JP7262022B2 - 投影システム及び投影方法 - Google Patents

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Description

本発明は、投影システム及び投影方法に関する。
従来、スクリーンなどに画像を投影することができる投影装置が知られている。投影装置に関連する技術として、特許文献1には、設計案のオブジェクトを部屋の境界壁面に表示する方法が開示されている。
特表2016-522905号公報
しかしながら、上記従来技術では、作業箇所が多い場合に作業者に作業を効率良く行わせることができない。
そこで、本発明は、作業者に効率良く作業を行わせることができ、工期の短縮及び作業者の負担を軽減することができる投影システム及び投影方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一態様に係る投影システムは、作業現場における複数の作業箇所の各々に図面を投影する投影装置と、前記投影装置が同時に投影する図面の量、及び、前記投影装置による投影の態様に関する設定パラメータの少なくとも一方を調整する調整部とを備える。
また、本発明の一態様に係る投影方法は、投影装置が、作業現場における複数の作業箇所の各々に図面を投影するステップと、前記投影装置が同時に投影する図面の量、及び、前記投影装置による投影の態様に関する設定パラメータの少なくとも一方を調整するステップとを含む。
また、本発明の一態様は、上記投影方法をコンピュータに実行させるプログラムとして実現することができる。あるいは、当該プログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な非一時的な記録媒体として実現することもできる。
本発明によれば、作業者に効率良く作業を行わせることができ、工期の短縮及び作業者の負担を軽減することができる。
図1は、実施の形態1に係る投影システムが利用される作業現場を示す斜視図である。 図2は、実施の形態1に係る投影システムを構成する装置の外観図である。 図3は、実施の形態1に係る投影システムの機能構成を示すブロック図である。 図4は、実施の形態1に係る投影システムにおける図面の投影量及び投影の態様に関する設定パラメータの調整画面の一例を示す図である。 図5は、実施の形態1に係る投影システムの動作を示すフローチャートである。 図6は、作業現場に含まれる複数の作業箇所の作業順序(図面の投影順序)の一例を示す斜視図である。 図7は、実施の形態1に係る投影システムによって、投影順序に沿って3箇所の作業箇所ずつ図面が投影される場合を示す斜視図である。 図8は、実施の形態1に係る投影システムによって、投影順序に沿って5箇所の作業箇所ずつ図面が投影される場合を示す斜視図である。 図9は、実施の形態2に係る投影システムの機能構成を示すブロック図である。 図10は、実施の形態2に係る投影システムにおいて、障害物が存在する場合の図面の投影を説明するための斜視図である。 図11は、実施の形態2に係る投影システムの動作を示すフローチャートである。
以下では、本発明の実施の形態に係る投影システム及び投影方法について、図面を用いて詳細に説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、いずれも本発明の一具体例を示すものである。したがって、以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置及び接続形態、ステップ、ステップの順序などは、一例であり、本発明を限定する趣旨ではない。よって、以下の実施の形態における構成要素のうち、独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
また、各図は、模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。したがって、例えば、各図において縮尺などは必ずしも一致しない。また、各図において、実質的に同一の構成については同一の符号を付しており、重複する説明は省略又は簡略化する。
(実施の形態1)
[概要]
まず、実施の形態に係る投影システムの概要について、図1及び図2を用いて説明する。図1は、本実施の形態に係る投影システムが利用される作業現場100を示す斜視図である。図2は、本実施の形態に係る投影システム10を構成する装置の外観図である。
図2に示されるように、投影システム10は、投影装置20を備える。図1に示されるように、投影装置20は、建築中の建物内の作業現場100の所定の場所に設置される。投影装置20は、作業現場100を構成する構造物に図面111を投影する。構造物は、具体的には、床、壁、柱又は天井などである。
図面111は、例えば、作業現場100における作業箇所101に投影される図面である。なお、図1では、作業箇所101を破線で示しているが、実際の作業現場100には作業箇所101が示されていない。このため、図面111が投影されていない場合には、作業者120は、作業箇所101の正確な位置を認識することができない。図面111が投影されることによって、作業者120は作業箇所101を認識することができる。作業者120は、図面111に従って作業を行うことで、容易かつ正確に作業を行うことができる。
作業は、例えば、墨出し作業である。例えば、投影される図面111は、墨出し線を作業者120が描くべき位置に設計通りの長さで投影される光の線又は図形である。作業者120は、図面111が示す光の線又は図形をなぞるだけで容易に墨出し線を描くことができる。なお、光の線又は図形が墨出し線を描くためのガイドとして使用されることは必須ではない。光の線又は図形そのものが墨出し線として用いられてもよい。また、作業は、墨出し作業でなくてもよく、穴を開ける作業であってもよく、特に限定されない。
作業現場100には、複数の作業箇所101が含まれる。このとき、投影装置20による投影範囲110は限られているので、全ての作業箇所101に同時に図面111を投影することが難しい。作業者120は、投影された図面111に従って作業を行うため、図面111の投影順序が適切でなければ作業効率が悪化する。
また、仮に、投影装置20が全ての作業箇所101に図面111を投影できる場合、一度に多くの図面111が投影されることで、作業者120が作業を行う順序が分かりにくくなる恐れがある。また、作業現場100の環境(例えば、明るい環境)又は作業者120の個性(例えば、視力が悪い)によっては、投影された図面111を作業者120が正しく認識できず、作業効率が悪くなる恐れがある。
これらに対して、本実施の形態に係る投影システム10は、投影装置20が投影する図面111の順序及び量、並びに、投影装置20による投影の態様に関する設定パラメータなどの少なくとも1つを調整する。これにより、作業者120に効率良く作業を行わせることができ、工期の短縮及び作業者の負担を軽減することができる。
[構成]
次に、本実施の形態に係る投影システム10の具体的な機能構成について、図2及び図3を用いて説明する。図3は、本実施の形態に係る投影システム10の機能構成を示すブロック図である。
図2及び図3に示されるように、投影システム10は、投影装置20と、データ処理装置30と、端末装置40とを備える。以下では、投影システム10を構成する各装置の具体的な構成について順に説明する。
[投影装置]
投影装置20は、例えば、図1及び図2に示されるように、三脚に取り付けられて作業現場100の床の所定の場所に設置される。あるいは、投影装置20は、作業現場100の壁又は天井に設置されてもよい。図3に示されるように、投影装置20は、通信部21と、測距部22と、投影部23と、制御部24と、記憶部25と、駆動部26と、調整部27とを備える。
通信部21は、投影装置20がデータ処理装置30及び端末装置40と通信を行うための通信インタフェースである。通信部21は、データ処理装置30及び端末装置40の各々と無線通信を行うが、有線通信を行ってもよい。通信部21が行う通信の規格については、特に限定されない。
測距部22は、投影装置20から作業現場100を構成する構造物までの距離を測定する。測距部22は、例えば、TOF(Time Of Flight)センサなどの距離画像センサである。距離画像センサは、距離の測定結果として、距離画像を生成する。距離画像を構成する複数の画素の各々の画素値は、測距部22からの距離を示している。なお、測距部22は、位相差検出方式を用いた測距センサ、又は、三角測距方式を用いた測距センサなど、その他の測距センサであってもよい。図3に示されるように、測距部22は、測距用光源22aと、検知部22bとを備える。
測距用光源22aは、構造物に向けて光を発する光源である。測距用光源22aは、例えば、赤外光を発する発光素子である。あるいは、測距用光源22aは、可視光を発する発光素子であってもよい。なお、測距用光源22aは、投影部23が有する光源23aと別体である必要はなく、投影部23が有する光源23aが測距用光源22aとして用いられてもよい。つまり、測距部22は、測距用光源22aを有していなくてもよく、検知部22bのみを有するセンサであってもよい。
検知部22bは、測距用光源22aが発した光の構造物による反射光を検知する受光素子である。検知部22bは、例えば、フォトダイオードアレイによって構成されるイメージセンサである。
投影部23は、図面111を投影面に投影するための投影モジュールである。投影部23は、光源23aと、走査部23bとを備える。なお、図示されていないが、投影部23は、レンズ及びミラーなどの光学部品を備えていてもよい。
光源23aは、例えば、可視光を出射する半導体レーザ素子である。あるいは、光源23aは、LED(Light Emitting Diode)であってもよい。光源23aは、発光色を変更できる構成を有してもよい。例えば、光源23aは、発光色が異なる複数の発光素子を含んでもよい。複数の発光素子には、例えば、青色発光素子、緑色発光素子及び赤色発光素子が含まれる。
走査部23bは、光源23aが発する光を構造物上で走査する。走査部23bは、例えば、MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)ミラー、又はガルバノスキャナなどである。
本実施の形態では、投影部23は、複数の作業箇所101のうち、データ処理装置30によって決定された作業箇所である対象箇所に、当該対象箇所に投影する図面である対象図面を投影する。例えば、図1に示される例では、投影部23は、3箇所の作業箇所101に3つの図面111を投影している。
上述したように、投影部23によって投影可能な投影範囲110には制限がある。例えば、投影範囲110は、投影装置20が水平面に設置された場合において、水平方向に約40°で、かつ、垂直方向に約20°の範囲に投影が可能である。投影範囲110の外に位置する作業箇所に図面を投影するためには、投影装置20の姿勢を変更する必要がある。あるいは、投影装置20の設置場所を変更する必要がある。本実施の形態では、駆動部26によって投影装置20の姿勢が変更されることにより、投影部23による投影方向及び投影可能な範囲が変更される。
制御部24は、投影面に図面111を投影するために、測距部22、投影部23及び駆動部26を制御する制御装置である。制御部24は、例えば、集積回路(IC:Integrated Circuit)であるLSI(Large Scale Integration)によって実現される。なお、集積回路はLSIに限られず、専用回路又は汎用プロセッサで実現されてもよい。例えば、制御部24は、マイクロコンピュータによって実現されてもよい。また、制御部24には、プログラム可能なFPGA(Field Programmable Gate Array)、又は、LSI内部の回路セルの接続及び設定が再構成可能なリコンフィギュラブルプロセッサが利用されてもよい。
記憶部25は、制御部24によって実行される、図面111を投影するための制御プログラムが記憶された記憶装置である。記憶部25は、例えば、不揮発性メモリであり、半導体メモリなどによって実現される。
駆動部26は、投影装置20の姿勢を変更するための駆動機構である。駆動部26は、投影装置20の姿勢を変更することで、投影可能な方向を変更する。例えば、駆動部26は、投影装置20の姿勢を、パン(水平方向)、チルト(垂直方向)及びロール(回転方向)の各々に対して変更することができる。駆動部26は、例えば、ステッピングモータなどによって実現される。なお、投影装置20は、駆動部26を備えなくてもよい。
調整部27は、投影装置20が同時に投影する図面111の量、及び、投影装置20による投影の態様に関する設定パラメータの少なくとも一方を調整する。本実施の形態では、調整部27は、投影装置20が同時に投影する図面111の量を調整する。図面111の量は、具体的には、同時に図面111が投影される作業箇所101の数である。例えば、図1に示される例では、3箇所の作業箇所101に図面111が投影されている。調整部27による調整の具体例については、図4を用いて後で説明する。
本実施の形態では、投影装置20は、作業現場100に含まれる複数の作業箇所101に対して、所定の順序で図面111を投影する。図面111の投影順序は、例えば、データ処理装置30によって決定される。投影装置20は、データ処理装置30によって決定された順序で、かつ、調整部27によって調整された量の図面111を投影する。例えば、投影装置20は、3箇所の作業箇所101を1セットとして、図面111を3つずつ順に投影する。具体的な例については、図7を用いて後で説明する。
例えば、投影装置20は、複数の図面111を投影している複数の作業箇所における作業が全て終了したと判定した場合に、決定された投影順序に従って次の複数の作業箇所101に図面111を投影する。作業の終了は、例えば、作業者120が操作する端末装置40から送信される信号に基づいて、制御部24によって判定される。あるいは、制御部24は、図示しないカメラによって撮影された画像に基づいて作業の終了を判定してもよい。カメラは、作業者120の作業の様子、又は、各作業箇所における作業結果を撮影する。なお、検知部22bが可視光画像を生成する場合には、制御部24は、カメラで撮影された画像の代わりに、検知部22bの検知結果を用いてもよい。
[データ処理装置]
次に、データ処理装置30について説明する。データ処理装置30は、投影装置20が投影する図面に関する処理を行う装置である。データ処理装置30は、例えば、コンピュータ機器である。データ処理装置30は、図3に示されるように、通信部31と、データ処理部32と、制御部33と、記憶部34と、入力部35と、表示部36とを備える。
通信部31は、データ処理装置30が投影装置20及び端末装置40と通信を行うための通信インタフェースである。通信部31は、投影装置20及び端末装置40の各々と無線通信を行うが、有線通信を行ってもよい。通信部31が行う通信の通信規格については、特に限定されない。
データ処理部32は、例えば、マイクロコンピュータ又はプロセッサである。データ処理部32は、建築設計データに基づいて、作業者120に作業を行わせる複数の作業箇所101である対象箇所と、当該対象箇所に投影される対象図面とを決定する。対象箇所は、例えば、投影装置20が所定の場所に設置された場合に、投影装置20の投影範囲110内に含まれる複数の作業箇所101である。図3に示されるように、データ処理部32は、決定部32aを有する。
決定部32aは、複数の作業箇所101の各々に図面111が投影される投影順序を決定する。投影順序は、作業者120に作業を行わせる作業順序に相当する。決定部32aは、建築設計データに基づいて投影順序を決定する。決定部32aは、決定した投影順序と各作業箇所に投影される図面とを示す順序情報を、通信部31及び通信部21を介して投影装置20の制御部24に送信する。
建築設計データは、複数の作業箇所101を示すデータである。具体的には、建築設計データは、作業現場100の大きさ、及び、形状を示す三次元データである。例えば、建築設計データは、三次元CAD(Computer Aided Design)データである。建築設計データには、作業現場100の間取りを示す二次元データ、及び、複数の作業箇所101を示す二次元データも含まれる。建築設計データでは、複数の作業箇所101の各々と、投影される図面とが対応付けられている。作業箇所101が対象箇所として決定されることにより、建築設計データを参照することで、対象箇所に投影される対象図面が決定される。
決定部32aは、例えば、建築設計データと実際の作業現場100との対応付けを行う。実際の作業現場100は、例えば、投影装置20が作業現場100に設置された後、周囲の構造物までの距離を測距することにより得られた空間データによって示される。対応付けを行うことにより、建築設計データ上での投影装置20の設置位置及び姿勢(向き)が特定される。なお、作業者120又は作業の管理者などのユーザが、設置された投影装置20の設計データ上での位置を入力してもよい。つまり、作業現場100の測距が行われなくてもよい。
本実施の形態では、決定部32aは、複数の作業箇所101を1人の作業者120が1回ずつ通過する場合の経路が最短になる順序を、投影順序として決定する。このとき、決定部32aは、同じ作業箇所101を2回通ることがないように投影順序を決定する。また、作業者120は、2箇所の任意の作業箇所101間を最短距離で、すなわち、直線距離で移動できるとする。つまり、決定部32aは、いわゆる巡回セールスマン問題に基づいて投影順序を決定する。
具体的には、決定部32aは、複数の作業箇所101を頂点とし、頂点間の辺のコストを作業箇所101間の直線距離とし、コストが最小になる順序を決定する。なお、始点及び終点は、例えば、投影装置20の設置場所である。あるいは、始点及び終点は、複数の作業箇所101の1つであってもよく、始点と終点とは異なっていてもよい。
制御部33は、作業順序及び図面の決定、並びに、調整画面(図4を参照)の生成を行うために、通信部31、データ処理部32、記憶部34、入力部35及び表示部36を制御する制御装置である。なお、調整画面は、図面の投影量、及び、投影装置20による投影の態様に関する設定パラメータを調整するための操作画面である。調整画面の詳細については、図4を用いて後で説明する。
制御部33は、例えば、集積回路であるLSIによって実現される。なお、集積回路はLSIに限られず、専用回路又は汎用プロセッサで実現されてもよい。例えば、制御部33は、マイクロコンピュータによって実現されてもよい。また、制御部33には、プログラム可能なFPGA、又は、LSI内部の回路セルの接続及び設定が再構成可能なリコンフィギュラブルプロセッサが利用されてもよい。
記憶部34は、データ処理部32及び制御部33で実行される、作業順序及び図面の決定を行うための制御プログラムが記憶された記憶装置である。記憶部34は、例えば、不揮発性メモリであり、半導体メモリなどによって実現される。記憶部34は、さらに、建築設計データ、及び、投影される図面を示す図面データを記憶している。
入力部35は、データ処理装置30に対する操作を受け付ける受付部の一例である。入力部35は、例えば、キーボード又はマウスなどの入力装置であるが、タッチセンサ又は物理的なボタンであってもよい。
表示部36は、図面の投影量、及び、投影装置20による投影の態様に関する設定パラメータを調整するための調整画面を表示する。表示部36は、例えば、液晶表示パネル又は有機EL(Electro Luminescence)表示パネルである。
[端末装置]
次に、端末装置40について説明する。端末装置40は、作業者120が投影装置20を遠隔操作するためのリモートコントローラとして機能する。例えば、端末装置40は、投影装置20の専用リモートコントローラである。あるいは、端末装置40は、専用のアプリケーションプログラムがインストールされたスマートフォン又はタブレット端末などの携帯端末であってもよい。図3に示されるように、端末装置40は、通信部41と、操作受付部42と、表示部43と、制御部44と、記憶部45とを備える。
通信部41は、端末装置40が投影装置20及びデータ処理装置30と通信を行うための通信インタフェースである。通信部41は、投影装置20及びデータ処理装置30の各々と無線通信を行うが、有線通信を行ってもよい。通信部41が行う通信の通信規格については、特に限定されない。
操作受付部42は、作業者120の操作を受け付けるユーザインタフェース装置である。操作受付部42は、例えば、1つ以上の物理的なボタンによって実現されるが、タッチパネルなどであってもよい。
表示部43は、投影装置20の動作状況などを示す画像を表示する。表示部43は、図面の投影量、及び、投影装置20による投影の態様に関する設定パラメータを調整するための調整画面を表示してもよい。表示部43は、例えば、液晶表示パネル又は有機EL表示パネルである。
制御部44は、通信部41、操作受付部42、表示部43及び記憶部45を制御する制御装置である。制御部44は、集積回路であるLSIによって実現される。なお、集積回路はLSIに限られず、専用回路又は汎用プロセッサで実現されてもよい。例えば、制御部44は、マイクロコンピュータによって実現されてもよい。また、制御部44には、プログラム可能なFPGA、又は、LSI内部の回路セルの接続及び設定が再構成可能なリコンフィギュラブルプロセッサが利用されてもよい。
具体的には、制御部44は、操作受付部42によって受け付けられた操作に応じて投影装置20を動作させるための信号を通信部41に投影装置20へ送信させる。例えば、制御部44は、作業終了の指示を受け付ける操作を作業者120から操作受付部42が受け付けた場合に、作業終了を示す終了信号を通信部41に投影装置20へ送信させる。
記憶部45は、制御部44によって実行される制御プログラムが記憶された記憶装置である。記憶部45は、例えば、不揮発性メモリであり、半導体メモリなどによって実現される。記憶部45は、端末装置40に固有の識別情報を記憶していてもよい。
[図面の投影量及び設定パラメータの調整]
続いて、図面111の投影量、及び、投影の態様の設定パラメータの調整の具体例について、図4を参照しながら説明する。
図4は、本実施の形態に係る投影システム10における図面111の投影量及び投影の態様に関する設定パラメータの調整画面の一例を示す図である。図4に示される調整画面は、例えば、端末装置40の表示部43に表示される。あるいは、調整画面は、データ処理装置30の表示部36に表示されてもよい。また、投影装置20が表示部を備える場合は、当該表示部に調整画面が表示されてもよい。
図4に示されるように、調整画面は、明るさ、投影間隔、及び、図面111の同時投影数の3つを調整するためのGUI(Graphical User Interface)オブジェクトが含まれている。明るさ及び投影間隔は、投影装置20による投影の態様に関する設定パラメータの一例である。図面111の同時投影数は、同時に投影される図面111の量の一例である。なお、調整画面は、明るさ、投影間隔及び同時投影数のうちの1つのみを含んでいてもよい。
[明るさの調整]
明るさは、投影装置20が図面111を投影する際に出射する光の光量に相当する。図4に示されるように、調整画面には、明るさを調整するためのスライダ50と、決定ボタン51とが含まれる。
スライダ50は、明るさを手動で調整するためのGUIオブジェクトである。スライダ50を左右方向に移動させることで、明るさが調整される。なお、調整画面には、スライダ50の代わりに又はスライダ50に加えて、明るさを入力するためのテキストボックス、又は、予め定められた複数の明るさのいずれかを選択するためのラジオボタンなどが含まれてもよい。
決定ボタン51は、スライダ50によって調整された明るさに、図面111の明るさを決定するためのGUIオブジェクトである。作業者120又は作業の管理者がスライダ50を調整した後に決定ボタン51が選択されることにより、調整部27は、スライダ50によって調整された明るさに、図面111の明るさを決定する。
このように作業者120又は作業の管理者から、投影される図面111の明るさに関する操作入力を受け付けることで、投影装置20は、受け付けた明るさで図面111を投影することができる。つまり、作業者120などは、投影される図面111の明るさを手動で所望の明るさにすることができる。
[投影間隔の調整]
投影間隔は、投影装置20が図面111を投影する時間間隔である。本実施の形態では、投影装置20は、図面111を点滅させて投影することができる。具体的には、投影装置20は、図面111の投影と投影の停止とを繰り返すことができる。投影間隔は、図面111が投影される投影時間の長さに相当する。投影間隔が短い程、図面111の点滅が短い。投影間隔が長い程、図面111が長い時間投影される。
図4に示されるように、調整画面には、投影間隔を調整するためのスライダ60と、決定ボタン61とが含まれる。
スライダ60は、投影間隔を手動で調整するためのGUIオブジェクトである。スライダ60を左右方向に移動させることで、投影間隔が調整される。スライダ60における投影間隔が最も長い位置、具体的にはスライダ60の右端は、図面111が常時投影されることを意味する。
なお、調整画面には、スライダ60の代わりに又はスライダ60に加えて、投影間隔を入力するためのテキストボックス、又は、予め定められた複数の投影間隔のいずれかを選択するためのラジオボタンなどが含まれてもよい。
決定ボタン61は、スライダ60によって調整された投影間隔に、図面111の投影間隔を決定するためのGUIオブジェクトである。作業者120又は作業の管理者がスライダ60を調整した後に決定ボタン61が選択されることにより、調整部27は、スライダ60によって調整された投影間隔に、図面111の投影間隔を決定する。
このように作業者120又は作業の管理者から、投影される図面111の投影間隔に関する操作入力を受け付けることで、投影装置20は、受け付けた投影間隔で図面111を投影することができる。つまり、作業者120などは、投影される図面111の投影間隔を手動で所望の投影間隔にすることができる。
本実施の形態では、図面111が投影される投影時間と、図面111の投影が停止される停止時間とは、互いに同じ時間である。あるいは、投影時間と停止時間とは異なる時間であってもよい。例えば、投影時間と停止時間との比率は一定の値であってもよい。投影間隔が調整された場合には、投影時間及び停止時間の両方が調整される。
あるいは、投影時間と停止時間との両方をそれぞれ独立して調整することができてもよい。これにより、作業者120などが望む投影時間及び停止時間を実現することができる。
なお、調整部27は、同時に投影される複数の図面111のうち、少なくとも1つの図面111の投影の態様を他の図面111の投影の態様とは異ならせてもよい。例えば、調整部27は、作業中の作業箇所101に投影される図面111を常時投影させ、作業中ではない作業箇所101に投影される図面111を点滅で投影させてもよい。あるいは、調整部27は、作業中及び作業が未完了の作業箇所101に投影される図面111を常時投影させ、作業が完了済みの作業箇所101に投影される図面111を点滅で投影させてもよい。
[図面の投影量]
図面111の投影量は、投影装置20が同時に図面111を投影する作業箇所101の数(すなわち、同時投影数)に相当する。図4に示されるように、調整画面には、同時投影数(投影量)を調整するためのスライダ70と、決定ボタン71とが含まれる。
スライダ70は、図面111の投影量を手動で調整するためのGUIオブジェクトである。スライダ70を左右方向に移動させることで、図面111の投影量が調整される。なお、調整画面には、スライダ70の代わりに又はスライダ70に加えて、図面111の投影量を入力するためのテキストボックス、又は、予め定められた複数の投影量のいずれかを選択するためのラジオボタンなどが含まれてもよい。
決定ボタン71は、スライダ70によって調整された投影量に、図面111の投影量を決定するためのGUIオブジェクトである。作業者120又は作業の管理者がスライダ70を調整した後に決定ボタン71が選択されることにより、調整部27は、スライダ70によって調整された投影量に、図面111の投影量を決定する。
このように作業者120又は作業の管理者から、投影される図面111の投影量(同時投影数)に関する操作入力を受け付けることで、投影装置20は、受け付けた投影量で図面111を投影することができる。つまり、作業者120などは、投影される図面111の投影量を手動で所望の投影量にすることができる。
なお、作業者120による入力は、調整画面の操作入力に限定されない。例えば、作業者120による入力は、音声入力であってもよい。具体的には、データ処理装置30の入力部35又は端末装置40の操作受付部42は、音声を取得するマイクなどで実現されてもよい。
[動作]
続いて、本実施の形態に係る投影システム10の動作について、図5を用いて説明する。
図5は、本実施の形態に係る投影システム10の動作を示すフローチャートである。図5に示されるように、まず、作業者120が投影装置20を作業現場100の所定の場所に設置する(S10)。最初に設置される場所は、作業者120が任意に定めた場所であってもよく、データ処理装置30が決定した場所であってもよい。投影装置20が設置された後、データ処理装置30は、実際の作業現場100と建築設計データとの対応付けを行う。
次に、データ処理装置30の決定部32aは、投影順序を決定する(S12)。具体的には、決定部32aは、投影装置20の投影範囲110に含まれる複数の作業箇所101の投影順序、すなわち、作業者120に作業を行わせる作業順序を決定する。
図6は、作業現場100に含まれる複数の作業箇所101の作業順序の一例を示す斜視図である。図6には、11箇所の作業箇所101が示されている。例えば、決定部32aは、11箇所の作業箇所101に対して、図6に示される「A」から「K」のアルファベット順で示される順序121を投影順序として決定する。順序121は、作業箇所101間を結ぶ矢印で示されている。決定された投影順序(順序121)は、作業者120が作業箇所「A」から作業箇所「K」まで全ての作業箇所を移動するのに要する距離が最短になる順序である。
次に、図5に示されるように、調整部27が、投影の態様に関する設定パラメータを調整する(S14)。例えば、端末装置40の表示部43には、図に示される調整画面が表示される。作業者120による入力を操作受付部42が受け付けることにより、作業者120が望む明るさ及び投影間隔の設定情報を取得する。調整部27は、取得された設定情報に基づいて明るさ及び投影間隔を調整する。
調整部27が、同時に投影する図面111の量を調整する(S16)。次に、投影装置20は、調整された量の図面111を作業箇所101に投影する(S18)。
ここで、調整部27が、図面111の投影量として3箇所の作業箇所101に対応する図面111の量を決定した場合を、図7を用いて説明する。図7は、本実施の形態に係る投影システム10によって所定の投影量で投影される図面111の投影順の一例を示す斜視図である。
図7に示されるように、投影装置20は、決定部32aによって決定された作業順序(具体的には「A」から「K」の順序)に従って、3箇所の作業箇所101毎に図面111を投影する。例えば、図7の(a)に示されるように、投影装置20は、最初に作業箇所「A」、「B」及び「C」に3つの図面111を同時に投影する。
複数の作業箇所101に図面111が同時に投影されることにより、作業者120は、複数の作業箇所101の各々において、投影された図面111に基づいて墨出し作業などの作業を順に行うことができる。
3箇所の作業箇所101での作業が終了した後(S20でYes)、作業者120は、端末装置40を操作することで、作業終了を指示する。作業終了が指示されるまで(S20でNo)、3箇所の作業箇所101には図面111が投影され続ける。
作業終了が指示された後(S20でYes)、次の作業箇所が存在する場合(S22でYes)、ステップS18に戻り、投影装置20が、次の作業箇所101に図面111を投影する。具体的には、図7の(b)に示されるように、投影装置20は、次の作業箇所「D」、「E」及び「F」に3つの図面111を同時に投影する。
以降、作業現場100に含まれる全ての作業箇所での作業が終了するまで(S22でNo)、上述したステップS18~S22の処理が繰り返される。
図7では、図面111の投影量が3箇所分である場合を示したが、これに限らない。図8は、本実施の形態に係る投影システム10によって、図7に示す投影量とは異なる投影量で投影される図面111の投影順の一例を示す斜視図である。具体的には、図8は、5箇所の作業箇所101に同時に図面111を投影する例を示している。
図8の(a)に示されるように、投影装置20は、最初に作業箇所「A」、「B」、「C」、「D」及び「E」の5箇所の作業箇所101に5つの図面111を同時に投影する。5箇所の作業箇所101での作業が終了した後、投影装置20は、図8の(b)に示されるように、投影装置20は、次の5箇所の作業箇所「F」、「G」、「H」、「I」及び「J」に5つの図面111を同時に投影する。
以上のように、決定部32aによって決定された投影順序(作業順序)に従って、調整部27によって調整された量毎に図面111が投影される。これにより、作業者120が作業を行いやすい量で図面111を投影することができるので、作業効率を高めることができる。
なお、図5に示されるフローチャートでは、図面111が投影された作業箇所101での作業が終了し、次の作業箇所が残っている場合(S22でYes)に、ステップS16に戻り、調整部27による投影量の調整を再び行ってもよい。あるいは、次の作業箇所が残っている場合(S22でYes)に、ステップS12に戻り、投影順序の決定を再び行ってもよい。
また、設定パラメータの調整(S14)及び図面111の投影量の調整(S16)の一方は行われなくてもよい。また、設定パラメータの調整(S14)では、明るさ及び投影間隔の少なくとも一方の調整は行われなくてもよい。
[効果など]
以上のように、本実施の形態に係る投影システム10は、作業現場100における複数の作業箇所101の各々に図面111を投影する投影装置20と、投影装置20が同時に投影する図面の量、及び、投影装置20による投影の態様に関する設定パラメータの少なくとも一方を調整する調整部27とを備える。
これにより、例えば作業者120の作業が行いやすいように図面111の投影量又は投影の態様に関する設定パラメータを調整することができる。このため、作業者120に効率良く作業を行わせることができ、工期の短縮及び作業者120の負担を軽減することができる。
また、例えば、投影システム10は、さらに、複数の作業箇所101の各々に図面111が投影される投影順序を決定する決定部32aを備える。調整部27は、投影装置20が同時に投影する図面111の量を調整する。投影装置20は、決定部32aによって決定された順序で、かつ、調整部27によって調整された量の図面を投影する。
これにより、適切な順序、かつ、適切な量で図面111が投影されるので、作業者120が作業をより行いやすくなり、作業効率を高めることができる。
また、例えば、決定部32aは、複数の作業箇所101を1人の作業者120が1回ずつ通過する場合の経路が最短になる順序を、投影順序として決定する。
これにより、作業者120が複数の作業箇所101で作業を行う場合に、作業箇所101間の移動に要する時間が短くなるので、作業効率を高めることができる。
また、例えば、調整部27は、設定パラメータを調整する。設定パラメータは、図面111の投影に用いられる光の量、及び、図面111の投影間隔の少なくとも一方である。
これにより、図面111の投影に用いられる光の量が調整された場合には、投影される図面111が作業者120にとって見やすい明るさにすることができるので、作業効率を高めることができる。また、図面111の投影間隔が調整された場合には、例えば作業者120の作業スピードに合わせて図面111を投影することができるので、作業効率を高めることができる。
また、例えば、本実施の形態に係る投影方法は、投影装置20が、作業現場100における複数の作業箇所101の各々に図面111を投影するステップと、投影装置20が同時に投影する図面111の量、及び、投影装置20による投影の態様に関する設定パラメータの少なくとも一方を調整するステップとを含む。
これにより、例えば作業者120の作業が行いやすいように図面111の投影量又は投影の態様に関する設定パラメータを調整することができる。このため、作業者120に効率良く作業を行わせることができ、工期の短縮及び作業者120の負担を軽減することができる。
(実施の形態2)
続いて、実施の形態2について説明する。
実施の形態2に係る投影システムでは、図面111の投影を妨げる障害物が作業現場100に存在する場合に、図面111の投影を中止し、図面111が投影できる状況になった後に図面111を投影する。以下で、実施の形態1との相違点を中心に説明し、共通点の説明を省略又は簡略化する。
[構成]
まず、本実施の形態に係る投影システムの機能構成について、図9を用いて説明する。図9は、本実施の形態に係る投影システム210の機能構成を示すブロック図である。
図9に示される投影システム210は、実施の形態1に係る投影システム10と比較して、データ処理装置30がデータ処理部32の代わりにデータ処理部232を備える点と、投影装置20が制御部24の代わりに制御部224を備える点とが相違する。データ処理部232は、判定部232bを新たに備える。
判定部232bは、作業箇所101に図面111が投影できるか否かを判定する。具体的には、判定部232bは、作業現場100に存在する障害物によって、本来投影できるはずの図面111が投影できるか否かを判定する。例えば、作業現場100には、作業者120が用いる作業道具、又は、建築資材などが配置されることが起こりうる。作業道具又は建築資材などは、建築設計データには含まれていない障害物130(図10を参照)である。障害物130が投影装置20と作業箇所101との間に位置する場合には、投影装置20が投影した図面111が障害物130によって遮られて、図面111を作業箇所101に投影することができない。
図10は、本実施の形態に係る投影システム210において、障害物130が存在する場合の図面111の投影を説明するための斜視図である。図10の(a)に示されるように、投影装置20は、作業箇所「A」、「B」及び「C」には図面111を投影することができる。しかしながら、投影装置20は、作業箇所「G」、「H」及び「K」には図面111を投影することができない。
本実施の形態では、判定部232bは、端末装置40の操作受付部42又はデータ処理装置30の入力部35において入力された情報に基づいて、図面111が投影できるか否かを判定する。例えば、投影装置20が図面111を投影した場合に、作業者120が目視により図面111を作業箇所101に投影できたか否かを確認する。図面111が作業箇所101に投影できなかった場合、作業者120は、端末装置40又はデータ処理装置30を介して図面111が投影できなかった作業箇所101を示す情報を入力する。判定部232bは、入力された情報に基づいて、図面111が投影できたか否かを判定し、図面111が投影できないと判定された作業箇所101を示す投影不可情報を記憶部34に記憶する。
なお、判定部232bは、作業者120からの入力以外の手段によって、図面111が作業箇所101に投影できるか否かを判定してもよい。例えば、判定部232bは、作業現場100に設けられて作業現場100を撮影するカメラによって得られた画像に基づいて、図面111が作業箇所101に投影できるか否かを判定してもよい。なお、作業現場100を撮影するカメラは、投影装置20に備えられていてもよい。投影装置20が投影した図面111と作業箇所101とをカメラが撮影することにより、判定部232bは、作業箇所101に図面111が適切に投影されたか否かを判定することができる。
判定部232bは、図面111の投影が行われる前に、図面111が投影できるか否かを判定してもよい。例えば、判定部232bは、カメラで撮影された画像に基づいて、建築設計データに含まれない物体を障害物130として検出する。判定部232bは、検出した障害物130の位置と、投影装置20の設置位置と、作業箇所101の位置とに基づいて、図面111を投影できるか否かを判定する。
また、本実施の形態では、データ処理装置30のデータ処理部232が判定部232bを備える構成を説明したが、これに限らない。投影装置20又は端末装置40が判定部232bを備えてもよい。
本実施の形態では、投影装置20は、判定部232bによって図面111が投影できないと判定された作業箇所101への図面111の投影を中止する。具体的には、制御部224は、判定部232bによる判定結果を取得し、取得した判定結果に基づいて、図面111の投影を中止する。
制御部224は、投影装置20の設置場所が変更された場合に、記憶部34に記憶された投影不可情報に基づいて、投影を中止した作業箇所への図面111の投影を再開する。なお、投影を再開する際に、投影装置20の設置場所が変更された場合に、決定部32aは、作業順序を新たに決定してもよい。
また、制御部224は、障害物130が移動されることにより図面111の投影が可能になった場合に、記憶部34に記憶された情報に基づいて、投影を中止した作業箇所への図面111の投影を再開してもよい。例えば、判定部232bは、障害物130が移動されたか否かを判定する。
[動作]
続いて、本実施の形態に係る投影システム210の動作について、図11を用いて説明する。図11は、本実施の形態に係る投影システム210の動作を示すフローチャートである。
図11に示されるように、投影装置20を設置してから図面111を作業箇所101に投影するまでの処理(S10~S18)は、実施の形態1と同じである。
次に、判定部232bは、図面111を投影できない作業箇所101が存在するか否かを判定する(S30)。例えば、図10の(a)に示される例において、投影装置20から作業箇所「G」、「H」及び「K」に図面111を投影しようとした場合、作業箇所「G」、「H」及び「K」に投影されるはずの図面111は、障害物130によって遮られる。このため、作業者120は、障害物130に図面111が投影されている様子を目視することにより、作業箇所「G」、「H」及び「K」に図面111が投影できていないことを把握することができる。
このとき、端末装置40の表示部43には、投影装置20が投影しようとしている作業箇所101(具体的には、作業箇所「G」、「H」及び「K」)を示す画像が表示されてもよい。作業者120は、表示部43に表示される画像と、実際の作業現場100における図面111の投影状況とを見比べることで、図面111が投影できなかった作業箇所101を容易に特定することができる。作業者120は、端末装置40を操作することにより、図面111が投影できなかった作業箇所を入力する。判定部232bは、入力された情報に基づいて図面111を適切に投影できなかった作業箇所の有無を判定する。
図面111を投影できない作業箇所101が存在すると判定された場合(S30でYes)、投影装置20は、図面111を投影できない作業箇所101への図面111の投影を中止する(S32)。さらに、判定部232bは、投影できない作業箇所101を示す投影不可情報を記憶部34に記憶する。作業者120は、図面111を投影することができた作業箇所101での作業を行う。図面111を投影できない作業箇所101が存在しないと判定された場合(S30でNo)、投影された図面111に沿って作業者120が作業を行うことができるので、投影システム210は、ステップS32の処理を行わず、作業が完了するのを待機する。
作業箇所101での作業が終了した後(S20でYes)、作業者120は、端末装置40を操作することで、作業終了を指示する。作業終了が指示されるまで(S20でNo)、作業箇所101には図面111が投影され続ける。
作業終了が指示された後(S20でYes)、次の作業箇所が存在する場合(S22でYes)、投影システム210では、次の作業箇所が投影装置20の投影範囲内であるか否かが判定される(S34)。当該判定は、例えば、データ処理装置30によって行われる。具体的には、データ処理部32は、投影装置20の設置位置に基づいて、次の作業箇所が投影範囲110に含まれるか否かを判定する。
次の作業箇所が投影範囲110に含まれる場合(S34でYes)、ステップS18に戻り、投影装置20が、次の作業箇所101に図面111を投影する。
次の作業箇所が投影範囲110に含まれない場合(S34でNo)、作業者120によって投影装置20が異なる位置に設置される(S36)。次に、データ処理装置30の決定部32aは、図面111を投影できなかった作業箇所を含めて投影順序を決定する(S38)。具体的には、決定部32aは、記憶部34に記憶された投影不可情報を読み出し、読み出した投影不可情報が示す作業箇所を含めて、新たな設置場所における投影装置20の投影範囲110に含まれる複数の作業箇所101の投影順序、すなわち、作業者120に作業を行わせる作業順序を決定する。作業順序が決定された後、ステップS14に戻り、設定パラメータの調整処理以降の処理が繰り返される。
なお、作業順序が決定された後、ステップS16に戻り、投影量の調整処理以降の処理が繰り返されてもよい。すなわち、設定パラメータの調整処理(S14)は、繰り返し行われなくてもよい。あるいは、作業順序が決定された後、ステップS18に戻り、図面111の投影以降の処理が行われてもよい。すなわち、図面111の投影量の調整処理(S16)は、繰り返し行われなくてもよい。
作業の終了後(S20でYes)において、次の作業箇所がない場合(S22でNo)には、投影システム210の動作を終了する。
なお、投影装置20の設置場所を変更した後の投影順序の再決定(S38)は行われなくてもよい。例えば、投影装置20の設置場所が変更された後、図面111を投影できなかった作業箇所101への投影が、他の作業箇所101への投影よりも優先して行われてもよい。
[効果など]
以上のように、本実施の形態に係る投影システム210は、例えば、さらに、作業箇所101に図面111が投影できるか否かを判定する判定部232bと、判定部232bによって図面111が投影できないと判定された作業箇所101を示す情報を記憶する記憶部34とを備える。投影装置20は、判定部232bによって図面111が投影できないと判定された作業箇所101への図面111の投影を中止し、投影装置20の設置場所が変更された場合に、記憶部34に記憶された情報に基づいて、投影を中止した作業箇所101への図面111の投影を再開する。
これにより、図面111が適切に投影できない場合であっても、投影装置20の設置場所が変更された後に、図面111が投影される。このため、図面111の投影漏れの発生が抑制され、作業が未完了のまま放置されることが抑制される。また、図面111を投影できない作業箇所101に対する図面111の投影を中止することで、投影に要する消費電力を削減することができる。
(その他)
以上、本発明に係る投影システム及び投影方法について、上記の実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、上記の実施の形態に限定されるものではない。
例えば、上記の実施の形態では、図面111を投影する作業箇所101の数が図面111の投影量である例を示したが、これに限らない。例えば、図面111の投影量は、1箇所以上の作業箇所101に投影される図面111の大きさの合計であってもよい。図面の大きさとは、例えば、図面111の面積又は図面111を構成する線の全長である。これにより、作業箇所101毎に投影される図面111の大きさが異なる場合であっても、図面111の投影量を適切に調整することができる。
また、例えば、作業順序は、作業者120又は作業の管理者が決定してもよい。例えば、決定部32aは、作業順序(すなわち、図面の投影順序)を作業者120又は管理者に入力させるための入力画面を生成し、表示部36に表示させてもよい。入力画面は、例えば、作業現場100と、作業現場100に含まれる全ての作業箇所101とを二次元又は三次元で表す画像を含み、全ての作業箇所101を順に選択可能な選択画面である。決定部32aは、選択された順序を作業順序(すなわち、図面の投影順序)として決定する。決定された順序で投影装置20が図面を投影することにより、決定された順序で作業者120に作業を行わせることができる。
なお、作業順序の入力及び入力画面の表示は、端末装置40で行われてもよい。すなわち、データ処理装置30は、入力部35及び表示部36を備えなくてもよい。
また、例えば、上記の各実施の形態及び各変形例では、投影装置20と、データ処理装置30と、端末装置40とが別体である例を示したが、これらが一体化されていてもよい。すなわち、投影システム10は、各構成要素が物理的に1つの筐体の内部又は外部にまとめて含まれた一体的な装置であってもよい。
なお、投影システム10を構成する全ての構成要素が一体化されていなくてもよい。例えば、投影装置20と端末装置40とのみが一体化されていてもよい。あるいは、投影装置20とデータ処理装置30とのみが一体化されていてもよい。
また、上記実施の形態で説明した装置間の通信方法については特に限定されるものではない。装置間で無線通信が行われる場合、無線通信の方式(通信規格)は、例えば、ZigBee(登録商標)、Bluetooth(登録商標)、又は、無線LAN(Local Area Network)などの近距離無線通信である。あるいは、無線通信の方式(通信規格)は、インターネットなどの広域通信ネットワークを介した通信でもよい。また、装置間においては、無線通信に代えて、有線通信が行われてもよい。有線通信は、具体的には、電力線搬送通信(PLC:Power Line Communication)又は有線LANを用いた通信などである。
また、上記実施の形態において、特定の処理部が実行する処理を別の処理部が実行してもよい。例えば、投影装置20は、データ処理装置30が備える処理部(例えば、決定部32a、判定部232b、入力部35及び表示部36など)を備え、各処理部が実行する処理を行ってもよい。また、例えば、投影装置20は、端末装置40が備える処理部(例えば、操作受付部42及び表示部43など)を備え、各処理部が実行する処理を行ってもよい。また、例えば、データ処理装置30又は端末装置40が調整部27を備えてもよい。
また、複数の処理の順序が変更されてもよく、あるいは、複数の処理が並行して実行されてもよい。また、投影システムが備える構成要素の複数の装置への振り分けは、一例である。例えば、一の装置が備える構成要素を他の装置が備えてもよい。また、投影システムは、単一の装置として実現されてもよい。
例えば、上記実施の形態において説明した処理は、単一の装置(システム)を用いて集中処理することによって実現してもよく、又は、複数の装置を用いて分散処理することによって実現してもよい。また、上記プログラムを実行するプロセッサは、単数であってもよく、複数であってもよい。すなわち、集中処理を行ってもよく、又は分散処理を行ってもよい。
また、上記実施の形態において、制御部などの構成要素の全部又は一部は、専用のハードウェアで構成されてもよく、あるいは、各構成要素に適したソフトウェアプログラムを実行することによって実現されてもよい。各構成要素は、CPU(Central Processing Unit)又はプロセッサなどのプログラム実行部が、HDD(Hard Disk Drive)又は半導体メモリなどの記録媒体に記録されたソフトウェアプログラムを読み出して実行することによって実現されてもよい。
また、制御部などの構成要素は、1つ又は複数の電子回路で構成されてもよい。1つ又は複数の電子回路は、それぞれ、汎用的な回路でもよいし、専用の回路でもよい。
1つ又は複数の電子回路には、例えば、半導体装置、IC(Integrated Circuit)又はLSI(Large Scale Integration)などが含まれてもよい。IC又はLSIは、1つのチップに集積されてもよく、複数のチップに集積されてもよい。ここでは、IC又はLSIと呼んでいるが、集積の度合いによって呼び方が変わり、システムLSI、VLSI(Very Large Scale Integration)、又は、ULSI(Ultra Large Scale Integration)と呼ばれるかもしれない。また、LSIの製造後にプログラムされるFPGA(Field Programmable Gate Array)も同じ目的で使うことができる。
また、本発明の全般的又は具体的な態様は、システム、装置、方法、集積回路又はコンピュータプログラムで実現されてもよい。あるいは、当該コンピュータプログラムが記憶された光学ディスク、HDD若しくは半導体メモリなどのコンピュータ読み取り可能な非一時的記録媒体で実現されてもよい。また、システム、装置、方法、集積回路、コンピュータプログラム及び記録媒体の任意な組み合わせで実現されてもよい。
その他、各実施の形態に対して当業者が思いつく各種変形を施して得られる形態や、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で各実施の形態における構成要素及び機能を任意に組み合わせることで実現される形態も本発明に含まれる。
10、210 投影システム
20 投影装置
27 調整部
32a 決定部
100 作業現場
101 作業箇所
111 図面
120 作業者
121 順序
232b 判定部

Claims (6)

  1. レーザ光を走査する走査部を有し、作業現場における複数の作業箇所の各々に図面を投影する投影装置と、
    前記複数の作業箇所の各々に図面が投影できるか否かを判定する判定部と、
    前記投影装置が同時に投影する図面の量、及び、前記投影装置による投影の態様に関する設定パラメータの少なくとも一方に関する操作入力を受け付ける受付部と、
    前記受付部によって受け付けられた操作入力に基づいて、前記図面の量及び前記設定パラメータの少なくとも一方を調整する調整部とを備え
    前記設定パラメータは、前記図面の投影に用いられる光の量、及び、前記図面の投影間隔の少なくとも一方であり、
    前記投影装置は、
    同時に図面を投影する複数の作業箇所のうち、前記判定部によって図面が投影できないと判定された作業箇所への図面の投影を中止し、前記判定部によって図面が投影できると判定された作業箇所への図面の投影を行う
    投影システム。
  2. さらに、前記複数の作業箇所の各々に図面が投影される投影順序を決定する決定部を備え、
    前記調整部は、前記投影装置が同時に投影する図面の量を調整し、
    前記投影装置は、前記決定部によって決定された順序で、かつ、前記調整部によって調整された量の図面を投影する
    請求項1に記載の投影システム。
  3. 前記決定部は、前記複数の作業箇所を1人の作業者が1回ずつ通過する場合の経路が最短になる順序を、前記投影順序として決定する
    請求項2に記載の投影システム。
  4. さらに
    記判定部によって図面が投影できないと判定された作業箇所を示す情報を記憶する記憶部とを備え、
    前記投影装置は、前記投影装置の設置場所が変更された場合に、前記記憶部に記憶された情報に基づいて、投影を中止した作業箇所への図面の投影を再開する
    請求項1~3のいずれか1項に記載の投影システム。
  5. 前記調整部は、前記設定パラメータを調整する
    請求項1~4のいずれか1項に記載の投影システム。
  6. レーザ光を走査する走査部を備える投影装置が、作業現場における複数の作業箇所の各々に図面を投影するステップと、
    前記複数の作業箇所の各々に図面が投影できるか否かを判定するステップと、
    前記投影装置が同時に投影する図面の量、及び、前記投影装置による投影の態様に関する設定パラメータの少なくとも一方に関する操作入力を受け付けるステップと、
    受け付けられた操作入力に基づいて、前記図面の量及び前記設定パラメータの少なくとも一方を調整するステップとを含み、
    前記設定パラメータは、前記図面の投影に用いられる光の量、及び、前記図面の投影間隔の少なくとも一方であり、
    前記投影するステップでは、前記投影装置が、
    同時に図面を投影する複数の作業箇所のうち、前記判定するステップにおいて図面が投影できないと判定された作業箇所への図面の投影を中止し、前記判定するステップにおいて図面が投影できると判定された作業箇所への図面の投影を行う
    投影方法。
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