JP7262751B2 - 壁面取付ユニット - Google Patents

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Description

本発明は、壁面に締結具により取付部材を締め込んで取り付けるようにした壁面取付ユニットに関する。
一般に、手すり状のバーを一対のブラケット(取付部材)を介し壁面から支持する場合、該各ブラケットをタッピングボルト(締結具)により壁面に締め込んで取り付けるようにしており、この種のタッピングボルトを締め込むにあたっては、インパクトドライバー等の電動工具を用いて簡便に且つ確実に行うようにしている。
特開2017-110335号公報
しかしながら、インパクトドライバー等の電動工具を用いてタッピングボルトを締結する場合、電動工具のトルクが大きいためにタッピングボルトを壁面に対し締め込み過ぎてしまうきらいがあり、そのような場合にタッピングボルトの締め込み量が過剰となって前記壁面に応力集中による破損を招く虞れがあった。
また、従来の如き単純にタッピングボルトを締め込んで取り付ける方式では、ブラケットをガタつきなく取り付けるのに、前記タッピングボルトを強く締め込んで前記ブラケットの壁面に対する面圧を高めることに頼らざるを得ず、このようなガタつきを防ぐための手立てとして締め込み過ぎが生じ易いという側面もあった。
本発明は、斯かる実情に鑑みてなしたもので、壁面に締結具により取付部材を締め込んで取り付けるにあたり、前記壁面の破損を確実に回避しつつ安定した取り付け状態を実現し得るようにした壁面取付ユニットを提供することを目的としている。
本発明は、壁面に締結具により締め込んで取り付けられる取付部材を備え、該取付部材における前記壁面と圧接する第一面部から反壁面側に離間した位置に第二面部を備え、これら第一面部と第二面部との間に形成される内部空間を通し前記締結具を締め込み方向に貫通せしめる挿入孔を第一面部と第二面部の夫々に穿設し、これら第一面部と第二面部との間で前記締結具に貫通螺着される受け部材を共回りしないよう前記内部空間に収容せしめ、前記締結具を前記壁面に対し締め込むにつれ前記受け部材が相対的に前記締結具の締結頭部側へ移動して該締結頭部との間で前記第二面部が挟圧保持されるよう構成すると共に、該第二面部における前記受け部材との対峙側に前記締結具の締め込み方向と直交する面に対し傾きを持つ傾斜面を形成し、該傾斜面に前記受け部材を圧接せしめることで該受け部材に傾きを誘導して前記締結具との噛合状態にかじりを促すように構成した壁面取付ユニットであって、前記取付部材が半割り状の一対の分割ピースにより上下に分割構成され、下側の分割ピースに第一面部及び第二面部が装備され、上側の分割ピースを下側の分割ピースに装着することで第一面部及び第二面部が締結具と共に被覆されるように構成されており、しかも、前記受け部材の左右側面に摺接して該受け部材の共回りを阻止しながら締結具の締め込み方向に案内するガイド側壁が取付部材に装備され、前記受け部材に対し俯仰方向の傾きを誘導するべく反壁面側へ向け急勾配の上り斜面を成すように前記傾斜面が形成されていることを特徴とするものである。
而して、このようにした場合、壁面に締結具により取付部材を締め込んで取り付けるにあたり、第二面部側から第一面部側へ向け挿入孔を通し締結具を貫通させ且つこれら第一面部と第二面部との間で受け部材を貫通螺着させた状態として前記締結具の締め込みを行うと、該締結具を前記壁面に対し締め込むにつれ前記受け部材が相対的に前記締結具の締結頭部側へ移動する結果、該締結頭部と前記受け部材との間で前記第二面部が挟圧保持される形となって、それ以上の更なる締め込みが阻止されることになり、これにより前記締結具の締め込み量が規定されて過剰な締め込みが防止される。
この際、前記受け部材は第二面部の傾斜面に圧接されて傾きを誘導され、この傾きにより前記締結具との噛合状態にかじりが促されるので、前記受け部材が前記第二面部の傾斜面に圧接された状態でロックされ、これにより前記受け部材の緩み止めが成されることになり、しかも、前記第二面部が前記受け部材と前記締結具の締結頭部とにより挟圧保持された状態にロックされることで前記締結具に対し取付部材が強固に一体化され、該取付部材の壁面に対する面圧に頼らなくてもガタつきのない安定した取り付け状態が得られる。
また、本発明においては、取付部材が半割り状の一対の分割ピースにより上下に分割構成され、下側の分割ピースに第一面部及び第二面部が装備され、上側の分割ピースを下側の分割ピースに装着することで第一面部及び第二面部が締結具と共に被覆されるように構成されているので、先に下側の分割ピースだけを締結具により壁面に取り付け、後から上側の分割ピースを装着して第一面部及び第二面部を締結具と共に被覆することが可能となり、第一面部及び第二面部が露出した状態で簡便に締結具の締め込みを行うことが可能となると共に、上側の分割ピースを後から装着することで第一面部及び第二面部を締結具と共に被覆して見栄えの向上を図ることが可能となる。
尚、取付部材を上下に分割構成しておけば、各分割ピースの接合部が側面となることで目立ち難くなり、また、屋外に配置した場合に各分割ピースの接合部から雨水が内部に侵入し難くなる。
本発明の壁面取付ユニットによれば、下記の如き種々の優れた効果を奏し得る。
(I)締結具の締め込みにより受け部材を前記締結具の締結頭部側へ相対的に移動させ、該締結頭部と受け部材との間で第二面部を挟圧保持させることにより、締結具の締め込み量を規定して過剰な締め込みを防止することができ、しかも、受け部材の第二面部への圧接時に前記受け部材に傾きを誘導して締結具との噛合状態に意図的にかじりを促すことで前記受け部材の緩み止めを図ることもでき、これにより第二面部を受け部材と締結具の締結頭部とにより挟圧保持された状態にロックして締結具に対する取付部材の強固な一体化を図ることができるので、壁面に対する面圧を高めることに頼らずに取付部材のガタつきを防ぐことができ、壁面に締結具により取付部材を締め込んで取り付けるにあたり、前記壁面の破損を確実に回避しつつ安定した取り付け状態を実現することができる。
(II)取付部材が半割り状の一対の分割ピースにより上下に分割構成され、下側の分割ピースに第一面部及び第二面部が装備され、上側の分割ピースを下側の分割ピースに装着することで第一面部及び第二面部が締結具と共に被覆されるように構成すれば、第一面部及び第二面部が露出した状態で簡便に締結具の締め込みを行うことができ、上側の分割ピースを後から装着することで第一面部及び第二面部を締結具と共に被覆して見栄えの向上を図ることもできる。
本発明の一実施例を示す一部を切り欠いた側面図である。 図1のブラケットでバーを壁面から支持した例を示す斜視図である。 図1の受け部材の詳細を示す斜視図である。 図1の分割部品の詳細を示す斜視図である。 図1の本体部の詳細を示す斜視図である。 図1の要部を拡大して示す側面図である。 図6の第二面部に受け部材が圧接した状態を示す側面図である。 図1の下側の分割ピースにバーを固定した状態を示す斜視図である。 図8のバーの端部を固定するためのジョイントパーツの斜視図である。 図8のバーの端面を被覆するためのキャップの斜視図である。 図1の上側の分割ピースの詳細を示す斜視図である。 図1のブラケットの取り付け完了後の状態を示す側面図である。
以下、本発明の実施の形態を添付図面を参照して説明する。
図1~図11は本発明の壁面3取付ユニットの一実施例を示すもので、本実施例においては、手すり状のバー1(図2参照)の両端部を壁面3から支持するためのブラケット2を取付部材とし、該ブラケット2をタッピングボルト4により壁面3に締め込んで取り付ける場合を例示しており、ここに図示しているブラケット2は、半割り状の一対の分割ピース2a,2bにより上下に分割構成されている。
そして、下側の分割ピース2aにおける前記壁面3と圧接する側には第一面部5が装備され、該第一面部5から反壁面3側に離間した位置には第二面部6が起立状態で形成されており、これら第一面部5と第二面部6との間に形成される内部空間7を通し前記タッピングボルト4を締め込み方向に貫通せしめる挿入孔8,9が第一面部5と第二面部6の夫々に穿設されている。
更に、前記内部空間7には、前記タッピングボルト4に貫通螺着されるようにした受け部材10が収容されており、前記タッピングボルト4を前記壁面3に対し締め込むにつれ前記受け部材10が相対的に前記タッピングボルト4のボルトヘッド4a(締結頭部)側へ移動して該ボルトヘッド4aとの間で前記第二面部6が挟圧保持されるようになっている。
ここで、前記受け部材10は、中央部に雌ねじ部10aを備えた矩形状を成し(図3参照)、その左右側面に後述のガイド側壁11が摺接することで前記タッピングボルト4との共回りを阻止されつつ該タッピングボルト4の締め込み方向(図1中の左右方向)に案内されるようになっている。
また、下側の分割ピース2aにおける第一面部5及びガイド側壁11は、前記内部空間7に受け部材10を収容させなければならない関係から図4に示す如き着脱自在な分割部品2a1となっていて、この分割部品2a1を図5の本体部2a2と組み付けることで下側の分割ピース2aとして完成するような構造としてある。
より具体的には、前記本体部2a2の第二面部6頂部中央に形成した掛止爪12と、前記本体部における内部空間7直下に相当する底面に形成した掛止爪13とに対し、前記分割部品2a1の上下の舌片部14,15に形成した各スリット16,17を夫々掛止させることで前記分割部品2a1と前記本体部2a2とが組み付けられるようになっている。
この際、前記分割部品2a1と前記本体部2a2との間には、夫々の組み付け後にあっても、前記内部空間7の受け部材10の様子を作業者が外から確認できるよう隙間が形成されていることが好ましく、例えば、前記上側の舌片部14のスリット16を大きめに開口させたり、前記各ガイド側壁11を前記第二面部6まで突き当たらせずに離間させたりすると良い(後述の図8参照)。
更に、図6に拡大して示す通り、第二面部6における前記受け部材10との対峙側には、前記タッピングボルト4の締め込み方向と直交する面に対し傾きを持つ傾斜面18が形成され、図7に示す如く、前記傾斜面18に前記受け部材10を圧接せしめることで該受け部材10に傾きを誘導して前記タッピングボルト4との噛合状態にかじりを促すようにしてある。
特に本実施例にあっては、前記受け部材10の左右側面にガイド側壁11を摺接させて前記受け部材10をタッピングボルト4の締め込み方向に案内するようにしているので、前記受け部材10に対し俯仰方向の傾きを誘導するよう反壁面3側へ向け急勾配の上り斜面を成すような傾斜面18となっている。
尚、図8に示す如く、バー1の端部は下側の分割ピース2aの先端部でジョイントパーツ19(図9参照)により抑え込まれてビス20(図8参照)で止められ、その端面をキャップ21(図10参照)により被覆された状態で固定されるようになっているが、必ずしも図示例通りのバー1の固定形式を採用する必要はなく、その固定形式に様々な形式を採用し得ることは勿論である。
一方、図11に示す如く、上側の分割ピース2bは、以上に詳述した如き下側の分割ピース2aに対し装着して第一面部5及び第二面部6をタッピングボルト4やジョイントパーツ19等と共に被覆し得るようになっており、下側の分割ピース2aだけをタッピングボルト4により先に壁面3に取り付け、後から上側の分割ピース2bを装着することで、図12に示す如き見栄えの向上を図り得るようにしてある。
尚、図12に示す如き取り付け完了後の状態において、前記分割部品2a1の壁面3と対峙する側の周囲が該壁面3に対し一段下がりに後退しているのは、ここにシール材を充填するためのシールポケット22が確保されるようにしているからである。
而して、壁面3にタッピングボルト4によりブラケット2を締め込んで取り付けるにあたっては、上側の分割ピース2bを取り外した状態で下側の分割ピース2aのみをタッピングボルト4により先に壁面3に取り付けることになるが、第二面部6側から第一面部5側へ向け挿入孔を通しタッピングボルト4を貫通させ且つこれら第一面部5と第二面部6との間で受け部材10を貫通螺着させた状態として前記タッピングボルト4の締め込みを行うと、該タッピングボルト4を前記壁面3に対し締め込むにつれ前記受け部材10が相対的に前記タッピングボルト4のボルトヘッド4a側へ移動する結果、該ボルトヘッド4aと前記受け部材10との間で前記第二面部6が挟圧保持される形となって、それ以上の更なる締め込みが阻止されることになり、これにより前記タッピングボルト4の締め込み量が規定されて過剰な締め込みが防止される。
この際、前記受け部材10は第二面部6の傾斜面18に圧接されて傾きを誘導され、この傾きにより前記タッピングボルト4との噛合状態にかじりが促されるので、前記受け部材10が前記第二面部6の傾斜面18に圧接された状態でロックされ、これにより前記受け部材10の緩み止めが成されることになり、しかも、前記第二面部6が前記受け部材10と前記タッピングボルト4のボルトヘッド4aとにより挟圧保持された状態にロックされることで前記タッピングボルト4に対しブラケット2が強固に一体化され、該ブラケット2の壁面3に対する面圧に頼らなくてもガタつきのない安定した取り付け状態が得られる。
そして、このようにして下側の分割ピース2aを壁面3に取り付け終えたら、バー1の端部を下側の分割ピース2aの先端部に対しジョイントパーツ19で抑え込んでビス20で止め且つ前記バー1の端面をキャップ21により被覆した上で上側の分割ピース2bを被せ、上下の分割ピース2a,2b相互の外縁部同士を嵌め合わせることでブラケット2の取り付け作業が完了となるが、例えば、上側の分割ピース2bの先端下面中央にU字形の掛止枠23を設けておき、該掛止枠23に前記ジョイントパーツ19の掛止爪24を掛止させることで固定しておくと良い。
尚、補足しておくと、タッピングボルト4の締め込み作業の後でバー1の端部を取り付けるようにしないと、このバー1の端部の固定箇所がタッピングボルト4の締め込み作業の邪魔になってしまうので、タッピングボルト4の締め込み作業の後でバー1の端部を取り付けることが好ましい。この際、下側の分割ピース2aを図示の通り先端下がりに形成しておくと、タッピングボルト4の締め込みが更に行い易くなることも付言しておきたい。
従って、上記実施例によれば、タッピングボルト4の締め込みにより受け部材10を前記タッピングボルト4のボルトヘッド4a側へ相対的に移動させ、該ボルトヘッド4aと受け部材10との間で第二面部6を挟圧保持させることにより、タッピングボルト4の締め込み量を規定して過剰な締め込みを防止することができ、しかも、受け部材10の第二面部6への圧接時に前記受け部材10に傾きを誘導してタッピングボルト4との噛合状態に意図的にかじりを促すことで前記受け部材10の緩み止めを図ることもでき、これにより第二面部6を受け部材10とタッピングボルト4のボルトヘッド4aとにより挟圧保持された状態にロックしてタッピングボルト4に対するブラケット2の強固な一体化を図ることができるので、壁面3に対する面圧を高めることに頼らずにブラケット2のガタつきを防ぐことができ、壁面3にタッピングボルト4によりブラケット2を締め込んで取り付けるにあたり、前記壁面3の破損を確実に回避しつつ安定した取り付け状態を実現することができる。
また、特に本実施例にあっては、先に下側の分割ピース2aだけをタッピングボルト4により壁面3に取り付け、後から上側の分割ピース2bを装着して第一面部5及び第二面部6をタッピングボルト4と共に被覆するようにしているので、第一面部5及び第二面部6が露出した状態で簡便にタッピングボルト4の締め込みを行うことができ、第一面部5及び第二面部6をタッピングボルト4と共に被覆して見栄えの向上を図ることもできる。
しかも、ブラケット2を上下に分割構成しておけば、各分割ピース2a,2bの接合部が側面となることで目立ち難くなり、また、屋外に配置した場合に各分割ピース2a,2bの接合部から雨水が内部に侵入し難くなるというメリットも得られる。
尚、本発明の壁面取付ユニットは、上述の実施例にのみ限定されるものではなく、取付部材は必ずしも手すり状のバーの両端部を壁面から支持するためのブラケットに限定されないこと、締結具は必ずしもタッピングボルトに限定されず、例えば、壁面の材質に応じて木ねじ等を採用しても良いこと、受け部材は締結具を貫通螺着させ得る構造となっていれば一体成形品であっても組付け部品であっても良いこと、その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
2 ブラケット(取付部材)
2a 下側の分割ピース
2b 上側の分割ピース
3 壁面
4 タッピングボルト(締結具)
4a ボルトヘッド(締結頭部)
5 第一面部
6 第二面部
7 内部空間
8 挿入孔
9 挿入孔
10 受け部材
11 ガイド側壁
18 傾斜面

Claims (1)

  1. 壁面に締結具により締め込んで取り付けられる取付部材を備え、該取付部材における前記壁面と圧接する第一面部から反壁面側に離間した位置に第二面部を備え、これら第一面部と第二面部との間に形成される内部空間を通し前記締結具を締め込み方向に貫通せしめる挿入孔を第一面部と第二面部の夫々に穿設し、これら第一面部と第二面部との間で前記締結具に貫通螺着される受け部材を共回りしないよう前記内部空間に収容せしめ、前記締結具を前記壁面に対し締め込むにつれ前記受け部材が相対的に前記締結具の締結頭部側へ移動して該締結頭部との間で前記第二面部が挟圧保持されるよう構成すると共に、該第二面部における前記受け部材との対峙側に前記締結具の締め込み方向と直交する面に対し傾きを持つ傾斜面を形成し、該傾斜面に前記受け部材を圧接せしめることで該受け部材に傾きを誘導して前記締結具との噛合状態にかじりを促すように構成した壁面取付ユニットであって、前記取付部材が半割り状の一対の分割ピースにより上下に分割構成され、下側の分割ピースに第一面部及び第二面部が装備され、上側の分割ピースを下側の分割ピースに装着することで第一面部及び第二面部が締結具と共に被覆されるように構成されており、しかも、前記受け部材の左右側面に摺接して該受け部材の共回りを阻止しながら締結具の締め込み方向に案内するガイド側壁が取付部材に装備され、前記受け部材に対し俯仰方向の傾きを誘導するべく反壁面側へ向け急勾配の上り斜面を成すように前記傾斜面が形成されていることを特徴とする壁面取付ユニット。
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