JP7258053B2 - 底面パネル及び空気調和装置の室外機 - Google Patents

底面パネル及び空気調和装置の室外機 Download PDF

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Description

本発明は、熱交換器載置台を有する底面パネル、及び当該底面パネルを有する空気調和装置の室外機に関する。
特許文献1には、熱交換器載置台を有する底面パネルを備えた空気調和装置の室外機が開示されている。特許文献1の底面パネルでは、室外機の内部、特に熱交換器で発生するドレン水を排出する排水経路の一部が、底面パネルの周縁に設けられた側壁部に沿うように熱交換器載置台の上部に形成されている。
特開2014-098512号公報
しかしながら、空気調和装置の設置環境によっては、室外機が傾斜面に据え付けられる場合がある。特に、室外機が傾斜面に据え付けられ、底面パネルにおいて、熱交換器載置台が傾斜の下側にある場合、熱交換器載置台の排水経路のドレン水が、熱交換器載置台の側壁部の側に滞留することとなる。熱交換器載置台の側壁部の側に滞留したドレン水が凍結すると、ドレン水が凍結した氷が熱交換器載置台に形成され、当該氷の形成より、熱交換器載置台に載置された熱交換器に圧力が印加される。したがって、特許文献1の底面パネルでは、熱交換器の耐久性を確保できない可能性があった。
本発明は、上述の課題を解決するものであり、熱交換器の耐久性を確保可能な底面パネル及び空気調和装置の室外機を提供することを目的とする。
本発明の底面パネルは、空気調和装置の室外機の底面パネルであって、前記室外機の下面を構成する底面部と、前記底面部の周縁部から前記底面部と交差する方向に延びる側壁部と、前記底面部と前記側壁部とに接続された熱交換器載置台とを備え、前記熱交換器載置台は、前記側壁部に接続され、前記熱交換器載置台の上面部を形成する載置面を有しており、前記載置面には、前記側壁部に沿って延在する第1排水溝と、前記第1排水溝と連通し、前記側壁部から離れる方向に延在する第2排水溝とが設けられており、前記第2排水溝の底部は、前記側壁部から離れる方向である、前記第1排水溝と連通する前記第2排水溝の入口側の端部から前記第2排水溝の出口側の端部に向かう方向において、前記底面部に向かって傾斜しており、前記第2排水溝の底部の幅は、前記入口側の端部から前記出口側の端部に向けて漸次的に大きくなる。
また、本発明の空気調和装置の室外機は、上述の底面パネルと、前記底面パネルの前記熱交換器載置台に載置された熱交換器とを備える。
本発明では、第2排水溝を有することにより、側壁部に沿って延在する第1排水溝のドレン水を、第2排水溝を介して、側壁部から離れる方向に排水できる。したがって、本発明では、熱交換器載置台の側壁部の側にドレン水が滞留することを防ぐことができる。よって、上述の構成によれば、ドレン水が凍結した氷が、熱交換器載置台に形成されるのを防ぐことができるため、熱交換器の耐久性を確保可能な底面パネル及び空気調和装置の室外機を提供できる。
本発明の実施の形態1に係る空気調和機の室外機の構造の一例を概略的に示した分解斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る底面パネルの構造の一例を概略的に示した斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る底面パネルの構造の一例を概略的に示した上面図である。 図3の領域Aにおける熱交換器載置台を概略的に示した拡大斜視図である。 図4の熱交換器載置台を概略的に示した拡大上面図である。 図5の熱交換器載置台のA-A断面を概略的に示した断面図である。 図5の熱交換器載置台のA-A断面の変形例を概略的に示した断面図である。 本発明の実施の形態2に係る底面パネルにおける熱交換器載置台の構造を概略的に示した拡大斜視図である。 本発明の実施の形態2に係る底面パネルにおける熱交換器載置台の構造を概略的に示した拡大上面図である。
実施の形態1.
本発明の実施の形態1に係る空気調和機の室外機100の構造について説明する。図1は、本実施の形態1に係る空気調和機の室外機100の構造の一例を概略的に示した分解斜視図である。なお、図1では、室外機100は床置型ユニットとしているが、例えば、壁付型ユニット、屋根置型ユニット、又は天井吊型ユニットとしてもよい。
図1を含む以下の図面においては、室外機100の各構成部材の寸法の関係及び形状は、実際のものとは異なる場合がある。また、図1を含む以下の図面では、同一の部材若しくは部分又は類似する部材若しくは部分には、同一の符号を付すか、又は符号を付すことを省略している。また、室外機100の各構成部材同士の位置関係、例えば、上下、左右、前後等の位置関係は、原則として、空気調和機の室外機100を使用可能な状態に設置したときの位置関係とする。
室外機100は、前面パネル1、側面パネル2、天面パネル3、及び底面パネル4を有している。前面パネル1、側面パネル2、天面パネル3、及び底面パネル4は、室外機100の直方体形状の外郭の一部を構成している。
また、室外機100の内部には、仕切板5が設置されている。室外機100の内部空間は、仕切板5によって、送風機室6と機械室7とに区画されている。
前面パネル1は、室外機100の前面を構成する第1側面部1aと、室外機100の左側面を構成する第2側面部1bとを有する板金パネルである。前面パネル1は、ネジ止め等により、底面パネル4に取り付けられている。
第1側面部1aは、室外機100の前面側の外部空間と、送風機室6との間を連通する排気口1a1を有している。また、第1側面部1aは、第1側面部1aの外側面に配置され、排気口1a1を覆うグリル1a3と、排気口1a1の周縁部から送風機室6の側に突出した周縁面を有するベルマウス1a4とを有している。
第2側面部1bは、室外機100の左面側の外部空間と、送風機室6との間を連通する複数の通気口1b1を有している。
側面パネル2は、室外機100の右側面を構成する第3側面部2aと、室外機100の右側後面を構成する第4側面部2bとを有している。側面パネル2は、例えば、第3側面部2aの前端部に係合穴2a1を設け、前面パネル1の第1側面部1aの右端部に設けられた係合爪1a5と係合させることにより、前面パネル1に取り付けられる。また、側面パネル2は、ネジ止め等により、底面パネル4に取り付けられる。
図示しないが、第3側面部2aは、1つ以上の開口部を有しており、例えば、室内機に接続された延長配管は、当該開口部を介して、室外機100の内部に引き込まれる。
側面パネル2は、第3側面部2aの開口部を覆う保護カバー8を有している。保護カバー8は、室外機100の内部への塵埃又は水の浸入を防ぐとともに、保守点検時に室外機100の内部へのアクセスを可能にするサービスパネルとして用いられる。図示しないが、保護カバー8は、1つ以上の開口部を有しており、例えば、外部電源と接続したプラグ、又は室内機に接続された延長配管は、当該開口部を介して、室外機100の内部に引き込まれる。
天面パネル3は、室外機100の上部を構成する板金パネルである。天面パネル3は、前面パネル1及び側面パネル2にネジ止め等により取り付けられる。
底面パネル4は、室外機100の下面を構成し、室外機100の内部に収容された各々の構成部品を支持する台板である。底面パネル4は複数の脚部9を有している。複数の脚部9は、底面パネル4の底面部40に取り付けられる。複数の脚部9は、それぞれ、室外機100を設置場所に固定するための取付穴9aを有している。室外機100は、例えば、ネジ止め等により、取付穴9aを介してコンクリートブロック等に固定される。
仕切板5は、前面パネル1の第2側面部1b及び側面パネル2の第3側面部2aと並列に配置され、第2側面部1bと第3側面部2aとの間の内部空間を、送風機室6と機械室7とに区画する板状部材である。仕切板5は、送風機室6と機械室7との間を連通する複数の通気口5aを有している。仕切板5は、例えばネジ止め等により、底面パネル4に固定される。
送風機室6は、前面パネル1、天面パネル3、底面パネル4、及び仕切板5によって取り囲まれた空間である。送風機室6は、熱交換器11と、送風ファン13と、送風ファン13を駆動するモータ15と、及びモータ15を支持するモータ取付台17とを収容する。送風ファン13の回転により、室外機100の外部から熱交換器11又は前面パネル1の第2側面部1bに設けられた複数の通気口1b1を介して、室外機100の外部の空気が、送風機室6に取り込まれる。また、送風ファン13の回転により、室外機100の内部の空気は、ベルマウス1a4、排気口1a1、及びグリル1a3を介して室外機100の外部へ排気される。
熱交換器11は、底面パネル4に載置されている。また、熱交換器11は、ネジ止め等により、側面パネル2の第4側面部2bの左端部に固定され、室外機100の直方体形状の外郭の一部を構成している。
熱交換器11は、保有する熱エネルギーの異なる2つの流体間で熱エネルギーの移動及び交換を行う熱伝達機器である。図1に示すように、熱交換器11は、熱交換器11を通過する空気流と、熱交換器11の内部を流通する冷媒との間で熱交換を行う空冷式熱交換器である。例えば、熱交換器11は、並列に配置された複数の板状フィンと、複数の板状フィンを貫通する伝熱管とを備えるフィンアンドチューブ型熱交換器にできる。熱交換器11をフィンアンドチューブ型熱交換器とした場合、伝熱管が底面パネル4と平行になるように底面パネル4に載置される。なお、図2においては、天面パネル3の側から見て平板形状となる熱交換器11が例示されているが、熱交換器11の形状はこれに限られず、天面パネル3の側から見て、L字形状であってもよいし、U字形状であってもよい。
送風ファン13は、熱交換器11及び排気口1a1と対面する位置に配置されており、送風ファン13の回転軸が、排気口1a1の方向に向くように配置されている。送風ファン13としては、例えば、プロペラファン等の軸流ファンが用いられる。
モータ取付台17は、上下方向に延在する支持部を有している。図示しないが、支持部の上端部は、熱交換器11との間隔が空くように、熱交換器11の上端部に取り付けられている。また、支持部の下端部は、ネジ止め等により、底面パネル4に固定されている。モータ取付台17の支持部の中央部には、モータ15が支持されている。モータ15の回転軸は、排気口1a1の方向に向くように配置されており、モータ15の回転軸の先端部には、送風ファン13の回転軸が取り付けられている。モータ15は、電圧によって送風ファン13の回転数を制御可能な、三相誘導モータ又はDCブラシレスモータとして構成される。
室外機100が駆動し、送風ファン13が回転すると、送風機室6では、室外機100の外部から熱交換器11及び前面パネル1の第2側面部1bの通気口1b1を介して、外部の空気が送風機室6に誘引される。熱交換器11では、熱交換器11の板状フィンの間を通過する室外空気と、伝熱管を流れる冷媒との間で熱交換が行われる。熱交換器11で熱交換された空気は、送風ファン13の回転によって、送風機室6から、ベルマウス1a4、排気口1a1、及びグリル1a3を介して室外機100の外部に排気される。
機械室7は、前面パネル1、側面パネル2、天面パネル3、底面パネル4、及び仕切板5によって取り囲まれた空間である。図1に示すように、機械室7は、圧縮機19を収容する。圧縮機19は、ネジ止め等により、底面パネル4に固定されている。また、機械室7は、例えば、熱交換器11及び圧縮機19とともに冷凍サイクル回路を構成する複数の冷媒配管21を収容する。圧縮機19は、吸入した低圧冷媒を圧縮し、高圧冷媒として吐出する流体機械である。圧縮機19としては、例えば、ロータリ圧縮機又はスクロール圧縮機が用いられる。
また、室外機100の内部には、電気品箱23が収容されている。電気品箱23は、送風機室6と機械室7とにまたがって配置されており、例えば、ネジ止め等により、仕切板5の上部に取り付けられている。電気品箱23は、例えば、送風ファン13及び圧縮機19に電力を供給するインバータ回路等を含む複数の電子回路基板を収容している。
室外機100が駆動し、送風ファン13が回転すると、機械室7では、例えば、側面パネル2の第3側面部2aの開口部及び保護カバー8の開口部を介して、外部の空気が機械室7の内部に誘引される。機械室7の内部に誘引された空気は、例えば、圧縮機19から発生する熱を冷却し、機械室7から仕切板5の通気口5aを介して送風機室6に誘引される。送風機室6に誘引された空気は、熱交換器11で熱交換された空気と合流し、送風ファン13によって、送風機室6から、ベルマウス1a4、排気口1a1、及びグリル1a3を介して室外機100の外部に排気される。
次に、本実施の形態1に係る底面パネル4の構造について、図2及び図3を用いて説明する。図2は、本実施の形態1に係る底面パネル4の構造の一例を概略的に示した斜視図である。図3は、本実施の形態1に係る底面パネル4の構造の一例を概略的に示した上面図である。
図2及び図3に示すように、底面パネル4は、室外機100の下面を構成する底面部40を備えている。また、底面パネル4は、底面部40の周縁部から底面部40と交差する方向に延びる側壁部50を備えている。側壁部50は、室外機100が設置された状態においては、室外機100の天面パネル3の方向に突出している。また、図2に示すように、側壁部50は複数のネジ穴50aを有している。複数のネジ穴50aは、ネジ止め等により、前面パネル1及び側面パネル2を底面パネル4に固定するものである。
また、底面部40の側壁部50に取り囲まれた面には、圧縮機取付台43、熱交換器載置台45、及びモータ取付台支持部47が設けられている。圧縮機取付台43は、底面パネル4に設けられており、ネジ止め等により、圧縮機19の底部を固定するものである。熱交換器載置台45は、熱交換器11の下部を支持するものである。モータ取付台支持部47は、ネジ止め等により、モータ取付台17の下端部を固定するものである。
また、底面部40は、ドレンパン部49を備えており、ドレンパン部49は、底面部40を貫通した排水穴49aと、底面部40のうち、熱交換器載置台45の周囲に形成され、排水穴49aの方向に傾斜した排水路49bとを有している。この構成により、底面パネル4では、熱交換器11で発生したドレン水を、熱交換器載置台45を介して排水路49bに排水する経路を確保することができるため、ドレン水を排水穴49aから室外機100の外部に排水することができる。
次に、熱交換器載置台45の構造について、図4及び図5を用いて説明する。図4は、図3の領域Aにおける熱交換器載置台45を概略的に示した拡大斜視図である。図5は、図4の熱交換器載置台45を概略的に示した拡大上面図である。
なお、上述した図2及び図3では、底面パネル4は、2つの熱交換器載置台45を有しているが、これに限られない。底面パネル4は、熱交換器11の寸法又は形状等に応じて、1つの熱交換器載置台45のみを有していてもよいし、3つ以上の熱交換器載置台45を有していてもよい。例えば、熱交換器11が、天面パネル3の側から見て、L字形状の熱交換器11である場合、底面パネル4は、3つの熱交換器載置台45で熱交換器11を載置するように構成できる。また、底面パネル4は、1つ以上の熱交換器載置台45と、熱交換器載置台45と構成を異にする載置台とを用いて、熱交換器11を載置するものであってもよい。
図4及び図5に示すように、熱交換器載置台45は、底面部40と側壁部50との間に設けられている。例えば、熱交換器載置台45は、底面部40及び側壁部50の塑性加工により、底面パネル4に一体形成されている。熱交換器載置台45は、側壁部50の面に接続された載置面45aと、底面部40に接続された支持面45bとを有している。熱交換器載置台45は、載置面45aと支持面45bとの間を連結する曲面45cを有している。図4及び図5では、熱交換器載置台45の構造の位置関係をより明確にすべく、曲面45cの位置がドットパターンで概略的に示されている。
載置面45aは、熱交換器11の下端部が載置される熱交換器載置台45の上面部である。支持面45bは、熱交換器11の下端部が載置された載置面45aを支持する熱交換器載置台45の側面部であり、載置面45aから底面部40に向かって、載置面45aから離れる方向に傾斜している。
熱交換器載置台45は、側壁部50に沿って延在する第1排水溝45dを有している。すなわち、第1排水溝45dは、側壁部50と熱交換器載置台45との間を側壁部50に沿って延在する凹部であり、熱交換器載置台45の載置面45aに設けられている。第1排水溝45dの端部45d1、45d2のうち、少なくとも一方は、支持面45bを介して、ドレンパン部49の排水路49bと連通している。なお、第1排水溝45dの底部45d3は、底面部40に対して平行であってもよいし、底面部40に設けられたドレンパン部49に向かって傾斜していてもよい。第1排水溝45dの底部45d3は、ドレンパン部49に向かって傾斜させることにより、底面部40に対して平行な場合と比較して、第1排水溝45dにおける、ドレン水の排水性を向上させることができる。
また、熱交換器載置台45は、第1排水溝45dと連通し、側壁部50から離れる方向に延在する第2排水溝45eを有している。すなわち、第2排水溝45eは、熱交換器載置台45の載置面45aに設けられており、側壁部50から離れる方向に延びて、熱交換器載置台45の載置面45aを分割する凹部である。第2排水溝45eの一方の端部45e1は、第1排水溝45dと連通しており、第2排水溝45eの他方の端部45e2は、支持面45bを介して、ドレンパン部49の排水路49bと連通している。なお、図4及び図5では、第2排水溝45eの幅Dは、第2排水溝45eの一方の端部45e1と他方の端部45e2との間で同一幅となっている。
図6は、図5の熱交換器載置台45のA-A断面を概略的に示した断面図である。図5のA-A断面は、底面パネル4の底面部40に対し垂直な断面である。図6では、第1排水溝45d及び第2排水溝45eの構造を説明する関係上、側壁部50、熱交換器載置台45の載置面45a等の主要な構成のみを概略的に示している。また、図6では、ドレン水60が点線で模式的に示されている。また、図6では、底面パネル4の底面部40の断面と平行な直線L1が一点鎖線で示されており、第2排水溝45eの底部45e3の断面の線分の延長線L2が二点鎖線で示されている。また、図6では、直線L1に対する延長線L2の角度は、底面部40に対し垂直なA-A断面における、底面部40に対する第2排水溝45eの底部45e3の傾斜角θを表している。
図6に示されるように、第2排水溝45eの底部45e3は、側壁部50から離れる方向において、底面部40に向かって傾斜している。この構成によれば、第1排水溝45dに滞留したドレン水60は、熱交換器載置台45の載置面45aに到達する前に、熱交換器載置台45の第2排水溝45eから排水される。したがって、上述の構成によれば、第1排水溝45dにドレン水60が滞留することを抑制でき、ドレン水60が凍結した氷が、熱交換器載置台45に形成されるのを防ぐことができる。以上のことから、上述の構成によれば、熱交換器11の耐久性を確保可能な底面パネル4及び空気調和装置の室外機100を提供できる。
また、図6に示すように、第2排水溝45eから排水されたドレン水60は、支持面45bを介して、ドレンパン部49の排水路49bに排水できるため、底面パネル4及び空気調和装置の室外機100の排水性能を向上させることができる。
また、底面部40に対し垂直なA-A断面における、底面部40に対する第2排水溝45eの底部45e3の傾斜角θは、空気調和装置の室外機100の設置限界の傾斜面の角度より大きくすることができる。例えば、傾斜角θは5度よりも大きくすることができる。この構成によれば、熱交換器載置台45の配置された方向が傾斜の下方向となった場合であっても、第2排水溝45eの底部45e3は、水平面に対し、側壁部50から離れる方向において、底面部40に向かって傾斜している。よって、この構成によれば、第1排水溝45dのドレン水60は、熱交換器載置台45の側壁部50の側において、熱交換器載置台45の載置面45aに到達する前に、熱交換器載置台45の第2排水溝45eから排水される。したがって、上述の構成によれば、空気調和装置の室外機100が傾斜面に設置された場合であっても、第1排水溝45dにドレン水60が滞留することを抑制できるため、ドレン水60が凍結した氷が、熱交換器載置台45に形成されるのを防ぐことができる。以上のことから、上述の構成によれば、熱交換器11の耐久性が更に向上した底面パネル4及び空気調和装置の室外機100を提供できる。
図7は、図5の熱交換器載置台45のA-A断面の変形例を概略的に示した断面図である。図7では、底面部40に対し垂直なA-A断面において、第1排水溝45dの底部45d3は、第2排水溝45eの底部45e3と同一直線上に配置されている。その他の構成は、図6と同一であるため、説明は省略する。
上述の構成によれば、底面部40に対し垂直な断面において、第1排水溝45dの底部45d3は、第2排水溝45eの底部45e3と平滑に連結されるため、第1排水溝45dに滞留するドレン水60の量を更に低減することができる。したがって、上述の構成によれば、第1排水溝45dにドレン水60が滞留することを更に抑制できるため、ドレン水60が凍結した氷が、熱交換器載置台45に形成されるのをより良好に防ぐことができる。以上のことから、上述の構成によれば、熱交換器11の耐久性が更に向上した底面パネル4及び空気調和装置の室外機100を提供できる。
実施の形態2.
本発明の実施の形態2に係る底面パネル4における熱交換器載置台45の構造を図8及び図9を用いて説明する。図8は、本実施の形態2に係る底面パネル4における熱交換器載置台45の構造を概略的に示した拡大斜視図である。図9は、本実施の形態2に係る底面パネル4における熱交換器載置台45の構造を概略的に示した拡大上面図である。
図8及び図9に示すように、本実施の形態2の熱交換器載置台45では、第2排水溝45eの幅Dは、側壁部50から離れる方向に向けて大きくなっている。すなわち、第2排水溝45eの出口側の端部45e2の幅D2は、第2排水溝45eの入口側の端部45e1の幅D1より大きくなっている。また、第2排水溝45eの幅Dは、第2排水溝45eの入口側の一方の端部45e1から出口側の他方の端部45e2に向けて漸次的に大きくなっている。なお、図8及び図9では、第2排水溝45eの側部45e4、45e5の形状は、平面形状となっているが、第2排水溝45eの方向に突出した曲面形状であってもよい。熱交換器載置台45の他の構成については、上述の実施の形態1と同一であるため説明を省略する。
上述の構成によれば、空気調和装置の室外機100が傾斜面に設置され、第2排水溝45eの幅方向に傾いた場合であっても、第2排水溝45eの側部45e4、45e5のいずれかの面は、側壁部50から離れる方向に傾斜する。したがって、上述の構成によれば、第2排水溝45eにドレン水が滞留することも抑制できるため、ドレン水が凍結した氷が、熱交換器載置台45に形成されるのをより良好に防ぐことができる。以上のことから、上述の構成によれば、熱交換器11の耐久性が更に向上した底面パネル4及び空気調和装置の室外機100を提供できる。
なお、本実施の形態2の熱交換器載置台45の構成は、上述の実施の形態1の変形例における熱交換器載置台45の構成と組み合わせることもできる。
1 前面パネル、1a 第1側面部、1a1 排気口、1a3 グリル、1a4 ベルマウス、1a5 係合爪、1b 第2側面部、1b1 通気口、2 側面パネル、2a 第3側面部、2a1 係合穴、2b 第4側面部、3 天面パネル、4 底面パネル、5 仕切板、5a 通気口、6 送風機室、7 機械室、8 保護カバー、9 脚部、9a 取付穴、11 熱交換器、13 送風ファン、15 モータ、17 モータ取付台、19 圧縮機、21 冷媒配管、23 電気品箱、40 底面部、43 圧縮機取付台、45 熱交換器載置台、45a 載置面、45b 支持面、45c 曲面、45d 第1排水溝、45d1 端部、45d2 端部、45d3 底部、45e 第2排水溝、45e1 端部、45e2 端部、45e3 底部、45e4 側部、45e5 側部、47 モータ取付台支持部、49 ドレンパン部、49a 排水穴、49b 排水路、50 側壁部、50a ネジ穴、60 ドレン水、100 室外機。

Claims (4)

  1. 空気調和装置の室外機の底面パネルであって、
    前記室外機の下面を構成する底面部と、
    前記底面部の周縁部から前記底面部と交差する方向に延びる側壁部と、
    前記底面部と前記側壁部とに接続された熱交換器載置台と
    を備え、
    前記熱交換器載置台は、
    前記側壁部に接続され、前記熱交換器載置台の上面部を形成する載置面
    を有しており、
    前記載置面には、
    前記側壁部に沿って延在する第1排水溝と、
    前記第1排水溝と連通し、前記側壁部から離れる方向に延在する第2排水溝と
    が設けられており
    前記第2排水溝の底部は、前記側壁部から離れる方向である、前記第1排水溝と連通する前記第2排水溝の入口側の端部から前記第2排水溝の出口側の端部に向かう方向において、前記底面部に向かって傾斜しており、
    前記第2排水溝の底部の幅は、前記入口側の端部から前記出口側の端部に向けて漸次的に大きくなる
    底面パネル。
  2. 前記底面部に対し垂直な断面における、前記底面部に対する前記第2排水溝の底部の傾斜角は、5度より大きい
    請求項1に記載の底面パネル。
  3. 前記底面部を貫通した排水穴と、
    前記底面部のうち、前記熱交換器載置台の周囲に形成され、前記排水穴の方向に傾斜し、前記第1排水溝及び前記第2排水溝と連通した排水路と
    を有するドレンパン部を備えた
    請求項1又は2に記載の底面パネル。
  4. 請求項1~3のいずれか一項に記載の底面パネルと、
    前記底面パネルの前記熱交換器載置台に載置された熱交換器と
    を備えた
    空気調和装置の室外機。
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