JP7258274B2 - フィルタ装置、化学気相成長装置およびSiCエピタキシャルウェハの製造方法 - Google Patents

フィルタ装置、化学気相成長装置およびSiCエピタキシャルウェハの製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP7258274B2
JP7258274B2 JP2018241677A JP2018241677A JP7258274B2 JP 7258274 B2 JP7258274 B2 JP 7258274B2 JP 2018241677 A JP2018241677 A JP 2018241677A JP 2018241677 A JP2018241677 A JP 2018241677A JP 7258274 B2 JP7258274 B2 JP 7258274B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
filter
gas
plate
filter device
receiving plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018241677A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020102597A (ja
Inventor
喜一 梅田
友弘 児玉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Resonac Corp
Original Assignee
Hitachi Chemical Co Ltd
Showa Denko Materials Co Ltd
Resonac Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Chemical Co Ltd, Showa Denko Materials Co Ltd, Resonac Corp filed Critical Hitachi Chemical Co Ltd
Priority to JP2018241677A priority Critical patent/JP7258274B2/ja
Publication of JP2020102597A publication Critical patent/JP2020102597A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7258274B2 publication Critical patent/JP7258274B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02CCAPTURE, STORAGE, SEQUESTRATION OR DISPOSAL OF GREENHOUSE GASES [GHG]
    • Y02C20/00Capture or disposal of greenhouse gases
    • Y02C20/30Capture or disposal of greenhouse gases of perfluorocarbons [PFC], hydrofluorocarbons [HFC] or sulfur hexafluoride [SF6]

Landscapes

  • Chemical Vapour Deposition (AREA)

Description

本発明は、フィルタ装置、化学気相成長装置およびSiCエピタキシャルウェハの製造方法に関する。
化学気相成長(Chemical Vapor Deposition:CVD)装置は、様々な層の成膜手段として広く用いられている。例えば、炭化ケイ素(SiC)のエピタキシャル膜の成長にも、化学気相成長装置が利用されている。
CVD法を用いた成膜では、反応炉内に原料ガスを供給し、基板表面に結晶を成長させる。反応炉内に供給されたガスのうち未反応のガスは排気配管から排気される。排気配管は、フィルタ装置に接続される。フィルタ装置は、排気配管を通じて排気される未反応ガスを除去することができる。この未反応のガスは、排気配管内で反応して堆積する場合がある。堆積物は、ガスがフィルタ等の固形物にぶつかる場所や乱流が起こる場所に生じやすく、排気配管の閉塞や、フィルタの目詰まり、ポンプの動作不良の原因となる。
排気配管の閉塞や、ポンプの動作不良は、CVD装置の不具合の原因の一つである。排気配管の閉塞を防ぐためには、定期的な清掃又はフィルタ装置による効率的な未反応ガスの捕集が必要である。清掃の期間は、CVD装置を動かすことができないため、CVD装置のスループットを大幅に低下させる。
特許文献1には、排ガスの流れの方向に対して交差する方向に配置される複数のバッフル板を有し、隣り合うバッフル板同士の開口部は、ガスの流れの方向に対して互いにずれているフィルタ装置(排気トラップ)が記載されている(例えば、請求項1参照)。
特許第5728341号公報
ここで、特許文献1では、排ガスの流れ方向で開口部が互いにずれた複数のバッフル板を備えた上記構成の作用効果について、図7や段落0029等に詳細に記載されている。それによると、大口径孔及び小口径孔を有する複数のバッフル板が排ガスの流れ方向に対して交差するように配置され、隣り合うバッフル板の大口径孔がガスの流れ方向に対して互いにずれる構成のフィルタ装置の場合、排ガス中の堆積性物質が大口径孔及び小口径孔の内縁(エッジ)に付着し、そのエッジに吸着した堆積性物質が核となり、この核に対して排ガス中の堆積性物質が更に吸着し、核を中心として堆積性物質が円形状の断面を有する形状で成長していくことが記載されている。特許文献1に開示されたフィルタ装置は、このように堆積性物質が成長する排ガスの場合すなわち、エッジに吸着した堆積性物質を核として堆積性物質が成長して固体状の副生成物を形成する排ガスの場合、堆積性物質あるいは副生成物の捕集に有効であると思われる。このような固体状の副生成物を形成する具体的な排ガスとしては、特許文献1で例示されている、シラン(SiH)、ジクロロシラン(DCS)などのシリコン含有ガスが挙げられる。
しかしながら、特許文献1に記載のフィルタ装置では、ゲル状の副生成物を生じるガスを使用した際に、副生成物の効率的な捕集をすることができず、副生成物による化学気相成長装置の動作不良の低減をすることができない。
本発明は上記問題に鑑みてなされたものであり、ゲル状の副生成物を生じるガスを使用した場合でも、未反応ガスを効率的に捕集し、副生成物による化学気相成長装置の動作不良低減をすることができるフィルタ装置を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するために、以下の手段を提供する。
(1)本発明の第一の態様にかかるフィルタ装置は、内部でSiC薄膜の気相成長を行うことが可能な反応炉と、前記反応炉からのガスの排気を行うポンプと、前記ポンプと前記反応炉との間に配置する排気配管と、を備えたSiC薄膜用化学気相成長装置に用いられるフィルタ装置であって、排気されるガスの流れ方向において、前記排気配管の、上流側に配置する部分である上流側配管と下流側に配置する部分である下流側配管とにそれぞれ連結されており、前記上流側配管からのガスの流れ方向に対して、フィルタ面がほぼ直交するように配置するフィルタ板と、前記フィルタ板よりも下流側に配置し、前記フィルタ板とほぼ平行に配向する、ガス受け板と、前記ガス受け板よりも下流側に配置し、前記ガス受け板に対してフィルタ面をほぼ垂直にして筒状に形成され、前記フィルタ板の穴よりも径が小さい穴を有するフィルタと、前記フィルタ板、前記ガス受け板及び前記フィルタを収容する筐体と、を有する。
(2)上記態様にかかるフィルタ装置において、前記フィルタ板の穴の径は、0.1~10mmΦであってもよい。
(3)上記態様にかかるフィルタ装置において、前記フィルタ板は、開口率が20~50%であってもよい。
(4)上記態様にかかるフィルタ装置は、前記フィルタ板を複数枚有していてもよい。
(5)上記態様にかかるフィルタ装置において、前記フィルタ板同士の間隔は、5mm~20mmであってもよい。
(6)上記態様にかかるフィルタ装置は、前記筐体において、筐体下部と、前記フィルタと、が接する位置よりも径方向外側の領域に凹状構造の溜まり部を有してもよい。
(7)本発明の第2の態様にかかる化学気相成長装置は、上記態様にかかるフィルタ装置を有する。
(8)本発明の第3の態様にかかるSiCエピタキシャルウェハの製造方法は、上記態様にかかる化学気相成長装置を用いたSiCエピタキシャルウェハの製造方法であって、Cl系ガスを用いる。
上記態様にかかるフィルタ装置によれば、ゲル状の副生成物を生じるガスを使用した場合でも、未反応ガスを効率的に捕集し、副生成物による化学気相成長装置の動作不良の低減をすることができる。
本発明の一態様にかかる化学気相成長装置の模式図である。 本発明の一態様にかかるフィルタ装置の一例を示す断面模式図である。 フィルタ板の一例を示す上面模式図である。 本発明の一態様にかかるフィルタ装置の一例を示す断面模式図である。 本発明の一態様にかかるフィルタ装置の一例を示す断面模式図である。
以下、本発明の実施形態について、図を適宜参照しながら詳細に説明する。以下の説明で用いる図面は、本発明の特徴をわかりやすくするために便宜上特徴となる部分を拡大して示している場合があり、各構成要素の寸法比率などは実際とは異なっていることがある。以下の説明において例示される材質、寸法等は一例であって、本発明は、それらに限定されるものではなく、その要旨を変更しない範囲で適宜変更して実施することが可能である。
図1は、本実施形態にかかる化学気相成長装置100の一例を示す模式図である。図1に示す化学気相成長装置100は、反応炉1と排気配管2とフィルタ装置3とポンプ4とを備える。また、図1は、便宜上、未反応ガスGの流れる向きが示されている。
化学気相成長装置100は、SiCエピタキシャルウェハの製造を行う。化学気相成長装置100は、ガスを用いてSiCエピタキシャルウェハの製造を行う。ガスのうち、SiCエピタキシャルウェハ製造に寄与しなかった未反応ガスGは、排気配管2と、フィルタ装置3と、ポンプ4と、を経て排気される。
<フィルタ装置>
(第1実施形態)
図2は、本実施形態に係るフィルタ装置3の一例を示す断面模式図である。
図2に示すフィルタ装置3は、排気される未反応ガスGの流れ方向において、排気配管2の上流側に位置する上流側配管21と、下流側に位置する下流側配管22と、にそれぞれ連結されている。
本明細書中で、フィルタ装置3は、フィルタ装置3内部を未反応ガスGが鉛直方向に流れる向きに配置されることを想定している。すなわち、フィルタ装置3に対して、上流側配管21の方向を上方向とし、下流側配管22の方向を下方向とする。
図2に示すフィルタ装置3は、筐体30と、フィルタ板31と、ガス受け板32と、フィルタ33と、固定器具34と、を有する。
フィルタ板31は、上流側配管21からのガスの流れ方向に対してフィルタ面がほぼ直交するように配置する。ガス受け板32は、フィルタ板31よりも下流側に配置し、フィルタ板31とほぼ平行に配向する。フィルタ33は、ガス受け板32よりも下流側に配置し、ガス受け板32に対してフィルタ面33Bをほぼ垂直にした筒状に形成され、フィルタ板31よりも径の小さい穴を有する。筐体30は、フィルタ板31と、ガス受け板32と、フィルタ33と、固定器具34と、を収容する。フィルタ板31と、ガス受け板32と、フィルタ33とを配置する順序は、上流側からガス受け板32、フィルタ板31、フィルタ33としてもよい。しかしながら、上流側からフィルタ板31、ガス受け板32、フィルタ33の順序で配置してもよい。
ここでいう、フィルタ板31のフィルタ面とは、フィルタ板31のうち、穴を有する面を指す。
筐体30と、フィルタ33のみを有する図示しないフィルタ装置を使用した場合でも、ゲル状の副生成物を十分に捕集することができる。しかしながら、フィルタ33の特にフィルタ上部33A等で、短時間で目詰まりが生じてしまうという課題があった。
ガス受け板32を未反応ガスGの流れ方向に対して垂直に備えると、フィルタ33に流れるガスが、ガス受け板32を設置する前よりも均等となり、目詰まり発生までの時間を長くすることができる。しかし、尚も、目詰まり発生は短時間で生じてしまうという課題はあった。
さらに、穴31Aを有するフィルタ板31を、未反応ガスGの流れ方向に対して垂直に配置することで、フィルタ板31とガス受け板32とにより一部の副生成物を捕集し、かつ、ガスの流れ方向を制御し、フィルタ33の目詰まり発生を劇的に抑制する効果があった。
(フィルタ板)
フィルタ板31は、上流側配管21からのガスの流れ方向に対してフィルタ面がほぼ直交するように配置する。
図3は、フィルタ板31の一例を示す、上面模式図である。フィルタ板31は、厚さ方向に貫通する複数の穴31Aが形成される。
未反応ガスGは、固形物にぶつかる場所やガスの流れが乱れる場所で堆積物となる副生成物を生じやすい。そのため、穴31Aを有するフィルタ板31をフィルタ33よりも上流に配置することで、フィルタ33よりも上流で堆積物を捕集することができる。すなわち、フィルタ板31を配置することは、フィルタ33の目詰まりを抑制し、メンテナンスによるダウンタイムを抑制し、スループットの向上することができる。
フィルタ板31は、未反応ガスGの流れが乱れる位置に配置することで、効率的に堆積物を捕集することができる。未反応ガスGは、上流側配管21から筐体30に供給されるときに流れが乱されるので、フィルタ板31は、筐体上部30Aから離れて配置することが好ましい。フィルタ板31と筐体30の筐体上部30Aとの距離dは、5mm~200mmとすることが好ましく、10mm~50mmとすることがより好ましい。
フィルタ板31は、筐体上部30Aから離さずに配置しても良い。
フィルタ板31の大きさは、適宜選択することができるが、筐体30の内径と同程度とすることが好ましい。フィルタ板31の大きさを筐体30の内径と同程度とすると、筐体30内に供給された未反応ガスGは、必ずフィルタ板31の穴31Aを通過する構成となり、堆積物の捕集効率を向上することができる。
フィルタ板31の厚さは、薄すぎるとたわみの発生の恐れがあるため0.1mm以上であることが好ましく、0.2mm以上であることがより好ましい。一方、フィルタ板31は、コストの観点から厚すぎることは好ましくなく、5mm以下であることが好ましく、1mm以下であることがより好ましい。
フィルタ板31の材質は、例えば、金属や樹脂等を使用することができる。金属製のフィルタ板31および樹脂製のフィルタ板31は、強度が十分なものを薄く、かつ、安く製造することができるため好ましい。すなわち、SiCエピタキシャルウェハの製造コストを抑えることができるため、好ましい。フィルタ板31は、金属のうち例えば、SUS304や、SUS316といった耐酸性を有するものを用いると、洗浄による再利用が容易であるため特に好ましい。樹脂製のフィルタ板31は、例えば、テフロン(登録商標)等のプラスチックを用いることができる。樹脂製のフィルタ板は、軽量であるという点で好ましい。フィルタ板31の軽量化は、例えば、フィルタ装置3をよりコンパクトにすることや、フィルタ装置3にかかる負荷を軽減することに起因する。
図3は、フィルタ板31の一例を示す上面図である。
フィルタ板31に形成される穴31Aの形状は、例えば、円形である。異なる形の穴同士を組み合わせて形成してもよい。
穴31Aの径の大きさは、0.1~10mmであり、好ましくは、0.3~5mmである。穴31Aの径の大きさとは、穴31Aの形状が円形である場合、直径L1の長さのことをいう。穴31Aの径の大きさを当該範囲とすることで、フィルタ装置3は、効率的に堆積物を捕集することができる。穴31Aの径の大きさが大きすぎると、発生する堆積物の一部は、穴を貫通してしまう。穴31Aの径の大きさが小さすぎると、堆積物によりフィルタ板31の目詰まりが起こりやすい。
フィルタ板31に形成される穴31Aの配置は、例えば、同心円状に配置される。穴31Aの配置が同心円状であると、ガスの流れを周方向で均等にすることができる。すなわち、堆積物の捕集によるフィルタ板31の穴31Aが閉塞しづらい構成となる。また、フィルタ板31を通過する未反応ガスGの量を分散し、周方向で均等にすることができる。コストを優先するのであれば、市販のパンチング板を用いても良い。市販のパンチング板を使用した場合でも、ガスを拡散する効果を得ることができる。すなわち、ガスの流れを周方向に均等にすることはできる。
フィルタ板31の開口度は、低すぎると圧力損失が大きくなる。また、圧力損失が大きいと、排気ポンプに高性能なものを用いる必要がある。上記の理由により開口度は、20%以上とすることが好ましく、25%以上とすることがより好ましく、30%以上とすることが更に好ましい。一方、フィルタ板31の開口度は、高すぎると、堆積物の捕集効果が低いため、50%以下とすることが好ましく、45%以下とすることがより好ましく、40%以下とすることが更に好ましい。開口度を当該範囲とすることで、効率的に堆積物の捕集をすることができる。また、フィルタ装置3の製造に係るコストを抑制できる。すなわち、フィルタ装置3が備えられた化学気相成長装置100によるSiCエピタキシャルウェハの製造コストを抑制することができる。
(ガス受け板)
ガス受け板32は、フィルタ板31よりも下流側に配置され、フィルタ板31とほぼ平行に配向する。ガス受け板32は、フィルタ板31を通過した未反応ガスGと直交する方向に配向するため、未反応ガスGを径方向に分散することができる。さらに、未反応ガスGによる堆積物を捕集することができる。また、未反応ガスGが、ガス受け板32よりも下流に配置されるフィルタ33のフィルタ上部33Aに対して直行して流れることを抑制することができる。
ガス受け板32の材質は、例えば、ステンレスの金属を使用することができる。
ガス受け板32の形状は、例えば、円形とすることができる。筐体上部30Aおよびフィルタ板31の輪郭と同様の形状であることが好ましい。
ガス受け板32の大きさは、フィルタ板31の大きさよりも小さいことが好ましく、フィルタ33のフィルタ上面33Aよりも大きいことが好ましい。
ガス受け板32の大きさが大きすぎると、筐体側部30Bとの間の隙間が小さくなり、隙間に堆積物が生じ、目詰まりが起きる場合がある。また、ガス受け板32筐体側部30Bとの間の隙間が小さすぎると、ガス受け板32より下流側へ流れる未反応ガスGの量が制限され、フィルタ装置3に負荷がかかる場合がある。
ガス受け板32の大きさが小さすぎると、未反応ガスGの方向の制御や未反応ガスGによる堆積物の捕集を十分に果たすことができない。
ガス受け板32は、フィルタ板31と接していてもよく、離して配置しても良い。ガス受け板32とフィルタ板31とを離して配置する場合、ガス受け板32とフィルタ板31との間隔は、50mm以下とすることができ、30mm以下とすることが好ましい。ガス受け板32とフィルタ板31との間隔の上限を上述の構成とすることで、ガス受け板32により効率よく未反応ガスGを拡散する。また、未反応ガスGの流れを乱すことで、未反応ガスGがフィルタ33に衝突するまでに副生成物を発生させ、フィルタ33の目詰まりを抑制することができる。ガス受け板32の向きは、フィルタ板31とほぼ平行とすることができる。ここでいう、ほぼ平行とは、±10°程度の誤差は許容される範囲をいう。ガス受け板32をフィルタ板31から離して配置することで、未反応ガスGの流れを乱し、堆積物の捕集をできる。また、フィルタ板31で捕集した堆積物がゲル状である場合、落下してもガス受け板32により捕集すること、または、ガス受け板32により径方向の成分を制御して筐体下部30C落とすことができる。
(フィルタ)
フィルタ33は、ガス受け板32よりも下流側に配置される。フィルタ33は、フィルタ上部33Aと、フィルタ面33Bと、を有し、フィルタ面33Bをガス受け板32および筐体下部30Cに対してほぼ垂直にして筒状に形成される。ここでいう、ほぼ垂直とは、ガス受け板からゲル状の副生成物が垂れ落ちた際に直接、フィルタにあたらないように配置することを意図しており、例えば、±20°程度であればよく、好ましくは±10°程度の範囲であり、より好ましくは垂直である。
フィルタ33は、全面に複数の穴を有する。フィルタ面33Bの穴の径は、フィルタ板31が有する穴の径よりも小さな径である。フィルタ面33Bの穴の径の大きさは、1μm~100μmであることが好ましく、5μm~50μmであることがより好ましい。当該構成により、フィルタ板31で捕集することができなかった堆積物を捕集することができる。フィルタの材料は、フィルタ板31が有する孔31Aよりも小さい孔を有するものであれば、公知の材料を使用することができる。
フィルタ33は、筒状の形状である。ここでいう、筒状とは、円柱状の形状に限定されず、フィルタ上部33Aと、フィルタ上部33Aにほぼ垂直なフィルタ面33Bと、を備え、フィルタ面が周方向に連続する形状のことをいう。フィルタ面33Bの表面積は、大きいことが好ましい。フィルタ面33Bの表面積が大きいと、フィルタ33が捕集することのできる堆積物の量が向上し、交換の頻度も抑えることができるため、スループットが向上する。フィルタ面33Bは、フィルタ上部33Aの外周全体を囲う構成を満たしていれば、フィルタ面33Bの中腹の周方向長さをフィルタ上部30Aと接する位置での周方向長さと比較して長くすることで、フィルタ面33Bの表面積を大きくしても良い。また、フィルタ33は、例えば、フィルタ面33Bがプリーツ状の形状であってもよい当該構成により、フィルタ面33Bの表面積を大きくし、捕集することのできる堆積物の量を向上することができる。
フィルタ33は、フィルタ上部33Aと対向する位置に、筐体30の筐体30Cに沿って、フィルタ下部を有していても良い。フィルタ下部は、フィルタ上部33Aあるいは、フィルタ面33Bを貫通した原料ガスGの一部が生じる堆積物を捕集することができる。
フィルタ33の材料は、フィルタ板31が有する穴より小さい穴を有するものであれば、公知の材料を使用することができる。フィルタ33は、例えば、化学繊維・天然性の布製、スチールメッシュ、プラスチックメッシュ等を用いることができる。すなわち、ポリエステル繊維製フェルト、ポリエチレン繊維、ポロプロピレン繊維、アラミド繊維、グラスファイバー等の材料を用いることができる。フィルタ33は、SiCエピタキシャルウェハの成長中に高温となるため、耐熱性の高いグラスファイバーやアラミド繊維等を使用することが好ましい。また、フィルタ33は、耐熱性の劣るポリエステル製、ポリエチレン製、ポリプロピレン製であっても、コストの抑制ができるため好ましい。耐熱性の低いポリエステル製、ポリエチレン製、ポリプロピレン製であっても排気製配管であっても、ガスの温度を低く設定することで、効果的に本発明を適用することができる。
穴の大きさとしては、1μm~100μmであることが好ましく、5μm~40μmであることがより好ましい。
フィルタ上部30Aの下には、フィルタ上部30Aの外周と同様の形状をした金属環または金属板を有し、筒状形状の骨格としても良い。
フィルタ33の材料は、穴の径の大きさが上述の範囲のものであれば、フィルタとして用いられる公知の布材料を用いることができる。フィルタ33が堆積物により目詰まりした場合でも、フィルタ33の交換をすることが可能である。
(固定器具)
固定器具34は、筐体30内に配置され、フィルタ板31と、ガス受け板32と、フィルタ33と、を固定及び支持する部材である。固定器具34には、公知の固定器具を用いることができる。例えば、支柱と、ナットとを有する。支柱には、長ねじ等を用いることができる。長ねじにナットを締めることで、フィルタ板31や、ガス受け板32や、フィルタ33を安定して固定及び支持することができる。支柱に用いる長ねじは、全ねじであっても半ねじであってもよい。
固定器具の材料は、公知の金属を使用することができる。固定器具の底には、固定器具を安定して配置するための基台を有することが好ましい。基台は、下流側配管22等他の部材に影響を及ぼさない部材を用いることができる。例えば、下流側配管22よりも内径の大きく、フィルタ33のフィルタ面33Bよりも外径の小さな円環状の基台等を用いることができる。固定器具34は、ナット等を用いて筐体下部30Cに固定されても良い。
フィルタ板31と、ガス受け板32と、フィルタ33とは、図2に示す固定器具34を用いずに公知の方法で筐体30に固定されても良い。
(筐体)
筐体30は、フィルタ板31と、ガス受け板32と、フィルタ33と、固定器具34と、を収容する。
筐体30の形状は、例えば、円柱形状である。フィルタ板31や、ガス受け板32や、フィルタ33にあわせた形状であることが好ましい。筐体30は、筐体上部30Aと、筐体側部30Bと、筐体下部30Cとを有する。
筐体30に供給された未反応ガスGの一部は、フィルタ板31と、ガス受け板32とにより堆積物となる。残りの未反応ガスGのうち、堆積物となるものの一部筐体下部30Cの溜まり部30C1に堆積する。溜まり部30C1は、筐体下部30Cと、前記フィルタ33のフィルタ面33Bと、が接する位置よりも径方向外側の領域に位置する。ゲル状の堆積物を副生成物として発生する未反応ガスGである場合、多くの堆積物を溜まり部30C1およびフィルタ33のフィルタ面33Bで捕集することができる。
本実施形態に係るフィルタ装置3によれば、フィルタ板31により未反応ガスGの一部を堆積物として捕集し、フィルタ板31よりも下流側に配置するフィルタ33の目詰まりを抑制することができる。すなわち、フィルタ33の交換を行う頻度が少なく済む。そのため、メンテナンスによるダウンタイムを抑制し、スループットを向上することができる。また、特許文献1に記載のフィルタ装置では、ゲル状の堆積物を発生するガスが流入した際には、堆積物の捕集を効率的に行うことができなかった。しかしながら、本実施形態に係るフィルタ装置3によれば、フィルタ33を有することで、ゲル状の堆積物を効率的に捕集し、フィルタ装置3が備えられる化学気相成長装置100の動作不良を低減することができる。また、フィルタ33よりも上流側に配置するガス受け板32により堆積物の一部を捕集すること、および、未反応ガスGの流れる向きを調整することができる。すなわち、ゲル状堆積物が堆積しやすい箇所を選択することが可能である。
また、フィルタ板31とフィルタ33とを組み合わせた構成は、フィルタ装置3をコンパクトに収めることができ、かつ、堆積物となる未反応ガスGのほとんどを捕集することができ、また、温度制御も不要としない。尚、本実施形態に係るフィルタ装置3は、上述の構成を満たすことで構成されるため、コンパクトな形状にすることができる。
(第2実施形態)
図4は、第2実施形態に係るフィルタ装置3Aの断面模式図である。第2実施形態に係るフィルタ装置3Aは、フィルタ板31を複数枚有するという点で第1実施形態に係るフィルタ装置3とは異なる。その他の構成は同一であり、同一の符号を付し、説明を省く。
図4では、フィルタ板31を2枚有する構成を示したが、フィルタ板31の枚数は、2枚に限定されない。
フィルタ板31を複数枚有すると、未反応ガスGがフィルタ33に辿り着く前に捕集することのできる堆積物の量を向上することができる。すなわち、フィルタ33の目詰まりを抑制し、そのため、メンテナンスによるダウンタイムを抑制し、スループットの向上が可能となる。
フィルタ板31を複数枚有する場合、隣り合うフィルタ板同士の間隔は、5mm~20mmとすることが好ましく、7.5mm~15mmとすることがより好ましい。
また、隣り合うフィルタ板31の穴31Aは、鉛直に連ならず、周方向または径方向にずれていることが好ましい。
当該構成により、堆積物の捕集をより効率的に行うことができる。
(第3実施形態)
図5は、第3実施形態に係るフィルタ装置3Bの断面模式図である。第3実施形態に係るフィルタ装置3Bは、筐体30の溜まり部30C1が凹状構造をしているという点で第1実施形態に係るフィルタ装置3とは異なる。凹状構造の深さは、特に限定されないが、深い程堆積物を多く堆積できるため、好ましい。例えば、10mm~200mmとすることができ、15mm~100mmとすることがより好ましく、20mm~50mmとすることがさらに好ましい。凹状構造の幅は、フィルタ33のフィルタ面33B及び筐体30の筐体下部30C1の径方向の間隔未満とすることができる。
第3実施形態に係るフィルタ装置3は、堆積物の堆積しやすい箇所に堆積可能な量をフィルタ33に悪影響を及ぼさずに増やすことができる。すなわち、フィルタ33のフィルタ面33Bの下部での目詰まりを抑制することができる。
<化学気相成長装置>
図1は、本実施形態にかかる化学気相成長装置100の模式図である。図1に示す化学気相成長装置100は、反応炉1と排気配管2とフィルタ3と排気ポンプ4とを有する。
反応炉1は、化学気相成長装置に用いられるチャンバーである。反応炉1は、公知のものを用いることができる。
反応炉1は、SiCのエピタキシャル成長に用いる反応炉であることが好ましい。SiCのエピタキシャル成長の場合、反応炉内を1500℃以上の高温にして成長が行われる。SiCのエピタキシャル成長には、原料ガス、ドーパントガス、エッチングガス、キャリアガス等の複数のガスが用いられる。
ここで、SiCエピタキシャルウェハの結晶成長に用いられる複数のガスを、「Si系ガス」、「C系ガス」、「Cl系ガス」、「ドーパントガス」「その他のガス」の5つに区分する。
「Si系ガス」は、ガスを構成する分子の構成元素としてSiが含まれるガスである。例えばシラン(SiH)、ジクロロシラン(SiHCl)、トリクロロシラン(SiHCl)、テトラクロロシラン(SiCl)等が該当する。Si系ガスは、原料ガスの一つとして用いられる。
このうち、トリクロロシラン、テトラクロロシランは、特に粘性の高いゲル状の堆積物を生じる。
「C系ガス」は、ガスを構成する分子の構成元素としてCが含まれるガスである。例えば、プロパン(C)エチレン(C)等が該当する。C系ガスは、原料ガスの一つとして用いられる。
「Cl系ガス」は、Cl置換シラン類、塩酸(HCl)、塩素(Cl)等のClを含むガスである。Cl置換シラン類ガスとは、ジクロロシラン(SiHCl)、トリクロロシラン(SiHCl)、テトラクロロシラン(SiCl)が該当する。すなわち、Cl置換シラン類は、上記のSi系ガスでもある。これらのガスのように、「Cl系ガス」であり、「Si系ガス」であるという場合もある。Cl系ガスは、原料ガス又はエッチングガスとして用いられる。上記のCl系ガスのうち、トリクロロシラン、テトラクロロシランは、気相成長法を行う際にゲル状の副生成物を生じる。また、トリクロロシラン、テトラクロロシラン以外のCl置換シラン類は、塩酸、塩素等のClを含むガスと同時に流すことで、炉体1内でCl置換反応が起こり、ゲル状副生成物を生成する場合がある。シラン(SiH)と塩酸、塩素等のClを含むガスを同時に流すことでも同様にしてゲル状副生成物を生じる場合がある。
「ドーパントガス」は、ドナー又はアクセプター(キャリア)となる元素を含むガスである。n型を成長するための窒素、p型成長させるためのトリメチルアルミニウム(TMA)やトリエチルアルミニウム(TEA)などがドーパントガスとして用いられる。
「その他のガス」は、上記の4つの区分のガスに該当しないガスである。例えば、Ar、He、H等が該当する。これらのガスは、SiCエピタキシャルウェハの製造のサポートをするガスである。例えばこれらのガスは、原料ガスがSiCウェハまで効率的に供給するためにガスの流れをサポートする。
これらの複数のガスは、反応炉1を通過後、排気配管2内を混在して流れる。これらの複数のガスの一部は、互いに反応して副生成物を生み出す場合がある。この副生成物は堆積物となる。排気配管2を流れる未反応ガスGにCl系ガスが含まれると、堆積物の粘度が高まる。
つまり反応炉1内に行われる反応が、Cl系ガスを用いたエピタキシャル成長の場合、排気配管の閉塞の可能性は高まる。
フィルタ装置3は、前述の実施形態にかかるフィルタ装置3を用いることができる。すなわち、フィルタ装置3により堆積物を十分に捕集することができる。また、フィルタ装置3は、フィルタ板31と、ガス受け板32と、フィルタ33と、筐体30と、を有することで、目詰まりを抑制するため、メンテナンスによるダウンタイムを抑制し、化学気相成長装置のスループットが高まる。
本実施形態にかかる化学気相成長装置100を用いると、Cl系ガスを用いた場合においても排気配管2内で堆積物が堆積することを抑制できる。特に、下流側配管22での堆積物の堆積を抑制することができる。
ポンプ4は、公知のものを用いることができる。
本実施形態にかかる化学気相成長装置は、Cl系ガスを含むSiCのエピタキシャル成長に利用すると高い効果を発揮する。SiCのエピタキシャル成長で用いられる上記の様な複数のガスが反応して排気配管中に堆積する副生成物はゲル状の堆積物となる。ゲル状の堆積物は、閉塞やフィルタ装置の目詰まり、および動作不良を起こしやすいが、本実施形態に係る化学気相成長装置100は、ゲル状の堆積物も効率的に捕集することが可能なためであり、動作不良の低減をすることができる。
<SiCエピタキシャルウェハの製造方法>
本実施形態に係るSiCエピタキシャルウェハの製造方法は、上記実施形態に係る化学気相成長装置を用いて、公知の方法でSiCエピタキシャルウェハを製造することができる。本実施形態に係るSiCエピタキシャルウェハの製造方法は、炉体内に供給するガスに原料ガスとしてジクロロシラン、トリクロロシラン、あるいは、テトラクロロシラン等のCl系ガス等のゲル状の副生成物を形成するガスを用いる。原料ガス以外に反応路1に供給するガスとしてゲル状の副生成物を生成するガスを用いても良い。本実施形態に係るSiCエピタキシャルウェハの製造方法は、Cl系ガス等ゲル状の副生成物を生成するガスを用いることによる排気配管の閉塞や、フィルタの目詰まり、ポンプの動作不良等を抑制し、SiCエピタキシャルウェハの製造に係るメンテナンスによるダウンタイムを抑制し、スループットを向上することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は特定の実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲内に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
1 反応路
2 排気配管
3、3A、3Bフィルタ装置
4 ポンプ
G 未反応ガス
21 上流側配管
22 下流側配管
30 筐体
30A 筐体上部
30B 筐体側部
30C 筐体下部
30C1溜まり部
31 フィルタ板
31A 穴
32 ガス受け板
33 フィルタ
33A フィルタ上部
33B フィルタ面
100 化学気相成長装置

Claims (8)

  1. 内部でSiC薄膜の気相成長を行うことが可能な反応炉と、前記反応炉からのガスの排気を行うポンプと、前記ポンプと前記反応炉との間に配置する排気配管と、を備えたSiC薄膜用化学気相成長装置に用いられるフィルタ装置であって、
    排気されるガスの流れ方向において、前記排気配管の、上流側に配置する部分である上流側配管と下流側に配置する部分である下流側配管とにそれぞれ連結されており、
    前記上流側配管からのガスの流れ方向に対して、フィルタ面がほぼ直交するように配置するフィルタ板と、
    前記フィルタ板よりも下流側に配置し、前記フィルタ板とほぼ平行に配向する、ガス受け板と、
    前記ガス受け板よりも下流側に配置し、前記ガス受け板に対してフィルタ面をほぼ垂直にして形成され、前記フィルタ板の穴よりも径が小さい穴を有するフィルタと、
    前記フィルタ板、前記ガス受け板及び前記フィルタを収容する筐体と、を有
    前記ガス受け板の面直方向から平面視して、前記ガス受け板の大きさは、前記フィルタ板の大きさよりも小さく、前記フィルタよりも大きい、フィルタ装置。
  2. 前記フィルタ板の穴の径は、0.1~10mmΦである、請求項1に記載のフィルタ装置。
  3. 前記フィルタ板は、開口率が20~50%である、請求項1または2に記載のフィルタ装置。
  4. 前記フィルタ板を複数枚有する、請求項1~3のいずれかに記載のフィルタ装置。
  5. 前記フィルタ板同士の間隔は、5mm~20mmである、請求項1~4のいずれかに記載のフィルタ装置。
  6. 前記筐体は、
    筐体下部と、前記フィルタと、が接する位置よりも径方向外側の領域に凹状構造の溜まり部を有する、請求項1~5のいずれかに記載のフィルタ装置。
  7. 請求項1~6のいずれかに記載のフィルタ装置を有する、化学気相成長装置。
  8. 請求項7に記載の化学気相成長装置を用いたSiCエピタキシャルウェハの製造方法であって、Cl系ガスを用いる、SiCエピタキシャルウェハの製造方法。
JP2018241677A 2018-12-25 2018-12-25 フィルタ装置、化学気相成長装置およびSiCエピタキシャルウェハの製造方法 Active JP7258274B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018241677A JP7258274B2 (ja) 2018-12-25 2018-12-25 フィルタ装置、化学気相成長装置およびSiCエピタキシャルウェハの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018241677A JP7258274B2 (ja) 2018-12-25 2018-12-25 フィルタ装置、化学気相成長装置およびSiCエピタキシャルウェハの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020102597A JP2020102597A (ja) 2020-07-02
JP7258274B2 true JP7258274B2 (ja) 2023-04-17

Family

ID=71140021

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018241677A Active JP7258274B2 (ja) 2018-12-25 2018-12-25 フィルタ装置、化学気相成長装置およびSiCエピタキシャルウェハの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7258274B2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006321696A (ja) 2005-05-20 2006-11-30 Hitachi Cable Ltd 炭化珪素単結晶の製造方法
JP2013062362A (ja) 2011-09-13 2013-04-04 Tokyo Electron Ltd 排気トラップ
JP2016511328A (ja) 2013-01-25 2016-04-14 アイクストロン、エスイー 粒子分離器を有するcvdシステム

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006321696A (ja) 2005-05-20 2006-11-30 Hitachi Cable Ltd 炭化珪素単結晶の製造方法
JP2013062362A (ja) 2011-09-13 2013-04-04 Tokyo Electron Ltd 排気トラップ
JP2016511328A (ja) 2013-01-25 2016-04-14 アイクストロン、エスイー 粒子分離器を有するcvdシステム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2020102597A (ja) 2020-07-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN107690487B (zh) 用于半导体外延生长的注射器
CN112337226B (zh) 半导体工程的反应副产物收集装置
JP5728341B2 (ja) 排気トラップ
JP5727362B2 (ja) 化学気相蒸着反応器内にガスを流通させるためのシステムおよび方法
RU2011130900A (ru) Mocvd-реактор с цилиндрическим газовпускным элементом
US9957612B2 (en) Delivery device, methods of manufacture thereof and articles comprising the same
WO2020039809A1 (ja) 気相成長装置
JP7258274B2 (ja) フィルタ装置、化学気相成長装置およびSiCエピタキシャルウェハの製造方法
JP6987215B2 (ja) エピタキシャル堆積プロセスのための注入アセンブリ
JP6814561B2 (ja) ガス配管システム、化学気相成長装置、成膜方法及びSiCエピタキシャルウェハの製造方法
CN111261502B (zh) SiC外延生长装置
JP2018530511A (ja) 多結晶シリコンを堆積させるための反応器
RU2681016C1 (ru) Колонна и способ для диспропорционирования хлорсиланов на моносилан и тетрахлорсилан и установка для получения моносилана
JP2022183087A (ja) 反応器システム用汚染物質トラップシステム
JP6372310B2 (ja) 化学気相成長装置に用いられるサセプタおよびそれを備えた化学気相成長装置
JP2005072118A (ja) エピタキシャル成長装置
JP7042587B2 (ja) 化学気相成長装置
JPS6281019A (ja) 縦形気相化学生成装置
US20150144963A1 (en) Silicon carbide epi-wafer and method of fabricating the same
KR102457294B1 (ko) 돔 어셈블리 및 에피택셜 리액터
US20230128390A1 (en) Substrate supports for semiconductor processing systems
CN220166271U (zh) Hvpe石英管内壁防沉积装置
JP2023053959A (ja) SiCエピタキシャル成長装置およびSiCエピタキシャル成長装置の副生成物除去方法
US20120247392A1 (en) Multichamber thin-film deposition apparatus and gas-exhausting module
JP4135543B2 (ja) 炭化珪素結晶の成長方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20211110

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220823

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220825

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20221024

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20230131

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20230201

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230228

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20230307

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230313

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 7258274

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350