JP3209229U - 太陽電池パネル支持金具および支持構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の太陽電池パネルを傾斜姿勢で固定する設置作業が極めて簡易迅速に行えるようにする太陽電池パネル支持金具および支持構造を提供する。【解決手段】設置面に接する接地片12と、接地片12から上方へ起立して太陽電池パネルを固定するパネル固定部13が上端部に形成された起立片14を有し、接地片12には重錘体31が載置される太陽電池パネル支持金具11において、重錘体31として、離間配置された一対の底面32,33と、これら底面32,33間に挟まれて底面32,33よりも上にのびる空間34を有する重錘体31を用いる。太陽電池パネル支持金具11の接地片12は、重錘体31の一方の底面32を支える大きさに形成され、接地片12における起立片14と反対側の部位には、重錘体31を載置したときに空間34内に差し込まれる規制片15が形成される。【選択図】図3

Description

この発明は、たとえば屋上や陸屋根、地面などの場所に太陽電池パネルを設置するための支持金具に関し、より詳しくは極めて簡単な施工を可能にする支持金具に関する。
比較的簡単に太陽電池パネルを設置する金具として、例えば下記特許文献1に開示されているものがある。
この金具は、太陽電池パネルが設置される設置面に接する接地片と、この接地片の両端から上方へ起立する起立片と、これら起立片のうち一方の上端に形成されて太陽電池パネルが固定されるパネル固定部を有する構成である。金具における接地片と起立片からなる凹状の部分には、重錘として角柱状のコンクリート塊、具体的には縁石が嵌められて、縁石は金具に対してボルトで固定される。
金具の下部に縁石を固定して、縁石の重さで太陽電池パネルを保持するので、施工作業は比較的容易である。
しかし、縁石は中実であって重く、持ちにくい。このため、施工作業にかかる人的負担は大きく、作業性がよくない。
登録実用新案第3194299号公報
この考案は、施工作業が極めて容易に効率よく行えるようにすることを主な目的とする。
そのための手段は、太陽電池パネルが設置される設置面に接する接地片と、前記接地片から上方へ起立して太陽電池パネルを固定するパネル固定部が上端部に形成された起立片を有し、前記接地片には重錘体が載置される太陽電池パネル支持金具であって、前記重錘体として、離間配置された一対の底面と、これら底面間に挟まれて前記底面よりも上にのびる空間を有する重錘体が用いられ、前記接地片が、前記重錘体のいずれか一方の底面を支える大きさであるとともに、前記接地片における前記起立片と反対側の部位であり、且つ前記接地片に載置される前記重錘体の前記いずれか一方の底面の前記空間側の位置に対応する部位に形成されて上方に延び、前記重錘体を載置したときに前記空間内に差し込まれる規制片が形成され、前記接地片と前記起立片と前記規制片で形成されて、前記重錘体における前記いずれか一方の底面を有する部分が上から嵌る凹部を備えた太陽電池パネル支持金具である。
この構成では、パネル固定部が太陽電池パネルの裏面に取り付けられた太陽電池パネル支持金具を接地片が設置面に当たる向きにしてから、空間を有しており持ちやすく軽い重錘体の一部、つまり一方の底面を接地片にのせると、太陽電池パネルの位置固定がなされる。重錘体の載置に際しては、接地片と起立片と規制片で形成される凹部に一方の体面を有する部分を上から嵌めるだけである。載置状態において、重錘体の他方の底面は設置面に直接接し、重錘体は安定する。
この考案によれば、太陽電池パネルを設置する作業は極めて容易に効率よく行える。
太陽電池パネル支持構造の斜視図。 太陽電池パネル支持構造の一部断面側面図。 要部の斜視図。 施工の一工程を示す斜視図。 施工の一工程を示す斜視図。 設置状態の要部の断面図。 設置状態の要部の断面図。 設置状態の比較例を示す正面図。 他の例に係る太陽電池パネル支持具の要部の側面図。 他の例に係る太陽電池パネル支持構造の一部断面側面図。 他の例に係る太陽電池パネル支持構造の部分側面図。 他の例に係る太陽電池パネル支持金具の斜視図。
この考案を実施するための一形態を、以下図面を用いて説明する。
図1に、太陽電池パネル支持金具11(以下、「支持金具」という)を用いた太陽電池パネル支持構造21(以下、「支持構造」という)の斜視図を示す。支持構造21は、一部断面側面図である図2に見られるように、支持金具11の接地片12に重錘体31を載置して構成される。
太陽電池パネル25は南側を下にして斜めに設置するため、支持金具11は、下側(南側)の支持金具11aと、上側(北側)の支持金具11bの2種類を有するが、これらはいずれも、太陽電池パネル25が設置される設置面27に接する接地片12と、この接地片12から上方へ起立して太陽電池パネルの縁部の裏面に固定するパネル固定部13が上端部に形成された起立片14を有する。起立片14は真っ直ぐ上方にのびている。前述のように接地片12は重錘体31が載置される部分である。なお、前述の「南側」と「北側」とは、厳密な意味での南北を意味するものではない。
支持金具11は帯状の金属板をプレスで折り曲げて製造されるもので、全体が同一幅である。
ここで、重錘体31について説明する。重錘体31は、図3に示したように、離間配置された一対の底面32,33と、これら底面32,33間に挟まれて底面32,33よりも上にのびる空間34を有する構造である。重錘体31の一対の底面32,33は面一である。また、底面32,33から上方の部分、つまり底面32,33を有する部分35,36は適宜厚さの板状である。
このような重錘体31としては貫通した空間34(空洞)を有する公知のコンクリートブロック31aを好適に使用できる。コンクリートブロック31aは、持ちやすい形状である上に、比較的軽量で、しかも安価である。この説明においては、重錘体31としてコンクリートブロック31aを用いた例を示す。
重錘体31を錘とする支持金具11の接地片12は、重錘体31のいずれか一方の底面32,33を支える大きさである。好ましくは、接地片12の大きさは、いずれか一方の底面32,33を有する部分35,36の厚さ、つまりその底面32,33の幅よりも若干大きく、底面32,33が接地片12上で徒に移動することを規制できる程度であるとよい。
起立片14は、特に下側の支持金具11aにおいては重錘体31の高さを考慮して適宜の長さに設定されており、上端が一方、ここでは接地片12を有する側と反対側に屈曲されて前述のパネル固定部13が形成されている。パネル固定部13は板状であり、中央部に太陽電池パネル25の裏面に固定するため貫通穴13aが形成されている。パネル固定部13の大きさは、太陽電池パネル25の裏面に固定したときに、パネル固定部13の基部13bが太陽電池パネル25よりも外側に出る大きさである。パネル固定部13は基部13bと反対側の先端に立ち上がり片13cを有し、前述の貫通穴13aは長穴で構成されている。立ち上がり片13cは固定に際しての回り止めのための部位であり、図2に示したように太陽電池パネル25のフレームにおける裏面の縁25aに係止する。貫通穴13aを長穴で構成するのは、太陽電池パネル25のフレームの裏面部分の長さの違いに対応するためである。
2種類の支持金具11a,11bのうち下側の支持金具11aのパネル固定部13は先端が斜め上に上がり、上側の支持金具11bのパネル固定部13は先端が斜め下に下がっている。これら支持金具11a,11bのパネル固定部13の傾斜角度は同一であり、必要に応じて適宜設定される。
接地片12における起立片14と反対側の部位であり、且つ接地片12に載置される重錘体31の一方の底面32の空間34側の位置に対応する部位には、規制片15が形成されている。規制片15は、真っ直ぐ上方に延び、重錘体31を載置したときに空間34内に差し込まれる部分である。規制片15の長さは、空間34の形状や必要性に応じて適宜設定される。たとえば空間34が上下方向に貫通するものである場合には、規制片15の長さを必要な範囲で長く設定することができる。一方、空間34が上下方向に貫通しないで天井を有するものである場合には、規制片15の長さは天井に当たる長さ以下の長さに設定する必要がある。
接地片12の大きさは前述のように、底面32の幅よりも若干大きく設定されているので、起立片14と規制片15の間の隙間は、重錘体31の一方の底面32を有する部分35と嵌合対応する大きさとなる。つまり接地片12と起立片14と規制片15で形成された凹部16は、重錘体31における一方の底面32を有する部分35が上から嵌る部分である。重錘体31であるコンクリートブロック31aの空洞、つまり貫通した空間34の断面方向の大きさは、上と下で大きさがわずかに異なる。このため、一方の底面32を有する部分35の厚さも異なるので、凹部16は、上下のいずれが底面32となっても嵌るように設定される。
また、接地片12および起立片14の間と接地片12および規制片15の間の内側の隅部には、重錘体31の一方の底面32の端を支えるアール部17が形成されている。
なお、前述のように起立片14の上端のパネル固定部13は接地片12と反対の方向に形成されており、パネル固定部13は太陽電池パネル25の縁部の裏面に固定されるとともに、パネル固定部13の大きさが太陽電池パネル25の裏面に固定したときにパネル固定部13の基部13bが太陽電池パネル25より外側に出る大きさであるので、接地片12を設置面27に置いたときに、接地片12は、平面視において太陽電池パネル25の外縁よりも外方に出ることになる。
以上のように構成された支持金具11を用いて太陽電池パネル25を設置する作業は次のように行う。
まず、図4に示したように太陽電池パネル25を表裏反転して、太陽電池パネル25の四隅に2種類の支持金具11をそれぞれ2個ずつボルト28で固定する。このあと太陽電池パネル25を反転して、支持金具11の接地片12を設置面27の所望位置に置く。すると、太陽電池パネル25は、太陽電池パネル25を設置したときと同じ状態になる。
このように太陽電池パネル25を支持金具11ごと、所定の設置位置に置いてから、図5に示したように、すべての支持金具11を重錘体31で押さえつけて、位置固定する。重錘体31は、貫通している空間34が、重錘体31を載置したときに規制片15がのびる方向に貫通する向き、つまり、上下方向に向けた状態で置かれる。前述のように支持金具11の接地片12は太陽電池パネル25の外縁よりも外方に位置するので、重錘体31を置く作業は容易である。重錘体を置くときには、重錘体31の一方の底面32を有する部分35を支持金具11の凹部16に対して嵌めて、その一方の底面32を接地片12の上にのせる。
支持金具11の接地片12に重錘体31の一部、つまり一方の底面32をのせると、重錘体31の他方の底面33は設置面27に接する。設置面27の状態にもよるが、支持金具11の接地片12の上面が設置面27よりも高い場合には、図6に示したように、重錘体31の他方の底面33における空間34と反対側の端33aが設置面27に当接する。その端33aは、線状をなす角であり、これが設置面27に突き刺さるように強く当たる。
また、一方の底面32と支持金具11のアール部17との間では、一方の底面32が水平のときはもちろんのこと、傾斜した場合でも、底面32の両方の端32aはアール部17の存在によって、安定する。
太陽電池パネル25を南北に並べて設置する場合には、前述のように1個の重錘体31で1個の支持金具11を固定して並べてもよいが、図7に示したように、1個の重錘体31で下側の支持金具11aと上側の支持金具11bを固定することができる。つまり、支持金具11を取り付けた太陽電池パネル25を重錘体31の大きさに見合った間隔をあけて南北に並べて、下側の支持金具11aと上側の支持金具11bに跨るように重錘体31を嵌める。この場合は、一対の底面32,33とこれらを有する部分35,36がそれぞれ支持金具11の凹部16に嵌められることになる。
以上のように太陽電池パネル25は、支持金具11を固定してから太陽電池パネル25を設置姿勢に反転して支持金具11に重錘体31を置くと設置が完了する。このため、太陽電池パネル25を設置する作業が極めて簡易迅速に行える。
しかも、重錘体31は一方の底面32を有する部分35を支持金具11の凹部16に嵌めて載置されるので、重錘体31の一対の底面32,33を共に接地片12の上に載置する場合と比較して、設置面27の状態にかかわらず安定した載置状態を得ることができる。具体的には、図8に示したように支持金具11の幅(接地片12の幅)よりも長い重錘体31を載置すると、設置面27がコンクリート面で構成されていて硬い平面であるような場合には、重錘体31の長手方向の中間位置を接地片12にのせたときでも、仮想線で示したように長手方向に傾いてグラつくことになるが、前述のように重錘体31の一部を載置する構成であるので、図6に示したように、重錘体31は接地片12の幅方向と直交する方向に傾いて接地片12に載っていない他方の底面33の一部が設置面27に自ずと接することになり、安定した載置状態が得られる。
この安定状態は、支持金具11の凹部16を形成する接地片12と起立片14と規制片15の各部の間に重錘体31の一方の底面32の端32aを支えるアール部17を有していることによって、より確実に得られることになる。
重錘体31にはコンクリートブロック31aを使用して、設置に際して空間34が上下方向に向くように載置するので、通常考えられるようにコンクリートブロック31aの空間が水平に向くように載置する場合と比較して、太陽電池パネル25の下の空間を比較的高くすることができる。このため、配線等の作業性が良いうえに、配線が不測に垂れ下がったりしても使用に支障をきたすような事態の発生を抑制できる。
また、起立片14と規制片15の間の隙間、換言すれば凹部16の内寸が、重錘体31の一方の底面32を有する部分35と嵌合対応する大きさであるので、起立片14と規制片15は一方の底面32を有する部分35の側面に接するか接近した状態になって、位置ずれのない固定が行える。
そのうえ接地片12および起立片14の間と接地片12および規制片15の間の内側の隅部に、重錘体31の一方の底面32の端32aを支えるアール部17が形成されているので、設置面27の状態にかかわらず重錘体31は安定する。
重錘体31がコンクリートブロック31aであるため、貫通する空間34の存在によって人手で持ちやすく、比較的軽い。しかも、安価で入手しやすい。このため、作業性は重錘体31として縁石を用いる場合と比べて格段に向上し、多くの太陽電池パネル25を設置するのに好適である。
設置状態においてコンクリートブロック31aからなる重錘体31の空間34は、重錘体31を載置したときに規制片15がのびる方向に貫通している。つまり、空間34が上下方向に貫通しているので、空間34に雨水が入ってもすぐに下に抜ける。このため支持金具11の状態を良好に保てる。
重錘体31として一対の底面32,33が面一であるコンクリートブロック31aからなる重錘体31を載置して、重錘体31の他方の底面33における空間34と反対側の端33aを設置面27に当接させて設置を行った場合には、一方の底面32を有する部分35が支持金具11を押さえつけながら支持金具11との一体性を保ち、他方の底面33を有する部分36が設置面27に対して直接食いつくので、強固な固定状態を得られる。しかも、下側の支持金具11aにのせた重錘体31と上側の支持金具11bにのせた重錘体31が傾く方向は相違するので、より強固な位置決めが行える。
以下、その他の例について説明する。この説明において、前述の構成と同一の部位については同一の符号を付してその詳しい説明を省略する。
図9は他の例に係る支持金具11の要部を示す。支持金具11の規制片15は、外方に傾斜する傾斜片15aを上端に有する。
この構成の支持金具11に対しては、重錘体31の嵌合がより簡単に行えるので、作業性を向上できる。
図10は1個の支持金具11に対して複数の重錘体31を固定する例を示している。つまり、設置箇所の環境条件、つまり風力などによって重さが必要な場合には、支持金具11に載置した重錘体31に対して別の重錘体31を添わせるように置いて、これらを一体化するとよい。一体化には、たとえば公知のスチール製や樹脂製の結束バンドや針金、紐などの適宜の結束具29を使用することができる。結束具29は図10に示したように空間34に通して結束したり、支持金具11に直接結束するとよい。
図11は重錘体31としてコンクリートブロック31aを用いた場合に、コンクリートブロック31aの向きを違えて設置した例を示している。すなわち、コンクリートブロック31aの貫通した複数の空間34を上下方向に向ける姿勢ではなく、複数の空間34が上下方向に並ぶ姿勢にして、コンクリートブロック31aの上下両端に現われる空間34のうち、下端の空間34に支持金具11の規制片15を差し込んでいる。この場合には、重心が高くなるので、必要であれば、仮想線で示したように適宜の結束具29を用いて重錘体31の上部と支持金具11の起立片14とを結束するとよい。
図12は接地片12を複数備えた支持金具11を示す斜視図である。より詳しくは、起立片14の表裏両側に接地片12を備えている。
この支持金具11は、重錘体31として用いるコンクリートブロック31aの空間34の位置にわせて規制片15を3個形成できるほどの幅広に形成され、起立片14の下部に2個の切欠き部14aを設けて、その先にそれぞれ接地片12と規制片15を備えている。幅方向両側の接地片12と規制片15はパネル固定部13の突出方向と反対の方向に向けて形成し、幅方向中間の接地片12と規制片15はパネル固定部13の突出方向と同一方向に向けて形成している。
このような構成の支持金具11では、前述と同様に太陽電池パネル25の設置が行われ、パネル固定部13と反対側にのびる接地片12に対しては、重錘体31を上から下ろして載置する。パネル固定部13と同一方向に延びる接地片12は、太陽電池パネル25の下方に位置することになるので、図12に実線で示した重錘体31のように貫通する複数の空間34が水平方向に並ぶ姿勢に置いた状態から仮想線矢印で示したように重錘体31を立てて、載置を行うとよい。
このように複数の接地片12を備えて複数の重錘体31をのせるように構成した場合には、複数の重錘体31同士を結束するなどの作業は不要である。
複数の接地片12は、起立片14の片側のみに複数備えてもよい。
11…太陽電池パネル支持金具
12…接地片
13…パネル固定部
14…起立片
15…規制片
16…凹部
17…アール部
21…太陽電池パネル支持構造
25…太陽電池パネル
27…設置面
31…重錘体
31a…コンクリートブロック
32,33…底面
32a…端
33a…反対側の端
34…空間
35,36…底面を有する部分

Claims (9)

  1. 太陽電池パネルが設置される設置面に接する接地片と、前記接地片から上方へ起立して太陽電池パネルを固定するパネル固定部が上端部に形成された起立片を有し、前記接地片には重錘体が載置される太陽電池パネル支持金具であって、
    前記重錘体として、離間配置された一対の底面と、これら底面間に挟まれて前記底面よりも上にのびる空間を有する重錘体が用いられ、
    前記接地片が、前記重錘体のいずれか一方の底面を支える大きさであるとともに、
    前記接地片における前記起立片と反対側の部位であり、且つ前記接地片に載置される前記重錘体の前記いずれか一方の底面の前記空間側の位置に対応する部位に形成されて上方に延び、前記重錘体を載置したときに前記空間内に差し込まれる規制片が形成され、
    前記接地片と前記起立片と前記規制片で形成されて、前記重錘体における前記いずれか一方の底面を有する部分が上から嵌る凹部を備えた
    太陽電池パネル支持金具。
  2. 前記起立片と前記規制片の間の隙間が、前記重錘体の前記いずれか一方の底面を有する部分と嵌合対応する大きさである
    請求項1に記載の太陽電池パネル支持金具。
  3. 前記接地片および前記起立片の間と前記接地片および前記規制片の間の内側の隅部に、前記重錘体の前記いずれか一方の底面の端を支えるアール部が形成された
    請求項1または請求項2に記載の太陽電池パネル支持金具。
  4. 前記接地片を複数備えた
    請求項1から請求項3のうちいずれか一項に記載の太陽電池パネル支持金具。
  5. 前記起立片の表裏両側に前記接地片を備えた
    請求項1から請求項4のうちいずれか一項に記載の太陽電池パネル支持金具。
  6. 請求項1から請求項5のうちいずれか一項に記載の太陽電池パネル支持金具の前記接地片に前記重錘体を載置して構成した
    太陽電池パネル支持構造。
  7. 前記重錘体がコンクリートブロックである
    請求項6に記載の太陽電池パネル支持構造。
  8. 前記重錘体の前記空間が、前記重錘体を載置したときに前記規制片がのびる方向に貫通している
    請求項6または請求項7に記載の太陽電池パネル支持構造。
  9. 前記重錘体として前記一対の底面が面一である重錘体を載置して、前記重錘体の他方の前記底面における前記空間と反対側の端を前記設置面に当接させた
    請求項8に記載の太陽電池パネル支持構造。
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