JP7257674B2 - Led道路照明 - Google Patents

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Description

本発明は、LED道路照明に関する。
一般道路又は高速道路には、夜間に道路面を照らすための道路照明だけでなく、通行車両のドライバーの視線を誘導する手段を設置することが要求される。
従来の道路照明の一例として特許文献1、2には、道路脇(複数車線の間を含む)において進行方向に沿って所定間隔をあけて複数配置される、いわゆるポール型道路照明が開示されている。ポール型道路照明は、起立するポールの先端にLED照明部が設けられ、LED照明部から下方の道路に向けて光を照射する。ポール型道路照明は、道路脇に進行方向に沿って複数配置されており、背が高いため、ポール自体が視線誘導機能を発揮する。また、ポール先端に設けられたLED照明は、高所から下方の道路に向けて光を照射し、ポール型道路照明の設置数を減らすために広角での照明であることから、夜間においてもドライバーに対して視線誘導機能を発揮する。
ドライバーの視線を誘導する他の手段としては、特許文献3に示すように、道路脇に沿って複数配置される自発光型デリネータが知られている。また、通行車両のヘッドライトの光をドライバーに向けて反射する反射型デリネータが知られている。
特許第6030887号公報 特許第5033215号公報 特開2009-275424号公報
近年、ポール型道路照明の照明部が高所にあることに起因する周辺への光害や、背の高いポールを支持するための強度を壁高欄に確保することが難しい、という問題提起がなされつつある。この問題解決のために、道路照明の構成が、ポールの先端に照明部を設けて上方から下方に向けて照明する背の高い構成から、壁高欄などの構造物の上部に照明部を設置して低位置から側方及び下方に向けて照明する構成へ置き換わりつつある。
このような低位置に設置される道路照明は、平面視にて進行方向に直交する方向を主方向として道路の走行レーンの側方から走行レーンに向けて道路面を照射するように構成されている。ポール型道路照明に比べて低位置からの照明であるため、広範囲の道路面に光を照射すれば、ドライバーにとって眩しい。そのため、ドライバーが眩しくないように、照射範囲を限定的にしなければならず、進行方向の上流側において道路照明から離れた位置にいるドライバーに対し、視線誘導機能が無い又は著しく乏しくなる。
また、視線誘導機能を担保するために、別個にデリネータを設置する場合には、配線が煩雑となり、道路照明とデリネータの位置関係によってはデリネータの視線誘導機能が損なわれるおそれがある。
本発明は、このような課題に着目してなされたものであって、その目的は、低位置に設置される道路照明でありながら、道路面の適切な照明機能を確保すると共に、視線誘導機能のニーズに対応可能なLED道路照明を提供することである。
本発明のLED道路照明は、道路脇の低位置に設置される道路照明であって、LED発光部と、前記LED発光部を内部に有する筐体と、前記筐体に形成され且つ前記道路側を向いて開く主開口であって、前記LED発光部が照射した光の一部を前記筐体内部から前記道路側へ開放する主開口と、前記LED発光部が照射した光の一部を、前記筐体内部から前記道路の進行方向の上流側へ案内する導出部と、を備える。
この構成によれば、主開口を介して所定範囲の道路面を照明するための光源であるLED発光部が照射した光の一部を、筐体内部から道路の進行方向の上流側へ導出するので、道路面の適切な照明機能を発揮すると共に、導出部によって案内された光によって視線誘導機能を発揮することが可能となる。それでいて、道路面の照明機能の光源を、視線誘導機能の光源としても利用しているので、別個の光源を設けずにコストを抑制可能となる。さらに、別途にデリネータを設ける必要を無くすることが可能となり、配線の手間やコストを低減可能となる。
道路の通行帯を走行する車両のドライバーから第1実施形態の道路照明の設置状態を見た模式的な図 道路と第1実施形態の道路照明との位置関係を示す模式的な平面図 第1実施形態の道路照明2の平面図、正面図、側面図 第1実施形態の道路照明2の縦断面図 第1実施形態の道路照明2の筐体内部における光の経路を模式的に示す横断面図 第1実施形態の屋外照明の主開口の周辺構造を示す斜視図 第2実施形態のLED屋外照明を示す斜視図 第2実施形態のLED屋外照明を示す断面図
<第1実施形態>
本発明の第1実施形態について図面を用いて説明する。
図1は、道路の通行帯を走行する車両のドライバーから道路照明2の設置状態を見た模式的な図である。図2は、道路と道路照明2との位置関係を示す模式的な平面図である。図1に示すように、道路照明2は、道路脇10の低位置に道路の進行方向RD1に沿って間隔を開けて複数配置される。同図に示すように、道路照明2は、道路脇10に配置される壁高欄などの構造物11の上部に設置される。低位置は、車両が走行する道路面12(通行帯)から2m以下を意味する。道路照明2は低位置に配置されているため、図2に示す平面視にて進行方向RD1に直交する方向RD2を主方向として道路12の側方から道路12(通行帯又はレーン)に向けて道路面12を照射するように構成されている。なお、図1及び図2では進行方向RD1に向かって左側に道路照明2が配置されているが、これに限定されない。例えば、進行方向RD1に向かって右側に道路照明2が配置されていてもよい。
図3は、道路照明2の平面図、正面図、側面図である。図4は、道路照明2の縦断面図である。図5は、道路照明2の筐体内部における光の経路を模式的に示す横断面図である。図3~5に示すように、道路照明2は、LED発光部3と、LED発光部3を内部に有する筐体4と、筐体4に形成され且つ道路側RD2を向いて開く主開口40と、を有する。主開口40は、LED発光部3が照射した光の一部を筐体4内部から道路側へ解放する。本実施形態において、筐体4は、正面壁41、進行方向RD1の上流側の第1側壁42、進行方向RD1の下流側の第2側壁43、天壁44、背面壁45、底壁46を有する箱状に形成されている。筐体4は、進行方向RD1に延びる長い箱状に形成されているが、筐体の形状は種々変更可能である。また、本実施形態では、筐体4は箱型であるが、これに限定されない。
図3~5に示すように、筐体4の正面壁41には、主開口40が形成されている。図5に示すように、LED発光部3は、筐体4の内部において進行方向RD1に沿って複数配置されている。図4に示すように、LED発光部3は、筐体4内部において背面側RD3を向いて発光する姿勢で取り付けられている。LED発光部3の背面側RD3には、進行方向RD1に延びる反射板50が設けられており、LED発光部3が照射した光の大部分が反射板50に反射されて、主開口40を通過する。筐体4(正面壁41、第1側壁42、第2側壁43、天壁44、背面壁45及び底壁46)の内壁は、光を反射する材質又はコーティングがなされており、LED発光部3が照射した光がなるべく外部に至るように、光を繰り返し反射するように構成されている。
図1、図3及び図5に示すように、筐体4は、道路の進行方向RD1の上流側の第1側壁42に第2開口60を有する。図4及び図5に示すように、LED発光部3から第1側壁42の第2開口60までの筐体4の内部空間が連通している。このように、LED発光部3から第2開口60までの筐体4の内部空間が連通していることによってLED発光部3から照射された光の一部が第2開口60に到達可能となる。筐体4の内壁が反射材で構成されているか、反射コーティングがされていれば、より側壁42、43に到達する光量を増大させることができる。第2開口60に到達した光は、筐体4内部から第2開口60を通過して道路の進行方向RD1の上流側RD4に導出される。道路の進行方向RD1の上流側RD4へ導出された光は、ドライバーに対する夜間の視線誘導機能となる。第2開口60から外部に導出される光は、白色以外の有好色であることが好ましい。白色以外の黄色又は緑といった有好色であれば、霧発生時でもドライバーに対する視線誘導機能が確保されやすいからである。本実施形態では、第2開口60に、透過光を有好色にする透明又は半透明のカバー61が取り付けられている。カバー61は、通過する光を拡散させるか、又は、通過する光に特定方向に指向性を持たせる。すなわち、第2開口60及びカバー61は、LED発光部3が照射した光の一部を、筐体4内部から道路の進行方向RD1の上流側RD4へ案内する導出部6を構成している。なお、カバー61は省略可能である。
導出部6の別の形態として、図6に示すように、主開口40の縁部のうち道路の進行方向RD1の下流側の縁部に反射拡散材62を設けることが好ましい。反射拡散材62を設ければ、LED発光部3が照射した光の一部が、筐体4内部から主開口40を介して反射拡散材62で反射且つ拡散されつつ道路の進行方向RD1の上流側RD4へ導出される。反射拡散材62は、反射機能及び拡散機能の両方が必要である。反射機能だけであれば、ドライバーに届く光が集まりすぎて眩しいからである。視線誘導機能の必要性に着目されていない従来の道路照明において主開口40の縁部は、光が反射してしまうと眩しいために、黒色にされて、光が反射しない対策が施されていた。
反射拡散材62は、反射光を白色以外の有色光に変換する。それゆえ、反射拡散材62で反射されて道路の進行方向の上流側RD4に向かう光は、白色以外の有色光である。
図3~6に示すように、道路照明2は屋外使用のために、主開口40を閉塞するものの光を透過させるガラスなどの透光部材54が設けられ、雨や雪などが筐体4内部に侵入することを防止している。ところが、透光部材54は鉛直方向に沿った起立姿勢であるため、透光部材54を通過する光が透光部材54にて屈折して上方に漏れてしまい、ドライバーが眩しさを感じてしまう場合がある。
そこで、本実施形態において主開口40を通過する光が所定範囲の道路面12を照明し、光が上方に向かうことでドライバーが眩しくならないように、光路制御機構5Xが設けられている。同図に示すように、光路制御機構5Xは、主開口を通過する光の方向を制御するための横方向に延びる光路制御板状部材51を有する。光路制御板状部材51は、道路側RD2へ向かうにつれて先端が下方に下がる黒色の遮光部材であり、ドライバーの視線以上の高さに到達する可能性のある光(特に透光部材54で屈折して上方に向かう光)を遮光する、いわゆる遮光ルーバである。光路制御板状部材51は、起立姿勢の板状支持部52によって支持されている。反射拡散材62は、板状支持部52に設けられている。本実施形態では、光路制御板状部材51及び板状支持部52が一体に形成された光路制御カバー53(光路制御機構5X)が筐体4に取り付けられている。透光部材54が光路制御カバー53に設けられている。
図1~6に示す実施形態では、筐体4、特に正面壁41には、道路の進行方向RD1又は旋回方向を示すための再帰性反射部7が設けられている。再帰性反射部7は、車両のヘッドライトからの光をそのままヘッドライドに戻すように反射する。再帰性反射部7への入射角と再帰性反射部7からの出射角が同じとなり、入射光と出射光とが平行になる。再帰性反射部7をただ単に設ければ、少なくとも道路の進行方向RD1を示すことになり、再帰性反射部7を矢印や「く」の字を表現するようにすれば道路の旋回方向を示すことになる。
[変形例]
図1~6に示す実施形態において、図2では、道路照明2の主開口が、平面視で進行方向RD1に直交する方向RD2に向いているが、これに限定されない。平面視で進行方向RD1側をプラスとした場合に、道路照明2の主開口が、平面視で進行方向RD1に直交する方向RD2に対して+90度未満且つ-45度以上の範囲を向いていればよい。
図1~6に示す実施形態では、筐体4の進行方向RD1の上流側の第1側壁42に第2開口60が形成されているが、これに限定されない。例えば、第2開口60を設けると共に、筐体4の進行方向RD1の下流側の第2側壁43に第3開口を設け、LED発光部3から第2側壁43までの筐体4の内部空間を連通させてもよい。第3開口にカバー61と同様のカバーを設けてもよい。このようにすれば、1つの道路照明2が、進行方向RD1の上流側のドライバーに対して視線誘導機能を発揮すると共に、反対車線のドライバーに対しても視線誘導機能を発揮することが可能となる。
<第2実施形態>
本発明の第2実施形態について図7及び図8を用いて説明する。第2実施形態では、第1実施形態における突出光路制御カバー53を設けずに、正面壁41に形成された主開口40よりも筐体4の内側に光路制御機構5Xを設けた構成である。光路制御機構5Xは、主開口を通過する光の方向を制御するための横方向に延びる光路制御板状部材154を有する。光路制御板状部材154は、横方向に延びて光を透過させるガラスなどの透光部材154である。透光部材154は、筐体4の外側上方から内側下方に向かって傾斜している。光路制御機構5Xである透光部材154を後傾させることにより透光部材154を通過する際に屈折する光を上方ではなく正面の道路側RD2の下方に放出できる。ここでは、第1実施形態のように遮光ルーバを設ける必要がない。光路制御板状部材154(透光部材154)は、起立姿勢の板状支持部52によって支持されている。反射拡散材62は、板状支持部52に設けられている。この構成により、透光部材154を通過した光を反射拡散材62で反射且つ拡散させることで、道路照明2の進行方向RD1の上流側RD4にいるドライバーに対して視線誘導機能を発揮させることが可能となる。
以上のように、第1実施形態又は第2実施形態のLED道路照明2は、
道路脇10の低位置に設置される道路照明2であって、
LED発光部3と、
LED発光部3を内部に有する筐体4と、
筐体4に形成され且つ道路側RD2を向いて開く主開口40であって、LED発光部3が照射した光の一部を筐体4内部から道路側RD2へ開放する主開口40と、
LED発光部3が照射した光の一部を、筐体4内部から道路12の進行方向RD1の上流側RD4へ案内する導出部6と、
を備える。
この構成によれば、主開口40を介して所定範囲の道路面を照明するための光源であるLED発光部3が照射した光の一部を、筐体4内部から道路12の進行方向RD1の上流側RD4へ導出するので、道路面12の適切な照明機能を発揮すると共に、導出部6によって案内された光によって視線誘導機能を発揮することが可能となる。それでいて、道路面12の照明機能の光源を、視線誘導機能の光源としても利用しているので、別個の光源を設けずにコストを抑制可能となる。さらに、別途にデリネータを設ける必要を無くすることが可能となり、配線の手間やコストを低減可能となる。
第1実施形態のように、筐体4は、道路12の進行方向RD1の上流側RD4の側壁42に第2開口60を有し、LED発光部3から第2開口60まで筐体4の内部空間が連通しており、LED発光部3が照射した光の一部が、筐体4内部から第2開口60を通過して道路12の進行方向RD1の上流側RD4へ導出されることが好ましい。
筐体4における道路の進行方向RD1の上流側RD4の側壁42に至る光は、筐体4内部を反射し続けて主開口40から外部に開放されず、損失になることが多い。しかし、上記の構成のように、側壁42に第2開口60を設け、LED発光部3から第2開口60まで筐体4の内部空間が連通しているので、筐体4内部で損失となっていた光が筐体4内部から道路の進行方向RD1の上流側RD4へ開放され、ドライバーに対する夜間の視線誘導機能を発揮可能となる。
第1実施形態のように、第2開口60から外部に導出される光は、白色以外の有色光であることが好ましい。
このように、白色以外の黄色又は緑といった有色光であれば、霧発生時でもドライバーに対する視線誘導機能が確保しやすくすることが可能となる。
第1実施形態のように、第2開口60には、通過する光を拡散させ又は通過する光に指向性を持たせるカバー61が設けられていることが好ましい。
この構成によれば、LED発光部3からの第2開口60に到達する光路に応じた拡散又は指向性を光に持たせることで、道路12の進行方向RD1の上流側RD4にいるドライバーからの視認性を向上させることが可能となる。
第1実施形態又は第2実施形態のように、主開口40の縁部のうち道路12の進行方向RD1の下流側の縁部に反射拡散材62が設けられており、LED発光部3が照射した光の一部が、筐体4内部から主開口40を介して反射拡散材62で反射且つ拡散されつつ道路12の進行方向RD1の上流側RD4へ導出されることが好ましい。
この構成によれば、主開口40を通過する光の一部が反射拡散材62で反射され、道路12の進行方向RD1の上流側RD4へ導出され、ドライバーに対する夜間の視線誘導機能が発揮される。主開口40を通過する光は、所定範囲の道路面を照らすことを目的としているため、ただ単に反射するとドライバーが眩しく感じる。反射拡散材62を用いて光を拡散させているので、ドライバーに眩しさを感じさせずに夜間の視線を誘導することが可能となる。
第1実施形態又は第2実施形態のように、反射拡散材62で反射されて道路12の進行方向RD1の上流側RD4に向かう光は、白色以外の有色光であることが好ましい。
このように、白色以外の黄色又は緑といった有色光であれば、霧発生時でもドライバーに対する視線誘導機能が確保しやすくすることが可能となる。
第1実施形態又は第2実施形態のように、主開口40を通過する光の方向を制御するための横方向に延びる光路制御板状部材51[154]と、光路制御板状部材51[154]を支持する起立姿勢の板状支持部52と、を有し、反射拡散材62は、板状支持部52に設けられていることが好ましい。
この構成によれば、光路制御板状部材51[154]を支持するための起立姿勢の板状支持部52に反射拡散材62が設けられているので、反射拡散材62を配置するための部材を別個の設ける必要がない。さらに、光路制御板状部材51[154]の支持部52を板状にすることで強度が向上すると共に、反射拡散材62の面積も確保でき、視線誘導機能を向上させることが可能となる。
第1実施形態のように、光路制御板状部材51は、光を遮光する遮光部材であることが好ましい形態の一例として挙げられる。
第2実施形態のように、光路制御板状部材154は、一部の光を屈折させつつ透過させる透光部材154であり、筐体4の外側上方から内側下方に向けて傾斜していることが好ましい形態の一例として挙げられる。
第1実施形態のように、筐体4には、道路12の進行方向RD1又は旋回方向を示すための再帰性反射部7が設けられていることが好ましい。
この構成によれば、LED道路照明2が反射型デリネータの役目も担うことができ、視線誘導機能を向上させることが可能となる。
上記の各実施形態で採用している構造を他の任意の実施形態に採用することは可能である。本発明は上述した実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変更が可能である。
10 道路脇
12 道路、道路面
2 道路照明
3 LED発光部
4 筐体
40 主開口
42 第1側壁(側壁)
51 光路制御板状部材
52 板状支持部
154 光路制御板状部材
6 導出部
60 第2開口
61 カバー
62 反射拡散材
7 再帰性反射部
RD1 進行方向
RD2 道路側
RD3 背面側
RD4 上流側

Claims (5)

  1. 道路脇の低位置に設置される道路照明であって、
    LED発光部と、
    前記LED発光部を内部に有する筐体と、
    前記筐体に形成され且つ前記道路側を向いて開く主開口であって、前記LED発光部が照射した光の一部を前記筐体内部から前記道路側へ開放する主開口と、
    前記LED発光部が照射した光の一部を、前記筐体内部から前記道路の進行方向の上流側へ案内する導出部と、
    を備え
    前記主開口の縁部のうち前記道路の進行方向の下流側の縁部に反射拡散材が設けられており、
    前記LED発光部が照射した光の一部が、前記筐体内部から前記主開口を介して前記反射拡散材で反射且つ拡散されつつ前記道路の進行方向の上流側へ導出され、
    前記主開口を通過する光の方向を制御するための横方向に延びる光路制御板状部材と、前記光路制御板状部材を支持する起立姿勢の板状支持部と、を有し、
    前記反射拡散材は、前記板状支持部に設けられている、LED道路照明。
  2. 道路脇の低位置に設置される道路照明であって、
    LED発光部と、
    前記LED発光部を内部に有する筐体と、
    前記筐体に形成され且つ前記道路側を向いて開く主開口であって、前記LED発光部が照射した光の一部を前記筐体内部から前記道路側へ開放する主開口と、
    前記LED発光部が照射した光の一部を、前記筐体内部から前記道路の進行方向の上流側へ案内する導出部と、
    を備え、
    前記筐体は、前記道路の進行方向の上流側の側壁に第2開口を有し、
    前記LED発光部から前記第2開口まで前記筐体の内部空間が連通しており、
    前記LED発光部が照射した光の一部が、前記筐体内部から前記第2開口を通過して前記道路の進行方向の上流側へ導出され
    前記LED発光部は、前記筐体の内部において前記進行方向に沿って複数配置され、各々の前記LED発光部は、前記主開口とは反対側の背面側を向いて発光する姿勢で取り付けられており、
    前記複数のLED発光部の前記背面側には、前記進行方向に延びる反射板が設けられており、
    前記筐体の内壁は、光を反射する材質で形成又はコーティングがなされており、前記LED発光部が照射した光を繰り返し反射するように構成されている、LED道路照明。
  3. 前記反射板は、前記筐体内において前記第2開口まで延びている、請求項2に記載のLED道路照明。
  4. 前記第2開口から外部に導出される光は、白色以外の有色光である、請求項2又は3に記載のLED道路照明。
  5. 前記第2開口には、通過する光を拡散させ又は通過する光に指向性を持たせるカバーが設けられている、請求項2~4のいずれかに記載のLED道路照明。
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