JP7266586B2 - ボイラ構造体 - Google Patents

ボイラ構造体 Download PDF

Info

Publication number
JP7266586B2
JP7266586B2 JP2020514718A JP2020514718A JP7266586B2 JP 7266586 B2 JP7266586 B2 JP 7266586B2 JP 2020514718 A JP2020514718 A JP 2020514718A JP 2020514718 A JP2020514718 A JP 2020514718A JP 7266586 B2 JP7266586 B2 JP 7266586B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
boiler
vertical
pressure body
corner
height
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020514718A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020537104A (ja
Inventor
ランキネン,ペンッティ
ホロパイネン,ヘイッキ
ポラッリ,ジュシー
ポレンバ-セバスチャン,マルティナ
ソリピウコ,スワヴォミル
Original Assignee
スミトモ エスエイチアイ エフダブリュー エナージア オサケ ユキチュア
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by スミトモ エスエイチアイ エフダブリュー エナージア オサケ ユキチュア filed Critical スミトモ エスエイチアイ エフダブリュー エナージア オサケ ユキチュア
Publication of JP2020537104A publication Critical patent/JP2020537104A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7266586B2 publication Critical patent/JP7266586B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F22STEAM GENERATION
    • F22BMETHODS OF STEAM GENERATION; STEAM BOILERS
    • F22B37/00Component parts or details of steam boilers
    • F22B37/02Component parts or details of steam boilers applicable to more than one kind or type of steam boiler
    • F22B37/24Supporting, suspending, or setting arrangements, e.g. heat shielding
    • F22B37/244Supporting, suspending, or setting arrangements, e.g. heat shielding for water-tube steam generators suspended from the top
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F22STEAM GENERATION
    • F22BMETHODS OF STEAM GENERATION; STEAM BOILERS
    • F22B37/00Component parts or details of steam boilers
    • F22B37/02Component parts or details of steam boilers applicable to more than one kind or type of steam boiler
    • F22B37/10Water tubes; Accessories therefor
    • F22B37/14Supply mains, e.g. rising mains, down-comers, in connection with water tubes
    • F22B37/141Supply mains, e.g. rising mains, down-comers, in connection with water tubes involving vertically-disposed water tubes, e.g. walls built-up from vertical tubes
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F22STEAM GENERATION
    • F22BMETHODS OF STEAM GENERATION; STEAM BOILERS
    • F22B37/00Component parts or details of steam boilers
    • F22B37/02Component parts or details of steam boilers applicable to more than one kind or type of steam boiler
    • F22B37/10Water tubes; Accessories therefor
    • F22B37/14Supply mains, e.g. rising mains, down-comers, in connection with water tubes
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F22STEAM GENERATION
    • F22BMETHODS OF STEAM GENERATION; STEAM BOILERS
    • F22B37/00Component parts or details of steam boilers
    • F22B37/02Component parts or details of steam boilers applicable to more than one kind or type of steam boiler
    • F22B37/10Water tubes; Accessories therefor
    • F22B37/20Supporting arrangements, e.g. for securing water-tube sets
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F22STEAM GENERATION
    • F22BMETHODS OF STEAM GENERATION; STEAM BOILERS
    • F22B37/00Component parts or details of steam boilers
    • F22B37/02Component parts or details of steam boilers applicable to more than one kind or type of steam boiler
    • F22B37/10Water tubes; Accessories therefor
    • F22B37/20Supporting arrangements, e.g. for securing water-tube sets
    • F22B37/201Suspension and securing arrangements for walls built-up from tubes
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F22STEAM GENERATION
    • F22BMETHODS OF STEAM GENERATION; STEAM BOILERS
    • F22B37/00Component parts or details of steam boilers
    • F22B37/02Component parts or details of steam boilers applicable to more than one kind or type of steam boiler
    • F22B37/10Water tubes; Accessories therefor
    • F22B37/20Supporting arrangements, e.g. for securing water-tube sets
    • F22B37/208Backstay arrangements
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F22STEAM GENERATION
    • F22BMETHODS OF STEAM GENERATION; STEAM BOILERS
    • F22B37/00Component parts or details of steam boilers
    • F22B37/02Component parts or details of steam boilers applicable to more than one kind or type of steam boiler
    • F22B37/24Supporting, suspending, or setting arrangements, e.g. heat shielding
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F22STEAM GENERATION
    • F22BMETHODS OF STEAM GENERATION; STEAM BOILERS
    • F22B33/00Steam-generation plants, e.g. comprising steam boilers of different types in mutual association
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F22STEAM GENERATION
    • F22BMETHODS OF STEAM GENERATION; STEAM BOILERS
    • F22B37/00Component parts or details of steam boilers
    • F22B37/02Component parts or details of steam boilers applicable to more than one kind or type of steam boiler
    • F22B37/24Supporting, suspending, or setting arrangements, e.g. heat shielding
    • F22B37/242Supporting, suspending, or setting arrangements, e.g. heat shielding for bottom supported water-tube steam generators

Description

[0001] 技術分野
[0002] 本発明は、請求項1の前提部に従ったボイラ構造に関する。より具体的には、本発明は、底部及び底部から高さHにあるルーフ、並びに、少なくとも4つのコーナーセクションと共に多角形の水平断面を形成する少なくとも4つの平面水管壁を有する、ボイラ圧力体と、剛性支持スチール構造とを備える、ボイラ構造体に関し、ボイラ圧力体は、底部とルーフとの間の高さで剛性支持スチール構造に対して支持される。ボイラ圧力体は、有利には炉であるが、代替として、粒子分離器、対流ケージ、又は空きパスなどの、平面水管壁から形成されるボイラの別の構造部分とすることもできる。
[0003] 関連技術
[0004] 相対的に大きなボイラは、従来、頂部支持型で配置され、すなわち、ボイラの炉、又はより一般的にはボイラ圧力体が、ボイラ圧力体の周辺及び上方に延在する従来型の剛性支持スチール構造から吊り下げられるように配置されるように支持される。相対的に小さなボイラは、従来、底部支持型で配置され、ボイラ圧力体の垂直荷重は、ボイラの下方に配置された剛性支持スチール構造のみによって平衡が保たれる。頂部支持型構造体と底部支持型構造型との間の主な相違点は、ボイラの温度が上昇したとき、頂部支持型ボイラの熱膨張は主として下方に向かって起こるが、底部支持型ボイラの熱膨張は主として上方に向かって起こることである。底部支持型ボイラは、相対的に小さなボイラの場合、ボイラ圧力体の周辺及び上方に延在する別の剛性支持スチール構造を必要としないため、一般に、頂部支持型ボイラよりも単純であり、経済的により有利である。底部支持型構造体の欠点は、ボイラ圧力体の壁が、圧力体の垂直圧縮荷重を支えるのに十分強力でなければならないことである。
[0005] 第3の代替は、ボイラ圧力体を剛性支持スチール構造に対してその中間セクションで支持することである。したがって、中間セクションより下方のボイラ圧力体の下部は頂部支持型であり、中間セクションより上方のボイラ圧力体の上部は底部支持型である。中間支持型構造体は、支持スチール構造のサイズが頂部支持型ボイラの圧力体周辺で必要なサイズよりも縮小されるため、いくつかの適用例にとって有利であり。同時に、こうした中間支持型構造体は、大きな底部支持型ボイラの場合のような、ボイラ圧力体の非常に強力な壁の必要性を排除する。例えば、米国特許第2,583,599号、米国特許第2,856,906号、欧州特許公開出願第0073851A1号、及び米国特許出願公開第2015/0241054号に、異なる中間支持型ボイラ構造体が示されている。
[0006] 米国特許第4,428,329号は、ボイラの中間高さに複数のカンチレバーアームを備える支持スチール構造を伴う中間支持型ボイラ構造体を開示している。水平熱膨張を吸収するために、炉の管壁及びボイラのバックパスは、管壁の内方向湾曲セクションに取り付けられた多数の垂直連結によってカンチレバーに柔軟に接続された、複数のレバーから吊り下げられている。欧州特許第1998111A2号、独国特許第1955982A1号、及び独国特許第19821587A1号の特許文献は、ボイラ体を水平支持するための構造体を伴う従来支持型ボイラを開示しており、独国特許第1955982号は、追加の部分的な重み軽減を得るための垂直柱及びばね又は釣り合いおもりを有する、中間支持型ボイラを開示している。
[0007] 中間支持型ボイラを設計する際の問題は、ボイラ圧力体の中間セクションを炉周辺の剛性支持スチール構造に取り付けるため、及び同時に、熱膨張の影響を考慮に入れるための、単純で有利なやり方を見つけることである。
[0008] 本発明の目的は、中間支持型ボイラのための有利な構造体を提供することである。
[0009] 一態様によれば、本発明は、底部及び底部から高さHにあるルーフ、並びに、少なくとも4つのコーナーセクションと共に多角形の水平断面を形成する少なくとも4つの平面水管壁を有する、ボイラ圧力体と、剛性支持スチール構造とを備える、ボイラ構造体に関し、ボイラ圧力体は、底部とルーフとの間の高さで剛性支持スチール構造に対して支持され、底部とルーフとの間の高さ領域で、少なくとも4つのコーナーセクションのうちの少なくとも4つの外部に、垂直コーナー柱が取り付けられ、また、ボイラ圧力体の垂直荷重の平衡を保つように、垂直コーナー柱の各々を、底部から0.1Hから0.9Hの高さで剛性支持スチール構造に対して支持することによって、ボイラ圧力体の支持が提供される。
[0010] ボイラ圧力体という用語は、本明細書では概して、平面水管壁から形成される、すなわち概して、高圧の水又は蒸気を搬送し、管の間に溶接されたフィンによって従来のやり方で共に接続された、垂直管から形成される、蒸気発生プラントの構造部品を指す。本発明の一実施形態によれば、ボイラ圧力体は流動床ボイラの炉であるが、ボイラ圧力体は、代替として、例えば、バブリング床ボイラ又はPCボイラなどの、任意のタイプの蒸気発生器の炉、対流ケージ、又は空きパスなどの、別のタイプの圧力体とすることができる。下記の説明で炉に言及するとき、圧力体は代替として、適切であればいつでも、別のボイラ圧力体とすることができることを理解されたい。ボイラ圧力体は通常、水管壁によって形成される4つのコーナーセクションを伴う矩形の水平断面を有するが、一般に、ボイラ圧力体は、4つより更に多くのコーナーセクションを伴う多角形の水平断面を有することができる。
[0011] 本発明の主な特徴は、ボイラ圧力体が中間支持型であること、すなわち、ボイラ圧力体に影響を与える重力及び地震力などの垂直荷重が、ボイラ圧力体の底部とルーフとの間の中間高さで剛性支持スチール構造に対して平衡を保つことである。より具体的には、ボイラ圧力体の底部からルーフまでの高さがHであるとき、ボイラ圧力体は好ましくは底部から0.1Hから0.9Hの高さで、より好ましくは底部から0.3Hから0.7Hの高さで、及び更により好ましくは底部から0.4Hから0.6Hの高さで、剛性支持スチール構造に対して支持される。この説明により、以下、支持の高さとは、ボイラ圧力体の熱膨張に起因して垂直方向に移動しないボイラ圧力体のレベルを意味する。本発明の別の主な特徴によれば、ボイラ圧力体の支持、又はより精密には、ボイラ圧力体の垂直荷重のバランシングは、ボイラ圧力体の水管壁によって形成されるコーナーセクションの外部、又は外側に取り付けられる、垂直コーナー柱を介して提供される。
[0012] 剛性支持スチール構造は、有利には、グランド又はボイラの基礎に対して支持される複数の垂直な主支柱を備え、ボイラ圧力体は、垂直な主支柱に取り付けられた複数の水平な主支持梁に対して支持される。水平な主支持梁は、底部から好ましくは0.1Hから0.9Hの高さで、より好ましくは0.3Hから0.7Hの高さで、及び更により好ましくは0.4Hから0.6Hの高さで、垂直な主支柱に取り付けられる。したがって、本発明に従った水平な主支持梁は、典型的には底部から約1.1Hのレベルにある、従来の頂部支持型ボイラにおける水平な主支持梁よりもかなり低いレベルにある。
[0013] 4つのコーナーセクションを伴う矩形の断面を有する従来のボイラ圧力体の場合、垂直コーナー柱は、本来、4つのコーナーセクションすべてに取り付けられる。4つより多くのコーナーセクションを伴う多角形の断面を有するボイラ圧力体の場合であっても、垂直コーナー柱は、有利には適切に選択された4つのコーナーセクションに取り付けられる。代替として、垂直コーナー柱は、多角形粒子分離器などの複数のコーナーセクションを伴うボイラ圧力体の、6つ又は8つのコーナーセクションなどの4つよりも多くのコーナーセクションに取り付けることができる。
[0014] 本発明のいくつかの実施形態において、柔軟な補助の頂部支持又は底部支持によって、ボイラ圧力体の前述の中間支持を補完することが可能であり得るが、いずれの場合でも、本発明に従い、ボイラ圧力体のほとんどの垂直荷重は中間支持によって平衡が保たれる。本発明の好ましい実施形態によれば、ボイラ圧力体の垂直荷重は、コーナーセクションに取り付けられた垂直コーナー柱のみによって平衡が保たれる。ボイラ圧力体がそのコーナーセクションのみを介して支持されるという表現は、コーナーセクションの外側を取り囲む構造に接続されていないことは意味しておらず、炉から燃焼ガスを、又は水管へ水を伝搬するための手段、あるいは、空気及び燃料を炉に供給するための手段などの、こうした他の接続が、ボイラ圧力体の垂直荷重のいずれの不可欠な平衡も提供しないことを意味する。
[0015] 垂直コーナー柱のみを介したボイラ圧力体の支持は、従来の水管壁によって提供される相対的に高いせん断力容量によって可能である。ボイラ圧力体の水管壁は、実際には、最大約20メートルまで、あるいはそれ以上の幅のコーナーセクションに取り付けられた、垂直コーナー柱のみを介して支持することが可能であり、それによって、例えば、循環流動床ボイラの炉を最大50~100MWe、あるいはそれ以上の容量まで支持するのに適している。
[0016] 従来のボイラ圧力体の高さ及び幅の比に起因して、ボイラ圧力体の平面水管壁の熱膨張は、通常、主に垂直方向に生じる。しかしながら、熱膨張は一般に、通常は少量であるが水平方向にも生じる。前述のように、ボイラ圧力体はその中間セクションで支持されるため、垂直方向の熱膨張は中間セクションの上方で上に向かって、及び中間セクションの下方で下に向かって生じる。ボイラ圧力体を、コーナー柱のみを介して、底部から0.1Hから0.9Hの高さで剛性支持スチール構造に対して支持することで、水平熱膨張の単純で効果的な吸収を可能にする有利な構造体を提供する。
[0017] 水平熱膨張を可能にするために、垂直コーナー柱と剛性支持スチール構造との間の接続を、すべての、又は少なくとも1つを除くすべての水平方向で適応させなければならない。こうした適応的な接続は、上から吊り下げるか又は下から支持するかのいずれかによって、垂直コーナー柱を介したボイラ圧力体の支持を配置することによって提供可能である。中間から上方で支持される構造体において、垂直コーナー柱は、剛性支持スチール構造、又は、剛性支持スチール構造の水平な主支持梁から、吊り下げられるように配置される。中間から下方で支持される構造体において、垂直コーナー柱は、好適な滑り接続によって水平な主支持梁に対して支持される。
[0018] より具体的には、垂直コーナー柱は、有利には、少なくとも1つの支持突起によって垂直コーナー柱に取り付けられた少なくとも1本のハンガーロッドによって水平な主支持梁に対して支持される、中間から上方で支持される配置にある。各垂直コーナー柱は、通常、実際には少なくとも2本のハンガーロッドによって、水平な主支持梁に対して支持される。こうしたハンガーロッドは、コーナーセクションの相対的に小さな水平移動を可能にするようにハンガーロッドをわずかに傾斜させることによって、水平熱膨張の吸収を可能にする。本発明の特に好ましい実施形態によれば、垂直コーナー柱の各々は、水平な主支持梁のうちの2つの近接梁によって支持される、少なくとも1つの水平な補助支持梁から吊り下げられている。
[0019] それに対して、垂直コーナー柱は、有利には、剛性支持スチール構造の水平な主支持梁上に、滑り軸受などの好適な滑り接続を配置することによって、剛性支持スチール構造に対して支持される、中間から下方で支持される配置にある。滑り接続は、コーナーセクションの相対的に小さな水平移動を可能にすることによって、水平熱膨張の吸収を可能にする。本発明の好ましい実施形態によれば、滑り接続は、垂直に延在するリブ、又は支持突起によって垂直コーナー柱に取り付けられたスチールベースプレートを備える。次いで、ベースプレートは、有利にはスチール滑り面又は滑り軸受によって、2つの近接する互いに直交に配置された水平な主支持梁に対して支持される。
[0020] 垂直コーナー柱は、必要な強度を提供するために、少なくとも十分な高さの領域内でそれぞれのコーナーセクションに取り付けられるものとする。いくつかの適用例では、この高さは、ボイラ圧力体の高さの好ましくは少なくとも5%、更により好ましくは少なくとも15%である。垂直コーナー柱が、ボイラ圧力体の高さの少なくとも30%、あるいはほとんど又はすべてなどの、明らかに高い高さ領域内でそれぞれのコーナーセクションに取り付けられることも可能である。垂直コーナー柱は、有利には、垂直方向に剛性接合を提供するように少なくとも1つの連続金属ストリップによってコーナーセクションに取り付けられる。コーナーセクションへの取付けは、有利には、コーナーセクションを形成する水管壁のうちの最も外側の水管の間の、少なくとも1つのコーナー管又はコーナーフィンへの連続溶接によって行われる。
[0021] 垂直コーナー柱とボイラ圧力体との間の熱応力を避けるために、コーナー柱は、有利には、少なくともボイラ圧力体とほぼ同じ温度に維持される。したがって、コーナー柱をコーナーセクションに接続する金属ストリップは、有利には、望ましい剛性に加えて、コーナーセクションと垂直柱との間に良好な熱接触も提供するような寸法に決定される。垂直コーナー柱は、通常、ボイラ圧力体との共通断熱材の内側にも配置される。
[0022] 本発明の好ましい実施形態によれば、垂直柱のうちの少なくとも1つ又は好ましくは各々がボイラパイプである。ボイラパイプは、有利にはボイラの下降パイプであるが、いくつかの適用例では、例えば蒸気パイプとすることもできる。垂直柱として下降パイプを使用することによって、下降パイプの特別な支持の必要性が最小限となる。下降パイプ内の水は、水管壁の管内の水とほぼ同じ温度であるため、水管壁と水管壁に取り付けられた下降パイプとの間には、いずれの著しい熱応力も存在しない。
[0023] 下降パイプ又は他の好適なボイラパイプが使用できないときに特別に適用可能な、本発明の別の好ましい実施形態によれば、複数の垂直コーナー柱はボイラパイプではないか、又は、複数の垂直柱のうちの少なくとも1つはボイラパイプではない。こうした垂直柱は、例えば、方形断面を伴う別個の中空垂直梁、又は任意の形状の中空梁、あるいは中実バーとすることができる。垂直柱としての使用専用のこうした別個の垂直梁は、それらのサイズがより自由に選択できるという利点を有する。こうした別個の梁を垂直柱として使用するとき、水管壁と垂直柱との間に金属ストリップを提供して特に良好な熱伝導率を使用することによって、水管壁と垂直柱との間の温度差を最小限にすることが保証されなければならない。温度差を最小限にするために、垂直柱の各々は、例えばボイラパイプ又は中空垂直梁のいずれであっても、好ましくは、ボイラ圧力体との共通断熱材の内側に配置される。
[0024] 本発明は、ボイラの特に簡潔な設計、従来の方法を使用するよりも明らかに迅速なボイラの架設、及び、多くの場合、必要なスチール構造の量の大幅な削減を可能にする。
[0025] 上記の簡潔な説明、並びに本発明の更なる目的、特徴、及び利点は、添付の図面に関連して説明されるとき、本発明に従った実施形態の、現時点で好ましいとは言え例示的な下記の詳細な説明を参照することで、より完全に理解されるであろう。
[0026]本発明の第1の好ましい実施形態に従った、ボイラを示す概略側面図である。 [0027]本発明に従った、ボイラの細部の実施形態を示す概略図である。 [0027]本発明に従った、ボイラの細部の実施形態を示す概略図である。 [0028]本発明の実施形態に従った、ボイラの他の細部を示す概略図である。 [0028]本発明の実施形態に従った、ボイラの他の細部を示す概略図である。 [0029]本発明の更なる実施形態に従った、ボイラの細部を示す概略図である。 [0030]本発明の好ましい実施形態に従った、ボイラを示す概略側面図である。 [0031]本発明の別の好ましい実施形態に従った、ボイラの細部を示す概略図である。
[0032] 図1は、本発明の実施形態を表す流動床ボイラ構造体10の側面図を概略的に示す。流動床ボイラ構造体10は、底部14及び底部から高さHにあるルーフ16、並びに、図1ではそのうちの1つのみが見えている4つの平面水管壁18を有する、炉12を備える。水管壁は、フィンによって共に接続された垂直水管からなる従来型である。水管壁18は、図1ではそのうちの2つが見えている4つのコーナーセクション20を伴う、矩形断面を形成する。炉は、入口及び出口ヘッダ22、24、燃焼ガスダクト26、並びに、燃料28及び一次空気30を炉に供給するための手段などの、従来型機器を備える。こうした機器は本発明を理解するのに適していないため、本明細書では詳細に説明しない。
[0033] 炉12は、ボイラ周辺に配置された剛性支持スチール構造34を介してグランド32に対して支持される。支持スチール構造34は、複数の垂直主支柱36、実際には少なくとも4本の垂直主支柱、及び、垂直主支柱の間に接続された複数の水平な主支持梁38を備える。図1に見られるように、水平な主支持梁38は、明らかに炉のルーフ16の下方、例えば底部から0.3Hから0.7Hである、少なくともレベルLにある。
[0034] 本発明に従い、垂直コーナー柱40が、有利には連続金属ストリップ42によって、コーナーセクション20の各々の垂直方向の中間部分に取り付けられる。垂直コーナー柱のそれぞれのコーナーセクションへの取付けは、炉の重みを支えることが可能なように、十分強力でなければならない。したがって、垂直コーナー柱は、好ましくは、ボイラ圧力体の高さHの少なくとも5%、更により好ましくは少なくとも15%の高さ領域内で、それぞれのコーナーセクションに取り付けられる。垂直コーナー柱40は、下降管44の一部、蒸気ドラム46から入口ヘッダ22への循環ボイラ水、又は、炉を支持するのに好適な他の柱とすることができる。
[0035] 図1に示される実施形態によれば、炉12はハンガーロッド48によって支持スチール構造34に対して支持される。ハンガーロッド48の上部エッジは水平な主支持梁38に取り付けられ、ハンガーロッドの下部エッジは、垂直コーナー柱の2つの側面に取り付けられた突起50によって垂直コーナー柱40に取り付けられる。このようにして、垂直コーナー柱はハンガーロッド48に対して支持され、またそれらによって、突起50のレベルCで支持スチール構造34に対して支持され、レベルCは水平な主支持梁38のレベルLよりも低い。
[0036] 炉12が大気温度から動作温度へと熱くなるとき、熱膨張によって炉の高さ及び幅が長くなる。ハンガーロッド48は大気温度にとどまるが、垂直コーナー柱40は炉の温度に追従すると仮定すると、突起50のレベルCにある炉の中間部分はその元のレベルのままである。レベルCから上方の炉12の上部は上に向かって膨張し、レベルCから下方の炉の下部は下に向かって膨張する。ハンガーロッドは実際には部分的に高温な場合があり、炉の正確な垂直移動を考えるとき、これを考慮に入れなければならない。垂直膨張に加えて、炉は水平方向の膨張も経験する。水平膨張に起因した水平移動は、ハンガーロッド48の下部エンドの外側への傾斜によって可能になる。傾斜角度が大き過ぎるのを避けるために、ハンガーロッドは、少なくとも約3メートルなどの十分な長さを有さなければならない。より長いハンガーロッドはより小さな傾斜によって熱膨張を吸収するが、場合によっては、ある一定の高さでボイラ圧力体を支持するために必要な固定スチール構造の高さが高くなるという欠点を有する。
[0037] 図1から図6は、本発明の異なる実施形態のビュー及び細部を示す。同じ参照番号は、概して、図1から図6のすべてにおいて、異なる実施形態における同じか又は同様の要素に使用される。図1から図6は、本発明の単なる例示的実施形態を示し、異なる実施形態に示される特徴は、技術的に可能であればいつでも、他の実施形態に示される対応する特徴、又は本説明の一般的な教示に基づく特徴への変更が可能であることも理解されよう。
[0038] 図2a及び図2bは、強力な垂直に延在する金属ストリップ42によって、垂直コーナー柱40、40’を2つの水管壁18のコーナーセクション20に取り付ける2つの例の水平断面を、より詳細に示す概略図である。図2aでは、垂直コーナー柱40は、厚い壁のボイラパイプ、好ましくはボイラの下降パイプであり、図2bでは、垂直コーナー柱40’は、方形の断面形状を伴う中空垂直梁である。実際には、垂直コーナー柱は任意の他の好適な断面形状を有することができる。金属ストリップ42は、好ましくは連続溶接52によって、垂直コーナー柱40、40’と、コーナーセクション20を形成する水管壁18の最も外側の水管56の間のコーナーフィン54、54’と、に取り付けられる。図2aは、一例としてコーナー状のコーナーフィン54を示すが、図2bは、別の例として面取りしたコーナーフィン54’を示す。
[0039] コーナーセクション20と垂直コーナー柱40との間の温度差は、不必要な熱疲労を避けるために、いずれの動作条件においても相対的に小さくなければならない。したがって金属ストリップ42は、有利には、コーナーセクション20とそれぞれの垂直コーナー柱40、40’との間に、必要な強度に加えて十分な熱伝導性も提供するように寸法が決定される。垂直コーナー柱40、40’及び炉の水管壁18は、有利には、図2bで概略的に示されるように共通絶縁層58によって覆われている。
[0040] 図3a及び図3bは、それぞれ、水平断面図及び側面図において、支持スチール構造34の水平な主支持梁38から垂直コーナー柱40を吊り下げる例示的な手法を概略的に示す。本実施形態において、垂直コーナー柱40の2つの対向面のそれぞれに1対の支持突起50が取り付けられ、支持突起50の対のそれぞれの外側端において、ナット52によってハンガーロッド48が取り付けられる。ハンガーロッド48の上部端は、図1に見られるように、好適な手段によって水平な主支持梁38にロックされる。
[0041] 図3aに示される例では、支持突起50は、支持突起50の端部上方のハンガーロッド48を水平な主支持梁38に直接接続できるように十分遠くまで水平に延在する。実際には、ハンガーロッド48の上部端を、例えば、コーナー柱40の2つの対向面の上方に配置され、水平な主支持梁38に対して支持される、図3aには図示されていない好適な補助水平梁に固定するために有用であり得る。図3aは、コーナー柱40をコーナーセクション20に取り付ける代替の手法も示している。ここでコーナー柱40は、2つの最も外側の水管56に接続された2つの金属ストリップ42によって、コーナーセクション20に取り付けられる。2つの金属ストリップ、あるいは2つよりも多くの金属ストリップを使用することで、必然的に取付けが更に強化され、炉へのコーナー柱40の熱的接続も向上する。
[0042] 図4は、本発明の別の例示的実施形態の詳細を概略的に示し、垂直コーナー柱40は、図2a、図2b、及び図3aのように45度の角度ではなく、水管壁18の延長に対して平行な、垂直に延在する金属ストリップ42によって、炉の2つの水管壁18のコーナーセクション20に取り付けられる。当業者であれば明らかなように、前述の可能性以外の他の可能性を有し得る金属ストリップ42の向きは、突起50の最適な向き、及びハンガーロッド48を水平な主支持梁38に取り付けるための最適な手法にも、影響を与える。特に、垂直コーナー柱40がボイラの下降パイプの一部であるとき、水平な支持梁を周回するように下降パイプを必要以上に曲げるのを避けるために、例えば補助支持梁を使用することによって、水平な主支持梁38から垂直コーナー柱を吊り下げるような配置が必要となる可能性がある。
[0043] 図4は、有利には、垂直コーナー柱が好適な連結片58によって炉の控え梁60に接続可能であることも示す。上記で説明したように、垂直コーナー柱の主な機能は、コーナーによって炉の中間セクションで炉12を単純に及び効率的に支持できるようにすることである。垂直コーナー柱によって炉の筐体に与えられる付加的な強度は、炉の筐体が膨らむリスクを避けるために必要な控え梁の数を減少させるという、付加的な利点も与える。
[0044] 図5は、本発明の別の実施形態を表す流動床ボイラ構造体10’の側面図を概略的に示す。図5の構造体は、主に、垂直コーナー柱40が水平な主支持梁38から吊り下げられておらず、垂直コーナー柱は、主支持梁上に配置された垂直に延在する支持突起50’によって下方から支持されるという点で、図1の構造体とは異なる。したがって、垂直コーナー柱40は、支持突起50’のレベルCで支持スチール構造34に対して支持され、レベルCは水平な主支持梁38のレベルLよりも高い。炉12の水平熱膨張に関する動きを可能にするために、それぞれの水平な主支持梁38上で、又は主支持梁に取り付けられた滑り軸受64上でスライド可能な、ベースプレート62に各々の支持突起50’が取り付けられる。
[0045] 支持突起50’は、2つの互いに直交して配置された水平な主支持梁38のコーナーへと水平方向に誘導され、それによってベースプレート62は、有利には、2つの水平な主支持梁に取り付けられた滑り軸受64によって支持される。図5のように、垂直コーナー柱40を下方から支持することで、垂直コーナー柱の上方に水平な主支持梁38が存在しないという効果を与える。垂直コーナー柱40が下降パイプ44の一部である場合、図5のソリューションは、下降パイプ44が、水平な支持梁の周辺で必要以上に湾曲することなく、より自由に上方に延在可能であるという利点を提供する。
[0046] 図6に概略的に示される有利な実施形態によれば、支持突起50’の各々は、垂直コーナー柱40に対して並んで、及びベースプレート62上に取り付けられた、3つのリブなどの複数の並列リブ66を備える。図6は別の特徴も示し、これによれば、2つの突起50’、50”、又は2つの一連のリブ66、66’が垂直コーナー柱40に対して90度の角度で取り付けられる。それにより、2つの突起50’、50”及びそれらのベースプレート62、62’は、それぞれのコーナーセクション20を形成する管壁18、18’に平行な2つの水平な主支持梁38、38’上に配置された、個別の滑り軸受64、64’上に配置される。図6のソリューションは、水平な主支持梁38、38’の交差部における垂直主支柱36を、水平な支持梁38、38’のレベルよりも高いレベルへと延在させる必要がある場合、特に有利である。
[0047] 上記から明らかになるように、単純で信頼性の高い支持構造体を伴う流動床ボイラの炉の異なる実施形態が提供される。実施形態に関連して説明した要素は、可能であれば、他の実施形態でも使用可能であることを理解されたい。対応する支持構造体は、他のタイプの発電ボイラの炉、対流ケージ、空きパス、固体分離器、又は発電ボイラに関連した水平パスなどの、多数の他の応用例においても適用可能である。
[0048] 本明細書において、現在最も好ましい実施形態であると見なされる実施形態に関連して本発明を説明してきたが、本発明は開示した実施形態に限定されず、添付の特許請求の範囲に定義されたような本発明の範囲内に含まれる、その特徴及びいくつかの他の適用例の様々な組み合わせ又は改変をカバーするものと意図されることを理解されよう。

Claims (14)

  1. 底部(14)及び前記底部から高さHにあるルーフ(16)、並びに、少なくとも4つのコーナーセクション(20)と共に多角形の水平断面を形成する少なくとも4つの平面水管壁(18)を有する、ボイラ圧力体(12)と、剛性支持スチール構造(34)とを備える、ボイラ構造体(10)であって、前記ボイラ圧力体は、前記底部とルーフとの間の高さで前記剛性支持スチール構造に対して支持され、前記底部とルーフとの間の高さ領域で、前記少なくとも4つのコーナーセクション(20)のうちの少なくとも4つの外部に、垂直コーナー柱(40)が取り付けられ、また、前記ボイラ圧力体は、前記垂直コーナー柱(40)の各々を介して、前記底部から0.1Hから0.9Hの高さで前記剛性支持スチール構造(34)に対して支持されることで、前記ボイラ圧力体の垂直荷重に相当する力を前記垂直コーナー柱のみを介し前記剛性支持スチール構造に作用させることを特徴とする、ボイラ構造体。
  2. 前記剛性支持スチール構造(34)は、グランド(32)に対して支持された複数の垂直な主支柱(36)、及び、前記底部から0.1Hから0.9Hの高さで前記垂直な主支柱に取り付けられた複数の水平な主支持梁(38)を備え、また、前記複数の垂直コーナー柱(40)の各々は、前記水平な主支持梁(38)のうちの少なくとも1つに対して支持されることを特徴とする、請求項1に記載のボイラ構造体。
  3. 前記垂直コーナー柱(40)の各々は、前記底部から0.4Hから0.6Hの高さで前記剛性支持スチール構造(34)に対して支持されることを特徴とする、請求項1に記載のボイラ構造体。
  4. 前記垂直コーナー柱(40)の各々は、前記ボイラ圧力体の前記高さHの少なくとも5%の高さを有する高さ領域において、前記それぞれのコーナーセクション(20)に取り付けられることを特徴とする、請求項1に記載のボイラ構造体。
  5. 前記垂直コーナー柱(40)の各々は、前記ボイラ圧力体の前記高さHの少なくとも15%の高さを有する高さ領域において、前記それぞれのコーナーセクション(20)に取り付けられることを特徴とする、請求項4に記載のボイラ構造体。
  6. 前記垂直コーナー柱(40)の各々は、垂直方向に剛性接合を提供するように、少なくとも1つの連続金属ストリップ(42)によって前記それぞれのコーナーセクション(20)に取り付けられることを特徴とする、請求項1から5のいずれか一項に記載のボイラ構造体。
  7. 前記取付けは、最も外側の水管(56)への、又は、前記コーナーセクションを形成する前記水管壁(18)のうちの最も外側の水管(56)の間のコーナーフィン(54)への、前記少なくとも1つの金属ストリップ(42)の各々の連続溶接によって行われることを特徴とする、請求項6に記載のボイラ構造体。
  8. 前記垂直コーナー柱(40)のうちの少なくとも1つは、前記ボイラの下降パイプ(44)であることを特徴とする、請求項1に記載のボイラ構造体。
  9. 前記垂直コーナー柱(40)は、前記ボイラ圧力体との共通断熱材(58)の内側に配置されることを特徴とする、請求項1に記載のボイラ構造体。
  10. 前記垂直コーナー柱(40)の各々は、支持突起(50)によって前記垂直コーナー柱に取り付けられた少なくとも1つのハンガーロッド(48)によって、前記水平な主支持梁(38)のうちの少なくとも1つに対して支持されることを特徴とする、請求項2に記載のボイラ構造体。
  11. 前記垂直コーナー柱(40)の各々は、滑り接続によって前記水平な主支持梁(38)のうちの少なくとも1つに対して支持されることを特徴とする、請求項2に記載のボイラ構造体。
  12. 前記滑り接続は、
    垂直に延在するリブ(66)及び滑り軸受(64)によって前記垂直コーナー柱(40)に取り付けられたベースプレート(62)を備えることを特徴とする、請求項11に記載のボイラ構造体。
  13. 前記垂直コーナー柱(40)の各々は、2つの近接する水平な主支持梁(38)への滑り接続によって支持されることを特徴とする、請求項12に記載のボイラ構造体。
  14. 前記ボイラ圧力体(12)は、流動床ボイラの炉である、請求項1に記載のボイラ構造体。
JP2020514718A 2017-10-16 2017-10-16 ボイラ構造体 Active JP7266586B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/EP2017/076329 WO2019076427A1 (en) 2017-10-16 2017-10-16 BOILER CONSTRUCTION

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020537104A JP2020537104A (ja) 2020-12-17
JP7266586B2 true JP7266586B2 (ja) 2023-04-28

Family

ID=60117680

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020514718A Active JP7266586B2 (ja) 2017-10-16 2017-10-16 ボイラ構造体

Country Status (16)

Country Link
US (1) US11209158B2 (ja)
EP (2) EP3982043B1 (ja)
JP (1) JP7266586B2 (ja)
KR (1) KR102386165B1 (ja)
CN (1) CN111465805B (ja)
AU (1) AU2017436110B2 (ja)
BR (1) BR112020006945A2 (ja)
FI (1) FI3982043T3 (ja)
HU (2) HUE063551T2 (ja)
JO (1) JOP20200056A1 (ja)
PH (1) PH12020550177A1 (ja)
PL (2) PL3982043T3 (ja)
RU (1) RU2742405C1 (ja)
SA (1) SA520411675B1 (ja)
WO (1) WO2019076427A1 (ja)
ZA (1) ZA202001669B (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FI129828B (en) 2018-05-11 2022-09-15 Valmet Technologies Oy Support arrangement for a steam boiler
CN112572689B (zh) * 2021-02-08 2021-09-28 江苏扬子鑫福造船有限公司 一种大型集装箱船艏货舱舱口角隅结构

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001173947A (ja) 1999-12-16 2001-06-29 Mitsubishi Heavy Ind Ltd ボイラ火炉壁の支持構造及びこれを有するl形ボイラ
JP5264006B2 (ja) 2011-06-27 2013-08-14 Necインフロンティア株式会社 情報処理装置用制御装置
JP2014115047A (ja) 2012-12-12 2014-06-26 Ihi Corp 排熱回収ボイラ支持装置のスライド基礎構造及びその構築方法
JP2016521838A (ja) 2014-06-03 2016-07-25 エイメック フォスター ウィーラー エナージア オサケ ユキチュア 粒子分離器のための支持構造を含む流動層ボイラ

Family Cites Families (35)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2856A (en) 1842-11-21 Casper kittinger
US906A (en) 1838-09-05 Steam-boiler
US2583599A (en) 1946-03-14 1952-01-29 Babcock & Wilcox Co Boiler and furnace wall support
US2700375A (en) * 1946-12-03 1955-01-25 Babcock & Wilcox Co Fluid cooled furnace wall
US2856906A (en) 1954-11-15 1958-10-21 Combustion Eng Boiler
GB843085A (en) * 1958-01-03 1960-08-04 Babcock & Wilcox Co Improvements in or relating to heat exchanger walls
DE1426718B2 (de) * 1964-03-14 1971-08-19 Siemens AG, 1000 Berlin u. 8000 München Durchlaufkessel
US3274977A (en) * 1964-11-12 1966-09-27 Combustion Eng Arrangement of a buckstay system for wide furnace steam generators
US3379177A (en) * 1966-12-29 1968-04-23 Combustion Eng Buckstay connection for furnace walls
DE1955982B2 (de) * 1969-06-17 1973-10-18 Veb Kombinat Dampferzeugerbau Berlin, X 1080 Berlin Einrichtung zur horizontalen Abstützung und Führung eines sich allseitig ausdehnenden Körpers, insbesondere für dichtgeschweißte Kesselkörper von Dampferzeugern
US3811415A (en) * 1972-02-01 1974-05-21 M Grgich Vapour heating and vapour generating units
US3814063A (en) * 1973-07-13 1974-06-04 Babcock & Wilcox Ltd Support of tube walls
US3861360A (en) * 1974-04-10 1975-01-21 Combustion Eng Steam generator buckstay leveler systems
US4008691A (en) * 1976-03-30 1977-02-22 The Babcock & Wilcox Company Support system
EP0046820B1 (de) * 1980-08-29 1983-11-23 GebràœDer Sulzer Aktiengesellschaft Gurtungssystem für einen rechteckigen Querschnitt aufweisenden Dampferzeuger
EP0073851B2 (de) 1981-09-09 1988-12-07 GebràœDer Sulzer Aktiengesellschaft Dampferzeuger mit zwei Vertikalzügen und diese verbindendem Querzug
FR2597576B1 (fr) 1986-04-22 1989-06-30 Mediterranee Const Navales Ind Perfectionnements apportes a la realisation des parois des chambres, notamment de combustion, des generateurs de vapeur
DE4017253A1 (de) * 1990-05-29 1991-12-05 Steinmueller Gmbh L & C Die ebenen aussenwaende eines dampferzeugers umschliessende horizontale bandage zur aufnahme des brennkammerdrucks
JPH05264006A (ja) * 1992-03-16 1993-10-12 Mitsubishi Heavy Ind Ltd ボイラ支持構造
US5278880A (en) * 1992-06-24 1994-01-11 Westinghouse Electric Corp. Pressurizer tank upper support
US5557901A (en) * 1994-11-15 1996-09-24 The Babcock & Wilcox Company Boiler buckstay system
RU2122678C1 (ru) * 1996-04-05 1998-11-27 Акционерное общество открытого типа "Белгородский завод энергетического машиностроения" Котел
US5865149A (en) * 1996-12-23 1999-02-02 Combustion Engineering, Inc. Buckstay corner assembly with buckstay extension plates for a boiler
JP3794774B2 (ja) * 1997-03-26 2006-07-12 三菱重工業株式会社 ボイラ壁用連結装置
DE19821587A1 (de) * 1998-05-14 1999-11-18 Krc Umwelttechnik Gmbh Membranwand und Vorrichtung zum Umschließen einer Druckkammer
DE10014758C2 (de) 2000-03-24 2003-10-09 Alstom Power Boiler Gmbh Dampferzeuger und Montageverfahren für diesen
RU2229056C2 (ru) * 2002-04-05 2004-05-20 ОАО "Сибэнергомаш" Способ монтажа котла
FI124485B (fi) * 2007-05-08 2014-09-30 Valmet Power Oy Kattilalaitos, tukirakenne ja menetelmä kattilalaitoksen soodakattilan seinien tukemiseksi
US8333170B2 (en) * 2008-12-23 2012-12-18 Doozan Babcock Energy America, LLC Buckstay system
CN103216809B (zh) * 2012-01-19 2014-12-24 中国科学院工程热物理研究所 至少一根集中下降管设置在炉膛中的循环流化床锅炉
CN202719590U (zh) * 2012-05-23 2013-02-06 中国电力工程顾问集团华东电力设计院 悬吊式锅炉装置
GB201217746D0 (en) * 2012-10-04 2012-11-14 Doosan Power Systems Ltd Boiler structure and method of assembly
CN203162915U (zh) * 2013-03-22 2013-08-28 中国电力工程顾问集团华东电力设计院 一种悬吊式锅炉炉架
US9210948B2 (en) 2013-07-19 2015-12-15 Brandeis University Par-baked and milled coffee beans for use in foods, beverages and dietary supplements
FI129828B (en) * 2018-05-11 2022-09-15 Valmet Technologies Oy Support arrangement for a steam boiler

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001173947A (ja) 1999-12-16 2001-06-29 Mitsubishi Heavy Ind Ltd ボイラ火炉壁の支持構造及びこれを有するl形ボイラ
JP5264006B2 (ja) 2011-06-27 2013-08-14 Necインフロンティア株式会社 情報処理装置用制御装置
JP2014115047A (ja) 2012-12-12 2014-06-26 Ihi Corp 排熱回収ボイラ支持装置のスライド基礎構造及びその構築方法
JP2016521838A (ja) 2014-06-03 2016-07-25 エイメック フォスター ウィーラー エナージア オサケ ユキチュア 粒子分離器のための支持構造を含む流動層ボイラ

Also Published As

Publication number Publication date
JOP20200056A1 (ar) 2020-03-11
FI3982043T3 (fi) 2023-10-02
KR102386165B1 (ko) 2022-04-12
HUE057766T2 (hu) 2022-06-28
US11209158B2 (en) 2021-12-28
BR112020006945A2 (pt) 2020-10-06
AU2017436110B2 (en) 2021-12-02
HUE063551T2 (hu) 2024-01-28
SA520411675B1 (ar) 2022-09-07
JP2020537104A (ja) 2020-12-17
CN111465805B (zh) 2022-03-01
PL3698083T3 (pl) 2022-03-28
PL3982043T3 (pl) 2024-01-29
AU2017436110A1 (en) 2020-03-26
CN111465805A (zh) 2020-07-28
KR20200063209A (ko) 2020-06-04
ZA202001669B (en) 2021-04-28
EP3698083B1 (en) 2021-12-01
PH12020550177A1 (en) 2021-03-01
RU2742405C1 (ru) 2021-02-05
EP3982043A1 (en) 2022-04-13
US20200292164A1 (en) 2020-09-17
EP3698083A1 (en) 2020-08-26
EP3982043B1 (en) 2023-07-26
WO2019076427A1 (en) 2019-04-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2381416C1 (ru) Способ и устройство для поддержания стенок энергетического котла
JP7266586B2 (ja) ボイラ構造体
KR101343427B1 (ko) 화력 발전 플랜트
KR20160027229A (ko) 유동층 반응기에 연결가능한 입자 분리기 어셈블리 및 유동층 반응기
KR102124721B1 (ko) 바닥-지지형 보일러
RU2660696C1 (ru) Узел из сепараторного модуля для частиц и теплообменного камерного модуля, способ его установки и снабженный им котел с циркулирующим псевдоожиженным слоем
EP3704411B1 (en) A boiler system with a support construction

Legal Events

Date Code Title Description
A529 Written submission of copy of amendment under article 34 pct

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A529

Effective date: 20200508

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200508

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210426

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210430

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20211015

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220214

C60 Trial request (containing other claim documents, opposition documents)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C60

Effective date: 20220214

C11 Written invitation by the commissioner to file amendments

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C11

Effective date: 20220221

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20220323

C21 Notice of transfer of a case for reconsideration by examiners before appeal proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C21

Effective date: 20220324

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20220415

C211 Notice of termination of reconsideration by examiners before appeal proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C211

Effective date: 20220419

C22 Notice of designation (change) of administrative judge

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C22

Effective date: 20220428

C13 Notice of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C13

Effective date: 20220920

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20221220

C22 Notice of designation (change) of administrative judge

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C22

Effective date: 20230105

C23 Notice of termination of proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C23

Effective date: 20230228

C03 Trial/appeal decision taken

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C03

Effective date: 20230324

C30A Notification sent

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C3012

Effective date: 20230324

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230418

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7266586

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150