JP7259790B2 - 電子機器、入力支援方法及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、電子機器、入力支援方法及びプログラムに関する。
近年、電卓と称される電子機器において、ユーザーの利便性向上や高機能化を図るべく、単に四則演算を行うだけでなく、引数に基づく特定のルールで計算処理を行う機能モードを有するものが提案及び実用化されている。
特許文献1には、数値入力モードと電卓モードを有するハンディターミナルに関する技術が記載されている。このハンディターミナルでは、数値入力モードにある状態で所定のキー(F1キー)を操作すると、数値入力モードから電卓モードに遷移し、その直前に数値入力画面で入力した数値が電卓モードの入力値として設定される。電卓モードでの四則演算実行後に別の確定用のキー(エンターキー)を操作すると、数値入力モードに戻り、電卓モードでの演算結果が数値入力モードの入力値として設定される。
特許文献2には、文字入力装置において、入力された文字列が演算式であるか否かを判別し、演算式である場合は演算を行い、演算結果あるいは演算式をかな漢字変換データとして候補出力するという技術が記載されている。
特開2004-213456号公報 特開平6-202995号公報
電子機器の機能モードでは、複数の引数やデータを扱って操作や処理が複雑になりがちであるため、機能モードにおけるユーザーの使いやすさや作業性を向上させることが求められている。例えば、機能モードで特定の計算を行う際に、数値の単純入力だけでなく、より効率的に引数の入力や決定を行いたいという要求がある。しかし、特許文献1や特許文献2のような従来の技術では、こうした要求に対応できなかった。
そこで、本発明は、引数入力に基づく特定ルールでの計算処理を行う機能モードを有する電子機器で、機能モードにおける情報入力の作業性向上を実現することを目的とする。
本発明に係る電子機器は、四則演算モードと、第1引数と第2引数に基づく特定ルールに従う演算を行う機能モードと、を選択可能な電子機器であって、前記機能モードにおいて前記第2引数の入力に先立って前記第1引数をユーザに入力させる場合に前記第1引数の入力を確定させるための確定操作手段と、前記第1引数をユーザに入力させる場合に前記確定操作手段が操作されるまでの間はユーザによる入力値を前記四則演算モードで演算される値として受け付けるとともに、前記確定操作手段が操作された時点における前記入力値に基づいた前記四則演算モードでの演算結果を前記第1引数として確定する制御手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明に係る入力支援方法は、四則演算モードと、第1引数と第2引数とに基づく特定ルールに従う演算を行う機能モードと、を選択可能な電子機器が実行する入力支援方法であって、前記機能モードにおいて前記第2引数の入力に先立って前記第1引数をユーザに入力させる場合に、前記第1引数の入力を確定させるための所定のユーザ操作がなされるまでの間はユーザによる入力値を前記四則演算モードで演算される値として受け付けるとともに、前記所定のユーザ操作がなされた時点における前記入力値に基づいた前記四則演算モードでの演算結果を前記第1引数として確定する制御処理を含む、ことを特徴とする。
また、本発明に係るプログラムは、四則演算モードと、第1引数と第2引数とに基づく特定ルールに従う演算を行う機能モードと、を選択可能な電子機器のコンピュータを、前記機能モードにおいて前記第2引数の入力に先立って前記第1引数をユーザに入力させる場合に、前記第1引数の入力を確定させるための所定のユーザ操作がなされるまでの間はユーザによる入力値を前記四則演算モードで演算される値として受け付けるとともに、前記所定のユーザ操作がなされた時点における前記入力値に基づいた前記四則演算モードでの演算結果を前記第1引数として確定する制御手段、として機能させることを特徴とする。
本発明によれば電子機器の機能モードにおける情報入力の作業性向上を実現できる。
本発明による電子機器の実施形態の外観を示す図である。 電子機器のハードウェア構成例を示すブロック図である。 電子機器の機能モードの第1の使用例を示す説明図である。 機能モードの第1の使用例における処理を示すフローチャートである。 電子機器の機能モードの第2の使用例を示す説明図であり、(A)は演算結果として期間を表示する場合、(B)は演算結果として日付を表示する場合である。 機能モードの第2の使用例における処理を示すフローチャートである。
以下、本発明を実施するための形態について図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本発明の実施形態である電子機器10の外観を示す図であり、図2は、電子機器10のハードウェア構成例を示すブロック図である。
図1に示すように、携帯型の端末(電卓)である電子機器10は、入力部11と表示部12を有している。入力部11は、ユーザーの操作を受け付ける部分であり、押し込み可能な複数個のキーによって構成されている。表示部12は、液晶やLED(Light Emitting Diode)などによって、表示画面上に数字や所定の文字を表示する部分である。
図2に示すように、電子機器10のハードウェア構成には、入力部11と表示部12の他に、CPU(Central Processing Unit)13、ROM(Read Only Memory)14、RAM(Random Access Memory)15、ディスプレイドライバ16が含まれている。
入力部11の各キーの押し込み操作が行われると、各キーに対応するキースイッチ(図示略)から信号がCPU13に入力される。CPU13は、入力部11からの信号入力に応じて、電子機器10の各部を統括的に制御するプロセッサである。なお、電子機器10の制御に関係する機能ブロックのうち、図2のハードウェア構成以外の部分に搭載されているものであっても、説明の便宜上、CPU13を制御の主体として説明する。
ROM14は、読出し専用の半導体メモリであり、電子機器10での処理に用いられるプログラムを格納している。CPU13は、ROM14に格納されたプログラムによって、後述する各種の処理を実行する。RAM15は、ランダムアクセス可能な半導体メモリであり、CPU13がプログラムを実行する際に、プログラムやデータの作業領域として使用される。
ディスプレイドライバ16は、CPU13の制御によって、表示部12への数字や文字の表示処理を実行する。
本実施形態の電子機器10は、引数によらない通常演算用の電卓モードに加えて、引数に基づいて特定のルールに従って演算する機能モードを備える電卓である。なお、以下に使用例として説明する機能モードの内容は、薬剤師などの医療従事者に適しているが、本発明おける機能モードは、以下の使用例に限定されるものではない。
図1を参照して、入力部11の詳細を説明する。入力部11のうち、図1に一点鎖線で囲んで示した数字キー領域20と計算命令キー領域21とメモリキー領域28は、それぞれが複数個のキーで構成される概念的なグループである。
数字キー領域20には、0から9までの10個の数字キーと、小数点キーが配置されている。数字キー領域20の各キーは、電卓モードと機能モードのいずれでも数値入力用の操作手段として用いられる。後述する機能モードの第2の使用例(図5(A)、図5(B))では、数字キー領域20の一部のキーを、計算内容を選択するための手段としても用いる。
数字キー領域20の右側に配した計算命令キー領域21は、電卓モードで演算の種類(四則演算など)を選択して演算子指定データを入力する部分であり、加減乗除(+、-、×、÷)用の各計算キーを有している。計算命令キー領域21にはさらに、余りが出る割り算の実行に用いられる余り計算キーが設けられている。
本実施形態における計算データとは、少なくとも演算子指定データを含むものである。計算データの第1の態様として、計算命令キー領域21のキー操作により入力される演算子指定データと、数字キー領域20のキー操作により入力される数値との組み合わせが計算データになる。計算データの第2の態様として、計算命令キー領域21のキー操作のみで、すなわち演算子指定データの入力のみで、計算データになる場合がある。第2の態様の例として、「×」キーを複数回押して累乗計算を行う場合が挙げられる。第2の態様の別の例として、電子機器10の入力部11に配置されない「×^2」キーを押して階乗計算を行う場合が挙げられる。
入力部11の最下段には、数字キー領域20と計算命令キー領域21の間に、イコールキー22が配されている。イコールキー22は、電卓モードで演算を完了させる「=」のコマンドを入力する、演算完了操作手段として用いられる。イコールキー22はさらに、後述する機能モードでの演算実行指示の入力や演算結果の確定の操作にも用いられる。このような操作体系に対応させて、イコールキー22におけるキートップの「=」の表示とは別に、イコールキー22の下部に「入力・確定」の文字表示を付している。
数字キー領域20の左側には、下側から順に、オールクリア(AC)キー23、クリア(C)キー24、桁下げキー25、サインチェンジキー26、オフ(OFF)キー27が配されている。数字キー領域20の上側は、メモリ操作用の3個のキー(MRC、M+、M-)を含むメモリキー領域28となっている。
入力部11の最上段には、機能キー30と機能キー31が配されている。機能キー30は、電子機器10における機能モードのうち、BMI(Body Mass Index)の計算モード(以下、BMI計算モードと呼ぶ)に入るための操作手段であり、キートップに「BMI」の表示がある。機能キー31は、電子機器10における機能モードのうち、日付の計算モード(以下、日付計算モードと呼ぶ)に入るための操作手段であり、キートップに「日付計算」の表示がある。なお、本実施形態では、BMIと日付の計算を例として説明するため、これらに対応する機能キー30と機能キー31のみを入力部11に表わしているが、さらに別の機能モードに対応する別の機能キーを備えていても良い。
まず、電子機器10の機能モードの第1の使用例として、BMIの計算に適用した場合を説明する。BMIは、身長と体重の関係から算出される肥満度を示す体格指数であり、体重(kg)をw、身長(m)をhとした場合、BMI=w/hで算出される。この計算式を含むデータは、BMI計算用のアプリケーションとしてROM14に格納されている。
図3は、電子機器10によってBMIを計算する際の、入力部11への入力内容と、CPU13などによる処理及び表示部12への表示内容との関係を、D01からD09のステップで示したものである。なお、以下の説明における電子機器10の各処理は、ユーザーによる操作であると明記している以外の内容は、CPU13を中心とする制御ブロック(図2)によって処理が行われるものとする。
上述したように、機能キー30がBMI計算モードに入るための機能キーとなっている。図3に示すように、ユーザーによるオールクリアキー23の操作(D01)に続いて、ユーザーによる機能キー30の操作がCPU13に入力されると、ROM14からBMI計算用のアプリケーションが読み出されて、BMI計算モードに入る(D02)。
BMI計算モードに入ると、表示部12の上段には、機能モードの種類を示す「BMI計算」の表示が行われる(D02)。この表示は、BMI計算モードが終了するまで継続される。本実施形態のBMI計算モードにおける第1引数(ユーザーが1番目に設定するパラメータ)は身長である。表示部12には、第1引数である身長の入力を促す「身長?」の表示と、身長の単位を示す「cm」の表示が行われる(D02)。
身長を入力する過程では、数字キー領域20の各キーを用いて数値の入力を行い、計算命令キー領域21の各キーを用いて演算子指定データの入力を行う。
図3の使用例では、ユーザーが最初に数字キーの「1」と「0」を操作している。当該操作に応じて、RAM15に入力値(第1数値)として「10」が記憶され、当該数値「10」が表示部12の数字表示領域に表示される(D03)。この段階では、クリアキー24や桁下げキー25、数字キー領域20の各キーなどを操作して、入力値の修正や変更が可能である。
続いて、ユーザーが演算子指定データの入力として計算命令キー領域21の「×」キーを操作すると、乗算を準備する処理に移行し、表示部12で数値「10」の右側に、乗算処理を示す「×」が表示される(D04)。この状態で、ユーザーが演算子指定データに付随する第2数値の入力として数字キーの「5」を操作すると、当該入力値「5」がRAM15に記憶されると共に、表示部12の数字表示領域に入力値である「5」が表示される(D05)。D04での演算子指定データ「×」と、D05での数値「5」によって、1番目の計算データが入力されたことになる。
続いて、ユーザーがさらに演算子指定データの入力として計算命令キー領域21の「+」キーを操作すると、先に記憶した入力値「10」に対して、1番目の計算データに基づく演算(1番目に入力した演算子指定データ「×」と、演算子に付随する第2数値「5」に基づく乗算)が実行される。そして、演算した結果の演算値「50」が、表示部12の数字表示領域に表示される(D06)。同時に、2番目に入力した演算子指定データ「+」により、表示されている演算値に対する加算を準備する処理に移行し、表示部12の数値「50」の右側に、加算処理を示す「+」が表示される(D06)。ここからさらに次の計算データに基づく演算を行う場合、先の演算値である「50」は、次の演算における第1数値になる。
続いて、ユーザーが、先に入力した演算子指定データ「+」に付随する第2数値の入力として、数字キーの「1」と「2」と「0」を連続操作すると、当該操作に応じた入力値「120」がRAM15に記憶されると共に、表示部12の数字表示領域に入力値である「120」が表示される(D07)。D06での演算子指定データ「+」と、D07での第2数値「120」によって、2番目の計算データが入力されたことになる。この段階では、クリアキー24や桁下げキー25、数字キー領域20の各キーを操作して、入力値の修正や変更が可能である。
この状態で、ユーザーがイコールキー22を操作すると、1番目の計算データに基づく演算値(第1数値)「50」に対して、2番目の計算データに基づく演算(2番目に入力した演算子指定データ「+」と、演算子に付随して入力した第2数値「120」に基づく加算)が行われる。このイコールキー22の1回目の操作によって、第1引数の入力状態での一連の演算が一旦終了し、2番目の計算データに基づく演算結果である数値「170」をRAM15に記憶すると共に、表示部12の数字表示領域に演算値「170」を表示する(D08)。
以上のように、機能モードでの引数入力において、ユーザーによる入力値や、入力値に基づく演算値に対して、適宜計算データに基づく演算を行っていくことができる。なお、上記の例では、1番目の計算データと、2番目の計算データのいずれも、演算子指定データと数値の入力を含むもの(上述した第1の態様)であるが、演算子指定データの入力のみによる計算データ(上述した第2の態様)で演算を行ってもよい。
なお、この段階では、第1引数である身長の入力は確定していない。ユーザーが身長の数値変更を行いたい場合には、演算結果である「170」を基にして、数字キー領域20と計算命令キー領域21の各キー、クリアキー24や桁下げキー25などを適宜操作することで、変更が可能である。数値の変更操作を行った場合、イコールキー22の操作回数のカウントはリセットされ、次回のイコールキー22の操作は、再び1回目としてカウントされる。つまり、イコールキー22については、通算の操作回数ではなく、連続した操作が行われたか否かを判定する。
表示部12に表示される数値が所望のものになった段階(イコールキー22の1回目の操作で演算完了になっている状態)で、ユーザーがイコールキー22の2回目の操作を行うと、BMI計算モードにおける第1引数である身長の数値が確定する。このように、演算を完了させる1回目のイコールキー22の操作に続いて、引数を確定させる2回目のイコールキー22の操作によって、身長の入力過程が終了する。
上述した2回目のイコールキー22の操作により身長の数値が確定すると、BMI計算モードにおける第2引数(ユーザーが2番目に設定するパラメータ)である体重の数値入力過程に遷移する。この遷移により、表示部12には、第2引数である体重の入力を促す「体重?」の表示と、体重の単位である「kg」の表示が行われる(D09)。
図3では詳細を省略しているが、体重を入力する過程では、上述した身長の入力と同様に、単純な数値入力だけではなく、数字キー領域20の各キーを用いて入力される数値や演算後の演算値に対して、計算命令キー領域21の各キーを用いて入力される演算子指定データを少なくとも含む計算データによって、演算を行うことが可能である。つまり、入力値又は演算値としての第1数値が表示部12に表示された状態で、計算データが入力されると、第1数値と計算データに基づいて演算を実行し、演算結果を表示部12に表示させる。
なお、図3の使用例では、身長の数値が確定して体重の数値入力過程に遷移する際(D09)に、体重の暫定値である「60」を自動的に表示するように制御しており、当該暫定値が遷移直後の第1数値となる。この使用例とは異なり、体重の数値入力過程に遷移したときに、暫定的な数値表示は行わず、ユーザーが第1数値を直接入力するように設定してもよい。
演算結果が表示部12に表示された状態で、ユーザーがイコールキー22を操作すると、第2引数である体重の数値が確定する。なお、体重の入力過程で演算を行った場合には、演算を完了させる1回目のイコールキー22の操作に続いて、引数を確定させる2回目のイコールキー22の操作によって、体重の入力過程が終了する。
図3では省略しているが、第1引数である身長と第2引数である体重の両方が確定した段階で、CPU13は、BMIの算出処理を実行させる。具体的には、計算式であるBMI=w/hの「w」に第2引数である体重の数値、「h」に第1引数である身長の数値(cm単位で決定した数値をm単位に換算したもの)を入力してBMIを演算する。そして、演算したBMIの値を表示部12の数字表示領域に表示する。
図4は、以上のBMI計算モードに対応する制御のフローチャートである。このフローチャートは、第1引数である身長と、第2引数である体重の両方の入力に対応している。
最初に、CPU13は、数字キー領域20の各キーの操作の有無を判定する(ステップS100)。
数字キー領域20のいずれかのキーが操作された場合(ステップS100:YES)、CPU13は、数値入力処理(ステップS101)を行い、操作されたキーからの信号に基づく数値をRAM15に記憶させると共に、ディスプレイドライバ16に指示を送って当該数値を表示部12に表示させる。ステップS101での数値入力処理は、数字キー領域20のキーを操作した順に、表示部12に数字を表示させるものである。ステップS101の実行後は、ステップS100に戻る。
数字キー領域20のキー操作が無い場合(ステップS100:NO)、CPU13は、計算命令キー領域21の各キーの操作の有無を判定する(ステップS102)。
計算命令キー領域21のいずれかのキーが操作された場合(ステップS102:YES)、CPU13は、演算用の計算データと演算の実行指示が入力されているか否かを判定する(ステップS103)。なお、ここでの演算の実行指示は、イコールキー22の操作以外による実行指示を意味する。
ここで、演算子指定データに続いて数値が入力された場合や、演算子指定データによって所定の累乗計算の指定などがあった場合には、計算データの入力有りと判定する(ステップS103:YES)。そして、演算の実行指示によって、当該計算データに基づく演算を実行する(ステップS104)。ステップS104の実行後は、ディスプレイドライバ16に指示を送って演算値を表示部12に表示し、ステップS100に戻る。
例えば、図3の使用例のD04~D06のように、「×」に続いて「5」を入力すると計算データの入力になり、続いて「+」キーを操作すると演算実行指示になる。これにより、ステップS103の判定がYESになり、ステップS104での演算を実行する処理に進む。そして、演算値である「50」を表示部12に表示する。
なお、計算データに基づく演算方法として、操作した演算子指定データの順番通りに演算する場合と、高階の演算子指定データを優先して演算する場合がある。例えば、最初の入力値である「10」に続いて、ユーザーが「+」、「5」、「×」、「8」の順で入力部11の各キーを操作したとする。
ここで、操作した演算子指定データの順番通りに演算する場合は、1番目の演算として「10+5」を行い、その演算値「15」に基づいて2番目の演算「15×8」を行って、演算値「120」を得る。この場合、第1数値「10」に対応する計算データは、演算子指定データ「+」と第2数値「5」である。続いて、その演算値「15」を新たな第1数値として、演算子指定データ「×」と第2数値「8」に基づく2番目の演算が行われる。
高階の演算子指定データを優先して演算する場合は、1番目の演算として「5×8」を行い、その演算値「40」に基づいて2番目の演算「10+40」を行って、演算値「50」を得る。この場合、第1数値「10」に対応する計算データは、演算子指定データ「+」と、1番目の演算による第2数値「40」である。
このように、第1数値と計算データに基づく演算は、1回で完了する場合に限定されず、一つ前の演算による演算値を第2数値として更新しながら、複数回の演算を行う場合を含んでいる。そして、複数回の演算を行う場合の計算データの入力とは、ユーザーによる操作の順ではなく、実際の演算を行う順序に対応する計算データの入力(受付処理)を意味する。例えば、電子機器10の機能モードにおける演算が、高階の演算子指定データを優先して演算する仕様である場合、上記操作例でのユーザーによる「+」、「5」の操作の時点ではなく、それよりも高階の演算子指定データ「×」と「8」の入力によって、「10」に対応する計算データの入力があったものと判定(ステップS103でのYES)される。
一方、ステップS103の判定で、演算子指定データに続いて数値が入力されない場合(高階の演算子指定データを優先する仕様で、高階の演算子指定データに続く数値入力がない場合を含む)や、演算子指定データによる所定の累乗計算の指定などが無い場合には、計算データの入力が無いと判定し(ステップS103:NO)、演算子指定データの受付処理を行い(ステップS105)、ステップS100に戻る。演算子指定データの受付処理では、演算子指定データに対応した演算準備(RAM15への記憶)をすると共に、ディスプレイドライバ16に指示を送って、演算子(+、-、×、÷など)を表示部12に表示させる。
ステップS102での判定において、計算命令キー領域21のキー操作が無い場合(ステップS102:NO)、CPU13は、イコールキー22の操作の有無を判定する(ステップS106)。
イコールキー22が操作されない場合(ステップS106:NO)、演算を完了せず、数字キー領域20の各キーによる数値入力と、計算命令キー領域21の各キーによる演算子指定データ入力を許容する状態で待機する。
イコールキー22が操作された場合(ステップS106:YES)、CPU13は、計算データに基づく演算が完了しているか否か判定する(ステップS107)。
ステップS107の判定で、計算データに基づく演算途中である場合(ステップS107:YES)、すなわち、直前にイコールキー22が操作されておらず、演算完了のステータスになっていない場合、CPU13は、演算の実行処理及び演算結果の表示設定処理(ステップS108)を行わせる。ステップS108の処理では、計算データに基づく演算を実行すると共に、ディスプレイドライバ16に指示を送って、演算した結果の数値を表示部12に表示させる。図3の使用例では、表示部12に数値「170」を表示した状態(D08)が相当する。
ステップS107の判定で、演算途中ではない場合(ステップS107:NO)、ステップS109に進む。この段階では、ステップS108での演算を完了した上で、ユーザーによるイコールキー22の操作が行われている。すなわち図3のD09のように、2回目のイコールキー22の操作を行った状態である。そして、CPU13は、ステップS109で引数の確定処理を行わせる。確定処理では、表示部12に表示されている演算結果の数値を、引数の確定値としてRAM15に保持させる。また、ステップS109では、図3の使用例で身長の確定後に体重を設定する場合のように、次の引数設定に備えて、キーの入力待機や画面表示切替などの処理を行う。図3の使用例では、表示部12に数値「60」を表示した状態(D09)が相当する。
以上のBMI計算モードの使用例では、引数(身長、体重)の入力状態において、数値の単純入力だけではなく、入力値や一つ前の演算値に対して四則演算などを行い、最終的な演算値を引数として設定できるように処理している。そのため、電卓モードとは別種の計算処理(引数に基づく特定ルールに従う演算)を行う機能モード(BMI計算モード)での、情報入力の作業性向上を実現できる。特に、機能モードで扱う個々の引数が、何らかの演算を要するタイプのものである場合、事前に電卓モードで引数を演算した上で、記録しておいた引数を機能モードに切り替えてから入力するのは手間がかかる。これに対し、本使用例では、機能モードの中で数値入力と演算を併用した引数設定を自在に行えるので、煩雑なモード切り替えを要さず利便性が向上する。
比較例として、従来の機能モードで、引数として身長を入力する場合を説明する。従来の機能モードの引数の入力状態では、数値の単純入力だけを受け付ける制御になっていた。そのため、入力部11に対して図3と同様のキー操作を行うと、次のようになる。「10」、「×」、「5」というキー操作では、「×」の入力が無視されて、「105」という数値入力が行われたことになり、表示部12に「105」が表示される。次の「+」、「120」というキー操作では、「+」の入力が無視されて、「120」という数値入力だけが行われたという扱いになる。その結果、表示部12の表示は「105120」になる。従って、従来の機能モードでは、ユーザーが正確な引数を直接に数値入力する選択しかなく、演算を利用して引数を求めたい場合は、機能モード内の処理では対応できなかった。
また、本使用例では、引数(身長、体重)の入力状態において、演算実行後に演算結果を表示部12に表示(図3のD06、D08)し、表示された内容をユーザーが確認した上で、イコールキー22の操作で引数が確定される。ユーザーは、「機能モードでは演算結果の表示時にイコールキー22を操作すると引数が確定される」という点のみを意識すればよく、複雑な操作を行う必要がない。引数の入力に際し、その他の数字キー領域20や計算命令キー領域21の各キーについては、電卓モードでの各キーの機能に準じた内容(数値入力や演算子指定データの入力)で用いられるので、操作の混乱をきたすおそれがない。このように、機能モードでの引数入力において、目視での演算結果の確認による入力の正確性を向上させつつ、ユーザーに違和感を与えず直感的に使いやすい操作体系を実現することができる。
また、次に設定すべき引数がある場合、イコールキー22の操作による先の引数確定で、自動的に次の引数入力用の表示及び処理に進むので、複数の引数の入力を効率良く行うことができる。
続いて、電子機器10の機能モードの第2の使用例として、日付計算に適用した場合を説明する。図5(A)及び図5(B)は、電子機器10によって日付を計算する際の、入力部11への入力と、CPU13などによる処理及び表示部12への表示との関係を示したものである。図5(A)は、基準日から所定の日付までの期間(日数)を計算する使用例であり、D11からD20までのステップを含む。図5(B)は、基準日から所定の期間(日数)での日付を計算する使用例であり、D21からD28のステップを含む。日付計算に用いる式などのデータは、日付計算用のアプリケーションとしてROM14に格納されている。
まず、図5(A)の使用例を説明する。入力部11における機能キー31が日付計算モードに入るための機能キーとなっている。ユーザーによるオールクリアキー23の操作(D11)に続いて、機能キー31の操作がCPU13に入力されると、ROM14から日付計算用のアプリケーションが読み出されて、日付計算モードに入る(D12)。
日付計算モードに入ると、基準日の入力を促す「基準日?」の表示と、日付の単位である年月日「20yy mm dd」の表示が行われる(D12)。なお、表示部12の数値入力領域には、ユーザーによる数値入力の手間を軽減するべく、西暦の上2桁である「20」が予め表示される。但し、西暦の上2桁の表示を行わずに、西暦の全桁をユーザーがキー入力するように設定することも可能である。
日付計算モードでは、ユーザーによるイコールキー22の操作で、入力結果の決定と演算の実行指示を行わせる。電子機器10は、表示部12に年月日「20yy mm dd」を表示する際に、その右側に「=」を表示させる。この「=」の表示は、日付表示中の状態でイコールキー22を操作することによって、当該表示中の日付が入力値として決定されることをユーザーに報知するためのものである。
ユーザーによる基準日の入力は、数字キー領域20の各キーを用いて行われる。ユーザーは、予め表示済みの西暦の上2桁を除く6桁の数字を、日付として入力する。図5(A)の使用例では、基準日を2020年1月1日に設定するべく、数字キー領域20の3つのキーを操作して「200101」と入力している。当該入力を受けて、表示部12の数字表示領域には、「2020-01-01」という日付が表示される(D13)。なお、ユーザーが入力するのは数値のみであり、年、月、日の間のハイフンは自動で表示される。
この段階では、クリアキー24や桁下げキー25、数字キー領域20の各キーなどを操作して、一連の6桁の数字を適宜入力することで、基準日の修正や変更が可能である。基準日の入力及び表示が完了し、ユーザーがイコールキー22を操作すると、表示部12に表示されている日付が基準日として決定される。
続いて、日付計算モードでの計算内容を選択する状態に進む。ここで選択される計算内容は、基準日から前の所定期間(日数)に対応する日付を計算する前方日付計算処理、基準日から後の所定期間(日数)に対応する日付を計算する後方日付計算処理、基準日から(前後いずれかの)所定の日付までの期間(日数)計算を行う期間計算処理、の3つがある。
基準日の入力後に、ユーザーがイコールキー22を操作すると、決定した基準日がRAM15に記憶されると共に、計算内容の選択画面が表示部12に表示される(D14)。計算内容の選択画面では、前方日付計算処理を意味する「何日前」の文字と数字の「1」、後方日付計算処理を意味する「何日後」の文字と数字の「2」、期間計算処理を意味する「期間」の文字と数字の「3」が表示される。
計算内容の選択画面では、数字キー領域20の「1」から「3」までの数字キーを用いて、ユーザーが所望の計算内容を選択する。図5(A)の使用例では期間計算処理を行うので、ユーザーは数字キーの「3」を操作する。当該キー操作により、期間計算処理が選択完了となる。つまり、入力された基準日が表示部12に表示された状態で、イコールキー22と、「1」から「3」までの数字キーとの操作の組み合わせによって、3タイプの計算処理から1つが選択される。
表示部12に計算内容の選択画面が表示された状態で、ユーザーが数字キーの「3」を操作すると、基準日からの期間計算の対象となる対象日を入力する状態に進み、表示部12の表示画面が、対象日を入力するものに変化する。具体的には、対象日の入力を促す「日付?」の表示と、日付の単位である年月日「20yy mm dd」の表示が行われる(D15)。また、その右側には、日付入力の決定キーとして機能するイコールキー22を意味する「=」が表示される(D15)。
対象日入力の際には、上述した基準日入力の場合と同様に、表示部12の数値入力領域には、西暦の上2桁である「20」が予め表示される(D15)。この上2桁の表示を行わずに、西暦の全桁をユーザーがキー入力するように設定することも可能である。
ユーザーによる対象日の入力は、数字キー領域20の各キーを用いて行われる。図5(A)の使用例では、対象日を2025年5月5日に設定するべく、数字キー領域20の3つのキーを操作して「250505」という6桁の数字を入力している。当該入力を受けて、表示部12の数字表示領域には、「2025-05-05」という日付が表示される(D16)。
この段階では、クリアキー24や桁下げキー25、数字キー領域20の各キーなどを操作して、一連の6桁の数字を再度入力することで、対象日の修正が可能である。対象日の入力及び表示が完了し、ユーザーがイコールキー22を操作すると、表示部12に表示されている日付が対象日として決定される。
対象日の入力後に、ユーザーがイコールキー22を操作すると、基準日(D13)と対象日(D16)に基づいて、基準日から対象日までの期間の演算を実行する。この演算の結果である期間(日数)は1951日となり、当該期間を示す数値「1951」が、表示部12の数字表示領域に表示される(D17)。日付計算用の機能モードで演算した出力結果である数値「1951」が、第1数値となる。また、演算結果の数値の意味を示す「期間は」の文字が、表示部12に表示される(D17)。
日付計算用の機能モードから通常演算用の電卓モードに切り替えて、表示部12に表示された第1数値(機能モードの出力結果)を基にした連続計算を実行可能である。この機能モード(日付計算モード)から電卓モードへの移行は、日付計算モードでの出力結果としての第1数値が表示部12に表示されていること(D17)を条件として、計算データの入力に従って行われる。より詳しくは、計算データのうち演算子指定データの入力によって、機能モードから電卓モードに移行する。つまり、計算命令キー領域21の各キーが、電卓モードへの引き継ぎ可能な特定キーとして予め設定されている。
図5(A)の使用例では、ユーザーによる「+」キーの操作によって入力される演算子指定データの入力で電卓モードへの切り替えを行っている。CPU13は、ROM14に格納された電卓アプリケーションの読み出しを行うと共に、加算処理を示す「+」マークを表示部12に表示させている(D18)。これ以降は、電卓モードでの処理になる。例えば、演算子指定データに続く第2数値として、ユーザーが数字キー「9」を操作すると、表示部12に「9」が表示され(D19)、続いてイコールキー22を操作すると、期間計算処理での演算結果(第1数値)である「1951」に、電卓モードで入力した第2数値である「9」を加算する演算(計算データに基づく演算)が実行されて、電卓モードでの演算結果の数値である「1960」が表示部12に表示される(D20)。
なお、「×」キーの複数回操作により累乗計算を行う場合などでは、数字キー領域20の操作による第2数値の入力を行わずに、演算子指定データのみで計算データの入力が行われて、電卓モードでの演算が実行される。
このように、機能モード(期間計算処理)での演算結果を電卓モードに引き継ぐことで、機能モードの演算結果に対する連続計算を行うことができる。計算命令キー領域21の各キーを電卓モードへの引き継ぎ可能な特定キーとして設定し、これらの特定キーの操作によって自動的にモード切り替えが実行されるので、ユーザーはモード切り替え用の特別な操作を意識する必要がなく、演算結果に対する連続計算へ簡単且つ効率的に移行することができる。
電子機器10では、機能モードでの演算結果として期間(日数)を表示部12に表示している間(D17)は、電卓モードに移行させる計算命令キー領域21の各キーの他に、オールクリアキー23と機能キー31の操作を有効な入力として受け付ける。
演算結果である期間(日数)が表示部12に表示される状態でオールクリアキー23を操作すると、期間の演算結果や基準日のデータがRAM15からクリアされると共に、表示部12への期間の表示が消去されて、日付計算モードから電卓モードに切り替わる。
演算結果である期間(日数)が表示部12に表示される状態で機能キー31を操作すると、演算結果を消去して、先に入力した基準日を表示部12に表示する状態(D13)に戻る。つまり、機能モードである日付計算モードを抜けるまで、前回入力した基準日データを保持し続けるように制御される。
なお、図5(A)では、対象日が基準日よりも後の日付である場合の期間計算処理を例示したが、対象日が基準日よりも前の日付である期間計算処理についても、ユーザーによる操作や電子機器10の処理の内容は上記と同様のものとなる。演算する内容が期間(日数)であるため、対象日が基準日よりも前の日付の場合でも、演算結果の数値(D17)には「-」を付さずに表示部12への表示を行う。
続いて、図5(B)の使用例を説明する。基準日の入力から計算内容の選択画面を表示部12に表示するまで(D21からD24まで)は、上述した図5(A)の使用例のD11からD14までと共通であるため、説明を省略する。
図5(B)の使用例では前方日付計算処理を行うため、表示部12に計算内容の選択画面が表示された状態(D24)で、ユーザーは数字キーの「1」を操作する。当該キー操作により、前方日付計算処理の選択が入力される。この入力により、電子機器10は、表示部12の表示画面を、基準日から何日前に遡るかを入力するものに変化させ、期間の入力を促す「何日前?」の表示が行われる(D25)。また、その右側には、期間入力の決定キーとして機能するイコールキー22を意味する「=」が表示される。
続いて、ユーザーが数字キー領域20の各キーを用いて、期間(日数)を入力する。図5(B)の使用例では、基準日から100日前の日付を演算するべく、数字キー領域20の2つのキーを操作して「100」という数値を入力している。これに応じて、表示部12の数字表示領域には、「100」が表示される(D26)。この段階では、クリアキー24や桁下げキー25、数字キー領域20の各キーなどを操作することで、入力する期間の修正が可能である。
期間の入力及び表示が完了した状態で、ユーザーがイコールキー22を操作すると、先に入力した基準日(D23)と期間(D26)に基づいて、基準日から100日前の日付が演算される。図5(B)の使用例では、演算の結果が2019年9月23日となり、当該日付を示す数字「2019-09-23」が、表示部12の数字表示領域に表示される(D27)。また、表示部12における数字表示領域の上側には、演算結果である日付の意味を示す「100日前は」という文字が表示される。
前方日付計算処理の結果である日付表示時(D27)には、計算命令キー領域21の各キーを操作して演算子指定データが入力されても、連続計算の処理には進まないように制御される。
電子機器10では、機能モードでの演算結果として日付を表示部12に表示している間は、オールクリアキー23と機能キー31の操作を有効な入力として受け付ける。
演算結果である日付が表示部12に表示される状態でオールクリアキー23を操作すると、日付の演算結果や基準日のデータがRAM15からクリアされると共に、表示部12への日付の表示が消去されて、電卓モードに切り替わる。
演算結果である日付が表示部12に表示される状態で機能キー31を操作すると、先に入力した基準日を表示部12に表示する状態(D28)に戻る。つまり、機能モードである日付計算モードを抜けるまで、前回入力した基準日データを記憶し続けるように制御される。
なお、図5(B)では、基準日から前(過去)に遡った日付を演算する前方日付計算処理を例示したが、基準日から後(未来)に進んだ日付を演算する後方日付計算処理についても、基本的に前方日付計算処理と同様の制御や処理になる。後方日付計算処理を行う場合、ユーザーによる操作については、計算内容の選択画面が表示部12に表示された状態(D24)で、数字キーの「2」を操作する点が異なる。電子機器10の表示部12の表示制御については、期間の入力画面(D25、D26)の文字が「何日後?」になる点と、演算結果の表示画面(D27)の文字が「・・日後は」(・・は、D26での入力値)になる点が異なる。
図6は、以上の日付計算モードに対応する制御のフローチャートである。図6のフローチャートは、演算結果が数値(日数)になる場合(図5(A)に示す期間計算処理)と日付になる場合(図5(B)に示す日付計算処理)での処理の違いにフォーカスしたものであり、個々の計算処理で演算結果を得るまでの過程については、省略する。
日付計算モードで入力部11へのキー入力があった場合、CPU13は、日付計算モードによる演算の結果が表示部12に表示中であるか否かを判定する(ステップS200)。
演算結果が表示部12に表示されている場合(ステップS200:YES)、CPU13は、表示部12に表示されている内容が、数値(日数)であるか、数値ではない(日付である)かを判定する(ステップS201)。
表示部12に表示される内容が数値(日数)である場合(ステップS201:YES)、CPU13は、今回操作されたキーが電卓モードへの引き継ぎ可能なキーであるか否かを判定する(ステップS202)。電卓モードへの引き継ぎ可能なキーは、図5(A)の使用例では、計算命令キー領域21の各キーである。
今回操作されたキーが電卓モードへの引き継ぎ可能なキーである場合(ステップS202:電卓への引き継ぎ可能キー)、CPU13は、ROM14に格納された電卓アプリケーションの読み出しを行って、電卓モードへの移行状態を設定する(ステップS203)。このとき、日付計算モードでの演算結果の数値は、消去せずに保持する。続いて、日付計算モード用のアプリケーションの終了と、電卓アプリケーションの起動を行って、電卓モードへの移行を完了する(ステップS204)。
ステップS205は、電卓モードへの移行(ステップS203、ステップS204)に進まない以下の各ケースの処理全般を包括して表したものである。
ステップS200の判定で、演算結果が表示部12に表示されていない場合(ステップS200:NO)、ステップS205においてCPU13は、日付計算モードでの演算が未実行であれば、日付計算モードでの演算を実行させるキー入力があるまで待機する。演算を実行している場合には、表示部12に演算結果を表示するように制御する。
ステップS201の判定で、表示部12に表示された演算結果が数値ではない(日付である)場合(ステップS201:NO)、ステップS205においてCPU13は、今回操作されたキーが電卓モードへの引き継ぎ可能なキーであるかの判定(ステップS202)を行わず、当該キーの種類に応じた処理を行う。図5(B)の使用例では、このとき有効なキーとして扱われるのは、上述したようにオールクリアキー23と機能キー31であり、今回操作されたキーがオールクリアキー23又は機能キー31である場合、ステップS205でそれぞれのキーに応じた内容の処理を行う。今回操作されたキーがオールクリアキー23と機能キー31以外である場合は、表示部12に日付が表示された状態を維持して、次のキー入力を待機する。
ステップS202の判定で、今回操作されたキーが電卓モードへの引き継ぎ不可なキー(計算命令キー領域21以外のキー)である場合(ステップS202:電卓への引き継ぎ不可キー)、ステップS205においてCPU13は、演算結果である数値を表示部12に表示させながら、当該数値を変更せずに、次のキー入力を待機する。
以上のように、本実施形態の電子機器10では、BMI計算や日付計算を行う機能モードにおいて、表示部12に第1数値(機能モードの第1引数の入力値や演算値、又は機能モードの出力結果)が表示されている場合に、少なくとも演算子指定データを含む計算データが入力されると、第1数値と計算データに基づいて演算を実行し、その演算結果を表示部12に表示させる。このように、機能モードの出力結果に基づいて直接に演算を行って演算結果を表示部に表示させることができ、電子機器10の機能モードにおける情報入力の作業性が優れたものになる。
上述した実施形態では、表示部12に第1数値が表示されている場合に、少なくとも演算子指定データを含む計算データが入力されると、第1数値と計算データに基づいて演算を実行し、その演算結果を表示部12に表示させるが、計算データが入力されても、演算を実行せず、演算を完了させる演算完了操作手段の入力に従って演算を実行してもよい。
上述した実施形態では、機能モードの使用例として、BMIの計算や日付の計算を例示したが、それ以外の計算内容を対象とした機能モードに本発明を適用してもよい。
上述した実施形態の電子機器10は、押し込み操作可能なキーによって構成される入力部11を備えるが、入力部はこれに限定されず、タッチセンサや光センサを用いて入力を感知するものや、音声による入力を行うものなどであってもよい。また、キーを用いて入力部を構成する場合、上述した実施形態とは異なるキー配列やキーの種類を採用してもよい。
その他、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。また、上述した実施形態で実行される機能は可能な限り適宜組み合わせて実施しても良い。上述した実施形態には種々の段階が含まれており、開示される複数の構成要件による適宜の組み合せにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、効果が得られるのであれば、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
以上の実施形態に関して、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
入力部と表示部を備え、電卓モードと、引数に基づく特定ルールに従う演算を行う機能モードで動作可能な電子機器であって、
前記機能モードにおいて、該機能モードの第1引数の入力値、該入力値に基づく演算値、該機能モードの出力結果、のいずれかである第1数値が前記表示部に表示されている場合に、前記入力部により少なくとも演算子指定データを含む計算データの入力を受け付け、入力を受け付けた前記第1数値と前記計算データに基づいて演算を実行し、演算した結果を前記表示部に表示させることを特徴とする電子機器。
(付記2)
前記入力部は、演算を完了させる演算完了操作手段を有し、
前記機能モードで、該機能モードの前記第1引数の前記入力値又は該入力値に基づく前記演算値が前記表示部に表示されている場合に、前記計算データが入力された後に、前記演算完了操作手段の操作が入力されると、前記第1数値と前記計算データに基づいて演算を実行し、演算した結果を前記表示部に表示させ、
前記機能モードで前記演算した結果が前記表示部に表示されている場合に、さらに前記演算完了操作手段の操作が入力されると、前記機能モードの前記第1引数の数値が確定され、前記表示部を前記機能モードの第2引数の数値入力用の表示に遷移させることを特徴とする付記1に記載の電子機器。
(付記3)
前記第1数値が前記機能モードの出力結果である場合に、前記計算データの入力に従って、動作モードが前記機能モードから前記電卓モードに切り替わることを特徴とする付記1に記載の電子機器。
(付記4)
前記機能モードの出力結果が数値である場合に、前記計算データの入力に従って前記機能モードから前記電卓モードへの切り替えを行い、
前記機能モードの出力結果が数値以外である場合に、前記計算データを入力しても前記機能モードから前記電卓モードへの切り替えを行わないことを特徴とする付記3に記載の電子機器。
(付記5)
入力部と表示部を備え、電卓モードと、引数に基づく特定ルールに従う演算を行う機能モードで動作可能な電子機器の制御方法であって、
前記機能モードにおいて、該機能モードの第1引数の入力値、該入力値に基づく演算値、該機能モードの出力結果、のいずれかである第1数値を前記表示部に表示させるステップと、
前記入力部による少なくとも演算子指定データを含む計算データの入力を受けて、前記第1数値と前記計算データに基づいて演算を実行し、演算した結果を前記表示部に表示させるステップと、
を有することを特徴とする電子機器の制御方法。
(付記6)
入力部と表示部を備える電子機器のプロセッサに、
引数に基づく特定ルールに従う演算用の機能モードにおいて、該機能モードの第1引数の入力値、該入力値に基づく演算値、該機能モードの出力結果、のいずれかである第1数値を前記表示部に表示させ、
前記第1数値を前記機能モードで前記表示部に表示させた状態で、前記入力部により少なくとも演算子指定データを含む計算データの入力を受け付けさせ、入力を受け付けた前記第1数値と前記計算データに基づいて演算を実行させ、演算した結果を前記表示部に表示させることを特徴とするプログラム。
10 :電子機器
11 :入力部
12 :表示部
13 :CPU(プロセッサ)
14 :ROM
15 :RAM
16 :ディスプレイドライバ
20 :数字キー領域
21 :計算命令キー領域(演算選択手段)
22 :イコールキー(演算完了操作手段)
30 :機能キー
31 :機能キー

Claims (7)

  1. 四則演算モードと、第1引数と第2引数に基づく特定ルールに従う演算を行う機能モードと、を選択可能な電子機器であって、
    前記機能モードにおいて前記第2引数の入力に先立って前記第1引数をユーザに入力させる場合に前記第1引数の入力を確定させるための確定操作手段と、
    前記第1引数をユーザに入力させる場合に前記確定操作手段が操作されるまでの間はユーザによる入力値を前記四則演算モードで演算される値として受け付けるとともに、前記確定操作手段が操作された時点における前記入力値に基づいた前記四則演算モードでの演算結果を前記第1引数として確定する制御手段と、
    を備えることを特徴とする電子機器。
  2. 前記制御手段は、前記演算結果を表示部に表示させる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記制御手段は、前記第1引数の入力を確定された場合に予め登録されている前記第2引数の候補を表示部に表示させる、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の電子機器。
  4. 前記機能モードを開始させるための操作キーが、前記電子機器の電源をオフするための操作キーに隣接する位置に配置されている、
    ことを特徴とする請求項1から3の何れかに記載の電子機器。
  5. 前記制御手段は、前記第1引数をユーザに入力させる場合に数値入力に引き続き所定の演算子が入力されると前記確定操作手段が操作されるまでの間は、ユーザによる入力値を前記四則演算モードで演算される値として受け付ける、
    ことを特徴とする請求項1から4の何れかに記載の電子機器。
  6. 四則演算モードと、第1引数と第2引数とに基づく特定ルールに従う演算を行う機能モードと、を選択可能な電子機器が実行する入力支援方法であって、
    前記機能モードにおいて前記第2引数の入力に先立って前記第1引数をユーザに入力させる場合に、前記第1引数の入力を確定させるための所定のユーザ操作がなされるまでの間はユーザによる入力値を前記四則演算モードで演算される値として受け付けるとともに、前記所定のユーザ操作がなされた時点における前記入力値に基づいた前記四則演算モードでの演算結果を前記第1引数として確定する制御処理を含む、
    ことを特徴とする入力支援方法。
  7. 四則演算モードと、第1引数と第2引数とに基づく特定ルールに従う演算を行う機能モードと、を選択可能な電子機器のコンピュータを、
    前記機能モードにおいて前記第2引数の入力に先立って前記第1引数をユーザに入力させる場合に、前記第1引数の入力を確定させるための所定のユーザ操作がなされるまでの間はユーザによる入力値を前記四則演算モードで演算される値として受け付けるとともに、前記所定のユーザ操作がなされた時点における前記入力値に基づいた前記四則演算モードでの演算結果を前記第1引数として確定する制御手段、
    として機能させることを特徴とするプログラム。
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