JP7259683B2 - 遠心ファン - Google Patents

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Description

本発明は、遠心ファンに関する。
従来、複数の羽根を有するインペラの回転により、上方から吸気した空気を径方向外方に送出する遠心ファンが知られている(特開2016-205234号公報参照)。
特開2016-205234号公報
遠心ファンでは、インペラの回転軸と平行な軸方向において、羽根の下端部とハウジングとの間には、所定のクリアランスが設けられる。そのため、羽根よりも下方且つ径方向外方において、羽根から径方向外方に送出される気流に乱れが生じる虞があった。このような気流の乱れは、遠心ファンの送風効率に影響する。
本発明は、遠心ファンの送風効率をより向上させることを目的とする。
本発明の例示的な遠心ファンは、複数の羽根を有するインペラと、前記インペラが取り付けられるロータを有するモータと、前記インペラ及び前記モータを収容して該モータを保持するハウジングと、樹脂部と、を備える。複数の前記羽根は、上下方向に延びる中心軸を中心とする周方向に配列される。前記ロータは、前記中心軸を中心にして複数の前記羽根とともに回転可能である。前記ハウジングは、前記中心軸から径方向に広がる板状の底板部と、前記羽根よりも下方に配置され、前記底板部の上面から上方に突出して周方向に延びるハウジング突起部と、を有する。前記底板部の上面には、下方に凹むハウジング凹部が形成される。前記樹脂部は、前記ハウジング凹部に充填された樹脂充填部と、前記羽根よりも下方に配置され、前記樹脂充填部から上方に突出して周方向に延びる樹脂突起部と、を有する。
本発明の例示的な遠心ファンによれば、送風効率をより向上させることができる。
図1は、遠心ファンの斜視図である。 図2は、径方向から見た遠心ファンの断面図である。 図3は、軸方向から見た遠心ファンの上面図である。 図4は、整流突起の一部分の近傍を示す図である。
以下に図面を参照して例示的な実施形態を説明する。なお、本明細書では、遠心ファン100において、中心軸CAと平行な方向を「軸方向」と呼ぶ。軸方向のうち、基板13からステータコア121への向きを「上方」と呼び、ステータコア121から基板13への向きを「下方」と呼ぶ。各々の構成要素において、上方における端部を「上端部」と呼び、下方における端部を「下端部」と呼ぶ。また、各々の構成要素の表面において、上方を向く面を「上面」と呼び、下方を向く面を「下面」と呼ぶ。
中心軸CAに直交する方向を「径方向」と呼ぶ。径方向のうち、中心軸CAへと近づく向きを「径方向内方」と呼び、中心軸CAから離れる向きを「径方向外方」と呼ぶ。各々の構成要素において、径方向内方における端部を「径方向内端部」と呼び、径方向外方における端部を「径方向外端部」と呼ぶ。また、各々の構成要素の側面において、径方向を向く側面を「径方向側面」と呼ぶ。さらに、径方向内方を向く側面を「径方向内側面」と呼び、径方向外方を向く側面を「径方向外側面」と呼ぶ。
中心軸CAを中心とする回転方向を「周方向」と呼ぶ。各々の構成要素において、周方向における端部を「周方向端部」と呼ぶ。周方向のうちの一方の向きを「周方向一方」と呼び、他方の向きを「周方向他方」と呼ぶ。また、周方向一方における端部を「周方向一方端部」と呼び、周方向他方における端部を「周方向他方端部」と呼ぶ。また、各々の構成要素の側面において、周方向を向く側面を「周方向側面」と呼ぶ。さらに、周方向一方を向く側面を「周方向一方側面」と呼び、周方向他方を向く側面を「周方向他方側面」と呼ぶ。
また、本明細書において、「環状」は、特に断りのない限り、中心軸CAを中心とする周方向の全域に渡って切れ目の無く連続的に一繋がりとなる形状である。「環状」は、中心軸CAを中心として中心軸CAと交差する曲面において閉曲線を描く形状も含む。
方位、線、及び面のうちのいずれかと他のいずれかとの位置関係において、「平行」は、両者がどこまで延長しても全く交わらない状態のみならず、実質的に平行である状態を含む。また、「垂直」及び「直交」はそれぞれ、両者が互いに90度で交わる状態のみならず、実質的に垂直である状態及び実質的に直交する状態を含む。つまり、「平行」、「垂直」及び「直交」はそれぞれ、両者の位置関係に本発明の主旨を逸脱しない程度の角度ずれがある状態を含む。
なお、以上に説明した事項は、実際の機器に組み込まれた場合において厳密に適用されるものではない。
<1.実施形態>
<1-1.遠心ファン>
図1は、遠心ファン100の斜視図である。図2は、径方向から見た遠心ファン100の断面図である。図3は、軸方向から見た遠心ファン100の上面図である。なお、図2は、図1のA-A線に沿う断面図であり、上下方向に延びる中心軸CAと平行な仮想の平面で遠心ファン100を切断した場合の該遠心ファン100の断面構造を示している。図3では、見易くするため、第2ハウジング32及びインペラ2の図示を省略している。
遠心ファン100は、吸気口320から空気を吸引し、排気口30から気流を送出する送風装置である。図2に示すように、遠心ファン100は、モータ1と、複数の羽根21を有するインペラ2と、ハウジング3と、樹脂部4と、リング部材5と、を備える。
<1-2.モータ>
まず、図1から図3を参照して、モータ1の構成を説明する。モータ1は、インペラ2を回転駆動する駆動装置である。モータ1は、図2に示すように、シャフト10と、ロータ11と、ステータ12と、基板13と、リード線14と、を有する。言い換えると、遠心ファン100は、シャフト10と、ロータ11と、ステータ12と、基板13と、リード線14と、を備える。
<1-2-1.シャフト>
シャフト10は、ロータ11の回転軸であり、ロータ11を支持し、中心軸CAを中心にしてロータ11とともに回転可能である。なお、この例示に限定されず、シャフト10は、ステータ12に取り付けられる固定軸であってもよい。なお、シャフト10が固定軸である場合、ロータ11には、シャフト10との間にベアリング(不図示)が配置される。
<1-2-2.ロータ>
ロータ11は、上下方向に延びる中心軸CAを中心にして、複数の羽根21とともに回転可能である。前述の如く、モータ1は、ロータ11を有する。ロータ11には、インペラ2が取り付けられる。ロータ11は、図2に示すように、シャフトハウジング111と、ロータホルダ112と、マグネット113と、を有する。
シャフトハウジング111は、シャフト10の上部に取り付けられており、シャフト10の周面から径方向に広がる。
ロータホルダ112は、磁性体である。ロータホルダ112は、ロータ蓋部1121と、ロータ筒部1122と、フランジ部1123と、を有する。ロータ蓋部1121は、シャフトハウジング111の径方向外側面から径方向外方に広がる。ロータ筒部1122は、軸方向に延びる筒状である。ロータ筒部1122は、ロータ蓋部1121の径方向外端部から少なくとも下方に延びる。フランジ部1123は、ロータ筒部1122の下端部から径方向外方に広がる。
マグネット113は、ロータ筒部1122の径方向内側面に保持されている。マグネット113は、中心軸CAを囲む筒状であり、軸方向に延びる。マグネット113は、ステータ12よりも径方向外側に位置し、ステータ12の径方向外側面と径方向に対向する。マグネット113は、たとえばフェライトゴムマグネット、ネオジム焼結磁石などの希土類焼結磁石であり、互いに異なる複数の磁極、つまりN極とS極とを有する。N極とS極とは、周方向において交互に配列される。
<1-2-3.ステータ>
ステータ12は、中心軸CAを中心とする環状であり、ハウジング3に保持されている。ステータ12は、ロータ11を支持し、モータ1を駆動する際にロータ11を駆動して回転させる。ステータ12は、ステータコア121と、インシュレータ122と、複数のコイル部123と、からげピン124と、を有する。
ステータコア121は、上下方向に延びる中心軸CAを囲む。ステータコア121は、磁性体であり、本実施形態では電磁鋼板が軸方向に積層された積層体である。
インシュレータ122は、ステータコア121の一部を覆う。インシュレータ122は、たとえば合成樹脂、エナメル、ゴムなどの電気絶縁性を有する材料を用いて形成されている。
各々のコイル部123は、ステータコア121にインシュレータ122を介して導線(符号省略)が巻き付けられることで形成されている。各々のコイル部123に駆動電流が供給されると、ステータ12は励磁されてロータ11を駆動する。導線は、たとえばエナメル被覆銅線等、絶縁部材で被覆された金属線などである。導線の端部は、からげピン124にからげられ、からげピン124を介して基板13と電気的に接続される。
からげピン124は、ステータ12の下部において、インシュレータ122から下方に延びる。からげピン124は、たとえば金属製であり、基板13に接続される。
<1-2-4.基板など>
基板13は、ステータ12より下方に配置され、駆動回路などを搭載する。基板13には、からげピン124及びリード線14が電気的に接続される。リード線14は、ハウジング3の内部から引き出し口33を通じて外部に引き出される接続線である。リード線14は、モータ1を駆動する基板13とハウジング3の外部にある外部電源などの機器とを電気的に接続する。
<1-3.インペラ>
次に、図1及び図2を参照して、インペラ2の構成を説明する。インペラ2は、モータ1の駆動により中心軸CAを中心に回転する。これにより、吸気口320から吸引された空気が、気流として径方向外方に送出される。送出された気流は、ハウジング3内を周方向に流れ、排気口30からハウジング3の外部に送出される。インペラ2は、図2に示すように、複数の羽根21のほか、ブラケット22と、インペラベース23と、下壁部26と、をさらに有する。
複数の羽根21は、上下方向に延びる中心軸CAを中心とする周方向に配列される。各々の羽根21は、径方向及び周方向のうちの少なくとも径方向を含む方向に広がり、軸方向に延びる。
ブラケット22は、中心軸CAを中心とする環状である。ブラケット22には、各々の羽根21の上端部が接続される。
インペラベース23は、中心軸CAを中心とする環状である。前述の如く、インペラ2は、インペラベース23をさらに有する。インペラベース23は、ベース筒部231と、ベース環状部232と、を有する。ベース筒部231は、軸方向に延びる筒状である。ベース筒部231の内側には、ロータ筒部1122が嵌まっている。ベース環状部232は、中心軸CAを中心とする環状であり、ベース筒部231の下端部から径方向外方に広がる。ベース環状部232の径方向内端部は、フランジ部1123の上面に接している。ベース環状部232の径方向外端部には、各々の羽根21の下端部が接続されている。言い換えると、インペラベース23の上面には、各々の羽根21の下端部が接続されている。
下壁部26は、下方に突出して周方向に延びる。下壁部26は、インペラベース23の下面に配置されている。本実施形態では、下壁部26は、ベース環状部232の下面から下方に突出して周方向に延びる。
<1-4.ハウジング>
次に、図1から図3を参照して、ハウジング3を説明する。ハウジング3は、モータ1とインペラ2とを収容して該モータ1を保持する。ハウジング3の上面には、吸気口320が形成されている。ハウジング3の径方向側面には、排気口30と引き出し口33とが形成されている。ハウジング3は、第1ハウジング31と、第2ハウジング32と、を有する。
<1-4-1.第1ハウジング>
第1ハウジング31は、底板部311と、第1側壁部312と、ハウジング筒部313と、ベアリングハウジング314と、ハウジング突起部315と、を有する。言い換えると、ハウジング3は、底板部311、第1側壁部312、ハウジング筒部313、ベアリングハウジング314、及びハウジング突起部315を有する。
底板部311は、径方向に広がる板状である。前述の如く、ハウジング3は、底板部311を有する。底板部311には、中心軸CAを囲む開口(符号省略)、ハウジング凹部3110、及び整流突起Pcが形成されている。言い換えると、ハウジング3の第1ハウジング31は、該開口、ハウジング凹部3110、及び整流突起Pcをさらに有する。これらについては、後に説明する。
第1側壁部312は、底板部311の径方向外端部から上方に突出し、周方向に延びる。本実施形態では、第1側壁部312の上端部は、第2ハウジング32の下端部に接する。これにより、第1ハウジング31及び第2ハウジング32の内部に、モータ1及びインペラ2が収容される空間が形成される。さらに、第1側壁部312には、排気口30の下部が形成される。なお、本実施形態の例示に限定されず、ハウジング3の第1ハウジング31は、第1側壁部312を有していなくてもよい。この場合、第2ハウジング32の下端部は、底板部311の上面、或いはその径方向外端部に接する。さらに、排気口30は、第2ハウジング32の後述する第2側壁部322に形成される。
ハウジング筒部313は、軸方向に延びる筒状であり、上記の開口に沿う底板部311の径方向内端部から上方に突出する。
ベアリングハウジング314は、軸方向に延びる筒状であり、ベアリングBrを介してシャフト10を回動可能に支持する。ベアリングハウジング314の下部は、ハウジング筒部313の内側に配置されている。ハウジング筒部313がベアリングハウジング314を保持することにより、モータ1は、第1ハウジング31に支持される。なお、本実施形態では、ベアリングハウジング314は少なくともハウジング筒部313と一体成型されている。但し、この例示に限定されず、両者は一体成型品でなくてもよい。たとえば、ベアリングハウジング314の下部は、ハウジング筒部313の内側に嵌まっていてもよい。また、ベアリングハウジング314の径方向外側面には、ステータコア121が固定されている。
また、底板部311の上面には、ハウジング突起部315が形成されている。ハウジング突起部315は、整流突起Pcの一部である。ハウジング突起部315は、羽根21よりも下方に配置され、底板部311の上面から上方に突出して周方向に延びる。前述の如く、ハウジング3は、ハウジング突起部315を有する。ハウジング突起部315を配置することによって、上方から吸気された空気がハウジング突起部315に沿って周方向に効率良く排出される。従って、遠心ファン100の送風効率をより向上させることができる。
なお、ハウジング突起部315は、好ましくは、径方向において、いずれかの羽根21の下端部の近傍に配置される。さらに好ましくは、ハウジング突起部315の径方向内端部は、いずれかの羽根21の下端部の径方向外端部と同じ径方向位置、或いは、いずれかの羽根21の下端部の径方向外端部よりも径方向内方に配置される。このさらに好ましい構成において、より好ましくは、ハウジング突起部315の径方向外端部は、ベース環状部232の径方向外端部と同じ径方向位置、或いは、ベース環状部232の径方向外端部よりも径方向外方に配置される。該いずれかの羽根21の下端部の近傍にハウジング突起部315を配置することにより、該いずれかの羽根21から径方向外方且つ下方に向かって気流をスムーズに送出できる。
底板部311の上面には、ハウジング凹部3110が形成されている。ハウジング凹部3110は、底板部311の上面から下方に凹む。ハウジング凹部3110には、基板13と、リード線14の基板13側の端部とが収容される。
<1-4-2.第2ハウジング>
第2ハウジング32は、吸気口320と、天板部321と、第2側壁部322と、を有する。
天板部321は、径方向に広がる板状である。天板部321には、中心軸CAを囲む吸気口320が形成されている。また、天板部321は、ハウジング壁部3211を有する。ハウジング壁部3211は、天板部321の下面から下方に突出し、周方向に延びる。ハウジング壁部3211は、本実施形態では、羽根21よりも径方向外方に配置され、羽根21と径方向に対向している。羽根21の上端部近傍にハウジング壁部3211を配置することにより、羽根21よりも上方且つ径方向外方から吸気口320に気流が戻ることを抑制できる。なお、好ましくは、ハウジング壁部3211は、軸方向から見て閉曲線形状である。こうすれば、周方向の全周に渡ってハウジング壁部3211に途切れた部分がないので、吸気口320に気流が戻ることを抑制する効果をさらに向上できる。
第2側壁部322は、天板部321の径方向外端部から下方に突出し、周方向に延びる。本実施形態では、第2側壁部322の下端部は、第1ハウジング31の第1側壁部312の上端部に接する。さらに、第2側壁部322には、排気口30の上部が形成される。なお、本実施形態の例示に限定されず、第2ハウジング32は、第2側壁部322を有していなくてもよい。この場合、第1ハウジング31の第1側壁部312の上端部は、天板部321の下面、或いはその径方向外端部に接する。さらに、排気口30は、第1側壁部312に形成される。
<1-4.樹脂部>
次に、図2を参照して、樹脂部4を説明する。樹脂部4は、樹脂材料を用いて形成される。樹脂部4は、図2に示すように、樹脂充填部41と、樹脂突起部42と、を有する。なお、樹脂突起部42は、整流突起Pcの一部である。
樹脂充填部41は、ハウジング凹部3110内に充填される。前述の如く、樹脂部4は、樹脂充填部41を有する。樹脂充填部41には、たとえば、ポリアミドなどの熱可塑性の樹脂材料が用いられる。基板13と、リード線14の基板13側の端部とが収容されたハウジング凹部3110を樹脂材料で充填することにより、樹脂充填部41は、基板13とリード線14の基板13側の端部とを覆うことができる。これにより、基板13と、該基板13及びリード線14の接続部分とを水、塵埃などから保護できる。また、樹脂充填部41とは別の固定部材を用いることなく、樹脂充填部41は、基板13と、リード線14の基板13側の端部とを安定して固定できる。また、樹脂充填部41は、ステータ12の少なくとも一部の表面を覆う。樹脂充填部41がステータ12を覆ったり封止したりすることにより、ステータ12の防水性及び防塵性を向上できる。
樹脂突起部42は、羽根21よりも下方に配置され、樹脂充填部41から上方に突出して周方向に延びる。前述の如く、樹脂部4は、樹脂突起部42を有する。より具体的には、樹脂突起部42は、樹脂充填部41のうちのハウジング凹部3110に充填された部分の上面から上方に突出する。樹脂突起部42を配置することによって、上方から吸気された空気が樹脂突起部42に沿って周方向に効率良く排出される。さらに、ハウジング3の底板部311に形成されたハウジング凹部3110の少なくとも一部が樹脂突起部42と同じ径方向位置にあっても、該ハウジング凹部3110に充填された樹脂充填部41から樹脂突起部42を突出させることにより、ハウジング凹部3110よりも上方においても上述の気流をスムーズに送出する効果を得ることができる。従って、遠心ファン100の送風効率をより向上させることができる。
樹脂突起部42には、好ましくは、樹脂充填部41と同じ樹脂材料が用いられる。たとえば、樹脂突起部42は、樹脂充填部41と同じ部材の異なる一部であってもよい。こうすれば、樹脂充填部41を形成する際に樹脂突起部42も形成できる。従って、より少ない工程で容易に樹脂突起部42を形成できるので、遠心ファン100の生産性が向上する。但し、この例示に限定されず、樹脂突起部42は、樹脂充填部41とは異なる材料で形成されてもよい。
なお、樹脂突起部42は、好ましくは、径方向において、いずれかの羽根21の下端部の近傍に配置される。さらに好ましくは、樹脂突起部42の径方向内端部は、いずれかの羽根21の下端部の径方向外端部と同じ径方向位置、或いは、いずれかの羽根21の下端部の径方向外端部よりも径方向内方に配置される。このさらに好ましい構成において、より好ましくは、樹脂突起部42の径方向外端部は、ベース環状部232の径方向外端部と同じ径方向位置、或いは、ベース環状部232の径方向外端部よりも径方向外方に配置される。該いずれかの羽根21の下端部の近傍に樹脂突起部42を配置することにより、該いずれかの羽根21から径方向外方且つ下方に向かって気流をスムーズに送出できる。
<1-5.リング部材>
次に、図2を参照して、リング部材5を説明する。リング部材5は、中心軸CAを中心とする環状である。前述の如く、遠心ファン100は、リング部材5を備える。リング部材5は、インペラベース23と軸方向に接続されており、軸方向において、インペラベース23のベース環状部232との間にフランジ部1123を挟んでいる。ロータ11のフランジ部1123が、軸方向においてインペラベース23とリング部材5との間に挟まれていることにより、ロータ11にインペラ2を強固に固定できる。
<1-6.整流突起>
次に、図2から図4を参照して、整流突起Pcを説明する。図4は、整流突起Pcの一部分の近傍を示す図である。図4は、図3の破線で囲まれた部分Cを拡大した上面図である。
底板部311の上面及び樹脂充填部41の上面には、整流突起Pcが配置される。整流突起Pcは、本実施形態では軸方向から見て閉曲線形状である閉曲線突起部であり、底板部311の上面から上方に突出している。なお、整流突起Pcは、好ましくは、径方向において、いずれかの羽根21の下端部の近傍に配置される。さらに好ましくは、整流突起Pcの径方向内端部は、該いずれかの羽根21の下端部の径方向外端部と同じ径方向位置、或いは、該いずれかの羽根21の下端部の径方向外端部よりも径方向内方に配置される。このさらに好ましい構成において、より好ましくは、整流突起Pcの径方向外端部は、ベース環状部232の径方向外端部と同じ径方向位置、或いは、ベース環状部232の径方向外端部よりも径方向外方に配置される。該いずれかの羽根21の下端部の近傍に整流突起Pcを配置することにより、整流突起Pc近傍の羽根21から径方向外方且つ下方に向かって気流をスムーズに送出できる。
整流突起Pcは、本実施形態では中心軸CAを中心とする環状であり、ハウジング突起部315及び樹脂突起部42を含む。ハウジング突起部315は、整流突起Pcの一部であり、より詳しくは、整流突起Pcのうちの底板部311の上面に形成された部分である。樹脂突起部42は、整流突起Pcの残りの一部であり、より詳しくは、整流突起Pcのうちの樹脂充填部41の上面に形成された部分である。閉曲線形状の整流突起Pcにより、周方向の全周に渡って、上述の気流をスムーズに送出する効果を得ることができる。
樹脂突起部42の周方向端部は、ハウジング突起部315の周方向端部に連結される。たとえば図4に示すように、樹脂突起部42の周方向一方端部は、ハウジング突起部315の周方向他方端部に連結される。さらに、樹脂突起部42の周方向他方端部は、ハウジング突起部315の周方向一方端部に連結される。こうすれば、樹脂突起部42の周方向端部とハウジング突起部315の周方向端部との間に隙間がないため、羽根21から径方向外方且つ下方に向かって気流をスムーズに送出する効果をより向上できる。また、周方向において樹脂突起部42とハウジング突起部315との間が連結されるため、樹脂突起部42の強度を向上できる。たとえば、少なくとも径方向を向く力が樹脂突起部42に作用しても、ハウジング突起部315との連結により、樹脂突起部42を強固に固定できる。但し、この例示に限定されず、両者は連結されなくてもよい。たとえば、樹脂突起部42の周方向一方端部は、ハウジング突起部315の周方向他方端部に面で接触してもよい。及び/又は、樹脂突起部42の周方向他方端部は、ハウジング突起部315の周方向一方端部に面で接触してもよい。
たとえば、好ましくは図4のように、樹脂突起部42とハウジング突起部315との周方向の接続部分において、樹脂突起部42は凸部421を有し、ハウジング突起部315は凸部421が嵌まる凹部3151を有する。凸部421は、樹脂突起部42の周方向端面に形成され、ハウジング突起部315に向かって突出する。凹部3151は、ハウジング突起部315の周方向端面に形成され、凸部421の突出方向に向かって突出する。ハウジング突起部315の周方向端面に凹部3151を形成した場合の該凹部3151の強度は、樹脂突起部42の周方向端面に凹部を形成した場合よりも強い。従って、上述の連結部分の強度をさらに向上できる。
但し、図4の例示に限定されず、凹部が樹脂突起部42の周方向端面に形成され、該凹部に嵌める凸部がハウジング突起部315の周方向端面に形成されてもよい。つまり、樹脂突起部42及びハウジング突起部315のうちの一方の周方向端面に、一方から他方に向かって突出する凸部が配置されてもよい。さらに、樹脂突起部42及びハウジング突起部315のうちの他方の周方向端面に、一方から他方に向かって凹む凹部が形成されてもよい。上記の凹部に上記の凸部が嵌まることにより、周方向において樹脂突起部42とハウジング突起部315との間をより強固に連結できる。
なお、上述の実施形態に限定されず、軸方向から見て、整流突起Pcは、閉曲線形状でなくてもよく、整流突起Pcが延びる方向において途切れがあってもよい。たとえば、樹脂突起部42の周方向端面は、樹脂突起部42の周方向端面と周方向に対向するハウジング突起部315の周方向端面と接していなくてもよい。及び/又は、樹脂突起部42及びハウジング突起部315のうちの少なくとも一方は、間隔を空けて周方向に延びる複数の突起であってもよい。このようにしても、整流突起Pcが配置された箇所において、羽根21から径方向外方且つ下方に向かって気流をスムーズに送出する効果を得ることはできる。
次に、整流突起Pcの径方向外側面は、好ましくは、下方から上方に向かうにつれて中心軸CAに近づく傾斜面である。たとえば、樹脂突起部42及びハウジング突起部315のうちの少なくともいずれかの径方向外端面は、下方から上方に向かうにつれて中心軸CAに近づいてもよい。なお、周方向から見た該傾斜面の形状は、直線形状であってもよい。或いは、該形状は、上方及び径方向外方に向かって突出する形状であってもよいし、下方及び径方向内方に向かって凹む形状であってもよい。樹脂突起部42及び/又はハウジング突起部315の径方向外端面が上述のような傾斜面であることにより、羽根21から流れる気流が該傾斜面を伝い、下方且つ径方向外方に向かって流れ易くなる。また、該傾斜面よりも径方向外方で乱流が発生し難くなる。従って、気流が複数の羽根21よりも下方且つ径方向外方から該羽根21間に向かうことをより効果的に防止できる。但し、この例示に限定されず、整流突起Pcの径方向外側面は、傾斜面でなくてもよく、たとえば軸方向と平行であってもよい。
整流突起Pcの上端部は、好ましくは、複数の羽根21のうちのいずれかの下端部と軸方向に対向する。たとえば、ハウジング突起部315の上端部及び樹脂突起部42の上端部はそれぞれ、複数の羽根21のうちのいずれかの下端部と軸方向に対向する。こうすれば、羽根21から径方向外方且つ下方に向かって気流をスムーズに送出する効果を向上できる。ここで、ハウジング突起部315の上端部及び樹脂突起部42の上端部と、複数の羽根21のうちのいずれかの下端部との間の軸方向における間隔Wa(図2参照)は、両者が接触しない程度に、より狭いことが好ましい。両者の間隔Waが狭いほど、気流の漏れを抑制することができ、上述の効果が高まる。但し、この例示に限定されず、整流突起Pcの少なくとも一部の上端部は、複数の羽根21のうちのいずれかの下端部と軸方向に対向していなくてもよい。
好ましくは、整流突起Pcの径方向位置は、中心軸CAに対して一定である。たとえば、本実施形態では、樹脂突起部42の径方向位置は、ハウジング突起部315の径方向位置と同じである。こうすれば、周方向に渡って、上述の気流をスムーズに送出する効果を均一に得ることができる。但し、この例示に限定されず、樹脂突起部42の径方向位置は、ハウジング突起部315の径方向位置とは異なっていてもよい。
好ましくは、整流突起Pcの上端部の軸方向位置は、一定である。たとえば、径方向から見て、樹脂突起部42の上端部は、ハウジング突起部315の上端部と重なる位置に配置される。樹脂突起部42の上端部の軸方向位置をハウジング突起部315の上端部の軸方向位置と同じにすることにより、周方向に渡って、上述の気流をスムーズに送出する効果をより均一に得ることができる。たとえば、羽根21の回転バランスが安定する。但し、この例示に限定されず、樹脂突起部42の上端部の軸方向位置は、ハウジング突起部315の上端部の軸方向位置とは異なっていてもよい。
好ましくは、整流突起Pcは、インペラ2の下壁部26よりも径方向外方である。さらに好ましくは、整流突起Pcの上端部は、該下壁部26の下端部と同じ軸方向位置、或いは、下壁部26の下端部よりも上方に配置される。たとえば、下壁部26の下端部は、樹脂突起部42及びハウジング突起部315のうちの少なくともいずれかの突起部よりも径方向内方にあってもよい。さらに、下壁部26の下端部は、該少なくともいずれかの突起部の上端部と同じ軸方向位置、又は、該少なくともいずれかの突起部と径方向に対向してもよい。こうすれば、インペラベース23よりも下方において、下壁部26と、樹脂突起部42及び/又はハウジング突起部315とでラビリンス構造を形成できる。該ラビリンス構造により、インペラベース23と、ハウジング3の底板部311との間において径方向内方に向かって空気を流れ難くすることができる。従って、遠心ファン100の送風効率をさらに向上できる。
<2.その他>
以上、本発明の実施形態を説明した。なお、本発明の範囲は上述の実施形態に限定されない。本発明は、発明の主旨を逸脱しない範囲で上述の実施形態に種々の変更を加えて実施することができる。また、上述の実施形態で説明した事項は、矛盾を生じない範囲で適宜任意に組み合わせることができる。
本発明は、吸気口から吸引した空気を径方向側面に形成された排気口から送出する送風装置に有用である。
100・・・遠心ファン、1・・・モータ、10・・・シャフト、11・・・ロータ、111・・・シャフトハウジング、112・・・ロータホルダ、1121・・・ロータ蓋部、1122・・・ロータ筒部、1123・・・フランジ部、113・・・マグネット、12・・・ステータ、121・・・ステータコア、122・・・インシュレータ、123・・・コイル部、124・・・からげピン、13・・・基板、14・・・リード線、2・・・インペラ、21・・・羽根、22・・・ブラケット、23・・・インペラベース、231・・・ベース筒部、232・・・ベース環状部、26・・・下壁部、3・・・ハウジング、30・・・排気口、31・・・第1ハウジング、311・・・底板部、3110・・・ハウジング凹部、312・・・第1側壁部、313・・・ハウジング筒部、314・・・ベアリングハウジング、315・・・ハウジング突起部、3151・・・凹部、32・・・第2ハウジング、320・・・吸気口、321・・・天板部、3211・・・ハウジング壁部、322・・・第2側壁部、33・・・引き出し口、4・・・樹脂部、41・・・樹脂充填部、42・・・樹脂突出部、421・・・凸部、5・・・リング部材、CA・・・中心軸、Br・・・ベアリング、Pc・・・整流突起

Claims (10)

  1. 複数の羽根を有するインペラと、
    前記インペラが取り付けられるロータを有するモータと、
    前記インペラ及び前記モータを収容して該モータを保持するハウジングと、
    樹脂材料を用いて形成される樹脂部と、
    を備え、
    複数の前記羽根は、上下方向に延びる中心軸を中心とする周方向に配列され、
    前記ロータは、前記中心軸を中心にして複数の前記羽根とともに回転可能であり、
    前記ハウジングは、
    径方向に広がる板状の底板部と、
    前記羽根よりも下方に配置され、前記底板部の上面から上方に突出して周方向に延びるハウジング突起部と、
    を有し、
    前記底板部の上面には、下方に凹むハウジング凹部が形成され、
    前記樹脂部は、
    前記ハウジング凹部に充填された樹脂充填部と、
    前記羽根よりも下方に配置され、前記樹脂充填部から上方に突出して周方向に延びる樹脂突起部と、
    を有する、遠心ファン。
  2. 前記モータを駆動する基板と外部電源とを接続するリード線をさらに備え、
    前記基板と前記リード線の前記基板側の端部とは、前記ハウジング凹部に収容されるとともに、前記樹脂充填部によって覆われる、請求項1に記載の遠心ファン。
  3. 前記樹脂突起部の周方向端部は、前記ハウジング突起部の周方向端部に連結される、請求項1又は請求項2に記載の遠心ファン。
  4. 前記樹脂突起部及び前記ハウジング突起部のうちの一方の周方向端面には、前記一方から他方に向かって突出する凸部が配置され、
    前記樹脂突起部及び前記ハウジング突起部のうちの前記他方の周方向端面には、前記一方から前記他方に向かって凹む凹部が形成され、
    前記凹部に前記凸部が嵌まる、請求項3に記載の遠心ファン。
  5. 前記底板部の上面には、上方に突出し且つ軸方向から見て閉曲線形状である閉曲線突起部が配置され、
    前記ハウジング突起部は前記閉曲線突起部の一部であり、前記樹脂突起部は前記閉曲線突起部の残りの一部である、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の遠心ファン。
  6. 前記樹脂突起部及び前記ハウジング突起部のうちの少なくともいずれかの径方向外端面は、下方から上方に向かうにつれて前記中心軸に近づく、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の遠心ファン。
  7. 前記ハウジング突起部の上端部及び前記樹脂突起部の上端部はそれぞれ、複数の前記羽根のうちのいずれかの下端部と軸方向に対向する、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の遠心ファン。
  8. 前記インペラは、前記中心軸を中心とする環状のベース環状部をさらに有し、
    前記ベース環状部には、前記羽根の下端部が接続され、
    前記樹脂突起部及び前記ハウジング突起部は、前記ベース環状部の径方向外端部と同じ径方向位置、或いは、前記ベース環状部の径方向外端部よりも径方向外方に配置される、請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の遠心ファン。
  9. 径方向から見て、前記樹脂突起部の上端部は、前記ハウジング突起部の上端部と重なる位置に配置される、請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の遠心ファン。
  10. 前記インペラは、前記中心軸を中心とする環状のインペラベースをさらに有し、
    前記インペラベースの上面には、各々の前記羽根の下端部が接続され、
    前記インペラベースの下面には、下方に突出して周方向に延びる下壁部が配置され、
    前記下壁部の下端部は、
    前記樹脂突起部及び前記ハウジング突起部のうちの少なくともいずれかの突起部よりも径方向内方にあるとともに、
    該少なくともいずれかの突起部の上端部と同じ軸方向位置、又は、該少なくともいずれかの突起部と径方向に対向する、請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の遠心ファン。
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