JP7257634B2 - 門柱及び固定部材移動用治具 - Google Patents

門柱及び固定部材移動用治具 Download PDF

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本開示は、少なくとも1つの機能部品が取り付けられる門柱及び固定部材移動用治具に関する。
従来、住宅の敷地と道路との境界部分に設けられ、照明、表札、インターフォン、ポストまたは宅配ボックス等の機能部品を備える門柱が知られている。例えば、特許文献1には、正面パネルに機能部品を取り付ける門柱が開示される。
特開2008-303683号公報
門柱に機能部品を取り付ける際には、門柱を構成する支柱にガイドレール部を形成し、ガイドレール部に固定部材を差し込んで、固定部材に機能部品を取り付けることが考えられる。しかし、門柱を立設した後にガイドレール部に固定部材を差し込んだ場合には、固定部材が自重の重力で滑り落ちやすいので、固定部材の位置決めが困難である。例えば、宅配ボックスのような比較的重い機能部品を門柱に取り付ける際には、作業者が宅配ボックスを手で支えながら固定部材の位置決めを行うため、作業効率が悪い。
本開示の目的は、機能部品を取り付ける際に固定部材が滑り落ちることがない門柱及び固定部材移動用治具を提供することである。
本開示の一態様である門柱は、複数の支柱を備えると共に少なくとも1つの機能部品が取り付けられる門柱であって、支柱は、管状部と、管状部の機能部品取り付け側端に形成されたガイドレール部と、を有し、ガイドレール部の内側にスライド可能に係合すると共に機能部品が固定される固定部材を備え、固定部材には、弾性を有する滑り止め部材がガイドレール部に接触するように設けられる。
本開示の一態様である固定部材移動用治具は、本開示の門柱を形成するために、固定部材を支柱のガイドレール部の所定位置にスライド移動させるための、門柱の固定部材移動用治具であって、ガイドレール部に挿入可能な長尺部と、ガイドレール部の上端に当接可能な短尺部とを含むL字形状に形成される、固定部材移動用治具である。
本開示の一態様によれば、機能部品を取り付ける際に固定部材が滑り落ちることがない門柱を提供できる。また、本開示の一態様によれば、固定部材を支柱のガイドレール部の上下方向の所定位置に容易に配置できる固定部材移動用治具を提供できる。
本実施形態の門柱を示す斜視図である。 本実施形態の門柱を示す側面図である。 一部が切断された支柱と、固定部材とを分離して示す斜視図である。 支柱と宅配ボックスとの結合部を示す断面図である。 固定部材とガイドレール部との摩擦力を説明するための(A)平断面図および(B)背面図である。 固定部材の背面側の斜視図である。 宅配ボックスの正面側の斜視図である。 宅配ボックスの取り付け手順を示す模式図である。
以下、図面を用いて本開示の実施形態を説明する。以下で説明する形状、材料および個数は、説明のための例示であって、門柱の仕様に応じて適宜変更することができる。以下ではすべての図面において同等の要素には同一の符号を付して説明する。また、本文中の説明においては、必要に応じてそれ以前に述べた符号を用いるものとする。
図1および図2を用いて、門柱10について説明する。図1は、門柱10を示す斜視図である。図2は、門柱10を示す側面図である。
門柱10は、例えば住宅の敷地と道路との境界部分に設置される。以下の説明では、門柱10の道路側を「正面側」と記載し、門柱10の建物側を「背面側」と記載する場合がある。門柱10には、複数の機能部品としての正面ポスト30、背面ポスト31、表札32、インターフォン34、宅配ボックス40、および照明ユニット50が取り付けられる。機能部品が取り付けられた門柱10は、機能門柱と呼ばれる。
門柱10は、門柱10の下端部がブロック状のコンクリート(図示なし)に埋設されることによって立設される。具体的に、門柱10を立設する際には、地面に形成した凹部に、門柱10の下部をコンクリートと共に埋め込むことによって立設される。
門柱10は、略等間隔で一列に並列された複数の支柱12によって構成される。図示の例では、門柱10は、6つの支柱12によって構成される。各支柱12は、例えば金属により形成される。門柱10の正面側の上側半部には、正面ポスト30、表札32およびインターフォン34が取り付けられる。また、門柱10の下側半部には、照明ユニット50が取り付けられる。さらに、門柱10の背面側には、背面ポスト31および宅配ボックス40が取り付けられる。
宅配ボックス40は、略直方体状であり、宅配荷物を無人で受け取り可能である。宅配ボックス40は、宅配業者が内部の荷物室に荷物を入れた状態で扉42が施錠される。荷物の受取人は、扉42に配置された鍵穴部に鍵を入れて施錠装置を解錠することで、扉42を開放し、荷物を取り出すことが可能である。宅配ボックス40は、略直方体状の筐体の横方向一方端の開口を開閉可能に扉42が取り付けられる。宅配ボックス40の下側は、一対の下支え部材49により支持される。
図2に示すように、門柱10の背面側に取り付けられる一部の機能部品は、支柱12のガイドレール部15(図3参照)にてスライド可能に係合される固定部材に固定されることによって取り付けられる。例えば、宅配ボックス40は、2つの支柱12に係合された2つの固定部材60に固定されることによって取り付けられる。また、下支え部材49は、固定部材69に固定されることによって取り付けられる。固定部材60,69の詳細は、後述する。
図3乃至図5を用いて、支柱12における固定部材60の係合について説明する。図3は、一部が切断された支柱12と、固定部材60とを分離して示す斜視図である。図4は、支柱12と宅配ボックス40との結合部を示す断面図である。図5は、固定部材60とガイドレール部15との静止摩擦力Fを説明するための(A)平断面図および(B)背面図である。
固定部材60は、支柱12に形成されるガイドレール部15の内側にスライド可能に係合される。また、固定部材60には、弾性を有する後述の滑り止め部材65がガイドレール部15に接触するように設けられる。
これにより、立設された支柱12のガイドレール部15において、固定部材60がガイドレール部15の内側を滑り落ちることはない。また、建物の住人等の、門柱10を施工する作業者(以下、単に作業者)は、立設された支柱12のガイドレール部15の内側において、固定部材60を自在にスライドさせて機能部品の取り付け位置を決定することができる。このようにして、例えば宅配ボックス40のような比較的重い機能部品を門柱10に取り付ける際には、作業者が機能部品を手で支えながら、支柱12に位置決めされた固定部材60に機能部品を取り付けるため、取り付け作業の作業効率を向上することができる。
支柱12は、長尺状で断面矩形状の管状部13と、固定部材60がスライド可能に係合されるガイドレール部15と、を有する。以下では、複数の支柱12の並列方向を横方向として説明する。また、鉛直方向を上下方向として説明する。
ガイドレール部15は、管状部13の機能部品取り付け側端である、背面側端(図4の上端)に形成される。ガイドレール部15は、横方向(図4の左右方向)における両端で、背面側(図4の上側)に突出する2つの壁部16と、2つの張り出し部17と、レール底面19とを含む。
支柱12において、2つの張り出し部17は、2つの壁部16の背面側端である先端から、互いに向き合う側に曲がっている。2つの張り出し部17の先端部は、先端に向かって管状部13側に傾斜している。レール底面19は、管状部13における2つの壁部16の間の、機能部品側面である背面側面(図4の上側面)である。ガイドレール部15の内側には、固定部材60がスライド可能に係合される。
固定部材60は、宅配ボックス40を取り付けるために、支柱12のガイドレール部15の内側にスライド可能に係合される。固定部材60は、本体板部60aと、滑り止め部材65とを含む。固定部材60は、ガイドレール部15の2つの張り出し部17とレール底面19との間に係合され、ガイドレール部15の内側に係合する。
本体板部60aは、鉄、アルミニウム合金等の金属等により形成され、上下方向(図4の紙面の表裏方向)に延びる2つの板部61と、2つの板部61を連結するように宅配ボックス40側に突出しつつ上下方向に延びるゲート形状の連結部62と、を含む。2つの板部61の外端には、背面側に突出する爪部61aが形成される。本体板部60aの連結部62の正面側には、滑り止め部材65が設けられる。
滑り止め部材65は、弾性を有する直方体状であり、固定部材60がガイドレール部15の内側に係合しているときに、圧縮に対する反発力である弾性力によってガイドレール部15を押圧し、固定部材60が自重による重力により滑り落ちることを防止するものである。滑り止め部材65は、連結部62の内側に背面側半部が押し込まれており、正面側端部が本体板部60aの正面側端より突出する。
滑り止め部材65の圧縮率は、例えば50%以下であることが好ましい。これにより、作業者が固定部材60をガイドレール部15の内側に挿入する際に、必要となる力が高くなることを抑制できる。
滑り止め部材65の材質は、例えば、EPDM系等の合成ゴム、またはウレタン系等の発泡樹脂材料である。例えば発泡樹脂材料において、半独立発泡材または独立発泡材が好適に用いられる。また、滑り止め部材65は、発泡材を用いる場合に、表面に気泡径が他の部分より小さくなったスキン層を有しないものが好適に用いられる。さらに、滑り止め部材65の発泡倍率は、例えば10倍程度が好ましい。
滑り止め部材65の上下方向の長さは、本体板部60aの上下方向の長さと略同一とする。滑り止め部材65の横方向の長さは、連結部62の内側の横方向の長さと略同一とする。滑り止め部材65は、固定部材60の連結部62に、例えば両面テープまたは接着剤等で貼着される。
図5(A)に示すように、固定部材60がガイドレール部15の内側に係合されているときには、固定部材60は、正面側および背面側においてガイドレール部15に接触している。固定部材60の正面側では、滑り止め部材65とレール底面19とが摩擦面Aにおいて接触している。滑り止め部材65は、摩擦面Aにおいて、滑り止め部材65の圧縮に対する反発力によってレール底面19を押圧している。
固定部材60の背面側では、爪部61aと張り出し部17の根本部の正面側とが接触している。また、張り出し部17の先端部の正面側と板部61とが接触している。2箇所の爪部61aと張り出し部17との接触面と、2箇所の張り出し部17と板部61との接触面とをまとめて摩擦面Bとする。固定部材60は、摩擦面Bにおいて、滑り止め部材65の圧縮に対する反発力の反力によって張り出し部17を押圧している。
図5(B)に示すように、固定部材60に上向きの方向に静止摩擦力Fが作用する。静止摩擦力Fは、以下の式にて表される。
静止摩擦力F≦摩擦係数μ1×垂直抗力N1+摩擦係数μ2×垂直抗力N2
垂直抗力N1は、摩擦面Aにおいて、滑り止め部材65がレール底面19を押圧する力であって滑り止め部材65の圧縮に対する反発力に依存する。摩擦係数μ1は、滑り止め部材65の材質とレール底面19の材質との組み合わせで決定される係数である。また、垂直抗力N2は、摩擦面Bにおいて、固定部材60が張り出し部17を押圧する力である。垂直抗力N2は、垂直抗力N1の反力であって滑り止め部材65の圧縮に対する反発力に依存する。摩擦係数μ2は、固定部材60の材質と張り出し部17の材質との組み合わせで決定される係数である。
滑り止め部材65の圧縮に対する反発力は、静止摩擦力Fが滑り止め部材65の自重による重力Wよりも大きくなるように選定されることが好ましい。また、例えば、固定部材60をガイドレール部15の内側にてスライドするときの作業者による押し下げ力を押し下げ力Pとする。滑り止め部材65の圧縮に対する反発力は、静止摩擦力Fが滑り止め部材65の自重による重力Wに押し下げ力Pを付加したものよりも小さくなるように選定されることが好ましい。
以上では、支柱12における固定部材60の係合について説明したが、支柱12における下支え部材49の固定のための固定部材69の係合についても同様である。また、固定部材69は、固定部材60と高さ方向の大きさが異なる以外は同様の形状である。門柱10の背面側に取り付けられる他の機能部品が固定される固定部材も固定部材60と同様の形状である。
図6および図7を用いて、宅配ボックス40の固定部材60への取り付けについて説明する。図6は、固定部材60の背面側から見た斜視図である。図7は、宅配ボックス40の正面側から見た斜視図である。
宅配ボックス40の固定部材60への取り付け手順としては、宅配ボックス40の位置決め孔45に固定部材60の後述のピン63を係合し、宅配ボックス40の内部から宅配ボックス40の長孔44を貫通して固定部材60の後述のネジ孔64に螺合するネジ90を締め付けることによって、宅配ボックス40を固定部材60へ取り付ける。
宅配ボックス40を固定部材60へ取り付ける際には、作業者は、まず、宅配ボックス40の位置決め孔45に固定部材60のピン63を係合すればよいので、固定部材60に対する宅配ボックス40の位置調整の作業を省略することができ、作業効率が向上する。
また、宅配ボックス40の内部からネジ90を固定部材60のネジ孔64に螺合する際には、ネジ90が宅配ボックス40の長孔44を貫通するため、宅配ボックス40におけるネジの締め付け位置を微調整することができる。これにより、宅配ボックス40を固定部材60へ取り付ける際に、宅配ボックス40または固定部材60の寸法公差または取り付け交差を吸収することができる。
図6に示すように、ネジ孔64は、固定部材60の本体板部60aの背面側に形成される。ネジ孔64は、本体板部60aの連結部62の横方向の中央部であって、上下方向の中央部に形成される。ネジ孔64は、ネジ90が螺合可能に形成される。
ピン63は、本体板部60aの背面側において背面側に向けて突出形成される。ピン63は、本体板部60aの連結部62の横方向の中央部であって、ネジ孔64の上側に形成される。ピン63の背面方向の突出長さは、宅配ボックス40の正面側の壁部46の厚み程度であればよい。
図7に示すように、長孔44は、宅配ボックス40の正面側の壁部46に形成される。長孔44は、横方向の中央部であって、上下方向の中央部に形成される。長孔44は、上下方向に沿って伸びるように形成される。また、長孔44の横方向の長さ(幅)は、ネジ90の径よりも大きなものであってもよい。長孔44の代わりにネジ90のネジ軸の軸径の1.2倍以上の直径の円孔等の孔が形成されてもよい。これによってもネジ90の締め付け位置の微調整が可能となる。また、長孔は、水平方向に長い孔としてもよい。
位置決め孔45は、宅配ボックス40の正面側の壁部46に形成される。位置決め孔45は、宅配ボックス40の横方向の中央部であって、長孔44の上側に形成される。位置決め孔45は、ピン63が係合する凹部として形成されてもよい。
図8を用いて、宅配ボックス40の取り付け手順について説明する。図8では、宅配ボックス40の取り付け手順を図8(A)、図8(B)の順で表している。
まず、作業者は、門柱10を埋設する位置の地面に直方体状の凹部を形成する。次に、作業者は、門柱10の下端部を地面の凹部の内側に配置し、凹部に門柱10の下端部を埋めるように溶融状態のコンクリートを流し込み固化させる。これにより、門柱10の複数の支柱12の下部が地中に埋設され、門柱10が立設される。
図8(A)に示すように、作業者は、下支え部材49を固定する支柱12のガイドレール部15の内側に固定部材69を差し込み、治具J1によって固定部材69を下支え部材49の固定位置までに押し込む。治具J1は、板状の長尺部と板状の短尺部とからなる略L字形状に形成される。治具J1の長尺部の長さは、ガイドレール部15において上端から下支え部材49の固定位置までの距離と略同一とされる。長尺部は、ガイドレール部15に上端から挿入可能であり、短尺部は、長尺部がガイドレール部15に挿入されたときに、ガイドレール部15の上端に当接可能である。
治具J1にて短尺部がガイドレール部15の上端に当接するまで固定部材69をガイドレール部15に押し込むことによって、固定部材69が下支え部材49の固定位置までスライドされる。そして、下支え部材49をネジ等で固定部材69に仮固定する。もう一方の下支え部材49も同様に下支え部材49の固定位置において固定部材69に仮固定する。
図8(B)に示すように、次に、作業者は、宅配ボックス40を固定すべき支柱12のガイドレール部15に固定部材60を差し込み、治具J2によって固定部材60をガイドレール部15に押し込む。治具J2は、長尺部と短尺部とからなる略L字形状に形成される。治具J2の長尺部の長さは、ガイドレール部15において上端から宅配ボックス40の固定位置までの距離と略同一とされる。治具J2の長尺部及び短尺部の機能は、治具J1の長尺部及び短尺部と同様である。治具J1、J2は、門柱10を形成するために、固定部材60,69をガイドレール部15の所定位置にスライド移動させるための、固定部材移動用治具に相当する。
治具J2にて短尺部がガイドレール部15の上端に当接するまで固定部材60をガイドレール部15に押し込むことによって、固定部材60が宅配ボックス40の固定位置までスライドされる。そして、上述したように、宅配ボックス40の位置決め孔45に固定部材60のピン63を係合し、宅配ボックス40の内部からネジ90を宅配ボックス40の長孔44を貫通して固定部材60のネジ孔64に螺合することによって宅配ボックス40を固定部材60へ取り付ける。
作業者は、宅配ボックス40が固定されてから、下支え部材49をネジ等で固定部材69に固定する。その後、作業者は、いずれか1つ以上の支柱12に、正面ポスト30、背面ポスト31、表札32、照明ユニット50およびEEスイッチを、ネジ等で締め付けることで固定する。なお、作業者は、下支え部材49を固定部材69に固定してから、宅配ボックスを固定部材60へ取り付けてもよい。
門柱10によれば、宅配ボックス40等の機能部品を取り付ける際に固定部材60が自重による重力で滑り落ちることがない。そのため、従来、門柱10を地面に寝かした状態で、門柱10に宅配ボックス40等を、固定のためのネジを途中まで締め付けるように仮固定していた作業を省略し、門柱10を地面に立設した状態で、門柱10に宅配ボックス40等をネジで完全に締め付けて固定することができる。
また、治具J1、J2によれば、長尺部の一端に固定部材60,69を突き当てながら固定部材60,69をガイドレール部15に押し込んで、短尺部がガイドレール部15の上端に当接するまで移動させることにより、固定部材60,69をガイドレール部15の上下方向の所定位置に容易に配置できる。
なお、本発明は上述した実施形態およびその変形例に限定されるものではなく、本願の特許請求の範囲に記載された事項の範囲内において種々の変更や改良が可能であることは勿論である。
10 門柱、12 支柱、13 管状部、15 ガイドレール部、16 壁部、17 張り出し部、19 レール底面、30 正面ポスト、31 背面ポスト、32 表札、34 インターフォン、40 宅配ボックス、42 扉、43 ピン、44 長孔、45 位置決め孔、46 壁部、49 下支え部材、50 照明ユニット、60 固定部材、60a 本体板部、61 板部、61a 爪部、62 連結部、63 ピン、64 ネジ孔、65 滑り止め部材、69 固定部材、90 ネジ

Claims (4)

  1. 複数の支柱を備えると共に少なくとも1つの機能部品が取り付けられる門柱であって、
    前記支柱は、管状部と、前記管状部の機能部品取り付け側端に形成されたガイドレール部と、を有し、
    前記ガイドレール部の内側にスライド可能に係合すると共に前記機能部品が固定される固定部材を備え、
    前記固定部材には、弾性を有する滑り止め部材が前記ガイドレール部に接触するように設けられ
    前記滑り止め部材は、圧縮に対する反発力によって前記ガイドレール部のレール底面を押圧し、
    前記反発力は、前記固定部材に上向きの方向の静止摩擦力が前記滑り止め部材の自重による重力よりも大きく、当該重力に前記ガイドレール部に上端から挿入される治具による押し下げ力を付加したものよりも小さくなるように選定される、
    門柱。
  2. 請求項1に記載の門柱であって、
    前記滑り止め部材の圧縮率が50%以下である、
    門柱。
  3. 請求項1または2に記載の門柱であって、
    前記固定部材の前記機能部品取り付け側には、前記機能部品に形成される孔に係合するピンが設けられ、
    前記ピンに前記孔を係合することによって、前記機能部品の取り付け位置が決定される、
    門柱。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載の門柱であって、
    前記機能部品には、ネジ貫通孔が形成され、
    前記ネジ貫通孔を貫通し前記固定部材のネジ孔に螺合するネジを締め付けることによって、前記機能部品が前記支柱に固定され、
    前記ネジ貫通孔は、長孔、または前記ネジのネジ軸の軸径の1.2倍以上の大きさの直径を有する孔であり、
    前記機能部品における前記ネジの締め付け位置は、前記長孔に沿って調整される、
    門柱。
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