JP7265949B2 - 圧痕検査装置 - Google Patents
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Description
[検査対象]
図1~図3を参照して、本実施形態による検査対象Tを説明する。検査対象Tは、異方性導電部材であるACF3を介して、導電性を有する部分が圧着された一対のワークとしての第1のワーク1、第2のワーク2を含む。第1のワーク1は、導電性を有する部分であるリード11を有する樹脂の基板である。本実施形態の第1のワーク1を構成する基材1aは、透光性を有する。透光性を有するとは、赤外線、可視光線又は紫外線を透過することをいう。透光性は、光源からの光を透過できればよい。このため、赤外線、可視光線、紫外線の少なくとも一種を透過できればよい。基材1aは、柔軟性のある樹脂により形成されたフレキシブルなシートである。リード11は、銅などの金属材料からなる電極である。
ACFを介して、ワーク1、2を加熱圧着すると、リード11、21の導電粒子を押し潰している箇所に、導電粒子がめり込むことにより、反対側の面が出っ張った隆起となる圧痕が生じる。図4に、リード11又は21の圧痕を、CCDカメラにより観察した画像を模式的に示す。この図4に示すように、圧痕に焦点が合うことにより、コントラストが大きい鮮明な圧痕の画像αが得られる。例えば、検査対象であるワークの基板がガラスパネルである場合には、このような画像が得られる。
圧着装置40の構成を、図8を参照して説明する。なお、圧着部41が移動する方向をz方向とする。本実施形態においては、z方向は、設置面に直交する方向であり、設置面が水平な場合には鉛直方向となり、設置面側が下、その反対側が上である。また、z方向に直交する平面において、互いに直交する方向をx方向、y方向とする。本実施形態においては、z方向に直交する平面は設置面に平行な面であり、設置面が水平な場合には水平面となる。また、本実施形態においては、x方向を「幅方向」、y方向を「奥行方向」とする。xy平面上のθ方向を「回転方向」とする。これらの方向は、各装置の各構成の位置関係を述べるための表現であり、各装置が設置面に設置された際の位置関係や方向を限定するものではない。
本実施形態の検査装置50は、検査対象Tの圧着領域PAを撮像することにより、圧痕を検査できる画像を得ることができる装置である。検査装置50を圧痕検査装置として捉えることもでき、圧着装置40及び検査装置50を含めて圧痕検査装置として捉えることもできる。なお、撮像部52の光軸方向をz方向とする。検査装置50は、図9に示すように、ステージ51、撮像部52、照明部53を有する。ステージ51は、板状の部材であり、検査対象Tを支持する支持面510を有する。支持面510は、xy平面に平行な面である。本実施形態の支持面510は、水平方向であり、重力により検査対象Tを支えているが、支持面510の角度はこれには限定されず、検査対象Tを支持できればよい。
制御装置60は、図7、図8に示すように、圧着装置40、検査装置50を制御する装置である。制御装置60は、例えば、専用の電子回路若しくは所定のプログラムで動作するコンピュータ等によって構成される。制御装置60は、各部の制御内容がプログラムされており、PLCやCPUなどの処理装置によりそのプログラムが実行される。
次に、本実施形態の動作例を、図1~図12を参照して説明する。
(圧着動作)
まず、図8に示すように、第2のワーク2がACF3を介して仮圧着された第1のワーク1が、支持部43のステージ43aに載置され、移動装置43bによって、第1のワーク1、第2のワーク2が圧着位置に来る。そして、圧力受部42が上昇して、バックアップ部42aの受け面が、第1のワーク1の下面に接する位置に来る。加圧部材41a、バックアップ部42aは、それぞれ加熱部41b、42bによって加熱されている。
以上のように第2のワーク2が加熱圧着された第1のワーク1、つまり検査対象Tは、図9に示すように、突出部513の上に、検査対象Tの圧着領域PAが来る位置において、第1のワーク1及び第2のワーク2がステージ51の支持面510に支持される。このとき、図12に示すように、突出部513の接触面513aに、第1のワーク1の凹部1bが接触する。また、第1のワーク1及び第2のワーク2は、保持部511により吸着保持される。
(1)以上のような実施形態の検査装置50は、異方性導電部材であるACF3を介して、導電性を有する部分であるリード11、21が互いに圧着された一対の第1のワーク1、第2のワーク2であって、少なくとも一方の第1のワーク1が樹脂の基板である検査対象Tに対して、ACF3を介して圧着された圧着領域PAを撮像する撮像部52と、検査対象Tを支持する支持面510を有するステージ51と、ステージ51に設けられ、圧着領域PAの一方のワークである第1のワーク1に接するように、支持面510から突出した突出部513を有する。
図13、図14に示すように、突出部513との間に圧着領域PAを挟む押さえ514を有していてもよい。この押さえ514は、突出部513と対向するとともに、突出部513と平行に延びた角柱形状である。押さえ514は、ステージ51に立設された一対の支柱515に支持されている。押さえ514の両端には軸514aが突出して設けられ、この軸514aは、支柱515の長手方向に沿って設けられたガイド溝515aに、スライド移動可能に挿入されている。
以上、本発明の実施形態及び各部の変形例を説明したが、この実施形態や各部の変形例は、一例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。上述したこれら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明に含まれる。
1a 基材
1b 凹部
2 第2のワーク
2a 基材
3 ACF
11、21 リード
31 基材
32 導電粒子
40 圧着装置
41 圧着部
41a 加圧部材
41b 加熱部
41c 圧力調整部
42 圧力受部
42a バックアップ部
42b 加熱部
43 支持部
43a ステージ
43b 移動装置
50 検査装置
51 ステージ
52 撮像部
52a カメラ
52b 筐体
52c 鏡筒
53 照明部
60 制御装置
61 入力装置
62 表示装置
411 加圧部
510、B 支持面
511 保持部
511a 吸着孔
512 開口
512a 座
513 突出部
513a 接触面
513b 側面
513c 傾斜面
514 押さえ
514a 軸
515 支柱
515a ガイド溝
516 第2の突出部
Claims (6)
- 異方性導電部材を介して導電性を有する部分が圧着された一対のワークであって、少なくとも一方のワークが樹脂の基板である検査対象に対して、前記異方性導電部材を介して圧着された圧着領域を撮像する撮像部と、
前記検査対象を支持する支持面を有するステージと、
前記ステージに設けられ、前記圧着領域の少なくとも一方の樹脂の基板であるワークに接するように、前記支持面から突出した突出部と、
を有することを特徴とする圧痕検査装置。 - 前記突出部は、透光性を有する部材に形成されていることを特徴とする請求項1記載の圧痕検査装置。
- 前記突出部は、前記突出部が接する前記ワークの面に向かう縁部が、面取りされていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の圧痕検査装置。
- 前記ステージは、前記検査対象を保持する保持部を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の圧痕検査装置。
- 前記突出部との間で前記圧着領域を挟む押さえを有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の圧痕検査装置。
- 前記一対のワークのうち、前記突出部に接する方が第1のワーク、他方が第2のワークであって、
前記支持面は、前記突出部よりも突出し、前記第2のワークを支持する第2の突出部を有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の圧痕検査装置。
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