JP7258163B2 - 冷凍サイクル装置 - Google Patents

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Description

本発明は、非共沸混合冷媒が循環する冷凍サイクル装置に関する。
従来、非共沸混合冷媒が循環する冷凍サイクル装置が知られている。たとえば、国際公開第2019/021364号(特許文献1)には、非共沸混合冷媒が循環する冷凍装置が開示されている。当該冷凍装置によれば、非共沸混合冷媒の温度勾配に合わせて蒸発過程における管路内圧力を非共沸混合冷媒が流れる方向に沿って低下させることにより、蒸発器内の非共沸混合冷媒の温度をほぼ均一にして、蒸発器の着霜の偏りを抑制することができる。その結果、冷凍装置の成績係数および冷凍能力の低下を抑制することができる。
国際公開第2019/021364号
特許文献1に開示されている冷凍装置においては、蒸発器における冷媒と空気との間の熱交換の態様を対向流とすることにより、蒸発器における熱交換効率の向上を図っている。しかし、当該冷凍装置においては、蒸発器内の非共沸混合冷媒の温度がほぼ均一になるため、蒸発器における熱交換効率の向上が抑制され得る。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたものであり、その目的は、冷凍サイクル装置の性能を向上させることである。
本発明に係る冷凍サイクル装置においては、非共沸混合冷媒が循環する。冷凍サイクル装置は、圧縮機と、第1熱交換器と、膨張弁と、第2熱交換器と、送風装置とを備える。第2熱交換器は、第1ポートおよび第2ポートを有する。送風装置は、第2ポートから第1ポートの順に通過する気流を形成する。非共沸混合冷媒は、圧縮機、第1熱交換器、膨張弁、第1ポート、および第2ポートの順に循環する。第2熱交換器における非共沸混合冷媒の圧力において、非共沸混合冷媒の乾き度と非共沸混合冷媒の温度との関係である非共沸混合冷媒の温度勾配は、乾き度を表す横軸と温度を表す縦軸とを有する座標平面において、上に凸の単調増加曲線として表現される。
本発明に係る冷凍サイクル装置によれば、第2熱交換器における非共沸混合冷媒の圧力において、当該冷凍サイクル装置を循環する非共沸混合冷媒の温度勾配が、乾き度を表す横軸と温度を表す縦軸とを有する座標平面において上に凸の単調増加曲線として表現されることにより、冷凍サイクル装置の性能を向上させることができる。
実施の形態に係る冷凍サイクル装置の構成を示す機能ブロック図である。 図1の蒸発器の外観斜視図である。 冷凍サイクル装置を循環する冷媒として単一冷媒であるR32または疑似共沸混合冷媒であるR410Aが用いられた場合の、蒸発器を通過する流路における位置と冷媒の温度との関係を表す直線、および当該位置と空気の温度との関係を表す曲線を併せて示す図である。 冷凍サイクル装置を循環する冷媒として共沸混合冷媒であるR407Cが用いられた場合の、蒸発器を通過する流路における位置と冷媒の温度との関係を表す直線、および当該位置と空気の温度との関係を表す曲線を併せて示す図である。 蒸発過程での圧力におけるR463Aの温度勾配を示すグラフである。 冷凍サイクル装置を循環する冷媒としてR463Aが用いられた場合の、蒸発器を通過する流路における位置と冷媒の温度との関係を表す曲線、および当該位置と空気の温度との関係を表す曲線を併せて示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は原則として繰り返さない。
図1は、実施の形態に係る冷凍サイクル装置100の構成を示す機能ブロック図である。図1に示されるように、冷凍サイクル装置100は、圧縮機1と、凝縮器2(第1熱交換器)と、膨張弁3と、蒸発器4(第2熱交換器)と、ファン5と、ファン6(送風装置)と、制御装置10とを備える。冷凍サイクル装置100において冷媒は、圧縮機1、凝縮器2、膨張弁3、および蒸発器4の順に循環する。冷凍サイクル装置100としては、たとえば、冷凍機、空気調和機、またはショーケースを挙げることができる。
蒸発器4は、ポートP1(第1ポート)およびポートP2(第2ポート)を有する。蒸発器4には、ポートP1とP2とを接続する流路FP1(特定流路)が蛇行するように形成されている。膨張弁3からの冷媒は、ポートP1から蒸発器4に流入し、流路FP1を通過して、ポートP2から流出する。なお、蒸発器4は、流路FP1以外に他の流路を含んでもよい。
ファン5は、凝縮器2を通過する気流を形成する。ファン6は、ポートP2からP1の順に通過する気流Wd1を形成する。蒸発器4を通過する冷媒と気流Wd1とは対向流を形成する。気流Wd1は、流路FP1と2回以上交差する。流路FP1が直線状である場合、気流Wd1は、流路FP1に沿うようにポートP2からP1に向かって形成される。
制御装置10は、圧縮機1の駆動周波数を制御して、圧縮機1が単位時間当たりに吐出する冷媒量を制御する。制御装置10は、たとえば、蒸発温度が-40℃~0℃の範囲となるように駆動周波数を制御する。制御装置10は、ポートP2から流出する冷媒の過熱度が所望の範囲(たとえば5K~10K)となるように、膨張弁3の開度を制御する。制御装置10は、ファン5,6各々の単位時間当たりの送風量を制御する。
制御装置10は、処理回路を含む。処理回路は、専用のハードウェアであってもよいし、メモリに格納されるプログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)であってもよい。処理回路が専用のハードウェアである場合、処理回路は、たとえば、単一回路、複合回路、プログラム化されたプロセッサ、並列プログラム化されたプロセッサ、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)、あるいはこれらを組み合わせたものが該当する。処理回路がCPUの場合、制御装置10の機能は、ソフトウェア、ファームウェア、またはソフトウェアとファームウェアとの組み合わせにより実現される。ソフトウェアあるいはファームウェアはプログラムとして記述され、メモリに格納される。処理回路は、メモリに記憶されたプログラムを読み出して実行する。メモリには、不揮発性または揮発性の半導体メモリ(たとえばRAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、あるいはEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory))、および磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、あるいはDVD(Digital Versatile Disc)が含まれる。なお、CPUは、中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、プロセッサ、あるいはDSP(Digital Signal Processor)とも呼ばれる。
図2は、図1の蒸発器4の外観斜視図である。図2に示されるように、蒸発器4は、複数のフィン41と、冷媒が通過する複数の伝熱管42とを含む。複数のフィン41は、一定間隔毎に並置されている。2つのフィンの間に気流Wd1が通過する通風路が形成される。複数の伝熱管42は、複数のフィン41の法線方向に複数のフィン41を貫通している。蒸発器4を通過する流路が複数である場合、複数の流路の各々の圧力損失を一定とするため、複数の伝熱管42の直径はほぼ一定であるとともに、複数の流路の長さはほぼ一定であることが好ましい。
図3は、冷凍サイクル装置100を循環する冷媒として単一冷媒であるR32または疑似共沸混合冷媒であるR410Aが用いられた場合の、流路FP1における位置と冷媒の温度との関係を表す曲線R11、および当該位置と空気の温度との関係を表す曲線A11を併せて示す図である。図3に示されるように、冷媒の温度は流路FP1における位置によらずほぼ一定であるため、曲線R11は流路FP1における位置を表す横軸にほぼ平行である。曲線A11は、流路FP1の位置がポートP1からP2に近づくほど温度が単調に減少する下に凸の単調増加曲線として表現される。
図4は、冷凍サイクル装置100を循環する冷媒として共沸混合冷媒であるR407Cが用いられた場合の、流路FP1における位置とR407の温度との関係を表す曲線R12、および当該位置と空気の温度との関係を表す曲線A12を併せて示す図である。図4に示されるように、流路FP1における位置がポートP1からP2に近づくにつれてR407Cの温度は線形に増加する。曲線A12は、流路FP1における位置がポートP1からP2に近づくほど温度が単調に増加する下に凸の単調増加曲線として表現される。
図3および図4を参照して、蒸発器4を通過する空気の温度は、ポートP2付近において急激に低下する。温度の低下に伴って空気の飽和水蒸気量が減少するため、ポートP2付近において当該空気中の水分の大部分が水滴として液化し得る。この場合、ポートP1付近を通過するまでに空気中の水分量の大部分が液化するため、ポートP1付近における水滴量よりもポートP2付近の水滴量が多くなる。そのため、蒸発温度が水の凝固点(0℃)以下となり水滴が凝固すると、ポートP2付近の着霜量がポートP1付近の着霜量よりも多くなる。すなわち、蒸発器4における着霜がポートP2付近に偏る。ポートP2付近の通風路が霜で塞がれると、気流Wd1が蒸発器4を通過し難くなる。その結果、蒸発器4の熱交換効率が低下する。
そこで、蒸発器4における着霜の偏りを抑制するため、蒸発器4における冷媒の圧力において、温度勾配(冷媒の乾き度と冷媒の温度との関係)が、当該乾き度を表す横軸と当該温度を表す縦軸とを有する座標平面において、上に凸の単調増加曲線として表現される冷媒が、冷凍サイクル装置100において用いられる。当該冷媒としては、たとえば非共沸混合冷媒であるR463Aを挙げることができる。
R463Aは、R32と、R125と、R134aと、R1234yfと、二酸化炭素(CO2)とを含む。R463Aに含まれる冷媒の種類数は、5である。R32の組成比(質量割合)は、36wt%である。R125の組成比は、30wt%である。R134aの組成比は、14wt%である。R1234yfの組成比は、14wt%である。二酸化炭素の組成比は、6wt%である。R463Aに含まれる冷媒のうち、最も沸点が低い冷媒は、二酸化炭素である。R463Aにおける二酸化炭素の組成比は、100wt%(1)をR463Aに含まれる冷媒の種類数で割った値である20wt%(0.2)よりも小さい。
図5は、蒸発過程での圧力におけるR463Aの温度勾配を示すグラフである。図5において当該圧力は、0.184MPaである。R463Aの温度勾配は、R463Aの乾き度を表す横軸とR463Aの温度を表す縦軸とを有する座標平面に描かれている。図5に示されるように、R463Aの温度勾配は、当該座標平面において上に凸の単調増加曲線として表現されている。R463Aの温度勾配の傾きは、乾き度が比較的低い範囲で急峻であり、乾き度が比較的高い範囲で緩やかである。
図6は、冷凍サイクル装置100を循環する冷媒として非共沸混合冷媒のR463Aが用いられた場合の、流路FP1における位置とR463Aの温度との関係を表す曲線R1、および当該位置と空気の温度との関係を表す曲線A1を併せて示す図である。図6に示されるように、流路FP1におけるポートP1およびP2は、それぞれ蒸発過程の始点と終点であるから、流路FP1における位置がポートP1からP2に近づくにつれて、流路FP1を流れるR463Aの乾き度は増加する。曲線R1は蒸発過程におけるR463Aの乾き度と温度との関係を示すため、図5に示される曲線と同様に上に凸の単調増加曲線として表現される。なお、蒸発過程においてR463Aが蒸発器4を通過することによって生じる圧力損失は、ポートP2におけるR463Aの温度がポートP1におけるR463Aの温度よりも高くなる程度に小さい。蒸発過程においてR463Aと熱交換する空気に関する曲線A1も、曲線R1に対応して、流路FP1における位置がポートP1からP2に近づくほど温度が単調に増加する上に凸の単調増加曲線として表現される。
曲線A1のポートP2付近における傾きは、図3の曲線A11のポートP2付近の傾きおよび図4の曲線A12のポートP2付近の傾きよりも小さく、緩やかである。ポートP2付近での急激な温度低下が抑制されるため、ポートP2付近の水滴量が、図3および図4の場合よりも減少する。一方、図6においてポートP1付近を通過する空気には、図3および図4においてポートP1付近を通過する空気よりも多量の水分が残存しているため、ポートP1付近の水滴量は図3および図4の場合よりも増加する。蒸発器4における着霜の偏りが抑制されため、霜による通風路の閉塞が抑制される。その結果、蒸発器4における空気と冷媒との熱交換の態様を対向流とすることによる蒸発器4の熱交換効率の向上を維持しながら、蒸発器4の熱交換効率の低下を抑制することができる。
ポートP2における空気と非共沸混合冷媒との温度差の絶対値が小さいほど蒸発器4における着霜の偏りを抑制することができる。当該温度差の絶対値は、基準値(たとえば10K)以下とすることが好ましい。当該基準値は、実機実験あるいはシミュレーションによって適宜算出することができる。
ポートP1からP2に亘って空気の温度変化を非共沸混合冷媒の温度変化に追従させて、できるだけ空気と非共沸混合冷媒との温度差を均一化するため、ポートP2における空気とポートP1における空気との温度差の絶対値を、ポートP2における非共沸混合冷媒とポートP1における非共沸混合冷媒との温度差の絶対値以上とすることが望ましい。
温度勾配が上に凸の単調増加曲線として表現される非共沸混合冷媒は、R463Aに限定されない。当該非共沸混合冷媒に共通する特徴として、互いに沸点が異なる少なくとも3種類の冷媒を含むこと、および当該非共沸混合冷媒に含まれる冷媒のうち最も沸点が低い冷媒の質量を当該非共沸混合冷媒の質量で割った値が1を当該非共沸混合冷媒に含まれる冷媒の種類数で割った値よりも小さいことを挙げることができる。
当該非共沸混合冷媒は、二酸化炭素を含んでいることが望ましい。二酸化炭素の沸点(-78.5℃)は、非共沸混合冷媒に含まれる他の冷媒の沸点よりも極端に低い場合が多い。温度勾配が上に凸の単調増加曲線として表現される非共沸混合冷媒が二酸化炭素を含むことにより、乾き度が比較的低い範囲において当該温度勾配の傾きが急峻となり、乾き度が比較的高い範囲において当該温度勾配の傾きが緩やかになるという特性が顕著になる。
なお、疑似共沸混合冷媒であるR410Aに含まれるR32(50wt%)の沸点(-51.7℃)およびR125(50wt%)の沸点(-48.1℃)の温度差の絶対値が3.6Kである。すなわち、R32の沸点とR125の沸点とは等しいと扱われる。そこで、本明細書においては、「沸点が異なる」とは、2つの冷媒のそれぞれの沸点の温度差の絶対値が3.6Kより大きい場合を意味する。
以上、実施の形態に係る冷凍サイクル装置によれば、冷凍サイクル装置の性能を向上させることができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 圧縮機、2 凝縮器、3 膨張弁、4 蒸発器、5,6 ファン、10 制御装置、41 フィン、42 伝熱管、100 冷凍サイクル装置、FP1 流路、P1,P2 ポート。

Claims (9)

  1. 非共沸混合冷媒が循環する冷凍サイクル装置であって、
    圧縮機と、
    第1熱交換器と、
    膨張弁と、
    第1ポートおよび第2ポートを有する第2熱交換器と、
    前記第2ポートから前記第1ポートの順に通過する気流を形成する送風装置とを備え、
    前記非共沸混合冷媒は、前記圧縮機、前記第1熱交換器、前記膨張弁、前記第1ポート、および前記第2ポートの順に循環し、
    前記第2熱交換器における前記非共沸混合冷媒の蒸発過程の圧力前記蒸発過程において前記非共沸混合冷媒の乾き度と前記非共沸混合冷媒の温度との関係である前記非共沸混合冷媒の温度勾配前記乾き度を表す横軸と前記温度を表す縦軸とを有する座標平面において上に凸の単調増加曲線として表現されるような特定値に設定されている、冷凍サイクル装置。
  2. 前記非共沸混合冷媒は、互いに沸点が異なる少なくとも3種類の冷媒を含み、
    前記少なくとも3種類の冷媒のうち最も沸点が低い冷媒の質量を前記非共沸混合冷媒の質量で割った値は、1を前記少なくとも3種類の冷媒の種類数で割った値よりも小さい、請求項1に記載の冷凍サイクル装置。
  3. 前記最も沸点が低い冷媒は、二酸化炭素である、請求項2に記載の冷凍サイクル装置。
  4. 前記非共沸混合冷媒は、R463Aである、請求項3に記載の冷凍サイクル装置。
  5. 前記気流は、前記第2熱交換器において前記第1ポートおよび前記第2ポートを接続する特定流路と2回以上交差する、請求項1~4のいずれか1項に記載の冷凍サイクル装置。
  6. 前記第2熱交換器は、前記特定流路を有する複数の流路を含み、
    前記複数の流路のそれぞれの直径は、一定であり、
    前記複数の流路のそれぞれの長さは、一定である、請求項5に記載の冷凍サイクル装置。
  7. 前記第2ポートにおける前記気流の温度と前記第2ポートにおける前記非共沸混合冷媒の温度との差の絶対値は、基準値以下である、請求項1~6のいずれか1項に記載の冷凍サイクル装置。
  8. 前記第2ポートにおける前記気流の温度と前記第1ポートにおける前記気流の温度との差は、前記第2ポートにおける前記非共沸混合冷媒の温度と前記第1ポートにおける前記非共沸混合冷媒の温度との差以上である、請求項1~7のいずれか1項に記載の冷凍サイクル装置。
  9. 前記乾き度が0.5より小さい場合の前記温度勾配の曲率半径は、前記乾き度が0.5より大きい場合の前記温度勾配の曲率半径よりも小さい、請求項1~8のいずれか1項に記載の冷凍サイクル装置。
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