JP2016166700A - 空気調和機 - Google Patents
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Abstract
【課題】R32冷媒とキャピラリーチューブを使用した場合でも、冷凍サイクルの状態を比較的短時間で安定化できる空気調和機を提供する。【解決手段】室内機2が備える室内機制御部6が、運転開始後から冷凍サイクルが安定するまでのある一定期間、室内ファン5の回転数が通常の目標回転数よりも速い安定化促進用回転数となるよう制御する。これにより、室内熱交換器4のうちで特に過剰に温度低下した部分における熱交換を促進させて温度の上昇を図り、室内熱交換器4全体の温度バランスの悪化を小さくすることができる。そして、冷凍サイクルが安定化状態となったら、前記通常の目標回転数へと低下させる。このような回転数制御により、入口冷媒温度を上げて温度低下を抑制し、また目標としている温度に戻すまでの時間を短縮化できる。【選択図】図5
Description
この発明は、室外機と室内機のそれぞれにおける熱交換により冷房運転を行う空気調和機に関するものである。
従来よりこの種の空気調和機においては、特許文献1に記載のように、室外機と室内機とをHFC系のR410Aを用いた冷媒配管で接続して冷凍サイクルを構成し、また減圧器をキャピラリーチューブで構成したものがあった。
ここで、前記冷媒として従来より空気調和機に広く使用されていたR410A冷媒に代わり、近年、R32冷媒が空気調和機において使用されつつある。このR32冷媒は、前記R410A冷媒に比べて単位体積あたりの冷凍能力が高く前記R410A冷媒よりも冷媒配管内での充填量を少なくできることが知られているが、その場合には、蒸発器(冷房運転時は室内熱交換器)の上流側で減圧するとき、従来の前記R410A冷媒用の空気調和機での減圧率よりも大きな減圧率とする必要がある。
このようなR32冷媒における(R410A冷媒と比べた場合の)充填量の減少及び減圧率の増大により、R32冷媒用の空気調和機では、前記圧縮機(R32冷媒用の圧縮機)を起動した直後において前記室内熱交換器(蒸発器)の入口における冷媒温度(入口冷媒温度)が極端に低下し、蒸発器全体の温度バランスが崩れる結果、前記冷凍サイクルの状態が安定化するのに時間がかかることとなる。
このとき、前記の蒸発器上流側での減圧のために開度調整可能な膨張弁を用いる場合には、前記膨張弁の開度を適正に調整することで前記入口冷媒温度の低下を抑制できるが、前記従来のもののように減圧器として前記キャピラリーチューブを用いる場合には前記膨張弁のように減圧の程度を調整できないことから、前記のような冷凍サイクルが不安定な状態が、比較的長い時間続くこととなる。この結果、前記室内熱交換器内の管路のうち入口側部分と中間部分及び出口側部分とに大きな温度差が生じ、前記入口側部分を通過した低温の風と前記出口側部分を通過したやや温度の高い風が混合することで、室内機内部が結露する等の弊害が生じうるという問題があった。
上記問題を解決するために、本発明の請求項1では、室外機と室内機とをR32冷媒を用いた冷媒配管で接続した、前記R32冷媒用の空気調和機において、前記室内機は、前記R32冷媒と室内空気との熱交換を行う室内熱交換器と、前記室内熱交換器に送風する室内ファンと、少なくとも前記室内ファンの回転数を制御する室内機制御部とを有し、前記室外機は、前記R32冷媒を圧縮する圧縮機と、前記R32冷媒と外気との熱交換を行う室外熱交換器と、前記R32冷媒を減圧するキャピラリーチューブと、前記室外熱交換器に送風する室外ファンとを有し、前記室内機制御部は、前記空気調和機が運転開始してから所定の安定化状態となるまでの間、所定の目標回転数よりも速い安定化促進用回転数となり、前記安定化状態となったら前記目標回転数となるように、前記室内ファンの回転数を制御するファン制御手段を備えるものである。
また、請求項2では、前記室内機制御部は、予め設定された安定化促進期間を記憶する記憶手段をさらに有し、前記ファン制御手段は、前記空気調和機が運転開始してから前記安定化促進期間が経過したとき、前記安定化状態となったとみなして、前記所定の目標回転数となるように前記室内ファンの回転数を制御するものである。
また、請求項3では、前記室内熱交換器内の所定部位の温度を検出する検出手段を有し、前記室内機制御部は、前記検出手段の前記所定部位の温度検出結果に基づき、前記安定化状態となったか否かを判定する判定手段をさらに有し、前記ファン制御手段は、前記判定手段により前記安定化状態となったと判定された場合に、前記所定の目標回転数となるように、前記室内ファンの回転数を制御するものである。
また、請求項4では、前記判定手段は、前記検出手段の前記温度検出結果に基づき、前記所定部位の温度が所定の目標温度に略等しくなったことを契機に、前記安定化状態となったと判定するものである。
また、請求項5では、前記判定手段は、前記検出手段の前記温度検出結果に基づき、前記空気調和機の運転開始後に前記所定部位の温度が前記目標温度を一旦下回った後、上昇して前記目標温度に略等しくなったときに、前記安定化状態となったと判定するものである。
この発明の請求項1によれば、室内機には、室内熱交換器、室内ファン、室内機制御部が備えられ、室外機には、圧縮機、室外熱交換器、キャピラリーチューブ、室外ファンが備えられており、これらが冷媒配管で接続されることによって冷凍サイクルを構築している。すなわち、例えば冷房運転が行われるときには、低温・低圧で吸入されたガスの冷媒が前記圧縮機で圧縮されて高温・高圧のガスとなった後、前記室外熱交換器(凝縮器)において前記室外ファンの送風で冷却されることで外気に熱を放出しながら高圧の液体に変化する。こうして液体になった冷媒は前記キャピラリーチューブで減圧されて低圧の液体となり蒸発しやすい状態となる。その後、低圧の液体が前記室内熱交換器(蒸発器)において蒸発してガスに変化することで室内空気から吸熱し冷却を行う。そして冷媒は、低温・低圧のガスとして再び前記圧縮機へと戻る。
ここで、通常、空気調和機における前記室内ファンの回転数制御においては、空気調和機の運転開始直後から、所定の目標回転数で室内ファンを回転させる。これに対し、請求項1によれば、前記R32冷媒かつ前記キャピラリーチューブの使用に由来する前記の弊害を解消するために、前記室内機の前記室内機制御部に備えられるファン制御手段が、室内ファンの回転数を、空気調和機が運転開始してからある一定期間(所定の安定化状態となるまで)、所定の目標回転数よりも速い安定化促進用回転数とする。そして、前記安定化状態となったら、前記目標回転数へと低下させる。前記一定期間送風量を増大させることで室内熱交換器内の前記入口側部分や室内ファン自体の温度を上昇させ、前記蒸発器全体の温度バランスの悪化を小さくすることができる。この結果、前記冷凍サイクルの状態を比較的短時間で安定化させることができ、また結露等の弊害を回避することができる。
また、請求項2によれば、室内機制御部の記憶手段に予め所定の安定化促進期間が記憶されている。そして、前記ファン制御手段は、前記室内ファンの回転数を、空気調和機が運転開始してから前記安定化促進期間が経過するまでは前記安定化促進用回転数とし、前記安定化促進期間が経過したら、前記目標回転数へと低下させる。これにより、時間をカウントするだけのシンプルな制御で前記のファン回転数制御を実現することができる。
また、請求項3によれば、室内機制御部に判定手段が備えられており、検出手段による前記室内熱交換器内の所定部位の温度の検出結果に基づき、前記安定化状態となったか否かを判定する。前記ファン制御手段は、前記室内ファンの回転数を、判定手段が前記安定化状態となったと判定するまでは前記安定化促進用回転数とし、前記安定化状態となったと判定したら、前記目標回転数へと低下させる。これにより、刻々と変化する室内熱交換器の温度検出結果に応じた高精度な制御で、前記のファン回転数制御を実現することができる。
また、請求項4によれば、室内熱交換器の前記所定部位の温度が、予め定めた所定の目標温度に略等しくなったことを契機として、前記室内ファンの回転数を前記所定の目標回転数となるように低下させる(それまでは前記安定化促進用回転数とする)。これにより、刻々と変化する室内熱交換器の前記所定部位の温度に応じて、精度よく確実にファン回転数を制御することができる。
前記したように、空気調和機の運転開始直後に前記入口冷媒温度が一旦極端に低下した後、室内ファンが安定化促進用回転数で回転することによって室内熱交換器内の各部の温度を上昇させ、前記蒸発器全体の温度バランスを均一化していく。そこで、請求項5によれば、このような温度変化挙動に対応して、判定手段は、前記運転開始後に所定部位の温度が前記目標温度を一旦下回った後、上昇して前記目標温度に略等しくなったときに、前記安定化状態となったと判定する。これにより、さらに精度よく確実にファン回転数を制御することができる。
次に、本発明の一実施の形態を図1〜図7に基づいて説明する。
本実施形態の空気調和機の全体概略構成を図1に示す。図1において、この空気調和機1は、室内機2と室外機3の間を循環させる冷媒に対して室内機2と室外機3のそれぞれで熱交換を行うことにより前記室内機2を設置している側の室内の空気温度を調整するものである。この空気調和機1では、前記冷媒として、従来より空気調和機に広く使用されていたR410A冷媒に代え、近年使用されつつあるR32冷媒を用いる。前記室内機2は、冷媒(すなわちR32冷媒。以下同様)と室内空気との熱交換を行う室内熱交換器4と、前記室内熱交換器4に送風する室内ファン5と、前記室内機2の作動を制御する室内機制御部6とを有し、前記室外機3は、冷媒の循環方向を切り替える四方弁7と、冷媒を圧縮する圧縮機8と、冷媒と外気との熱交換を行う室外熱交換器9と、冷媒を減圧するキャピラリーチューブ10と、前記室外熱交換器9に送風する室外ファン11と、前記室外機3の作動を制御する室外機制御部12を有する。
前記四方弁7は4つのポートを備える回転弁であり、主経路21用の2つのポートのそれぞれに対して他の副経路22用の2つのポートのいずれに接続するかを切り替える。前記副経路22用の2つのポートどうしはループ状に配置された副経路22の冷媒配管で接続されており、この副経路22上に圧縮機8が設けられている。
前記圧縮機8は、低圧ガス状態の冷媒を昇圧して高圧ガス状態にするとともに、当該空気調和機1内における冷媒配管全体の冷媒を循環させるポンプとしても機能する。
また、前記四方弁7の主経路21用の2つのポートどうしは、ループ状に配置された主経路21の冷媒配管で接続されており、この主経路21上に室外熱交換器9、キャピラリーチューブ10、及び室内熱交換器4が順に(図示する例では主経路21左回りの順に)設けられている。
前記室外熱交換器9は、その内部を通過するガス状態の冷媒の温度が室外の外気温度より高い場合は、その冷媒の熱を放熱して液体状態に凝縮させる凝縮器として機能する。また、その内部を通過する液体状態の冷媒の温度が室外の外気温度より低い場合は外気の熱を冷媒に吸熱してガス状態に蒸発させる蒸発器として機能する。前記室内熱交換器4は、室内空気と冷媒の関係において前記室外熱交換器と同等に機能する。
前記室外ファン11及び前記室内ファン5は、対応する前記室外熱交換器9及び前記室内熱交換器4に対してそれぞれ送風することで、各熱交換器の性能を向上させる。
前記キャピラリーチューブ10は、高圧液体状態の冷媒を減圧して低圧液体状態とするよう機能する。
前記室外機制御部12及び前記室内機制御部6は、それぞれ主にCPU,ROM、RAM等を備えたマイクロコンピュータで構成され、特に図示しないリモコンなどの操作部を介したユーザからの指示に基づいて互いに連携し、当該空気調和機1全体の制御を行う。室外機制御部12は、主に室外機3が備える前記四方弁7、前記圧縮機8、及び前記室外ファン11の制御を行い、室内機制御部6は主に室内機2が備える前記室内ファン5の制御を行う。なお、圧縮機8、室外ファン11、及び室内ファン5の制御においては、インバータ等を用いてそれぞれの回転数を連続的に可変制御できる。
前記圧縮機8は副経路22上において一方向に冷媒を循環させるものであり、前記四方弁7の切り替えによって主経路21上の冷媒の循環方向を制御する。例えば、図1は冷房運転時の循環方向を示しており、圧縮機8から吐出した冷媒が室外熱交換器9、キャピラリーチューブ10、室内熱交換器4の順で流通する。これにより、低温・低圧で吸入されたガス状態の冷媒が前記圧縮機8で圧縮されて高温・高圧のガスとなった後、前記室外熱交換器9(凝縮器として機能)において前記室外ファン11の送風で冷却されることで外気に熱を放出しながら高圧の液体に変化する。こうして液体になった冷媒は前記キャピラリーチューブ10で減圧されて低圧の液体となり蒸発しやすい状態となる。その後、低圧の液体が前記室内熱交換器4(蒸発器として機能)において蒸発してガスに変化することで室内空気から吸熱し冷却を行う。そして冷媒は、低温・低圧のガスとして再び前記圧縮機8へと戻る。以上のような冷凍サイクルを構築することで、室内空気の温度を下げる冷房運転が行われる。
なお、特に図示しないが、四方弁7を切り替えて冷媒の循環方向を逆転することにより、室外熱交換器9を蒸発器として機能させ、室内熱交換器4を凝縮器として機能させて、室内空気の温度を上げる暖房運転を行うこともできる。以下においては、前記冷凍サイクルを構築した場合の冷房運転時における作動についてのみ説明する。
前記室内熱交換器4の構造の概略を表す、室内機2の側断面図を図2に示す。図2において、前記室内機2の室内熱交換器4は、2つの一般的なフィンチューブ式熱交換器の2つの熱交換器31、32のそれぞれの上端を近接させたいわゆる「ハ」の字型に配置した側断面構造となっている。フィンチューブ式熱交換器は、多数の平行配置した伝熱フィンと、この伝熱フィンを貫通するように蛇行配置した銅管(=チューブ)とから構成されているもので、図2では、この熱交換器31、32の構造を省略して概略的に示している。
そして、前記冷房運転時において、各熱交換器31,32のそれぞれの内部においてその上端から主経路21の冷媒配管(銅管に相当する)が挿通して下端で折り返し、上端から抜けるよう配置されている。このような2つの熱交換器31,32の間で冷媒配管21が直列に接続されていることで、一方の熱交換器32(図示する例で後方の熱交換器32)が冷媒流路の前半に位置し、他方の熱交換器31(図示する例の前方の熱交換器31)が冷媒流路の後半に位置する。
以上の図1及び図2に示した基本構成を備える前記空気調和機1において、前記のようにR32冷媒が使用される。このR32冷媒は、一般に、前記R410A冷媒に比べて単位体積あたりの冷凍能力が高く、同じ冷凍能力を発揮させるにあたり前記R410A冷媒よりも冷媒配管内での充填量を少なくできることが知られているが、その場合には、前記のように蒸発器(この場合の室内熱交換器4)の上流側で減圧するとき、従来の前記R410A冷媒用の空気調和機での減圧率よりも大きな減圧率とする必要がある。
このようなR32冷媒における(R410A冷媒と比べた場合の)充填量の減少及び減圧率の増大により、R32冷媒を用いる前記空気調和機1においては、そのままでは、前記圧縮機8を起動した直後において前記室内熱交換器4(この場合の蒸発器)の入口における冷媒温度(入口冷媒温度;例えば図1中のA点の温度)が極端に低下し、蒸発器全体の温度バランスが崩れる結果、前記冷凍サイクルの状態が安定化するのに時間がかかる傾向となる。
このような冷凍サイクルの不安定状態及びその後の安定化への挙動を図3により説明する。図3は、R32冷媒を用いた前記空気調和機1において、前記室内ファン5の回転数を、(後述の本実施形態の回転数制御とは異なり)空気調和機1の運転開始直後から定常的に所定の目標回転数(この例では約950rpm)で回転させた場合における前記入口冷媒温度の経時変化を、比較例として示したものである。
この図3において、空気調和機1の運転開始時(運転開始後経過時間=0)には、前記入口冷媒温度が室内空気と同等の温度(図示する例では約26℃)となっている。その後、前記運転開始により前記主経路21上で冷媒が循環し、キャピラリーチューブ10での減圧によって温度が低下した冷媒が蒸発器の入口(前記A点)に到達した時点(図示する例では運転開始後経過時間が約20秒)で、前記入口冷媒温度が低下し始める。そして、前記のようにR32冷媒の充填量が少なく減圧率が大きいことにより入口冷媒温度が過剰に低下して、目標としている温度(図示する例の約13℃。)よりも大幅に低い超過低温状態(図示する例の約7℃)に達し、冷凍サイクルが不安定な状態となる。しかし、その後にR32冷媒の循環が進んで蒸発作用と凝縮作用が安定して行えるようになると入口冷媒温度が再び上昇に転じ、前記目標としている温度に達したところ(図示する例では運転開始後経過時間が約210秒)で、冷凍サイクルが安定した状態となっている。
以上のような作動特性に対して、仮に、蒸発器上流側での減圧のために開度調整可能な膨張弁を用いることができる場合には、前記膨張弁の開度を適正に調整することで前記入口冷媒温度の過剰な低下を抑制することができる。しかしながら、前記空気調和機1のように前記キャピラリーチューブ10を用いる場合には、(前記膨張弁のように減圧の程度を調整できないことから)前記のような冷凍サイクルが不安定な状態が、比較的長い時間続くこととなる。
このような不安定状態が長く続く場合、前記図2に示した構成の室内熱交換器4において、以下のような弊害が生じうる。すなわち、前記不安定状態が長く続いた場合には、図4に示すように、前記A点に近く冷媒流路の前半部分に相当する前記熱交換器32が極端に温度低下し、後半部分に相当する前記熱交換器31が比較的温度が高い状態となる(図4中における主経路21の低温状態を表す濃淡彩色も参照)。そして、室内機2に流入した室内の空気(図中では「室温風」と略記)のうち、後方側熱交換器32を通過した低温の風(以下適宜、単に「過冷却風」と称する。各図中でも同様)が室内機2の内部(特に室内ファン5)を過剰に冷却し、前方側熱交換器31を通過したやや温度の高い風(以下適宜、単に「冷却風」と称する。各図中でも同様)が過剰に冷却された室内機2の内部(特に室内ファン5)に触れた際、当該室内機2の内部(特に室内ファン5)で結露が発生して水気を多く含んだ風(以下適宜、単に「結露風」と称する。各図中でも同様)を室内に排出してしまう。つまり前記のようにして冷凍サイクルの不安定状態が長く続いた場合には、室内熱交換器4の各部分を通過する風の温度に大きな偏りが生じてしまい、その結果、室内機2において内部結露を生じさせてしまう。
そこで、本実施形態では、前記のように室内ファン5を運転開始直後から目標回転数(約950rpm)で回転させるのではなく、運転開始直後の所定期間、それよりも速い安定化促進用回転数となるよう制御する。以下、この手法の詳細を図5、図6、及び図7により説明する。
すなわち、前記図3に対応する図5に示すように、前記室内機2の前記室内機制御部6の制御により、空気調和機1が運転開始してから冷凍サイクルが安定するまでのある一定期間(安定化促進期間に相当。この例では約150秒間)、室内ファン5は、前記目標回転数(約950rpm)よりも速い安定化促進用回転数(この例では約1150rpm)となるよう制御される。
室内ファン5が前記安定化促進用回転数で作動することで、前記目標回転数の場合よりも室内機2全体を通過する風量が増大する。これにより、室内熱交換器4のうちで特に過剰に温度低下した部分(図4に示す後方側熱交換器32)における熱交換(この場合の蒸発)を促進させて温度の上昇を図り、室内熱交換器4全体の温度バランスの悪化を小さくすることができるので、図6に示すように冷凍サイクルを早期に安定化させることができる。すなわち、この安定化した状態では、室内機2に流入した前記室温風は、後方側熱交換器32を通過したものも前方側熱交換器31を通過したものも、(やや温度が高い)前記冷却風となるので、それらが混合した際でも、前記結露風となることはなく、前記冷却風として室内に供給される。
そして、冷凍サイクルが安定化状態となったとき(上記運転開始後経過時間が約150秒)、前記通常の目標回転数へと低下させる。このように室内ファン5の回転数を制御することで、図5に示す本実施形態の入口冷媒温度の曲線は、前記図3に示す入口冷媒温度の曲線と比べて、最低温度を上げて(図示の例では約7℃→約10℃)温度低下を抑制し、また前記目標としている温度(この例では13℃)に戻すまでの時間を短縮化できる(図示の例では210秒→150秒)。
次に、以上のような室内ファン回転数の制御を実現するために、室内機制御部6の前記CPU(図示省略)が実行する制御手順を、図7により説明する。なお、この制御手順は、特に図示しないリモコンなどの操作部を介し冷房運転の開始操作が入力された際に、実行を開始する。また、室内機制御部6がこの制御手順を開始するとともに、室外機制御部12においても四方弁7を冷房運転時の状態に切り替え、圧縮機8と室外ファン11の作動を開始するものとする(図示省略)。
まず、通常の目標回転数よりも速い安定化促進用回転数で室内ファン5の回転を開始する(S5)。その後、当該室内機制御部6内部に別途備えるタイマ(特に図示せず)をリセットし(T=0)、計時を開始する(S10)。
その後、前記タイマで計時した経過時間Tが、前記安定化促進期間Tsを経過したか否かを判定する(S15)。なお、この安定化促進期間Tsは、上記図5に示した入口冷媒温度の変化特性を考慮した適宜の時間(前記の例では150秒)に予め設定され、例えば室内機制御部6の前記ROM(記憶手段に相当)などに記憶されている。タイマの経過時間Tが安定化促進期間Ts未満であるうちは、室内ファン5の安定化促進用回転数を維持し続け、タイマの経過時間Tが安定化促進期間Tsを超えた場合、判定が満たされ(S15:Yes)、S20へ進む。
S20では、前記冷凍サイクルが安定化状態(前記入口冷媒温度が前記目標としている温度に戻った状態)となったものとみなして、前記室内ファン5の回転数を通常の目標回転数に変更する。その後、特に図示しないリモコンなどの操作部を介して当該空気調和機1の運転終了操作が入力されたか否かを判定する(S25)。運転終了操作が入力されていない場合、判定は満たされず(S25:No)、当該S25の手順を繰り返す。なお、このS25のループ中に、温度や風向きの変更などの他の制御を行ってもよい。一方、運転終了操作が入力された場合、判定が満たされ(S25:Yes)、S30へ進む。S30では、室内ファン5の回転停止も含めて室内機2全体の作動を停止し、このフローを終了する。
なお、以上説明した図7中の制御手順全体を実行する上記CPUが、各請求項記載のファン制御手段として機能する。
以上説明したように、本実施形態の空気調和機1によれば、前記R32冷媒かつ前記キャピラリーチューブ10の使用に由来する前記の弊害を解消するために、前記室内機2の前記室内機制御部6が、室内ファン5の回転数を、空気調和機1が運転開始してからある一定期間(前記安定化状態となるまで。前記の例では運転開始後経過時間が150秒となるまで)、所定の目標回転数よりも速い前記安定化促進用回転数とする。そして、前記安定化状態となったら、前記目標回転数へと低下させる。このように前記一定期間の間に室内ファン5の送風量を増大させることで、室内熱交換器4のうち過剰に温度低下した熱交換器32の温度を上昇させ、室内熱交換器4全体の温度バランスの悪化を小さくすることができる。この結果、前記冷凍サイクルの状態を比較的短時間で安定化させることができ、また前記結露等の弊害を回避することができるものである。
また、本実施形態では特に、室内機制御部6の前記ROMに予め所定の安定化促進期間Tsが記憶されている。そして、前記室内ファン5の回転数を、空気調和機1が運転開始してから前記安定化促進期間Tsが経過するまでは前記安定化促進用回転数とし、前記安定化促進期間Tsが経過したら前記目標回転数へと低下させる(S15,S20参照)。これにより、時間をカウントするだけのシンプルな制御で前記のファン回転数制御を実現できるものである。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を変更しない範囲で種々の変更が可能である。例えば上記実施形態では、安定化促進期間Tsの経過時に室内ファン5の回転数を安定化促進用回転数から目標回転数へすぐに変更していたが、これに限られない。例えば、上記図5に対応する図8に示すように、室内ファン5の回転数を安定化促進用回転数から目標回転数に変更する際に2段階以上の段階に分けて変更してもよい。この例では、運転開始後140秒経過後にまず前記安定化促進用回転数である1150rpmから1050rpmに下げられ、さらに10秒経過後(運転開始後経過時間が150秒となった後)に前記1050rpmから前記目標回転数である950rpmに下げされる。この場合には、室内熱交換器4を通過する風量も段階的に変化するので、入口冷媒温度を滑らかに変化させることができ、冷凍サイクルの安定状態を乱さないものである。
また、以上においては、運転開始後に前記安定化促進期間Tsが経過したとき、前記冷凍サイクルが前記安定化状態になったものとみなして室内ファン5の回転数を変更していたが、実際の前記空気調和機1の所定部位の温度検出結果に基づいて前記安定化状態となったか否かを判定し、室内ファン5の回転数を変更してもよい。
そのような変形例の空気調和機1Aの全体概略構成を図9に示す。また、前記図4に対応する図を図10に示す。これら図9及び図10に示す本変形例の空気調和機1Aでは、上記図1で示した構成に加え、室内熱交換器4の所定部位(この例では前記A点近傍)に室内熱交換器温度センサ42が設けられている。前記室内熱交換器温度センサ42(検出手段に相当)は、例えば、熱電対で構成されたいわゆるサーミスタであり、前記A点の温度を検出し、その検出結果を室内機制御部6へ出力する。
室内機制御部6は、上記図3、図5に示した入口冷媒温度の変化特性に鑑み、前記運転開始後に前記室内熱交換器温度センサ4により検出された前記A点の入口冷媒温度が、前記目標としている温度付近で予め定めた所定の目標温度(前記の例では13℃)を一旦下回った後、再び上昇して前記所定の目標温度に略等しくなったときに、前記安定化状態となったと判定する。そして、室内ファン5の回転数を、前記安定化促進用回転数(前記の例では1150rpm)から前記目標回転数(前記の例では950rpm)に変更する。
以上のような本変形例の室内ファン回転数の制御を実現するために、室内機制御部6の前記CPUが実行する制御手順を、図11により説明する。上記図7で示したフローに対して、この図11では、前記S10、S15の手順に代えて、S11,S13を実行する点が相違する。
すなわち、図11と同様、S5において前記安定化促進用回転数で室内ファン5の回転を開始したのち、新たに設けたS11へ進む。
S11では、前記室内熱交換器温度センサ42により検出された前記A点の温度(入口冷媒温度Ki)を取得する。
その後、S13へ進み、前記入口冷媒温度Kiが、前記所定の目標温度(前記の例では13℃)以上であるか否かを判定する。なお、前記したように、この所定の目標温度を一旦下回った後、再度上昇して所定の目標温度になったことの確認は、このS13の判定を前記S5の後予め定めた所定の時間が経過してから行ってもよいし、前記S11の検出及びS13の判定の前に前記入口冷媒温度Kiが前記所定の目標温度より十分に下回ったことを判定する手順を行ってもよい。入口冷媒温度Kiが設定以上未満である場合は判定は満たされず(S13:No)、S11へ戻って同様の手順を繰り返す。入口冷媒温度Kiが所定の目標温度以上である場合、判定が満たされ(S13:Yes)、前記S20に進む。S20以降は、前記図7と同等であるため、説明を省略する。
なお、上記S13の手順を実行するCPUが各請求項記載の判定手段として機能し、このS13以外の図11の制御手順全体を実行する上記CPUが、各請求項記載のファン制御手段として機能する。
以上説明したように、本変形例の空気調和機1Aによれば、室内機制御部6が、室内熱交換器温度センサ42による前記入口冷媒温度Kiの検出結果に基づき、前記安定化状態となったか否かを判定する。前記安定化状態となったと判定するまでは前記安定化促進用回転数とし、前記安定化状態となったと判定したら、前記目標回転数へと低下させる。これにより、刻々と変化する室内熱交換器4の温度検出結果に応じた高精度な制御で、前記のファン回転数制御を実現できるものである。
また、特に、前記検出された入口冷媒温度Kiが、目標としている温度付近で予め定めた前記所定の目標温度(前記の例では13℃)に略等しくなったことを契機として、前記室内ファン5の回転数を前記所定の目標回転数となるように低下させる(それまでは前記安定化促進用回転数とする)。これにより、刻々と変化する室内熱交換器4の前記入口冷媒温度Kiの温度に応じて、精度よく確実にファン回転数を制御できるものである。
また、前記空気調和機1Aでは、運転開始直後に前記入口冷媒温度Kiが一旦極端に低下した後、室内ファン5が安定化促進用回転数で回転することによって室内熱交換器4内の各部の温度を上昇させ、室内熱交換器4全体の温度バランスを均一化していく。本変形例においては、このような温度変化挙動に対応して、前記運転開始後に入口冷媒温度Kiが前記所定の目標温度を一旦下回った後、上昇して前記所定の目標温度に略等しくなったときに、前記安定化状態となったと判定する。これにより、さらに精度よく確実にファン回転数を制御できるものである。
なお、上記変形例では、入口冷媒温度Kiと前記所定の目標温度との比較によって安定化状態の成否判定を行ったが、これに限られない。例えば、室内熱交換器4のA点以外の特定の部位(所定部位に相当)の温度を適宜のセンサ(検出手段に相当)で検出し、この検出された温度が、前記所定の目標温度に対応した温度に達したことを契機に、前記成否判定を行ってもよい。さらには、前記入口冷媒温度Ki(又は前記特定の部位の温度)と、適宜のセンサで検出した室内温度との温度差が、予め設定した所定の温度差しきい値に達したことを契機に、前記成否判定を行ってもよい。
1,1A 空気調和機
2,2A 室内機
3 室外機
4 室内熱交換器
5 室内ファン
6 室内機制御部
7 四方弁
8 圧縮機
9 室外熱交換器
10 キャピラリーチューブ
11 室外ファン
12 室外機制御部
21 主経路(冷媒配管)
22 副経路(冷媒配管)
31 前方側熱交換器
32 後方側熱交換器
42 室内熱交換器温度センサ(検出手段)
2,2A 室内機
3 室外機
4 室内熱交換器
5 室内ファン
6 室内機制御部
7 四方弁
8 圧縮機
9 室外熱交換器
10 キャピラリーチューブ
11 室外ファン
12 室外機制御部
21 主経路(冷媒配管)
22 副経路(冷媒配管)
31 前方側熱交換器
32 後方側熱交換器
42 室内熱交換器温度センサ(検出手段)
Claims (5)
- 室外機と室内機とをR32冷媒を用いた冷媒配管で接続した、前記R32冷媒用の空気調和機において、
前記室内機は、
前記R32冷媒と室内空気との熱交換を行う室内熱交換器と、
前記室内熱交換器に送風する室内ファンと
少なくとも前記室内ファンの回転数を制御する室内機制御部とを有し、
前記室外機は、
前記R32冷媒を圧縮する圧縮機と、
前記R32冷媒と外気との熱交換を行う室外熱交換器と、
前記R32冷媒を減圧するキャピラリーチューブと、
前記室外熱交換器に送風する室外ファンとを有し、
前記室内機制御部は、
前記空気調和機が運転開始してから所定の安定化状態となるまでの間、所定の目標回転数よりも速い安定化促進用回転数となり、前記安定化状態となったら前記目標回転数となるように、前記室内ファンの回転数を制御するファン制御手段を備える
ことを特徴とする空気調和機。 - 前記室内機制御部は、
予め設定された安定化促進期間を記憶する記憶手段をさらに有し、
前記ファン制御手段は、
前記空気調和機が運転開始してから前記安定化促進期間が経過したとき、前記安定化状態となったとみなして、前記所定の目標回転数となるように前記室内ファンの回転数を制御する
ことを特徴とする請求項1記載の空気調和機。 - 前記室内熱交換器内の所定部位の温度を検出する検出手段を有し、
前記室内機制御部は、
前記検出手段の前記所定部位の温度検出結果に基づき、前記安定化状態となったか否かを判定する判定手段をさらに有し、
前記ファン制御手段は、
前記判定手段により前記安定化状態となったと判定された場合に、前記所定の目標回転数となるように、前記室内ファンの回転数を制御する
ことを特徴とする請求項1記載の空気調和機。 - 前記判定手段は、
前記検出手段の前記温度検出結果に基づき、前記所定部位の温度が所定の目標温度に略等しくなったことを契機に、前記安定化状態となったと判定する
ことを特徴とする請求項3記載の空気調和機。 - 前記判定手段は、
前記検出手段の前記温度検出結果に基づき、前記空気調和機の運転開始後に前記所定部位の温度が前記所定の目標温度を一旦下回った後、上昇して前記所定の目標温度に略等しくなったときに、前記安定化状態となったと判定する
ことを特徴とする請求項4記載の空気調和機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015046492A JP2016166700A (ja) | 2015-03-09 | 2015-03-09 | 空気調和機 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2016166701A (ja) * | 2015-03-09 | 2016-09-15 | 株式会社コロナ | 空気調和機 |
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2015
- 2015-03-09 JP JP2015046492A patent/JP2016166700A/ja active Pending
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