192072A (ja) | 2000-12-22 | 2002-07-10 | Inax Corp | 耐候性塗装品の製造方法 |
JP2006020018A (ja) | 2004-07-01 | 2006-01-19 | Nec Corp | 送受波器 |
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2018
- 2018-08-01 JP JP2018145482A patent/JP7268298B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2006020018A (ja) | 2004-07-01 | 2006-01-19 | Nec Corp | 送受波器 |
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