JP7256836B2 - 吸収性物品 - Google Patents
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Description
前記表面シートにおいて、複数の線状エンボス部が、各線状エンボス部の長手方向が同一方向を向くように間欠的に直列に配置された複数の第1エンボス列と、複数の線状エンボス部が、各線状エンボス部の長手方向が同一方向を向くように間欠的に直列に配置された複数の第2エンボス列とが形成されていることが好ましい。
第1エンボス列と第2エンボス列とが互いに交差していることが好ましい。
第1エンボス列及び第2エンボス列によって画成された凸部領域が形成されていることが好ましい。
第1エンボス列と第2エンボス列との交点に、前記凸部領域よりも密度が高い第1高密度領域が位置していることが好ましい。
前記中間シートにおいて、複数の融着部が形成されていることが好ましい。
平面視において、第1高密度領域と前記融着部とが少なくとも部分的に重なっていることが好ましい。
ナプキン1は、図1に示すように、着用者の前後方向に対応し、着用者の腹側から股間部を介して背側に延びる縦方向Xと、これに直交する横方向Yとを有している。ナプキン1は、縦方向Xにおいて、着用時に着用者の外陰部などの排泄部と対向配置される領域を含む排泄部対向領域Bと、該排泄部対向領域Bよりも縦方向X前側(着用者の腹側)に配される前方領域Aと、該排泄部対向領域Bよりも縦方向X後側(着用者の背側)に配される後方領域Cとを有し、その3つに区分される。
本実施形態のナプキン1において、一対のウイング部5W,5Wは、ナプキン1を横方向Yに二等分して縦方向Xに延びる縦中心線CLを基準として左右対称に形成されており、一方のウイング部5Wにおける前記前方側の付け根と他方のウイング部5Wのそれとは、縦方向Xにおいて同位置に存する。
本実施形態の中間シート7は、表面シート2及び吸収体4の双方と、接着剤、及び後述する圧搾溝8によって部分的に接合されている。
本実施形態の圧搾溝8は、前方領域Aから排泄部対向領域Bを介して後方領域Cまで縦方向Xに延在する環状の線状溝となっている。圧搾溝8は、縦中心線CLに対して線対称の形状を有している。圧搾溝8では、表面シート2、中間シート7及び吸収体4に関して、構成部材である各々の繊維の密度が、該圧搾溝8の周囲部の密度よりも高くなっている。このような圧搾溝8は、吸収体4の平面方向への体液の拡散を抑制して、ナプキン1の周囲から液漏れを効果的に防止することができる。
本実施形態の吸収体4は、繊維材料及び吸水性ポリマー41を含む吸収性シート40を構成部材として含んでいる。具体的には、第1吸収性シート40a及び第2吸収性シート40bの2枚の吸収性シート40を含み、これら吸収性シート40a,40bが複数層積層された積層構造を有している(図2参照)。吸収体4は、中央吸収部4aと、該中央吸収部4aの肌対向面を被覆する表面吸収部4bと、該中央吸収部4aの非肌対向面を被覆する裏面吸収部4cとを有し、これら各吸収部4a,4b,4cは、第1吸収性シート40a及び第2吸収性シート40bが折り畳まれることによって形成されている。第1吸収性シート40aは、その縦方向Xに沿う両側部が、非肌対向面側に折り返した状態で折り畳まれることによって、二層構造を有する中央吸収部4aを形成している。また、第2吸収性シート40bは、その縦方向Xに沿う両側部が、非肌対向面側に折り返した状態で且つ中央吸収部4aの外面を被覆するように折り畳まれることによって、表面吸収部4b及び裏面吸収部4cそれぞれを形成している。第2吸収性シート40bにおいて、中央吸収部4aの肌対向面を被覆する部分(層)が表面吸収部4bを構成し、該中央吸収部4aの非肌対向面を被覆する部分(層)が裏面吸収部4cを構成している。
第1エンボス列11は、複数の線状エンボス部15が、各線状エンボス部15の長手方向が同一方向を向くように間欠的に直列に配置されて構成されている。すなわち、第1エンボス列11は、該エンボス列11において隣り合う線状エンボス部15どうし間が離間した不連続線となっている。
第2エンボス列12は、互いに平行に多数本形成されている。本実施形態の表面シート2では、平行して隣り合う第2エンボス列12,12間の間隔が一定である。
本実施形態の表面シート2において、平行して隣り合う第1エンボス列11,11間の間隔と、平行して隣り合う第2エンボス列12,12間の間隔とは同じ長さである。
図3に示す第1エンボス列11は、右上から左下へ向かって直線状に延びており、第2エンボス列12は、左上から右下へ向かって直線状に延びている。すなわち、第1方向は右上から左下へ向かう斜め方向であり、第2方向は左上から右下へ向かう斜め方向である。
また、表面シート2の肌対向面において各線状エンボス部15,16は、各凸部領域14に対して相対的に凹部になっている〔図4(b)参照〕。
後述する体液の移行性をより向上させる観点から、第1高密度領域13における密度は、凸部領域14における密度に対して好ましくは1.5倍以上4.0倍以下、より好ましくは2.0倍以上3.0倍以下である。
密度Dx(g/cm3)=(B1×0.0001)/(Tx×0.1)・・・(1)
また、厚みTxの求め方について説明する。まずは、表面シート2の第1高密度領域13及び凸部領域14それぞれの断面を、光学顕微鏡(例えば、株式会社キーエンス製VHX-6000)を用いて100倍率で拡大観察し、その領域における最大厚みを測定する。斯かる測定を、測定箇所が異なる5箇所で実施し、測定した合計5箇所の最大厚みの算術平均値を、厚みTxとする。
後述する第2高密度領域71の密度も、上記と同様の方法により測定する。
本実施形態においては、第1エンボス列11を構成する線状エンボス部15どうし間の間隔と、第2エンボス列12を構成する線状エンボス部16どうし間の間隔とは同じ長さである。
本実施形態の融着部70は、平面視においてひし形の形状を有している。融着部70の形状は特に制限されず、三角形、四角形、六角形等の多角形状や、円形、楕円形、星形等の任意の形状とすることができる。
融着部70の形成をより容易にする観点から、中間シート7は、前述した熱融着性繊維を含有することが好ましい。
また、ナプキン1において、第1高密度領域13と少なくとも部分的に重なった融着部70と、第1高密度領域13と重なっていない融着部70とが併存していてもよい。図6では、第1高密度領域13と融着部70とが少なくとも部分的に重なった位置を、符号10で示す。
融着部重なり面積率は、以下の方法により測定される。
ナプキン1から表面シート2及び中間シート7を、両者が重なった状態で取り出す。取り出した表面シート2について、任意の第1高密度領域13を1個選択し、該高密度領域13の中心、及び中間シート7における該高密度領域13の中心と平面視で重なっている箇所を、各々ボールペン等を用いて目印を付ける。次に、表面シート2について、目印が視野角の中心付近に位置するように光学顕微鏡(例えば、キーエンス株式会社製VHX-6000)を用いて観察し、観察画像Aを撮影する。倍率は40倍とする。観察画像において、目印がついた第1高密度領域を画成する、第1エンボス列11の2つの線状エンボス部15と、第2エンボス列12の2つの線状エンボス部16との端部に接する第1高密度領域を表す真円を描写して、観察画像Aを保存する。また、真円の描写は、ソフト名「VHX-6000 Software」にデフォルトで実装されている円形描写ツールを用いた画像処理により行う。次に、中間シート7についても、前記目印を付けた箇所が視野角の中心付近に位置するように、表面シート2と同様の方法で観察し、観察画像Bを撮影する(倍率40倍)。次に、ソフト名「Adobe Photoshop Elements ver 9」を用いて、各々の目印が重なるように、観察画像Bの上に、不透明度を調整した観察画像Aを重ねて、合成画像を作成して保存する。なお、観察画像A中の真円が見え、且つ観察画像B中の融着部70が、観察画像Aを重ねた後でも目視で認識可能となるように、適宜、前記不透明度の値を調整する。また、観察画像B中の融着部70の視認性を高めるために、デフォルトで実装されている色調補正ツールを用いてもよい。作成した合成画像において、第1高密度領域13と融着部70とが重なる面積を測定し、さらに該重なる面積を、該合成画像における第1高密度領域13の面積で除した値の百分率を算出する。同様の操作を異なる箇所で計10回行い、その算術平均値を「融着部重なり面積率」とする。
第1エンボス列11における線状エンボス部15の長さは、好ましくは3.0mm以上30mm以下、より好ましくは5.0mm以上20mm以下である。
第2エンボス列12における線状エンボス部16の長さは、好ましくは3.0mm以上30mm以下、より好ましくは5.0mm以上20mm以下である。
線状エンボス部15,16の幅は、好ましくは0.2mm以上3.0mm以下、より好ましくは0.5mm以上2.0mm以下である。
上記の効果をより確実に奏させる観点から、第1高密度領域13及び融着部70の各面積は以下の範囲内であることが好ましい。斯かる面積は、1個当たりの第1高密度領域13の面積、及び1個当たりの融着部70の面積である。
凸部領域14の面積は、融着部70の面積に対して好ましくは100倍以上400倍以下、より好ましくは150倍以上350倍以下である。
融着部70の面積は、好ましくは0.10mm2以上4.00mm2以下、より好ましくは0.20mm2以上2.00mm2以下である。
凸部領域14の面積は、好ましくは20mm2以上150mm2以下、より好ましくは50mm2以上100mm2以下である。
第1高密度領域13で吸収する体液の量を低減して、拡散抑制効果をより向上させる観点から、平面視において、凸部領域14と複数の融着部70とが重なっていることが好ましい。
第1高密度領域13の最大長さL3は、第1エンボス列11を構成する線状エンボス部15どうし間の間隔、又は第2エンボス列12を構成する線状エンボス部16どうし間の間隔であり、両者の間隔が異なる場合は長い方の間隔である(図3参照)。
隣り合う融着部70どうしの間隔は、縦方向Xに隣り合う融着部70間の間隔L5(図5参照)、及び横方向Yに隣り合う融着部70間の間隔L6(図5参照)のうち、長い方の間隔である。融着部70が後述する第2高密度領域71に画成されている場合、当該間隔は、第2高密度領域71の幅を含まない長さである。
隣り合う融着部70どうしの間隔は、第1高密度領域13の最大長さL3(図3参照)に対して、好ましくは0.5倍以上5.0倍以下、より好ましくは1.0倍以上3.0倍以下である。
隣り合う融着部70どうしの間隔は、好ましくは0.50mm以上3.00mm以下、より好ましくは1.00mm以上2.50mm以下である。
第1高密度領域13の最大長さL3(図3参照)は、好ましくは1.0mm以上6.0mm以下、より好ましくは2.0mm以上4.0mm以下である。
ナプキン1から取り出した中間シート7を、縦方向X92mm及び横方向Y62mmの大きさに切り出し、これを測定片とする。この測定片の肌対向面を、顕微鏡(Anmo Electronics社製、Dino-Lite R&Dセット)を用いて観察し、その観察画像を撮影する。倍率は50.0±1倍とする。観察画像において、融着部70を任意で10箇所選択し、それぞれの横方向Yの最大長さを測定し、該最大長さの平均値を求め、これをW1とする。測定は、ソフト名「DinoCapture ver.2.0」にデフォルトで実装された二点間測定ツールを用いた画像処理により行う。
次いで、2枚のキムワイプ(登録商標)(日本製紙クレシア株式会社製、S-200)を二つ折りにし、その上に、測定片を、肌対向面側が上になるように載せ、さらに該測定片上に楕円状の円筒プレート(長軸50mm、短軸23mm)を、その長軸が縦方向Xと平行になるように載せる。次いで、1000gの水に10gの食用赤色2号(保土谷化学工業株式会社製、食用赤色2号)を混合して着色液を調製し、円筒プレートに該着色液を6g注入して、該着色液を測定片に吸収させる。斯かる吸収後、すなわち円筒プレート内で測定片の全表面が視認されてから3秒間後、旭化成株式会社製のサランラップ(登録商標)上に測定片を載せ、顕微鏡を用いて、測定片における着色液を注入した面を観察し、その観察画像を撮影する。倍率は50.0±1倍とする。観察画像において、着色液を吸収した部分は赤く染色される一方、着色液を吸収しない部分(融着部70)は白く残る。この白く残った部分(融着部70)を任意で10箇所選択し、それぞれの横方向Yの最大長さを測定して、該最大長さの平均値を求め、これをW2とする。測定は、W1と同様に前記の画像処理により行う。観察画像において、1個の融着部70における白く残った部分内に赤い染色部分があった場合、該染色部分を含めて横方向Yの最大長さを測定する。
第2高密度領域71は、中間シート7の構成繊維が繊維形態を維持するものの、該構成繊維の一部が溶融固化した部分となっている。これにより、第2高密度領域71は、融着部70以外の部分よりも密度が高い。
移行促進効果をより向上させる観点から、第2高密度領域71における密度は、融着部70以外の部分における密度に対して好ましくは1.5倍以上5.0倍以下、より好ましくは2.0倍以上3.0倍以下である。
前記構成において、第1高密度領域13は、第2高密度領域71のみと部分的に重なっていてもよく、融着部70及び第2高密度領域71の双方と部分的に重なっていてもよい。
高密度領域重なり面積率は、以下の方法により測定される。
前述した<融着部重なり面積率>と同様の方法により、各々の目印が重なるように、観察画像Bの上に、不透明度を調整した観察画像Aを重ねた合成画像を作成する。その際、観察画像A中の真円が見え、かつ観察画像B中の第2高密度領域71が、観察画像Aを重ねた後でも目視で認識可能となるように、適宜、不透明度の値を調整する。また、観察画像B中の第2高密度領域71の視認性を高めるために、デフォルトで実装されている色調補正ツールを用いてもよい。作成した合成画像において、第1高密度領域13と第2高密度領域71とが重なる面積を測定し、該重なる面積を、該合成画像における第1高密度領域13の面積で除した値の百分率を算出する。同様の操作を異なる箇所で計10回行い、その算術平均値を「高密度領域重なり面積率」とする。
本実施形態の圧搾溝8は、縦方向Xに延びる環状の溝である。斯かる圧搾溝8では、その環状形状の内外に、第1高密度領域13と第2高密度領域71とが少なくとも部分的に重なった領域が複数存在していることがより好ましい。
第2高密度領域71の幅W5(図5参照)は、第1高密度領域13の最大長さL3(図3参照)に対して好ましくは0.02倍以上0.25倍以下、より好ましくは0.05倍以上0.15倍以下である。
第2高密度領域71の幅W5(図5参照)は、好ましくは0.05mm以上0.30mm以下、より好ましくは0.10mm以上0.20mm以下である。
第2高密度領域71の幅W5は、以下の方法で測定される。
中間シート7を、顕微鏡を用いて拡大観察し(倍率200倍)、第2高密度領域71の幅W5を測定する。測定は、任意で選択した10箇所の第2高密度領域71について行い、その平均値を第2高密度領域71の幅W5とする。観察視野内において、第2高密度領域71は、融着部70を画成する領域であって、該第2高密度領域71以外の部分よりも構成繊維間の空隙が少ない領域として確認できる。具体的には、第2高密度領域71は、構成繊維が他の部分よりも高密度化しているので、該他の部分よりも白い領域として確認できる。また、融着部70は、構成繊維が溶融してフィルム化した領域であるので、観察視野内において第2高密度領域71よりも暗い領域(灰色の領域)として確認できる。このように、観察視野内の構成繊維間の空隙(黒い領域)や、明暗(白又は灰色)によって、融着部70、第2高密度領域71、及びその他の部分を区別できる。
上記の効果をより向上させる観点から、表面シートは、非肌対向面が平坦であることが好ましい。
表面シート2と中間シート7との前記接合は、接着剤等の公知の接合手段を用いることができる。前記接合に接着剤を用いる場合、ストライプ状又はスパイラル状等といった、接着剤の非塗工部が生じるパターンで該接着剤を塗工することが好ましい。
上記と同様の観点から、第2高密度領域71における密度は、第1高密度領域13における密度に対して好ましくは120%以上500%以下、より好ましくは200%以上300%以下である。
表面シート2の坪量は、好ましくは15g/m2以上40g/m2以下、より好ましくは20g/m2以上30g/m2以下である。
中間シート7の坪量は、好ましくは18g/m2以上45g/m2以下、より好ましくは25g/m2以上35g/m2以下である。
表面シート2、裏面シート3としては、生理用ナプキン等の吸収性物品に従来使用されている各種のものを特に制限なく用いることができる。表面シート2としては液透過性シートが好ましく、例えば、公知の各種製法により製造された単層又は多層構造の不織布等が挙げられる。裏面シート3としては液不透過性シートが好ましく、例えば、樹脂フィルム、樹脂フィルムと不織布とのラミネートシート等が挙げられ、該樹脂フィルムは透湿性でもよい。なお、裏面シート3に関し、液不透過性とは、液を全く通さない性質と、少量ではあるが液を通す性質(液難透過性)との両方を含む概念である。裏面シート3は撥水性を有していてもよい。
サイドシート6としては液不透過性シートが好ましく、例えば、裏面シート3として使用可能なものを用いることができる。
中間シート7としては液透過性シートが好ましく、表面シート2として使用可能なものを用いることができる。
中間シート7は、エアスルー不織布からなる連続シートを、一対のロールを備えたヒートエンボス装置に導入してヒートエンボス加工を行うことにより製造する。前記一対のロールは、一方は、ひし形のエンボス用凸部が周面に形成されたエンボスロールであり、他方は、平滑な周面を有し、該エンボスロールに対向配置されたフラットロールである。ヒートエンボス加工は、エアスルー不織布からなる連続シートを、エンボスロールのエンボス用凸部とフラットロールの平滑な周面との間で加圧し圧縮することにより行う。融着部70は、連続シートにおいてエンボス用凸部の加圧面と接触した部分が融着することにより形成され、第2高密度領域71は、エンボス用凸部の周縁に沿って形成される。
前記エンボス用凸部の加熱温度は、好ましくは125℃以上160℃以下、より好ましくは125℃以上145℃以下、さらに好ましくは130℃以上140℃以下である。
一対のロール間において連続シートに加える加圧力は、好ましくは2.9MPa以上8.8MPa以下、より好ましくは4.9MPa以上7.8MPa以下である。
表面シート2と該中間シート7とを、接着剤を用いて接合する場合、第1高密度領域13と第2高密度領域71とが少なくとも部分的に重なる位置において、接着剤を塗工することが好ましい。
図7に示す表面シート2の肌対向面には、複数の第1エンボス列11と複数の第2エンボス列12とが形成されている。
第1エンボス列11は、直線状の第1線状エンボス部15aと、第1線状エンボス部15aよりも短い直線状の第2線状エンボス部15bとが交互に且つ直列に配置されている。第1エンボス列11は、該エンボス列11において隣り合う第1線状エンボス部15aと第2線状エンボス部15bとの間が離間した不連続線となっている。
また、本実施形態の表面シート2では、平行して隣り合う第2エンボス列12,12間の間隔が狭い箇所と広い箇所が交互に配されている。すなわち、複数本の第2エンボス列12において、平行して隣り合う線状エンボス部16a,16b間の間隔が広い箇所と該間隔が狭い箇所とが存在している。
本実施形態の表面シート2では、平面視において、大凸部領域14a及び小凸部領域14dそれぞれが、ひし形となっており、中凸部領域14b,14cが、平行四辺形となっている。
大凸部領域14a、中凸部領域14b,14c、及び小凸部領域14dの3種類の領域は、第1高密度領域13を介して縦方向X又は横方向Yに隣り合っている。
例えば、表面シートは上層と下層とからなる二層構造を有していてもよく、単層構造を有していてもよい。
また、表面シート2おける線状エンボス部のパターンは図3に示すものに限られず、例えば三角形や六角形の凸部領域が形成されるパターンで線状エンボス部を形成してもよい。
また、上述した実施形態における吸収体4は、吸収性シート40a,40bからなるものであったが、これに代えて、繊維材料及び吸水性ポリマーを含む吸収性コアと、該吸収性コアの表面を被覆するコアラップシートとを含んで構成されたものであってもよい。斯かる吸収性コアは、繊維材料及び吸水性ポリマーの積繊体からなる。
<1>
吸収体と、該吸収体よりも肌対向面側に配された表面シートと、該吸収体及び該表面シート間に配された中間シートとを備えた、吸収性物品であって、
前記表面シートにおいて、
複数の線状エンボス部が、各線状エンボス部の長手方向が同一方向を向くように間欠的に直列に配置された複数の第1エンボス列と、複数の線状エンボス部が、各線状エンボス部の長手方向が同一方向を向くように間欠的に直列に配置された複数の第2エンボス列とが形成されており、
第1エンボス列と第2エンボス列とが互いに交差しており、
第1エンボス列及び第2エンボス列によって画成された凸部領域が形成されており、
第1エンボス列と第2エンボス列との交点に、前記凸部領域よりも密度が高い第1高密度領域が位置しており、
前記中間シートにおいて、複数の融着部が形成されており、
平面視において、第1高密度領域と前記融着部とが少なくとも部分的に重なっている、吸収性物品。
前記中間シートにおいて、前記融着部以外の部分よりも密度が高い第2高密度領域が形成されており、前記融着部は、第2高密度領域によって画成されており、
平面視において、第1高密度領域と第2高密度領域とが少なくとも部分的に重なっている、前記<1>に記載の吸収性物品。
<3>
前記表面シートは、非肌対向面が平坦であり、
平面視において、第1高密度領域と第2高密度領域とが少なくとも部分的に重なる位置において、前記表面シートと前記中間シートとが接合されている、前記<2>に記載の吸収性物品。
<4>
前記第1高密度領域は、前記第2高密度領域よりも密度が低い、前記<2>又は<3>に記載の吸収性物品。
<5>
前記第2高密度領域における密度は、前記第1高密度領域における密度に対して120%以上500%以下である、前記<4>に記載の吸収性物品。
<6>
前記表面シートと前記中間シートとが一体的に圧密化された圧搾溝を有しており、
前記圧搾溝近傍に、第1高密度領域と第2高密度領域とが少なくとも部分的に重なった領域が複数存在している、前記<2>~<5>のいずれか1に記載の吸収性物品。
<7>
前記凸部領域の面積が前記融着部の面積よりも大きく、
平面視において、前記凸部領域と複数の前記融着部とが重なっている、前記<1>~<6>のいずれか1に記載の吸収性物品。
<8>
前記凸部領域の面積は、前記融着部の面積に対して100倍以上400倍以下である、前記<7>に記載の吸収性物品。
<9>
着用者の前後方向に対応する縦方向と、これに直交する横方向とを有しており、
液吸収前における前記融着部の前記横方向の最大長さをW1、液吸収後における前記融着部の前記横方向の最大長さをW2としたとき、W1に対するW2の百分率(W2/W1)が80%以上である、前記<1>~<8>のいずれか1に記載の吸収性物品。
<10>
前記融着部がひし形の形状を有しており、
隣り合う前記融着部どうしの間隔が、第1高密度領域の最大長さよりも小さい、前記<1>~<9>のいずれか1に記載の吸収性物品。
着用者の前後方向に対応する縦方向と、これに直交する横方向とを有しており、
前記表面シートは、前記凸部領域として、面積が相違する3種類の領域を有し、
最も面積が大きい領域を大凸部領域、次に面積が大きい領域を中凸部領域、最も面積が小さい領域を小凸部領域としたとき、該大凸部領域及び該小凸部領域それぞれはひし形となっており、該中凸部領域は平行四辺形となっており、
これら3種類の領域は、第1高密度領域を介して前記縦方向又は前記横方向に隣り合っている、前記<1>~<10>のいずれか1に記載の吸収性物品。
<12>
第1高密度領域における密度は、前記凸部領域における密度に対して1.5倍以上4.0倍以下である、前記<1>~<11>のいずれか1に記載の吸収性物品。
<13>
第1高密度領域と前記融着部とが重なった部分の面積率は15%以上45%以下である、前記<1>~<12>のいずれか1に記載の吸収性物品。
<14>
前記中間シートにおける前記融着部の面積率は12%以上40%以下である、前記<1>~<13>のいずれか1に記載の吸収性物品。
実施例1では、下記の繊維S1~S3を用いて、図7に示す表面シート2を製造した。斯かる表面シート2は、上層及び下層からなる二層構造を有するものであった。繊維S1及び繊維S2を1:1の質量比で混合して上層を作製し、繊維S3を用いて下層を作製した。これら上層及び下層を重ねた積層体に対し、上層側からエンボス加工を施した。このようにして、エンボス列11,12、大凸部領域14a、中凸部領域14b,14c、小凸部領域14d、及び第1高密度領域13が形成された表面シート2を製造した。得られた表面シート2の諸元を表1に示す。
繊維S1:熱伸長性の芯鞘型複合繊維(繊度2.4dtex、芯部ポリプロピレン/鞘部ポリエチレン)
繊維S2:熱融着性繊維〔繊度2.4dtex、芯部ポリエチレンテレフタレート/鞘部ポリエチレン〕
繊維S3:熱融着性繊維〔繊度1.8dtex、芯部ポリエチレンテレフタレート/鞘部ポリエチレン〕
繊維S4:熱融着性繊維〔繊度2.2dtex、芯部ポリエチレンテレフタレート/鞘部ポリエチレン〕
中間シートの製造条件として、一対のロールを備えたヒートエンボス装置におけるエンボス用凸部の加熱温度を130℃、不織布に加える加圧力を4.9MPaとした点以外は、実施例1と同様の方法で、表面シート2と中間シート7とを製造した。実施例2の表面シート2及び中間シート7の諸元を表1に示す。
横方向Yに延びる横長のひし形形状を有する融着部70を形成した点、さらには中間シートの製造条件として、一対のロールを備えたヒートエンボス装置におけるエンボス用凸部の加熱温度を136℃、不織布に加える加圧力を7.6MPaとした点以外は、実施例1と同様の方法で、表面シート2と中間シート7とを製造した。実施例3の表面シート2及び中間シート7の諸元を表1に示す。
隣り合う融着部70どうしの間隔と融着部70の1個の大きさとが実施例2と異なり、且つ横方向Yに延びる横長のひし形形状を有する融着部70を形成した点、さらには中間シートの製造条件として、一対のロールを備えたヒートエンボス装置におけるエンボス用凸部の加熱温度を158℃、不織布に加える加圧力を3.2MPaとした点以外は、実施例2と同様の方法で、表面シート2と中間シート7とを製造した。実施例4の表面シート2及び中間シート7の諸元を表1に示す。
第1高密度領域13を形成せず、2本の交差するエンボス列を格子状に多数本形成した点以外は、実施例1と同様の方法で表面シート2を製造した。また、中間シートの製造条件として、一対のロールを備えたヒートエンボス装置におけるエンボス用凸部の加熱温度を120℃、不織布に加える加圧力を4.9MPaとした点、及び融着部70の面積率を変更した点以外は、実施例1と同様の方法で中間シートを製造した。比較例1の表面シート2及び中間シート7の諸元を表1に示す。
各実施例及び比較例のナプキンを生理用ショーツに固定し、これを人体の動的モデルに装着した。人体の動的モデルとしては、両脚を歩行運動させることが可能な可動式女性腰部モデルを用いた。動的モデルの歩行動作を開始させ、歩行動作開始より1分後に、液排泄点より3gの脱繊維馬血(株式会社日本バイオテスト研究所製)を15秒間かけて注入した(1回目)。脱繊維馬血は、日本バイオテスト(株)製脱繊維馬血で且つ液温25℃における粘度が24cpに調整されたものであり、また、その粘度は、東機産業株式会社製TVB‐10M形粘度計において、ロータ名称L/Adp(ロータコード19)のロータで回転速度12rpmにて測定した場合の粘度であった。更に1回目の繊維馬血注入終了時点から3分後に、3gの脱繊維馬血を15秒間かけて更に注入した(2回目)。2回目の注入が終了した直後、動的モデルの歩行動作を停止させて、生理用ショーツからナプキンを剥がし、該ナプキンを平らな面に静置させた。そして、ナプキンにおける表面シート2上の染色部分の面積(脱繊維馬血の拡散面積)を測定し、これを表面シートにおける液拡散面積とした。斯かる面積が小さいほど、拡散抑制効果及び移行促進効果が高いことが判る。測定結果を表1に示す。
また、実施例1~4の対比から、融着部重なり面積率、高密度領域重なり面積率、又は圧搾溝近傍における高密度領域重なり面積率を高めることが、拡散抑制効果及び移行促進効果の向上に有効であることが示された。
2 表面シート
3 裏面シート
4 吸収体
6 サイドシート
7 中間シート
11,12 エンボス列
13 第1高密度領域
14 凸部領域
15,16 線状エンボス部
40 吸収性シート
70 融着部
71 第2高密度領域
X 縦方向
Y 横方向
Z 厚み方向
Claims (5)
- 吸収体と、該吸収体よりも肌対向面側に配された表面シートと、該吸収体及び該表面シート間に配された中間シートとを備えた、吸収性物品であって、
前記表面シートにおいて、
複数の線状エンボス部が、各線状エンボス部の長手方向が同一方向を向くように間欠的に直列に配置された複数の第1エンボス列と、複数の線状エンボス部が、各線状エンボス部の長手方向が同一方向を向くように間欠的に直列に配置された複数の第2エンボス列とが形成されており、
第1エンボス列と第2エンボス列とが互いに交差しており、
第1エンボス列及び第2エンボス列によって画成された、構成繊維をその厚み方向全体に含む凸部領域が形成されており、
第1エンボス列と第2エンボス列との交点に、前記凸部領域よりも密度が高い第1高密度領域が位置しており、
前記複数の線状エンボス部は、前記表面シートのみに形成されており、
前記中間シートにおいて、複数の融着部が形成されており、
平面視において、前記第1高密度領域と前記融着部とが少なくとも部分的に重なっており、
前記中間シートにおいて、前記融着部以外の部分よりも密度が高い第2高密度領域が形成されており、
前記融着部は、前記第2高密度領域によって画成されており、
平面視において、前記第1高密度領域と前記第2高密度領域とが少なくとも部分的に重なっており、
前記表面シートは、非肌対向面が平坦であり、
平面視において、前記第1高密度領域と前記第2高密度領域とが少なくとも部分的に重なる位置において、接着剤により前記表面シートと前記中間シートとが接合されており、 前記第1高密度領域は、第1エンボス列において前記交点を挟んで隣り合う2つの線状エンボス部の端部、及び第2エンボス列において該交点を挟んで隣り合う2つの前記線状エンボス部の端部に接する真円の領域であり、
前記第1高密度領域と前記融着部とが重なった部分の面積率は15%以上45%以下である、吸収性物品。 - 前記表面シートと前記中間シートとが一体的に圧密化された圧搾溝を有しており、
前記圧搾溝近傍に、前記第1高密度領域と前記第2高密度領域とが少なくとも部分的に重なった領域が複数存在している、請求項1に記載の吸収性物品。 - 前記凸部領域の面積が前記融着部の面積よりも大きく、
平面視において、前記凸部領域と複数の前記融着部とが重なっている、請求項1又は2に記載の吸収性物品。 - 着用者の前後方向に対応する縦方向と、これに直交する横方向とを有しており、
液吸収前における前記融着部の前記横方向の最大長さをW1、液吸収後における前記融着部の前記横方向の最大長さをW2としたとき、W1に対するW2の百分率(W2/W1)が80%以上である、請求項1~3のいずれか1項に記載の吸収性物品。 - 着用者の前後方向に対応する縦方向と、これに直交する横方向とを有しており、
前記表面シートは、前記凸部領域として、面積が相違する3種類の領域を有し、
最も面積が大きい領域を大凸部領域、次に面積が大きい領域を中凸部領域、最も面積が小さい領域を小凸部領域としたとき、該大凸部領域及び該小凸部領域それぞれはひし形となっており、該中凸部領域は平行四辺形となっており、
これら3種類の領域は、前記第1高密度領域を介して前記縦方向又は前記横方向に隣り合っている、請求項1~4のいずれか1項に記載の吸収性物品。
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