JP7262702B2 - 車両制御装置 - Google Patents
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Description
本発明において、好ましくは、コントローラは、仮想壁の対向車両側の端部を、対向車両の後端から対向車両の進行方向に第2距離だけ離れた位置に設定するように構成され、第2距離は、自車両及び対向車両が走行する道路の中央線を延長した線に自車両が達するまでの時間を、対向車両の速度に対して乗算して得られる距離である。
この構成によれば、走行情報に基づいて対向車両の将来の走行を把握するとともに、当該走行より、自車両が対向車両と衝突する可能性が低いと判断できる場合に、自車両を自動で制動させる制御を実行し難くすることができる。これにより、自車両を無為に自動で制動させることを抑制しつつ、自車両と対向車両との衝突を回避することが可能となる。
対向車両の進行方向に存在する信号機が停止信号を発している場合、その後、対向車両は当該停止信号に基づいて停止すると予想される。この場合、自車両が対向車両と衝突する可能性は比較的低い。
上述した構成によれば、コントローラは、このように実際に自車両が対向車両と衝突する可能性が低い場合には、自車両を自動で制動させる制御を実行し難いよう構成されている。これにより、自車両を無為に自動で制動させることを抑制しつつ、自車両と対向車両との衝突を回避することが可能となる。
対向車両が方向指示器を点滅させている場合、その後、対向車両は左折又は右折すると予想される。この場合、自車両が対向車両と衝突する可能性は比較的低い。
上述した構成によれば、コントローラは、このように実際に自車両が対向車両と衝突する可能性が低い場合には、自車両を自動で制動させる制御を実行し難いよう構成されている。これにより、自車両を無為に自動で制動させることを抑制しつつ、自車両と対向車両との衝突を回避することが可能となる。
例えば、対向車両が前照灯を点滅させて合図を送り(所謂パッシング)、自車両に対して対向車線の横断を促している場合、その後、対向車両は、自車両が対向車線を横断し終えるまで、自車両近傍まで進行しないと考えられる。この場合、自車両が対向車両と衝突する可能性は比較的低い。
上述した構成によれば、コントローラは、このように実際に自車両が対向車両と衝突する可能性が低い場合には、自車両を自動で制動させる制御を実行し難いよう構成されている。これにより、自車両を無為に自動で制動させることを抑制しつつ、自車両と対向車両との衝突を回避することが可能となる。
自車両のドライバが自車両に対して加速を要求している場合、ドライバは、対向車両が自車両近傍に到達する前に、対向車線を横断し終えることを所望していると考えられる。この場合、自車両が対向車両と衝突する可能性は比較的低い。
上述した構成によれば、コントローラは、このように実際に自車両が対向車両と衝突する可能性が低い場合には、自車両を自動で制動させる制御を実行し難いよう構成されている。これにより、自車両を無為に自動で制動させることを抑制しつつ、自車両と対向車両との衝突を回避することが可能となる。
この構成によれば、コントローラは、仮想壁の長さを短くすることにより、自車両を自動で制動させる制御を実行し難くすることが可能になる。この結果、自車両を無為に自動で制動させることを抑制しつつ、自車両と対向車両との衝突を回避することが可能となる。
この構成によれば、コントローラは、閾値を小さくすることにより、自車両を自動で制動させる制御を実行し難くすることが可能になる。この結果、自車両を無為に自動で制動させることを抑制しつつ、自車両と対向車両との衝突を回避することが可能となる。
まず、図1を参照して、実施形態に係る車両制御装置100の構成について説明する。図1は、実施形態に係る車両制御装置100の概略構成を示すブロック図である。
なお、レーダ22としてミリ波レーダの代わりにレーザレーダを用いてもよいし、また、レーダ22の代わりに超音波センサなどを用いてもよい。更に、複数のセンサ類を組み合わせて用いて、対象物の位置及び速度を測定してもよい。
次に、実施形態に係る自動ブレーキ制御について説明する。本実施形態では、コントローラ10は、自車両が対向車線(自車線と対向する車線を意味する)を横断するときに、自車両と、対向車線を進行する対向車両との衝突を回避するように、自動ブレーキを作動させる制御を実行する。以下では、自動ブレーキ制御に関する種々の実施形態について説明する。
まず、第1実施形態に係る自動ブレーキ制御について説明する。図2は、第1実施形態に係る自動ブレーキ制御の説明図である。
図3に示されるケースでは、自車線91を走行する自車両1の進行方向に、信号機95が設けられている。また、対向車線92を走行する対向車両82の進行方向に、信号機96が設けられている。信号機95は、ランプ95aを点灯させ、自車両1に対して右折を許可する信号を発している。自車両1は、当該信号に基づき、対向車線92を横断して他車線94に進入しようとしている。一方、信号機96は、ランプ96aを点灯させ、自車両1に対して停止信号(所謂「赤信号」)を発している。
図4に示されるケースでは、対向車線92を走行して交差点93に接近している対向車両83は、左側の方向指示器83aを点滅させている。
図5に示されるケースでは、対向車線92を走行して交差点93に接近している対向車両84は、前照灯84aを点滅させている(所謂パッシング)。
このような状況においては、自車両1のドライバは、対向車両が自車両1近傍に到達する前に、対向車線92を横断し終えることを所望していると考えられる。この場合、自車両1が対向車両と衝突する可能性は比較的低い。
次に、第2実施形態に係る自動ブレーキ制御について説明する。なお、以下では、第1実施形態と異なる制御、作用及び効果について主に説明し、第1実施形態と同一の制御、作用及び効果についてはその説明を適宜省略する。
次に、第3実施形態に係る自動ブレーキ制御について説明する。なお、以下では、第1実施形態第2実施形態と異なる制御、作用及び効果について主に説明し、第1実施形態第2実施形態と同一の制御、作用及び効果についてはその説明を適宜省略する。
10 コントローラ
21 カメラ
22 レーダ
52 ブレーキ制御装置
81~84 対向車両
83a 方向指示器
84a 前照灯
92 対向車線
96 信号機
100 車両制御装置
W 仮想壁
Claims (9)
- 車両の走行を支援する車両制御装置であって、
対向車線の対向車両を検出するよう構成された対向車両検出センサと、
自車両が前記対向車線を横断するときに、前記自車両と前記対向車両検出センサにより検出された前記対向車両との衝突を回避するように、前記自車両を自動で制動させる制御を実行するよう構成されたコントローラと、を有し、
前記コントローラは、
前記対向車両の進行に伴って移動し、且つ前記対向車両の進行方向に延びる仮想壁を前記自車両と前記対向車両との間に設定し、該仮想壁と前記自車両とが衝突するか否かを判定し、前記仮想壁と前記自車両とが衝突すると判定した場合には、前記自車両を自動で制動させる制御を実行し、
前記自車両の前記対向車線の横断が促される所定条件が成立した場合には、該所定条件が成立していない場合と比較して、前記自車両を自動で制動させる制御を実行し難いよう構成され、
さらに、前記仮想壁の前記自車両側の端部を、前記対向車両の前端から前記対向車両の進行方向に第1距離だけ離れた位置に設定するように構成され、前記第1距離は、前記自車両が前記対向車線を横断し終えるのに要する時間を、前記自車両と前記対向車両との相対速度に対して乗算して得られる距離である、ことを特徴とする車両制御装置。 - 前記コントローラは、前記仮想壁の前記対向車両側の端部を、前記対向車両の後端から前記対向車両の進行方向に第2距離だけ離れた位置に設定するように構成され、前記第2距離は、前記自車両及び前記対向車両が走行する道路の中央線を延長した線に前記自車両が達するまでの時間を、前記対向車両の速度に対して乗算して得られる距離である、請求項1に記載の車両制御装置。
- 前記対向車両の将来の走行に関する走行情報を検出する走行情報検出センサを有し、
前記コントローラは、前記走行情報検出センサが前記走行情報を検出した場合には、前記走行情報検出センサが前記走行情報を検出していない場合と比較して、前記自車両を自動で制動させる制御を実行し難いよう構成されている、請求項1に記載の車両制御装置。 - 前記走行情報検出センサは、前記対向車両の進行方向に存在する信号機が発する停止信号を検出し、
前記コントローラは、前記走行情報検出センサが前記停止信号を検出した場合には、前記走行情報検出センサが前記停止信号を検出していない場合と比較して、前記自車両を自動で制動させる制御を実行し難いよう構成されている、請求項3に記載の車両制御装置。 - 前記走行情報検出センサは、前記対向車両の方向指示器の点滅を検出し、
前記コントローラは、前記走行情報検出センサが前記方向指示器の点滅を検出した場合には、前記走行情報検出センサが前記方向指示器の点滅を検出していない場合と比較して、前記自車両を自動で制動させる制御を実行し難いよう構成されている、請求項3に記載の車両制御装置。 - 前記走行情報検出センサは、前記対向車両の前照灯の点滅を検出し、
前記コントローラは、前記走行情報検出センサが前記前照灯の点滅を検出した場合には、前記走行情報検出センサが前記前照灯の点滅を検出していない場合と比較して、前記自車両を自動で制動させる制御を実行し難いよう構成されている、請求項3に記載の車両制御装置。 - 前記自車両のドライバから前記自車両に対する加速要求を検出する加速要求検出センサを有し、
前記コントローラは、前記加速要求検出センサが前記加速要求を検出した場合には、前記加速要求検出センサが前記加速要求を検出していない場合と比較して、前記自車両を自動で制動させる制御を実行し難いよう構成されている、請求項1に記載の車両制御装置。 - 前記コントローラは、前記所定条件が成立した場合には、前記仮想壁を設定しない、又は、前記所定条件が成立していない場合と比較して前記対向車両の進行方向における前記仮想壁の長さを短くするよう構成されている、請求項1乃至7のいずれか一項に記載の車両制御装置。
- 前記コントローラは、
前記仮想壁に対する前記自車両の衝突余裕時間を算出し、該衝突余裕時間が閾値よりも小さい場合に前記自車両を自動で制動させる制御を実行し、
前記所定条件が成立した場合には、前記所定条件が成立していない場合と比較して前記閾値を小さくするよう構成されている、請求項1乃至7のいずれか一項に記載の車両制御装置。
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