JP7262889B2 - メカニカルシール - Google Patents
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Description
回転軸に固定されるカラーと、軸方向に延出し前記回転軸の回転力を伝達するドライブピンと、コンプレッションリングと、前記カラーと前記コンプレッションリングとの間に配置される付勢部材と、該コンプレッションリングにより固定密封環に向け押圧されるとともに、前記ドライブピンにより前記回転力が伝達される回転密封環とを有し、前記回転軸とともに周方向に回転する回転側要素と、
ハウジング側に固定される前記固定密封環を有した静止側要素と、を備えたメカニカルシールであって、
前記コンプレッションリングと前記回転密封環との間には、緩衝部が配設されていることを特徴としている。
これによれば、ドライブピンと回転密封環との係合部分で生じる振動を緩衝部が吸収することができるので、振動や異音の発生を抑制することができる。
これによれば、ドライブピンと回転密封環との係合部分の近傍に配置された緩衝部材により、振動や異音の抑制効果を高めることができる。
これによれば、緩衝部材とドライブピンの組立時に位置合わせし易い。
これによれば、緩衝部材の切欠き部を構成する周方向の両側面及び底面側がドライブピンを囲うので、緩衝部材に振動や異音を吸収させ易い。
これによれば、緩衝部材がドライブピンの周面全体を囲うので、緩衝部材に振動や異音を吸収させ易い。
これによれば、緩衝部材が、弾力性に優れるため振動を吸収しやすい。
これによれば、主に回転軸の始動時や停止動作時に生じる慣性力により、緩衝部材がドライブピンに対して接近するので、振動の吸収効果が高まる。
これによれば、部品点数を増やすことなく振動や異音の抑制効果を得ることができる。
これによれば、コンプレッションリングの突起部と回転密封環との摺動箇所を周方向に不均一にして、部分的に歪んだ箇所を形成することで、空気や大気中の水分を摺動面に呼び込むことができ、振動や異音の高い抑制効果を得ることができる。
2 回転軸
3 カラー
4 コイルスプリング(付勢部材)
5 コンプレッションリング
6 ガスケット(緩衝部材)
7 回転密封環
8 固定密封環
15 コンプレッションリング
16,26,36 ガスケット(緩衝部材)
25 コンプレッションリング
30 ドライブピン
31 スクリュー
52 突起部(緩衝部)
53 平坦面
54 環状突起部(緩衝部)
55 平坦面
61,62 切欠き部(開口部)
63 孔部(開口部)
71 係合溝
Z 空間
Claims (8)
- 回転軸に固定されるカラーと、軸方向に延出し前記回転軸の回転力を伝達するドライブピンと、コンプレッションリングと、前記カラーと前記コンプレッションリングとの間に配置される付勢部材と、該コンプレッションリングにより固定密封環に向け押圧されるとともに、前記ドライブピンにより前記回転力が伝達される回転密封環とを有し、前記回転軸とともに周方向に回転する回転側要素と、
ハウジング側に固定される前記固定密封環を有した静止側要素と、を備えたメカニカルシールであって、
前記コンプレッションリングには切り欠き状の第1開口部が形成されており、
前記コンプレッションリングと前記回転密封環との間には、前記第1開口部に少なくとも一部が軸方向で重なる位置に第2開口部が形成された緩衝部が配設されており、
前記ドライブピンは、前記カラーに設けられ、前記コンプレッションリングの前記第1開口部と前記緩衝部の前記第2開口部とに挿通した状態で前記回転密封環に係合しており、
前記緩衝部の前記第2開口部は、前記コンプレッションリングの前記第1開口部よりも周方向に幅狭に形成されていることを特徴とするメカニカルシール。 - 前記緩衝部は、少なくとも前記ドライブピンの周面近傍まで延びる緩衝部材であることを特徴とする請求項1に記載のメカニカルシール。
- 前記第2開口部は、放射方向に延びる切欠き部である請求項1または2に記載のメカニカルシール。
- 前記第2開口部は、前記ドライブピンが挿通可能な孔部である請求項1または2に記載のメカニカルシール。
- 前記緩衝部材は、少なくともゴム材と繊維材とから構成されている請求項2に記載のメカニカルシール。
- 前記緩衝部材は、前記コンプレッションリングと前記回転密封環に対して、周方向に相対移動可能に配設されている請求項2に記載のメカニカルシール。
- 回転軸に固定されるカラーと、軸方向に延出し前記回転軸の回転力を伝達するドライブピンと、コンプレッションリングと、前記カラーと前記コンプレッションリングとの間に配置される付勢部材と、該コンプレッションリングにより固定密封環に向け押圧されるとともに、前記ドライブピンにより前記回転力が伝達される回転密封環とを有し、前記回転軸とともに周方向に回転する回転側要素と、
ハウジング側に固定される前記固定密封環を有した静止側要素と、を備えたメカニカルシールであって、
前記コンプレッションリングには切り欠き状の開口部が形成されており、
前記ドライブピンは、前記カラーに設けられ、前記コンプレッションリングの前記切り欠き状の開口部に挿通した状態で前記回転密封環に係合しており、
前記コンプレッションリングと前記回転密封環との間には、緩衝部が配設されており、
前記緩衝部は、前記コンプレッションリングに設けられた突起部であり、
前記突起部と前記回転密封環との接触面積は、前記コンプレッションリングにおける前記回転密封環との非接触面積よりも小さいことを特徴とするメカニカルシール。 - 前記突起部は、前記コンプレッションリングの周方向に非等配に複数設けられていることを特徴とする請求項7に記載のメカニカルシール。
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JP2019019006A JP7262889B2 (ja) | 2019-02-05 | 2019-02-05 | メカニカルシール |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2019019006A JP7262889B2 (ja) | 2019-02-05 | 2019-02-05 | メカニカルシール |
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JP2020125817A JP2020125817A (ja) | 2020-08-20 |
JP7262889B2 true JP7262889B2 (ja) | 2023-04-24 |
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ID=72084814
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2019019006A Active JP7262889B2 (ja) | 2019-02-05 | 2019-02-05 | メカニカルシール |
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