JP7264552B2 - タオル地 - Google Patents
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パイル糸が地糸に係止されるタオル地であって、
前記パイル糸は、少なくとも非捲縮性のポリエステル系マルチフィラメント糸と植物性繊維との精紡合撚糸で構成されることを特徴とする。
前記マルチフィラメント糸の単繊維繊度は、0.1~10.0デシテックスである。
前記マルチフィラメント糸は、少なくともポリトリメチレンテレフタレートを含む複合繊維である。
前記複合繊維は、ポリトリメチレンテレフタレートとポリエチレンテレフタレートとが糸の長さ方向に同心円状に複合された繊維である。
前記精紡合撚糸は、前記マルチフィラメント糸と植物性繊維との混合率が1:9~9:1である。
前記植物性繊維は、綿である。
っとりした風合いなので単繊維繊度が2~8デシテックスの中間の繊度のものを用いることが好ましい。
厚地は150~800デシテックスのものを、それぞれ植物性繊維と精紡合撚すると所望の厚さの好ましいタオル地が得られる。
。
1.ポリエステル系マルチフィラメント糸の熱水収縮率の測定
JIS L1095 2010 9.24.3C法による糸の熱水収縮率(沸騰水収縮率)を測定した。試験の概要は糸に規定の初荷重をかけて500mmのマークを付け、沸騰水で10分処理し、その後、濾紙で脱水して風乾する。風乾後は糸に当初の規定の初荷重をかけて糸にマークした長さを測定、次式で熱水収縮率を求めた。試験回数は10回でその平均値で表す。該収縮率が13%以下で、且つ捲縮がないものが本実施形態に適用できる。
熱水収縮率(%)=(熱水処理前の糸長(L0))-(熱水処理後の糸長(L1))/(熱水処理前の糸長(L0))×100
(1)パイル立ち性
タオル地のヨコ糸断面写真でパイル糸の直立性(接触角)をマイクロスコープ((株)キーエンス社製)で30倍で撮影した。接触角の測定は写真のタオルの地糸の水平面からパイル糸が右或いは左から立ち上がった角度(90°までの角度)を測定、これを接触角と定義した。これを20か所測定、平均値を求めた。接触角が90°に近いほどパイル立ちがよく、厚みがあり、カサ高でふんわりした風合いになり、良好。図3(a)は実施例
1であり、図3(b)は比較例1の写真である。
カサ高性はタオル織物1g当たりの体積で表す、次式のカサ高度(cm3/g)で評価
した。値が大きいほど高いほどカサが高く、良好である。なお、厚みはJIS L-1096法に従って測定、目付は1m角の重さを精秤した。
カサ高度(cm3/g)=厚み(mm)/目付(g/m2)×1000
タオル地を圧縮測定器:KES-FB3-A(カトーテック社製)を用い、タオル地を一定の速度で圧縮させてその圧縮仕事量(WC)(gf.cm2)を求めた。測定個所は
5ヶ所でその平均値で表した。WC値は生地に圧縮させた時の(エネルギー)で、値が大きいほどタオルがよく圧縮され、大きな膨らみ、ふんわり感が高いことを示す。
タオル地を洗濯機でJIS L-0217、103法に従って20回洗濯した。また、洗濯後の乾燥はエアコンがある室内にタオル地を吊り下げて乾燥した。乾燥条件は、温度20℃、湿度65%、風量12,8m3/分である。乾燥後は圧縮仕事量(WC)(gf
.cm2)を測定、測定個所は5ヶ所でその平均値で表した。洗濯後のWC値が大きいも
のほどふんわりした風合いで良く、且つ洗濯前後の差が小さいほど、洗濯によるふんわりした風合いの低下が少なく、良好である。
(1)タオル地の洗濯による毛羽落ち性
洗濯による毛羽落ちはJIS L2017 103法に従って測定した。毛羽落ち率(%)は次式で求め、値が小さいほど毛羽落ちが少なく、良好である。
毛羽落ち率(%)=(洗濯後に脱落した毛羽の重さ(g1))/(洗濯前のタオルの重さ
(g0))×100
QTEC試験法(QTEC-NTM1)の毛羽付着試験方法に従って、セロハンテープによる毛羽抜け性を評価した。試験の概要は4.0Kpaの重錘(重り)の下部にセロハンテープを貼り、テープの接着面をタオル地の表面にあて、5秒間乗せる。これをタオル地から剥がし、テープについている毛羽の少なさ~多さ(毛抜け性)を次の5段階で、視感判定した。5級(毛羽抜けがなく、優れている)、4級(毛羽抜けが少なく、良好)、3級(毛羽抜けが普通)、2級(毛羽抜けがあり、良くない)1級(毛羽抜けが多く、不良)である。
(1)残留水分率
タオル地20cm角の重さを精秤し、水に20分浸漬した。その後濡れたタオル地を取り上げて、洗濯機の脱水槽で4分間、遠心脱水し、重さを精秤、次式でタオル地の残留水分率(%)を求めた。値が小さいほど水切り性が良好である。水切り性が良いほどその後の乾燥速度が速くなる傾向を示す。
生地の残留水分率(%)=(水に浸漬し、脱水した後の生地の重さ(W1))-(水に浸漬する前の生地の重さ(W0))/(水に浸漬する前の生地の重さ(W0))×100
(1)洗濯乾燥時間
水に浸漬し、脱水したタオル地をエアコンがある室内にタオル地を吊り下げて乾燥した
。乾燥条件は、温度20℃、湿度65%、風量12,8m3/分であり、乾燥は20分毎
に生地の重さを測定した。生地の残留水分率が30%(乾燥率が70%)になった時の乾燥時間(分)および生地の残留水分率が10%(乾燥率が90%)になった時の乾燥時間(分)をそれぞれ測定した。時間が短いほど乾燥が速く良好である。
(1)吸水速度
タオル地の吸水速度の測定はJIS L 1907滴下法;ヴューレット法に基づいて評価した。試験の概要は水滴1滴を10cmの高さからタオル地に滴下し、水滴の鏡面が消失する吸水時間(秒)を測定した。時間が短いほど吸水性が良好である。
(1)タオル地の製造方法と評価方法
A.精紡合撚糸
ポリエステル系マルチフィラメント糸として図2(a)に示す、A成分PTTとB成分PETが糸の長さ方向に同心円状に複合された繊維で、複合比率はA成分70%、B成分30%のものを用いた。総繊度84デシテックス、48フィラメント、単繊維繊度1.75デシテックスの延伸糸(ナマ糸)で、熱水収縮率は7.8%であり、この熱水処理での捲縮発現はないことを確認した。
かかる精紡合撚糸16番単糸をパイル糸に用い、タテ糸地糸2本およびヨコ糸地糸にそれぞれ綿100%の16番単糸を用い、タオルに製織した。パイル長は10mmで、パイル糸の混率はポリエステル23%、綿77%であった。また、タオル地の全体の混率はポリエステル16%、綿84%であった。
真撮影した(図3(a))。評価結果を表1に記載する。
精紡合撚糸をポリエステル系マルチフィラメントのPET単独糸で、総繊度66デシテックス、48フィラメント、単繊維繊度が1.38デシテックスで、延伸糸(ナマ糸)を用いた。この延伸糸の熱水収縮率は5.1%で、この熱水収縮では捲縮のない糸であることを確認した。これを綿に精紡合撚し、芯:前記フィラメント、鞘:綿のコアヤーンタイプの精紡合撚糸30番単糸を得た。なお、撚り数は840回/m、撚り方向はZ撚りである。更にこれを2本合糸し、30番双糸にした。これ以外は実施例1に従って、パイル糸に用いて、タオル地に製織、精練、漂白、セットして仕上げた。なお、パイル糸の混率はポリエステル17%、綿83%、タオル地の全体の混率はポリエステル12%、綿88%であった。また、仕上げたタオル地の厚みは3.34mm、目付は411g/m2であっ
た。評価は実施例1に従って評価し、結果を表1に併記した。
リング紡績した綿の16番単糸をパイル糸とした以外は実施例1に従ってタオル地に製織し、精練、漂白、セットして仕上げた。タオル地の全体の混率は綿100%である。ま
た、仕上げたタオル地の厚みは3.02mm、目付は426g/m2であった。また、パ
イル立ちの状態を写真撮影した(図3(b))。仕上げタオル地の他の評価結果を表1に併記する。
表1から明らかなように、実施例1のタオル地は、パイル立ちが良く、カサ高でふんわりした風合いで、洗濯の風合い変化、毛羽落ちが少なく、且つ水切り性、洗濯の乾燥が速く、吸水性を兼備する素晴らしい漂白されたオフホワイトのタオル地であった。詳細には、図3(a)の断面写真に示すようにパイル糸の接触角は85°であり、非常にパイル立ちに優れていた(比較例1は58°)。また、比較例1に対し、カサ高度は8.36cm3/gで、18%カサが高い。また、圧縮仕事量は34%アップしており、ふんわりした
風合いであり、20回洗濯後の風合いの低下も少ない。また、洗濯での毛羽落ちが約1/4で少なく、且つセロハンテープ法での毛羽抜け性4級であり、優れていた。更には洗濯/脱水での生地の残留水分率が50%で水切り性が良い。また、洗濯後の乾燥速度は乾燥率70%の時点では3.0倍速く、また、乾燥率90%時では1.5倍速く乾燥している。なお、吸水性は1秒未満であり、優れていた。
精紡合撚糸をパイル糸の他にヨコ地糸にも用いて製織した(パイル糸とヨコ地糸:精紡合撚糸16番単糸、タテ地糸2本は綿16番単糸)。次いでこれを精練、漂白後に染色した以外を除いて実施例1に従って仕上げた。なお、染色はポリエステルサイドを130℃
で45分間でブルーの分散染料を用いて染色し、次いで綿サイドを80℃で40分間でブルーの反応染料を用いて無地染め染色し、150℃でテンターでセットし、仕上げた。なお、タオル地の全体の混率はポリエステル18.5%、綿81.5%であった。また、仕上げたタオル地の厚みは3.41mm、目付は422g/m2、カサ高度は8,03cm3/gであった。この仕上げ品はパイル立ちが良く、カサ高度は8,03cm3/gでカサ
が高く、ふっくらした風合いで、20回洗濯でもこの風合いの低下は極く小さいものであった。また、洗濯での毛羽落ち、他の衣類への毛羽付着も少なかった。特に洗濯での乾燥速度は70%乾燥時では、55分で、90%乾燥時では、134分で乾燥し、非常に乾燥が速いブルー色のタオル地であった。
A:鞘成分:B:芯成分
Claims (4)
- パイル糸が地糸に係止されるタオル地であって、
前記パイル糸は、非捲縮性のポリエステル系マルチフィラメント糸を芯に、植物性繊維を鞘にカバーする、コアヤーンタイプの精紡合撚糸で構成され、
前記マルチフィラメント糸は、熱水収縮率13%以下であり、
前記マルチフィラメント糸は、鞘部分をポリトリメチレンテレフタレート(PTT)とし、芯部分をポリエチレンテレフタレート(PET)として糸の長さ方向に同心円状に複合された、芯鞘型繊維である、タオル地。 - 前記マルチフィラメント糸の単繊維繊度は、0.1~10.0デシテックスである、請求項1に記載のタオル地。
- 前記精紡合撚糸は、前記マルチフィラメント糸と植物性繊維との混合率が1:9~9:1である、請求項1又は2に記載のタオル地。
- 前記植物性繊維は、綿である、請求項1乃至3のいずれか一項に記載のタオル地。
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