JP7265854B2 - 火災検出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、火災検出装置に関する。
従来、監視領域の火災を検出する煙感知器を対象として、煙感知器の内部に煙を流入させて、当該煙による散乱光を検出するための技術が提案されている。この技術においては、例えば、筐体と、筐体の内部に設けられた検煙空間と、筐体の内部に設けられた検煙部であって、検煙空間に外乱光が入射しないように検煙空間を収容するための検煙部と、を備えた煙感知器が構成されている(例えば、特許文献1参照)。また、この検煙部は、筐体の内部に設けられたラビリンスであって、相互に間隔を隔てて検出空間の一部を囲繞する複数のラビリンス部材を有するラビリンスを、筐体の内部に設けられた検煙部本体であって、検出空間の他の一部を覆うための検煙部本体に対して嵌合することにより構成されている。
特開2006-267128号公報
ところで、近年では、検煙部の組立作業の効率化を図りたいというニーズが高まっている。ここで、上記従来の煙感知器においては、上述したように、検煙部がラビリンスを検煙部本体に対して嵌合することにより構成されているものの、例えば、検煙部本体の嵌合部分のサイズが比較的小さい場合には、ラビリンスを検煙部本体に対して嵌合しづらくなることから、検煙部の組立作業の効率化を図ることが難しくなる可能性があった。したがって、火災検出装置の製造性の観点からは、改善の余地があった。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、火災検出装置の製造性を高めることが可能となる、火災検出装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1に記載の火災検出装置は、監視領域の火災を検出するための火災検出装置であって、検出対象の検出を行う検出空間と、前記検出空間に外乱光が入射することを抑制するための入射抑制手段と、を備え、前記入射抑制手段は、前記検出空間の外周の一部を覆う第1入射抑制手段と、前記検出空間の外周の他の一部を覆う第2入射抑制手段と、前記第1入射抑制手段と前記第2入射抑制手段とを固定するための固定手段と、前記固定手段を介して前記第1入射抑制手段と前記第2入射抑制手段とを固定する際に、前記第1入射抑制手段又は前記第2入射抑制手段を前記固定手段へ案内するためのガイド手段と、を備え、前記ガイド手段を、長尺な中空状又は中実状に形成し、前記第1入射抑制手段又は前記第2入射抑制手段を前記ガイド手段及び前記固定手段を介して挿通させて前記固定手段に対して着脱自在に固定可能となるように、前記第1入射抑制手段、前記第2入射抑制手段、前記固定手段、及び前記ガイド手段を構成した。
請求項2に記載の火災検出装置は、請求項1に記載の火災検出装置において、前記ガイド手段の長手方向の長さを、前記第1入射抑制手段又は前記第2入射抑制手段を前記ガイド手段に挿通する際又は当該挿通後に前記固定手段へ案内する際に、当該第1入射抑制手段又は当該第2入射抑制手段が前記検出空間又はその近傍に設けられる部品と接触することを抑制可能な長さとした。
請求項3に記載の火災検出装置は、請求項1又は2に記載の火災検出装置において、一対の前記固定手段を、相互に間隔を隔てて設けた。
請求項4に記載の火災検出装置は、請求項3に記載の火災検出装置において、前記一対の固定手段の一方から前記一対の固定手段の他方に至る直線上に前記検出空間の略中心部が位置するように、前記一対の固定手段を配置した。
請求項5に記載の火災検出装置は、請求項1から4のいずれか一項に記載の火災検出装置において、前記検出空間内において検出光の照射及び受光を行うことで前記検出対象を検出するための検出手段を備え、前記検出手段の感度調整を行う際に用いる器具を前記固定手段に対して固定可能となるように、前記固定手段を構成し、前記器具は、感度調整手段と、前記感度調整手段を支持する支持手段であり、支持部本体と、前記支持部本体を支持する第1脚部及び第2脚部とを有する支持手段と、を備え、前記固定手段は、前記第1脚部を嵌め込むことが可能な第1嵌込孔を有する第1固定部と、前記第2脚部を嵌め込むことが可能な第2嵌込孔を有する第2固定部と、を備える。
請求項1に記載の火災検出装置によれば、第1入射抑制手段と第2入射抑制手段とを固定するための固定手段と、固定手段を介して第1入射抑制手段と第2入射抑制手段とを固定する際に、第1入射抑制手段又は第2入射抑制手段を固定手段へ案内するためのガイド手段と、を備えたので、固定手段を介して第1入射抑制手段と第2入射抑制手段とを固定する際に、ガイド手段によって第1入射抑制手段又は第2入射抑制手段を固定手段へ案内でき、ガイド手段を設けない場合に比べて、第1入射抑制手段と第2入射抑制手段とを正確且つ迅速に固定することができる。よって、入射抑制手段の組立作業の効率化を図ることができ、火災検出装置の製造性を向上させることが可能となる。特に、第1入射抑制手段又は第2入射抑制手段を基板等から突出する部品(例えば、サーミスタ等)に接触させずに固定しやすくなるため、入射抑制手段の組立作業の効率化を図りやすくなる。
また、第1入射抑制手段又は第2入射抑制手段をガイド手段及び固定手段を介して挿通させて固定手段に対して着脱自在に固定可能となるように、第1入射抑制手段、第2入射抑制手段、固定手段、及びガイド手段を構成したので、第1入射抑制手段又は第2入射抑制手段と固定手段との接触面積を増やすことができ、第1入射抑制手段又は第2入射抑制手段を固定手段に対して強固に固定できる。また、第1入射抑制手段又は第2入射抑制手段を固定手段に対して容易に着脱でき、メンテナンス作業等を容易に行うことができる。
請求項2に記載の火災検出装置によれば、ガイド手段の長手方向の長さを、第1入射抑制手段又は第2入射抑制手段をガイド手段に挿通する際又は当該挿通後に固定手段へ案内する際に、当該第1入射抑制手段又は当該第2入射抑制手段が検出空間又はその近傍に設けられる部品と接触することを抑制可能な長さとしたので、上記挿通する際又は上記案内する際に第1入射抑制手段又は第2入射抑制手段が上記部品と接触することを抑制できる。よって、例えば、第1入射抑制手段及び第2入射抑制手段の組立作業時に、上記部品が破損又は脱落することや、上記部品が取り付けられている部材(例えば基板等)に変形又は負荷が生じることを回避しやすくなる。
請求項3に記載の火災検出装置によれば、一対の固定手段を相互に間隔を隔てて設けたので、1つの固定手段のみを設けた場合に比べて、第1入射抑制手段と第2入射抑制手段とを安定して固定できると共に、第1入射抑制手段と第2入射抑制手段との位置合わせを容易に行うことができ、第1入射抑制手段と第2入射抑制手段とを効果的に固定できる。
請求項4に記載の火災検出装置によれば、一対の固定手段の一方から一対の固定手段の他方に至る直線上に検出空間の略中心部が位置するように、一対の固定手段を配置したので、第1入射抑制手段及び第2入射抑制手段の芯出しを容易に行うことができ、第1入射抑制手段と第2入射抑制手段とを正確に固定しやすくなる。
請求項5に記載の火災検出装置によれば、検出手段の感度調整を行う際に用いる器具を固定手段に対して固定可能となるように、固定手段を構成したので、器具を正確且つ迅速に取り付けることができ、検出手段の感度調整作業の効率化を図ることが可能となる。また、器具の位置合わせ用の部材を第1入射抑制手段又は第2入射抑制手段に別途設ける必要がなくなるため、火災検出装置の製造コストを低減できる。
実施の形態に係る火災検出装置の取付状況を示す側面図である。 取付ベースを取り外した状態の火災検出装置を示す底面図である。 図2のA-A矢視断面図である。 検出部カバーと検出部本体とを固定した状態を示す図であり、(a)底面図、(b)側面図である。 検出部カバーと検出部本体との固定状況を示す斜視図であり、(a)は検出部カバーと検出部本体とを固定する前の状態を示す図であり、(b)は第1ガイド部及び第2ガイド部を検出部本体に固定した状態を示す図であり、(c)は検出部カバーと検出部本体とを固定した状態を示す図である。 感度調整器具と検出部本体とを固定した状態を示す図であり、(a)底面図、(b)側面図である。
以下に、本発明に係る火災検出装置の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。まず、〔I〕実施の形態の基本的概念を説明した後、〔II〕実施の形態の具体的内容について説明し、最後に、〔III〕実施の形態に対する変形例について説明する。ただし、実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
〔I〕実施の形態の基本的概念
まず、実施の形態の基本的概念について説明する。実施の形態は、概略的に、監視領域の火災を検出するための火災検出装置に関するものである。
ここで、「火災検出装置」は、実施の形態では、複数の検出対象の検出結果に基づいて監視領域の火災を検出して報知する装置であり、例えば、光学的な火災感知器や火災警報器等を含む概念である。また、「監視領域」とは、監視の対象となる領域であって、例えば、建物の内部の領域、建物の外部の領域等を含む概念である。また、「建物」とは、その具体的な構造や種類は任意であるが、例えば、戸建て住宅、アパートやマンションの如き集合住宅、オフィスビル、イベント施設、商業施設、及び公共施設等を含む概念である。また、「報知する」とは、例えば、所定情報を外部装置に向けて出力すること、所定情報を出力手段(表示手段又は音声出力手段)を介して表示又は音声出力すること等を含む概念である。以下、実施の形態では、「火災検出装置」が、「光学的な火災感知器」であり、「監視領域」が「オフィスビルの内部の領域」である場合について説明する。
〔II〕実施の形態の具体的内容
次に、実施の形態の具体的内容について説明する。
(構成)
まず、実施の形態に係る火災検出装置の構成について説明する。図1は、実施の形態に係る火災検出装置の取付状況を示す側面図である。図2は、後述の取付ベースを取り外した状態の火災検出装置を示す底面図である。図3は、図2のA-A矢視断面図である。以下の説明では、図1のX方向を火災検出装置の左右方向(-X方向を火災検出装置の左方向、+X方向を火災検出装置の右方向)、図2のY方向を火災検出装置の前後方向(+Y方向を火災検出装置の前方向、-Y方向を火災検出装置の後方向)、図1のZ方向を火災検出装置の上下方向(+Z方向を火災検出装置の上方向、-Z方向を火災検出装置の下方向)と称する。
火災検出装置1は、気体に含まれている検出対象(例えば、煙等)を検出して報知する装置である。この火災検出装置1は、建物の屋内において建物の天井部の下面にある設置面2に設置されており、図1から図3に示すように、取付ベース10、外カバー20、内カバー30、流入空間40、防虫網50、検出空間60、検出部カバー70、検出部本体80、端子盤90、及び基板100を備えている。
(構成-取付ベース)
図1に戻り、取付ベース10は、設置面2に対して外カバー20を取り付けるための取付手段である。この取付ベース10は、例えば公知の火災検出装置用の取付ベース(一例として、樹脂製である略板状の取付ベース)等を用いて構成されており、図1に示すように、設置面2に対して固定具等によって固定されている。
(構成-外カバー)
外カバー20は、内カバー30、流入空間40、防虫網50、検出空間60、検出部カバー70、検出部本体80、端子盤90、及び基板100を覆うカバーである。この外カバー20は、例えば遮光性を有する樹脂材にて形成されており、図1から図3に示すように、外カバー本体21、天面部22、第1リブ部23、及び第2リブ部24を備えている。
このうち、外カバー本体21は、外カバー20の基本構造体である。この外カバー本体21は、例えば上面及び下面が開放された略中空円柱状体にて形成されており、図1に示すように、外カバー本体21の上端部が取付ベース10の下面と当接するように配置され、取付ベース10に対して嵌合構造(又は固定具)等によって固定されている。
また、天面部22は、流入空間40を区画するための区画手段である。この天面部22は、例えば略円形状の板状体にて形成されており、図1から図3に示すように、外カバー本体21よりも下方において略水平に設けられている。また、図2に示すように、この天面部22には、表示孔22aが設けられている。この表示孔22aは、後述する表示部から照射された光を図2のライトガイド104a及び表示孔22aを介して火災検出装置1の外部に導光するための貫通孔である。
また、第1リブ部23は、流入空間40を区画するための区画手段である。この第1リブ部23は、略板状体にて形成され、外カバー本体21と天面部22との相互間において垂直に設けられており、具体的には、図1、図3に示すように、外カバー20の中央付近から放射状に複数設けられ、外カバー本体21及び天面部22に対して接続されている。
また、第2リブ部24は、流入空間40を区画するための区画手段である。この第2リブ部24は、略板状体にて形成され、外カバー本体21と天面部22との相互間において垂直に設けられており、具体的には、図1、図3に示すように、隣接する第1リブ部23の内側端部同士の相互間に設けられ、天面部22に対して接続されている。
(構成-流入空間)
図1に戻り、流入空間40は、火災検出装置1の外部の気体が火災検出装置1の内部に流入させるための空間である。この流入空間40は、外カバー20の内部において複数形成されて、具体的には、図1、図3に示すように、外カバー20の内部空間のうち、天面部22、第1リブ部23、第2リブ部24、及び内カバー30によって囲繞された空間が流入空間40として形成されている。
(構成-内カバー)
内カバー30は、検出空間60、検出部カバー70、検出部本体80、及び基板100を覆うカバーであると共に、流入空間40を区画するための区画手段である。この内カバー30は、例えば、上面が開放された略中空円柱状体であり、遮光性を有する樹脂材にて形成されており、図3に示すように、外カバー20の内部において、内カバー30の下側側部が流入空間40を介して外カバー20の天面部22と対向するように設けられている。また、図3に示すように、内カバー30の下側側部には、第1開口部30aが形成されている。第1開口部30aは、流入空間40に流入された気体を検出空間60に送るための開口部であり、図3に示すように、内カバー30の下側側部のうち略中央部及びその近傍部分に設けられている。
(構成-検出空間)
検出空間60は、検出対象を検出するための空間であり、図3に示すように、内カバー30の内部空間のうち、検出部カバー70及び検出部本体80によって囲繞される空間が検出空間60として形成されている。
(構成-検出部カバー)
検出部カバー70は、検出空間60に外乱光が入射することを抑制すると共に、検出空間60の一部を覆う第1入射抑制手段である。この検出部カバー70は、上面が開放された略中空円柱状体であり、遮光性を有する樹脂材にて形成されている。また、この検出部カバー70は、図3に示すように、内カバー30の内部において、検出部カバー70の下側側部が第1開口部30a及び流入空間40を介して外カバー20の天面部22と対向するように配置され、検出部本体80に対して固定されている。また、図3に示すように、検出部カバー70の下側側部には、第2開口部70aが形成されている。第2開口部70aは、第1開口部30aから送られた気体を検出空間60に流入するための開口部であり、図3に示すように、検出部カバー70の下側側部のうち第1開口部30aと対応する部分に設けられている。
(構成-防虫網)
防虫網50は、火災検出装置1の外部にいる虫が検出空間60に侵入するのを防止するための網である。この防虫網50は、メッシュ状且つ円形状の網を用いて構成されており、図3に示すように検出部カバー70に取り付けられている。
(構成-検出部本体)
検出部本体80は、検出空間60に外乱光が入射することを抑制すると共に、検出空間60の他の一部を覆う第2入射抑制手段である。この検出部本体80は、例えば遮光性を有する樹脂材にて形成された肉厚な板状体(一例として、略円形状の板状体)であり、検出部カバー70よりも基板100側(図3では、上方側)に設けられており、具体的には、図3に示すように、検出部カバー70の上面を覆うように配置されており、基板100に対して固定具等によって固定されている。なお、上述した「検出部カバー70」及び「検出部本体80」は、特許請求の範囲における「入射抑制手段」に対応する。
(構成-端子盤)
図3に戻り、端子盤90は、内カバー30、検出部カバー70、検出部本体80、及び基板100を収容するための収容手段である。この端子盤90は、下面が開放された略中空円柱状であり、例えば遮光性を有する樹脂材にて形成されている。また、この端子盤90は、図3に示すように、内カバー30、検出部カバー70、検出部本体80、及び基板100を上方から覆うように設けられ、外カバー20に対して嵌合構造等によって固定されていると共に、且つ取付ベース10に対して取付部材91に形成された第1取付孔(図示省略)を介して固定具等によって固定されている。
(構成-基板)
基板100は、各種の電気回路(図示省略)が実装される実装手段である。この基板100は、例えば公知の平板状の回路基板等を用いて構成されており、図3に示すように、端子盤90の内部において、端子盤90の上端部及び下端部と間隔を隔てて略水平に配置され、端子盤90に対して端子盤90に形成された取付孔(図示省略)及び取付部材91に形成された第2取付孔(図示省略)を介して固定具によって固定されている。
また、基板100には、従来の火災検出装置1に用いられる公知の部品(電気部品)が実装されていることに加えて、第1発光部、第2発光部、受光部、表示部、通信部、電源部、制御部、及び記憶部が実装されている(いずれも図示省略)。
(構成-基板-第1発光部、第2発光部、受光部)
このうち、第1発光部は、検出空間60に検出光(以下、「第1検出光」と称する)を照射する発光手段であり、例えば公知の発光素子(一例として赤外LED等)を用いて構成されている。また、第2発光部は、第1検出光とは波長が異なる検出光(以下、「第2検出光」と称する)を検出空間60に照射する発光手段であり、例えば公知の発光素子(一例として青色LED等)を用いて構成されている。また、受光部は、第1発光部から照射された第1検出光の煙による散乱光を受光し、当該受光した散乱光に応じた第1受光信号を出力すると共に、第2発光部から照射された第2検出光の煙に対する散乱光を受光し、当該受光した散乱光に応じた第2受光信号を出力する受光手段であり、例えば公知の受光素子(一例としてフォトダイオード等)を用いて構成されている。また、第1発光部、第2発光部、及び受光部の設置方法については任意であるが、実施の形態では、第1発光部又は第2発光部から照射された第1検出光又は第2検出光が後述する各種のプリズムレンズ部を介して直接的に受光部されることを回避できるように設置している。例えば、第1発光部の光軸(以下、「第1発光側光軸」と称する)と受光部の光軸(以下、「受光側光軸」と称する)との角度が135°程度となる位置に、第1発光部及び受光部を設置する。また、第2発光部の光軸(以下、「第2発光側光軸」と称する)と受光側光軸との角度が90°程度となる位置に、第2発光部及び受光部を設置している。なお、上述した「第1発光部」、「第2発光部」、及び「受光部」を含むものは、特許請求の範囲における「検出手段」に対応する。
(構成-基板-表示部、通信部、電源部)
また、表示部は、火災検出装置1の外部に向けて光(以下、「表示光」と称する)を照射することにより所定情報(例えば、火災の検出の有無を示す情報)を表示するための表示手段であり、例えば公知の表示手段(LED等)を用いて構成されている。また、この表示部の投光方法については任意であるが、例えば、検出部カバー70、検出部本体80、及び内カバー30の各々に設けられた挿通孔(図示省略)、並びに後述する外カバー20の表示孔22aに挿通されたライトガイド104aを介して表示部からの表示光を火災検出装置1の外部に向けて誘導することにより投光すること等が該当する。また、通信部は、外部装置(例えば、受信機等)との間で通信する通信手段である。また、電源部は、商用電源又は電池(図示省略)から供給された電力を、火災検出装置1の各部に供給する電源手段である。
(構成-基板-制御部、記憶部)
また、制御部は、火災検出装置1を制御する制御手段である。この制御部は、具体的には、CPU、当該CPU上で解釈実行される各種のプログラム(OSなどの基本制御プログラムや、OS上で起動され特定機能を実現するアプリケーションプログラムを含む)及びプログラムや各種のデータを格納するためのRAMの如き内部メモリを備えて構成されるコンピュータである。また、記憶部は、火災検出装置1の動作に必要なプログラム及び各種のデータを記憶する記憶手段である。この記憶部は、書き換え可能な記録媒体を用いて構成され、例えばフラッシュメモリ等の不揮発性記録媒体を用いることができる。
(構成-固定構造)
次に、火災検出装置1の固定構造について説明する。この火災検出装置1は、検出部カバー70と検出部本体80とを固定するための固定構造を備えており、この固定構造の特徴については、実施の形態では以下に示す通りとなる。
(構成-固定構造-第1の特徴)
最初に、固定構造の第1の特徴について説明する。図4は、検出部カバー70と検出部本体80とを固定した状態を示す図であり、(a)底面図、(b)側面図である。図5は、検出部カバー70と検出部本体80との固定状況を示す斜視図であり、(a)は検出部カバー70と検出部本体80とを固定する前の状態を示す図であり、(b)は後述する第1ガイド部121及び第2ガイド部122を検出部本体80に固定した状態を示す図であり、(c)は検出部カバー70と検出部本体80とを固定した状態を示す図である。固定構造の第1の特徴については、火災検出装置1が、第1固定部111、第2固定部112、第1ガイド部121、及び第2ガイド部122を備えている。
(構成-固定構造-第1の特徴-第1固定部、第2固定部)
第1固定部111及び第2固定部112は、検出部カバー70と検出部本体80とを固定するための固定手段である。これら第1固定部111及び第2固定部112は、略長尺状体(具体的には、中空の略円柱状体)にて形成されており、検出部本体80に設けられており、具体的には、図4、図5に示すように、相互に間隔を隔てて設けられている。
また、第1固定部111及び第2固定部112の設置方法については任意であるが、実施の形態では、第1固定部111又は第2固定部112の一方から第1固定部111又は第2固定部112の他方に至る直線L上に検出空間60の略中心部が位置するように設置(配置)している。具体的には、図4、図5に示すように、第1固定部111を検出部本体80の前端部に配置し、且つ第2固定部112を検出部本体80の後端部に配置していると共に、第1固定部111から第2固定部112に至る直線Lが前後方向に略沿うように第1固定部111及び第2固定部112を配置している。これにより、検出部カバー70及び検出部本体80の芯出し(具体的には、水平方向の芯出し)を容易に行うことができ、検出部カバー70と検出部本体80とを正確に固定しやすくなる。
また、第1固定部111及び第2固定部112の形成方法については任意であるが、実施の形態では、遮光性を有する樹脂材を射出成形することにより、第1固定部111及び第2固定部112と検出部本体80とを一体に形成している。これにより、火災検出装置1の部品数を低減でき、火災検出装置1の製造コストを低減できる。ただし、これに限らず、例えば、第1固定部111及び第2固定部112と検出部本体80とを別体に形成してもよい。
(構成-固定構造-第1の特徴-第1ガイド部、第2ガイド部)
図4に戻り、第1ガイド部121は、第1固定部111を介して検出部カバー70と検出部本体80とを固定する際に、検出部カバー70又は検出部本体80を第1固定部111へ案内するためのガイド手段である。また、第2ガイド部122は、第2固定部112を介して検出部カバー70と検出部本体80とを固定する際に、検出部カバー70又は検出部本体80を第2固定部112へ案内するためのガイド手段である。これら第1ガイド部121及び第2ガイド部122は、例えば樹脂製の長尺な中空状体(具体的には、中空の略円柱状体)にて形成されており、検出部カバー70と検出部本体80との相互間においてそれぞれ設けられている。具体的には、図4、図5に示すように、第1ガイド部121は、当該第1ガイド部121の長手方向が上下方向に沿うように配置され、且つ当該第1ガイド部121の上端部が第1固定部111に形成された図5(a)の第1嵌込孔111a(貫通孔又は非貫通孔)に嵌め込まれるように配置されている。また、第2ガイド部122は、当該第2ガイド部122の長手方向が上下方向に沿うように配置され、且つ当該第2ガイド部122の上端部が第2固定部112に形成された図5(a)の第2嵌込孔112a(貫通孔又は非貫通孔)に嵌め込まれるように配置されている。なお、実施の形態では、第1ガイド部121及び第2ガイド部122は、検出部本体80に常設されるものとして説明する。
また、第1ガイド部121及び第2ガイド部122の形成方法については任意であるが、実施の形態では、第1固定部111(又はび第2固定部112)とは別体に形成している。これにより、第1ガイド部121及び第2ガイド部122の取り付け及び取り外しを行うことができ、状況に応じた第1ガイド部121及び第2ガイド部122の使用が可能となる。
(構成-固定構造-第1の特徴-その他の構成)
図4に戻り、また、検出部カバー70、検出部本体80、第1固定部111、第2固定部112、第1ガイド部121、及び第2ガイド部122の具体的な構成については任意であるが、実施の形態では、検出部カバー70又は検出部本体80を第1ガイド部121又は第2ガイド部122と第1固定部111又は第2固定部112とを介して挿通させて第1固定部111及び第2固定部112に対して着脱自在に固定可能となるように構成されている。
具体的には、上述したように、検出部本体80には、第1固定部111及び第2固定部112が設けられている。また、図4、図5に示すように、検出部カバー70には、第1挿通孔131及び第2挿通孔132が設けられている。このうち、第1挿通孔131は、第1固定部111及び第1ガイド部121を挿通可能な貫通孔であり、検出部カバー70の第1固定部111と対向する部分に配置されている。また、第2挿通孔132は、第2固定部112及び第2ガイド部122を挿通可能な貫通孔であり、検出部カバー70の第2固定部112と対向する部分に配置されている。また、第1固定部111の直径については、第1挿通孔131に第1固定部111を嵌合可能な大きさに設定しており、例えば、第1挿通孔131の直径と略同一に設定している。また、第2固定部112の直径については、第2挿通孔132に第2固定部112を嵌合可能な大きさに設定しており、例えば、第2挿通孔132の直径と略同一に設定している。
また、第1ガイド部121及び第2ガイド部122の各々の長手方向(上下方向)の長さについては、検出部カバー70又は検出部本体80を第1ガイド部121及び第2ガイド部122に挿通する際又は当該挿通後に第1固定部111及び第2固定部112へ案内する際に、当該検出部カバー70又は当該検出部本体80が検出空間又はその近傍に設けられる部品(例えば、基板100に実装された電気部品等)と接触することを抑制可能な長さに設定してもよい。より具体的には、第1ガイド部121の長手方向の長さについては、上記部品の上下方向の長さよりも長く(又は略同一)設定すると共に、検出部本体80に基板100が取り付けられている状態において、第1ガイド部121の上端部(第1ガイド部121の案内が開始される端部)を上記部品の上端よりも上方(又は略同一の高さ)に位置させることが可能であり、且つ第1ガイド部121を内カバー30に収容可能な長さに設定してもよい。一例として、内カバー30の上下方向の長さよりも若干短く設定してもよい。また、第2ガイド部122の長手方向の長さについては、上記部品の上下方向の長さよりも長く(又は略同一)設定すると共に、検出部本体80に基板100が取り付けられている状態において、第2ガイド部122の上端部(第2ガイド部122の案内が開始される端部)を上記部品の上端よりも上方(又は略同一の高さ)に位置させることが可能であり、且つ第2ガイド部122を内カバー30に収容可能な長さに設定してもよい。一例として、内カバー30の上下方向の長さよりも若干短く設定してもよい。これにより、検出部カバー70又は検出部本体80を第1ガイド部121及び第2ガイド部122に挿通する際又は当該挿通後に第1固定部111及び第2固定部112へ案内する際に、当該検出部カバー70又は当該検出部本体80が上記部品と接触することを抑制できる。よって、例えば、検出部カバー70及び検出部本体80の組立作業時に、上記部品が破損又は脱落することや、上記部品が取り付けられている部材(例えば基板100等)に変形又は負荷が生じることを回避しやすくなる。
このような構成により、検出部カバー70と第1固定部111及び第2固定部112との接触面積を増やすことができ、検出部カバー70を第1固定部111及び第2固定部112に対して強固に固定できる。また、検出部カバー70を第1固定部111及び第2固定部112に対して容易に着脱でき、メンテナンス作業等を容易に行うことができる。
以上のような第1の特徴により、第1固定部111及び第2固定部112を介して検出部カバー70と検出部本体80とを固定する際に、第1ガイド部121及び第2ガイド部122によって検出部カバー70を第1固定部111及び第2固定部112へ案内でき、第1ガイド部121及び第2ガイド部122を設けない場合に比べて、検出部カバー70と検出部本体80とを正確且つ迅速に固定することができる。よって、検出部カバー70及び検出部本体80の組立作業の効率化を図ることができ、火災検出装置1の製造性を向上させることが可能となる。特に、検出部カバー70を基板100等から突出する部品(例えば、サーミスタ等)に接触させずに固定しやすくなるため、検出部カバー70及び検出部本体80の組立作業の効率化を図りやすくなる。また、第1固定部111及び第2固定部112を相互に間隔を隔てて設けているので、第1固定部111又は第2固定部112のいずれか一方のみ設けた場合に比べて、検出部カバー70と検出部本体80とを安定して固定できると共に、検出部カバー70と検出部本体80との位置合わせを容易に行うことができ、検出部カバー70と検出部本体80とを効果的に固定できる。
(構成-固定構造-第2の特徴)
次に、固定構造の第2の特徴について説明する。図6は、後述する感度調整器具150と検出部本体80とを固定した状態を示す図であり、(a)底面図、(b)側面図である。なお、図5(b)では、感度調整部160のうち検出部カバー70に収容されている部分を点線で示す。固定構造の第2の特徴については、感度調整器具150を第1固定部111及び第2固定部112に対して固定可能となるように、第1固定部111及び第2固定部112は構成されている。
ここで、「感度調整器具150」とは、第1発光部、第2発光部、及び受光部の感度調整を行う際に用いる器具であり、図6に示すように、感度調整部160及び支持部170を備えている。このうち、感度調整部160は、第1発光部、第2発光部、及び受光部の感度調整を行うための感度調整手段であり、例えば公知の火災検出装置用の感度調整手段等を用いて構成されている。また、支持部170は、感度調整部160を支持するための支持手段であり、図6に示すように、支持部本体171、第1脚部172、及び第2脚部173を備えている。このうち、支持部本体171は、支持部170の基本構造体であって、感度調整部160を支持部170に固定するためのものであり、平面形状が曲線状である長尺な板状体にて形成されている。また、第1脚部172及び第2脚部173は、支持部本体171を支持するものであり、長尺な中実(又は中空)の棒状体にて形成されており、支持部本体171に対して取り付けられている。具体的には、図6(b)に示すように、第1脚部172は支持部本体171の長手方向の端部の一方において上下方向に張り出すように取り付けられていると共に、第2脚部173は支持部本体171の長手方向の端部の他方において上下方向に張り出すように取り付けられている。
また、第1固定部111及び第2固定部112の具体的な構成については、図6に示すように、第1固定部111の第1嵌込孔111aに感度調整器具150の第1脚部172を嵌め込むことが可能であり、且つ第2固定部112の第2嵌込孔112aに感度調整器具150の第2脚部173を嵌め込むことが可能な位置に、第1固定部111及び第2固定部112は設置されている。また、第1嵌込孔111aの直径については、第1脚部172を嵌め込むことが可能であり、且つ支持部本体171のふらつきを抑制可能な大きさに設定しており、例えば、第1脚部172の直径と略同一に設定している。また、第2嵌込孔112aの直径については、第2脚部173を嵌め込むことが可能であり、且つ支持部本体171のふらつきを抑制可能な大きさに設定しており、例えば、第2脚部173の直径と略同一に設定している。
このような第2の特徴により、感度調整器具150を正確且つ迅速に取り付けることができ、第1発光部、第2発光部、及び受光部の感度調整作業の効率化を図ることが可能となる。また、感度調整器具150の位置合わせ用の部材を検出部カバー70又は検出部本体80に別途設ける必要がなくなるため、火災検出装置1の製造コストを低減できる。
(固定構造の作用)
図5に戻り、続いて、このように構成された火災検出装置1の固定構造の作用について説明する。この固定構造の作用は、検出部カバー70と検出部本体80とを固定する場合の作用(以下、「第1作用」と称する)と、感度調整器具150と検出部本体80とを固定する場合の作用(以下、「第2作用」と称する)とに大別されるので、以下では、第1作用及び第2作用についてそれぞれ説明する。
(固定構造の作用-第1作用)
最初に、第1作用について説明する。
まず、検出部カバー70と検出部本体80とを固定する場合には、まず、図5(b)に示すように、第1ガイド部121を第1固定部111の第1嵌込孔111aに嵌め込み、且つ第2ガイド部122を第2固定部112の第2嵌込孔112aに嵌め込む。次いで、検出部カバー70の第1挿通孔131を第1ガイド部121及び第1固定部111に挿通すると共に、検出部カバー70の第2挿通孔132を第2ガイド部122及び第2固定部112に挿通すると、図5(c)に示すように、第1固定部111が第1挿通孔131に嵌合されると共に、第2固定部112が第2挿通孔132に嵌合される。これにより、検出部カバー70と検出部本体80とを正確且つ迅速に固定することが可能となる。
また、検出部カバー70を検出部本体80から取り外す場合には、検出部カバー70と検出部本体80とを固定する場合の作業とは逆の作業を行うことで、検出部カバー70を検出部本体80から容易に取り外すことができる。あるいは、第1ガイド部121及び第2ガイド部122を検出部本体80から取り外した後に、第1挿通孔131から第1ガイド部121を取り外し、且つ第2挿通孔132から第2ガイド部122を取り外すことにより、検出部カバー70を検出部本体80から取り外してもよい。
(固定構造の作用-第2作用)
次に、第2作用について説明する。
まず、感度調整器具150と検出部本体80とを固定する場合には、検出部カバー70と検出部本体80とを固定した状態において、第1ガイド部121及び第2ガイド部122を検出部本体80から取り外す。次いで、第1嵌込孔111aに感度調整器具150の第1脚部172を挿通すると共に、第2嵌込孔112aに感度調整器具150の第2脚部173を挿通すると、図6に示すように、第1嵌込孔111aに第1脚部172が嵌め込まれると共に、第2嵌込孔112aに第2脚部173が嵌め込まれる。これにより、感度調整器具150と検出部本体80とを正確且つ迅速に固定することが可能となる。
また、感度調整器具150を検出部本体80から取り外す場合には、感度調整器具150と検出部本体80とを固定する場合の作業とは逆の作業を行うことで、感度調整器具150を検出部本体80から容易に取り外すことができる。
(実施の形態の効果)
このように実施の形態によれば、検出部カバー70と検出部本体80とを固定するための第1固定部111及び第2固定部112と、第1固定部111及び第2固定部112を介して検出部カバー70と検出部本体80とを固定する際に、検出部カバー70を第1固定部111及び第2固定部112へ案内するための第1ガイド部121及び第2ガイド部122と、を備えたので、第1固定部111及び第2固定部112を介して検出部カバー70と検出部本体80とを固定する際に、第1ガイド部121及び第2ガイド部122によって検出部カバー70を第1固定部111及び第2固定部112へ案内でき、第1ガイド部121及び第2ガイド部122を設けない場合に比べて、検出部カバー70と検出部本体80とを正確且つ迅速に固定することができる。よって、検出部カバー70及び検出部本体80の組立作業の効率化を図ることができ、火災検出装置1の製造性を向上させることが可能となる。特に、検出部カバー70を基板100等から突出する部品(例えば、サーミスタ等)に接触させずに固定しやすくなるため、検出部カバー70及び検出部本体80の組立作業の効率化を図りやすくなる。
また、検出部カバー70又は検出部本体80を第1ガイド部121(又は第2ガイド部122)と第1固定部111(又は第2固定部112)とを介して挿通させて第1固定部111(又は第2固定部112)に対して着脱自在に固定可能となるように、検出部カバー70、検出部本体80、第1固定部111、第2固定部112、第1ガイド部121、及び第2ガイド部122を構成したので、検出部カバー70と第1固定部111又は第2固定部112との接触面積を増やすことができ、検出部カバー70を第1固定部111及び第2固定部112に対して強固に固定できる。また、検出部カバー70を第1固定部111及び第2固定部112に対して容易に着脱でき、メンテナンス作業等を容易に行うことができる。
また、第1ガイド部121及び第2ガイド部122の各々の長手方向の長さを、検出部カバー70又は検出部本体80を第1ガイド部121及び第2ガイド部122に挿通する際又は当該挿通後に第1固定部111及び第2固定部112へ案内する際に、当該検出部カバー70又は当該検出部本体80が上記部品と接触することを抑制可能な長さとしたので、上記挿通する際又は上記案内する際に検出部カバー70又は検出部本体80が上記部品と接触することを抑制できる。よって、例えば、検出部カバー70及び検出部本体80の組立作業時に、上記部品が破損又は脱落することや、上記部品が取り付けられている部材(例えば基板100等)に変形又は負荷が生じることを回避しやすくなる。
また、第1固定部111及び第2固定部112を相互に間隔を隔てて設けているので、第1固定部111又は第2固定部112のいずれか一方のみ設けた場合に比べて、検出部カバー70と検出部本体80とを安定して固定できると共に、検出部カバー70と検出部本体80との位置合わせを容易に行うことができ、検出部カバー70と検出部本体80とを効果的に固定できる。
また、第1固定部111又は第2固定部112の一方から第1固定部111又は第2固定部112の他方に至る直線L上に検出空間60の略中心部が位置するように、第1固定部111及び第2固定部112を配置したので、検出部カバー70及び検出部本体80の芯出し(具体的には、水平方向の芯出し)を容易に行うことができ、検出部カバー70と検出部本体80とを正確に固定しやすくなる。
また、感度調整器具150を第1固定部111及び第2固定部112に対して固定可能となるように、第1固定部111及び第2固定部112を構成したので、感度調整器具150を正確且つ迅速に取り付けることができ、第1発光部、第2発光部、及び受光部の感度調整作業の効率化を図ることが可能となる。また、感度調整器具150の位置合わせ用の部材を検出部カバー70又は検出部本体80に別途設ける必要がなくなるため、火災検出装置1の製造コストを低減できる。
〔III〕実施の形態に対する変形例
以上、本発明に係る実施の形態について説明したが、本発明の具体的な構成及び手段は、特許請求の範囲に記載した各発明の技術的思想の範囲内において、任意に改変及び改良することができる。以下、このような変形例について説明する。
(解決しようとする課題や発明の効果について)
まず、発明が解決しようとする課題や発明の効果は、上述の内容に限定されるものではなく、発明の実施環境や構成の細部に応じて異なる可能性があり、上述した課題の一部のみを解決したり、上述した効果の一部のみを奏したりすることがある。
(火災検出装置について)
上記実施の形態では、火災検出装置1が、内カバー30を備えていると説明したが、これに限らず、例えば、内カバー30を省略してよい。
また、上記実施の形態では、火災検出装置1が、第1発光部及び第2発光部を備えていると説明したが、これに限らず、例えば、第1発光部又は第2発光部のいずれか1つを省略してもよい。
(固定構造について)
上記実施の形態では、第1固定部111及び第2固定部112が検出部本体80に設けられ、第1挿通孔131及び第2挿通孔132が検出部カバー70に設けられていると説明したが、これに限らない。例えば、第1固定部111及び第2固定部112が検出部カバー70に設けられ、第1挿通孔131及び第2挿通孔132が検出部本体80に設けられてもよい。この場合には、第1ガイド部121及び第2ガイド部122は、検出部本体80を第1固定部111又は第2固定部112へ案内することになる。
また、上記実施の形態では、第1固定部111及び第2固定部112が、相互に間隔を隔てて設けられていると説明したが、これに限らず、例えば、隣接して設けられてもよい。
また、上記実施の形態では、第1固定部111及び第2固定部112が、直線L上に検出空間60の略中心部が位置するように配置されていると説明したが、これに限らず、例えば、上記直線L上に検出空間60の略中心部が位置しないように配置されてもよい。
また、上記実施の形態では、感度調整器具150を第1固定部111及び第2固定部112に対して固定可能となるように、第1固定部111及び第2固定部112が構成されていると説明したが、これに限らず、例えば、感度調整器具150を第1固定部111及び第2固定部112に対して固定できないように、第1固定部111及び第2固定部112が構成されてもよい。
(固定手段について)
上記実施の形態では、第1固定部111の如き固定手段の設置数が2つであると説明したが、これに限らず、例えば、1つであってもよく、又は3つ以上であってもよい。この場合には、第1ガイド部121の如きガイド手段の設置数及び第1挿通孔131の如き挿通孔の設置数は、固定手段の設置数に応じた数に設定される。
(ガイド手段について)
上記実施の形態では、第1ガイド部121が第1固定部111と別体に形成されていると説明したが、これに限らず、例えば、一体に形成されてもよい(なお、第2ガイド部122についても同様とする)。
また、上記実施の形態では、第1ガイド部121及び第2ガイド部122が、中空の略円柱状体にて形成されていると説明したが、これに限らない。例えば、中空の円錐状体や角柱状体にて形成されてもよい。あるいは、中実体又は筒状体にて形成されてもよい。
また、上記実施の形態では、第1ガイド部121及び第2ガイド部122が、検出部本体80に常設されていると説明したが、これに限らない。例えば、第1ガイド部121及び第2ガイド部122の長手方向の長さが内カバー30に収容できない長さに設定されている場合には、第1ガイド部121及び第2ガイド部122は、検出部カバー70と検出部本体80とが固定された後に取り外されてもよい。
(付記)
付記1の火災検出装置は、監視領域の火災を検出するための火災検出装置であって、検出対象の検出を行う検出空間と、前記検出空間に外乱光が入射することを抑制するための入射抑制手段と、を備え、前記入射抑制手段は、前記検出空間の外周の一部を覆う第1入射抑制手段と、前記検出空間の外周の他の一部を覆う第2入射抑制手段と、前記第1入射抑制手段と前記第2入射抑制手段とを固定するための固定手段と、前記固定手段を介して前記第1入射抑制手段と前記第2入射抑制手段とを固定する際に、前記第1入射抑制手段又は前記第2入射抑制手段を前記固定手段へ案内するためのガイド手段と、を備えた。
また、付記2の火災検出装置は、付記1に記載の火災検出装置において、前記ガイド手段を、長尺な中空状又は中実状に形成し、前記第1入射抑制手段又は前記第2入射抑制手段を前記ガイド手段及び前記固定手段を介して挿通させて前記固定手段に対して着脱自在に固定可能となるように、前記第1入射抑制手段、前記第2入射抑制手段、前記固定手段、及び前記ガイド手段を構成した。
また、付記3の火災検出装置は、付記2に記載の火災検出装置において、前記ガイド手段の長手方向の長さを、前記第1入射抑制手段又は前記第2入射抑制手段を前記ガイド手段に挿通する際又は当該挿通後に前記固定手段へ案内する際に、当該第1入射抑制手段又は当該第2入射抑制手段が前記検出空間又はその近傍に設けられる部品と接触することを抑制可能な長さとした。
また、付記4の火災検出装置は、付記1から3のいずれか一項に記載の火災検出装置において、一対の前記固定手段を、相互に間隔を隔てて設けた。
また、付記5の火災検出装置は、付記4に記載の火災検出装置において、前記一対の固定手段の一方から前記一対の固定手段の他方に至る直線上に前記検出空間の略中心部が位置するように、前記一対の固定手段を配置した。
また、付記6の火災検出装置は、付記1から5のいずれか一項に記載の火災検出装置において、前記検出空間内において検出光の照射及び受光を行うことで前記検出対象を検出するための検出手段を備え、前記検出手段の感度調整を行う際に用いる器具を前記固定手段に対して固定可能となるように、前記固定手段を構成した。
(付記の効果)
付記1に記載の火災検出装置によれば、第1入射抑制手段と第2入射抑制手段とを固定するための固定手段と、固定手段を介して第1入射抑制手段と第2入射抑制手段とを固定する際に、第1入射抑制手段又は第2入射抑制手段を固定手段へ案内するためのガイド手段と、を備えたので、固定手段を介して第1入射抑制手段と第2入射抑制手段とを固定する際に、ガイド手段によって第1入射抑制手段又は第2入射抑制手段を固定手段へ案内でき、ガイド手段を設けない場合に比べて、第1入射抑制手段と第2入射抑制手段とを正確且つ迅速に固定することができる。よって、入射抑制手段の組立作業の効率化を図ることができ、火災検出装置の製造性を向上させることが可能となる。特に、第1入射抑制手段又は第2入射抑制手段を基板等から突出する部品(例えば、サーミスタ等)に接触させずに固定しやすくなるため、入射抑制手段の組立作業の効率化を図りやすくなる。
付記2に記載の火災検出装置によれば、第1入射抑制手段又は第2入射抑制手段をガイド手段及び固定手段を介して挿通させて固定手段に対して着脱自在に固定可能となるように、第1入射抑制手段、第2入射抑制手段、固定手段、及びガイド手段を構成したので、第1入射抑制手段又は第2入射抑制手段と固定手段との接触面積を増やすことができ、第1入射抑制手段又は第2入射抑制手段を固定手段に対して強固に固定できる。また、第1入射抑制手段又は第2入射抑制手段を固定手段に対して容易に着脱でき、メンテナンス作業等を容易に行うことができる。
付記3に記載の火災検出装置によれば、ガイド手段の長手方向の長さを、第1入射抑制手段又は第2入射抑制手段をガイド手段に挿通する際又は当該挿通後に固定手段へ案内する際に、当該第1入射抑制手段又は当該第2入射抑制手段が検出空間又はその近傍に設けられる部品と接触することを抑制可能な長さとしたので、上記挿通する際又は上記案内する際に第1入射抑制手段又は第2入射抑制手段が上記部品と接触することを抑制できる。よって、例えば、第1入射抑制手段及び第2入射抑制手段の組立作業時に、上記部品が破損又は脱落することや、上記部品が取り付けられている部材(例えば基板等)に変形又は負荷が生じることを回避しやすくなる。
付記4に記載の火災検出装置によれば、一対の固定手段を相互に間隔を隔てて設けたので、1つの固定手段のみを設けた場合に比べて、第1入射抑制手段と第2入射抑制手段とを安定して固定できると共に、第1入射抑制手段と第2入射抑制手段との位置合わせを容易に行うことができ、第1入射抑制手段と第2入射抑制手段とを効果的に固定できる。
付記5に記載の火災検出装置によれば、一対の固定手段の一方から一対の固定手段の他方に至る直線上に検出空間の略中心部が位置するように、一対の固定手段を配置したので、第1入射抑制手段及び第2入射抑制手段の芯出しを容易に行うことができ、第1入射抑制手段と第2入射抑制手段とを正確に固定しやすくなる。
付記6に記載の火災検出装置によれば、検出手段の感度調整を行う際に用いる器具を固定手段に対して固定可能となるように、固定手段を構成したので、器具を正確且つ迅速に取り付けることができ、検出手段の感度調整作業の効率化を図ることが可能となる。また、器具の位置合わせ用の部材を第1入射抑制手段又は第2入射抑制手段に別途設ける必要がなくなるため、火災検出装置の製造コストを低減できる。
1 火災検出装置
2 設置面
10 取付ベース
20 外カバー
21 外カバー本体
22 天面部
22a 表示孔
23 第1リブ部
24 第2リブ部
30 内カバー
30a 第1開口部
40 流入空間
50 防虫網
60 検出空間
70 検出部カバー
70a 第2開口部
80 検出部本体
90 端子盤
91 取付部材
100 基板
104a ライトガイド
111 第1固定部
111a 第1嵌込孔
112 第2固定部
112a 第2嵌込孔
121 第1ガイド部
122 第2ガイド部
131 第1挿通孔
132 第2挿通孔
150 感度調整器具
160 感度調整部
170 支持部
171 支持部本体
172 第1脚部
173 第2脚部
L 直線

Claims (5)

  1. 監視領域の火災を検出するための火災検出装置であって、
    検出対象の検出を行う検出空間と、
    前記検出空間に外乱光が入射することを抑制するための入射抑制手段と、を備え、
    前記入射抑制手段は、
    前記検出空間の外周の一部を覆う第1入射抑制手段と、
    前記検出空間の外周の他の一部を覆う第2入射抑制手段と、
    前記第1入射抑制手段と前記第2入射抑制手段とを固定するための固定手段と、
    前記固定手段を介して前記第1入射抑制手段と前記第2入射抑制手段とを固定する際に、前記第1入射抑制手段又は前記第2入射抑制手段を前記固定手段へ案内するためのガイド手段と、を備え、
    前記ガイド手段を、長尺な中空状又は中実状に形成し、前記第1入射抑制手段又は前記第2入射抑制手段を前記ガイド手段及び前記固定手段を介して挿通させて前記固定手段に対して着脱自在に固定可能となるように、前記第1入射抑制手段、前記第2入射抑制手段、前記固定手段、及び前記ガイド手段を構成した、
    火災検出装置。
  2. 前記ガイド手段の長手方向の長さを、前記第1入射抑制手段又は前記第2入射抑制手段を前記ガイド手段に挿通する際又は当該挿通後に前記固定手段へ案内する際に、当該第1入射抑制手段又は当該第2入射抑制手段が前記検出空間又はその近傍に設けられる部品と接触することを抑制可能な長さとした、
    請求項1に記載の火災検出装置。
  3. 一対の前記固定手段を、相互に間隔を隔てて設けた、
    請求項1又は2に記載の火災検出装置。
  4. 前記一対の固定手段の一方から前記一対の固定手段の他方に至る直線上に前記検出空間の略中心部が位置するように、前記一対の固定手段を配置した、
    請求項3に記載の火災検出装置。
  5. 前記検出空間内において検出光の照射及び受光を行うことで前記検出対象を検出するための検出手段を備え、
    前記検出手段の感度調整を行う際に用いる器具を前記固定手段に対して固定可能となるように、前記固定手段を構成し、
    前記器具は、
    感度調整手段と、
    前記感度調整手段を支持する支持手段であり、支持部本体と、前記支持部本体を支持する第1脚部及び第2脚部とを有する支持手段と、を備え、
    前記固定手段は、
    前記第1脚部を嵌め込むことが可能な第1嵌込孔を有する第1固定部と、
    前記第2脚部を嵌め込むことが可能な第2嵌込孔を有する第2固定部と、を備える、
    請求項1から4のいずれか一項に記載の火災検出装置。
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