JP7266517B2 - 制御装置、制御方法、およびプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、制御装置、制御方法、およびプログラムに関する。
従来、車両の配車を管理する配車管理サーバが知られている(特許文献1参照)。この配車管理サーバは、受け付けた配車要求に対して割り当てた車両に対応する待ち時間を予測し、予測した待ち時間が所定の範囲に含まれない場合に、ユーザに対する所定の確認を介して車両に迎車を依頼する。
特開2019-175491号公報
しかしながら、上記の技術では利用者が車両に乗車した後のことについては検討が十分されていない。
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、車両に乗車した後の利用者の利便性を向上させることができる制御装置、制御方法、およびプログラムを提供することを目的の一つとする。
この発明に係る制御装置、制御方法、およびプログラムは、以下の構成を採用した。
(1):この発明の一態様に係る制御装置は、利用者が操作可能な端末装置から、利用者の目的地を示す目的地情報を取得する第1取得部と、前記利用者を乗せた車両を前記目的地に向かわせる第1処理部と、前記利用者が操作可能な端末装置から、前記目的地に前記車両が到着する前に降車することを要求する降車要求情報を取得する第2取得部と、前記第2取得部が前記降車要求情報を取得した場合、前記降車要求情報に基づいて前記車両を目的地に到着する前に停車させる第2処理部と、を備える。
(2):上記(1)の態様において、前記利用者が操作可能な端末装置は、前記利用者が携帯する端末装置または前記車両に設けられた端末装置である。
(3):上記(1)または(2)の態様において、前記第2処理部は、前記利用者が前記目的地または前記目的地に前記車両が到着する前に降車した場合、前記利用者に対するサービスを完了させ、前記利用者とは異なる利用者に対してサービスを提供するために前記車両を制御する。
(4):上記(1)から(3)のいずれかの態様において、前記利用者が操作可能な端末装置から、前記利用者が前記目的地に前記車両が到着する前に前記車両から降車した後に、前記利用者が車両に再乗車することを予約するための予約情報を取得する第3取得部と、前記第3取得部により取得された予約情報に基づいて、車両を制御する第3処理部と、を更に備える。
(5):上記(4)の態様において、前記第3処理部は、前記予約情報に基づいて、前記利用者が乗車していた車両とは異なる車両を配車する。
(6):上記(1)から(5)のいずれかの態様において、前記利用者が操作可能な端末装置から、前記利用者が緊急降車を指示するための緊急降車要求情報を取得する第3取得部と、前記第3取得部により取得された緊急指示情報に関連付けられた特定場所に、前記利用者が乗車している車両を停車させる第3処理部と、を更に備える。
(7):上記(1)から(6)のいずれかの態様において、前記利用者が前記車両に乗車した場合に、予め設定された基準に基づいて、前記利用者に課金する課金部を更に備え、前記課金部は、前記利用者が目的地に到着する前に降車した場合に、前記降車したことに対する料金は課金しない。
(8):この発明の一態様に係るコンピュータが、利用者が操作可能な端末装置から、利用者の目的地を示す目的地情報を取得し、前記利用者を乗せた車両を前記目的地に向かわせ、前記利用者が操作可能な端末装置から、前記目的地に前記車両が到着する前に降車することを要求する降車要求情報を取得し、前記降車要求情報を取得した場合、前記降車要求情報に基づいて前記車両を目的地に到着する前に停車させる制御方法である。
(9):この発明の一態様に係るコンピュータに、利用者が操作可能な端末装置から、利用者の目的地を示す目的地情報を取得させる処理と、前記利用者を乗せた車両を前記目的地に向かわせる処理と、前記利用者が操作可能な端末装置から、前記目的地に前記車両が到着する前に降車することを要求する降車要求情報を取得させる処理と、前記降車要求情報を取得した場合、前記降車要求情報に基づいて前記車両を目的地に到着する前に停車させる処理を実行させるプログラムである。
(1)-(9)によれば、制御装置が、降車要求情報に基づいて車両を目的地に到着する前に停車させることにより、車両に乗車した後の利用者の利便性を向上させることができる。
(2)によれば、利用者が簡易な操作で降車要求情報を制御装置に送信して、降車位置で降車することができる。
(3)によれば、制御装置は、利用者が目的地または目的地に車両が到着する前に降車した場合、利用者に対するサービスを完了させ、利用者とは異なる利用者に対してサービスを提供するために、処理を簡素化でき、更に降車した利用者を待たずに、次の利用者を車両に乗車させることができるので車両の利用効率が向上する。
(4)によれば、制御装置は、利用者の再乗車を受け付けるため、利用者の利便性が向上する。
(5)によれば、制御装置は、利用者は再乗車の際に別の車両を乗車することができるため、利用者の利便性が向上する。制御装置は、降車した利用者を待たずに他の車両を配車するため、車両をより効率的に配車することができる。
(6)によれば、制御装置は、利用者の体調が不良等である場合、自動的に特定場所(例えば病院)に向かうので、利用者は安心して車両を一人でも利用することができる。
(7)によれば、制御装置は、利用者が目的地に到着する前に降車した場合に、降車したことに対する料金は課金しないので、利用者は気軽に車両の利用することができる。
制御装置を利用した車両システム1の構成の一例を示す図である。 車両システム1により実行される処理の概要について説明するための図である。 端末装置100の機能構成の一例を示す図である。 管理装置200の機能構成の一例を示す図である。 車両システム1により実行される処理の流れの一例を示すシーケンス図である。 サービスアプリ110が端末装置100のタッチパネルに表示する画像IM1の一例を示す図である。 管理装置200により実行される処理の流れの一例を示すフローチャートである。 POI情報260の内容の一例を示す図である。 タッチパネルに表示される降車位置を示す画像IM2の一例を示す図である。 車両システム1により実行される処理の流れの一例を示すシーケンス図である。 課金される利用料の傾向の一例を示す図である。 POI情報260Aの内容の一例を示す図である。 車両Mの車室内の様子の一例を示す図である。 実施形態の管理装置200のハードウェア構成の一例を示す図である。
以下、図面を参照し、本発明の制御装置、制御方法、およびプログラムの実施形態について説明する。
<第1実施形態>
図1は、制御装置を利用した車両システム1の構成の一例を示す図である。車両システム1は、利用者の要求に応じて、車両を利用者に提供する車両サービスを利用者に提供するシステムである。車両は、自動運転で利用者を目的地に連れて行く。
車両システム1は、例えば、一以上の車両M(図中、車両M-1からM-3・・・)と、一以上の端末装置100と、管理装置200と、決済装置300とを含む。車両Mと、端末装置100と、管理装置200とは、例えば、ネットワークNWを介して互いに通信する。ネットワークNWは、例えば、セルラー網や、Wi-Fi網、Bluetooth(登録商標)、インターネット、WAN(Wide Area Network)、LAN、公衆回線、プロバイダ装置、専用回線、無線基地局等を含む。管理装置200は、「制御装置」の一例である。
[車両サービスの概要]
図2は、車両システム1により実行される処理の概要について説明するための図である。まず、利用者が、端末装置100を操作して、車両サービスの利用に関する予約リクエストを、管理装置200に対して送信すると(1)、管理装置200は、車両サービスに利用する車両Mを手配する(2)。次に、車両Mは、車両サービスの利用開始時刻に応じて移動して、利用者が乗車する乗車位置に向かう。乗車位置で利用者は、車両Mに乗車する(3)。次に、車両Mは利用者を乗せて利用者の目的地に向かう(4)。車両Mが目的地に向かっている最中に、利用者が途中で任意の場所で降車する意思を示した場合、車両Mは任意の場所で停車する。そして、利用者が車両Mから降車する(5)。利用者が降車すると、利用者に対する車両サービスは完了し、車両Mは所定の場所に向かう(6)。
上記のように、利用者は、目的地に向かっている最中であっても、任意の場所で降車することができ、利用者の利便性が向上する。
[車両]
車両Mは、例えば、一以上のユーザが乗車可能な四輪以上の車輪を有する車両であるが、自動二輪車その他の車両であってもよい。車両Mは、車両を制御するための駆動力出力装置や、ブレーキ装置、ステアリング装置、制御装置の他、車両サービスを提供するための機器を備える。
車両Mは、例えば、自動運転車両である。自動運転車両とは、車両Mの乗員の操作に依らずに、操舵および加減速を制御して、目的地まで自動で走行する車両である。自動運転車両は、例えば、カメラにより撮像された画像や、レーダ装置の検出結果、LIDAR(Light Detection and Ranging)の検出結果等に基づいて、車両Mの周辺の物体を認識する。自動運転車両は、物体の認識結果、車両Mの位置、および記憶装置に記憶された地図情報に基づいて、目的地に向けて走行する。
[端末装置]
端末装置100は、車両サービスを利用するユーザが保持する端末装置である。端末装置100は、スマートフォン、タブレット端末、パーソナルコンピュータなどのユーザが携帯可能な端末装置である。
図3は、端末装置100の機能構成の一例を示す図である。端末装置100は、例えば、通信部102、制御部104、タッチパネル106、および記憶部120を備える。通信部102は、他の装置と通信するための通信インタフェースである。制御部104は、例えば、CPU(Central Processing Unit)などのプロセッサが記憶部150に格納されたサービスアプリケーションプログラム(ソフトウェア)122を実行することで実現される。
サービスアプリケーションプログラム122は、ブラウザであってもよいし、いわゆるスマートフォンアプリケーションプログラムのようなブラウザよりも拡張された機能を有するものであってもよい。以下の説明では端末装置100がスマートフォンであり、車両サービスに関する処理において、予め端末装置100にインストールされたサービスアプリケーションプログラム122が利用されることを前提とする。サービスアプリケーションプログラム122は、ユーザの操作に応じて管理装置200と通信し、ユーザのリクエストを管理装置200に送信したり、管理装置200から受信した情報に基づくプッシュ通知を行ったりする。
タッチパネル106は、情報を表示する表示部と、利用者の操作を受け付ける受付部とが重畳されている。
[管理装置]
図4は、管理装置200の機能構成の一例を示す図である。管理装置200は、例えば、通信部202と、第1取得部204と、第2取得部206と、第3取得部208と、第1処理部220と、第2処理部222と、第3処理部224と、課金部226と、記憶部250とを備える。第1取得部204、第2取得部206、第3取得部208、第1処理部220、第2処理部222、第3処理部224、および課金部226は、例えば、CPUなどのプロセッサが記憶装置に格納されたプログラム(ソフトウェア)を実行することで実現される。これらの機能部のうち一部または全部は、LSI(Large Scale Integration)やASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)などのハードウェアによって実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアの協働によって実現されてもよい。第1取得部204-課金部226のうち一部の機能部は他の機能部に含まれてもよい。例えば、第1取得部204-第3取得部208は、一つの取得部であってもよいし、第1処理部220-第3処理部224は、一つの取得部であってもよい。
記憶部250には、例えば、予約情報252と、車両情報254と、予約スケジュール256と、降車要求情報258と、POI(Point Of Interface)情報260と、課金情報262が記憶される。
通信部202は、ネットワークNWを介して他の装置と通信するための通信インタフェースである。通信部202は、例えば、端末装置100から予約リクエストを受信する。予約リクエストは、車両サービスの利用を要求するリクエストである。
第1取得部204は、利用者が操作可能な端末装置100から、利用者の目的地を示す目的地情報を取得する。目的地とは、車両サービスが提供する車両で利用者が向かう目的地である。第2取得部206は、利用者が操作可能な端末装置100から、目的地に車両が到着する前に降車することを示す降車要求情報を取得する。
第3取得部208は、利用者が操作可能な端末装置100から、利用者が車両から降車した後に、利用者が車両に再乗車することを予約するための予約情報を取得する。
第1処理部220は、利用者を乗せた車両を目的地に向かわせる。目的地に向かわせるとは、第1処理部220が、車両Mに利用者の目的地を示す情報を提供して、車両Mに目的地に向かわせることを指示することである。
第2処理部222は、第2取得部206が降車要求情報を取得した場合、利用者を任意の場所で降車させるために、降車要求情報に基づいて車両Mを目的地に到着する前に停車させる。車両Mを目的地に到着する前に停車させるとは、第2処理部222が、車両Mに降車位置を示す情報を提供して、車両Mに降車位置に停車させる指示をすることである。
第3処理部224は、第3取得部208により取得された予約情報に基づいて、車両を制御する。第3処理部224は、例えば、予約情報を取得した場合、その予約情報に含まれる利用者の指定位置に車両Mを向かわせ、利用者を車両Mに乗車させた後、車両Mに利用者を目的地に連れていかせる。
課金部226は、利用者が車両に乗車した場合に、予め設定された基準に基づいて、利用者に課金する。例えば、課金部226は、利用者の車両Mの利用時間または車両Mの乗車時間に応じて、利用料を課金する。そして、課金部226は、利用料の決済を決済装置300に依頼する。これにより、利用料が車両サービスの管理者に支払われる。
[決済装置]
決済装置300は、管理装置200の依頼に応じて、車両サービスの利用料金に関する決済を行う装置である。決済装置300は、所定の決済手法で決済を行う。決済手法とは、例えば、クレジットカードによる決済である。また、決済手法は、電子マネーによる決済や、銀行振込による決済、指定された場所で利用料金を支払うための請求書を利用した決済等の任意の決済手法であってもよい。
[シーケンス(1)]
図5は、車両システム1により実行される処理の流れの一例を示すシーケンス図である。まず、端末装置100のサービスアプリ110は、予約リクエストを管理装置200に送信する(ステップS10)。管理装置200の第1取得部204が予約リクエストを取得すると、第1処理部220が予約リクエストを予約情報252に登録する(ステップS12)。予約情報252は、一以上の予約リクエストを含む情報である。予約リクエストには、利用者の識別情報に対して、利用者が車両の利用を希望する時間帯や、出発地、目的地(目的地情報)、利用などの情報が対応付けられた情報である。
次に、第1処理部220は、車両情報254を参照して、利用可能な車両を抽出する(ステップS14)。車両情報254は、車両の識別情報に対して、位置情報と、その車両が利用可能な時間帯(利用可能時間)とが対応付けられた情報である。第1処理部220は、例えば、予約リクエストの出発地の近くに位置し、更に、利用者を目的地まで連れて行くのに要する時間および車両の返却に要する時間を含む時間帯において利用者可能な車両を、車両情報254から抽出する。
次に、第1処理部220は、効率的に利用者を迎車して、効率的に利用者を目的地に連れていける経路を生成する(ステップS16)。例えば、ダイクストラ法に基づいて経路が生成される。第1処理部220は、生成した経路と、抽出した車両と、予約リクエストとを対応付けた情報を予約スケジュール256として記憶部250に記憶させる。
次に、第1処理部220は、予約スケジュール256を参照し、利用者の識別情報や、利用時間帯、出発地、目的地などの情報(以下、利用者情報)を、ステップS14で抽出した車両に送信する(ステップS18)。次に、第1処理部220は、完了情報をサービスアプリ110に送信する(ステップS20)。完了情報は、出発地や、出発時刻、車両の識別情報などを含む。
上記のように、車両の予約が行われる。そして、以下のように、利用者は車両Mに乗車することができる。
利用者が車両Mに近づいて、利用者がサービスアプリ110に対して所定の操作を行って、車両Mと通信すると、サービスアプリ110は利用者の識別情報を車両Mに送信する(ステップS22)。次に、車両Mは、送信された識別情報が、乗車する予定の利用者の識別情報と一致か否かを判定し、一致する場合はドアを開放状態に制御する(ステップS24)。利用者が車両Mに乗車すると、車両Mは、利用者の目的地に向かって走行する(ステップS26)。例えば、車両Mは、車室内のカメラにより撮像された画像に基づいて利用者の乗車(または降車)を認識したり、端末装置100により送信された乗車が完了したことを示す情報を取得した場合に利用者が乗車(または降車)したことを認識したりする。
上記のように、利用者が車両に乗車し、車両Mは、目的地に向かう。そして、以下のように、利用者は、目的地に到着する前に途中に降車することができる。
次に、利用者がサービスアプリ110を操作して、途中降車を示す降車要求情報を管理装置200に送信する(ステップS28)。降車要求情報は、途中降車を希望する位置を示す情報である。次に、第2処理部222は、送信された降車要求情報を降車要求情報258として記憶部250に記憶させる(ステップS30)。
次に、第2処理部222は、降車要求情報258に基づいて導出された位置に車両Mを停車させるために、車両Mに停車位置を示す停車位置情報を送信する(ステップS32)。次に、第2処理部222は、通信部202を用いて、途中降車を受け付けた受付情報をサービスアプリ110に送信する(ステップS34)。そして、車両Mは、ステップS30で送信された停車位置情報に対応する位置に停車する(ステップS36)。
車両Mは、利用者が途中降車の位置または目的地で車両Mから降車した後、第2処理部222は、利用者に対するサービスを完了させ、その利用者とは異なる利用者に対してサービスを提供するために車両Mを制御する。サービスを完了させるとは、例えば、第2処理部222が、ステップS10の予約リクエストに応じて利用者に提供する車両サービスを完了させることである。
車両Mは、利用者が途中降車の位置または目的地で車両Mから降車した後、管理装置200の指示に基づいて、上記の利用者とは異なる利用者に車両サービスを提供するために、任意の場所に向かって走行したり、任意の場所で待機したりする。例えば、車両Mは、次に乗車する利用者が存在する場合は、その利用者に車両サービスを提供するために、その利用者と合流する位置に向かって走行する。例えば、車両Mは、次に乗車する利用者が存在しない場合、所定の待機場所で待機したり、予め定められた起点としている位置に戻ったりする。例えば、車両Mが、バッテリに蓄えられた電力で走行する電気自動車の場合、車両Mは充電施設においてバッテリに充電しながら待機してもよい。
このように、管理装置200は、降車位置で利用者が車両Mから降車した後、サービスを完了させることにより、車両Mに関する処理を簡素化でき、更に降車した利用者を待たずに、次の利用者を車両Mに乗車させることができるので車両の利用効率が向上する。
図6は、サービスアプリ110が端末装置100のタッチパネルに表示する画像IM1の一例を示す図である。画像IM1には、例えば、操作ボタンB1-B5が含まれる。操作ボタンB1は、途中下車を指示するための操作ボタンである。操作ボタンB2-B5は、途中下車する位置を選択するためのボタンである。操作ボタンB2およびB3は、利用者の目的から途中下車する位置を選択するためのボタンである。操作ボタンB2は、利用者がトイレを利用する目的で途中下車する際に選択されるボタンである。操作ボタンB3は、利用者が買い物を行う目的(例えばコンビニエンスストアに立ち寄る目的)で途中下車する際に選択されるボタンである。
操作ボタンB4は、利用者が地図から途中下車する位置を選択するためのボタンである。操作ボタンB5は、利用者がキーワードを入力し、入力されたキーワードに関連付けられたPOIを選択するためのボタンである。利用者が操作ボタンを操作すると、サービスアプリ110が操作されたボタンに対応付けられた情報を管理装置200に送信する。例えば、操作ボタンB1操作されると、サービスアプリ110が降車要求情報を管理装置200に送信する。
利用者は、途中下車したい場合に、上記の画像IM1に含まれるボタンを操作して、途中降車する位置を決定する。管理装置200の第2処理部222は、以下の処理を行って、利用者の操作に基づいて降車位置を特定する。
[フローチャート]
図7は、管理装置200により実行される処理の流れの一例を示すフローチャートである。まず、第2処理部222が、第2取得部206により降車要求情報が取得されたか否かを判定する(ステップS100)。降車要求情報が取得された場合、第2処理部222が、第2取得部206により降車位置に関する情報が取得されたか否かを判定する(ステップS102)。降車位置に関する情報は、例えば、操作ボタンB2-B5の何れかのボタンが操作されたことを示す情報や、利用者が端末装置100を操作して指定した降車位置を示す情報等である。
第2取得部206により降車位置に関する情報が取得された場合、第2処理部222は、POI情報260を参照して、降車位置を決定する(ステップS104)。図8は、POI情報260の内容の一例を示す図である。POI情報260は、例えば、POIの識別情報に対して、施設の名称、位置情報、施設の利用者の目的、およびキーワードが対応付けられた情報である。例えば、コンビニエンスストアに対しては、「目的:買い物、トイレ」、および「キーワード:買い物、トイレ、コンビニ」が対応付けられている。
ここで、第2処理部222は、以下のように降車位置を特定する。
(1)操作ボタンB2または操作ボタンB3が操作された場合、第2処理部222は、POI情報260を参照して、操作ボタンに対応する目的に合致し、且つ車両Mの位置から所定距離以内の施設を降車位置に決定する。例えば、利用者が操作ボタンB3を操作した場合、第2処理部222は、車両Mの近くのコンビニエンスストアを降車位置に決定する。
(2)操作ボタンB4が操作された場合、サービスアプリ110は、端末装置100のタッチパネルに地図を表示させる。この地図には、施設の位置に対して施設の名称が対応付けられている。利用者が、タッチパネルに表示された地図に対応付けられた施設を示すアイコンをタッチ操作すると、サービスアプリ110は、その施設の識別情報を管理装置200に送信する。第2処理部222は、送信された施設の識別情報と、POI情報260とに基づいて、施設を特定し、特定した施設の位置を降車位置に決定する。
(3)キーワードが操作ボタンB5に入力され、そのキーワードを検索するための操作がされた場合、サービスアプリ110は、キーワードを管理装置200に送信する。第2取得部206がキーワードを取得すると、第2処理部222は、POI情報260を参照して、キーワードに対応する施設であり、且つ車両Mの位置から所定距離以内の施設を降車位置に決定する。例えば、利用者がコンビニエンスストアをキーワードに指定した場合、第2処理部222は、車両Mの近くのコンビニエンスストアを降車位置に決定する。
図7の説明に戻る。第2処理部222は、決定した降車位置を端末装置100に送信する(ステップS106)。次に、第2処理部222は、利用者が降車位置を承諾したか否かを判定する(ステップS108)。利用者が降車位置を承諾した場合、第2処理部222は、通信部202を用いて、承諾された降車位置を車両Mに送信する(ステップS110)。利用者が降車位置を承諾しなかった場合、ステップS104の処理に戻り、第2処理部222は、決定した降車位置とは異なる降車位置を決定する。異なる降車位置とは、前回降車位置として決定された施設よりも遠い位置に存在する施設である。これにより、本フローチャートの1ルーチンの処理が終了する。
図9は、タッチパネルに表示される降車位置を示す画像IM2の一例を示す図である。画像IM2には、例えば、車両Mの位置と、降車位置(コンビニエンスストアの位置)とが地図情報に対応付けられた情報、操作ボタンB11、および操作ボタンB12を含む。操作ボタンB11は、降車位置と決定された施設を承諾しないことを示す情報を管理装置200に送信するためのボタンである。操作ボタンB11が操作された場合、画像IM2のコンビニエンスとは異なる施設が、降車位置として決定され、決定された降車位置と地図情報とが対応付けられた情報が、タッチパネルに表示される。
操作ボタンB12は、降車位置と決定された施設を承諾することを示す情報を管理装置200に送信するためのボタンである。操作ボタンB12が操作された場合、車両Mは降車位置で停車し、利用者は降車位置で降車することができる。
[シーケンス(2)]
例えば、利用者が車両から降車した後、車両Mは、他の利用者を乗車させるために他の位置に向かって走行したものとする。利用者が、降車位置の施設で用事を済ませ、再度、車両サービスを利用したと思った場合、以下の処理が行われる。図10は、車両システム1により実行される処理の流れの一例を示すシーケンス図である。
まず、サービスアプリ110が、再開リクエストを管理装置200に送信する(ステップS200)。再開リクエストは、目的地に到着する前に降車した利用者が、降車位置で降車した後、所定時間以内に送信する予約リクエストである。サービスアプリ110が、利用者が降車位置で降車した後、所定時間以内に予約リクエストを送信する際に、その予約リクエストを再開リクエストに変換して、管理装置200に送信する。管理装置200が、取得した予約リクエストが、利用者が降車位置で降車した後、所定時間以内に送信された予約リクエストである場合、再開リクエストであると判定してもよい。再開リクエストには、利用者の識別情報に対して、利用者が車両の利用を希望する時間帯や、出発地、目的地、利用などの情報が対応付けられた情報である。
次に、管理装置200の第1取得部204が再開リクエストを取得すると、第1処理部220が再開リクエストを予約情報252に記憶する(ステップS202)。
次に、第3処理部224は、車両情報254を参照して、利用可能な車両を抽出する(ステップS204)。次に、第3処理部224は、効率的に利用者を迎車して、効率的に利用者を目的地に連れていける経路を生成する(ステップS206)。
次に、第3処理部224は、予約スケジュール256を参照し、利用者の識別情報や、利用時間帯、出発地、目的地などの情報(以下、利用者情報)を、ステップS204で抽出した車両に送信する(ステップS208)。次に、第3処理部224は、完了情報をサービスアプリ110に送信する(ステップS210)。上記の処理において、手配される車両は、降車位置まで利用者が乗車していた車両Mとは異なる車両であってもよいし、降車位置まで利用者が乗車していた車両Mであってもよい。例えば、第3処理部224は、迅速かつ低コストで利用者が指定した位置に到達することができる車両Mを配車する。
上記のように、第3取得部208が、利用者が操作可能な端末装置100から、利用者が任意の場所で車両から降車した後に、利用者が車両Mに再乗車することを予約するための予約情報を取得する。第3処理部224は、第3取得部208により取得された予約情報に基づいて、車両Mを制御する。これにより、利用者は、途中降車した位置で、車両Mに乗車することができる。
[課金部の処理]
課金部226は、以下の考え方に基づいて利用者に利用料金を課金する。課金部226は、予約リクエストに基づいて利用者が車両サービスを利用した場合、初乗運賃を課金し、利用者が初乗運賃に規定された距離または時間を超えて車両サービスを利用した場合、距離または時間が上昇するに従って増加する傾向で課金を行う。
図11は、課金される利用料の傾向の一例を示す図である。図11の縦軸は課金される料金であり、図11の横軸は車両に乗車した時間(車両を利用した時間)である。
更に、課金部226は、再開リクエストに基づいて利用者が車両サービスを利用したした場合、予約リクエストに基づいて利用者が車両サービスを利用した場合よりも利用料を抑制する。図11に示すように、予約リクエストで距離X1を走行する場合、利用料は初乗運賃C1であり、再開リクエストで距離X1走行する場合、利用料は利用者C2である。利用料C2は、初乗運賃C1よりも低い金額である。例えば、再開リクエストに基づいて利用者が車両Mを利用する場合、初乗運賃後に加算される料金体系と同等、またはその料金体系よりも利用料が抑制された料金体系である。
このように、利用者が、目的地に到達する前に降車位置で降車した場合に、再度、車両サービスを利用した場合、利用料が抑制されるため、利用者の利便性が向上する。
課金部226は、利用者が目的地に到着する前に任意の場所で降車した場合に、任意の場所で降車したことに対する料金は課金しなくてもよい。すなわち課金部226は、ペナルティを利用者に課さない。この場合、課金部226は、任意の位置までの乗車料金を利用者に課金する。この結果、利用者は気軽に車両の利用することができる。
以上説明した第1実施形態によれば、管理装置200が、降車要求情報を取得したことに応じて、利用者を任意の場所で降車させるために車両Mを目的地に到着する前に停車させることにより、車両Mに乗車した後の利用者の利便性を向上させることができる。
<第2実施形態>
以下、第2実施形態について説明する。第2実施形態では、車両Mは、利用者が所定の操作を行った場合、操作に応じた位置に停止する。以下、第2実施形態について説明する。
第3処理部224は、緊急降車ボタンが操作された場合、POI情報を参照して、特定の場所に車両Mを向かわせる。緊急降車ボタンは、サービスアプリ110が利用者の操作に応じてタッチパネルに表示させるボタンである。
図12は、POI情報260Aの内容の一例を示す図である。POI情報は、第1実施状態のPOI情報260の内容に加え、更に緊急停車施設であるか否かを示す情報が、POIの識別情報に対して対応付けられた情報である。図12の例では、病院が緊急停車施設である。
例えば、車両Mに乗車している利用者の体調が悪くなり、利用者が緊急停車ボタンを操作した場合、サービスアプリ110が、緊急停車ボタンが操作されたことを示す緊急情報を管理装置200に送信する。管理装置200は緊急情報を取得すると、第3処理部224が、POI情報260Aを参照して、車両Mの近くに存在する緊急停車施設を抽出し、抽出した緊急停車施設に車両Mを向かわせる。
これにより、利用者は、自動的に緊急停車施設に搬送され、緊急停車施設において処置を受けることができる。緊急停車ボタンが操作された場合、管理装置200は、抽出した緊急停車施設に利用者が搬送されることを示す情報および利用者を搬送している車両の識別情報を緊急停車施設(が管理する装置)に送信してもよい。
以上説明した第2実施形態によれば、管理装置200は、利用者が操作可能な端末装置100から、利用者が緊急降車を指示するための緊急降車要求情報を取得する第3取得部208と、第3取得部208により取得された緊急指示情報に関連付けられた特定場所に、利用者が乗車している車両を停車させる第3処理部224と、を更に備えることにより、車両に乗車した後の利用者の利便性を向上させることができる。
<第3実施形態>
以下、第3実施形態について説明する。第1実施形態および第2実施形態では、利用者は、携帯可能な端末装置100を操作して車両サービスを利用するものとした。第3実施形態では、車両Mに設けられた端末装置100Aを操作して車両サービスを利用する。以下、第1実施形態または第2実施形態との相違点を中心に説明する。
図13は、車両Mの車室内の様子の一例を示す図である。図13は、後部座席に着座した利用者が、車両Mの前方を見た図である。車両Mの助手席の後側には、タッチパネル400が設けられている。利用者が車両Mに乗車した後、タッチパネル400には操作ボタンB21が表示される。操作ボタンB21が操作されると、車両Mは、降車位置に停車する。
タッチパネル400には、操作ボタンB12-操作ボタンB15が表示されてもよい。利用者は、操作ボタンB12-操作ボタンB15を操作して降車位置を決定してもよい。
以上説明した第3実施形態によれば、管理装置200は、第1実施形態または第2実施形態と同様の効果を奏する。
上記の各実施形態では、車両Mとは別に管理装置200が設けられるものとして説明した。これに代えて、管理装置200の機能構成のうち、一部または全部は車両M、または端末装置100(または100A)に設けられてもよい。例えば、管理装置200の第2取得部206、第3取得部208、第2処理部222、第3処理部224、降車要求情報258、POI情報260、および課金情報262の一部または全部が、車両M、または端末装置100(または100A)に含まれてもよい。
[ハードウェア構成]
図14は、実施形態の管理装置200のハードウェア構成の一例を示す図である。図示するように、管理装置200は、通信コントローラ200-1、CPU200-2、ワーキングメモリとして使用されるRAM(Random Access Memory)200-3、ブートプログラムなどを格納するROM(Read Only Memory)200-4、フラッシュメモリやHDD(Hard Disk Drive)などの記憶装置200-5、ドライブ装置200-6などが、内部バスあるいは専用通信線によって相互に接続された構成となっている。通信コントローラ200-1は、管理装置200以外の構成要素との通信を行う。記憶装置200-5には、CPU200-2が実行するプログラム200-5aが格納されている。このプログラムは、DMA(Direct Memory Access)コントローラ(不図示)などによってRAM200-3に展開されて、CPU200-2によって実行される。これによって、第1取得部204-課金部226のうち一部または全部が実現される。
上記説明した実施形態は、以下のように表現することができる。
プログラムを記憶した記憶装置と、
ハードウェアプロセッサと、を備え、
前記ハードウェアプロセッサが前記記憶装置に記憶されたプログラムを実行することにより、
利用者が操作可能な端末装置から、利用者の目的地を示す目的地情報を取得し、
前記利用者を乗せた車両を前記目的地に向かわせ、
前記利用者が操作可能な端末装置から、前記目的地に前記車両が到着する前に降車することを要求する降車要求情報を取得し、
前記降車要求情報を取得した場合、前記降車要求情報に基づいて前記車両を目的地に到着する前に停車させる、
ように構成されている、情報提供装置。
以上、本発明を実施するための形態について実施形態を用いて説明したが、本発明はこうした実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形及び置換を加えることができる。
1 車両システム、100、100A‥端末装置、200‥管理装置、204‥第1取得部、206‥第2取得部、208‥第3取得部、220‥第1処理部、222‥第2処理部、224‥第3処理部、226‥課金部、250‥記憶部、252‥予約情報、254‥車両情報、256‥予約スケジュール、258‥降車要求情報、260、260A‥POI情報、262‥課金情報

Claims (6)

  1. 利用者が操作可能な端末装置から、利用者の目的地を示す目的地情報を取得する第1取得部と、
    前記利用者を乗せた車両を前記目的地に向かわせる第1処理部と、
    前記利用者が操作可能な端末装置から、前記目的地に前記車両が到着する前に降車することを要求する降車要求情報を取得する第2取得部と、
    前記第2取得部が前記降車要求情報を取得した場合、前記降車要求情報に基づいて前記車両を目的地に到着する前に停車させる第2処理部と、を備え、
    前記利用者が操作可能な端末装置は、前記利用者が携帯する端末装置または前記車両に設けられた端末装置であり、
    前記端末装置の表示部には、前記利用者が途中下車する目的を示す複数のボタンを含むコンテンツが表示され、
    前記第2処理部は、前記複数のボタンのうち、前記利用者が選択したボタンの目的に合致し、且つ前記車両の位置から所定距離以内の施設を途中下車の位置に決定し、前記位置で前記利用者を途中下車させるために前記位置に前記車両を停止させる、
    制御装置。
  2. 前記利用者が操作可能な端末装置から、前記利用者が前記目的地に前記車両が到着する前に前記車両から降車した後に、前記利用者が車両に再乗車することを予約するための予約情報を取得する第3取得部と、
    前記第3取得部により取得された予約情報に基づいて、前記利用者が乗車していた車両とは異なる車両を配車する第3処理部と
    前記利用者が前記車両に乗車した場合に、予め設定された基準に基づいて、前記利用者に課金する課金部と、を備え、
    前記課金部は、前記車両または前記異なる車両の利用距離または利用時間である利用度合に応じて前記利用者に課金し、
    前記車両の利用度合が第1度合までは固定料金を課金し、第1度合を超えた場合、前記利用度合の増加に応じて設定された増加度合で課金し、
    前記再乗車するための予約情報に応じて前記異なる車両を前記利用者が利用した場合、前記固定料金の課金はせずに、前記第1度合を超えた後の課金体系で課金する、
    請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記第2処理部は、前記利用者が前記目的地または前記目的地に前記車両が到着する前に降車した場合、前記利用者に対するサービスを完了させ、前記利用者とは異なる利用者に対してサービスを提供するために前記車両を制御する、
    請求項1または2に記載の制御装置。
  4. 前記利用者が操作可能な端末装置から、前記利用者が緊急降車を指示するための緊急降車要求情報を取得する第3取得部と、
    前記第3取得部により取得された緊急指示情報に関連付けられた特定場所に、前記利用者が乗車している車両を停車させる第3処理部と、を更に備える、
    請求項1から3のうちいずれか1項に記載の制御装置。
  5. コンピュータが、
    利用者が操作可能な端末装置から、利用者の目的地を示す目的地情報を取得し、
    前記利用者を乗せた車両を前記目的地に向かわせ、
    前記利用者が操作可能な端末装置から、前記目的地に前記車両が到着する前に降車することを要求する降車要求情報を取得し、
    前記降車要求情報を取得した場合、前記降車要求情報に基づいて前記車両を目的地に到着する前に停車させ、
    前記利用者が操作可能な端末装置は、前記利用者が携帯する端末装置または前記車両に設けられた端末装置であり、
    前記端末装置の表示部には、前記利用者が途中下車する目的を示す複数のボタンを含むコンテンツが表示され、
    前記複数のボタンのうち、前記利用者が選択したボタンの目的に合致し、且つ前記車両の位置から所定距離以内の施設を途中下車の位置に決定し、前記位置で前記利用者を途中下車させるために前記位置に前記車両を停止させる、
    制御方法。
  6. コンピュータに、
    利用者が操作可能な端末装置から、利用者の目的地を示す目的地情報を取得する処理と、
    前記利用者を乗せた車両を前記目的地に向かわせる処理と、
    前記利用者が操作可能な端末装置から、前記目的地に前記車両が到着する前に降車することを要求する降車要求情報を取得する処理と、
    前記降車要求情報を取得した場合、前記降車要求情報に基づいて前記車両を目的地に到着する前に停車させる処理と、を実行させ、
    前記利用者が操作可能な端末装置は、前記利用者が携帯する端末装置または前記車両に設けられた端末装置であり、
    前記端末装置の表示部には、前記利用者が途中下車する目的を示す複数のボタンを含むコンテンツが表示され、
    前記複数のボタンのうち、前記利用者が選択したボタンの目的に合致し、且つ前記車両の位置から所定距離以内の施設を途中下車の位置に決定し、前記位置で前記利用者を途中下車させるために前記位置に前記車両を停止させる処理を
    実行させるプログラム。
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