JP7263126B2 - 携帯用切断機 - Google Patents

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    • B27B9/00Portable power-driven circular saws for manual operation
    • B27B9/02Arrangements for adjusting the cutting depth or the amount of tilting

Description

本発明は、例えば木材等の被切断材を切断加工する際に用いられる携帯用切断機に関する。
この種の携帯用切断機は、被切断材の上面に載置するベースと、ベースの上面に支持される切断機本体を備えている。切断機本体は、電動モータを駆動源として駆動する刃具を備えている。ベースの下面側に刃具を突き出させて被切断材に切り込ませることで、切断加工を行うことができる。刃具が被切断材に対して垂直な姿勢から傾斜するように、切断機本体をベースに対して傾動させる。これにより、被切断材をいわゆる傾斜切りすることができる。切断機本体の傾斜角度は、手動で調整することができる。また、例えば45°等の比較的多用される所定の角度で切断機本体の傾動を係止するストッパを有するポジティブストップ機構が設けられている。ポジティブストップ機構により、特段の調整をすることなく、容易に切断機本体を45°等の所定の角度に位置決めすることができる。
ポジティブストップ機構に、ストッパの位置を複数箇所に変更可能である傾斜切替機構を備えた携帯用切断機が提供されている。傾斜切替機構は、例えばダイヤル式の切替操作部とプランジャを備えている。回転操作される切替操作部は、プランジャによって所定の複数角度で位置決めされる。切替操作部が複数角度で位置決めされることで、ストッパも同様に複数箇所で位置決めされる。これにより、ストッパは、例えば45°や22.5°等の比較的多用される所定の複数の傾斜角度で切断機本体の傾動を係止する。
従来、傾斜角度を微調整可能な微調整機構を備えたポジティブストップ機構が要望されていた。特許文献1には、ガイドプレート(アンギュラプレート)の側方に設けられた調整ねじに斜め上方から六角棒レンチ等を挿し込んで回転操作することで、切断機本体がストッパによって係止される傾斜角度を微調整可能とする微調整機構が記載されている。特許文献2記載には、ベースの下面に設けられた45°位置決めストッパに六角棒レンチ等を挿し込んで回転操作することで、切断機本体が係止される45°の位置を微調整可能とする微調整機構が記載されている。
特開2001-54816号公報 特開2016-64467号公報
従来提供されていたポジティブストップ機構の微調整機構は、操作性等において改善の余地があった。例えば微調整した傾斜角度を確認する際には、刃具の前方または後方から刃具の傾斜を視認する。しかしながら、特許文献1,2に記載されるような従来の構成の場合、刃具を視認する前後方向に対して、操作部の操作方向が交差していた。そのため、刃具の傾斜を確認しながら同時に微調整操作をすることが難しい場合があった。
本発明は、切断機本体が位置決めされる傾斜角度を微調整可能な微調整機構を備えた携帯用切断機において、操作性の良い微調整機構を提供することを目的とする。
本開示の一つの特徴によると携帯用切断機は、被切断材に当接させるベースと、ベースの上面に支持されて刃具を有する切断機本体を備えている。ベースの下面側に刃具を突き出させて被切断材に切り込ませることで切断加工を行うことができる。ベースの上面には、切断機本体の前方または後方で切断機本体を左右方向に傾動可能に支持するアンギュラプレートが設けられている。アンギュラプレートには、切断機本体の左右方向の最大傾斜角度を切り替え可能な傾斜切替機構が設けられている。傾斜切替機構は、ストッパ部と、ストッパ部と当接して切断機本体の傾動を最大傾斜角度で規制する係止部を備えている。携帯用切断機には、ストッパ部と当接する係止部の当接部位の位置を微調整する微調整機構が設けられている。アンギュラプレートの前方または後方に微調整機構の微調整操作部が設けられている。
従って、作業者から見ると、刃具の傾斜を視認する前後方向に沿って、微調整操作部が配置されている。そのため、刃具の傾斜を確認しながら同時に微調整操作部を操作することが容易にできる。かくして、操作性の良い微調整機構を提供することができる。
本開示の他の特徴によると傾斜切替機構は、アンギュラプレートの前面または後面に切替操作部を備えている。切替操作部に微調整操作部が設けられている。
従って、刃具の傾斜を視認する前後方向に沿って、切替操作部と微調整操作部が傾斜切替機構にまとめて配置されている。そのため、例えば切替操作部を操作した後、微調整操作部の操作にスムーズに移行することができる。これにより、微調整操作部を含めた傾斜切替機構の操作性が向上する。
本開示の他の特徴によると微調整操作部は、前後方向に平行な回転軸を中心に回転操作可能である。微調整操作部を回転操作することによって、当接部位の位置が微調整される。
従って、刃具の傾斜を確認しながら同時に微調整操作部の回転操作をすることができ、しかも回転操作の度合いを確認し易い。また、回転操作は、例えば押し操作等と比較して精度良く微調整し易い。そのため、微調整機構の操作性が良くなる。
本開示の他の特徴によると係止部は、ピンを備えている。ピンの軸心は、回転軸と平行かつ回転軸に対して偏心している。微調整機構は、微調整操作部の回転操作によってピンの位置を変位させる構造を有している。
従って、微調整機構をシンプルな構造で設けることができる。また、ピンが回転軸回りに相対的に変位する構成であり、例えば微調整機構に対してピンが直接移動するような構成ではない。そのため、製品の出荷時点における微調整機構の精度を維持することができる。
本開示の他の特徴によると回転軸の端部に工具を挿入して係合可能な工具係合孔が設けられている。
従って、回転軸の端部が前方または後方に突出しないように設けることができる。そのため、携帯用切断機を前後方向にコンパクトにできる。
本開示の他の特徴によると携帯用切断機は、被切断材に当接させるベースと、ベースの上面に支持されて刃具を有する切断機本体を備えている。ベースの下面側に刃具を突き出させて被切断材に切り込ませることで切断加工を行うことができる。切断機本体には、前部と後部が一体になったアンギュラガイドが設けられている。ベースの上面の前部と後部には、アンギュラガイドと摺動可能に係合して切断機本体を左右方向に傾動可能に支持するアンギュラプレートが設けられている。アンギュラプレートには、切断機本体の左右方向の最大傾斜角度を切り替え可能な傾斜切替機構が設けられている。アンギュラガイドには、最大傾斜角度を微調整可能に上下に可動である微調整機構が設けられている。
従って、傾動支軸を設けないタイプの携帯用切断機においても、切断機本体の最大傾斜角度を精度良く微調整することができる。この種の携帯用切断機の場合、アンギュラプレートとアンギュラガイドが互いに係合する係合部の間には、摺動性を確保するために、左右傾動方向と交差する方向に隙間が設けられている。傾動支軸が設けられたタイプの携帯用切断機の場合には、傾動支軸と当接部の2箇所によって傾動の支持がなされるが、傾動支軸によって切断機本体の径方向の隙間がほとんどなくなるので、傾動方向の位置決め用の当接部が多少不安定になったとしても、傾動機構の精度に悪影響は少ない。したがって、このタイプの携帯用切断機は、スペースの少ないアンギュラプレートに当接部を有する微調整機構を設けても問題となることは少なかった。これに対して、傾動支軸を設けないタイプでは、当接部を有する微調整機構を、アンギュラプレート側に設けず、大きくスペースのとれるアンギュラガイド側に設けることによって、当接部の取付状態をしっかりさせることができる。これにより、微調整機構による微調整で精度を出し易くなる。しかも、微調整機構は、左右傾動するアンギュラガイド(切断機本体)に対して、左右傾動方向と略直交する方向(上下方向)に動作するように操作される。そのため、微調整機構は、切断機本体を左右傾動させた状態で操作し易く、操作性が良い。
本開示の他の特徴によると傾斜切替機構は、アンギュラプレートの前面または後面に切替操作部を備えている。切替操作部には、係止部が設けられている。微調整機構は、アンギュラプレートと対向するアンギュラガイドの前面において係止部と当接可能でありかつ上下方向に移動可能なストッパ面を有している。
従って、係止部とストッパ面の当接位置は、上下方向に微調整される。この上下方向は、アンギュラガイドとアンギュラプレートが互いに係合する係合部に設けられた隙間を詰める方向に沿っている。しかも、係止部とストッパ面の当接位置は、アンギュラガイドとアンギュラプレートの係合部の近傍である。そのため、微調整機構による微調整で、当該隙間による切断機本体の最大傾斜角度のばらつきをより精度良く抑制することができる。これにより、微調整機構の操作性を向上させつつ微調整の精度を高めることができる。
本開示の他の特徴によると微調整機構は、アンギュラガイドの後側に、工具を挿入して係合可能な工具係合孔を備えている。
従って、工具を工具係合孔に係合させることで、刃具の傾斜と工具の操作部を両方視認しながら微調整機構を容易に操作できる。そのため、微調整機構の操作性が良くなる。また、工具係合孔から取り外し可能な工具で微調整機構を操作可能とすることで、微調整機構をコンパクトに設けることができる。
第1実施形態に係る携帯用切断機の全体斜視図である。 第1実施形態に係る携帯用切断機の右側面図である。 第1実施形態に係る携帯用切断機の平面図である。 第1実施形態に係る携帯用切断機の前面図である。 第1実施形態に係るベースと前側傾動支持部の分解斜視図である。 第1実施形態に係るブラケットの斜視図である。 第1実施形態に係る切替操作ダイヤルを前側から見た斜視図である。 第1実施形態に係る切替操作ダイヤルを後側から見た斜視図である。 図8中の矢印IX方向から見た切替操作ダイヤルの後面図である。 図3中X-X線断面矢視図であって、第1実施形態に係る前側傾動支持部の縦断面図である。 図3中XI-XI線断面矢視図であって、傾斜切替機構で設定した傾斜角度45°までブラケットを右方に傾動させた際の前側傾動支持部の後面図である。 図3中XI-XI線断面矢視図であって、傾斜切替機構で設定した傾斜角度22.5°までブラケットを右方に傾動させた際の前側傾動支持部の後面図である。 図3中XI-XI線断面矢視図であって、傾斜切替機構で設定した傾斜角度60°までブラケットを右方に傾動させた際の前側傾動支持部の後面図である。 第2実施形態に係る携帯用切断機の平面図である。 第2実施形態に係る携帯用切断機の平面図であって、切断機本体を右方に45°傾動させた平面図である。 前側傾動支持部の分解図を含む第2実施形態に係る携帯用切断機の右側面図である。 第2実施形態に係る携帯用切断機の前側傾動支持部の分解斜視図である。 図14中XVIII-XVIII線断面矢視図であって、第2実施形態に係る携帯用切断機の縦断面図である。 図14中XIX-XIX線断面矢視図であって、第2実施形態に係る前側傾動支持部の縦断面図である。 図15中XX-XX線断面矢視図であって、第2実施形態に係る前側傾動支持部の縦断面図である。
[第1実施形態]
次に、本発明の第1実施形態を図1~13に基づいて説明する。図2に示すように、第1実施形態の携帯用切断機1は、携帯マルノコと称されるもので、被切断材Wに載置される矩形平板形状のベース2と、切断機本体10を備えている。切断機本体10は、前側傾動支持部3と後側傾動支持部4を介してベース2の上面に支持されている。切断機本体10は、略円板状の刃具11を回転可能に支持している。刃具11は、ベース2に設けられた窓部2aを経て、刃具11の下側がベース2の下面側に突き出されている。ベース2の下面側に突き出された刃具11を切り込ませて被切断材Wの切断加工が行われる。切断機本体10には、使用者が把持するハンドル部30が設けられている。使用者は、図2において携帯用切断機1の左側に位置してハンドル部30を把持し、右方に移動させることにより切断加工を進行させることができる。以下の説明では、部材及び構成の前後方向については、携帯用切断機1を移動させて切断加工が進行する方向を前側とし、使用者側を後側とする。また、部材及び構成の左右方向については使用者を基準にして用いる。
図2に示すように、前側傾動支持部3は、ベース2に一体に連結されたアンギュラプレート51と、切断機本体10に一体に連結されたブラケット53によって構成されている。アンギュラプレート51とブラケット53については、後で詳しく説明する。図5に示すように、後側傾動支持部4は、ベース2に支持されており、前後方向に延出する左右傾動支軸6を備えている。後側傾動支持部4の左右傾動支軸6には、後側本体支持部59が左右に傾動可能に支持されている。後側本体支持部59は、後述するデプスガイド7と一体に設けられている。
図3に示すように前側傾動支持部3と後側傾動支持部4は、切断機本体10をベース2に対して傾斜させるための構成を備えている。切断機本体10は、左右傾動支軸6を中心に左右に傾動可能に支持されている。左右傾動支軸6は、前側傾動支持部3と後側傾動支持部4において互いに同軸である。切断機本体10を左右に傾動させることにより、ベース2の下面に対して刃具11が傾斜した傾斜切りを行うことができる。
図2に示すように、切断機本体10は、刃具11の上側ほぼ半周の範囲を覆う固定カバー15を備えている。固定カバー15の右側面には、刃具11の回転方向を示す白抜き矢印15aが表示されている。固定カバー15の後部には、後方に向かって開口した集塵ノズル15bが設けられている。集塵ノズル15bは、ホース等を介して別途用意した集塵機に接続可能である。刃具11が被切断材Wを切断することで生じる切粉を固定カバー15の内側から集塵ノズル15bを経て排出することができる。
図2に示すように、刃具11の下側ほぼ半周の範囲は、可動カバー16で覆うことができる。可動カバー16は、刃具11の周方向に開閉可能に支持されており、閉じ方向(図2において反時計回り)にばね付勢されている。可動カバー16がばね付勢力により閉じられると、刃具11の下側ほぼ半周の範囲がこの可動カバー16で覆われる。ばね付勢力に抗して図2において時計回りに可動カバー16が開かれると、刃具11の周縁部(刃先)が露出される。通常の切断作業では、可動カバー16の前端が被切断材Wの端部に当接され、当接状態で携帯用切断機1を前側へ移動させることにより、可動カバー16がそのばね付勢力に抗して徐々に開かれていく。可動カバー16の右側部には、開閉レバー16aが設けられている。使用者はこの開閉レバー16aを把持して可動カバー16を手動操作により強制的に開閉させることができる。
図3に示すように、前側傾動支持部3の後方に上下揺動支軸5が設けられている。切断機本体10は、上下揺動支軸5を中心にして上下に揺動させることができる。切断機本体10のベース2に対する上下揺動位置を変更することにより、刃具11(図2参照)のベース2の下面側への突き出し寸法を変更することができ、これにより刃具11の被切断材Wに対する切り込み深さを調整することができる。
図3に示すように、固定カバー15の左側には、切り込み深さ調整用のデプスガイド7が取り付けられている。図5に示すように、デプスガイド7は、上下揺動支軸5の周方向に円弧状に延びている。デプスガイド7には、左右方向に開口し、デプスガイド7の延出方向に沿って円弧状に延びた長孔であるボルト案内孔7aが設けられている。図3に示すように、デプスガイド7は、ボルト案内孔7a(図5参照)を通した固定ボルト7cによって、固定カバー15の左側部に締め付けられている。固定ボルト7cは、固定レバー7dを上方に回動させることで緩められ、固定レバー7dを下方に回動させることによって締め付けられる。固定カバー15の左側部には、切り込み深さを示す深さ目盛り15cが記されている。デプスガイド7には、溝状の目盛り指示部7bが1本刻まれている。固定ボルト7cを緩めた状態で切断機本体10を上下揺動させ、深さ目盛り15cが示す切り込み深さと目盛り指示部7bとが同じ上下位置である状態で固定ボルト7cを締め付ける。これにより、深さ目盛り15cが示す切り込み深さで被切断材Wを切断加工できる。
図3に示すように、固定カバー15の左側には、ギヤハウジング25が設けられている。ギヤハウジング25と固定カバー15は、例えばアルミニウム等の金属材料を素材として一体に形成されている。ギヤハウジング25の左側には、略円筒形状のモータハウジング20がねじ結合されている。モータハウジング20の左側面には、複数の吸気口20aが設けられている。吸気口20aからモータハウジング内に外気を取り込むことで、後述する電動モータ21やコントローラ22が冷却される。
図1に示すように、モータハウジング20には、DCブラシレスモータと称される電動モータ21が収容されている。電動モータ21より上方のモータハウジング20には、コントローラ22が収容されている。コントローラ22は、底浅矩形のケースに制御基板を収容して樹脂モールドしたものである。コントローラ22は、厚み方向(短手方向)が上下方向に沿った姿勢で収容されている。コントローラ22には、主として電動モータ21の動作制御を行うためのマイコンからなる制御回路、この制御回路から受信した制御信号に基づいて電動モータ21の電流をスイッチングするFETからなる駆動回路、及び後述するバッテリパック42の状態の検出結果に応じて過放電又は過電流状態とならないように電動モータ21への電力供給を遮断するオートストップ回路等が搭載されている。
特に図では見えていないが、電動モータ21のモータ軸の回転出力は、ギヤハウジング25に収容される減速ギヤ列を介して減速されて、左右方向に延出するスピンドル(出力軸)に伝達される。スピンドルの右端側は、固定カバー15内に突き出されており、この突き出し部分に刃具11が取り付けられている。図2に示すように、刃具11は、スピンドルと直交した姿勢で、アウタフランジ12と図では見えていないインナフランジで面直方向(左右方向)に挟み込まれている。この刃具11の挟み込み状態がスピンドルの先端に締め込んだ固定ボルト13によりロックされている。これにより、刃具11は、スピンドルに対して軸方向変位不能かつ軸回りに回転不能に固定されている。
図3に示すように、固定カバー15の左側面側であってモータハウジング20及びギヤハウジング25の後方には、バッテリベース40が設けられている。バッテリベース40は、上下方向を板厚方向とした略平板形状を有しており、その下面側に2つのバッテリパック42を前後方向に横並び状態で取り付け可能なバッテリ取付部41が設けられている。バッテリパック42は、ねじ締め機等その他の電動工具に取り付け可能な汎用性の高い18V出力のリチウムイオンバッテリであり、バッテリ取付部41から取り外して別途用意した充電器で充電することにより繰り返し電源として利用することができる。2つのバッテリパック42は、電気的には直列に接続されており、電動モータ21に対して合計36Vの電力を供給することができる。尚、18V出力バッテリを例示したが、その替わりに36V出力バッテリを2つ直列にして72Vの電力とすることも可能である。
図1に示すように、切断機本体10の上部には、ハンドル部30が設けられている。ハンドル部30の前端部は、モータハウジング20とギヤハウジング25の上部に配置されている。ハンドル部30は、その前端部から上方へ延びつつ後方に延び、その後端部がバッテリベース40の上部に連結されており、前後方向に延びたループ形状に形成されている。バッテリベース40の上方に位置するハンドル部30の後部は、使用者が携帯用切断機1を使用するときに手で把持するグリップ部31として設けられている。グリップ部31の表面には、滑り止め用のエラストマ樹脂層31aが被覆されている。モータハウジング20の前側上方には、フロントハンドル34がモータハウジング20と一体に設けられている。使用者は、一方の手でこのフロントハンドル34を把持し、他方の手でグリップ部31を把持して、携帯用切断機1を移動操作することができる。
図1に示すように、グリップ部31の上部のループ形状の内周側には、トリガ形式のスイッチレバー32が設けられている。グリップ部31を把持した手の指先でスイッチレバー32を引き操作すると、電動モータ21が起動して刃具11が回転する。スイッチレバー32の上方には、押し操作可能なロックオフボタン33が設けられている。ロックオフボタン33を押し操作することで、スイッチレバー32のロックオフ状態が解除されて、スイッチレバー32の引き操作が可能となる。ロックオフボタン33によって、スイッチレバー32の不用意な引き操作が防止される。スイッチレバー32を引き操作すると電動モータ21が起動して刃具11が回転する。
図4に示すように、アンギュラプレート51は、ベース2の前部に固定されており、上方に張り出した扇形形状を有している。図5に示すように、アンギュラプレート51の前面の略中央には、後述する切替操作ダイヤル55を取り付け可能なダイヤル取付部51eが設けられている。ダイヤル取付部51eの周りには、ダイヤル取付部51eを中心とした円弧状であり、アンギュラプレート51を前後方向に貫通する弧状孔51aが設けられている。弧状孔51aには、後述するピン54aが弧状孔51aの円弧形状に沿って移動可能に進入している。アンギュラプレート51の前面であって、ダイヤル取付部51eの周囲には、切替操作ダイヤル55で切り替え可能に設定される切断機本体10の最大傾斜角度を示す切替角度目盛り51dが記されている。アンギュラプレート51の前面であって、ダイヤル取付部51eの左上方には、プランジャ56を収容可能なプランジャ収容孔51fが設けられている。プランジャ56は、ボール56aと圧縮ばね56bで構成されている。圧縮ばね56bをプランジャ収容孔51fに収容し、さらに圧縮ばね56bの前側に位置するようにボール56aをプランジャ収容孔51fに収容する。これにより、ボール56aが圧縮ばね56bによって前方に付勢される。
図5に示すように、アンギュラプレート51の左側部には、アンギュラプレート51の左側部の円弧状の外形に沿って円弧状に延び、かつアンギュラプレート51を前後方向に貫通するレバー軸案内孔51bが設けられている。アンギュラプレート51の円筒面状の左側面には、切断機本体10の傾斜角度を示す傾斜角度目盛り51cが記されている。前側傾動支持部3には、切断機本体10の左右方向の最大傾斜角度を切り替え可能な傾斜切替機構52が設けられている。傾斜切替機構52は、アンギュラプレート51の前面に取り付けられる切替操作ダイヤル(切替操作部)55と、アンギュラプレート51の後方に設けられて切断機本体10と連結されるブラケット53によって構成されている。
図6に示すように、ブラケット53は、右側部に前後方向に貫通する左右傾動軸孔53eを備えている。左右傾動軸孔53eには、図5に示す左右傾動支軸6が挿入される。左右傾動支軸6は、アンギュラプレート51に一体に連結されている。ブラケット53は、左右傾動支軸6を中心に左右方向に傾動可能にアンギュラプレート51に支持される。ブラケット53は、左側部に切断機本体10を支持する前側本体支持部53fを備えている。前側本体支持部53fは、上面視で後側が開いた略U字形を有し、U字形状において互いに対向している左右一対の張出部に、左右方向に貫通する前後揺動軸孔53gを有している。前後揺動軸孔53gには、図3に示す上下揺動支軸5が挿入される。上下揺動支軸5には、切断機本体10の前部が前後に揺動可能に支持される。前側本体支持部53fの左端部には、前方に張り出した目盛り指示部53iが設けられている。目盛り指示部53iは、アンギュラプレート51とブラケット53を組付けた時に、傾斜角度目盛り51cとオーバーラップする。目盛り指示部53iとオーバーラップする傾斜角度目盛り51cの値から、切断機本体10の左右方向の傾斜角度を読み取ることができる。
図6に示すように、前側本体支持部53fの前部には、前後方向に貫通し、かつ円弧状のレバー軸案内孔51bに沿った長孔形状のレバー基部案内孔53hが設けられている。図10に示すように、レバー軸案内孔51bとレバー基部案内孔53hには、固定レバー58のレバー軸58aが挿入されている。固定レバー58の操作部は、アンギュラプレート51の前方に配置されている。図4に示すように、固定レバー58は、携帯用切断機1の前側からレバー軸58a回りに回転操作可能に設けられている。レバー軸58aの後部であるレバー基部58bは、図10に示すように断面矩形状を有している。レバー基部58bは、レバー基部案内孔53hと係合可能である。固定レバー58を回転操作して、レバー基部58bをレバー基部案内孔53h内で突っ張った姿勢になるように回転させ、レバー基部58bとレバー基部案内孔53hを係合される。これにより、アンギュラプレート51に対するブラケット53の移動(左右傾動支軸6を中心とした左右傾動)が規制される。固定レバー58を回転操作して、レバー基部58bをレバー基部案内孔53h内で移動可能な姿勢になるように回転させる。これにより、アンギュラプレート51に対するブラケット53の移動の規制が解除される。
図6に示すように、ブラケット53の左右傾動軸孔53eと前側本体支持部53fの間の中間部は、ストッパ部53aとして設けられている。ストッパ部53aの上面は、波状に入り組んだ形状を有している。ストッパ部53aの上面には、左右傾動軸孔53eに近い右方から順に、第2ピン当接部53cと第1ピン当接部53bと第3ピン当接部53dが設けられている。第2ピン当接部53cと第3ピン当接部53dは、ストッパ部53aの上面の波形状の谷部に近い位置に設けられている。第1ピン当接部53bは、ストッパ部53aの上面の波形状の山部の中腹に相当する位置に設けられている。
図7に示すように、切替操作ダイヤル55の略中央には、図5に示すダイヤル取付ねじ55aを挿通可能な挿通孔55cが前後方向に貫通している。切替操作ダイヤル55は、ダイヤル取付ねじ55aの軸心を中心に回転可能である。切替操作ダイヤル55の前面には、径方向外方を指し示す三角矢印55bが設けられている。図4に示すように、三角矢印55bは、切替角度目盛り51dを指し示し、傾斜切替機構52で設定されている最大傾斜角度を読み取ることができる。
図7に示すように、切替操作ダイヤル55は、挿通孔55cを挟んで三角矢印55bと反対側に微調整機構57を備えている。図5に示すように、微調整機構57の微調整操作部57aは、前後に延出する円柱状の部材であり、切替操作ダイヤル55を前後方向に貫通するピン挿通孔55dに挿通されている。図7に示すように、微調整操作部57aの前面には、例えば六角形の工具係合孔57cが設けられている。工具係合孔57cには、例えば六角レンチ等の工具の端部を挿入させることができる。工具係合孔57cに挿入させた工具を回転操作することで、微調整操作部57aは、前後方向に延出する回転軸57b(図8参照)を中心にして回転する。
図8に示すように、微調整操作部57aの後部には、係止部54が一体に連結されている。係止部54は、前後に延出する円柱状のピン54aを有している。ピン54aの軸心54bは、回転軸57bと平行であり、かつ例えばピン54aの直径の10%の長さだけ回転軸57bから偏心している。ピン54aの側面は、図6に示す第1ピン当接部53b,第2ピン当接部53c,第3ピン当接部53dと当接する当接部位54cである。微調整操作部57aを回転操作することで、ピン54aは、回転軸57bを中心にして回転する。
図9に示すように、切替操作ダイヤル55の後面には、第1ボール係合孔55eと第2ボール係合孔55fと第3ボール係合孔55gの3つの円形状の孔が設けられている。第1ボール係合孔55eと第2ボール係合孔55fと第3ボール係合孔55gは、互いに略同径であり、それぞれ挿通孔55cの中心から同距離を隔てて設けられている。第1~第3ボール係合孔55e,55f,55gには、図5に示すプランジャ56のボール56aが前方に付勢されて係合する。第1~第3ボール係合孔55e,55f,55gのいずれかにボール56aが係合することで、切替操作ダイヤル55が所定角度に回転した姿勢で位置保持される。位置保持された切替操作ダイヤル55を回転操作すると、ボール56aが圧縮ばね56bの付勢力に抗して後方に移動して、第1~第3ボール係合孔55e,55f,55gとの係合から外れる。これにより、切替操作ダイヤル55の回転角度を変更させることができる。
図10に示すように、ベース2は、ブラケット53の下側に雄ねじ2bを備えている。雄ねじ2bは、上部がベース2の上面から突き出しており、かつベース2の下面側である下部が六角レンチ等の工具を挿入可能に設けられている。雄ねじ2bにベース2の下面側から工具を係合させて雄ねじ2bを回転操作することで、雄ねじ2bのベース2の上面からの突き出し長さが変化する。雄ねじ2bの上端は、切断機本体10(図2参照)の左右方向の傾斜角度が0°の場合にブラケット53の下面と当接する。そのため、雄ねじ2bのベース2の上面からの突き出し長さを調整することで、左右方向の傾斜角度が0°の場合の切断機本体10の水平姿勢を微調整することができる。
図11に示すように、切替操作ダイヤル55を回転操作してボール56aを第1ボール係合孔55eに係合させる。この場合、ピン54aは、ダイヤル取付ねじ55aの略右方に位置している。ブラケット53を右方に傾動させていくと、ピン54aの当接部位54cと第1ピン当接部53bが当接する位置でブラケット53の左右傾動が係止される。図11において、ブラケット53は、例えば右方に45°傾斜した位置で係止されている。微調整操作部57aを回転操作してピン54aを回転軸57b回りに回転させると、第1ピン当接部53bと当接する当接部位54cの位置がわずかに変位する。これにより、第1ピン当接部53bが当接部位54cに当接する際におけるブラケット53の左右方向の傾斜角度を、例えば0~3°の範囲で微調整することができる。
図12に示すように、切替操作ダイヤル55を回転操作してボール56aを第2ボール係合孔55fに係合させる。この場合、ピン54aは、ダイヤル取付ねじ55aの略下方に位置している。ブラケット53を右方に傾動させていくと、ピン54aの当接部位54cと第2ピン当接部53cが当接する位置でブラケット53の左右傾動が係止される。図12において、ブラケット53は、例えば右方に22.5°傾斜した位置で係止されている。微調整操作部57aの回転操作によってピン54aを回転軸57b回りに回転させて当接部位54cの位置を変位させる。これにより、第2ピン当接部53cが当接部位54cに当接する際におけるブラケット53の左右方向の傾斜角度を、例えば0~3°の範囲で微調整することができる。
図13に示すように、切替操作ダイヤル55を回転操作してボール56aを第3ボール係合孔55gに係合させる。この場合、ピン54aは、ダイヤル取付ねじ55aの右上方に位置している。ブラケット53を右方に傾動させていくと、ピン54aの当接部位54cと第3ピン当接部53dが当接する位置でブラケット53の左右傾動が係止される。図13において、ブラケット53は、例えば右方に60°傾斜した位置で係止されている。微調整操作部57aの回転操作によってピン54aを回転軸57b回りに回転させて当接部位54cの位置を変位させる。これにより、第3ピン当接部53dが当接部位54cに当接する際におけるブラケット53の左右方向の傾斜角度を、例えば0~3°の範囲ですることができる。
以上説明した第1実施形態の携帯用切断機1によれば、図4に示すように、ベース2の上面には、切断機本体10の前方で切断機本体10を左右方向に傾動可能に支持するアンギュラプレート51が設けられている。アンギュラプレート51には、切断機本体10の左右方向の最大傾斜角度を切り替え可能な傾斜切替機構52が設けられている。図5に示すように、傾斜切替機構52は、ストッパ部53aと、ストッパ部53aと当接して切断機本体10の傾動を最大傾斜角度で規制する係止部54を備えている。携帯用切断機1には、ストッパ部53aと当接する係止部54の当接部位54cの位置を微調整する微調整機構57が設けられている。図4に示すように、微調整機構57の微調整操作部57aは、アンギュラプレート51の前方に設けられている。
従って、作業者から見ると、刃具11の傾斜を視認する前後方向に沿って、アンギュラプレート51の前方に微調整操作部57aが配置されている。そのため、刃具11の傾斜を確認しながら同時に微調整操作部57aを操作することが容易にできる。かくして、操作性の良い微調整機構57を提供することができる。
また、携帯用切断機1によれば、図4に示すように、傾斜切替機構52は、アンギュラプレート51の前面に切替操作ダイヤル55を備えている。切替操作ダイヤル55の前部に微調整操作部57aが設けられている。
従って、刃具11の傾斜を視認する前後方向に沿って、切替操作ダイヤル55と微調整操作部57aが傾斜切替機構52にまとめて配置されている。そのため、例えば切替操作ダイヤル55を回転操作した後、微調整操作部57aの回転操作にスムーズに移行することができる。これにより、切替操作ダイヤル55と微調整操作部57aの双方を含む傾斜切替機構52の操作性が向上する。
また、携帯用切断機1によれば、図8に示すように、微調整操作部57aは、前後方向に平行な回転軸57bを中心に回転操作可能である。微調整操作部57aを回転操作することによって、当接部位54cの位置が変位する。
従って、刃具11の傾斜を確認しながら同時に微調整操作部57aの回転操作をすることができ、しかも回転操作の度合いを確認し易い。また、回転操作は、例えば押し操作等と比較して精度良く微調整し易い。そのため、微調整操作部57aの操作性が良くなる。
また、携帯用切断機1によれば、図8に示すように、係止部54は、円柱状のピン54aを備えている。ピン54aの軸心54bは、回転軸57bと平行かつ回転軸57bに対して偏心している。微調整操作部57aの回転操作によってピン54aの位置が変位する。
従って、微調整機構57をシンプルな構造で設けることができる。また、ピン54aが回転軸57b回りに相対的に変位する構成であり、例えば微調整機構57に対してピン54aが直接移動するような構成ではない。そのため、製品の出荷時点における微調整機構57の精度を維持することができる。また、ピン54aが円柱形状であるため、当接部位54cが変位する軌跡は、比較的滑らかな弧状になる。そのため、ブラケット53の左右方向の最大傾斜角度を連続的に微調整することができる。
また、携帯用切断機1によれば、図4に示すように、回転軸57bを有する微調整操作部57aの前端に、六角レンチ等の工具を挿入して係合可能な工具係合孔57cが設けられている。
従って、微調整操作部57aの前端が突出しないように設けることができる。そのため、携帯用切断機1を前後方向にコンパクトにできる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態を図14~20に基づいて説明する。以下の説明においては、第2実施形態の携帯用切断機60について、第1実施形態の携帯用切断機1と異なる構成についてのみ詳細に説明する。図16に示すように、ベース71には、切断機本体10の前側のアンギュラプレート61と、切断機本体10の後側のアンギュラプレート72が固定されている。
図17に示すように、ベース71から上方に扇形形状に張り出したアンギュラプレート61は、前面に設けられたダイヤル取付部61eと、ダイヤル取付部61eの周りに円弧状に設けられた弧状孔61aと、ダイヤル取付部61eの左上方に設けられたプランジャ収容孔61fと、ダイヤル取付部61eの周りに記された切替角度目盛り61dを有している。ダイヤル取付部61eには、ダイヤル取付ねじ65aによって切替操作ダイヤル65が取り付けられている。プランジャ収容孔61fには、プランジャ66のボール66aと圧縮ばね66bが収容されている。また、アンギュラプレート61は、アンギュラプレート61の左側部の外形に沿って円弧状に延びるレバー軸案内孔61bと、レバー軸案内孔61bに沿って記される傾斜角度目盛り61cを有している。アンギュラプレート61の後面には、円弧状に延び、かつ前方に向かって凹形状の2本の凹形レール部61gが並設している。
図14に示すように、前側傾動支持部3には、切断機本体10の左右方向の最大傾斜角度を切り替え可能な傾斜切替機構62が設けられている。傾斜切替機構62は、アンギュラプレート61の前面に取り付けられる切替操作ダイヤル(切替操作部)65と、アンギュラプレート61の後方に設けられて切断機本体10と連結されるアンギュラガイド63によって構成されている。
図17に示すように、アンギュラガイド63は、アンギュラプレート61と略同じ扇形状の外形を有している。アンギュラガイド63の前面には、円弧状に延び、かつ前方に向かって張り出した2本の凸形レール部63eが並設している。凸形レール部63eは、アンギュラプレート61の凹形レール部61gに対して摺動可能に隙間を有して係合している。これにより、アンギュラガイド63は、アンギュラプレート61に対して凹形レール部61gに沿って左右方向に傾動可能である。図15に示すように、前側本体支持部63fの左端部には、前方に張り出した目盛り指示部63hが設けられている。目盛り指示部63hは、傾斜角度目盛り61cとオーバーラップする位置に配置されており、切断機本体10の左右方向の傾斜角度を指し示す。
図17に示すように、アンギュラガイド63の前面には、雌ねじが形成されたレバー軸支持孔63gが設けられている。固定レバー68の操作部は、アンギュラプレート61の前側に位置している。固定レバー68のレバー軸68aは、後部が雄ねじとして設けられており、レバー軸案内孔61bを貫通してレバー軸支持孔63gの雌ねじに取り付けられている。固定レバー68をねじ締め方向に回転操作してアンギュラプレート61とアンギュラガイド63を前後方向に互いに締結させた場合、アンギュラガイド63の左右傾動が規制される。固定レバー68を緩め方向に回転操作してアンギュラプレート61とアンギュラガイド63の締結状態を解除させた場合、アンギュラガイド63がアンギュラプレート61に対して摺動可能になる。図14に示すようにアンギュラガイド63の左側後部には、前側本体支持部63fが設けられている。前側本体支持部63fには、左右方向に延出する上下揺動支軸5を介して切断機本体10が上下揺動可能に連結されている。
図17に示すように、アンギュラガイド63の右側下部には、アンギュラガイド63を前後方向に貫通する切欠き部63bが設けられている。切欠き部63bは、後述する可動ストッパ部69が進入可能に設けられている。図19に示すように、アンギュラガイド63は、可動ストッパ部69の右側にストッパ部63aを有している。可動ストッパ部69の右側のストッパ部63aの上面は、第2ピン当接部63cとして設けられている。
図17に示すように、切替操作ダイヤル65は、ダイヤル取付ねじ65aを挿通可能に設けられた挿通孔65cと、前面に設けられて切替角度目盛り61dを指し示す三角矢印65bと、後面から後方に延出するピン(係止部)64を有している。ピン64は、挿通孔65cを挟んで三角矢印65bと反対側に設けられている。ピン64は、弧状孔61aを通って後方に延出し、かつ切替操作ダイヤル65の回転に伴って弧状孔61aの円弧形状に沿って移動可能である。円柱状のピン64の側面は、ストッパ部63aまたは可動ストッパ部69と当接する当接部位64aである。また、切替操作ダイヤル65の後面には、図では特に見えていないが、図9に示す切替操作ダイヤル55と同様に、プランジャ66のボール66aが係合して切替操作ダイヤル65の位置決めをする第1~第3のボール係合孔が設けられている。
図17に示すように、アンギュラガイド63の後側には、可動ストッパ部69を有する微調整機構70が設けられている。可動ストッパ部69は、切欠き部63bに進入しており、アンギュラガイド63に対して可動である。可動ストッパ部69の前部には、右上方を向いた傾斜面の第1ピン当接部(ストッパ面)69aが設けられている。第1ピン当接部69aの後側には、上下方向に延出した円形孔のばね収容部69bが設けられている。ばね収容部69bの後側には、上方に張り出した上部張出部69eと、上部張出部69eより後方に張り出した後部張出部69cが設けられている。後部張出部69cには、前後方向に開口したねじ孔69dが設けられている。微調整機構70は、前後方向に延出する止めねじ(微調整操作部)70aと、止めねじ70aの上部に設けられた例えば六角形の工具係合孔70bと、圧縮ばね70cを備えている。
図18に示すように、圧縮ばね70cは、ばね収容部69bと、切欠き部63bの上面の間に収容されている。可動ストッパ部69は、上部張出部69eによってアンギュラガイド63からの抜け止めがなされている。可動ストッパ部69は、圧縮ばね70cによって下方に付勢されつつアンギュラガイド63に対して弾性的に保持されている。止めねじ70aは、ねじ孔69dに螺合している。止めねじ70aの下端は、アンギュラガイド63に形成された平面部63iに当接している。工具係合孔70bには、六角レンチ等の工具を挿入して係合させることができる。工具によって止めねじ70aを回転させると、止めねじ70aとねじ孔69dが螺合していることで、可動ストッパ部69が圧縮ばね70cの付勢力を受けながら上下方向に変位する。
図20に示すように、切替操作ダイヤル65を回転操作して、切断機本体10(図15参照)の右方への最大傾斜角度を例えば45°に設定する。この場合、ピン64は、ダイヤル取付ねじ65aの略右方に位置している。アンギュラガイド63を右方に傾動させていくと、当接部位64aと第1ピン当接部69aが当接してアンギュラガイド63の左右傾動が係止される。止めねじ70aを回転操作して可動ストッパ部69を上下動させると、当接部位64aと当接する第1ピン当接部69aの位置がわずかに変位する。これにより、第1ピン当接部69aが当接部位64aに当接する際におけるアンギュラガイド63の左右方向の傾斜角度を、例えば0~3°の範囲で微調整することができる。なお、切替操作ダイヤル65を例えば60°に設定した場合にはピン64はどこにも当接せず、レバー軸案内孔61bの端部とレバー軸68aが当接する。
図16に示すように、後側傾動支持部4は、ベース71から上方に扇形形状に張り出したアンギュラプレート72と、アンギュラプレート72の前側に設けられてアンギュラプレート72と略同じ扇形形状のアンギュラガイド73と、回転操作可能な固定レバー74を備えている。アンギュラガイド73は、図では詳しく見えていないが、アンギュラガイド63と一体に連結されている。アンギュラプレート72の前面には、円弧状に延び、かつ後方に向かって凹形状の凹形レール部72aが設けられている。アンギュラガイド73の後面には、円弧状に延び、かつ後方に向かって張り出した凸形レール部73aが設けられている。凹形レール部72aと凸形レール部73aが互いに摺動可能に係合することで、アンギュラガイド73は、アンギュラプレート72に対して凹形レール部72aに沿って左右方向に傾動可能に支持されている。アンギュラプレート72に対するアンギュラガイド73の移動は、固定レバー74を締め方向に回転操作することで規制され、固定レバー74を緩め方向に回転操作すると規制が解除される。
以上説明した第2実施形態の携帯用切断機60によれば、図16に示すように、切断機本体10の前部と後部には、アンギュラガイド63とアンギュラガイド73が設けられている。アンギュラガイド63とアンギュラガイド73は、一体に連結されている。ベース71の上面の前部と後部には、アンギュラガイド63,73と摺動可能に係合して切断機本体10を左右方向に傾動可能に支持するアンギュラプレート61,72が設けられている。アンギュラプレート61には、切断機本体10の左右方向の最大傾斜角度を切り替え可能な傾斜切替機構62が設けられている。アンギュラガイド63には、最大傾斜角度を微調整可能に上下に可動である微調整機構70が設けられている。
従って、傾動支軸を設けないタイプの携帯用切断機60においても、切断機本体10の最大傾斜角度を精度良く微調整することができる。この種の携帯用切断機の場合、アンギュラプレート61の凹形レール部61gとアンギュラガイド63の凸形レール部63eの間には、摺動性を確保するために、左右傾動方向と交差する方向に隙間が設けられている。例えば左右傾動支軸6が設けられたタイプの携帯用切断機1の場合には、左右傾動支軸6と係止部54の2箇所によって傾動の支持がなされる。左右傾動支軸6によって切断機本体10の径方向の隙間がほとんどなくなるので、傾動方向の位置決め用の係止部54が多少不安定になったとしても、微調整機構57の精度に悪影響は少ない。従って、携帯用切断機1は、スペースの少ないアンギュラプレート51に当接部を有する微調整機構57を設けても微調整の精度は良好である。これに対して、傾動支軸を設けないタイプの携帯用切断機60の場合、第1ピン当接部69aを有する微調整機構70を、アンギュラプレート61に設けず、大きくスペースのとれるアンギュラガイド63に設けることによって、第1ピン当接部69aの取付状態をしっかりさせることができる。これにより、微調整機構70による微調整で精度を出し易くなる。しかも、微調整機構70は、左右傾動するアンギュラガイド63に対して、左右傾動方向と略直交する上下方向に動作するように操作される。そのため、微調整機構70は、切断機本体10とアンギュラガイド63を左右傾動させた状態で操作し易く、操作性が良い。
また、携帯用切断機60によれば、図17に示すように、傾斜切替機構62は、アンギュラプレート61の前面に切替操作ダイヤル65を備えている。切替操作ダイヤル65の後面には、ピン64が設けられている。微調整機構70は、アンギュラプレート61と対向するアンギュラガイド63の前面においてピン64と当接可能でありかつ上下方向に移動可能な第1ピン当接部69aを有している。
従って、ピン64と第1ピン当接部69aの当接位置は、上下方向に微調整される。この上下方向は、凹形レール部61gと凸形レール部63eの間の隙間を詰める方向に沿っている。しかも、ピン64と第1ピン当接部69aの当接位置は、凹形レール部61gと凸形レール部63eの近傍である。そのため、微調整機構70による微調整で、当該隙間による切断機本体10の最大傾斜角度のばらつきをより精度良く抑制することができる。これにより、微調整機構70の操作性を向上させつつ微調整の精度を高めることができる。
また、携帯用切断機60によれば、図18に示すように、微調整機構70は、アンギュラガイド63の後側に、例えば六角レンチ等の工具を挿入して係合可能な工具係合孔70bを備えている。
従って、工具を工具係合孔70bに係合させることで、刃具11(図16参照)の傾斜と工具の操作部の両方を前方から視認しながら微調整機構70を容易に操作できる。そのため、微調整機構70の操作性が良くなる。また、工具係合孔70bから取り外し可能な工具で微調整機構70を操作可能とすることで、微調整機構70をコンパクトに設けることができる。
[他の変形例]
以上説明した第1,第2実施形態の携帯用切断機1,60には、様々な変更を加えることができる。携帯マルノコと称される携帯用切断機を例示したが、例えばカッタ、ジグソー等のその他の携帯用切断機に本発明を適用することができる。第1実施形態の微調整機構57と、第2実施形態の微調整機構70を両方備える構成としてもよい。係る構成により、一の最大傾斜角度についての微調整を微調整機構57を操作することで行い、他の最大傾斜角度についての微調整を、微調整機構70を操作することで行うことができる。すなわち、比較的多用される2つ以上の最大傾斜角度を微調整して同時に維持することができる。これにより、傾斜切替機構を切り替える度に微調整機構57または微調整機構70を操作する場合を減らすことができ、携帯用切断機の利便性が高くなる。左右傾動支軸6を有する携帯用切断機1と、左右傾動支軸6を有しない携帯用切断機60を例示したが、いずれの構成においても、微調整機構57または微調整機構70を適用することができる。
前側のアンギュラプレートまたはアンギュラガイドに傾斜切替機構及び微調整機構を設ける構成を例示したが、例えば前側のアンギュラプレートまたはアンギュラガイドに傾斜切替機構及び微調整機構を設ける構成に代えてもよい。切断機本体10を右方へ傾動させる場合を例示したが、切断機本体10を左方へ傾動させる場合にも適用することができる。傾斜切替機構で設定される最大傾斜角度は、例示した角度に限らず、例えば30°等で設定してもよく、最大傾斜角度を設定する個数を増減してもよい。ピン54a,64を例えば断面楕円形状に代えてもよい。工具係合孔57c,70bの形状を、例えばいわゆるプラスドライバやマイナスドライバが係合する形状に代えてもよい。
1…携帯用切断機(第1実施形態)
2…ベース、2a…窓部、2b…雄ねじ
3…前側傾動支持部、4…後側傾動支持部、5…上下揺動支軸、6…左右傾動支軸
7…デプスガイド
7a…ボルト案内孔、7b…目盛り指示部、7c…固定ボルト、7d…固定レバー
10…切断機本体、11…刃具、12…アウタフランジ、13…固定ボルト
15…固定カバー、15a…白抜き矢印(刃具の回転方向を示す)
15b…集塵ノズル、15c…深さ目盛り
16…可動カバー、16a…開閉レバー
20…モータハウジング、20a…吸気口
21…電動モータ、22…コントローラ、25…ギヤハウジング
30…ハンドル部、31…グリップ部、31a…エラストマ樹脂層
32…スイッチレバー、33…ロックオフボタン、34…フロントハンドル
40…バッテリベース、41…バッテリ取付部、42…バッテリパック
51…アンギュラプレート、51a…弧状孔、51b…レバー軸案内孔
51c…傾斜角度目盛り、51d…切替角度目盛り、51e…ダイヤル取付部
51f…プランジャ収容孔
52…傾斜切替機構
53…ブラケット、53a…ストッパ部、53b…第1ピン当接部
53c…第2ピン当接部、53d…第3ピン当接部、53e…左右傾動軸孔
53f…前側本体支持部、53g…前後揺動軸孔、53h…レバー基部案内孔
53i…目盛り指示部
54…係止部、54a…ピン、54b…軸心、54c…当接部位
55…切替操作ダイヤル(切替操作部)、55a…ダイヤル取付ねじ
55b…三角矢印、55c…挿通孔、55d…ピン挿通孔
55e…第1ボール係合孔、55f…第2ボール係合孔、55g…第3ボール係合孔
56…プランジャ、56a…ボール、56b…圧縮ばね
57…微調整機構、57a…微調整操作部、57b…回転軸、57c…工具係合孔
58…固定レバー、58a…レバー軸、58b…レバー基部
59…後側本体支持部
60…携帯用切断機(第2実施形態)
61…(前側)アンギュラプレート、61a…弧状孔、61b…レバー軸案内孔
61c…傾斜角度目盛り、61d…切替角度目盛り、61e…ダイヤル取付部
61f…プランジャ収容孔、61g…凹形レール部
62…傾斜切替機構
63…(前側)アンギュラガイド、63a…ストッパ部、63b…切欠き部
63c…第2ピン当接部、63e…凸形レール部、63f…前側本体支持部
63g…レバー軸支持孔、63h…目盛り指示部、63i…平面部
64…ピン(係止部)、64a…当接部位
65…切替操作ダイヤル(切替操作部)、65a…ダイヤル取付ねじ
65b…三角矢印、65c…挿通孔
66…プランジャ、66a…ボール、66b…圧縮ばね
68…固定レバー、68a…レバー軸
69…可動ストッパ部、69a…第1ピン当接部(ストッパ面)、69b…ばね収容部
69c…後部張出部、69d…ねじ孔、69e…上部張出部
70…微調整機構
70a…止めねじ(微調整操作部)、70b…工具係合孔、70c…圧縮ばね
71…ベース
72…(後側)アンギュラプレート、72a…凹形レール部
73…(後側)アンギュラガイド、73a…凸形レール部、74…固定レバー
W…被切断材

Claims (7)

  1. 被切断材に当接させるベースと、該ベースの上面に支持されて刃具を有する切断機本体を備えており、前記ベースの下面側に前記刃具を突き出させて前記被切断材に切り込ませて切断加工を行う携帯用切断機であって、
    前記切断機本体には、前部と後部が一体になったアンギュラガイドが設けられており、
    前記ベースの上面の前部と後部には、前記アンギュラガイドと摺動可能に係合して前記切断機本体を左右方向に傾動可能に支持するアンギュラプレートが設けられており、
    前記アンギュラプレートには、前記切断機本体の左右方向の最大傾斜角度を切り替え可能な傾斜切替機構が設けられており、
    前記アンギュラガイドには、前記最大傾斜角度を微調整可能に上下に可動である微調整機構が設けられており、
    前記傾斜切替機構は、前記アンギュラプレートの前面または後面に切替操作部を備えており、
    該切替操作部に係止部を設け、
    前記微調整機構は、前記アンギュラプレートと対向する前記アンギュラガイドの前面または後面において前記係止部と当接可能でありかつ上下方向に移動可能なストッパ面を有する携帯用切断機。
  2. 請求項1に記載の携帯用切断機であって、
    前記微調整機構は、前記アンギュラガイドの後側または前側に、工具を挿入して係合可能な工具係合孔を備えた携帯用切断機。
  3. 請求項1または2に記載の携帯用切断機であって、
    前記アンギュラガイドは、前記切断機本体の左右傾動中心の延長線上から外れた位置に第1レール部を有し、
    前記アンギュラプレートは、前記切断機本体の左右傾動中心の延長線上から外れた位置で前記第1レール部と摺動する第2レール部を有し、
    前記切断機本体は、前記第1レール部と第2レール部によって左右方向に傾動可能に支持される携帯用切断機。
  4. 請求項1~3のいずれか1つに記載の携帯用切断機であって、
    前記係止部と前記ストッパ面は、上下方向において前記アンギュラプレートのレール部と前記ベースの間の領域で当接する携帯用切断機。
  5. 請求項1~4のいずれか1つに記載の携帯用切断機であって、
    前記係止部は、前記切替操作部の回転中心に対して偏心した位置に設けられる携帯用切断機。
  6. 請求項1~5のいずれか1つに記載の携帯用切断機であって、
    前記微調整機構は、前記アンギュラガイドに対して相対的に移動可能な可動ストッパ部を有し、
    前記可動ストッパ部は、前記アンギュラガイドの後方または前方に張り出す張出部を有し、前記張出部には、上下方向に移動することにより前記可動ストッパ部の上下位置を微調整可能である微調整操作部が設けられる携帯用切断機。
  7. 請求項6に記載の携帯用切断機であって、
    前記可動ストッパ部は、前記張出部から下方に延出する第1方向張出部と、前記第1方向張出部の下端から前記アンギュラプレート側に向けて張り出す第2方向張出部を有するクランク形状に設けられる携帯用切断機。

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